JPH0734367A - 高耐熱性繊維製緩衝材及びその製造方法 - Google Patents
高耐熱性繊維製緩衝材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0734367A JPH0734367A JP6124673A JP12467394A JPH0734367A JP H0734367 A JPH0734367 A JP H0734367A JP 6124673 A JP6124673 A JP 6124673A JP 12467394 A JP12467394 A JP 12467394A JP H0734367 A JPH0734367 A JP H0734367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- cushioning material
- fibers
- resistant fiber
- high heat
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- Withdrawn
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- Laminated Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】セラミックファイバーとアラミド繊維とを混綿
した後、ニードルパンチング処理した層を2枚以上積層
して、再度ニードルパンチング処理した、アルミニウム
圧延製品の焼鈍用緩衝材である。 【効果】セラミックファイバーとアラミド繊維とを混綿
した焼鈍用緩衝材であるから、常温と400℃程度の温
度に交互にさらされても、反復使用することが可能であ
り、しかも、有毒ガスの発生がないという顕著な効果が
ある。
した後、ニードルパンチング処理した層を2枚以上積層
して、再度ニードルパンチング処理した、アルミニウム
圧延製品の焼鈍用緩衝材である。 【効果】セラミックファイバーとアラミド繊維とを混綿
した焼鈍用緩衝材であるから、常温と400℃程度の温
度に交互にさらされても、反復使用することが可能であ
り、しかも、有毒ガスの発生がないという顕著な効果が
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高耐熱性繊維製緩衝材
及びその製造方法に関するものである。
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐熱性繊維製品としては、カーボンファ
イバーとアラミド繊維とを混紡したものや、バインダー
の付着した硝子繊維とアクリル系繊維とを混紡して焼成
し、バインダーとアクリル系繊維とを熱分解させること
により、硝子繊維と炭化物質とが強固に結合し、機械的
強度の優れたもの(特開昭59−14623号)、セラ
ミックファイバーとアクリル繊維、セルローズ系繊維等
とバインダーを混紡して焼成し、バインダーとアクリル
繊維等を熱分解させることによって、耐熱性、機械的強
度、柔軟性の優れた製品とする方法(特公平1−605
65号)、ガラス繊維と炭化可能なモダクリル繊維の混
紡原糸を炭化、加圧し、繊維表面に炭素皮膜を形成させ
て、耐熱性、生産性に優れたもの(特開昭60−110
942号)等が知られている。このような耐熱性繊維製
品は、アルミニウムの焼鈍に使用するものや、溶接作業
時に発生する溶融金属等による災害、火傷等を防止する
用途に用いられる。
イバーとアラミド繊維とを混紡したものや、バインダー
の付着した硝子繊維とアクリル系繊維とを混紡して焼成
し、バインダーとアクリル系繊維とを熱分解させること
により、硝子繊維と炭化物質とが強固に結合し、機械的
強度の優れたもの(特開昭59−14623号)、セラ
ミックファイバーとアクリル繊維、セルローズ系繊維等
とバインダーを混紡して焼成し、バインダーとアクリル
繊維等を熱分解させることによって、耐熱性、機械的強
度、柔軟性の優れた製品とする方法(特公平1−605
65号)、ガラス繊維と炭化可能なモダクリル繊維の混
紡原糸を炭化、加圧し、繊維表面に炭素皮膜を形成させ
て、耐熱性、生産性に優れたもの(特開昭60−110
942号)等が知られている。このような耐熱性繊維製
