JPH073545A - 紡機における自動作業機 - Google Patents

紡機における自動作業機

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JPH073545A
JPH073545A JP13879893A JP13879893A JPH073545A JP H073545 A JPH073545 A JP H073545A JP 13879893 A JP13879893 A JP 13879893A JP 13879893 A JP13879893 A JP 13879893A JP H073545 A JPH073545 A JP H073545A
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JP
Japan
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roving
changer
machine
work
automatic working
Prior art date
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Pending
Application number
JP13879893A
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English (en)
Inventor
Isao Asai
功 浅井
Toshiki Hasegawa
敏紀 長谷川
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH073545A publication Critical patent/JPH073545A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動作業機の作業状況を的確に見る。 【構成】 2台の粗糸替機4,4は運搬車3に運搬され
て精紡機機台1の両側を移動可能に配備される。粗糸替
機4には監視用カメラ14が設置され、監視用カメラ1
4は両粗糸替機4,4が機台1を挟んで相対向する状態
に配置されたとき、他方の粗糸替機4の作業状況が撮影
可能に設定されている。両粗糸替機4,4は粗糸替(篠
替え)作業の1サイクルを完了する度に、CPU17,
18からそれぞれ作業完了信号S1,S2を出力する。
運搬車3のCPU20は作業完了信号S1,S2を共に
入力し終えてから、CPU17,18に作業開始信号A
を同時に出力する。その結果、両粗糸替機4,4は作業
開始信号Aに基づき常に1サイクルを同時に開始するの
で、両粗糸替機4は常に機台1を挟んで相対向する状態
に保持される。従って、監視用カメラ14には相手側の
粗糸替機4の作業状況が的確に撮影される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡機機台の両側に移動可
能に装備されて紡機機台に対して所定作業を行う例えば
精紡機における粗糸替機等の自動作業機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の自動作業機として、特開平2−
127368号公報には精紡機機台の両側を機台に沿っ
て走行し、精紡機機台に対して粗糸替(篠替え)作業を
行う粗糸替機が開示されている。この粗糸替機は機台の
両側に機台長手方向に走行可能に配備され、機台を挟ん
で互いに相対向する状態で移動し、空ないしは空に近づ
いた粗糸巻と満ボビンとを交換する粗糸替作業を行うよ
うになっている。
【0003】この粗糸替機は粗糸替作業として粗糸口出
し作業、粗糸継作業及びボビン交換作業を並行して行
い、粗糸替機にはこれら各作業を行うための各種装置が
装備されている。そして、粗糸替機は間欠的に移動しな
がら作業位置で停止して一連の粗糸替作業を行ってい
る。粗糸替機に装備された各種装置は一連の粗糸替作業
を効率良く行うため高速に作動されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、粗糸替機は
機台に対して作業をする目的から機台を挟んで互いに相
対向した状態に配備され、作業者に対して背面を向けて
いるため、作業者から粗糸替機に装備された各種装置の
動作状況を見ることは極めて困難であった。そのため、
粗糸替機にトラブルが発生しても作業ミスが起こるまで
は作業者がそのトラブルになかなか気づかず、トラブル
を早期に発見し難いという問題があった。又、一旦トラ
ブルが発生した場合には、トラブル原因を見つけ出すた
めに各種装置の動作状況を見る必要がある。しかし、前
記のように各種装置は高速に作動しているため、作業者
