JPH0734533A - 鉄骨造建築における床と外壁のコンクリート成形方法 - Google Patents
鉄骨造建築における床と外壁のコンクリート成形方法Info
- Publication number
- JPH0734533A JPH0734533A JP19771393A JP19771393A JPH0734533A JP H0734533 A JPH0734533 A JP H0734533A JP 19771393 A JP19771393 A JP 19771393A JP 19771393 A JP19771393 A JP 19771393A JP H0734533 A JPH0734533 A JP H0734533A
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- floor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主要構造体を鋼材とする鉄骨造建築におい
て、床と外壁の主要構造体とに鋼板を使用し、型枠に木
材の合板を使用することなく床と外壁とを一体にコンク
リート仕上げする方法を提供する。 【構成】 床の下地10と外壁の主要構造体14とを鋼
板とし、前記外壁の主要構造体14から間隔をとってメ
タルラス16および/または17を配置して両者間に第
一の空所18を形成し、前記下地10と鋼材の梁12と
の接続部に前記梁12を囲む第二の空所22を設け、前
記下地10に第二の空所22と連通する開口24を設
け、コンクリートを下地10上に流し込むことによって
前記両空所18と22とを充填する。
て、床と外壁の主要構造体とに鋼板を使用し、型枠に木
材の合板を使用することなく床と外壁とを一体にコンク
リート仕上げする方法を提供する。 【構成】 床の下地10と外壁の主要構造体14とを鋼
板とし、前記外壁の主要構造体14から間隔をとってメ
タルラス16および/または17を配置して両者間に第
一の空所18を形成し、前記下地10と鋼材の梁12と
の接続部に前記梁12を囲む第二の空所22を設け、前
記下地10に第二の空所22と連通する開口24を設
け、コンクリートを下地10上に流し込むことによって
前記両空所18と22とを充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄骨造建築における床
と外壁のコンクリート成形方法、より詳細に述べると、
柱および梁などの要部を鋼材を用いて成る鉄骨造の建築
において、床の部分にコンクリートを流し込むことによ
って外壁の部分を同時に成形する方法に関する。
と外壁のコンクリート成形方法、より詳細に述べると、
柱および梁などの要部を鋼材を用いて成る鉄骨造の建築
において、床の部分にコンクリートを流し込むことによ
って外壁の部分を同時に成形する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】住宅等の建築において、最近、急速に問
題となっているオゾン層の破壊、熱帯林の急激な減少な
ど、地球環境の保全の見地から、住宅用建材にコンクリ
ート型枠用合板その他、木材の使用削減の対策が急務と
されている。
題となっているオゾン層の破壊、熱帯林の急激な減少な
ど、地球環境の保全の見地から、住宅用建材にコンクリ
ート型枠用合板その他、木材の使用削減の対策が急務と
されている。
【0003】このような要望に対して、鋼材は他の建築
構造材と比較して弾性に富み、強度が高く、靭性が大き
いなどの強度上のすぐれた性質をもつほか、価格の面で
も極めて経済的である。
構造材と比較して弾性に富み、強度が高く、靭性が大き
いなどの強度上のすぐれた性質をもつほか、価格の面で
も極めて経済的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の鉄骨
造住宅建築においては、床及び外壁をコンクリートを用
いて構成するときには、木材の合板型枠を必要とする。
また、多くの場合、外壁は別個にパネルを用いて、外壁
と床とをそれぞれ別個に施工している。
造住宅建築においては、床及び外壁をコンクリートを用
いて構成するときには、木材の合板型枠を必要とする。
また、多くの場合、外壁は別個にパネルを用いて、外壁
と床とをそれぞれ別個に施工している。
【0005】鋼材を主要構造材とする鉄骨造の住宅建築
においては、その鋼材が非耐火性であるために、これを
耐火被覆する必要がある。耐火被覆材としては、一般的
なものに、石綿吹き付け、石綿ロックウール耐火被覆
材、石綿珪酸カルシウム材、ひる石石綿セメント板、軽
量気泡コンクリート板などがある。しかし、これら耐火
被覆材はコスト面に大きな影響を与え、特に規模の小さ
