JPH0735941B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH0735941B2
JPH0735941B2 JP63024270A JP2427088A JPH0735941B2 JP H0735941 B2 JPH0735941 B2 JP H0735941B2 JP 63024270 A JP63024270 A JP 63024270A JP 2427088 A JP2427088 A JP 2427088A JP H0735941 B2 JPH0735941 B2 JP H0735941B2
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JP
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temperature
ice greenhouse
compartment
compressor
refrigerating
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JP63024270A
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昌志 豊島
清 片貝
賢二郎 原
時雄 堀田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は異なる温度に制御される複数の貯蔵室を具備し
た冷蔵庫に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の此種冷蔵庫では、例えば実公昭62−6466号公報の
如く、冷凍室と冷蔵室を区画形成し、冷凍室の温度に基
づき冷媒回路のコンプレッサと送風機を制御すると共
に、送風機からの冷気を冷蔵室にも供給し、冷蔵室の温
度に基づいて動作するダンパーサーモスタットにてこの
冷気量を調節して両室の温度を設定温度に制御してい
た。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従来の冷蔵庫では送風機及び圧縮機の制御は最も低温と
なる冷凍室の温度に基づいて為され冷蔵室の温度制御は
この冷凍室の温度制御に従属する形態となり、冷蔵室の
温度制御のためにダンパーサーモスタット等の冷気制御
装置が必要となっていた。特に冷凍室の温度が冷凍室の
設定温度よりも低い場合には、送風機及び圧縮機が停止
しこの冷凍室の温度に従属する冷蔵室の負荷が増大する
等の理由から冷蔵室を冷却すべく冷蔵室用のダンパーサ
ーモスタットが開いても、冷気の強制対流がないため冷
蔵室に十分な冷気供給が行えず冷蔵室の温度をなかなか
所望の温度まで低下させることができず、逆に冷蔵室の
温度が上昇しやすい不具合があった。また、冬季等外気
温度が低い場合は冷凍室内が冷凍室の設定温度より低く
なりやすいので圧縮機の運転率が低下する一方冷蔵室の
温度も設定温度以下に低下しやすいが、この冷蔵室の温
度低下を抑制する工夫が為されていなかった。さらにダ
ンパーサーモスタットは温度変化に対する追随性が悪い
ので冷蔵室の過冷却及び過度の温度上昇が生じやすい不
具合があった。
一方、冷凍室冷却用の冷却器と冷蔵室用及び氷温室用の
2個のダンパー装置を有し冷蔵室及び氷温室を冷凍室の
温度に従属して制御するようにしたいわゆる1つの冷媒
回路で全貯蔵室を冷却するものが一般的であった。氷温
室の過冷却を防止すべく氷温室の温度が氷温室の設定温
度以上のときには冷凍室の温度と無関係に送風機を運転
するものとして、例えば特開昭60−194268号公報があ
る。また、氷温室の温度若しくは外気温度に基づいて氷
温室に配置した氷温室の過冷却防止用の補償ヒータを制
御するものとして、例えば特開昭61−191855号公報及
び特開昭62−59353号公報がある。さらに、除霜運転
終了後冷却器の温度及び/又は終了後に時間に基づいて
送風機を圧縮機よりも遅れて動作させるものとして特
開昭56−61653号公報があり、除霜ヒータの通電開始を
タイマー若しくは手動操作で行わせることのできる冷蔵
