JPH0734793A - 急硬コンクリートの製造方法と打設方法および打設装 置 - Google Patents
急硬コンクリートの製造方法と打設方法および打設装 置Info
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- JPH0734793A JPH0734793A JP5197748A JP19774893A JPH0734793A JP H0734793 A JPH0734793 A JP H0734793A JP 5197748 A JP5197748 A JP 5197748A JP 19774893 A JP19774893 A JP 19774893A JP H0734793 A JPH0734793 A JP H0734793A
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Abstract
し、急結剤の効能開始時間をコンクリートの打設時期と
打設現場の状況等に応じて自在に調整し得るとともに、
コンクリートの打設態様を打設現場の状況等に応じて選
択でき、しかも打設停止時に、混和剤添加装置と圧送管
およびノズル内に残留している急硬コンクリート等の排
出および洗浄を可能にする。 【構成】 フレッシュコンクリートと急結剤とを混合し
て、凝結時間を調整する急硬コンクリートの製造方法で
あること。液状の急結剤と遅延剤、およびフレッシュコ
ンクリートとを互いに接触かつ混合不能に用意し、これ
らの所要量をコンクリートの打設時に混合する。
Description
剤とを適正に配合し、急結剤の効能開始時間をコンクリ
ートの打ち込み条件に応じて自在に調整し得るととも
に、コンクリートの打設態様を選択でき、しかも打設停
止時には圧送管内の急硬コンクリートを排出し洗浄でき
るようにした、急硬コンクリートの製造方法と打設方法
および打設装置に関する。
て、従来より吹付コンクリートが採用されている。この
吹付コンクリートは、湿式の場合、一般に吹付機を介し
て、セメントと骨材と水とを混合したコンクリート(以
下、フレッシュコンクリートと云う)をノズルへ圧送す
るとともに、この圧送途中に所要量の粉状の急結剤を空
気圧力で添加し、これらをノズルからトンネル掘削面に
吹き付けるようにしている。
ートのはね返りによるコンクリートの損失が多く、経済
性に欠ける問題があった。出願人はこのような問題を解
決するため、周回動可能なベルト型枠をトンネル内周面
に対向配置し、該内周面と型枠との間にコンクリート充
填空間を形成し、該空間にコンクリートを充填し、該コ
ンクリートが自己保持できる程度に硬化後、上記型枠を
トンネルの円周方向に移動するようにした、トンネル工
事におけるコンクリート壁形成方法とその形成装置を開
発し、これを特公平2ー26040号および特公平3ー
58440号として既に提案している。
クリートの凝結時間を調整した、いわゆる急硬コンクリ
ートを製造する場合は、コンクリートと急結剤とを圧縮
空気を用いて混合撹拌していた。この場合、急結剤は粉
状のものと液状のものとがあるが、粉状のものを使用す
る際は、圧縮空気による圧送と混合撹拌が不可欠であ
り、また液状のものを使用する際は、確実な混合撹拌装
置がないため、圧縮空気を使用せざるを得なかった
装置は、圧縮空気の使用が不可欠になり、またそのよう
にして製造した急硬コンクリートをノズルから噴出する
と、コンクリートが分離するうえに粉塵が発生する等し
て、コンクリートの強度低下と作業環境の劣化を招くと
いう問題があった。
用いずに急結剤とコンクリートとを混合できる混合装置
を開発し、これを特願平3ー256504号として、既
に提案している。
および装置では、前記のように粉状の急結剤を用い、こ
れをコンクリートの打設条件および状態に応じて、その
所要量を圧縮空気で圧送してコンクリートに添加してお
り、また遅延剤と併用する場合も、急結剤と遅延剤の所
要量を予め混合して置き、これをコンクリートに添加し
て使用していた。
造方法では、定量配合の急結剤や遅延剤をコンクリート
に添加するため、コンクリートの凝結時間が一定になっ
て融通性がなく、コンクリートの打設条件や打設方法、
作業条件等に適したコンクリートの凝結時間を設定する
ことが困難であった。この場合、コンクリートの打設度
に配合を異にする急結剤と遅延剤とを用意して添加し、
各様の急硬コンクリートを作成するのは、面倒かつ不合
理で作業性が悪い。また、コンクリートの打設法につい
ても、吹き付けのような画一的な方法では、打設現場に
応じた適格な打設を行なえず、コンクリートの強度低下
や打設面の外観不良を招く惧れがあった。
に鑑み、液状の急結剤とその遅延剤とを別個に使用し、
これらをコンクリートの打設条件等に応じて、その所要