い住宅建築には極めて大きな負担となる。
においては、その鋼材が非耐火性であるために、これを
耐火被覆する必要がある。耐火被覆材としては、一般的
なものに、石綿吹き付け、石綿ロックウール耐火被覆
材、石綿珪酸カルシウム材、ひる石石綿セメント板、軽
量気泡コンクリート板などがある。しかし、これら耐火
被覆材はコスト面に大きな影響を与え、特に規模の小さ
い住宅建築には極めて大きな負担となる。
【0006】この発明はこのような従来技術の多くの問
題点を考慮して、鉄骨造の建築において、床と外壁とを
同時にコンクリートによって成形するとともに、その型
枠に木材、たとえばベニア板を使用することなく、しか
も主要構造体である鋼材の梁などに耐火被覆材を用いる
ことなく、コンクリートを床に流し込むことによって、
床と同時に外壁をコンクリート仕上げする施工法を提供
することにある。
題点を考慮して、鉄骨造の建築において、床と外壁とを
同時にコンクリートによって成形するとともに、その型
枠に木材、たとえばベニア板を使用することなく、しか
も主要構造体である鋼材の梁などに耐火被覆材を用いる
ことなく、コンクリートを床に流し込むことによって、
床と同時に外壁をコンクリート仕上げする施工法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した従来の課題を解
決するために、この発明によれば、柱および梁などの主
要構造体を鋼材、とくにH形鋼材を用いて組み立てる通
常の鉄骨造建築において、階上床の下地と外壁の主要構
造体とに鋼板、とくにデッキプレートを用い、外壁の鋼
板と所望の間隔をとってメタルラスを固定して、鋼板と
メタルラスとから成る空所にコンクリートを充填する型
枠とし、この空所に床の下地の上に流し込んだコンクリ
ートを導くため、階上床の下地の外壁側の端部に近接し
て開口を形成し、さらに床の下地を支持する梁の内側面
と底面とを囲繞するために鋼材のアングル部材を配設す
る。
決するために、この発明によれば、柱および梁などの主
要構造体を鋼材、とくにH形鋼材を用いて組み立てる通
常の鉄骨造建築において、階上床の下地と外壁の主要構
造体とに鋼板、とくにデッキプレートを用い、外壁の鋼
板と所望の間隔をとってメタルラスを固定して、鋼板と
メタルラスとから成る空所にコンクリートを充填する型
枠とし、この空所に床の下地の上に流し込んだコンクリ
ートを導くため、階上床の下地の外壁側の端部に近接し
て開口を形成し、さらに床の下地を支持する梁の内側面
と底面とを囲繞するために鋼材のアングル部材を配設す
る。
【0008】以上のように施工した後、コンクリートを
鋼板の床の下地の上に流し込むことによって、そのコン
クリートは床面を形成するとともに、下地の開口を通
り、アングル部材の内部に流入して鋼材の梁の周囲及び
外壁の鋼板とメタルラスとによって構成される空所に流
れ込み、階上床と外壁とを同時に構成することができ
る。
鋼板の床の下地の上に流し込むことによって、そのコン
クリートは床面を形成するとともに、下地の開口を通
り、アングル部材の内部に流入して鋼材の梁の周囲及び
外壁の鋼板とメタルラスとによって構成される空所に流
れ込み、階上床と外壁とを同時に構成することができ
る。
【0009】
【実施例】この発明の鉄骨造建築における床と外壁のコ
ンクリート成形方法の好ましい実施態様を図について説
明する。
ンクリート成形方法の好ましい実施態様を図について説
明する。
【0010】図1において、鋼板、たとえばデッキプレ
ートを下地10とする階上床は鋼材、たとえばH形鋼材
の梁12に対して、ボルトタッピングビス、隅内溶接、
栓溶接、点溶接、その他適当な方法で取り付ける。
ートを下地10とする階上床は鋼材、たとえばH形鋼材
の梁12に対して、ボルトタッピングビス、隅内溶接、
栓溶接、点溶接、その他適当な方法で取り付ける。
【0011】外壁の主要構造体である鋼板14から内方
に所定の間隔をとってメタルラス16を固定し、鋼板1
4と内側面のメタルラス16とによって、両者間に形成
される第一の空所18にコンクリートを充填するための
型枠とする。
に所定の間隔をとってメタルラス16を固定し、鋼板1
4と内側面のメタルラス16とによって、両者間に形成
される第一の空所18にコンクリートを充填するための
型枠とする。
【0012】また、必要に応じて、図2に示すように、
外壁の鋼板14から外方に所定の間隔を取って、メタル
ラス17を固定し、内側面のメタルラス16と外側面の
メタルラス17とによって、コンクリートを充填する第
一の空所18とすることもできる。
外壁の鋼板14から外方に所定の間隔を取って、メタル
ラス17を固定し、内側面のメタルラス16と外側面の