庫の除霜回路として実開昭61−41585号公報がある。
しかしながらこれら〜の従来技術の何れにおいて
も、2つの圧縮機及び2つの冷却器を備えたいわゆる2
コンプレッサ2エバポレータ方式の冷媒回路を設けて冷
凍室を従来の温度(−18℃前後)よりもはるかに低い所
定の温度(例えば−30℃程度の温度)に冷却できるよう
にすること、及び冷蔵室用のダンパー装置を用いること
なく冷蔵室の過冷却及び過度の温度上昇を抑制すること
は考慮されていない。
そこで本発明では、冷凍室を従来の温度(−18℃前後)
よりもはるかに低い所定の温度(例えば−30℃程度の温
度)に冷却できるようにすること、及び冷蔵室用のダン
パー装置を用いることなく冷蔵室の過冷却及び過度の温
度上昇を抑制することのできる冷蔵庫を提供することを
目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、氷温室と、この氷温室より高い温度
に維持される冷蔵室と、冷却器で冷却された冷気を氷温
室及び冷蔵室に供給する送風機と、前記氷温室の温度に
基づき前記送風機及び圧縮機を制御する制御装置とを備
え、前記制御装置は、前記冷蔵室の温度が冷蔵室の設定
温度よりも低い所定の温度以下のとき前記氷温室の設定
温度を上昇させるものである。
請求項2の発明は、冷凍室と、氷温室と、この氷温室よ
り高い温度に維持される冷蔵室と、前記冷凍室を冷却す
る冷凍室用冷却器及び第1の圧縮機を含む第1の冷媒回
路と、冷蔵室用冷却器及び第2の圧縮機を含み第1の冷
媒回路の冷媒よりも沸点の高い冷媒を充填した第2の冷
媒回路と、前記冷蔵室用冷却器で冷却された冷気を氷温
室及び冷蔵室に供給する送風機と、前記氷温室の温度に
基づき前記第2の圧縮機及び送風機を制御する制御装置
と、前記冷凍室用冷却器の除霜を行う除霜ヒータと、前
記冷蔵室を加熱する補償ヒータとを備え、前記制御装置
は、前記冷蔵室の温度が冷蔵室の設定温度より低い所定
の温度以下でかつ前記除霜ヒータの通電中には前記氷温
室の設定温度を上昇させ、前記冷蔵室の温度が前記所定
の温度以下でかつ前記除霜ヒータの非通電中には前記補
償ヒータに通電させるものである。
(ホ)作用 本発明の請求項1によれば、冷蔵室の温度が冷蔵室の設
定温度より低い所定の温度以下のときには、送風機及び
圧縮機を制御するための氷温室の設定温度を上昇させる
ようにしたので、冷蔵室の補償ヒータを使用することな
く送風機及及び圧縮機が早めに停止され消費電力量が抑
制され、且つ冷蔵室の過冷却が抑制される。
本発明の請求項2によれば、冷蔵室及び氷温室の温度制
御のためのダンパー装置をなくせることに加え、冷蔵室
の温度が冷蔵室の設定温度より低い所定の温度以下のと
きおいて、第1の冷媒回路の冷凍室用冷却器の除霜ヒー
タの通電中(即ち冷凍室の除霜中)には自動的に氷温室
の設定温度を上昇させるので、この冷凍室用冷却器の除
霜ヒータにより氷温室が通常の冷却温度よりも高い温度
に上昇した場合でもいち早く冷却を開始して氷温室及び
この氷温室の温度に従属する冷蔵室の過度の温度上昇を
抑制している。また除霜ヒータの非通電時に限り補償ヒ
ータに通電するようにしたので、除霜ヒータと補償ヒー
タが同時に通電さることはなく、消費電力量及び補償ヒ
ータによる他室への温度影響をそれぞれ抑制している。
(ヘ)実施例 次に図面において実施例を説明する。第1図は冷蔵庫
(1)の正面図を示す。冷蔵庫(1)の正面開口は上下
にそれぞれ一組ずつの観音開き式の扉(2),(3)及
び(4),(5)により閉塞され、更に最下段は引き出
し式扉(6)にて閉塞される。更に扉(2),(3)と
(4),(5)間にはコントロールボックス(7)が突
設されている。
第2図は扉(2),(3),(4)及び(5)を除く冷
蔵庫(1)の正面図を示し、第3図及び第4図は第2図
のA−A線断面図及びB−B線断面図をそぞれ示す。前
方に開口する外箱(8)とそれに組込まれた内箱(9)
間には断熱材(10)が現場発泡方式にて充填され、断熱
箱体(11)が構成されている。この断熱箱体(11)内は
断熱性の仕切壁(12)によって上下に区画され、相互に
断熱され且つ空気循環において独立した上部室と下部室
