JPH0735584Y2 - 海苔原藻中の異物除去装置 - Google Patents
海苔原藻中の異物除去装置Info
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- JPH0735584Y2 JPH0735584Y2 JP1992063934U JP6393492U JPH0735584Y2 JP H0735584 Y2 JPH0735584 Y2 JP H0735584Y2 JP 1992063934 U JP1992063934 U JP 1992063934U JP 6393492 U JP6393492 U JP 6393492U JP H0735584 Y2 JPH0735584 Y2 JP H0735584Y2
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- water
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- algae
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- seaweed
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Landscapes
- Edible Seaweed (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は海苔原藻中の異物除去装
置に係り、詳しくは、乾海苔製造装置で乾海苔を製造す
るのに先立ち、海洋で採取された原藻中の異物を検出し
て除去するための海苔原藻中の異物除去装置に関する。
置に係り、詳しくは、乾海苔製造装置で乾海苔を製造す
るのに先立ち、海洋で採取された原藻中の異物を検出し
て除去するための海苔原藻中の異物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乾海苔製造装置で製造されたシート状乾
海苔中には、貝殻、プラスチック片、木片、木の葉、水
鳥の羽毛などの様々な異物が混入している。このような
異物は、その大部分が海苔の原藻を海洋中で養殖してい
る際に原藻に付着したものである。
海苔中には、貝殻、プラスチック片、木片、木の葉、水
鳥の羽毛などの様々な異物が混入している。このような
異物は、その大部分が海苔の原藻を海洋中で養殖してい
る際に原藻に付着したものである。
【0003】そこで乾海苔製造装置でシート状乾海苔を
製造した後、乾海苔中に混入した異物を検出し、異物が
混入した乾海苔を不良海苔として選別する装置はすでに
知られている。
製造した後、乾海苔中に混入した異物を検出し、異物が
混入した乾海苔を不良海苔として選別する装置はすでに
知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述のように、異物は
その大部分が海洋での養殖中に原藻に付着したものであ
るから、乾海苔製造装置へ送られる原藻の段階で異物を
除去してしまうことが望ましく、このようにすれば不良
海苔も激減する。
その大部分が海洋での養殖中に原藻に付着したものであ
るから、乾海苔製造装置へ送られる原藻の段階で異物を
除去してしまうことが望ましく、このようにすれば不良
海苔も激減する。
【0005】しかしながら原藻中に紛れ込んだ異物を検
出し且つ除去することはきわめて困難なことから、原藻
は異物を除去することなく乾海苔製造装置へ送られて乾
海苔を製造している実情にあり、このため不良海苔が多
数製造されてしまい、歩留りがきわめて悪いという問題
点があった。したがって本考案は、原藻の段階でこれに
紛れ込んだ異物を容易に検出することができる海苔原藻
中の異物除去装置を提供することを目的とする。
出し且つ除去することはきわめて困難なことから、原藻
は異物を除去することなく乾海苔製造装置へ送られて乾
海苔を製造している実情にあり、このため不良海苔が多
数製造されてしまい、歩留りがきわめて悪いという問題
点があった。したがって本考案は、原藻の段階でこれに
紛れ込んだ異物を容易に検出することができる海苔原藻
中の異物除去装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本考案は、海
