JPH0735913B2 - 給気装置 - Google Patents

給気装置

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JPH0735913B2
JPH0735913B2 JP63107206A JP10720688A JPH0735913B2 JP H0735913 B2 JPH0735913 B2 JP H0735913B2 JP 63107206 A JP63107206 A JP 63107206A JP 10720688 A JP10720688 A JP 10720688A JP H0735913 B2 JPH0735913 B2 JP H0735913B2
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air
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眞平 大野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗装設備等のような比較クリーンな作業雰囲
気を要求される設備に、その作業結果に悪影響を与える
ことのない程度の洗浄度の空気を供給する給気装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般的なクリーンルームと呼ばれる設備では、0.3〜0.
μmクラス以上の粉塵を含まないように設計されている
が、塗装設備等は、20μm以上の粉塵を含まないような
比較的クリーンな作業雰囲気で足りる。
まず、このような作業設備に設けられていた給気ダクト
について説明する。
第4図は、従来の給気ダクトの一例を示した図である。
作業設備5には、外部と内部を連通する吸気ダクト6が
取り付けられている。この給気ダクト6は、作業設備5
の外側に開口端が設けられたダクト本体61と、このダク
ト本体61内に設けられた粗塵用の一次フィルタ62と、空
気を吸入するためのファン63と、前記ダクト本体61の設
備側に設けられた微塵用の二次フィルタ64とから構成さ
れていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような給気ダクトでは、吸気に含まれる粉塵が、各
フィルタの捕集性能を越えた微細なものである場合に
は、その粉塵はフィルタに捕集されず通過してしまう。
従って、吸気ダクトから供給される空気の洗浄度は、フ
ィルタ性能に左右されてしまう。
フィルタの捕集性能を上げるために、密度の高いフィル
タを用いたり、フィルタの数を増やすことも考えられる
が、そのフィルタ前後での圧力損失が生じ、正規の給気
量を得られなくなる可能性がある。
また、このようなフィルタは、粉塵を含む空気に常にさ
らされ、粉塵を捕集することにより、フィルタの寿命が
短くなるので、交換頻度が高くなり、ランニングコスト
が増大するという問題があった。
本発明の目的は、簡単な構造により、粉塵を除去して、
清浄な空気を供給できる給気装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本件発明者は、種々検討した結果、粉塵を含んだ吸入空
気を湿潤させるるとともに、その吸入方向を急激に変化
させて分離することにより、清浄な空気を供給できるこ
とを見出して、本発明をするに至った。
即ち、本発明による給気装置は、吸気口から吸気した粉
塵を含んだ空気を、送風装置により、粉塵除去槽を通過
させて、清浄な空気を排出口から給気する給気装置であ
って、前記粉塵除去槽は、前記粉塵を含んだ空気と水と
混合して混合気にする湿潤部と、複数の遮蔽板を交互に
配置して、前記混合気の流路を急激に変化させることに
より、その混合気から清浄な空気を分離する分離部とを
含むことを特徴としている。
前記湿潤部は、その構造は特に限定されないが、水槽内
に注入された水の水面とその水面に垂直な壁面とで形成
される間隙に、粉塵を含んだ空気を通過させる構造にす
ることができる。送風装置により、水面も空気と同方向
に流れ、水と空気を混合させるので、十分な加湿が可能
である。
また、あらかじめ、シャワー装置で、粉塵を含んだ空気
に水を噴霧して、加湿しておくこともできる。
分離部は、ダクトの対向する内壁に多数の遮蔽板を交互
に配置して、混合気の流路を急激に変化させることによ
り、空気中の粉塵を分散させる構造とすることができ
る。粉塵自体が水分を含み質量が増えることにより、質
量の軽い清浄な空気との分離が可能になる。
また、この分離部は、給気容量に合わせて、並列に多数
本設けることもできる。さらに、清浄度を上げるため
に、ダクトの長さを長くすることもできる。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本発明を詳細
に説明する。
第1図は、本発明による給気装置の第1の実施例を示し
た図、第2図は、前記第1の実施例装置の作業設備への
配設状態を示した図である。
この給気装置は、吸気口1から吸入された粉塵を含んだ
空気が、粉塵除去槽2を通り、ファン3により、排気口
4に導かれる構造である。
粉塵除去槽2は、上下に長い槽本体20の内部を下端付近
まで壁21で仕切ったものであり、壁21の左側の第1ダク
ト部22と、槽本体20の下側の水槽部24と、壁1の右側の
第2ダクト部27とから構成されている。
第1ダクト部2は、上部側壁には吸気口1が設けられて
おり、外気に連通している。第1ダクト部22の内壁に
は、シャワー23が設けられており、第1ダクト部2内に
吸気された粉塵を含む空気を湿潤させる働きをする。
水槽部24には、水25が注入されており、壁21の下端21a
