JPH0735835Y2 - 船用エンジンの制御装置 - Google Patents

船用エンジンの制御装置

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JPH0735835Y2
JPH0735835Y2 JP16908788U JP16908788U JPH0735835Y2 JP H0735835 Y2 JPH0735835 Y2 JP H0735835Y2 JP 16908788 U JP16908788 U JP 16908788U JP 16908788 U JP16908788 U JP 16908788U JP H0735835 Y2 JPH0735835 Y2 JP H0735835Y2
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JP
Japan
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engine
marine
sensor
gear
temperature
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JP16908788U
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JPH0288899U (ja
Inventor
誠治 藤野
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は暖機運転時における船用エンジンの制御装置に
関するものである。
[従来の技術] この種のエンジンはその出力増大の要請から圧縮比を低
減して燃料噴射量を増加する傾向にある。このためエン
ジンの始動後の暖機運転が完了する前の低速回転域で
は、燃料の着火遅れに起因して臭気のある白煙の未燃焼
ガスを排出しやすい。
従来、この点を改善するために、暖機運転時にはマリン
ギヤをニュートラル位置にしてから、エンジンへの燃料
供給量に応じて排気管の管径を狭めることにより排出ガ
スの圧力を上昇させたり、或いはエンジンの冷却水管の
管径を絞って冷却水量を減量したりして、暖機時間を短
くしている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、船用エンジンは暖機運転中においても船を動か
さなければならない場合がある。この場合、従来の暖機
促進方法ではエンジンの制御条件を速やかに切換えるこ
とができず、円滑な操船を行うことが困難で加速性能に
劣る問題点があった。
本考案の目的は、暖機運転時の白煙の排出を低減でき、
しかも暖機運転時においても円滑に操船でき、加速性能
を低下させない船用エンジンの制御装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の船用エンジンの制
御装置は、船用エンジンの温度を検出する温度センサ
と、マリンギヤのギヤ位置を検出するギヤ位置センサ
と、前記エンジンの回転速度を検出する回転センサと、
前記エンジンの運転気筒数を減少する気筒数減少手段
と、前記温度センサとギヤ位置センサと回転センサの各
検出出力に基づいて前記気筒数減少手段を制御するコン
トローラとを備えたものである。
[作用] コントローラはエンジンの温度が所定温度より低く、マ
リンギヤがニュートラル位置にシフトされ、かつエンジ
ンの回転速度がアイドル回転速度に達したことを各セン
サが検出するとき、運転気筒数を減少するように気筒数
減少手段を制御する。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図に示すように、漁船10の後部には船用エンジン11
が搭載される。エンジン11は6気筒のディーゼルエンジ
ンであって、その出力軸はマリンギヤ12及びプロペラ軸
13を介して船外のプロペラ14に連結される。マリンギヤ
12はエンジン11の出力軸の回転をそのままプロペラ軸13
に伝達する前進ギヤと、出力軸の回転を逆転させてプロ
ペラ軸13に伝達する後退ギヤとを有する。
エンジン11の燃料噴射ポンプ16は、この例ではPSD(Par
tial Shut Down)ポンプにより構成される。すなわち、
図示しない燃料タンクの燃料は燃料ポンプ17によりフィ
ルタ18を介して3気筒ずつ配管された噴射ポンプ用の燃
料供給管19及び20を通って燃料噴射ポンプ16に圧送され
る。そして燃料供給管20には燃料を遮断するソレノイド
バルブ21が設けられる。
このソレノイドバルブ21はマイクロコンピュータからな
るコントローラ22の制御出力に接続される。コントロー
ラ22の制御入力にはエンジン11の冷却水温を検出する温
度センサ23と、マリンギヤ12のギヤ位置を検出するギヤ
位置センサ24と、エンジン11の回転速度を検出する回転
センサ25と、トローリング選択スイッチ26が接続され
る。
次にこのような構成の船用エンジンの制御装置の動作を
第2図のフローチャートに基づいて説明する。
寒冷期の始動後のように、エンジン11の冷却水温Tが所
定の温度T0より低く、マリンギヤ12のギヤ位置がニュー
トラル位置であって、かつエンジン回転がアイドル回転