洋で採取された原藻mを荒切りする荒切り手段11と、
この荒切り手段11で荒切りされた原藻mを海水や水な
どの溶水と混合して希釈したうえで攪拌する攪拌手段3
1と、この攪拌手段31で攪拌された混合水を水路51
を流しながら、この混合水中の異物Kを検出する光学系
とを構成している。そしてこの光学系を、水路51の底
部に設けられた光透過板53と、この光透過板53に向
って光を照射する光源54と、この光透過板53を透過
した光が入射する光学手段55とから構成している。
洋で採取された原藻mを荒切りする荒切り手段11と、
この荒切り手段11で荒切りされた原藻mを海水や水な
どの溶水と混合して希釈したうえで攪拌する攪拌手段3
1と、この攪拌手段31で攪拌された混合水を水路51
を流しながら、この混合水中の異物Kを検出する光学系
とを構成している。そしてこの光学系を、水路51の底
部に設けられた光透過板53と、この光透過板53に向
って光を照射する光源54と、この光透過板53を透過
した光が入射する光学手段55とから構成している。
【0007】
【作用】上記構成によれば、原藻mを荒切りしたうえで
溶水と混合し、且つ攪拌手段31で攪拌して原藻mを攪
拌することにより、混合水中の異物Kを原藻mから分離
させて光学的に検出しやすくしている。そしてこの混合
水を水路51を流出させながら、光透過板53を透過す
る光を光学手段55に入射させて異物Kを検出する。こ
の場合、混合水が流される水路51の水深を浅くするこ
とにより、混合水中の異物Kを光学系により容易に検出
することができる。したがって本考案によれば、異物K
を含まない混合水のみを乾海苔製造装置へ供給できるの
で、異物Kが混入していない良品の乾海苔を製造でき
る。
溶水と混合し、且つ攪拌手段31で攪拌して原藻mを攪
拌することにより、混合水中の異物Kを原藻mから分離
させて光学的に検出しやすくしている。そしてこの混合
水を水路51を流出させながら、光透過板53を透過す
る光を光学手段55に入射させて異物Kを検出する。こ
の場合、混合水が流される水路51の水深を浅くするこ
とにより、混合水中の異物Kを光学系により容易に検出
することができる。したがって本考案によれば、異物K
を含まない混合水のみを乾海苔製造装置へ供給できるの
で、異物Kが混入していない良品の乾海苔を製造でき
る。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本考案の実施例を
説明する。図1は海苔原藻中の異物除去装置の全体側面
図である。1は貯溜槽であって、海洋で採取された原藻
mが貯溜されている。この原藻mには、海洋での養殖中
に付着した異物Kが混入している。この原藻mはポンプ
P1によりパイプ2を通して荒切り手段11へ圧送され
る。4は荒切り手段11が設置されたテーブルである。
説明する。図1は海苔原藻中の異物除去装置の全体側面
図である。1は貯溜槽であって、海洋で採取された原藻
mが貯溜されている。この原藻mには、海洋での養殖中
に付着した異物Kが混入している。この原藻mはポンプ
P1によりパイプ2を通して荒切り手段11へ圧送され
る。4は荒切り手段11が設置されたテーブルである。
【0009】図2は荒切り手段11の内部構造を示して
いる。この荒切り手段11は、円筒状のケース12と、
このケース12の内部に配設された固定刃13および回
転刃14と、この回転刃14を回転させるモータ15と
から成っている。固定刃13には孔部16が開口されて
いる。
いる。この荒切り手段11は、円筒状のケース12と、
このケース12の内部に配設された固定刃13および回
転刃14と、この回転刃14を回転させるモータ15と
から成っている。固定刃13には孔部16が開口されて
いる。
【0010】パイプ2からケース12内へ圧送された原
藻mは上方へ押し上げられ、固定刃13の孔部16を通
過する際に、この固定刃13上で回転する回転刃14に
切断され、ケース12の上面に接続されたパイプ3へ排
出される。海洋で採取された原藻mの長さは、一般に数
10cm以上、あるいは1m以上あり、このように長尺
の原藻mは互いにからみつきやすいので、その内部に混
入する異物Kを後述する光学手段により検出することは
きわめて困難である。そこで本手段では、原藻mを3〜
20cm程度、望ましくは10cm程度の長さに荒切り
