JPH073554Y2 - ペレット型温度ヒューズ - Google Patents
ペレット型温度ヒューズInfo
- Publication number
- JPH073554Y2 JPH073554Y2 JP3624089U JP3624089U JPH073554Y2 JP H073554 Y2 JPH073554 Y2 JP H073554Y2 JP 3624089 U JP3624089 U JP 3624089U JP 3624089 U JP3624089 U JP 3624089U JP H073554 Y2 JPH073554 Y2 JP H073554Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- movable electrode
- spring
- lead conductor
- thermal fuse
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はペレット型温度ヒューズの改良に関するもので
ある。
ある。
<従来の技術> ペレット型温度ヒューズの基本的構成は第3図に示す通
りであり、円筒形金属ケース1′の一端は第1リード導
体21′を設け、該ケース内に一端から順次に可溶絶縁ペ
レット3′(粉末を冷間圧縮成形したもの)、第1スプ
リング51′、押し板6′、ケース内面に摺動接触せる可
動電極7′を設け、第2リード導体22′を貫設せるブッ
シング8′をケース他端に取付け、可動電極7′とブッ
シング8′との間に第2スプリング52′を設けている。
而して、平常時においては、第1リード導体21′→金属
ケース1′→可動電極7′→第2リード導体22′の経路
で電流が流れ、周囲温度が上昇すると、可溶絶縁体3′
が溶融し、第1スプリング51′が圧縮状態から解放さ
れ、その圧縮応力が減少し、第4図に示すように、第2
スプリング52′が伸長し、可動電極7′が第2リード導
体22′から離脱して、通電が遮断される。この場合、可
動電極7′とケース1′との間の摩擦力をf0とすると、
第2スプリング52′の圧縮応力f2によって可動電極7′
を第2リード導体22′より離脱させるには、その圧縮応
力f2を摩擦力f0よりも所定値(所定の離脱速度を得るた
めの一定値k)だけ大きくする必要があり、 f2=f0+k …… で表すことができ、kは可動電極の離脱瞬時での加速力
としてとらえることができる。また、第3図に示す正常
状態において、可動電極7′と第2リード導体22′との
接触抵抗を充分に小さくするために、これらの間には所
定の圧力Kを作用させる必要があり、第3図において、
第1スプリング51′の圧縮応力をf1、第2スプリング5
2′の圧縮応力を前記したようにf2とすれば、 f1=f2+K …… で表すことができ、この第2式と上記第1式とより、 f1=f0+k+K …… となる。
りであり、円筒形金属ケース1′の一端は第1リード導
体21′を設け、該ケース内に一端から順次に可溶絶縁ペ
レット3′(粉末を冷間圧縮成形したもの)、第1スプ
リング51′、押し板6′、ケース内面に摺動接触せる可
動電極7′を設け、第2リード導体22′を貫設せるブッ
シング8′をケース他端に取付け、可動電極7′とブッ
シング8′との間に第2スプリング52′を設けている。
而して、平常時においては、第1リード導体21′→金属
ケース1′→可動電極7′→第2リード導体22′の経路
で電流が流れ、周囲温度が上昇すると、可溶絶縁体3′
が溶融し、第1スプリング51′が圧縮状態から解放さ
れ、その圧縮応力が減少し、第4図に示すように、第2
スプリング52′が伸長し、可動電極7′が第2リード導
体22′から離脱して、通電が遮断される。この場合、可
動電極7′とケース1′との間の摩擦力をf0とすると、
第2スプリング52′の圧縮応力f2によって可動電極7′
を第2リード導体22′より離脱させるには、その圧縮応
力f2を摩擦力f0よりも所定値(所定の離脱速度を得るた
めの一定値k)だけ大きくする必要があり、 f2=f0+k …… で表すことができ、kは可動電極の離脱瞬時での加速力
としてとらえることができる。また、第3図に示す正常
状態において、可動電極7′と第2リード導体22′との
接触抵抗を充分に小さくするために、これらの間には所
定の圧力Kを作用させる必要があり、第3図において、
第1スプリング51′の圧縮応力をf1、第2スプリング5
2′の圧縮応力を前記したようにf2とすれば、 f1=f2+K …… で表すことができ、この第2式と上記第1式とより、 f1=f0+k+K …… となる。
<解決しようとする課題> ところで、従来、可動電極には弾性金属板の外周部を切
込を有するスカート上に折曲げたものを使用している
が、抵抗を小さくするためにかなり厚肉のものを使用し
ており、この厚肉のためにケース内面との圧接によって
生じるスカートの曲げ反力が大であり、これに対応して
圧接力が大になるので、可動電極とケースとの間の摩擦
力f0が大であり、第3式から明らかなように、第1スプ
リングの圧縮応力f1を大きく設定する必要がある。而し
て、可溶絶縁体に大なる圧力が加わることになるが、通
常、可溶絶縁体には、有機粉末を冷間圧縮形成せる多間
隙体を用いており、この可溶絶縁体が大なる圧力によっ