が目視でトラブル原因を見つけ出すことが極めて困難で
あった。
【0005】この対策として作業者がビデオカメラ等の
撮影機で各種装置の動作状況を撮影し、その動作状況を
スロー映像として見ることによりトラブル原因を効果的
に見つけ出す方法が考えられる。しかし、前記のように
撮影対象となる各種装置は作業者から見て粗糸替機の裏
側となる撮影しづらい位置に配置されており、そのうえ
粗糸替機が逐次移動するので、作業者が撮影機で粗糸替
機の作業状況を的確に撮影することは困難である。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は自動作業機の作業状況を的確に
見ることができる紡機における自動作業機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、紡機機台の両側に機台長
手方向に移動可能に配備され、機台に対して所定作業を
行う自動作業機において、機台を挟んだ反対側の自動作
業機の作業状況を撮影可能な位置に監視用カメラを備え
た。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の自動作業機において、前記紡機機台を挟んだ両側を
移動する前記自動作業機を、その作業時における両者の
位置関係が常に同じとなるように同期させる制御手段を
備えた。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、自動作業機は
紡機機台の両側を機台長手方向に移動し、機台に対して
所定作業を行う。自動作業機の作業状況は機台を挟んだ
反対側の自動作業機に設置された監視用カメラにより撮
影される。その結果、自動作業機が行う作業状況は監視
用カメラを通した映像として的確に見ることが可能とな
る。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、紡機機台
を挟んだ両側に配備された自動作業機は、両者の位置関
係が作業時において常に同じ状態となるように制御手段
により同期運転される。その結果、両自動作業機の作業
時における位置関係は常に一定となるので、監視用カメ
ラの撮影領域内に常に自動作業機の作業状況が捕えられ
る。
【0011】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1,図2に従って説明する。
【0012】図1に示すように、紡機機台としての精紡
機機台1のギヤエンドGE側には機台長手方向と直交し
てレール2が敷設され、レール2上には運搬車(キャリ
ア)3が機台長手方向と直交する方向に走行可能に配設
されている。運搬車3はその両側(同図上下両側)に自
動作業機としての粗糸替機4を搭載可能に構成され、2
台の粗糸替機4,4は運搬車3の両側に搭載された状態
で粗糸替作業を必要とする精紡機機台1と対応する位置
まで運搬されるようになっている。運搬車3が精紡機機
台1と対向する状態において、運搬車3の接続レール3
aと機台1の長手両側に延設されたガイドレール1aと
が接続可能となっており、両レール1a,3aの接続状
態において粗糸替機4は運搬車3と精紡機機台1との間
を移動可能となっている。粗糸替機4はガイドレール1
aに走行案内されてギヤエンドGEからアウトエンドO
E方向に機台1に沿って間欠的に移動しながら作業位置
で停止して粗糸替作業を行うようになっている。
【0013】図2に示すように、精紡機機台1にはクリ
ール5が設けられ、クリール5の粗糸巻レール6にはス
ピンドルピッチの倍の所定間隔でボビンハンガ7が装備
され、ボビンハンガ7には粗糸Rをロービングガイド8
を経てドラフトパート9のトランペット10へ供給する
粗糸ボビンBが吊下されている。又、粗糸ボビンBが吊
下された両側には、満ボビンFが予備粗糸巻レール11
に支持された搬送体12のボビンハンガ12aに吊下さ
れている。
【0014】粗糸替機4は特開平2−127368号公
報に開示された粗糸替機と基本的には同じ構成であり、
粗糸口出し作業、粗糸継ぎ作業及びボビン交換作業を並
行して行う各種装置を備えている。即ち、粗糸替機4は
満ボビンFから粗糸端を口出しする粗糸口出し装置と、
口出しした新粗糸を旧粗糸に粗糸継ぎする粗糸継装置
と、満ボビンFと小玉ボビンBとを交換するボビン交換
装置(いずれも図示せず)とを作業時進行方向(同図紙
面手前方向)前方から順次に装備している。これら各種
装置は各粗糸替機4,4に配設された制御装置C1,C
2により駆動制御されるようになっている。粗糸替機4
は機台1と対向する前面と上面が各種装置による作業の
ためフレーム4aが一部開放され、側面と背面はフレー
ム4aにより覆われている。
【0015】図2に示すように、粗糸替機4の作業時進