することにより、光学手段による異物検出を容易にして
いる。なお、原藻mを荒切りせずに細かく切断すると、
異物Kも細かく切断されて却って原藻m中に混入してし
まい、光学手段による検出が困難になるので、本手段の
ように荒切りすることが望ましい。
藻mは上方へ押し上げられ、固定刃13の孔部16を通
過する際に、この固定刃13上で回転する回転刃14に
切断され、ケース12の上面に接続されたパイプ3へ排
出される。海洋で採取された原藻mの長さは、一般に数
10cm以上、あるいは1m以上あり、このように長尺
の原藻mは互いにからみつきやすいので、その内部に混
入する異物Kを後述する光学手段により検出することは
きわめて困難である。そこで本手段では、原藻mを3〜
20cm程度、望ましくは10cm程度の長さに荒切り
することにより、光学手段による異物検出を容易にして
いる。なお、原藻mを荒切りせずに細かく切断すると、
異物Kも細かく切断されて却って原藻m中に混入してし
まい、光学手段による検出が困難になるので、本手段の
ように荒切りすることが望ましい。
【0011】図1において、テーブル4上には水切り手
段21が設けられており、荒切り手段11で荒切りされ
た原藻mは、パイプ3を通してこの水切り手段21の内
部へ供給される。この水切り手段21は、原藻mを矢印
にて示すようにラセン状に上方へ圧送しながら、原藻m
中の水若しくは海水を脱水するものであるが、この水切
り手段21は周知装置であり、その構造の説明は省略す
る。
段21が設けられており、荒切り手段11で荒切りされ
た原藻mは、パイプ3を通してこの水切り手段21の内
部へ供給される。この水切り手段21は、原藻mを矢印
にて示すようにラセン状に上方へ圧送しながら、原藻m
中の水若しくは海水を脱水するものであるが、この水切
り手段21は周知装置であり、その構造の説明は省略す
る。
【0012】水切り手段21により水切りされた原藻m
は、水切り手段21の上部に配置された樋22へ排出さ
れ、この樋22を流下してホッパー23に投入される。
ホッパー23に投入された原藻mは、ポンプP2により
攪拌器31へ供給される。6は水槽であって、水若しく
は海水(以下「溶水」という)が貯溜されており、溶水
はポンプP3によりチューブ7、8を通して攪拌器31
へ供給される。ホッパー23から供給された原藻mはこ
の溶水と混合して希釈され、原藻mと溶水の混合水とな
る。
は、水切り手段21の上部に配置された樋22へ排出さ
れ、この樋22を流下してホッパー23に投入される。
ホッパー23に投入された原藻mは、ポンプP2により
攪拌器31へ供給される。6は水槽であって、水若しく
は海水(以下「溶水」という)が貯溜されており、溶水
はポンプP3によりチューブ7、8を通して攪拌器31
へ供給される。ホッパー23から供給された原藻mはこ
の溶水と混合して希釈され、原藻mと溶水の混合水とな
る。
【0013】次に図1及び図3を併せて参照しながら、
攪拌手段としての攪拌器31の詳細な構造を説明する。
この攪拌器31は、ボックス32を主体としている。こ
のボックス32は、その内部を外方から視認できるよう
に、透明なプラスチックやガラスにて形成することが望
ましい。ボックス32の内部には、仕切板331〜33
5がピッチをおいて立設されており、ボックス32の内
部は複数(本実施例では5個)の空間T1〜T5に分割
されている。
攪拌手段としての攪拌器31の詳細な構造を説明する。
この攪拌器31は、ボックス32を主体としている。こ
のボックス32は、その内部を外方から視認できるよう
に、透明なプラスチックやガラスにて形成することが望
ましい。ボックス32の内部には、仕切板331〜33
5がピッチをおいて立設されており、ボックス32の内
部は複数(本実施例では5個)の空間T1〜T5に分割
されている。
【0014】図4において、前記チューブ7、8は第1
の空間T1に溶水を供給する。チューブ7、8には断面
積の小さい首細部7a,8aが形成されており、したが
って溶水は勢いよく空間T1へ供給され、塊状の原藻m
を積極的に分散させる。このように溶水をボックス32
に勢いよく供給する手段としては、例えばチューブ7、
8の先端部に射出用ノズルを接続しノズルから勢いよく
溶水を噴出させてもよい。
の空間T1に溶水を供給する。チューブ7、8には断面