であることを温度センサ23、ギヤ位置センサ24及び回転
センサ25が検出するときには、コントローラ22はソレノ
イドバルブ21を作動して燃料供給管20を遮断する。これ
により燃料噴射ポンプ16はエンジン11の3気筒にのみ燃
料を噴射し、他の3気筒には燃料を噴射しない。エンジ
ン11は3気筒だけで運転が行われるため、燃料噴射ポン
プ16の負荷が低減することによりシリンダへの燃料噴射
圧が増大し、1気筒当りの燃料噴射量が約2倍になる。
この結果、シリンダ内での燃料の燃焼温度が上昇し、白
煙の排出を低減できる。
また、マリンギヤ12を前進ギヤにいれて、長時間トロー
リング状態にすると、エンジン11の冷却水温が下がり、
白煙を発生しやすくなるが、ここでトローリング選択ス
イッチ26を入れておれば、マリンギヤ12のギヤ位置がニ
ュートラル位置でなくても、冷却水温Tが所定の温度T0
より低く、かつエンジン回転がアイドル回転であれば、
コントローラ22はソレノイドバルブ21を作動して燃料供
給管20を遮断し、エンジン11を3気筒だけの運転にす
る。
この結果、上記エンジン11の始動時と同様にシリンダ内
での燃料の燃焼温度が上昇し、白煙の排出を低減でき
る。
また、エンジン11の冷却水温Tが所定の温度T0を越えれ
ば、コントローラ22は暖機運転が完了したと判断してソ
レノイドバルブ21を不作動にして燃料噴射ポンプ16から
全気筒に燃料を噴射するようにする。
また、暖機運転中にマリンギヤ12をニュートラル位置か
ら前進ギヤ又は後退ギヤにシフトして船10を動かすと、
コントローラ22はソレノイドバルブ10を不作動にして燃
料噴射ポンプ16から全気筒に燃料を噴射するようにす
る。これにより円滑な操船を行うことができ、加速性能
を損ねない。
更に、コントローラ22はエンジン11の回転速度が未だア
イドル回転域に達する前の始動時には、冷却水温Tが所
定の温度T0より低く、マリンギヤ12のギヤ位置がニュー
トラル位置であっても、ソレノイドバルブ21は不作動に
しておき、エンジン11の始動性を悪化させないようにす
る。
なお、上記例ではエンジンの運転気筒数を減少する気筒
数減少手段として、PSDポンプの燃料噴射ポンプを挙げ
たが、本考案はこれに限らず、エンジンの吸気通路を遮
断して減筒する他の気筒数減少手段を用いてもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、エンジン始動後の
暖機運転が完了する前のアイドル回転域では、特定の気
筒にだけ燃料を供給して減筒運転を行うことにより、燃
料噴射ポンプの負荷が低減してシリンダへの燃料噴射圧
が増大し、1気筒当りの燃料噴射量が増大するので、シ
リンダ内での燃料の燃焼温度が上昇し、白煙の排出を低
減できる。
特に、暖機運転中に船を動かす場合には、直ちに全気筒
運転に切換わるため、従来の暖機促進装置と比較して操
船フィーリングを向上することができ、加速性能の低下
を生じない優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例船用エンジンの制御装置の構成
図。 第2図はそのコントローラの動作を示すフローチャー
ト。 10:船、11:エンジン、12:マリンギヤ、16:燃料噴射ポン
プ、21:ソレノイドバルブ(気筒数減少手段)、22:コン
トローラ、23:温度センサ、24:ギヤ位置センサ、25:回
転センサ、26:トローリング選択スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】船用エンジンの温度を検出する温度センサ
    と、 マリンギヤのギヤ位置を検出するギヤ位置センサと、 前記エンジンの回転速度を検出する回転センサと、 前記エンジンの運転気筒数を減少する気筒数減少手段
    と、 前記温度センサとギヤ位置センサと回転センサの各検出
    出力に基づいて前記気筒数減少手段を制御するコントロ
    ーラと を備えた船用エンジンの制御装置であって、 前記コントローラは前記温度が所定温度より低く、前記
    マリンギヤがニュートラル位置にシフトされ、かつ前記
    回転速度がアイドル回転速度に達したことを前記センサ
    が検出するとき、運転気筒数を減少するように前記気筒
    数減少手段を制御することを特徴とする船用エンジンの
    制御装置。
JP16908788U 1988-12-27 1988-12-27 船用エンジンの制御装置 Expired - Lifetime JPH0735835Y2 (ja)

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JP16908788U JPH0735835Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 船用エンジンの制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0288899U JPH0288899U (ja) 1990-07-13
JPH0735835Y2 true JPH0735835Y2 (ja) 1995-08-16

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