品は、アルミニウムの焼鈍に使用するものや、溶接作業
時に発生する溶融金属等による災害、火傷等を防止する
用途に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カーボ
ンファイバーとアラミド繊維とを混紡したものは、カー
ボンファイバーが400℃以上の高温にさらされた場合
には次第に酸化することから、常温と高温とを交互に反
復させて使用する場合においては、カーボンファイバー
が粉化してしまい、5〜6回程度の使用にしか耐えない
ものであった。また、特開昭59−14623号、特公
平1−60565号及び特公平1−60565号の方法
も繊維を熱分解することによって炭化することから、前
記同様に炭化した繊維が粉化するという問題点があっ
た。
ンファイバーとアラミド繊維とを混紡したものは、カー
ボンファイバーが400℃以上の高温にさらされた場合
には次第に酸化することから、常温と高温とを交互に反
復させて使用する場合においては、カーボンファイバー
が粉化してしまい、5〜6回程度の使用にしか耐えない
ものであった。また、特開昭59−14623号、特公
平1−60565号及び特公平1−60565号の方法
も繊維を熱分解することによって炭化することから、前
記同様に炭化した繊維が粉化するという問題点があっ
た。
【0004】しかも、これらに使用されるアクリル系繊
維の場合には、熱分解する際に有毒なシアンガスを発生
するし、セルローズ系繊維、モダクリル繊維等は、40
0℃程度の高温にさらされた際には、一酸化炭素ガス、
炭酸ガス等を発生するという問題もあった。
維の場合には、熱分解する際に有毒なシアンガスを発生
するし、セルローズ系繊維、モダクリル繊維等は、40
0℃程度の高温にさらされた際には、一酸化炭素ガス、
炭酸ガス等を発生するという問題もあった。
【0005】本発明の目的は、常温と400℃程度の温
度に交互にさらされ、反復使用される高耐熱性繊維製緩
衝材において、10回以上の反復使用が可能であり、耐
熱性、耐荷重、耐久性に優れ、しかも、使用時に有毒ガ
スを発生させない緩衝材を提供することにある。
度に交互にさらされ、反復使用される高耐熱性繊維製緩
衝材において、10回以上の反復使用が可能であり、耐
熱性、耐荷重、耐久性に優れ、しかも、使用時に有毒ガ
スを発生させない緩衝材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成させた。すなわち、本発明はセラミックファイバー
とアラミド繊維とを混綿してなる高耐熱性繊維製緩衝材
及びその製造方法である。
課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成させた。すなわち、本発明はセラミックファイバー
とアラミド繊維とを混綿してなる高耐熱性繊維製緩衝材
及びその製造方法である。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、セラミックファイバーとしては広く市販されて
いる、シリカアルミナ系のものが好適に使用できる。ア
ラミド繊維としては、パラ系、メタ系のもののどちらも
使用可能である。アラミド繊維を使用する理由として
は、高い耐熱性と難燃性を備えており、しかも、セラミ
ックファイバーと混紡した後にガラス転移点以上、好ま
しくは400℃程度の温度及び圧力をかけてフェルト状
とした場合に、このアラミド繊維が炭化してセラミック
ファイバーと結合するのではなく、バインダー的シンタ
ー状態となりセラミックファイバーと結合することによ
るものである。このアラミド繊維の太さ及び長さは0.
8〜13デニール、25〜100mmのものが好まし
い。
おいて、セラミックファイバーとしては広く市販されて
いる、シリカアルミナ系のものが好適に使用できる。ア
ラミド繊維としては、パラ系、メタ系のもののどちらも
使用可能である。アラミド繊維を使用する理由として
は、高い耐熱性と難燃性を備えており、しかも、セラミ
ックファイバーと混紡した後にガラス転移点以上、好ま
しくは400℃程度の温度及び圧力をかけてフェルト状
とした場合に、このアラミド繊維が炭化してセラミック
ファイバーと結合するのではなく、バインダー的シンタ
ー状態となりセラミックファイバーと結合することによ
るものである。このアラミド繊維の太さ及び長さは0.