積の小さい首細部7a,8aが形成されており、したが
って溶水は勢いよく空間T1へ供給され、塊状の原藻m
を積極的に分散させる。このように溶水をボックス32
に勢いよく供給する手段としては、例えばチューブ7、
8の先端部に射出用ノズルを接続しノズルから勢いよく
溶水を噴出させてもよい。
【0015】図1に示されるように、仕切板331〜3
35は交互に段差を付与して立設されており、原藻mを
薄く希釈した混合水は、矢印で示すように各々の仕切板
331〜335を濳流と越流を繰り返しながら下流側へ
流れることにより攪拌される。このように原藻mを攪拌
して溶水中で分散させることにより、これに付着してい
た異物Kは原藻mから分離して光学手段による検出が容
易となり、また貝殻などの比重の大きい異物K1は、ボ
ックス32の底部に沈降して除去される。
35は交互に段差を付与して立設されており、原藻mを
薄く希釈した混合水は、矢印で示すように各々の仕切板
331〜335を濳流と越流を繰り返しながら下流側へ
流れることにより攪拌される。このように原藻mを攪拌
して溶水中で分散させることにより、これに付着してい
た異物Kは原藻mから分離して光学手段による検出が容
易となり、また貝殻などの比重の大きい異物K1は、ボ
ックス32の底部に沈降して除去される。
【0016】図3において、41は攪拌器31の上方に
設置される消泡手段としての散水器である。この散水器
41は四角形のパイプ42と、このパイプ42に給水す
る給水管43と、このパイプ42に連結された複数個の
シャワー体44から成っている。図1に示すように、攪
拌器31内の混合水には泡aがかなり大量に発生する。
この泡aは、光学手段による異物Kの検出の邪魔とな
る。そこで本手段では、シャワー体44から散水するこ
とにより、この泡aを消滅させる。消泡手段としては、
例えば混合水に超音波振動を付与する手段や消泡剤を付
与する手段なども適用でき、またいくつかの消泡手段を
組み合わせてもよい。
設置される消泡手段としての散水器である。この散水器
41は四角形のパイプ42と、このパイプ42に給水す
る給水管43と、このパイプ42に連結された複数個の
シャワー体44から成っている。図1に示すように、攪
拌器31内の混合水には泡aがかなり大量に発生する。
この泡aは、光学手段による異物Kの検出の邪魔とな
る。そこで本手段では、シャワー体44から散水するこ
とにより、この泡aを消滅させる。消泡手段としては、
例えば混合水に超音波振動を付与する手段や消泡剤を付
与する手段なども適用でき、またいくつかの消泡手段を
組み合わせてもよい。
【0017】図1及び図3において、ボックス32の排
出側には水路51が接続されている。またこの水路51
よりも下流には傾斜水路60が接続されており、その下
方に回収槽71が設けられている。この水路51、60
は金属板や合成樹脂板により樋状に形成されている。
出側には水路51が接続されている。またこの水路51
よりも下流には傾斜水路60が接続されており、その下
方に回収槽71が設けられている。この水路51、60
は金属板や合成樹脂板により樋状に形成されている。
【0018】水路51の底部の途中には光透過板53が
設けられている(図5も参照)。この光透過板53を挟
むように、その下方には光源54が配設され、またその
上方にはカメラやラインセンサなどの光学手段55が配
設されている。この光源54としては、例えばLEDラ
イン光源が適用される。この光透過板53は、光を均一
に散乱させて均一な明るさの画像を光学手段55に取り
込めるように、その表面を粗面加工した光拡散板が使用
される。56は光学手段55の取り付け用ブラケットで
ある。したがって光源54から照射された光は光透過板
53を透過し、光学手段55に入射する。
設けられている(図5も参照)。この光透過板53を挟
むように、その下方には光源54が配設され、またその
上方にはカメラやラインセンサなどの光学手段55が配
設されている。この光源54としては、例えばLEDラ
イン光源が適用される。この光透過板53は、光を均一
に散乱させて均一な明るさの画像を光学手段55に取り
込めるように、その表面を粗面加工した光拡散板が使用
される。56は光学手段55の取り付け用ブラケットで
ある。したがって光源54から照射された光は光透過板