行方向側の側面上部にはブラケット13を介して監視用
カメラ14が設置されている。各監視用カメラ14は機
台1を挟んで対峙する相手側の粗糸替機4に装備された
各種装置の動作状況を撮影レンズ14aにて撮影可能に
位置設定されている。監視用カメラ14がその撮影レン
ズ14aを通して行う撮影は、ドラフトパート9の上端
とボビンハンガ7から吊下された粗糸ボビンBの下端と
の間に形成される空間部を介して行われるようになって
いる。各監視用カメラ14,14はそれぞれ制御装置C
1,C2と電気的に接続されている。監視用カメラ14
により撮影された映像は図示しないメイン制御盤に備え
られた監視モニタにリアルタイムで映像化されるように
なっている。又、メイン制御盤から監視用カメラ14の
アングルを上下、左右方向に制御可能となっており、自
分側の粗糸替機4の作業状況を撮影することも可能とな
っている。さらに、監視用カメラ14は録画機能を備
え、撮影倍率も変更可能となっている。
【0016】機台1の側面(同図左右側面)には機台長
手方向においてスピンドルと対応する位置にドグ(被検
知部)15が形成されている。粗糸替機4にはドグ15
と対応する位置にセンサ16が配設されている。各セン
サ16,16はそれぞれ制御装置C1,C2と接続さ
れ、ドグ15を検知するとオン信号をそれぞれの制御装
置C1,C2に出力する。そして、制御装置C1,C2
は各センサ16からのオン信号に基づいて粗糸替機4の
走行を停止させるようになっている。
【0017】制御装置C1,C2は機台1に沿って架設
されたトロリー線(図示せず)を介して運搬車3の制御
装置C3(図1に示す)との間で信号授受が可能となっ
ている。又、運搬車3の制御装置C3はレール2に沿っ
て架設されたトロリー線(図示せず)を介してメイン制
御盤との間で信号授受が可能となっている。
【0018】図1に示すように、各粗糸替機4,4に配
設された制御装置C1,C2はマイクロコンピュータM
Cを内蔵し、マイクロコンピュータMCはROM及びR
AMからなるメモリ(図示せず)とCPU(中央処理装
置)17,18から構成されている。CPU17,18
はメモリに記憶された制御プログラムを実行するように
なっている。又、運搬車3に配設された制御装置C3は
ROM及びRAMからなるメモリ19とCPU20とか
ら構成されたマイクロコンピュータMCを内蔵してい
る。CPU20はメモリ19に記憶された制御プログラ
ムを実行する。又、メモリ19には同期運転用フラグS
KLF,SKRFが設定されている。
【0019】CPU20はメイン制御盤から作業要求信
号を入力すると、その作業要求信号に基づいて運搬車3
を走行させ、2台の粗糸替機4,4を粗糸替作業をすべ
き精紡機機台1まで運搬するようになっている。CPU
20は運搬車3が当該精紡機機台1に到達すると、CP
U17,18に監視用カメラ14を作動させる撮影開始
信号Pと粗糸替機4を発進させる作業開始信号Aとを出
力するようになっている。
【0020】各CPU17,18はCPU20からの作
業開始信号Aに基づき、当該停止位置からの走行開始、
次の停止位置での走行停止、その停止位置での粗糸替作
業という一連の動作を1サイクルとして粗糸替機4,4
に行わせるようになっている。粗糸替機4には1サイク
ルの完了すなわち各停止位置における粗糸替作業の完了
を検知するセンサ(図示せず)が配設され、このセンサ
のからの検知信号に基づきCPU17,18は1サイク
ルの完了を検知可能となっている。CPU17はL側
(同図における上側)の粗糸替機4が1サイクルを完了
する毎にCPU20に作業完了信号S1を出力し、一方
CPU18はR側(同図における下側)の粗糸替機4が
1サイクルを完了する毎にCPU20に作業完了信号S
2を出力するようになっている。そして、CPU20は
CPU17から作業完了信号S1を入力すると同期運転
用フラグSKLFに「1」をセットし、CPU18から
作業完了信号S2を入力すると同期運転用フラグSKR
Fに「1」をセットするようになっている。CPU20
は作業開始信号Aを出力してから所定時間(1サイクル
より短い時間)を経過すると、同期運転用フラグSKL
Fと同期運転用フラグSKRFを逐次に読み出し、両者
が共に「1」にセットされている場合に限り、両CPU
17,18に同時に作業開始信号Aを出力するようにな
っている。又、CPU20は作業開始信号Aを出力する
度に、同期運転用フラグSKLF,SKRFを「0」に
リセットするようになっている。尚、両粗糸替機4,4
の移動時における走行速度はほぼ同じに設定されてい
る。
【0021】次に前記のように構成された粗糸替機の作
用について説明する。運搬車3はメイン制御盤からの作
業要求信号に基づいて2台の粗糸替機4,4を両側に搭
