JPH0735140U - 車両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造 - Google Patents
車両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造Info
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- JPH0735140U JPH0735140U JP7191593U JP7191593U JPH0735140U JP H0735140 U JPH0735140 U JP H0735140U JP 7191593 U JP7191593 U JP 7191593U JP 7191593 U JP7191593 U JP 7191593U JP H0735140 U JPH0735140 U JP H0735140U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定ルーフのコーナ部を大きく丸めるように
デザインした場合であっても開口面積の縮小化を回避可
能にする。 【構成】 開口2の前縁に沿って延在するディフレクタ
11を上下動させるためのリンク機構を、ディフレクタ
11に一体化されたアッパーリンク12と、アッパーリ
ンク12と固定ルーフ1とに両端部を枢支されたロアー
リンク15と、アッパーリンク12に一端部を枢支され
かつ側部フレーム4のケーブルガイド溝16に他端部を
スライド自在に係合されたアーム部材17とにより構成
し、アッパーリンク12とロアーリンク15との間にデ
ィフレクタ11を上昇させる向きに付勢するねじりコイ
ルばね18を設ける。ロアーリンク15のアッパーリン
ク側枢支部を固定ルーフ側枢支部に対して車両中心線C
寄りにオフセットする。ロアーリンクの形状を湾曲させ
て、ボディデザインに合わせることができる。
デザインした場合であっても開口面積の縮小化を回避可
能にする。 【構成】 開口2の前縁に沿って延在するディフレクタ
11を上下動させるためのリンク機構を、ディフレクタ
11に一体化されたアッパーリンク12と、アッパーリ
ンク12と固定ルーフ1とに両端部を枢支されたロアー
リンク15と、アッパーリンク12に一端部を枢支され
かつ側部フレーム4のケーブルガイド溝16に他端部を
スライド自在に係合されたアーム部材17とにより構成
し、アッパーリンク12とロアーリンク15との間にデ
ィフレクタ11を上昇させる向きに付勢するねじりコイ
ルばね18を設ける。ロアーリンク15のアッパーリン
ク側枢支部を固定ルーフ側枢支部に対して車両中心線C
寄りにオフセットする。ロアーリンクの形状を湾曲させ
て、ボディデザインに合わせることができる。
Description
【0001】
本考案は、車両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造に関し、特に、車両 の固定ルーフに設けられた開口の前縁に沿って延在しかつ上下動可能にリンク機 構を介してインナフレームに取り付けられたディフレクタを有する車両用サンル ーフ装置のディフレクタ取付構造に関する。
【0002】
車両としての自動車の固定ルーフに開口を形成し、ガラスや鋼板などからなる 可動パネルを前後方向にスライド自在に設けることにより、この開口を選択的に 開閉し得るようにしたスライドサンルーフ装置がある。また、可動パネルを開い た状態で走行した際の風切り音の発生や室内への風の巻き込みを抑制するべく、 例えば実開昭61−52518号公報に開示されているように、開状態に於ける 開口の前縁に沿うように延在するディフレクタブレードを設けたものがある。
【0003】 上記従来のディフレクタ取付構造にあっては、ディフレクタを上下動させるべ くディフレクタに回動自在に枢支されかつインナフレームに傾動自在に枢着され たロアーリンクとしての第2リンクと、ディフレクタに回動自在に枢支されかつ スライドルーフをスライド可能に支持するべく開口の左右縁部に沿って延在する レール部材に変位自在に係合するようにされた第1リンクと、ディフレクタを上 方に突出させる向きにディフレクタと第2リンクとの間に介装されたねじりばね とにより構成されている。なお、全閉時にはスライドルーフにより第2リンクが 押し下げられてディフレクタがスライドルーフ下方に収容されるようになってい る。
【0004】 ところで、自動車のデザイン上に於いて固定ルーフのコーナ部を比較的大きく 丸めようとすることが考えられる。しかしながら、上記構造のディフレクタ取付 構造では、その固定ルーフ側枢支部とディフレクタ側枢支部とが車両の左右方向 についての位置関係では同一線上に位置していることから、固定ルーフのコーナ 部を大きく丸くすると、その開口幅を確保するようにするとロアーリンクを後方 に偏倚させる必要が生じ、開口の前方の開放感を確保するようにするとロアーリ ンクを車両の中心線寄りに偏倚させる必要が生じ、開口面積が狭められてしまう という問題がある。
【0005】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、固定ルーフのコー ナ部を大きく丸めるようにした場合であっても開口面積の縮小化を回避し得る車 両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造を提供することにある。
【0006】
このような目的は、本考案によれば、車両の固定ルーフに設けられた開口を選 択的に開閉するための可動パネルをスライド自在に保持すべく当該固定ルーフの 内側に固設されたインナフレームと、前記開口の前縁に沿って延在しかつ上下動 可能にリンク機構を介して前記インナフレームに取り付けられたディフレクタと を有し、前記リンク機構が、前記ディフレクタの端部に一体化されかつ前記ディ フレクタのコーナ部を形成するように延出されたアッパーリンクと、前記アッパ ーリンクの延出遊端部と前記インナフレームとに両端部を枢支されたロアーリン クと、前記アッパーリンクの他端部に一端部を枢支されかつ他端部を前記インナ フレームにスライド自在に係合するようにされたアーム部材と、前記ディフレク タを前記上方に向けて付勢するためのばね手段とを有し、かつ前記ロアーリンク の前記アッパーリンクとの枢支部を前記インナフレームとの枢支部に対して車両 の中心線寄りにオフセットしたことを特徴とする車両用サンルーフ装置のディフ レクタ取付構造を提供することにより達成される。
【0007】