と水面25aの間に間隙が形成されている。
戻り水路26は、第2ダクト部27内で分離された粉塵を含
む水滴を水槽24内に戻すための水路である。戻り水路26
は、上面が部分的に開口しており、水槽24に連通する構
造である。
第2ダクト部27は、混合気から清浄な空気を分離するた
めの部分であり、4枚の遮蔽28A〜28Dが混合気の流れを
急激に変化させるために対向する内壁に交互に植設され
ている。各遮蔽板28A〜28Dは、先端側が下方に傾斜する
ように取り付けられ、遮蔽板28A〜28Dの先端は、さらに
下方に曲げ起こされている。
第2ダクト部27の出口には送風用のファン3が設けられ
ており、粉塵除去槽2で粉塵の除去された空気は排気口
4を介して送り出すことができる。
排気ダクト4は、単体として使用することも可能である
が、第2図に示すように、従来と同様な吸気ダクト6に
さらに接続し、一次フィルタ62,ファン63,二次フィルタ
64を通り、設備5内に清浄度の高い空気を供給するよう
にすることもできる。
次に、本発明による給気装置の第1の実施例の動作を説
明する。
ファン3の回転により、外気が吸気口1から吸気され、
第1ダクト部22に導かれる。
第1ダクト部22内では、シャワー23により、霧状の水を
噴霧して、吸気された粉塵を含む空気を、予め湿潤させ
ておく。
この空気は、壁21の下端21aと水槽部24内の水25の水面2
5aとで成形される間隙を通過することにより、さらに、
水と混合し、混合気が生成される。
次に、この混合気は、第2ダクト部27に導かれ、遮蔽板
28Aに衝突させられることより、混合気中の粉塵を含む
水滴を分離し、戻り水路26内に落下させ、その粉塵を水
槽部24内に沈澱させる。
遮蔽板28B〜28Dと次々に流路を変更させながら、衝突さ
せることにより、前記動作を繰り返し、清浄な空気を分
離する。
分離された清浄な空気は、ファン3により、排気口4か
ら給気ダクト6を通り、設備5内に導かれる。
第1の実施例装置を用いて、次のような測定を行った。
従来の給気ダクトのみを通過させた場合(第4図)
と、第1の実施例の給気装置のみを通過させた場合
(第1図)と、それらを直列に組み合わせた場合(第
2図)に、粉塵粒径ごとにその除去効率を測定したとこ
ろ、以下のような結果を得られた。
この結果からも分かるように、従来の給気ダクトのみの
場合には、粉塵粒径が大きくなるに従って、除去効果が
大きくなり、本発明の給気装置では50μm〜100μm程
度のものの除去効率がよいことがわかる。さらに、本装
置を単独で使用するよりも、従来のフィルタを用いた給
気ダクトと組み合わせて使用するほうが、より効果的で
あることがわかる。
また、粉塵の絶対数からみた場合に、空気100中に20
μm以上の粉塵が10000個の割合で混入している外気
を、従来の給気ダクトのみを通過させた場合(第4図)
には100個に減少したのに対して、従来の給気ダクトと
第1の実施例の給気装置とを直列に組み合わせた場合
(第2図)では5個に減少していた。前述の20〜50μm
の通過率がでは18%であるものがでは0.1%になっ
ているのと対応する。
第3図は、本発明による給気装置の第2の実施例を示し
た図である。
第2の実施例では、中央部に第1ダクト部22を設け、左
右両側に第2ダクト部27を配置した構造であり、他の部
分は第1の実施例と略同様である。
第2の実施例は、第1の実施例より多量の空気を送風で
き、さらに、多数の遮蔽板により粉塵の捕集効率が向上
する。
以上説明した実施例にとらわれることなく、種々の変形
を施すことができる。
例えば、第2のダクトは、縦方向に配置した例を説明し
たが、横方向にすることもできる。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、粉塵を含
んだ空気を湿潤化したのち、遮蔽板に衝突させることに
より、清浄な空気のみ分離するようにしたので、簡単な
構成で、容易に清浄な空気を得ることができる。
さらに、従来のフィルタを用いた給気ダクトと併設して
用いれば、より清浄な給気ができるとともに、そのフィ
ルタの寿命も伸ばすことができる等々の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による給気装置の第1の実施例を示し
た図、第2図は、前記第1の実施例装置の作業設備への
配設状態を示した図である。 第3図は、本発明による給気装置の第2の実施例を示し
た図である。 第4図は、従来の給気ダクトの一例を示した図である。 1……吸気口 2……粉塵除去槽 20……槽本体、21……壁 22……第1ダクト部、23……シャワー 24……水槽部、25……水 26……戻り水路、27……第2ダクト部 28……遮蔽板 3……ファン 4……排気口 5……設備 6……給気ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口から吸気した粉塵を含んだ空気を、
    送風装置により、粉塵除去槽を通過させて、清浄な空気
    を排出口から給気する給気装置であって、 前記粉塵除去槽は、 前記粉塵を含んだ空気と水と混合して混合気にする湿潤
    部と、 複数の遮蔽板を交互に配置して、前記混合気の流路を急
    激に変化させることにより、その混合気から清浄な空気
    を分離する分離部と を含む給気装置。
JP63107206A 1988-04-28 1988-04-28 給気装置 Expired - Fee Related JPH0735913B2 (ja)

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