とが形成され、この上部室は更に断熱性の区壁(13)に
て左右に区画され、第1の冷凍室(14)と第2の冷凍室
(15)とが形成されている。前記上部室背部には左右全
幅に渡る区画板(16)によって上下方向の冷却室(17)
が形成され、ここに冷凍室冷却器(18)が縦設され、更
にその上方で区画壁(13)の後方に位置して主送風機
(19)が配置される。区画板(16)には第2の冷凍室
(15)背方に位置して上下に吹出口(20)及び(21)が
形成され、又、第1の冷凍室(14)背方に位置して、区
画壁(13)の側部に吹出口(22)と下方に製氷用吹出口
(23)が形成されている。冷凍室用冷却器(18)と区画
板(16)間には主送風機(19)前方と吹出口(20),
(21),(22)及び(23)を連弾するダクト(24)を形
成する断熱板(25)が設けられる。主送風機(19)はプ
ロペラファンであり、回転して冷凍室用冷却器(18)と
熱交換した冷気を吸引して前方のダクト(24)に吐出
し、吹出口(20),(21),(22)及び(23)より吹出
し、両室(14),(15)を循環した冷気は仕切壁(12)
前部の吸込口(27)から吸引される。
ダクト(24)は吹出口(22)から更に後側方に延在さ
れ、その終端に補助送風機(28)が設けられると共に、
その前方の区画板(16)には補助吹出口(29)が形成さ
れる。補助送風機(28)と区画板(16)間には更に製氷
用吹出口(23)に連通するダクト(30)が形成される。
補助送風機(28)はプロペラファンであり、回転して主
送風機(19)から吹出された冷気を強制的に吸引し、補
助吹出口(29)及び製氷用吹出口(23)から第1の冷凍
室(14)内に大量の冷気を吹出し、第1の冷凍室(14)
内の強力な冷却を行う。
第1の冷凍室(14)内は製氷用吹出口(23)に対応して
取付けられた仕切板(32)によって上下に区画され(第
2図では外されている。)、その下方を製氷皿(33)を
収容する製氷室(34)とされる。仕切板(32)は内部中
空であり、その内部空間(35)は吹出口(23)に連通す
ると共に、下面に奥方から前方に渡て多数の吐出口(3
6)が形成され、それによって下方の製氷皿(33)上方
から吹出口(23)からの冷気を略均一に吹付ける様に構
成している。この仕切板(32)上面は冷凍食品の載置に
用いる。
仕切壁(12)下方の下部室は第2の貯蔵室としての冷蔵
室(38)とさ、更にその上部は断熱性の仕切板(39)と
内扉(40)によって第1の貯蔵室としての氷温室(41)
が形成される。氷温室(41)背方の冷蔵室(38)上部に
は区画板(42)により冷却室(43)が構成され、その内
部に冷蔵室用冷却器(44)が縦設される。冷蔵室用冷却
器(44)上方には送風機(45)が取付けられ、その前方
の区画板(42)には氷温室(41)上方に延在する延出部
(42a)が形成されている。冷蔵室用冷却器(44)と区
画板(42)間には送風機(45)前方の空間から冷却器
(44)両側を下方に延在して冷蔵室(38)に開口するダ
クト(47)を作る断熱板(48)が設けられる。送風機
(45)はプロペラファンであり、回転して冷蔵室用冷却
器(44)と熱交換した冷気を吸引し、前方に吹出して延
出部(42a)に形成した複数の吐出口(49)から氷温室
(41)内に冷気を吹出すと共に、ダクト(47)によって
冷蔵室(38)にも冷気を供給する。氷温室(41)を冷却
した冷気は区画板(42)に形成した吸込口(50)から、
又、冷蔵室(38)を冷却した冷気は仕切板(39)下面に
形成され、区画板(42)から延在すると共に、吸込口
(51)を複数形成された吸込ダクト(52)内を通って冷
却室(43)に帰還する。
冷蔵室(38)下部は更に仕切板(53)と仕切前(54)に
よって区画され、その下方に扉(6)に枠(55)にて支
持された上方開口の容器(56)が収容されてその内部を
野菜室(57)とされる。(58)は容器(56)内に設けた
小容器である。(60)は断熱箱体(11)下部に形成した
機械室であり、機械室(60)内後部に設けた基台(61)
に第1のコンプレッサ(62)と第2のコンプレッサ(6