載する状態で粗糸替作業をすべき精紡機機台1まで移動
する。運搬車3が当該精紡機機台1に到達すると、運搬
車3のCPU20は撮影開始信号Pと作業開始信号Aを
CPU17、18に出力する。その際、メモリ19に設
定された同期運転用フラグSKLF,SKRFは「0」
にリセットされる。CPU17、18は撮影開始信号P
に基づいて監視用カメラ14を作動させるとともに、作
業開始信号Aに基づいて粗糸替機4,4を運搬車3から
発進させる。その結果、両粗糸替機4,4は同時に運搬
車3から精紡機機台1側に向かって発進する。
【0022】粗糸替機4はセンサ16にてドグ15を検
知すると走行を停止し、その停止位置における粗糸替作
業を開始する。粗糸替機4の走行速度が両者でほぼ同じ
であることから両粗糸替機4,4は各停止位置にほぼ同
時に到達して各粗糸替作業をほぼ同時に開始する。粗糸
替機4に装備された各種装置が行う作業状況はそれぞれ
機台1を挟んで反対側の粗糸替機4に設置された監視用
カメラ14によりそれぞれ撮影される。即ち、L側の監
視用カメラ14によりR側の粗糸替機4の作業状況が撮
影され、R側の監視用カメラ14によりL側の粗糸替機
4の作業状況が撮影される。
【0023】そして、当該停止位置における粗糸替作業
が完了して粗糸替機4,4による1サイクルが完了する
と、各粗糸替機4,4のCPU17,18は運搬車3の
CPU20にそれぞれ作業完了信号S1,S2を出力す
る。CPU20はL側の粗糸替機4のCPU17から作
業完了信号S1を入力すると、同期運転用フラグSKL
Fに「1」をセットし、R側の粗糸替機4のCPU18
から作業完了信号S2を入力すると、同期運転用フラグ
SKRFに「1」をセットする。
【0024】CPU20は作業開始信号を出力してから
所定時間(1サイクルより短い時間)を経過すると、同
期運転用フラグSKLFと同期運転用フラグSKRFを
逐次に読み出す。両者が共に「1」にセットされている
場合に限り、CPU20は両CPU17,18に同時に
作業開始信号Aを出力する。即ち、CPU20は両粗糸
替機4のうち一方でも粗糸替作業が完了していない場合
には、作業を先に完了した粗糸替機4を、もう一方の粗
糸替機4の粗糸替作業が完了するまでその停止位置で待
機させ、両者が共に粗糸替作業を完了して始めて次の1
サイクルを同時に開始させる。
【0025】CPU17,18はCPU20から同時に
入力した作業開始信号Aに基づいて各粗糸替機4,4に
次の1サイクルを同時に開始させる。両粗糸替機4,4
は次の停止位置までの走行過程において相対向した状態
となり、さらに次の停止位置における粗糸替作業過程に
おいても相対向した状態となる。そのため、粗糸替機4
とその粗糸替機4を撮影する監視用カメラ14との間に
相対速度差がほとんどなくなり、しかも両者の位置関係
は1サイクル中において常に一定に保持されるので、監
視用カメラ14により粗糸替機4の同じ所定場所の作業
状況が撮影される。
【0026】こうして両粗糸替機4,4は同期運転され
て各サイクルが同期して行われることにより、監視用カ
メラ14により各種装置の同じ所定場所の動作状況が撮
影される。その結果、メイン制御盤の監視モニタに映像
化された画像はぶれることなく各種装置の動作状況が明
確に映し出したものとなる。そのため、監視モニタを見
ることにより各種装置に発生したトラブルは早期に発見
される。そして、監視用カメラ14による録画映像を繰
り返し見ることによりトラブル原因を比較的容易に見つ
け出すことができる。又、各種装置の動作速度が高速で
あるために目視でトラブル原因を見つけ出し難い場合に
は、各種装置の動作状況をスロー映像として見ることに
よりトラブル原因を効果的に見つけ出すことができる。
さらに、撮影内容を現場にいない専門家に見てもらうこ
ともできるので、専門家の判断を仰ぐことによりトラブ
ル原因を的確に見つけ出すこともできる。又、粗糸替機
4に発生したトラブルに携わる要員の省人化にも繋が
る。 (第2実施例)次に、本発明を具体化した第2実施例を
図3に従って説明する。
【0027】本実施例では、各粗糸替機4,4の運転を
同期させるための信号が運搬車3のCPU20を介して
行われず、各粗糸替機4,4のCPU17,18間で直
接信号授受が行われる点が大きく異なっている。尚、本
実施例において、前記第1実施例と同一の構成において
は同一符号を付して説明を省略し、特に異なった点につ
いてのみ説明する。
【0028】図3に示すように、各粗糸替機4,4のC
PU17,18は運搬車3のCPU20を介さずにトロ
リー線を介して互いに信号授受が可能となっている。L
側の粗糸替機4の制御装置C1に内蔵されたマイクロコ
ンピュータMCのメモリ21には同期運転用フラグSA