53を透過し、光学手段55に入射する。
【0019】水路51を流れる混合水中の異物Kをこの
光学手段55により検出するが、水路51を流れる混合
水の水深は極力浅くしてあり、混合水は層流状態でこの
水路51を静かに流れることにより、光学手段55によ
る異物Kの検出を容易にしている。この場合、上述のよ
うに攪拌器31において原藻mは十分に分散されて異物
Kは原藻mと分離しており、しかも原藻mは溶水で薄く
希釈しているので、光学手段55により異物Kを容易に
検出できる。
光学手段55により検出するが、水路51を流れる混合
水の水深は極力浅くしてあり、混合水は層流状態でこの
水路51を静かに流れることにより、光学手段55によ
る異物Kの検出を容易にしている。この場合、上述のよ
うに攪拌器31において原藻mは十分に分散されて異物
Kは原藻mと分離しており、しかも原藻mは溶水で薄く
希釈しているので、光学手段55により異物Kを容易に
検出できる。
【0020】傾斜水路60の下端部はヒンジ61に回転
自在に軸着されている。またこの傾斜水路60の側壁に
は軸棒62が架け渡されている。この軸棒62には、傾
斜水路60をヒンジ61を中心に回転させるための駆動
手段としてのソレノイド64のロッド65がアーム63
を介して結合されている。66は傾斜水路60を上方へ
付勢するコイルばねである。ソレノイド64のロッド6
5が突出した状態で、傾斜水路60は図1および図5実
線で示す位置を保持しており、水路51から流れてきた
混合水は傾斜水路60を流下して回収槽71に回収され
る。またロッド65が引き込むと、傾斜水路60はヒン
ジ61を中心に反時計方向に回転して鎖線で示す位置と
なり、水路51を流れてきた混合水は下方のボックス5
7に落下する。このように傾斜水路60を動作させる駆
動手段としては、ソレノイド64以外にも、モータやカ
ムなども適用できる。
自在に軸着されている。またこの傾斜水路60の側壁に
は軸棒62が架け渡されている。この軸棒62には、傾
斜水路60をヒンジ61を中心に回転させるための駆動
手段としてのソレノイド64のロッド65がアーム63
を介して結合されている。66は傾斜水路60を上方へ
付勢するコイルばねである。ソレノイド64のロッド6
5が突出した状態で、傾斜水路60は図1および図5実
線で示す位置を保持しており、水路51から流れてきた
混合水は傾斜水路60を流下して回収槽71に回収され
る。またロッド65が引き込むと、傾斜水路60はヒン
ジ61を中心に反時計方向に回転して鎖線で示す位置と
なり、水路51を流れてきた混合水は下方のボックス5
7に落下する。このように傾斜水路60を動作させる駆
動手段としては、ソレノイド64以外にも、モータやカ
ムなども適用できる。
【0021】このボックス57は異物Kを含む混合水の
回収部であって、水切りのためにメッシュにて形成され
ている。すなわち上記構成部品60〜65は、混合水を
回収槽71へ流さずに、ボックス57へバイパスさせる
バイパス手段を構成している。バイパス手段としては、
本実施例以外にも、例えば水路51の底面に開閉自在な
開口部を設け、この開口部から混合水を落下させてバイ
パスさせてもよい。
回収部であって、水切りのためにメッシュにて形成され
ている。すなわち上記構成部品60〜65は、混合水を
回収槽71へ流さずに、ボックス57へバイパスさせる
バイパス手段を構成している。バイパス手段としては、
本実施例以外にも、例えば水路51の底面に開閉自在な
開口部を設け、この開口部から混合水を落下させてバイ
パスさせてもよい。
【0022】傾斜水路60と回収槽71の間には、スク
リーン72が傾斜して斜設されており、傾斜水路60か
ら流出した混合水はこのスクリーン72でろ過されて回
収槽71へ落入する。図1に示すように、回収槽71に
はフレーム74が取り付けられており、このフレーム7
4には複数個の水位計751、752、753が保持さ
れている。各々の水位計751、752、753は、各
々検出水位を異ならせてある。また回収槽71には排出
パイプ76が連結されており、ポンプP4により混合水
を乾海苔製造装置(図外)へ送出する。
リーン72が傾斜して斜設されており、傾斜水路60か
ら流出した混合水はこのスクリーン72でろ過されて回
収槽71へ落入する。図1に示すように、回収槽71に
はフレーム74が取り付けられており、このフレーム7