3)が並設される。両コンプレッサ(62),(63)前方
の機械室(60)内には第1の蒸発皿用コンデンサ(65)
が上下二重に配設され、第1の蒸発皿用コンデンサ(6
4)上に蒸発皿(66)が載置される。機械室(60)の天
壁(67)はコンプレッサ(62),(63)を収容するため
に高く傾斜しているが、第1のコンプレッサ(62)に対
応する位置の天壁(67)には凹所(68)が形成される。
第1のコンプレッサ(62)は第1の蒸発皿用コンデンサ
(64)冷凍室用冷却器(18)を含む第1の冷媒回路を構
成し、第2のコンプレッサ(63)は第2の蒸発皿用コン
デンサ(65)と冷蔵室用冷却器(44)を含む第2の冷媒
回路を構成する。
第5図は前記第1の冷媒回路及び第2の冷媒回路の断熱
箱体(11)への組込み構造を示す外箱(8)の透視図で
ある。第1のコンプレッサ(62)の吐出側(D1)から吐
出された高温高圧冷媒は第1の蒸発皿用コンデンサ(6
4)に流入し、奥方から手前に蛇行して流れる内に放熱
し、一旦吸込側(S1)から第1のコンプレッサ(62)に
戻って潤滑油を冷却した後、再び吐出側(D2)から出て
外箱(8)左側面前部の断熱材(10)側に配設したコン
デンサパイプ(67)に流入し、次に外箱(8)開口縁、
区画壁(13)前部、仕切壁(12)前部及び仕切前(54)
前部に連続して配設した結露防止パイプ(68)に流入
し、更に外箱(8)右側面前部の断熱材(10)側に配設
したコンデンサパイプ(69)を流れた後、キャピラリチ
ューブ(70)を通って冷凍室用冷却器(18)に流入し、
吸入パイプ(71)から第1コンプレッサ(62)の吸込側
(S2)に帰還する。このコンデンサパイプ(67),(6
9)及び結露防止パイプ(68)で第1の冷媒回路(以下
(72)とする。)の第1のコンデンサ(73)を構成す
る。第1の冷媒回路(72)には冷媒R502(沸点−46℃)
が充填され、それによって冷凍室冷却器(18)の温度は
−40℃以下とできるため、第1及び第2の冷凍室(1
4),(15)は−30℃以下のきわめて低い温度まで冷却
可能となる。
一方、第2のコンプレッサ(63)のの吐出側(D3)から
吐出された高温高圧冷媒は第2の蒸発皿用コンデンサ
(65)に流入し手前側から奥方へ蛇行状に流れた後、外
箱(8)の右側面後部の断熱材(10)側に配設したコン
デンサパイプ(75)に流入し、外箱(8)後縁部の断熱
材(10)側を通るコンデンサパイプ(76)を流れて外箱
(8)左側面後部の断熱材(10)側に配設したコンデン
サパイプ(77)を流れた後、キャピラリチューブ(78)
を通って冷蔵室用冷却器(44)に流入し、吸込パイプ
(79)から第2のコンプレッサ(63)の吸込側(S3)に
帰還する。このコンデンサパイプ(75),(76)及び
(77)により第2の冷媒回路(以下(80)とする。)の
第2のコンデンサ(81)を構成する。第2の冷媒回路
(80)には冷媒RI2(沸点−30℃)が充填され、それに
よって冷蔵室用冷却器(44)の温度は−15℃程となる。
氷温室(41)には冷蔵室(38)より多量の冷気が供給さ
れる様に予め断熱板(48)を設計しておき、それによっ
て氷温室(41)を−2℃等の氷温貯蔵温度に、又、冷蔵
室(38)を+6℃等の冷蔵温度に冷却可能となる。又、
(38)及び(84)はそれぞ冷凍室用冷却器(18)及び冷
蔵室用冷却器(44)の除霜用の電気ヒータである。更に
(85)は冷蔵室(38)内を加熱するために内箱(9)の
断熱材(10)側に設けた冷蔵室(38)の温度補償用の補
償ヒータとしての電気ヒータである。
次に第6図は冷蔵庫(1)の制御装置(93)を示す。
(94)はマイクロコンピユータであり、第1の冷凍室
(14)の温度を感知するセンサー(95)、第2の冷凍室
(15)の温度を感知するセンサー(96)、氷温室(41)
の温度を感知するセンサー(97)、冷蔵室(38)の温度
を感知するセンサー(98)及びコントロールボックス
(7)にある氷温室(41)の温度設定スイッチ(99)の
出力を入力し、マイクロコンピュータ(94)の出力は第
1のコンプレッサ(62)、第2のコンプレッサ(63)、