LFが設定されている。又、R側の粗糸替機4の制御装
置C2に内蔵されたマイクロコンピュータMCのメモリ
22には同期運転用フラグSARFが設定されている。
【0029】L側の粗糸替機4が1サイクルを完了する
と、CPU17は作業完了信号S1をR側の粗糸替機4
のCPU18に出力する。又、R側の粗糸替機4が1サ
イクルを完了すると、CPU18は作業完了信号S2を
L側の粗糸替機4のCPU17に出力するようになって
いる。CPU17は作業完了信号S2を入力すると同期
運転用フラグSALFに「1」をセットし、CPU18
は作業完了信号S1を入力すると同期運転用フラグSA
RFに「1」をセットするようになっている。CPU1
7は各サイクルの開始時から所定時間(1サイクルより
短い時間)経過後に同期運転用フラグSALFを逐次に
読み出し、同期運転用フラグSALFに「1」がセット
され、かつL側の粗糸替機4の粗糸替作業が完了してい
る場合に限り、L側の粗糸替機4に次の1サイクルを開
始させる。又、CPU18は各サイクルの開始時から所
定時間(1サイクルより短い時間)経過後に同期運転用
フラグSARFを逐次に読み出し、同期運転用フラグS
ARFに「1」がセットされ、かつR側の粗糸替機4の
粗糸替作業が完了している場合に限り、R側の粗糸替機
4に次の1サイクルを開始させるようになっている。
【0030】即ち、運搬車3が粗糸替作業すべき精紡機
機台1に当接すると、各監視用カメラ14,14が作動
され、両粗糸替機4,4が運搬車3から同時に発進され
る。粗糸替機4は最初の停止位置で粗糸替作業を行い、
その粗糸替作業が完了すると、CPU17,18は作業
完了信号S1,S2をそれぞれ出力する。
【0031】その際、例えばL側の粗糸替機4がR側の
粗糸替機4よりも先に粗糸替作業を完了した場合には、
まずメモリ22の同期運転用フラグSTRFにのみ
「1」がセットされ、メモリ21の同期運転用フラグS
TLFは「0」となっている。この時点では、L側の粗
糸替機4は粗糸替作業を完了しているものの同期運転用
フラグSTLFが「0」にセットされているので、CP
U17はL側の粗糸替機4に次の1サイクルを開始させ
ず当該停止位置で待機させる。一方、R側の粗糸替機4
では、同期運転用フラグSTRFが「1」にセットされ
ているものの粗糸替作業が完了していないので、CPU
18は次の1サイクルを開始させず当該停止位置におけ
る粗糸替作業を続行させる。これと逆にR側の粗糸替機
4がL側の粗糸替機4よりも先に粗糸替作業を完了した
場合には、各CPU17,18は前記と同様に次の1サ
イクルを開始させない。
【0032】そして、両粗糸替機4,4が共に粗糸替作
業を完了して始めて、同期運転用フラグSALF,SA
RFは共に「1」にセットされ、次の1サイクルを開始
可能な状態となる。即ち、L側の粗糸替機4において粗
糸替作業が完了するとともに同期運転用フラグSALF
に「1」がセットされ、R側の粗糸替機4において粗糸
替作業が完了するとともに同期運転用フラグSARFに
「1」がセットされた状態となる。そして、この状態は
両粗糸替機4において同時に起こるので、CPU17,
18は粗糸替機4,4に次の1サイクルをほぼ同時に開
始させる。
【0033】こうして粗糸替機4,4は各サイクル毎に
同期調整され、常に両者が相対向する状態に保持され
る。従って、監視用カメラ14により粗糸替機4の同じ
所定場所の作業状況が撮影可能となる。その結果、前記
第1実施例と同様の効果が得られる。さらに、本実施例
によれば、運搬車3のCPU20を介在せずに両粗糸替
機4,4を同期運転させることが可能となる。そのた
め、同期制御のための信号授受がCPU20を介さずに
両粗糸替機4,4のCPU17、18間のみで行われる
ので、運搬車3のCPU20にトラブルが発生した場合
にも両粗糸替機4,4の同期運転にはその影響が及ばな
い。
【0034】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよ
うに変更することもできる。 (1)前記各実施例では1サイクル毎に同期調整を行っ
たが、同期調整する間隔やタイミングは適宜に設定して
もよい。例えば、複数サイクル毎に同期調整する構成と
してもよい。
【0035】(2)監視用カメラ14を複数台設置して
もよい。又、監視用カメラ14の配設位置は相手側の粗
糸替機4の作業状況が撮影できる限りにおいて適宜に設
定することができる。又、監視用カメラ14は録画機能
やズーム機能を備えていなくてもよい。
【0036】(3)前記実施例では、監視用カメラ14
を粗糸替機4に発生したトラブルの早期発見及びトラブ
ル原因の発見を目的として使用したが、粗糸替機4の各
作動部の作動タイミグのずれによる粗糸の張り状態の異