量を圧縮空気を用いず適正に配合し、急結剤の効能開始
時間を自在に調整できるとともに、コンクリートの打設
条件と作業条件等に応じて、急硬コンクリートの打設方
法を選択でき、しかも急結剤と遅延剤との添加操作の自
動化を図れ、かつ急硬コンクリートの打設停止時には、
これを排出し洗浄できるようにした急速コンクリートの
製造方法と打設方法および打設装置を提供することを目
的とする。
コンクリートの製造方法は、フレッシュコンクリートと
急結剤とを混合して、凝結時間を調整する急硬コンクリ
ートを製造する方法において、液状の急結剤と遅延剤、
およびフレッシュコンクリートとを互いに接触かつ混合
不能に用意し、これら液状の急結剤と遅延剤とフレッシ
ュコンクリートの所要量を、コンクリートの打設時に混
合させて、急硬コンクリートの使用時期と製造時期の裕
度を得られるようにしたことを特徴としている。また、
本発明の急硬コンクリートの製造方法は、フレッシュコ
ンクリートと急結剤とを混合して、コンクリートの凝結
時間を調整する急硬コンクリートを製造する方法におい
て、急結剤と遅延剤とをコンクリート打設条件並びに作
業条件等に応じて調量し、これをコンクリートの打設時
に混合させて、コンクリートの凝結時間を木目細かに設
定できる急硬コンクリートを得られるようにしたことを
特徴としている。本発明の急硬コンクリートの打設方法
は、フレッシュコンクリートと急結剤とを混合して凝結
時間を調整する急硬コンクリートを製造し、該コンクリ
ートを圧縮空気を供給可能なノズルへ導き、該ノズルか
ら急硬コンクリートを吐出する急硬コンクリートの打設
方法において、液状の急結剤と遅延剤とをコンクリート
の打設時に混合するとともに、コンクリートの打設現場
の状況並びに作業条件等に応じて、ノズルに対する圧縮
空気の要否と空気圧とを選択調整し、ノズルからの急硬
コンクリートの吐出態様を選択可能にしたことを特徴と
している。本発明の急硬コンクリートの打設装置は、液
状の急結剤と遅延剤との所要量を別々に圧送するフィー
ドポンプと、フレッシュコンクリートの所要量を圧送す
るコンクリートポンプと、これら液状の急結剤と遅延剤
とフレッシュコンクリートとを混合するミキサーと、前
記各ポンプの作動を制御し、かつ液状の急結剤とフレッ
シュコンクリートとの供給をシーケンス制御するコント
ローラをと備え、急結剤と遅延剤とを混和した急硬コン
クリートの打設の自動化を図れるようにしたことを特徴
としている。本発明の急硬コンクリートの打設装置は、
液状の急結剤と遅延剤との所要量を別々に圧送するフィ
ードポンプと、液状の急結剤と遅延剤とフレッシュコン
クリートとを混合するミキサーと、これらフィードポン
プとミキサーとの間に混和剤添加装置を設け、該添加装
置に上記フィードポンプとミキサーとに連通する一対の
流路を設け、該流路にフィードポンプを導通および遮断
する切換弁を設ける一方、上記混和剤添加装置に給水源
と給気源に連通する一対の流路を設け、これら流路の交
差部に給水源と給気源を選択的に導通または遮断する切
換弁を設け、上記3つの切換弁を混和剤添加装置の内部
に設けた通路を介して導通可能に設け、少なくともコン
クリートの打設停止時に加圧水と圧縮空気を混和剤添加
装置に貫流させ、これを前記ミキサーからノズルへ圧送
して急硬コンクリートを排出させ、コンクリートの打設
停止時に混和剤添加装置や圧送管およびノズル内に残留
する急硬コンクリート等を洗浄して排出し、次期使用時
に良好な使用状態を得られるようにしたことを特徴とし
ている。
成し、作成後の液状の急結剤と遅延剤、およびフレッシ
ュコンクリートとを互いに接触かつ混合不能に用意し、
これら液状の急結剤と遅延剤とコンクリートの所要量
を、コンクリートの打設時に混合させて、コンクリート
打設前における急硬コンクリートの凝結を防止し、該コ
ンクリートの使用時期の裕度を得られる。急結剤と遅延
剤とをコンクリート打設条件並びに作業条件等に応じて
調量し、これら液状の急結剤と遅延剤とをコンクリート
の打設時に混合させ、コンクリートの打設条件等に応じ
た凝結時間を、木目細かに設定できる急硬コンクリート
を得られる。液状の急結剤と遅延剤との所要量をコンク
リートの打設時に混合するとともに、コンクリート打設
条件と作業条件等に応じてノズルに対する圧縮空気の要
否と空気圧を選択調整し、ノズルからの急硬コンクリー
トの吐出態様を自在に選択できる。液状の急結剤と遅延
剤との作成の自動化を促し、それらの所定量の供給と混
合、および混練状のコンクリートの所定量の供給と、コ
ンクリートと急結剤と遅延剤との混合の各工程をシーケ
ンス制御し、これを自動的に行なえる。少なくともコン
クリートの打設停止時に加圧水と圧縮空気とを、混和剤
添加装置と圧送管とノズルとに貫流させ、それらの内部
