JPH073453Y2 - ヘッド台安定化装置 - Google Patents
ヘッド台安定化装置Info
- Publication number
- JPH073453Y2 JPH073453Y2 JP1985044557U JP4455785U JPH073453Y2 JP H073453 Y2 JPH073453 Y2 JP H073453Y2 JP 1985044557 U JP1985044557 U JP 1985044557U JP 4455785 U JP4455785 U JP 4455785U JP H073453 Y2 JPH073453 Y2 JP H073453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- chassis
- head base
- stabilizing
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カセットデッキのヘッド台安定化装置に関す
る。
る。
最近のカセットデッキは磁気ヘッドのギャップ管理等に
より再生周波数特性が改善され、20KHz程度の高域まで
再生可能なものも出現している。このように再生周波数
が高くなると、ヘッドとテープの当たる角度(アジマス
角度)の僅かなずれによって再生レベルが大きく変動す
る(例えば、ヘッドの20分の傾きで10dB低下)。そこ
で、特に車載用のように振動が加わる環境下で使用され
るカセットデッキでは、磁気ヘッドを搭載したヘッド台
の安定化機構が必要になる。何故ならば、磁気テープに
対する磁気ヘッドの傾きはアジマス調整機構で調整でき
るが、この調整後に該ヘッドを搭載したヘッド台そのも
のが傾いてしまうと磁気ヘッドとテープのなす角(アジ
マス角)が最良点からずれてしまうからである。第2図
および第3図に従来のヘッド台安定化機構を示す。
より再生周波数特性が改善され、20KHz程度の高域まで
再生可能なものも出現している。このように再生周波数
が高くなると、ヘッドとテープの当たる角度(アジマス
角度)の僅かなずれによって再生レベルが大きく変動す
る(例えば、ヘッドの20分の傾きで10dB低下)。そこ
で、特に車載用のように振動が加わる環境下で使用され
るカセットデッキでは、磁気ヘッドを搭載したヘッド台
の安定化機構が必要になる。何故ならば、磁気テープに
対する磁気ヘッドの傾きはアジマス調整機構で調整でき
るが、この調整後に該ヘッドを搭載したヘッド台そのも
のが傾いてしまうと磁気ヘッドとテープのなす角(アジ
マス角)が最良点からずれてしまうからである。第2図
および第3図に従来のヘッド台安定化機構を示す。
第2図の例は、シャーシ1にネジ2で固定した板バネ3
の両翼を、ヘッド台4の穴5の縁部に係合させてヘッド
台4を常にシャーシ1側に押し付け、機構上のガタを除
去しようとするものである。ヘッド台4は、スペーサ
6、バネ7、ネジ8,9からなるアジマス調整機構を介し
て磁気ヘッド10を搭載し、長穴11にシャーシ1からの軸
12を摺接させてスライドする。
の両翼を、ヘッド台4の穴5の縁部に係合させてヘッド
台4を常にシャーシ1側に押し付け、機構上のガタを除
去しようとするものである。ヘッド台4は、スペーサ
6、バネ7、ネジ8,9からなるアジマス調整機構を介し
て磁気ヘッド10を搭載し、長穴11にシャーシ1からの軸
12を摺接させてスライドする。
第3図の例は板バネのような弾性体を用いずに、ヘッド
台4の傾きを低減しようとするものである。即ち、同図
(a)はスライド軸12,12間の距離をLからL′に拡大
することで、長穴11と軸12のクリアランスが同じでもヘ
ッド台4が傾きにくくするものであり、また同図(b)
はヘッド台4の厚みをtからt′に増大することで同様
の効果を狙おうとするものである。この場合にも上述し
たアジマス調整機構はある。
台4の傾きを低減しようとするものである。即ち、同図
(a)はスライド軸12,12間の距離をLからL′に拡大
することで、長穴11と軸12のクリアランスが同じでもヘ
ッド台4が傾きにくくするものであり、また同図(b)
はヘッド台4の厚みをtからt′に増大することで同様
の効果を狙おうとするものである。この場合にも上述し
たアジマス調整機構はある。
しかしながら、第2図の場合は板バネ3とその止めネジ
2が必要でコストアップにつながる。また、板バネ3が
常にヘッド台摺動の負荷になるので、駆動源(ソレノイ
ドまたはバネ)の能力を増大させる必要が生ずる。一
方、第3図(a)の場合はヘッド台4の幅が増大し、ま
た同図(b)の場合はその厚みが増大するので、いずれ
の場合も小型化に逆行する。本考案はこれらの点を改善
しようとするものである。
2が必要でコストアップにつながる。また、板バネ3が
常にヘッド台摺動の負荷になるので、駆動源(ソレノイ
ドまたはバネ)の能力を増大させる必要が生ずる。一
方、第3図(a)の場合はヘッド台4の幅が増大し、ま
た同図(b)の場合はその厚みが増大するので、いずれ
の場合も小型化に逆行する。本考案はこれらの点を改善
しようとするものである。
本考案は、磁気ヘッドを搭載してシャーシ面上をスライ
ドするヘッド台の該シャーシ面に対する傾きを一定に保
つヘッド台安定化装置において、該ヘッド台の下面また
はシャーシの上面に複数のダボを設けると共に、該ヘッ
ド台の下面から安定化軸を複数本突設し、該シャーシに
は該ヘッド台が前進位置に到達したときだけその周縁部
が各安定化軸と係合する近三角形状のスライド穴を同数