て縮退され、平常時に可動電極が第2リード導体から離
れてしまって誤動作を招来するおそれがある。
込を有するスカート上に折曲げたものを使用している
が、抵抗を小さくするためにかなり厚肉のものを使用し
ており、この厚肉のためにケース内面との圧接によって
生じるスカートの曲げ反力が大であり、これに対応して
圧接力が大になるので、可動電極とケースとの間の摩擦
力f0が大であり、第3式から明らかなように、第1スプ
リングの圧縮応力f1を大きく設定する必要がある。而し
て、可溶絶縁体に大なる圧力が加わることになるが、通
常、可溶絶縁体には、有機粉末を冷間圧縮形成せる多間
隙体を用いており、この可溶絶縁体が大なる圧力によっ
て縮退され、平常時に可動電極が第2リード導体から離
れてしまって誤動作を招来するおそれがある。
本考案の目的はかかる誤動作をよく防止できるペレット
型温度ヒューズを提供することにある。
型温度ヒューズを提供することにある。
<課題を解決するための手段> 本考案に係るペレット型温度ヒューズは、円筒形金属ケ
ースの一端に第1リード導体を設け、該ケース内に一端
から順次に可溶絶縁体、第1スプリング、ケース内面に
摺動接触せる可動電極を設け、第2リード導体を貫通せ
るブッシングをケース他端に取付け、可動電極とブッシ
ングとの間に第2スプリングを設けてなる温度ヒューズ
において、上記可動電極として、弾性金属円板の外周部
を切込を有するスカート状に折曲し、該折曲箇所を薄肉
化せるディスクを、スカートをケース他端側に向けて用
いたことを特徴とする構成である。
ースの一端に第1リード導体を設け、該ケース内に一端
から順次に可溶絶縁体、第1スプリング、ケース内面に
摺動接触せる可動電極を設け、第2リード導体を貫通せ
るブッシングをケース他端に取付け、可動電極とブッシ
ングとの間に第2スプリングを設けてなる温度ヒューズ
において、上記可動電極として、弾性金属円板の外周部
を切込を有するスカート状に折曲し、該折曲箇所を薄肉
化せるディスクを、スカートをケース他端側に向けて用
いたことを特徴とする構成である。
<実施例の説明> 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図である。第1図
において、1は金属ケースであり、一端に第1リード導
体21を結着してある。3はケース内に納めた可溶絶縁ペ
レット、4は均圧板、51は第1スプリング、6は押し板
である。7は可動電極であり、第2図に示すように弾性
金属板の外周部にV状の切込みを設けて多数の花片71,
……を形成し、各花片の根元を薄肉化して、各花片をス
カート状に折曲げ、そして、第1図に示すように該スカ
ート71,……をケース他端側に向けてケース内に納め、
スカート先端をケース内面に接触させてある。8はブッ
シング、22はブッシングに貫設した第2リード導体、52
はブッシングと可動電極との間に設けた第2スプリング
である。ブッシング8はケース他端のかしめ加工により
ケース1に取付けてある。9は封止樹脂(例えばエポキ
シ樹脂)であ。
において、1は金属ケースであり、一端に第1リード導
体21を結着してある。3はケース内に納めた可溶絶縁ペ
レット、4は均圧板、51は第1スプリング、6は押し板
である。7は可動電極であり、第2図に示すように弾性
金属板の外周部にV状の切込みを設けて多数の花片71,
……を形成し、各花片の根元を薄肉化して、各花片をス
カート状に折曲げ、そして、第1図に示すように該スカ
ート71,……をケース他端側に向けてケース内に納め、
スカート先端をケース内面に接触させてある。8はブッ
シング、22はブッシングに貫設した第2リード導体、52
はブッシングと可動電極との間に設けた第2スプリング
である。ブッシング8はケース他端のかしめ加工により
ケース1に取付けてある。9は封止樹脂(例えばエポキ
シ樹脂)であ。
上記ペレット型温度ヒューズにおいて、平常時におけ
る、第2リード導体22への可動電極7の接触圧力をK、
可動電極7の離脱瞬時での加速力をk、可動電極とケー
ス内面との摩擦力をf0とすれば、平常時での第1スプリ
ング51の圧縮応力f1は前記第3式で表すことができる。
る、第2リード導体22への可動電極7の接触圧力をK、
可動電極7の離脱瞬時での加速力をk、可動電極とケー
ス内面との摩擦力をf0とすれば、平常時での第1スプリ
ング51の圧縮応力f1は前記第3式で表すことができる。
而るに、本考案に係るペレット型温度ヒューズにおいて
は、可動電極7のスカート部71の根元70を薄肉化してあ
り、電極7を厚くしても、スカート部71のケース内面へ
の接触圧力を充分小さくできるから、可動電極7の摩擦
力f0を小さくでき、第1スプリング51の圧縮応力f1を小
さくできる。従って、可溶絶縁ペレット3の縮退を防止
でき、平常時での可動電極7の第2リード導体22からの
離隔を排除できる。勿論、可動電極の厚みを厚くできる
ので、当該電極を充分に低抵抗になし得る。また、この
厚肉化により可動電極の機械的強度を向上できるので、
押し板6の省略も可能となる。
は、可動電極7のスカート部71の根元70を薄肉化してあ
り、電極7を厚くしても、スカート部71のケース内面へ
の接触圧力を充分小さくできるから、可動電極7の摩擦
力f0を小さくでき、第1スプリング51の圧縮応力f1を小