に残留する急硬コンクリートや急結剤並びに遅延剤等を
排出し洗浄する。
ると、図1乃至図5において1は給水源2に連通する給
水管で、該管1に5本の給水導管3,4,5,6,7が
接続されている。
は、手動弁8または電磁弁9が介挿され、このうち給水
導管4の下流に水計量器10が配設され、該計量器10
と給水導管3の下流側に、急結剤混練用のミキサー11
が設けられている。
計量した所定量の水と、急結剤フィーダー12から供給
された所要量の粉状の急結剤とが収容され、これらを撹
拌器13で撹拌可能にしている。
直下には、急結剤撹拌用のミキサー14が配設され、こ
れらのミキサー11,14は導管15を介して連通して
おり、該ミキサー14の内部に撹拌器16を設けてい
る。
剤を圧送する、例えばスクリュー式のフィードポンプ1
7が配設され、その吸入口にミキサー14と連通する導
管18が接続されている。フィードポンプ17の吐出口
には急結剤供給管19が接続され、該管19に圧力計2
0と流量計21とが接続され、その管端部に混和剤添加
装置23が接続されている。
のミキサー24が設けられ、該ミキサー24の内部に計
量後の所要量の遅延剤と水とが収容され、これらを撹拌
器25で撹拌可能にしている。
剤を圧送する、例えばスクリュー式のフィードポンプ2
6が配設され、その吸入口にミキサー24と連通する導
管27が接続されている。
給管28が接続され、該管28に圧力計29と流量計3
0とが接続され、その管端部に混和剤添加装置23が接
続されている。
入口に接続され、その吐出口に注水管33の一端が接続
され、その他端側に混和剤添加装置23が接続されてい
る。図中、35は空圧供給源であるエアーコンプレッサ
で、その吐出口に給気管36が接続され、その管端部に
混和剤添加装置23が接続されている。
ルブ孔38,39,40が横一列に形成され、これらは
該装置23の内部に形成した上下二段の通路に連通して
いるすなわち、混和剤添加装置23の一側周面には、注
水管33に連通する通孔41と、給気管36に連通する
通孔42とが開口され、これらは図3のようにバルブ孔
38に連通しており、またその他側周面には急結剤供給
管19に連通する通孔43と、遅延剤供給管28に連通
する通孔44とが開口され、これらは図4のように通孔
41,42と別個の平面上で、バルブ孔39,40に連
通している。
には、バルブ孔39,40に連通する通孔45,46が
開口され、これらに混和剤注入管47に連通する出口管
48,49が接続されている。
形成され、該通路50は誘導通路51,52,53を介
して、各バルブ孔38,39,40に連通している。図
中、54は各通路50,51,52,53の両端または
一端に施栓された盲栓、55はバルブ孔38,39,4
0の端部に形成したネジ孔で、盲栓(図示略)が施栓さ
れる。
方切換弁56,57,58がアクチュエータ(図示略)
を介して回動可能に装着され、前記通路を開閉可能にし
ている。これらの切換弁56,57,58は、円筒状の
バルブボデー56a,57a,58aと、回転スプール
56b,57b,58bとを有し、このうち切換弁5
7,58は同一に構成されている。
状に構成され、またバルブボデー57a,58aは回転
スプール57b,58bに通ずるセンターポート59,
60を内部に形成しており、該ボデー57a,58aの
周面に、センターポート59,60に連通するポート6
1,62を形成している。
ト63を形成しており、該スプール56bの周面に、セ
ンターポート63に連通するポート64a,64b,6
4cを形成している。回転スプール57b,58bの周
面にも、各センターポート61,62に連通するポート
65a,65b,65cと、ポート66a,66b,6
6cを形成している。
は、回転スプール56bを介して誘導通路51を閉塞
し、水または圧縮空気の通路50内への供給を遮断し、
かつその際切換弁57,58は、回転スプール57b,
58bの各ポートを介して、急結剤供給管19を通孔4
6に連通させるとともに、遅延剤供給管28を通孔45
に連通させて、急結剤と遅延剤とを出口管48,49へ
供給可能にしている。
設停止時には、回転スプール56bのポート64a,6
4bの一方が、注水管33または給気管36と連通する
とともに、対応するポートが誘導通路51に連通して、
水または圧縮空気、実施例ではこの双方を通路50へ導
入可能にしている。
ー57a,58aのポート61,62を介して、センタ
ーポート59,60を通路50に連通させ、同時に回転
スプール57b,58bのポート65b,66bを通孔
45,46に連通させて、水または圧縮空気を切換弁5
7,58の内部に導き、これを出口管48,49へ排出
可能にしている。
閉作動は、前記アクチュエータによって行なわれ、該ア
クチュエータの作動はコントローラ67に制御されてい
