JPH0736193U - 木管楽器の鍵機構 - Google Patents
木管楽器の鍵機構Info
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- JPH0736193U JPH0736193U JP7282793U JP7282793U JPH0736193U JP H0736193 U JPH0736193 U JP H0736193U JP 7282793 U JP7282793 U JP 7282793U JP 7282793 U JP7282793 U JP 7282793U JP H0736193 U JPH0736193 U JP H0736193U
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- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管本体の接続作業時のキー同士の当接、衝突
等による曲がり、折損事故等を未然に防止する。 【構成】 第1の回動軸20に設けた下管リングキー1
5の先端部15aを平板状に形成する。第2の回動軸2
1に設けたA/Dリングキー16の先端部16aを球状
に形成する。下管5と上管6を接続すると、下管リング
キー15の先端部15aはA/Dリングキー16の先端
部16aの球面に沿って滑り、先端部16aの下側に入
り込む。
等による曲がり、折損事故等を未然に防止する。 【構成】 第1の回動軸20に設けた下管リングキー1
5の先端部15aを平板状に形成する。第2の回動軸2
1に設けたA/Dリングキー16の先端部16aを球状
に形成する。下管5と上管6を接続すると、下管リング
キー15の先端部15aはA/Dリングキー16の先端
部16aの球面に沿って滑り、先端部16aの下側に入
り込む。
Description
【0001】
この考案は、クラリネット,オーボエ,ファゴット等の木管楽器の鍵機構に関 する。
【0002】
一般にクラリネット1は、図5〜図7に示すように、周面に複数個の音孔(図 示せず)を有する管本体2と、管本体2の外周面に沿って配設され各音孔を開閉 制御する鍵機構3とを備えている。管本体2は、複数の管体、すなわちベル4, 下管5,上管6,バレル7およびマウスピース8とからなり、これらを一連に接 続して構成されるもので、その接続部には金属環等からなる胴輪9が取り付けら れ、これによって接続の寸法精度および強度を高める共に、接続部を目立たなく している。鍵機構3は、管本体2の外周面に立設された支柱10間に両端を軸支 された複数個の回動軸11と、所定の回動軸11に対応して管本体2の外周面に 配設された複数個のレバー12と、回動軸11にカギ13を介して配設され各音 孔を開閉制御する複数個のタンポ皿14等で構成されている。
【0003】 ところで、上記したようなクラリネットにおいて、管本体2の組立てに際して は、鍵機構が予め取り付けられた下管5と上管6を先ず接続し、次にベル4とバ レル7をそれぞれ接続し、最後にマウスピース8をバレル7に取り付ける。この 場合、ベーム式クラリネットにおいては、図6および図7に示すように鍵機構3 の下管リングキー15とA/Dリングキー16が、その薄肉板状に形成された先 端部15a,16aを下管5と上管6の接続部付近において互いに重ね合わされ ることにより、連動して作動する一組のキーを構成しているため、下管5と上管 6を接続する際には、下管リングキー15とA/Dリングキー16を傷つけたり 、曲げたりしないように注意して接続する必要がある。特に、下管リングキー1 5とA/Dリングキー16の先端部が互いに当接もしくは衝突して曲がると、こ れらキーが円滑に連動して動作せず、音が出なくなることがあった。
【0004】 そこで、このような問題を解決する方法として、例えば実公平3−2952号 公報(先行技術)に開示された鍵機構が知られている。この先行技術による鍵機 構は、A/Dリングキー16の先端部下面に胴輪9に対応して凹部を形成し、下 管5と上管6の接続時に胴輪9によってA/Dリングキー16を若干押し上げる ことにより下管リングキー15とA/Dリングキー16の先端部が互いに突き当 たらないようにし、下管リングキー15とA/Dリングキー16の先端部15a ,16aが互いに重なり合うと、胴輪9をA/Dリングキー16の凹部に逃がす ように構成したものである。
【0005】
しかしながら、上記した従来の先行技術による鍵機構においては、凹部形成の ための加工工数が増加するばかりか、凹部のためA/Dリングキー16の先端部 16aの強度、剛性が低下し、折損し易いという不都合があった。