8〜13デニール、25〜100mmのものが好まし
い。
【0008】次に製造方法に従ってより詳細に説明す
る。まず、バルク状のセラミックファイバーを乾式脱粒
装置等にかけ、中に含まれるショット分を除去すること
が好ましい。そして、このショット分を除去されたバル
ク状のセラミックファイバーとアラミド繊維を混綿機に
よって約1〜5分間混綿する。この際のセラミックファ
イバーとアラミド繊維の混合割合は、重量比で90〜5
0:10〜50であり、より好ましくは、85〜70:
15〜30である。混合割合をこのようにしたのは、セ
ラミックファイバーが90以上の場合には、アラミド繊
維によるバインダー的な効果がなくなることからフェル
ト状とした場合にセラミックファイバーの繊維が圧力に
よって折損し、耐圧縮性、柔軟性がなくなるためであ
る。一方、セラミックファイバーが50以下の場合に
は、フェルト状とした場合に、耐熱性、引っ張り強度が
所望の性状とならないためである。本発明では、混綿に
際し特にバインダーを付与する必要はないことから、加
熱時にバインダーに起因する有毒ガス等の発生を防止す
ることもできる。
る。まず、バルク状のセラミックファイバーを乾式脱粒
装置等にかけ、中に含まれるショット分を除去すること
が好ましい。そして、このショット分を除去されたバル
ク状のセラミックファイバーとアラミド繊維を混綿機に
よって約1〜5分間混綿する。この際のセラミックファ
イバーとアラミド繊維の混合割合は、重量比で90〜5
0:10〜50であり、より好ましくは、85〜70:
15〜30である。混合割合をこのようにしたのは、セ
ラミックファイバーが90以上の場合には、アラミド繊
維によるバインダー的な効果がなくなることからフェル
ト状とした場合にセラミックファイバーの繊維が圧力に
よって折損し、耐圧縮性、柔軟性がなくなるためであ
る。一方、セラミックファイバーが50以下の場合に
は、フェルト状とした場合に、耐熱性、引っ張り強度が
所望の性状とならないためである。本発明では、混綿に
際し特にバインダーを付与する必要はないことから、加
熱時にバインダーに起因する有毒ガス等の発生を防止す
ることもできる。
【0009】セラミックファイバーとアラミド繊維とを
混綿した後、これらの混綿物を例えばベルトコンベアの
ような搬送帯の上に均一に給綿し、荒打などして厚さを
ほぼ一定にすることが好ましい。そして、このように厚
さをほぼ一定にされた混綿物が分離することを防止し、
繊維間の結合をより強固にするために、10〜25本/
cm2 程度のニードルパンチング処理をすることが好ま
しい。このようにすることによって、セラミックファイ
バー及びアラミド繊維の方向をフェルトの表面に対して
直角方向の成分をもたせることができることから、セラ
ミックファイバーとアラミド繊維の結合がより強固とな
る。このままの状態で熱処理をしてもよいが、フェルト
の密度と曲げ剛性の向上とを確保するためには、上記の
フェルトを2枚以上積層しニードルパンチング処理する
ことが好ましい。この場合にも積層したものに20〜8
0本/cm2 程度のニードルパンチング処理をすること
が好ましい。このようにして得た高耐熱性フェルトの仕
上がり厚さは、6〜12mmであることが好ましい。仕
上がり厚さが6mm以上としたのは、使用に当たって次
第に圧縮されて薄くなることから、10回以上繰り返し
使用するために必要な厚さであり、12mm以上の場合
には、高耐熱性フェルト自体の高さが高くなり、焼鈍材
料を積み重ねた場合に不安定になったり、全体の高さが
高くなることから生産効率上の問題がでるためである。
この高耐熱性フェルトは、緩衝材の他には耐熱パッキ
ン、コンベアー用耐熱ライナー等の用途に使用できる。
混綿した後、これらの混綿物を例えばベルトコンベアの
ような搬送帯の上に均一に給綿し、荒打などして厚さを
ほぼ一定にすることが好ましい。そして、このように厚
さをほぼ一定にされた混綿物が分離することを防止し、
繊維間の結合をより強固にするために、10〜25本/
cm2 程度のニードルパンチング処理をすることが好ま
しい。このようにすることによって、セラミックファイ
バー及びアラミド繊維の方向をフェルトの表面に対して
直角方向の成分をもたせることができることから、セラ