る。コントローラ67は、各圧力計20,29と、電磁
弁9および後述するノズル開閉用電磁弁と、水計量器1
0および各流量計21,30と、急結剤フィーダー12
と、フィードポンプ17,26と、撹拌器13,16,
25および後述するミキサーと、給水ポンプ32および
後述のコンクリートポンプと、エアーコンプレッサ35
等から各種の信号を入力可能にされている
打設時における急結剤と遅延剤の作成および圧送と、混
和剤添加装置23における各切換弁56,57,58の
作動と、急硬コンクリート打設停止時における急硬コン
クリートの排出と洗浄に関して、それらのシーケンス制
御内容が記憶され、その制御内容に基づいて関係機器へ
制御信号を出力し、上記各種のシーケンス制御を実行可
能にしている。
急結剤と遅延剤の作成については、コンクリート打設時
期と打設現場の状況および作業条件に応じて、急結剤と
遅延剤のそれぞれの添加量を各種実験値の記憶情報から
読み出し、これに基いて急結剤と遅延剤およびこれらを
混合する水の所要量を計量し、それらを混合撹拌すると
ともに、作成した液状の急結剤と遅延剤とをフィードポ
ンプ17,26で圧送し、その際の各ポンプ17,26
の吐出量を計量するようにしている。
いては、急硬コンクリートの打設時と打設停止時とで異
なり、打設時には先ず切換弁56を回動して、圧縮空気
と加圧水を交互に混和剤添加装置23へ供給し、これを
切換弁57,58から出口管48,49へ導いて、圧送
管内に残留する急硬コンクリートを洗い流し、この後切
換弁56を回動して、水および圧縮空気の導入を停止す
るとともに、切換弁57,58を回動して、液状の急結
剤と遅延剤とを出口管48,49へ送り出し、ミキサー
へ供給するようにしている。
弁56を回動して、圧縮空気と加圧水を交互に混和剤添
加装置23へ供給し、これを切換弁57,58から出口
管48,49へ導いて、急硬コンクリートの残留分を洗
い流すようにしている。
ば生コン運搬車から排出したフレッシュコンクリートを
圧送管69へ圧送するようにされ、該管69の一端にミ
キサー70を接続している。
され、該管47内の急結剤と遅延剤とをコンクリートに
添加し、これを混合撹拌して圧送管71へ圧送し、該管
71の端部に接続したノズル72へ圧送するようにして
いる。ノズル72は、例えば出願人が既に提案した特公
平2ー26040号および同3ー58440号に所載の
トンネル覆工装置73に装着され、該ノズル72にエア
ーコンプレッサ35に連通する空気導管74が接続さ
れ、圧縮空気を選択的に導入するとともに、その空気圧
を調整可能にしている。
適宜手段を介しトンネル75の内周面に沿って移動可能
にされ、その外側位置に周回動可能なベルト型枠76を
備え、該型枠76をトンネル75の内周面に対向配置
し、該内面と型枠76との間のコンクリート充填空間に
急硬コンクリートを流し込み、または注入し、或いは吹
き付けて、コンクリート壁77を形成するようにしてい
る。
造方法と打設方法および打設装置によって、急硬コンク
リートを製造し、かつこれを打設する場合は、所定の急
結剤とその遅延剤とを用意し、遅延剤に比べて多量に使
用する急結剤は、急結剤フィーダー12に収容して置
く。
の打設時期、打設現場の状況および作業条件等によって
相違し、それらの効果は添加量に比例する。この場合、
遅延剤は、その添加量を加減することで急結剤の効果開
始時間を調整する作用をなし、急結剤と相関関係を有す
る。例えば、急硬コンクリートの製造後、その打設を開
始するまでの時間の多少によって、急結剤と遅延剤の添
加量が相違し、またセメントの凝結時間は温度の影響を
受けるため、季節や気象条件、日中の時間帯等によって
相違する。
トンネル75の地山の地質や湧水の有無と湧水量の多少
等の、コンクリートの打設現場の状況によっても相違
し、更に作業条件によっても相違する。
トンネル75の内周面にコンクリートを打設する場合、
図5(a),(b)のようにトンネル75の側壁にコン
クリートを流し込み、または吹き込んで打設するとき
は、コンクリートはなるべく早く凝結した方がよく、一
方、同図(c)のようにトンネル75の天端部を打設す
るときは、ノズル72を取り外してコンクリートを注入
する作業上、コンクリートは注入後ゆっくり凝結した方
がよいことが、経験的に知られている。
各条件下における急結剤と遅延剤との添加量の実験を重
ね、単一または複数の条件下で最良の結果を得られる添
加量を実験値から求め、これをコントローラ67に記憶
させた。
し、コントローラ67に急結剤と遅延剤との添加量調整
を指示すると、コントローラ67が設定されたシーケン
スに基いて、上記添加量調整を実行する。そして、上記
シーケンスの実行に当たって、コンクリートの打設条
件、つまり打設時期および打設現場の状況と作業条件等