設け、前記安定化軸は胴部と該胴部より大径の頭部とか
らなり、該頭部の胴部寄りには傾斜面が形成され、さら
に該胴部の長さは前記シャーシの厚みと前記ダボの高さ
との和に略等しく設定され、前記ヘッド台が前進位置に
到達したとき、前記各安定化軸の頭部と前記ヘッド台と
の間に、前記スライド穴の頭部の周縁が嵌入されるよう
に配設したことを特徴とするものである。
ドするヘッド台の該シャーシ面に対する傾きを一定に保
つヘッド台安定化装置において、該ヘッド台の下面また
はシャーシの上面に複数のダボを設けると共に、該ヘッ
ド台の下面から安定化軸を複数本突設し、該シャーシに
は該ヘッド台が前進位置に到達したときだけその周縁部
が各安定化軸と係合する近三角形状のスライド穴を同数
設け、前記安定化軸は胴部と該胴部より大径の頭部とか
らなり、該頭部の胴部寄りには傾斜面が形成され、さら
に該胴部の長さは前記シャーシの厚みと前記ダボの高さ
との和に略等しく設定され、前記ヘッド台が前進位置に
到達したとき、前記各安定化軸の頭部と前記ヘッド台と
の間に、前記スライド穴の頭部の周縁が嵌入されるよう
に配設したことを特徴とするものである。
安定化軸とスライド穴の組合せはヘッド台の幅を広げた
り、厚みを増したりすることなくヘッド台を安定化でき
る。しかも、ヘッド台が前進位置に到達したときにスラ
イド穴と安定化軸の頭部との当たり面積が大きくなり、
安定性を増すことができると共に、ヘッド台を後退させ
れば即座に安定化軸の頭部とスライド穴周縁との嵌合が
解除されるので、スライド穴がヘッド台移動途中におけ
る負荷になることもない。また、頭部に形成した傾斜面
はスライド穴周縁の嵌入を円滑にすると共に、胴部の前
記寸法設定によりクサビ効果を持たすことができ、さら
にダボはヘッド台の平面度が均一でない場合にもクサビ
効果を確実にする。また、スライド穴の形状を近三角形
状にしたので最終的に頭部とスライド穴周縁との当たり
面積を大きくできる。以下、図示の実施例を参照しなが
らこれを詳細に説明する。
り、厚みを増したりすることなくヘッド台を安定化でき
る。しかも、ヘッド台が前進位置に到達したときにスラ
イド穴と安定化軸の頭部との当たり面積が大きくなり、
安定性を増すことができると共に、ヘッド台を後退させ
れば即座に安定化軸の頭部とスライド穴周縁との嵌合が
解除されるので、スライド穴がヘッド台移動途中におけ
る負荷になることもない。また、頭部に形成した傾斜面
はスライド穴周縁の嵌入を円滑にすると共に、胴部の前
記寸法設定によりクサビ効果を持たすことができ、さら
にダボはヘッド台の平面度が均一でない場合にもクサビ
効果を確実にする。また、スライド穴の形状を近三角形
状にしたので最終的に頭部とスライド穴周縁との当たり
面積を大きくできる。以下、図示の実施例を参照しなが
らこれを詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例で、20はヘッド台4に対する
ヘッド10の傾きを調整するアジマス調整機構、21はヘッ
ド台後退バネである。ヘッド台4の前進(A方向)およ
び後退(B方向)は従来と同様にヘッド台4に設けた長
穴11とシャーシ1から突出したスライド軸12によってそ
の方向規制を行うが、本例ではヘッド台4とシャーシ1
の摺動摩擦を軽減するために、ヘッド台4の下面からシ
ャーシ1方向に向けて突出したダボ22を複数個(本例で
は4個)設けてある。また、ヘッド台4を安定化するた
めにシャーシ1に2個のスライド穴30を、またヘッド台
4には2本の安定化軸40を設けてある。軸40は胴部41と
頭部42からなり、頭部42の胴部寄りは傾斜面43となって
いる。胴部41の長さはシャーシ1の厚みとダボ22の高さ
の和に略等しい。
ヘッド10の傾きを調整するアジマス調整機構、21はヘッ
ド台後退バネである。ヘッド台4の前進(A方向)およ
び後退(B方向)は従来と同様にヘッド台4に設けた長
穴11とシャーシ1から突出したスライド軸12によってそ
の方向規制を行うが、本例ではヘッド台4とシャーシ1
の摺動摩擦を軽減するために、ヘッド台4の下面からシ
ャーシ1方向に向けて突出したダボ22を複数個(本例で
は4個)設けてある。また、ヘッド台4を安定化するた
めにシャーシ1に2個のスライド穴30を、またヘッド台
4には2本の安定化軸40を設けてある。軸40は胴部41と
頭部42からなり、頭部42の胴部寄りは傾斜面43となって
いる。胴部41の長さはシャーシ1の厚みとダボ22の高さ
の和に略等しい。
一方、スライド穴30はその大半が軸40の頭部42より広い
寸法を有し、ヘッド台4がA方向に前進しきるまで殆ん
ど接触しない。第1図(b)はヘッド台4がB方向に後
退している場合の様子を示している。これに対し、ヘッ
ド台4が同図(c)のように再生位置まで前進すると、
軸40の頭部42とヘッド台4の間に近三角形状の穴30にお
ける頂部の周縁31が嵌合し、ヘッド台4はシャーシ1の
面と直交する方向への変位が禁止される。従って、この
軸40と穴30の組を2以上設けておくと、同図(c)の状
態でヘッド台4はシャーシ1に対し傾斜できなくなる。
このロック状態は再生位置だけであるので、ヘッド台4
の移動時の負荷にはならない。
寸法を有し、ヘッド台4がA方向に前進しきるまで殆ん
ど接触しない。第1図(b)はヘッド台4がB方向に後
退している場合の様子を示している。これに対し、ヘッ
ド台4が同図(c)のように再生位置まで前進すると、
軸40の頭部42とヘッド台4の間に近三角形状の穴30にお