ミックファイバーとアラミド繊維の結合がより強固とな
る。このままの状態で熱処理をしてもよいが、フェルト
の密度と曲げ剛性の向上とを確保するためには、上記の
フェルトを2枚以上積層しニードルパンチング処理する
ことが好ましい。この場合にも積層したものに20〜8
0本/cm2 程度のニードルパンチング処理をすること
が好ましい。このようにして得た高耐熱性フェルトの仕
上がり厚さは、6〜12mmであることが好ましい。仕
上がり厚さが6mm以上としたのは、使用に当たって次
第に圧縮されて薄くなることから、10回以上繰り返し
使用するために必要な厚さであり、12mm以上の場合
には、高耐熱性フェルト自体の高さが高くなり、焼鈍材
料を積み重ねた場合に不安定になったり、全体の高さが
高くなることから生産効率上の問題がでるためである。
この高耐熱性フェルトは、緩衝材の他には耐熱パッキ
ン、コンベアー用耐熱ライナー等の用途に使用できる。
【0010】耐圧縮性が要求される高耐熱性繊維製緩衝
材とする場合には、このようなフェルト状とした後、セ
ラミックファイバーとアラミド繊維とを熱的に結合させ
るために高温で加圧する。加熱温度としては、300〜
400℃が好ましく、より好ましくは350〜400℃
である。加熱温度を300℃以上とした理由は、300
℃以下ではバインダー効果が小さくなるためであり、4
00℃以下としたのは、アラミド繊維の熱分解温度が4
30℃であり、この温度で使用した場合には、アラミド
繊維が熱分解し少ないとはいえ一酸化炭素や炭酸ガス等
の分解生成物が発生することと長期耐熱性が低下するた
めである。圧縮は、ホットプレス等を使用しフェルトを
高密度化するためであり、密度は100〜500kg/
m3 が好ましく、より好ましくは200〜400kg/
m3 である。高温で加圧する時間としては、5〜60分
が好ましく、より好ましくは10〜30分である。温度
と時間に関しては、例えば、300℃で20分、400
℃では40分程度であるこのように高温で加圧すること
によって、アラミド繊維が一時的に半溶融状態のごとき
シンター状態となり、セラミックファイバーとアラミド
繊維が柔軟に一体化されることから、耐熱性、耐荷重、
耐久性に優れ、常温と400℃程度の温度に交互にさら
されても、反復使用することができ、しかも、使用時に
有毒ガスを発生させない緩衝材を得ることができる。
材とする場合には、このようなフェルト状とした後、セ
ラミックファイバーとアラミド繊維とを熱的に結合させ
るために高温で加圧する。加熱温度としては、300〜
400℃が好ましく、より好ましくは350〜400℃
である。加熱温度を300℃以上とした理由は、300
℃以下ではバインダー効果が小さくなるためであり、4
00℃以下としたのは、アラミド繊維の熱分解温度が4
30℃であり、この温度で使用した場合には、アラミド
繊維が熱分解し少ないとはいえ一酸化炭素や炭酸ガス等
の分解生成物が発生することと長期耐熱性が低下するた
めである。圧縮は、ホットプレス等を使用しフェルトを
高密度化するためであり、密度は100〜500kg/
m3 が好ましく、より好ましくは200〜400kg/
m3 である。高温で加圧する時間としては、5〜60分
が好ましく、より好ましくは10〜30分である。温度
と時間に関しては、例えば、300℃で20分、400
℃では40分程度であるこのように高温で加圧すること
によって、アラミド繊維が一時的に半溶融状態のごとき
シンター状態となり、セラミックファイバーとアラミド
繊維が柔軟に一体化されることから、耐熱性、耐荷重、
耐久性に優れ、常温と400℃程度の温度に交互にさら
されても、反復使用することができ、しかも、使用時に
有毒ガスを発生させない緩衝材を得ることができる。
【0011】
実施例1 セラミックファイバー(新日鐵化学(株)製 商品名
SC1260バルク)とメタ系アラミド繊維(帝人
(株)製 商品名 コーネックス)とを重量比で80:
20の割合で約3分間混綿し、ベルトコンベア上に約1
0cmの厚さになるようにした。この混綿物に20本/
cm2 のニードルパンチング処理を行い、次いで、2枚
重ねて更に15本/cm2 のニードルパンチング処理を
行った。その後、340℃で20分間処理し、厚さ8.