主送風機(19)、補助送風機(28)、送風機(45)、電
気ヒータ(83),(84)及び(85)に接続されている。
マイクロコンピュータ(94)はセンサー(95)及び(9
6)の出力に基づいて第1のコンプレッサ(62)、主送
風機(19)及び補助送風機(28)の運転を制御して両冷
凍室(14),(15)を前述の温度に冷却する。又、第1
のコンプレッサ(62)及び第2のコンプレッサ(63)そ
れぞれの運転時間を積算し、第1のコンプレッサ(62)
は例えば12時間、第2のコンプレッサ(63)は例えば10
時間で電気ヒータ(83)或いは(84)に通電して冷却器
(18),(44)をそれぞれ除霜し、所定の終了温度にて
除霜を終了する。更に設定スイッチ(99)の操作によっ
て氷温室(41)の設定温度を変更でき、例えば通常設定
で上限温度(THH)が−1℃、下限温度(THL)が−3
℃、強設定で(THH)が−2℃、(THL)が−4℃、弱設
定で(THH)が0℃、(THL)が−2℃とする。この0℃
から−5℃程の範囲は氷点下であって食品が凍結する寸
前の温度であり、この温度で食品を保存することによっ
て凍結させる事なくバクテリヤの繁殖を抑え、長期保存
を達成できる。
次に第7図に示すマイクロコンピュータ(94)のフロー
チャートに基づいて氷温室(41)と冷蔵室(38)の温度
制御を説明する。ステップ(100)で第2のコンプレッ
サ(63)が運転中か否か判断し、運転中であればステッ
プ(101)に進み氷温室(41)の温度(TH)が(THL)以
下か判断し、以下であればステップ(102)に進み第2
のコンプレッサ(63)を停止する。ステップ(100)で
停止していればステップ(103)に進み、温度(TH)が
(THH)以上か判断し、以上であればステップ(104)及
び(105)で第2のコンプレッサ(63)と送風機(45)
を運転する。ステップ(101)で否の時はステップ(10
4)に進み、ステップ(103)で否の時はステップ(10
2)に進み、次にステップ(106)で送風機(45)が運転
中か判断し、停止していたらステップ(107)で冷蔵室
(38)の温度(TR)が例えば7℃以上か判断し、以上で
あればステップ(108)で送風機(45)を運転し、否で
あればステップ(109)で送風機(45)を停止する。ス
テップ(106)で送風機(45)が運転中であればステッ
プ(110)で温度(TR)が5℃以下か判断し、以下の時
はステップ(111)で送風機(45)を停止し、否であれ
ばステップ(115)で送風機(45)を運転する。以上に
より第2のコンプレッサ(63)の送風機(45)は氷温室
(41)の上限温度(THH)と下限温度(THL)の間で運転
制御されるのに加え、更に送風機(45)のみは冷蔵室
(38)の温度(TR)によっても、7℃と5℃の間で運転
制御される。即ち、冷蔵室(38)の冷却が必要な場合
は、第2のコンプレッサ(63)が停止中であっても送風
機(45)のみを運転し、冷蔵室用冷却器(44)周囲の残
留冷気を循環せしめることにより、冷蔵室(38)を冷却
し、冷蔵室(38)の温度上昇を防止する。この冷気循環
によって氷温室(41)の温度(TH)も上昇するのでやが
て第2のコンプレッサ(63)も運転されることになる。
次にステップ(113)で電気ヒータ(85)が通電中が判
断し、非通電の時はステップ(114)で温度(TR)が例
えば1℃以下か判断し、以下であればステップ(115)
で電気ヒータ(85)を通電して冷蔵室(38)を加熱し、
ステップ(114)で否であればステップ(116)に進んで
電気ヒータ(85)を非通電とする。ステップ(113)で
電気ヒータ(85)が通電中の時はステップ(117)に進
んで温度(TR)が例えば2℃以上か判断し、以上であれ
ばステップ(118)で電気ヒータ(85)を非通電とし、
否であればステップ(119)で電気ヒータ(85)に通電
する。即ち、送風機(45)及び第2のコンプレッサ(66
3)の運転率が高く、冷蔵室(38)の温度が異常に低下
し、1℃に達したら2℃に上昇するまで電気ヒータ(8
5)を発蒸せしめ、冷蔵室(38)の過冷却を防止し、収