4には複数個の水位計751、752、753が保持さ
れている。各々の水位計751、752、753は、各
々検出水位を異ならせてある。また回収槽71には排出
パイプ76が連結されており、ポンプP4により混合水
を乾海苔製造装置(図外)へ送出する。
【0023】図6は電気回路のブロック図である。光学
手段55や水位計751、752、753の検出信号
は、制御部80に入力される。制御部80は、前記光源
54、ソレノイド64、ポンプP1〜P4などを制御す
る。
手段55や水位計751、752、753の検出信号
は、制御部80に入力される。制御部80は、前記光源
54、ソレノイド64、ポンプP1〜P4などを制御す
る。
【0024】図7は、光学手段55とソレノイド64の
動作のタイムチャートを示している。光学手段55が異
物Kを検出すると、この光学手段55からの信号によ
り、制御部80は次のようにソレノイド64を制御す
る。すなわち、この検出タイミングからわずかな時間t
1遅れてソレノイド64のロッド65は引き込み、傾斜
水路60を下方に回転させる。また異物Kの検出が終了
すると、これにわずかな時間t2遅れてロッド65は突
出し、傾斜水路60を上方へ回転させる。そしてこの間
に、異物Kを含む混合水はボックス57側へバイパスさ
れる。この時間t1,t2は、異物Kが光学手段55の
真下から傾斜水路60まで流れてくるのに要する時間に
より決定される。
動作のタイムチャートを示している。光学手段55が異
物Kを検出すると、この光学手段55からの信号によ
り、制御部80は次のようにソレノイド64を制御す
る。すなわち、この検出タイミングからわずかな時間t
1遅れてソレノイド64のロッド65は引き込み、傾斜
水路60を下方に回転させる。また異物Kの検出が終了
すると、これにわずかな時間t2遅れてロッド65は突
出し、傾斜水路60を上方へ回転させる。そしてこの間
に、異物Kを含む混合水はボックス57側へバイパスさ
れる。この時間t1,t2は、異物Kが光学手段55の
真下から傾斜水路60まで流れてくるのに要する時間に
より決定される。
【0025】この異物除去装置は上記のような構成より
成り、次に全体の動作の説明を行う。図1において、ポ
ンプP1が駆動することにより、貯溜槽1から荒切り手
段11へ圧送されてきた原藻mは、この荒切り手段11
に内蔵された固定刃13と回転刃14により10cm程
度の長さに切断される。切断された原藻mは、水切り手
段21へ送られ、ここで水切りされたうえで樋22へ排
出され、次に樋22を流下してホッパー23に投入さ
れ、更にポンプP2が駆動することにより、攪拌器31
のボックス32の第1空間T1へ送られる。
成り、次に全体の動作の説明を行う。図1において、ポ
ンプP1が駆動することにより、貯溜槽1から荒切り手
段11へ圧送されてきた原藻mは、この荒切り手段11
に内蔵された固定刃13と回転刃14により10cm程
度の長さに切断される。切断された原藻mは、水切り手
段21へ送られ、ここで水切りされたうえで樋22へ排
出され、次に樋22を流下してホッパー23に投入さ
れ、更にポンプP2が駆動することにより、攪拌器31
のボックス32の第1空間T1へ送られる。
【0026】またポンプP3が駆動することにより、水
槽6の溶水も第1空間T1へ送られ、図4に示すように
溶水が勢いよく射出されることにより、この空間T1内
で原藻mは強制的に分散される。このようにして原藻m
と流れが混合された混合水は、各々の仕切板331〜3
35を濳流・越流しながら各空間T2〜T5へ送られ、
その間に原藻mは更に攪拌されて原藻mとこれに付着す
る異物Kは分離され、異物Kのうち、例えば貝殻などの
比重の大きい異物K1はボックス32の底部に沈降す
る。沈降した異物K1は、装置の運転停止時に手作業に
よりボックス32から取り出せばよい。
槽6の溶水も第1空間T1へ送られ、図4に示すように
溶水が勢いよく射出されることにより、この空間T1内
で原藻mは強制的に分散される。このようにして原藻m
と流れが混合された混合水は、各々の仕切板331〜3
35を濳流・越流しながら各空間T2〜T5へ送られ、
その間に原藻mは更に攪拌されて原藻mとこれに付着す
る異物Kは分離され、異物Kのうち、例えば貝殻などの
比重の大きい異物K1はボックス32の底部に沈降す