メタルラス17とによって、コンクリートを充填する第
一の空所18とすることもできる。
【0013】さらに、図1に示すように、床の下地10
と梁12との接続部分に梁12を囲繞するL字状のアン
グル部材20を配置し、このアングル部材20で梁12
を取り囲む第二の空所22を第一の空所18と連通す
る。
と梁12との接続部分に梁12を囲繞するL字状のアン
グル部材20を配置し、このアングル部材20で梁12
を取り囲む第二の空所22を第一の空所18と連通す
る。
【0014】床の下地10には第二の空所22をカバー
する部位に、梁20の軸線と平行に開口24を形成す
る。この開口24は予め形成しておくことが好ましい。
する部位に、梁20の軸線と平行に開口24を形成す
る。この開口24は予め形成しておくことが好ましい。
【0015】以上のように構成して、コンクリートの流
し込み作業のときに、床の下地10の上にコンクリート
を流し込んでゆき、その一部を下地10の開口24に流
し込めば、コンクリートは第二の空所22を経て外壁の
鋼板14と内側面のメタルラス16、あるいは外壁の鋼
板14を中心とする内側と外側との両メタルラス16と
17で構成された第一の空所18内に流入してその空所
18に充填され、それによって外壁を完成し、さらに第
二の空所22に充満して鋼材の梁12の周囲を完全にカ
バーし、床と外壁とを同時に構成することができる。
し込み作業のときに、床の下地10の上にコンクリート
を流し込んでゆき、その一部を下地10の開口24に流
し込めば、コンクリートは第二の空所22を経て外壁の
鋼板14と内側面のメタルラス16、あるいは外壁の鋼
板14を中心とする内側と外側との両メタルラス16と
17で構成された第一の空所18内に流入してその空所
18に充填され、それによって外壁を完成し、さらに第
二の空所22に充満して鋼材の梁12の周囲を完全にカ
バーし、床と外壁とを同時に構成することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上に詳しく説明した通りに
して鉄骨造増建築における床と外壁とのコンクリート成
形を施工する方法を提供するものである。
して鉄骨造増建築における床と外壁とのコンクリート成
形を施工する方法を提供するものである。
【0017】この発明の方法によれば、外壁の主要構造
体14を鋼板としその内側面のメタルラス16と、ある
いは外壁の主要構造体14をはさむ内側面と外側面のメ
タルラス16と17とをコンクリートの型枠にすること
ができるので、従来の工法と違って型枠にベニア板など
の木材の型枠を必要としない。したがって、木材の消費
の削減に寄与することができる。さらに、その施工にお
いて、型枠の取り外し作業を省略することができるほ
か、外壁の主要構造体14をそのまま外壁の外側面とし
て、時によっては外装等を施す必要がない。それゆえ、
隣接する建造物との間隔が極度に狭い場合などにおいて
は頗る有意義である。
体14を鋼板としその内側面のメタルラス16と、ある
いは外壁の主要構造体14をはさむ内側面と外側面のメ
タルラス16と17とをコンクリートの型枠にすること
ができるので、従来の工法と違って型枠にベニア板など
の木材の型枠を必要としない。したがって、木材の消費
の削減に寄与することができる。さらに、その施工にお
いて、型枠の取り外し作業を省略することができるほ
か、外壁の主要構造体14をそのまま外壁の外側面とし
て、時によっては外装等を施す必要がない。それゆえ、
隣接する建造物との間隔が極度に狭い場合などにおいて
は頗る有意義である。
【0018】また、この発明の方法によれば、階上床の
鋼板の下地10と鋼材の梁12との連結部の空所22
に、床の下地10の上に流し込むコンクリートで完全に
充填して、鋼材の梁12をコンクリートにより直接カバ
ーすることができる。それゆえ、鋼材の梁12を石綿な
どの耐火被覆材でカバーする必要がないと同時に、床か
ら天井までの高さを有効に利用することができる。
鋼板の下地10と鋼材の梁12との連結部の空所22
に、床の下地10の上に流し込むコンクリートで完全に
充填して、鋼材の梁12をコンクリートにより直接カバ
ーすることができる。それゆえ、鋼材の梁12を石綿な
どの耐火被覆材でカバーする必要がないと同時に、床か
ら天井までの高さを有効に利用することができる。
【0019】これらの諸利益を総合して、この発明の方
法によれば、従来のこの種の建築に比して、建築材料
費、工賃を経済的にし、耐震、耐火構造の一般住宅を短
期間に施工することができるものである。
法によれば、従来のこの種の建築に比して、建築材料
費、工賃を経済的にし、耐震、耐火構造の一般住宅を短
期間に施工することができるものである。