常傾向を見るなどの予防保全用として使用してもよい。
【0037】(4)前記各実施例では両粗糸替機4,4
を機台1を挟んで相対向する状態に保持したが、両者が
機台長手方向に所定距離だけずれた状態に同期させても
よい。例えば、両者が1サイクル分ずれていてもよい。
【0038】(5)前記各実施例において、一方の粗糸
替機4が1サイクルを完了した後、所定時間を経過して
も他方の粗糸替機4が1サイクルを完了しない場合に異
常として判定する異常判定手段を備え、さらにブザー等
の報知手段により異常報知する構成としてもよい。
【0039】(6)前記各実施例では、2台の粗糸替機
4,4を同期運転させたが、通常作業において同期させ
なくても両者が相対向する状態を保持できるならば必ず
しも両者を同期運転させる必要はない。
【0040】(7)粗糸替機4,4間のずれが少ない場
合に限り、監視用カメラ14のアングルを常に相手側の
自動作業機の所定場所が撮影されるように自動調整する
構成とし、粗糸替機4,4の同期運転を不用としてもよ
い。
【0041】(8)前記各実施例において、本発明を精
紡機機台1に対して粗糸替作業を行う粗糸替機4に適用
したが、紡機機台の両側に配備されるその他の自動作業
機に本発明を適用してもよい。
【0042】(9)その他の実施例として、待ち時間を
設定し、待ち時間を越えても相手側の自動作業機がトラ
ブル等で到着しないときは監視用カメラ14の撮影を中
止してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、自
動作業機に設置した監視用カメラにより機台に対して反
対側に配備された他方の自動作業機の作業状況を撮影可
能としたので、自動作業機の作業状況を的確に見ること
ができるという優れた効果を奏する。さらに、請求項2
に記載の発明によれば、両自動作業機の作業時における
位置関係を常に同じとすることができることから、監視
用カメラにより自動作業機の作業状況を確実に撮影する
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例における粗糸替
機を両側に配備する精紡機の模式平面図である。
【図2】粗糸替機が両側に配備された状態にある精紡機
の概略側面図である。
【図3】第2実施例における粗糸替機を両側に配備する
精紡機の模式平面図である。
【符号の説明】
1…紡機機台としての精紡機機台、4…自動作業機とし
ての粗糸替機、14…監視用カメラ、C1,C2,C3
…制御手段としての制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡機機台の両側に機台長手方向に移動可
    能に配備され、機台に対して所定作業を行う自動作業機
    において、 機台を挟んだ反対側の自動作業機の作業状況を撮影可能
    な位置に監視用カメラを備えた紡機における自動作業
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動作業機において、 前記紡機機台を挟んだ両側を移動する前記自動作業機
    を、その作業時における両者の位置関係が常に同じとな
    るように同期させる制御手段を備えた紡機における自動
    作業機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1712664A3 (en) * 2005-04-14 2008-03-19 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Machine control method for spinning machine
CN106087146A (zh) * 2016-08-28 2016-11-09 江苏泰达纺织有限公司 一种调整细纱机叶子板高低位置的装置
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WO2024246185A1 (en) * 2023-05-31 2024-12-05 Rieter Ag An attending device for a ring spinning machine for producing yarn, a ring spinning machine with an attending device, and a method of using the attending device to detect the working state at a workstation of the ring spinning machine

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