納食品の凍結を防止する。以上の操作によって氷温室
(41)は通常設定であれば略平均−2℃に、又、冷蔵室
(38)は略平均6℃に維持される。
次に第8図は氷温室(41)と冷蔵室(38)の温度制御の
ためのもう一つのフローチヤートを示す。尚、ステップ
(100)から(112)までは第7図と同様であるが、冷蔵
室(38)の過冷却を防止する手段が異なる。即ちステッ
プ(120)で氷温室(41)の設定温度が上昇されている
か判断し、されていなければステップ(121)に進み温
度(TR)が1℃以下か判断し、以下であればステップ
(122)で設定スイッチ(99)による氷温室(41)の設
定温度を上昇せしめる。即ち設定温度スイッチ(99)に
よる設定が通常設定であったならば弱設定に、又、強設
定であったなら通常設定とする。ステップ(120)で設
定温度が上昇せられていたらステップ(123)に進み、
温度(TR)が2℃以上か判断し、以上であればステップ
(124)で設定温度を設定スイッチ(99)による設定に
復帰せしめる。即ち冷蔵室(38)の温度が異常に低下し
た場合は氷温室(41)の設定温度を上昇させ、第2のコ
ンプレッサ(63)及び送風機(45)の運転率を低下せし
め、それによって冷蔵室(38)への冷気量を削減して過
冷却を防止する。
次に第9図は氷温室(41)と冷蔵室(38)の温度制御の
為更にもう一つのフローチャートを示す。尚、ステップ
(100)から(112)までは第7図と同様であるが、それ
以降が異なる。即ち、ステップ(125)で電気ヒータ(8
5)が通電中か判断し、通電していなければステップ(1
26)に進み、氷温室(41)設定温度が前述の如く上昇せ
られているか判断し、否であればステップ(127)に進
み、冷蔵室(38)の温度(TR)が1℃以下か判断し、否
であればステップ(128)で電気ヒータ(85)を非通電
とする。ステップ(127)で温度(TR)が1℃以下とな
たらステップ(129)に進み、冷凍室用冷却器(18)が
除霜中か否か、即ち電気ヒータ(83)が通電中か否か判
断し、除霜中であればステップ(130)に進んで電気ヒ
ータ(85)を非通電とし、ステップ(131)で氷温室(4
1)の設定温度を上昇させる(これは設定スイッチ(9
9)による設定が通常設定なら弱設定に、強設定なら通
常設定に変更すること。)。ステップ(129)で除霜中
でなければステップ(132)で電気ヒータ(85)を通電
する。
ステップ(125)で電気ヒータ(85)が通電中の時、或
いはステップ(126)で設定温度が上昇されている時は
ステップ(133)に進み、温度(TR)が2℃以上か判断
し、以上でなければステップ(134)に進み、前述同様
冷凍室用冷却器(18)の除霜中か判断し、除霜中であれ
ばステップ(130)に進み、除霜中でなければステップ
(135)で電気ヒータ(85)に通電し、ステップ(136)
で氷温室(41)の設定温度を設定スイッチ(99)での設
定に復帰させる。又、ステップ(133)で2℃以上とな
ったらステップ(137)で電気ヒータ(85)を非通電と
し、ステップ(138)で氷温室(41)の設定温度を復帰
させる。即ち冷蔵室(38)の温度が異常に低下し、1℃
に達したら2℃に上昇するまで、冷凍室用冷却器(18)
の除霜中は氷温室(41)の設定温度を上昇させ、除霜中
でない場合は電気ヒータ(85)にて冷蔵室(38)を加熱
することによって冷蔵室(38)の過冷却を防止する。
ここで冷凍室用冷却器(18)の除霜中は電気ヒータ(8
3)も発熱しているため、これに加えて電気ヒータ(8
5)も発熱させると冷蔵庫(1)全体の発熱量が過大と
なる危険性があるが、本発明では冷凍室用冷却器(18)
の除霜中は電気ヒータ(85)を発熱せさずに氷温室(4
1)の設定温度を上昇させるのでこれを防止できる。
又、両冷凍室(14),(15)とその下方の氷温室(41)
とは仕切壁(12)で区され断熱されているものの、多少
の熱リークはある。又、冷凍室用冷却器(18)の除霜中
は両冷凍室(14),(15)の温度も比較的高くなるた
め、これに加えて電気ヒータ(85)も発熱させると、一
時的にでも各室(14),(15)(41),(38)の温度が