る。沈降した異物K1は、装置の運転停止時に手作業に
よりボックス32から取り出せばよい。
【0027】混合水には、攪拌されることにより泡aが
かなり大量に発生し、この泡aは光学手段55のノイズ
となる。そこでシャワー体44から散水することによ
り、泡aを消滅させる。このように原藻mが十分に攪拌
された混合水は、水路51に流出し、浅い層流となって
この水路51を流れるが、その途中において、混合水中
の異物Kは光学手段55により検出される。異物Kが検
出されると、上述のようにソレノイド64が作動して異
物Kを含む混合水をボックス57へ排出し、異物Kを含
まない混合水だけが回収槽71に回収される。
かなり大量に発生し、この泡aは光学手段55のノイズ
となる。そこでシャワー体44から散水することによ
り、泡aを消滅させる。このように原藻mが十分に攪拌
された混合水は、水路51に流出し、浅い層流となって
この水路51を流れるが、その途中において、混合水中
の異物Kは光学手段55により検出される。異物Kが検
出されると、上述のようにソレノイド64が作動して異
物Kを含む混合水をボックス57へ排出し、異物Kを含
まない混合水だけが回収槽71に回収される。
【0028】回収槽71の水位は水位計751、75
2、753により監視されている。ここで、中間の水位
計752が水位を検出していれば、回収槽71の水位は
良であって、そのままの運転が継続される。また最深の
水位計751が水位を検出すると、回収槽71の水深は
深すぎ、混合水が回収槽71から溢れるので、ポンプP
1,P2,P3の駆動力を小さくして回収槽71へ送ら
れてくる混合水の量を低減し、あるいはポンプP4の駆
動力を大きくして乾海苔製造装置側への混合水の供給量
を増加させて、回収槽71の水位を下げる。また最浅の
水位計753が水位を検出しなくなれば、ポンプP2,
P3の駆動力を大きくして回収槽71への混合水を増加
させ、あるいはポンプP4の駆動力を小さくしたりこれ
を停止させて、混合水の送出を停止する。このような制
御は制御部80により行われる。
2、753により監視されている。ここで、中間の水位
計752が水位を検出していれば、回収槽71の水位は
良であって、そのままの運転が継続される。また最深の
水位計751が水位を検出すると、回収槽71の水深は
深すぎ、混合水が回収槽71から溢れるので、ポンプP
1,P2,P3の駆動力を小さくして回収槽71へ送ら
れてくる混合水の量を低減し、あるいはポンプP4の駆
動力を大きくして乾海苔製造装置側への混合水の供給量
を増加させて、回収槽71の水位を下げる。また最浅の
水位計753が水位を検出しなくなれば、ポンプP2,
P3の駆動力を大きくして回収槽71への混合水を増加
させ、あるいはポンプP4の駆動力を小さくしたりこれ
を停止させて、混合水の送出を停止する。このような制
御は制御部80により行われる。
【0029】なおボックス57に回収された原藻mは廃
棄してもよいが、これをホッパー23やボックス32に
再度投入してもよい。この場合、この原藻mにはかなり
多量の異物Kが含まれているので、ボックス32内によ
り少量の原藻を供給し、より薄く希釈することが望まし
い。
棄してもよいが、これをホッパー23やボックス32に
再度投入してもよい。この場合、この原藻mにはかなり
多量の異物Kが含まれているので、ボックス32内によ
り少量の原藻を供給し、より薄く希釈することが望まし
い。
【0030】
【考案の効果】以上のように本考案は、原藻mを互いに
からみつかないように荒切り手段11で荒切りしたうえ
で、攪拌手段31で希釈して攪拌することにより原藻m
を十分に分散させ、原藻mと溶水の混合水を水路51を
流しながら光学手段55で異物Kを検出するようにして
いるので、原藻mと異物Kを完全に分離させて混合水中
の異物Kを光学手段55により確実に検出できる。した
がって乾海苔製造装置で乾海苔を製造するのに先立っ
て、原藻mの段階でこれに含まれる異物Kを除去するこ
とにより、不良乾海苔は激減し、乾海苔製造の歩留りを
著しく向上させることができる。また考案に係る装置
は、既存の乾海苔製造ラインにそのまま組み込むことが
できるものであり、原藻中の異物の検出除去から乾海苔
生産までの諸作業を一連の連続した作業として行うこと
ができる。
からみつかないように荒切り手段11で荒切りしたうえ