このようにすれば、ディフレクタのコーナ部を形成するアッパーリンクの形状 を固定ルーフのコーナ部の形状に沿わせるように形成することができると共に、 ロアーリンクのディフレクタ側枢支部に対して固定ルーフ側枢支部が車両の中心 線寄りにオフセットしていることから、ロアーリンクの両枢支部間の形状を固定 ルーフのコーナ部の形状に合わせるように湾曲させることができる。
【0008】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0009】 図1は、本考案が適用された自動車用サンルーフ装置の概要を示している。固 定ルーフ1には、車体幅方向に長辺を置く概ね矩形をなす開口2が形成されてお り、該開口2は、例えば板ガラス等からなる可動パネル3にて補完的に閉鎖され たり開放され得るようになっている。なお、本発明を構成する諸部材は、自動車 の前後方向に沿う中心線に対して略左右対称に配設されているので、以下、その 位置関係は、特に断わらない限り、車室中央を基準にして説明する。
【0010】 本サンルーフ装置のフレームを上面から示す図2に示されるように、固定ルー フ1の開口2の左右両側方部には、可動パネル3の左右の側部をスライド自在に 支持するべく互いに平行な左右一対の側部フレーム4が設けられている。側部フ レーム4は、アルミニウム合金の引き抜き材からなり、開口2の車両に於ける左 右の両側縁に沿って延在し、さらに固定ルーフ1の車両後方部に至り、適所を固 定フレーム1の内面にねじ止めにて固設されている。それら両側部フレーム4の 開口2側である車両前方側の両端部間には、両側部フレーム4と共働してコ字形 インナフレームを形成するようにされた前部フレーム5がその両端を各側部フレ ーム4に結合されて適所を固定フレーム1の内面にねじ止めにて固設されている 。
【0011】 可動パネル3の内面に於ける左右両側端部には図1に示されるように前後方向 に延在するステー3aがそれぞれ固定されており、ステー3aの下端部に装着さ れたスライダ3bが、上記側部フレーム4に形成されたガイドレール4aに摺動 自在に係合している。上記スライダには駆動力伝達ケーブルとしてのプッシュプ ルケーブル6の先端部が連結されており、そのプッシュプルケーブル6の基端部 側が、モータ7に一体化された減速機の駆動軸にラックアンドピニオン状に噛み 合わされている。そして、プッシュプルケーブル6を押し引き駆動することによ って可動パネル3が開閉駆動される。
【0012】 前記両側部フレーム4の中間部同士には、固定ルーフ1の内面に固設された中 間部補強スティフナ8の両端部がそれぞれ結合されている。そして、両側部フレ ーム4の前部フレーム5とは相反する側の両遊端部間にモータ7が配設されてい る。モータ7には減速機9が一体化されており、それらを支持するモータ取付ブ ラケット10と共にモータ装置を構成し、固定ルーフ1の内面にねじ止めにてモ ータ取付ブラケット10が固定されている。
【0013】 次に、上記したようにして構成されたサンルーフ装置のディフレクタ取付構造 について、図3及び図4を参照して以下に示す。なお、図3は、図2のIII線に ついて見た部分拡大平面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿って見た側面図 である。また、図3及び図4ではディフレクタ11を上昇させた状態を示してい る。
【0014】 図に示されるように、本リンク機構は、開口2の前縁に沿って延在するディフ レクタ11の左右の端部にリベット止めされて一体化されかつ連続して延出する ように形成されたアッパーリンク12と、アッパーリンク12のディフレクタ1 1側の下面にて下方に突設された一対の枢支部間に取り付けられた枢支ピン13 を介して一端を枢支されると共に固定ルーフ1に固着されたベース部材14に他 端を枢支されたロアーリンク15と、アッパーリンク12の延出遊端部に一端部 を枢支されかつ側部フレーム4のケーブルガイド溝16に他端部をスライド自在 に係合するようにされたアーム部材17と、ディフレクタ11を開口2から上昇 させるべくアッパーリンク12とロアーリンク15とを互いに拡開するように付 勢するために枢支ピン13に巻装されたばね手段としてのねじりコイルばね18 とにより構成されている。
【0015】 なお、ケーブルガイド溝16は、側部フレーム4の引き抜き加工時に一体的に 形成され、車両中心線側に開放された略C字形をなしている。そのケーブルガイ ド溝16の車両前方部分に、アーム部材17の上記他端部にてケーブルガイド溝 16内に没入するように一体的に設けられ係合ピン17aが、ケーブルガイド溝 16内にスライド自在に支持されている。従って、アーム部材の固定ルーフ側の 支持構造に別部材を設ける必要がなく、組付けを簡略化し得る。
【0016】 また、ディフレクタ11の上限位置は、アッパーリンク12の延出端部にて側 方に突設されたストッパ12aがアーム部材17の下面に衝当して、それ以上の ロアーリンク15及びアッパーリンク12の拡開開度が規制されることにより定 められている。可動パネル3の全閉状態では、図5に示されるように、可動パネ ル3の側縁部の前側下部に設けられたデフスライダにより、ねじりコイルばね1 8の拡開付勢力に抗してアーム部材17が押し下げられて、可動パネル3の下方 にディフレクタ11が収納されるようになっている。なお、図4及び図5に示さ れている可動パネル3は、アーム部材17の上方に位置する部分の断面形状の外 形を示している。
【0017】 このようにして構成された本ディフレクタ取付構造にあっては、例えば車両ボ ディの外形から固定ルーフ1の前部コーナ部の形状が大きく丸められた形状をな し、その形状にならうように開口2の前部コーナ部も形成されていても、図3に 良く示されるように、アッパーリンク12を平面矢視に於いて湾曲させた形状に 形成できる。そして、ロアーリンク15の固定ルーフ側枢支部に対してアッパー リンク12側枢支部が車両中心線C寄りにオフセット(図3のa)されており、 ロアーリンク15も平面矢視に於いて容易に湾曲形状に形成することができる。 従って、ボディデザインに何等影響されることなくディフレクタのリンク機構を 配設することができる。
【0018】
【考案の効果】 このように本考案によれば、ディフレクタを上下動させるためのリンク機構を 構成するロアーリンクのアッパーリンク側枢支部をインナフレーム側枢支部に対 して車両中心寄りにオフセットしたことから、ロアーリンクの平面矢視に於ける 形状を開口のコーナ部の曲線形状に合わせて容易に湾曲させることができ、ボデ ィデザインによる影響を受けることなくディフレクタ装置のリンク機構を好適に 配設し得るため、コーナ部を大きく丸めたような場合でも開口面積の縮小化を回 避でき、広い開口面積及び前方開放感を容易に確保可能である。