に関する情報をコントローラ67に条件設定し、或いは
操作パネルに用意された設定ボタンを操作する。
量がコントローラ67の適所に表示され、急結剤フィー
ダー12から計量した所要量の急結剤がミキサー11に
投入され、同時に電磁弁9が開弁して水が水計量器10
に供給され、その所要量がミキサー11に投入されて、
これらが撹拌器13の駆動により混練状態に撹拌され
る。一方、計量した所要量の遅延剤をミキサー24に投
入し、同時に電磁弁9を開弁して所要量の水をミキサー
24に投入し、これらを撹拌器25の駆動により撹拌す
る。
5を介してミキサー14に収容され、同時に所定量の水
がミキサー14に投入されて、これらが撹拌器16の駆
動により撹拌され、その液状の急結剤が導管18を介し
てフィードポンプ17に導かれ、また遅延剤は所定時間
撹拌後、導管27を介してフィードポンプ26に導かれ
る。
停止しており、また急結剤供給管19と遅延剤供給管2
8とは、常時は混和剤添加装置23との導通を遮断して
いる
状の急結剤および遅延剤と、コンクリートとの接触およ
び混合を、コンクリートの打設開始時まで回避させてい
るから、従来のようにこれらを直ちにコンクリートに混
合させて製造する場合に比べて、急硬コンクリートの凝
結を回避され、該コンクリートの製造と使用時期に十分
な裕度を得られる。
を別々に供給して併用しているから、従来のようにそれ
らの定量を予め混合して作成したり、それらの一方のみ
を使用する場合に比べて、コンクリートの凝結時間を木
目細かに調整することができる。更に、本発明は急結剤
と遅延剤との添加量を、コンクリートの打設条件と作業
条件等に応じて合理的に設定しているから、使用の実情
に合致した適格な急硬コンクリートを適時製造すること
ができる。
するに当たって、それらを別々の工程で自動化を図れる
から、それらの調整を容易に行なうことができるととも
に、それらとコンクリートとの混合を後述のように打設
時期を待って行なっているから、急硬コンクリートを打
設現場付近で行なえる。
とを作成後、コンクリートを打設する場合は、コントロ
ーラー67にコンクリート打設を指示すると、コントロ
ーラ67が設定されたシーケンスに基いて、コンクリー
ト打設を実行する。
先立って、混和剤添加装置23からノズル72に至る管
路の異状の有無を点検する。これは先ず各アクチュエー
タ(図示略)を介して、切換弁56を交互に回動すると
ともに、切換弁57,58を回動して、回転スプール5
6bのポート64aと64bとを、交互に給気管36と
注水管33とに連通させる一方、バルブボデー57a,
58aのポート61,62を通路50に連通させる。
転スプール57b,58bが図4のように設定され、各
センターポート59,60と急結剤供給管19および遅
延剤供給管28とが遮断され、代わりにポート65b,
66bを介して、センターポート59,60と出口管4
8,49とが連通する。
に給気管36から圧縮空気が供給され、これがポート6
4a,64cおよび誘導通路51を介して通路50に導
かれ、誘導通路52,53を介してセンターポート5
9,60を移動する。上記圧縮空気はこの後、通孔4
5,46から出口管48,49へ送り出され、混和剤注
入管47よりミキサー70を経て圧送管71に導かれ、
ノズル72から排出される。したがって、これらの経路
に残留している急結剤や遅延剤、或いはコンクリート等
が、圧縮空気によって吹き飛ばされる。
64aが閉塞されて圧縮空気が遮断される代わりに、ポ
ート64bが通孔41と連通して、給水管33から加圧
水が供給され、これが前述と同様な経路を移動してノズ
ル72から排出される。したがって、圧縮空気の吹き付
け後、これらの経路に残留している急結剤や遅延剤、或
いはコンクリート等が、加圧水によって吹き飛ばされ
る。
れ、通孔41が閉塞されて加圧水が遮断される代わり
に、ポート64aが通孔42と連通して、給気管36か
ら圧縮空気が供給され、これが前述と同様な経路を移動
してノズル72から排出される。したがって、これらの
経路に付着している水が、圧縮空気によって吹き飛ばさ
れる。
ンクリートの各通路の導通とその良否を確認後、コント
ローラ67の制御信号によって、切換弁57,58の各
回転スプール57b,58bを、図4の状態から例えば
時計方向へ90°回動し、ポート65c,65aおよび
ポート66c,66aを介して、急結剤供給管19と出
口管49、および遅延剤供給管28と出口管48とを連
通させるとともに、バルブボデー57a,58aのポー
ト61,62を閉塞して、通路50から遮断する。
て、フィードポンプ17,26とコンクリートポンプ6
8とを駆動する。
と遅延剤とがフィードポンプ17,26によって圧送さ
れ、これが急結剤供給管19と遅延剤供給管28とに導
