JPH0734335B2 - 碍子洗浄装置の異常診断装置 - Google Patents

碍子洗浄装置の異常診断装置

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JPH0734335B2
JPH0734335B2 JP27092689A JP27092689A JPH0734335B2 JP H0734335 B2 JPH0734335 B2 JP H0734335B2 JP 27092689 A JP27092689 A JP 27092689A JP 27092689 A JP27092689 A JP 27092689A JP H0734335 B2 JPH0734335 B2 JP H0734335B2
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健司 川井
康明 大畑
好忠 加藤
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NGK Insulators Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主として無人変電所の碍子洗浄装置に組み込
んでその故障発生を自己診断させることができる碍子洗
浄装置の異常診断装置に関するものである。
(従来の技術) 海からの塩風の影響のある変電所の多くは露出した碍子
の絶縁性を高く保つために碍子洗浄装置を備えており、
定期的にあるいは塩分付着量が許容限界に達する前に清
水で碍子の活線洗浄を行っている。このような碍子洗浄
装置の運転及び保守管理はこれまではほとんど変電所に
勤務している所員の手によって行われてきた。ところが
最近では変電所内の多くの機器が遠隔制御可能となり、
変電所内のすべての機器の運転を遠く離れた制御所で集
中監視、制御して変電所を常時は無人とする省人化が広
く行われている。このため碍子洗浄装置もこのような無
人化に対応して、碍子への付着塩分量の測定、風の状況
に応じた洗浄方法のプログラム選択等を自動化し、無人
運転あるいは離れた制御所からの指令で運転できるよう
になってきている。
そこで最近では碍子洗浄装置にも運転が正常に行われて
いるか否かを自動的に判断するための異常検出機能が組
み込まれている。このための従来の監視項目は、ポンプ
の吐出圧、ポンプ駆動用モータの電流値、洗浄水の固有
抵抗値、貯水タンク内の残水位、制御盤のシーケンスの
進行状況等であり、これらの監視項目の何れかが規格値
を外れると直ちに装置を停止させるとともに、アラーム
信号を制御所に送って故障発生を知らせるようになって
いる。
ところが、送水管路の途中に設けられたストレーナが詰
まりノズルからの放水が妨げられたような場合や、管路
の一部が破損して著しい漏水のある場合等には、ポンプ
の吐出圧、ポンプ駆動用モータの電流値は多少は変化す
るものの、これらの値についての許容値は洗浄区画(洗
浄対象となる碍子設置区画)の大小による差を見込んだ
大きい幅を持たせて設定されているため、なかなか異常
を発見できないおそれがある。特に碍子洗浄装置に使用
されている渦巻き式のポンプは流量が変化してもポンプ
の吐出圧やポンプ駆動用モータの電流値は大きくは変化
しない特性を持つため、上記のような異常の検出が困難
であるという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、スト
レーナの目詰まりや管路からの漏水のような従来のシス
テムによっては検出が困難であった異常をも正確に自動
的に検出し、制御所に知らせることができる碍子洗浄装
置の異常診断装置を提供するためになされたものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、貯水タ
ンク内の水をポンプにより送水管内の圧送し、送水管の
先端のノズルから碍子に向かって放水する碍子洗浄装置
のポンプの一次側又は二次側に流量計を取り付け、この
流量計に流量信号の経時的な変化を記憶することによっ
て異常な流量変化を発見する機能を備えた演算処理装置
を接続したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
第1図において、(1)は貯水タンク、(2)は貯水タ
ンク(1)内の水を送水管(3)内に圧送するための渦
巻き式のポンプ、(4)はポンプ駆動用のモータ、
(5)はポンプ(2)の吐出側に設けられた主弁であ
る。また、(6)はストレーナ(7)を備えた区画弁で