で、攪拌手段31で希釈して攪拌することにより原藻m
を十分に分散させ、原藻mと溶水の混合水を水路51を
流しながら光学手段55で異物Kを検出するようにして
いるので、原藻mと異物Kを完全に分離させて混合水中
の異物Kを光学手段55により確実に検出できる。した
がって乾海苔製造装置で乾海苔を製造するのに先立っ
て、原藻mの段階でこれに含まれる異物Kを除去するこ
とにより、不良乾海苔は激減し、乾海苔製造の歩留りを
著しく向上させることができる。また考案に係る装置
は、既存の乾海苔製造ラインにそのまま組み込むことが
できるものであり、原藻中の異物の検出除去から乾海苔
生産までの諸作業を一連の連続した作業として行うこと
ができる。
【図1】本考案の一実施例に係る異物除去装置の側面図
【図2】本考案の一実施例に係る荒切り手段の断面図
【図3】本考案の一実施例に係る要部斜視図
【図4】本考案の一実施例に係る攪拌器の断面図
【図5】本考案の一実施例に係る要部断面図
【図6】本考案の一実施例に係る電気回路のブロック図
【図7】本考案の一実施例に係る動作のタイムチャート
11 荒切り手段 13 固定刃(刃体) 14 回転刃(刃体) 31 攪拌器(攪拌手段) 53 光透過板 54 光源 55 光学手段 60 傾斜水路(バイパス手段) 61 ヒンジ(バイパス手段) 64 ソレノイド(バイパス手段) 71 回収槽 m 原藻 K 異物
Claims (1)
- 【請求項1】 海洋で採取された海苔の原藻mを荒切り
する荒切り手段11と、荒切りされた原藻mを溶水と混
合して希釈したうえで攪拌する攪拌手段31と、この攪
拌手段31で攪拌された混合水を流出させる水路51
と、この水路51を流れる混合水中の異物Kを検出する
光学系とを備え、この光学系が、前記水路51の底部に
設けられた光透過板53と、この光透過板53に向って
光を照射する光源54と、この光透過板53を透過した
光が入射する光学手段55とから成ることを特徴とする
海苔原藻中の異物除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992063934U JPH0735584Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 海苔原藻中の異物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992063934U JPH0735584Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 海苔原藻中の異物除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617498U JPH0617498U (ja) | 1994-03-08 |
| JPH0735584Y2 true JPH0735584Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=13243678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992063934U Expired - Lifetime JPH0735584Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 海苔原藻中の異物除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735584Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077754Y2 (ja) * | 1992-07-30 | 1995-03-01 | 株式会社川島製作所 | 海苔原藻中の異物除去装置 |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP1992063934U patent/JPH0735584Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617498U (ja) | 1994-03-08 |
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