かれて混和剤供給装置23に流入し、その際各流入量が
流量計21,30によって計量30される。
ポート66c,66aを移動して、通孔46から出口管
49へ送り出され、また遅延剤はポート65c,65を
移動して、通孔45から出口管48へ送り出される。こ
の場合、ポート61,62は前述のように閉塞されてい
るから、急結剤と遅延剤とが通路50に流出することは
ない。
た急結剤と遅延剤とは、この後混和剤注入管47で合流
してミキサー70に導かれる。ミキサー70には圧送管
69を介して、混練された所定量のコンクリートが導入
され、該コンクリートに前記急結剤と遅延剤とが添加さ
れ、これらが混合撹拌される。
キサー70から圧送管71に送り出され、ノズル72か
ら押し出される。ノズル72には空気導管74が接続さ
れ、圧縮空気を導入可能にしているが、その導入の是非
は、コンクリート打設現場や作業条件によって採択され
る。
ネル75の側壁下部にコンクリートを打設する場合、ノ
ズル72に圧縮空気を供給することなく、コンクリート
を打設する。このようにすると、コンクリートはノズル
72から押し出されて、ベルト型枠76とトンネル75
の内面との間に流し込まれ、その堆積時にコンクリート
が分離したり、粉塵が発生したりしない。したがって、
従来のようなコンクリートの吹き付けによって、コンク
リートが分離し、コンクリート壁77の強度が低下した
り、粉塵が多量に発生して作業環境を劣化させることが
ない。
は、ノズル72からコンクリート打設位置までの、コン
クリート流し込み落差が大きいトンネル75の側壁両端
に有効で、それ以外の側壁位置では上記落差が比較的小
さいため、ノズル72に圧縮空気を導入して、コンクリ
ートを吹き付けることも可能である。この場合、圧縮空
気の圧力を適宜加減し、前記事態の発生を抑止すること
が望ましい。
ートを打設後、その天端部にコンクリートを打設する場
合は、図5の装置ではノズル72がコンクリート打設の
障害になるため、これを取り外し、図5(c)のように
コンクリートを型枠76の内部に注入する。したがっ
て、この場合にはノズル72には圧縮空気は供給しな
い。
圧縮空気の供給の有無と、供給量を適宜選択し調整し得
るから、コンクリートの打設方法を打設現場と作業条件
に応じて、流し込み、吹き込み、吹き付け、注入等に種
々選択し得る。
設においては、側壁に対するコンクリート打設時には、
コンクリートはなるべく早く凝結し、一方、天端部はゆ
っくり凝結することが望まれ、急結剤の添加量を異にし
た二様の急硬コンクリートを要する。この場合、本発明
は急結剤と遅延剤とを別々に調製し、これをコンクリー
トに適宜添加し混合撹拌しているから、異種の急硬コン
クリートを打設現場において、作業進度を見極めながら
製造でき、コンクリート打設作業を円滑かつ能率良く行
なえる。
状のものを使用し、これらをフィードポンプ17,26
で圧送しているから、これらを供給ないし補給する際、
従来のように粉状の急結剤と遅延剤とを圧縮空気で圧送
する場合のように、いちいち空圧圧送手段を停止し、か
つ一旦コンクリート打設を停止しなければならなかった
不具合を解決し、連続してコンクリート打設を行なえ
る。
トローラー67に混和剤添加装置23と、その吐出通路
との洗浄を指示すると、コントローラ67が設定された
シーケンスに基いて、洗浄を実行する。すなわち、コン
トローラ67の制御信号によって、コンクリートポンプ
68とフィードポンプ17,26とを停止し、アクチュ
エータを介し切換弁56,57,58を開閉し、前述と
同様に混和剤添加装置23からノズル72に至る管路に
圧縮空気と加圧水とを交互に供給して、それらの内部に
残留する急硬コンクリートと急結剤および遅延剤とをノ
ズル72から排出し、それらを洗浄する。
管路内に残留している急硬コンクリートが固化する事態
を防止し得、次期使用時に良好な使用状態を得られる。
なお、コンクリート打設停止時にノズル72のみに圧縮
空気を供給することも可能であり、その場合にはノズル
72を独自に洗浄し得る。
以上のように、液状の急結剤と遅延剤、およびフレッシ
ュコンクリートとを互いに接触かつ混合不能に用意し、
これら液状の急結剤と遅延剤とフレッシュコンクリート
の所要量を、コンクリートの打設時に混合させたから、
これらを直ちに混合させる従来の製法に比べて、急硬コ
ンクリートの凝結時間に自由度が得られ、急硬コンクリ
ートの使用時期と製造時期の多様化に応じられる効果が
ある。また、本発明の急硬コンクリートの製造方法は以
上のように、急結剤と遅延剤とをコンクリート打設条件
並びに作業条件等に応じて調量し、これをコンクリート
の打設時に混合させたから、打設条件と作業条件に応じ
て、凝結時間を木目細かに設定できる急硬コンクリート
を製造することができる。また、本発明の急硬コンクリ