ける頂部の周縁31が嵌合し、ヘッド台4はシャーシ1の
面と直交する方向への変位が禁止される。従って、この
軸40と穴30の組を2以上設けておくと、同図(c)の状
態でヘッド台4はシャーシ1に対し傾斜できなくなる。
このロック状態は再生位置だけであるので、ヘッド台4
の移動時の負荷にはならない。
頭部42の傾斜面43は穴30の周縁31の嵌入を円滑にする。
従って、胴部41の寸法設定によりクサビ的な効果を出す
ことができる。この場合、ダボ22はヘッド台4の平面度
が均一でない場合にもクサビ効果を確実にする。尚、穴
30の形状を近三角形状にしたのは、最終的に頭部42との
当たり面積を大きくするためである。
従って、胴部41の寸法設定によりクサビ的な効果を出す
ことができる。この場合、ダボ22はヘッド台4の平面度
が均一でない場合にもクサビ効果を確実にする。尚、穴
30の形状を近三角形状にしたのは、最終的に頭部42との
当たり面積を大きくするためである。
以上述べたように本考案によれば、簡単な構造でヘッド
台のガタを防止することができるので、デッキ全体を大
型化することがない。また、安定機能はヘッド台前進位
置でのみ生ずるので、移動時の負荷を増大させない利点
もある。
台のガタを防止することができるので、デッキ全体を大
型化することがない。また、安定機能はヘッド台前進位
置でのみ生ずるので、移動時の負荷を増大させない利点
もある。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図および
第3図は従来のヘッド台安定化機構の説明図である。 図中、1はシャーシ、4はヘッド台、10は磁気ヘッド、
30はスライド穴、31は周縁、40は安定化軸、41は胴部、
42は頭部である。
第3図は従来のヘッド台安定化機構の説明図である。 図中、1はシャーシ、4はヘッド台、10は磁気ヘッド、
30はスライド穴、31は周縁、40は安定化軸、41は胴部、
42は頭部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小南 啓次郎 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−133914(JP,U) 実公 昭54−20965(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッドを搭載してシャーシ面上をスラ
イドするヘッド台の該シャーシ面に対する傾きを一定に
保つヘッド台安定化装置において、該ヘッド台の下面ま
たはシャーシの上面に複数のダボを設けると共に、該ヘ
ッド台の下面から安定化軸を複数本突設し、該シャーシ
には該ヘッド台が前進位置に到達したときだけその周縁
部が各安定化軸と係合する近三角形状のスライド穴を同
数設け、 前記安定化軸は胴部と該胴部より大径の頭部とからな
り、該頭部の胴部寄りには傾斜面が形成され、さらに該
胴部の長さは前記シャーシの厚みと前記ダボの高さとの
和に略等しく設定され、 前記ヘッド台が前進位置に到達したとき、前記各安定化
軸の頭部と前記ヘッド台との間に、前記スライド穴の頭
部の周縁が嵌入されるように配設したことを特徴とする
ヘッド台安定化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985044557U JPH073453Y2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | ヘッド台安定化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985044557U JPH073453Y2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | ヘッド台安定化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61163343U JPS61163343U (ja) | 1986-10-09 |
| JPH073453Y2 true JPH073453Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=30557239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985044557U Expired - Lifetime JPH073453Y2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | ヘッド台安定化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073453Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50133914U (ja) * | 1974-04-18 | 1975-11-05 |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP1985044557U patent/JPH073453Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61163343U (ja) | 1986-10-09 |
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