【図1】本発明が適用された自動車用サンルーフ装置の
概要を示す部分斜視図。
概要を示す部分斜視図。
【図2】サンルーフ装置の全体を示す平面図。
【図3】図2のIII線について見た要部拡大平面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿って見た側面図。
【図5】ディフレクタの収納状態を示す図4に対応する
図。
図。
1 固定ルーフ 2 開口 3 可動パネル 3a ステー 3b スライダ 4 側部フレーム 4a ガイドレール 5 前部フレーム 6 プッシュプルケーブル 7 モータ 8 中間部補強スティフナ 9 減速機 10 モータ取付ブラケット 11 ディフレクタ 12 アッパーリンク 12a ストッパ 13 枢支ピン 14 ベース部材 15 ロアーリンク 16 ケーブルガイド溝 17 アーム部材 17a 係合ピン 18 ねじりコイルばね
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の固定ルーフに設けられた開口を選
択的に開閉するための可動パネルをスライド自在に保持
すべく当該固定ルーフの内側に固設されたインナフレー
ムと、前記開口の前縁に沿って延在しかつ上下動可能に
リンク機構を介して前記インナフレームに取り付けられ
たディフレクタとを有し、 前記リンク機構が、前記ディフレクタの端部に一体化さ
れかつ前記ディフレクタのコーナ部を形成するように延
出されたアッパーリンクと、前記アッパーリンクの延出
遊端部と前記インナフレームとに両端部を枢支されたロ
アーリンクと、前記アッパーリンクの他端部に一端部を
枢支されかつ他端部を前記インナフレームにスライド自
在に係合するようにされたアーム部材と、前記ディフレ
クタを前記上方に向けて付勢するためのばね手段とを有
し、かつ前記ロアーリンクの前記アッパーリンクとの枢
支部を前記インナフレームとの枢支部に対して車両の中
心線寄りにオフセットしたことを特徴とする車両用サン
ルーフ装置のディフレクタ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993071915U JP2597087Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 車両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993071915U JP2597087Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 車両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735140U true JPH0735140U (ja) | 1995-06-27 |
| JP2597087Y2 JP2597087Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=13474317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993071915U Expired - Lifetime JP2597087Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 車両用サンルーフ装置のディフレクタ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597087Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009073342A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Kanto Auto Works Ltd | サンルーフのディフレクタ及びディフレクタ構造 |
| JP2011194919A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用デフレクター装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6152518U (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-09 | ||
| JPH0586640U (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-22 | 株式会社大井製作所 | 車両用サン・ルーフのデフレクター保持装置 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP1993071915U patent/JP2597087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6152518U (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-09 | ||
| JPH0586640U (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-22 | 株式会社大井製作所 | 車両用サン・ルーフのデフレクター保持装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009073342A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Kanto Auto Works Ltd | サンルーフのディフレクタ及びディフレクタ構造 |
| JP2011194919A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用デフレクター装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597087Y2 (ja) | 1999-06-28 |
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Legal Events
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