【図1】この発明の方法を説明するための略断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の方法において、外壁の主要構造体の
鋼板の前面と後面とにメタルラスをコンクリート流し込
み用の型枠として配置した実施態様を示す略断面図であ
る。
鋼板の前面と後面とにメタルラスをコンクリート流し込
み用の型枠として配置した実施態様を示す略断面図であ
る。
10 床の下地 12 梁 14 外壁の主要構造体 16 外壁の内側面のメタルラス 17 外壁の外側面のメタルラス 18 外壁の両側面間の空所 20 アングル部材 22 梁を囲む空所 24 下地10の開口
Claims (4)
- 【請求項1】 柱及び梁などの主要建築構造体を鋼材と
する鉄骨造建築において、階上床の下地と外壁の主要構
造体とを鋼板とすることと、前記外壁の主要構造体から
所望の間隔をとって型枠を配置してコンクリートを流し
込む第一の空所を形成することと、前記鋼材の梁と前記
下地との接続部において前記梁を囲繞するL字状のアン
グル部材を用いて第二の空所を形成することと、前記床
の下地に前記第二の空所と連通する開口を設けること
と、前記床の下地上にコンクリートを流し込むとともに
前記開口を介して前記第一と第二の空所にコンクリート
を充填することとから成る鉄骨造建築における床と外壁
のコンクリート成形方法。 - 【請求項2】 前記鋼板をデッキプレートとする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記外壁の主要構造体の鋼板を外壁の外
側面とするようにした請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記外壁の主要構造体の鋼板をコンクリ
ート内に埋設するようにした請求項1に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19771393A JPH0734533A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 鉄骨造建築における床と外壁のコンクリート成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19771393A JPH0734533A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 鉄骨造建築における床と外壁のコンクリート成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734533A true JPH0734533A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16379123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19771393A Pending JPH0734533A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 鉄骨造建築における床と外壁のコンクリート成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734533A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011202491A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Sanki Sekkei Jimusho:Kk | 鉄筋コンクリート造建築物の構築方法 |
| CN102605902A (zh) * | 2011-04-15 | 2012-07-25 | 曾庆胜 | 穿筋卡勾组合钢网模板及应用方法 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP19771393A patent/JPH0734533A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011202491A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Sanki Sekkei Jimusho:Kk | 鉄筋コンクリート造建築物の構築方法 |
| CN102605902A (zh) * | 2011-04-15 | 2012-07-25 | 曾庆胜 | 穿筋卡勾组合钢网模板及应用方法 |
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