ートの打設方法は以上のように、液状の急結剤と遅延剤
とをコンクリートの打設時に混合するとともに、コンク
リートの打設現場の状況並びに作業条件等に応じて、ノ
ズルに対する圧縮空気の要否と空気圧とを選択調整し、
ノズルからの急硬コンクリートの吐出態様を選択可能に
したから、ノズルからの急硬コンクリートの吐出態様
を、コンクリートの打設条件と作業条件等に応じて選択
でき、的確な急硬コンクリートを製造することができ
る。本発明の急硬コンクリートの打設装置は以上のよう
に、液状の急結剤と遅延剤との所要量を別々に圧送する
フィードポンプと、フレッシュコンクリートの所要量を
圧送するコンクリートポンプと、これら液状の急結剤と
遅延剤とフレッシュコンクリートとを混合するミキサー
と、前記各ポンプの作動を制御し、かつ液状の急結剤と
フレッシュコンクリートとの供給をシーケンス制御する
コントローラをと備えたから、液状の急結剤と遅延剤と
の作成と、急硬コンクリートの打設の自動化を図ること
ができる。本発明の急硬コンクリートの打設装置は以上
のように、液状の急結剤と遅延剤との所要量を別々に圧
送するフィードポンプと、液状の急結剤と遅延剤とフレ
ッシュコンクリートとを混合するミキサーと、これらフ
ィードポンプとミキサーとの間に混和剤添加装置を設
け、該添加装置に上記フィードポンプとミキサーとに連
通する一対の流路を設け、該流路にフィードポンプを導
通および遮断する切換弁を設ける一方、上記混和剤添加
装置に給水源と給気源に連通する一対の流路を設け、こ
れら流路の交差部に給水源と給気源を選択的に導通また
は遮断する切換弁を設け、上記3つの切換弁を混和剤添
加装置の内部に設けた通路を介して導通可能に設け、少
なくともコンクリートの打設停止時に加圧水と圧縮空気
を混和剤添加装置に貫流させ、これを前記ミキサーから
ノズルへ圧送して急硬コンクリートを排出させたから、
コンクリートの打設停止時に、混和剤添加装置や圧送管
およびノズル内に残留する急結剤と遅延剤と急硬コンク
リート等を排出して洗浄し、急硬コンクリートの固化を
防止し、次期使用時の急硬コンクリートの良好な吐出状
態を確保できるとともに、混和剤添加装置とノズルとそ
れらの通路の長期に亙る使用を確保することができる。
縦断面図である。
周面にコンクリートを打設する状況を示す説明図で、同
図(a),(b)はトンネルの側壁部を打設する状況を
示し、同図(c)はトンネルの天端部を打設する状況を
示している。
Claims (5)
- 【請求項1】 フレッシュコンクリートと急結剤とを混
合して、凝結時間を調整する急硬コンクリートを製造す
る方法において、液状の急結剤と遅延剤、およびフレッ
シュコンクリートとを互いに接触かつ混合不能に用意
し、これら液状の急結剤と遅延剤とフレッシュコンクリ
ートの所要量を、コンクリートの打設時に混合させたこ
とを特徴とする急硬コンクリートの製造方法。 - 【請求項2】 フレッシュコンクリートと急結剤とを混
合して、コンクリートの凝結時間を調整する急硬コンク
リートを製造する方法において、急結剤と遅延剤とをコ
ンクリート打設条件並びに作業条件等に応じて調量し、
これをコンクリートの打設時に混合させたことを特徴と
する急硬コンクリートの製造方法。 - 【請求項3】 フレッシュコンクリートと急結剤とを混
合して凝結時間を調整する急硬コンクリートを製造し、
該コンクリートを圧縮空気を供給可能なノズルへ導き、
該ノズルから急硬コンクリートを吐出する急硬コンクリ
ートの打設方法において、液状の急結剤と遅延剤とをコ
ンクリートの打設時に混合するとともに、コンクリート
の打設現場の状況並びに作業条件等に応じて、ノズルに
対する圧縮空気の要否と空気圧とを選択調整し、ノズル
からの急硬コンクリートの吐出態様を選択可能にしたこ
とを特徴とする急硬コンクリートの打設方法。 - 【請求項4】 液状の急結剤と遅延剤との所要量を別々
に圧送するフィードポンプと、フレッシュコンクリート
の所要量を圧送するコンクリートポンプと、これら液状
の急結剤と遅延剤とフレッシュコンクリートとを混合す
るミキサーと、前記各ポンプの作動を制御し、かつ液状
の急結剤とフレッシュコンクリートとの供給をシーケン
ス制御するコントローラをと備えたことを特徴とする急
硬コンクリートの打設装置。 - 【請求項5】 液状の急結剤と遅延剤との所要量を別々
に圧送するフィードポンプと、液状の急結剤と遅延剤と
フレッシュコンクリートとを混合するミキサーと、これ
らフィードポンプとミキサーとの間に混和剤添加装置を
設け、該添加装置に上記フィードポンプとミキサーとに
連通する一対の流路を設け、該流路にフィードポンプを
導通および遮断する切換弁を設ける一方、上記混和剤添
加装置に給水源と給気源に連通する一対の流路を設け、