異常に高くなる危険性かあるが、本発明によればこれも
防止される。
(ト)発明の効果 本発明の請求項1によれば、第1の冷媒回路に充填する
冷媒の沸点を従来の冷媒回路の冷媒の沸点より低いもの
にすることにより冷凍室を従来の冷却温度よりも低い温
度に冷却することができることに加え、冷蔵室の温度が
冷蔵室の設定温度より低い所定の温度以下のときには、
送風機及び圧縮機を制御するための氷温室の設定温度を
上昇させるようにしたので、冷蔵室の補償ヒータを使用
することなく送風機及び圧縮機を早めに停止させ消費電
力量及び冷蔵室の過冷却をそれぞれ抑制できる。
本発明の請求項2によれば、冷蔵室及び氷温室の温度制
御のためのダンパー装置をなくせることに加え、冷蔵室
の温度が冷蔵室の設定温度より低い所定の温度以下のと
きおいて、第1の冷媒回路の冷凍室用冷却器の除霜ヒー
タの通電中(即ち冷凍室の除霜中)には自動的に氷温室
の設定温度を上昇させるので、冷凍室の除霜ヒータによ
り氷温室が通常の冷却温度よりも高い温度に上昇した場
合でもいち早く冷却を開始して氷温室及びこの氷温室の
温度に従属する冷蔵室の過度の温度上昇を抑制でき、両
室に収納した食品の腐販や品質劣化を抑制できる。また
除霜ヒータの非通電時に限り補償ヒータに通電するの
で、除霜ヒータと補償ヒータが同時に通電されることは
なく、消費電力量及び補償ヒータによる他室への温度影
響をそれぞれ抑制して、冷蔵庫のランニングコストの増
加が抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵庫の正面図、第2図は一部扉を除く冷蔵庫
の正面図、第3図及び第4図はそれぞれ第2図のA−A
線断面図及びB−B線断面図、第5図は外箱の透視図、
第6図は制御装置の電気回路図、第7図乃至第9図はマ
イクロコンピュータのソフトウェアを示すフローチャー
トである。 (1)……冷蔵庫、(12)……仕切壁、(14)……第1
の冷凍室、(15)……第2の冷凍室、(18)……冷凍室
用冷却器、(38)……冷蔵室、(41)……氷温室、(4
4)……冷蔵室用冷却器、(83),(84),(85)……
電気ヒータ、(93)……制御装置。
フロントページの続き (72)発明者 原 賢二郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 堀田 時雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】氷温室と、氷温室より高い温度に維持され
    る冷蔵室と、冷却器で冷却された冷気を前記氷温室及び
    冷蔵室に供給する送風機と、前記氷温室の温度に基づき
    前記送風機及び圧縮機を制御する制御装置とを備え、前
    記制御装置は、前記冷蔵室の温度が冷蔵室の設定温度よ
    りも低い所定の温度以下のとき前記氷温室の設定温度を
    上昇させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】冷凍室と、氷温室と、この氷温室より高い
    温度に維持される冷蔵室と、前記冷凍室を冷却する冷凍
    室用冷却器及び第1の圧縮機を含む第1の冷媒回路と、
    冷蔵室用冷却器及び第2の圧縮機を含み第1の冷媒回路
    の冷媒よりも沸点の高い冷媒を充填した第2の冷媒回路
    と、前記冷蔵室用冷却器で冷却された冷気を氷温室及び
    冷蔵室に供給する送風機と、前記氷温室の温度に基づき
    前記第2の圧縮機及び送風機を制御する制御装置と、前
    記冷凍室用冷却器の除霜を行う除霜ヒータと、前記冷蔵
    室を加熱する補償ヒータとを備え、前記制御装置は、前
    記冷蔵室の温度が冷蔵室の設定温度より低い所定の温度
    以下でかつ前記除霜ヒータの通電中には前記氷温室の設
    定温度を上昇させ、前記冷蔵室の温度が前記所定の温度
    以下でかつ前記除霜ヒータの非通電中には前記補償ヒー
    タに通電させることを特徴とする冷蔵庫。
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