8mmの高耐熱性繊維製緩衝材とした。その結果を表1
に示す。得られた高耐熱性繊維製緩衝材を、縦100c
m×横30cmに切断した。次いで、この高耐熱性繊維
製緩衝材を縦150cm×横250cm×高さ2.5c
mで重量400kgの各アルミニウム圧延製品の間に等
間隔に3枚配置して5段重ねた状態で焼鈍炉に入れ、3
40℃で10時間焼鈍処理をした。焼鈍後この高耐熱性
繊維製緩衝材の状態を観察したところ、表面の繊維が一
様になじんでおり、より一層一体化されている他、異常
は認められなかった。 実施例2 この高耐熱性繊維製緩衝材を10回再使用したが、粉化
することもなく、密度は約1.5倍に増大したが、緩衝
材としての機能を依然として保持していた。その結果を
表1に示す。 実施例3 メタ系アラミド繊維の代わりにパラ系アラミド繊維(デ
ュポン社製 商品名ケブラー)を使用する以外は実施例
1と同様の方法で厚さ8.8mmの高耐熱性繊維製緩衝
材とした。得られた高耐熱性繊維製緩衝材を、縦100
cm×横30cmに切断した。次いで、この高耐熱性繊
維製緩衝材を縦150cm×横250cm×高さ7cm
に圧延された直後で1200kg、約430℃のアルミ
ニウム圧延製品の下に等間隔に3枚配置して2段重ねた
状態で焼鈍炉に入れ、340℃で10時間焼鈍処理し
た。焼鈍後この高耐熱性繊維製緩衝材の状態を観察した
ところ、表面の繊維が一様になじんでおり、より一層一
体化されている他、以上は認められなかった。この高耐
熱性繊維製緩衝材を10回再使用したが、粉化すること
もなく、緩衝材としての機能を依然として保持してい
た。 比較例1 カーボンファイバーとアラミド繊維を50:50の割合
で混綿した市販品を実施例2と同様の方法で使用した。
その結果、5〜6回の再使用で粉化が見られ、これ以上
の使用はできなかった。 比較例2 セラミックファイバーとアクリル繊維とを混紡した市販
品を実施例2と同様の方法で使用した。その結果、1回
の使用で粉化がみられ、これ以上の使用はできなかっ
た。また、シアンガスの発生が認められた。
SC1260バルク)とメタ系アラミド繊維(帝人
(株)製 商品名 コーネックス)とを重量比で80:
20の割合で約3分間混綿し、ベルトコンベア上に約1
0cmの厚さになるようにした。この混綿物に20本/
cm2 のニードルパンチング処理を行い、次いで、2枚
重ねて更に15本/cm2 のニードルパンチング処理を
行った。その後、340℃で20分間処理し、厚さ8.