これら流路の交差部に給水源と給気源を選択的に導通ま
たは遮断する切換弁を設け、上記3つの切換弁を混和剤
添加装置の内部に設けた通路を介して導通可能に設け、
少なくともコンクリートの打設停止時に加圧水と圧縮空
気を混和剤添加装置に貫流させ、これを前記ミキサーか
らノズルへ圧送して急硬コンクリートを排出させるよう
にしたことを特徴とする急硬コンクリートの打設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197748A JP2633181B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 急硬コンクリートの打設方法および打設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197748A JP2633181B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 急硬コンクリートの打設方法および打設装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734793A true JPH0734793A (ja) | 1995-02-03 |
| JP2633181B2 JP2633181B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16379691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5197748A Expired - Fee Related JP2633181B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 急硬コンクリートの打設方法および打設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2633181B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100699939B1 (ko) * | 2005-10-19 | 2007-03-26 | 한춘자 | 금박지와 세라믹 부재가 부착된 욕조 |
| JP2015217682A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | ソク−ムン,キム | 3dプリンティング装置及び方法、これを利用した鉄骨コンクリート構造物の施工方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61286456A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-17 | 株式会社大林組 | 湿式吹付け工法 |
| JPS6250594U (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | ||
| JPS62280495A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-05 | 株式会社青木建設 | コンクリート吹付装置 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP5197748A patent/JP2633181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61286456A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-17 | 株式会社大林組 | 湿式吹付け工法 |
| JPS6250594U (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | ||
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100699939B1 (ko) * | 2005-10-19 | 2007-03-26 | 한춘자 | 금박지와 세라믹 부재가 부착된 욕조 |
| JP2015217682A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | ソク−ムン,キム | 3dプリンティング装置及び方法、これを利用した鉄骨コンクリート構造物の施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2633181B2 (ja) | 1997-07-23 |
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