あり、送水管(3)はこの区画弁(6)の手前側の部分
から複数の区画に分岐され、分岐された送水管(3)の
先端のノズル(8)から碍子(9)に向かって放水が行
われる構造となっている。
(10)は制御盤であり、従来と同様に貯水タンク(1)
内の水位計や水質計(11)からの信号、ポンプ(2)の
吐出側に取り付けられた水圧計(12)からの信号、ポン
プ駆動用のモータ(4)に取り付けられた電流計(13)
からの信号等を監視しているが、実施例においてはこれ
らの従来からの監視項目の他に、ポンプ(2)の主弁
(5)の二次側に流量計(14)を取り付け、碍子洗浄運
転中にこの部分を流れる水の流量信号をも検出する。そ
して流量計(14)から取り出された流量信号は、制御盤
(10)に付設された演算処理装置(15)に入力される。
この演算処理装置(15)は後述するように、流量計(1
4)から取り出された流量信号の経時的な変化を記憶す
ることにより異常な流量変化を発見する機能を備えたも
のである。なお流量計(14)としては流速を測定して流
量をアウトプットする形式のものでよい。また実施例で
は流量計(14)を主弁(5)の二次側に取り付けたが、
ポンプ(2)の一次側に取り付けてもさしつかえない。
(作用) このように構成された本発明の碍子洗浄装置の異常診断
装置は、ポンプ(2)の一次側又は二次側に流量計(1
4)を取り付けて流量信号を検出するようにしたので、
送水管路(3)の途中に設けられたストレーナ(7)が
詰まりノズル(8)からの放水が妨げられたような場合
や、送水管路(3)の一部が破損して漏水を生じたよう
な場合にもこれらの異常を流量の変化として確実に捉え
ることができる。そして流量計(14)に接続された演算
処理装置(15)は予め記憶させてある標準流量と比較
し、設定値以上の差が生じた場合には異常信号を発す
る。しかし流量信号が異常を示した場合でもその他の監
視項目が正常である場合には、初期段階の異常であるの
で直ちに装置を停止させる必要はない。特にこのような
ストレーナ(7)の目詰まりや漏水は長期間に徐々に変
化して行くものであるため、演算処理装置(15)は瞬間
的に判断を行うものではなく、流量信号の経時的な変化
を記憶することによりその変化が正常か否かを自己診断
する。そして異常な流量変化が認められたときには演算
処理装置(15)は制御所へその旨の信号を自動送信し
て、修理点検を要請する。
このように本発明によれば、従来は初期の段階では発見
が不可能に近かったストレーナ(7)の目詰まりや漏水
等を流量変化として確実に検出することが可能となり、
演算処理装置(15)により自己診断した結果を制御所へ
自動的に知らせることができる。従って無人の変電所に
設置された碍子洗浄装置の異常を従来よりも早期にしか
も確実に発見することが可能となる。
(発明の効果) 本発明は以上に説明したように、ポンプの一次側又は二
次側に新たに設置した流量計と演算処理装置とによっ
て、ストレーナの目詰まりや管路からの漏水のような従
来のシステムによっては検出が困難であった異常をも正
確に自動的に検出し、制御所に知らせることができるも
のであるから、従来の問題点を解決した碍子洗浄装置の
異常診断装置として、産業の発展に寄与するところは極
めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を説明する配管系統図である。 (1):貯水タンク、(2):ポンプ、(3):送水
管、(5):主弁、(8):ノズル、(9):碍子、
(14):流量計、(15):演算処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯水タンク(1)内の水をポンプ(2)に
    より送水管(3)内に圧送し、送水管(3)の先端のノ
    ズル(8)から碍子(9)に向かって放水する碍子洗浄
    装置のポンプ(2)の一次側又は二次側に流量計(14)
    を取り付け、この流量計(14)に流量信号の経時的な変
    化を記憶することによって異常な流量変化を発見する機
    能を備えた演算処理装置(15)を接続したことを特徴と
    する碍子洗浄装置の異常診断装置。
JP27092689A 1989-10-18 1989-10-18 碍子洗浄装置の異常診断装置 Expired - Fee Related JPH0734335B2 (ja)

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