8mmの高耐熱性繊維製緩衝材とした。その結果を表1
に示す。得られた高耐熱性繊維製緩衝材を、縦100c
m×横30cmに切断した。次いで、この高耐熱性繊維
製緩衝材を縦150cm×横250cm×高さ2.5c
mで重量400kgの各アルミニウム圧延製品の間に等
間隔に3枚配置して5段重ねた状態で焼鈍炉に入れ、3
40℃で10時間焼鈍処理をした。焼鈍後この高耐熱性
繊維製緩衝材の状態を観察したところ、表面の繊維が一
様になじんでおり、より一層一体化されている他、異常
は認められなかった。 実施例2 この高耐熱性繊維製緩衝材を10回再使用したが、粉化
することもなく、密度は約1.5倍に増大したが、緩衝
材としての機能を依然として保持していた。その結果を
表1に示す。 実施例3 メタ系アラミド繊維の代わりにパラ系アラミド繊維(デ
ュポン社製 商品名ケブラー)を使用する以外は実施例
1と同様の方法で厚さ8.8mmの高耐熱性繊維製緩衝
材とした。得られた高耐熱性繊維製緩衝材を、縦100
cm×横30cmに切断した。次いで、この高耐熱性繊
維製緩衝材を縦150cm×横250cm×高さ7cm
に圧延された直後で1200kg、約430℃のアルミ
ニウム圧延製品の下に等間隔に3枚配置して2段重ねた
状態で焼鈍炉に入れ、340℃で10時間焼鈍処理し
た。焼鈍後この高耐熱性繊維製緩衝材の状態を観察した
ところ、表面の繊維が一様になじんでおり、より一層一
体化されている他、以上は認められなかった。この高耐
熱性繊維製緩衝材を10回再使用したが、粉化すること
もなく、緩衝材としての機能を依然として保持してい
た。 比較例1 カーボンファイバーとアラミド繊維を50:50の割合
で混綿した市販品を実施例2と同様の方法で使用した。
その結果、5〜6回の再使用で粉化が見られ、これ以上
の使用はできなかった。 比較例2 セラミックファイバーとアクリル繊維とを混紡した市販
品を実施例2と同様の方法で使用した。その結果、1回
の使用で粉化がみられ、これ以上の使用はできなかっ
た。また、シアンガスの発生が認められた。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セラミッ
クファイバーとアラミド繊維とを混綿してなる高耐熱性
繊維製緩衝材であることから、常温と400℃程度の温
度に交互にさらされても、反復使用することが可能であ
り、しかも、有毒ガスの発生がないという顕著な効果が
ある。
クファイバーとアラミド繊維とを混綿してなる高耐熱性
繊維製緩衝材であることから、常温と400℃程度の温
度に交互にさらされても、反復使用することが可能であ
り、しかも、有毒ガスの発生がないという顕著な効果が
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/42 S 7199−3B
Claims (5)
- 【請求項1】セラミックファイバーとアラミド繊維とを
混綿してなる高耐熱性繊維製緩衝材。 - 【請求項2】セラミックファイバーとアラミド繊維とを
混綿してなるブランケットを、ニードルパンチング処理
してなる請求項1記載の高耐熱性繊維製緩衝材。 - 【請求項3】セラミックファイバーとアラミド繊維とを
混綿してなるブランケットを積層し、ニードルパンチン
グ処理してなる請求項1記載の高耐熱性繊維製緩衝材。 - 【請求項4】高耐熱性繊維製緩衝材がアルミニウム圧延
製品を焼鈍する際の緩衝材である請求項1記載の高耐熱
性繊維製緩衝材。 - 【請求項5】セラミックファイバーとアラミド繊維とを
混綿し、アラミド繊維のガラス転移温度以上の温度で加
圧してフェルト状とすることを特徴とする高耐熱性繊維
製緩衝材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124673A JPH0734367A (ja) | 1993-05-18 | 1994-05-16 | 高耐熱性繊維製緩衝材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13938893 | 1993-05-18 | ||
| JP5-139388 | 1993-05-18 | ||
| JP6124673A JPH0734367A (ja) | 1993-05-18 | 1994-05-16 | 高耐熱性繊維製緩衝材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734367A true JPH0734367A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=26461303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6124673A Withdrawn JPH0734367A (ja) | 1993-05-18 | 1994-05-16 | 高耐熱性繊維製緩衝材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734367A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000228848A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-15 | Xerox Corp | カ―ボンファイバ―整流子ブラシ |
| KR100846760B1 (ko) * | 2001-06-19 | 2008-07-16 | 이치가와 가부시키가이샤 | 프레스 몰딩용 내열 완충재 |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP6124673A patent/JPH0734367A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000228848A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-15 | Xerox Corp | カ―ボンファイバ―整流子ブラシ |
| KR100846760B1 (ko) * | 2001-06-19 | 2008-07-16 | 이치가와 가부시키가이샤 | 프레스 몰딩용 내열 완충재 |
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