さくできる。従って、可溶絶縁ペレット3の縮退を防止
でき、平常時での可動電極7の第2リード導体22からの
離隔を排除できる。勿論、可動電極の厚みを厚くできる
ので、当該電極を充分に低抵抗になし得る。また、この
厚肉化により可動電極の機械的強度を向上できるので、
押し板6の省略も可能となる。
上記において、可溶絶縁物に耐圧縮変形性の大なるもの
を用い、第1スプリングの圧縮応力f1を大きくすれば、
上記第3式から明らかなように、可動電極の離脱瞬時で
の加速力kを大きくでき(第2スプリングの圧縮応力f2
を大きくする)、可動電極の離脱速度を高速化できるか
ら、高電圧用に用いても、再点孤をよく防止できる。
を用い、第1スプリングの圧縮応力f1を大きくすれば、
上記第3式から明らかなように、可動電極の離脱瞬時で
の加速力kを大きくでき(第2スプリングの圧縮応力f2
を大きくする)、可動電極の離脱速度を高速化できるか
ら、高電圧用に用いても、再点孤をよく防止できる。
<考案の効果> 本考案に係るペレット型温度ヒューズは、上述した通り
の構成であり、ペレットの縮退をよく防止でき、これが
原因で生じる誤動作を排除できる。あるいは、ヒューズ
作動時での可動電極の離脱速度を高速化でき、高電圧用
に有利なペレット型温度ヒューズを提供できる。
の構成であり、ペレットの縮退をよく防止でき、これが
原因で生じる誤動作を排除できる。あるいは、ヒューズ
作動時での可動電極の離脱速度を高速化でき、高電圧用
に有利なペレット型温度ヒューズを提供できる。
第1図は本考案の実施例を示す説明図、第2図は本考案
において使用する可動電極を示す説明図、第3図、第4
図はそれぞれ従来例の平常状態並びに作動状態を示す説
明図である。 1……ケース、21……第1リード導体、22……第2リー
ド導体、3……可溶ペレット、51……第1スプリング、
52……第2スプリング、7……可動電極、71……スカー
ト、70……薄肉部、8……ブッシング。
において使用する可動電極を示す説明図、第3図、第4
図はそれぞれ従来例の平常状態並びに作動状態を示す説
明図である。 1……ケース、21……第1リード導体、22……第2リー
ド導体、3……可溶ペレット、51……第1スプリング、
52……第2スプリング、7……可動電極、71……スカー
ト、70……薄肉部、8……ブッシング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川西 俊朗 大阪府大阪市中央区島之内1丁目11番28号 内橋エステック株式会社内 (72)考案者 豊田 一実 大阪府大阪市中央区島之内1丁目11番28号 内橋エステック株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】円筒形金属ケースの一端に第1リード導体
を設け、該ケース内に一端から順次に可溶絶縁体、第1
スプリング、ケース内面に摺動接触せる可動電極を設
け、第2リード導体を貫通せるブッシングをケース他端
に取付け、可動電極とブッシングとの間に第2スプリン
グを設けてなる温度ヒューズにおいて、上記可動電極と
して、弾性金属円板の外周部を切込を有するスカート状
に折曲し、該折曲箇所を薄肉化せるディスクを、スカー
トをケース他端側に向けて用いたことを特徴とするペレ
ット型温度ヒューズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3624089U JPH073554Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | ペレット型温度ヒューズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3624089U JPH073554Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | ペレット型温度ヒューズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126339U JPH02126339U (ja) | 1990-10-18 |
| JPH073554Y2 true JPH073554Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31542302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3624089U Expired - Lifetime JPH073554Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | ペレット型温度ヒューズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073554Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP3624089U patent/JPH073554Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02126339U (ja) | 1990-10-18 |
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