【0006】 したがって、この考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので 、その目的とするところは、凹部等を形成する必要がなく、管本体の接続作業時 のキー同士の当接、衝突等による曲がり、折損事故等を未然に防止し得るように した木管楽器の鍵機構を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するためこの考案は、管本体を構成する第1,第2の管体の外 周面にそれぞれその軸線周りに回動自在に配設された第1,第2の回動軸と、第 1の回動軸に一体的に設けられた第1キーと、第2の回動軸に一体的に設けられ 先端部が前記第1キーの先端部と重なり合う第2キーとを備え、レバー操作によ って回動される前記第1の回動軸の回動を前記第1,第2キーを介して前記第2 の回動軸に伝達する木管楽器の鍵機構において、前記第1,第2キーのうちのい ずれか一方の先端部を板状に形成し、他方の先端部を球状に形成したものである 。
【0008】
この考案に係る木管楽器の鍵機構において、第1,第2キーのうちのいずれか 一方の先端部は板状で、他方の先端部は球状に形成されているので、管本体の組 立作業時にこれら両キーの先端部が互いに当接した場合、球面によって分力が生 じ、両キーの先端部を互いに離間する方向に変位させる。この変位量は、0.5 〜1mm程度でよく、この程度の変位量はキー自体の撓み(およびもしくは回動 軸の軸線と直交する方向のガタ付き)によって吸収し、キーが曲がったり、折れ たりすることはない。
【0009】
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1はこの考案に係る木管楽器の鍵機構の一実施例を示す正面図、図2は同機 構の側面図である。なお、図中図5〜図7と同一構成部材のものに対しては同一 符号をもって示す。これらの図において、本実施例は下管(第1の管体)5の外 周面に支柱11を介して回動自在に配設される第1の回動軸20に一体的に設け られた下管リングキー(第1キー)15の先端部15aを平板状に形成し、上管 (第2の管体)6の外周面に同じく支柱11を介して回動自在に配設される第2 の回動軸21に一体的に取り付けられたA/Dリングキー16の先端部16aを 球状に形成し、この球状の先端部16aを下管リングキー15の先端部15a上 面に接触させるように構成したものである。両先端部15a,16aは、下管5 と上管6との接続部付近にて互いに重なり合っている。
【0010】 このような構成からなる鍵機構において、下管リングキー15とA/Dリング キー16を一致させて下管5と上管6を互いに接続すると、下管リングキー15 の先端部15aがA/Dリングキー16の先端部16aの下側に入り込み、互い に重なり合う。この時、両先端部15a,16aが互いに当接もしくは衝突した としても、先端部16aの球面によって図3に示すように分力F1 ,F2 が生じ 、先端部15a,16aを互いに離間する方向に変位させるので、先端部15a を先端部16aの下側に確実に入り込ませることができる。この場合、先端部1 5a,16aの変位量は、せいぜい0.5〜1mm程度でよく、この程度の変位 量は下管リングキー15,A/Dリングキー16自体の撓み(およびもしくは第 1,第2の回動軸20,21の軸線と直交する方向のガタ付き)によって十分吸 収することができる。したがって、先端部15a,16aの曲がり、折損事故等 を防止することができる。
【0011】 図4(a),(b)はこの考案の他の実施例を示す平面図および正面図である 。この実施例は、A/Dリングキー16の先端部16aをキー16の半径と等し い半径で球状に形成することにより頸部16b(図1参照)を無くしたものであ る。このような構成においても上記実施例と同様な効果が得られる。
【0012】 なお、上記実施例はクラリネットに適用した場合について説明したが、この考 案はこれに何等特定されるものではなく、オーボエ,ファゴット等の木管楽器に も適用し得る。 また、上記実施例は下管リングキー15の先端部15aを板状とし、A/Dリ ングキー16の先端部16aを球状に形成したが、この逆であってもよいことは 勿論である。
【0013】
以上説明したようにこの考案に係る木管楽器の鍵機構は、第1の回動軸に設け られた第1キーと、第2の回動軸に設けられ先端部が前記第1キーの先端部に重 ね合わされることにより第1の回動軸の回動を第2の回動軸に伝達する第2キー とを備えた鍵機構において、前記第1,第2キーのうちのいずれか一方の先端部 を板状に形成し、他方の先端部を球状に形成したので、第1,第2の管体を接続 する際、第1,第2キーの先端部が互いに当接もしくは衝突しても球面の作用に よって分力が生じ、両先端部をその撓みによって互いに離間する方向に逃がすこ とができる。したがって、両先端部を確実に重ね合わせることができ、当接もし くは衝突による先端部の曲がり、折損事故等を未然に防止することができる。ま た、上記した従来技術に比べてキーに凹部を設ける必要がないので、キーの製作 が容易で、強度、剛性を低下させることもない。
【図1】この考案に係る木管楽器の鍵機構の一実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】同機構の側面図である。
【図3】キー同士の当接による分力の発生を示す図であ
る。
る。
【図4】(a),(b)はこの考案の他の実施例を示す
平面図および正面図である。
平面図および正面図である。
【図5】従来のクラリネットの正面図である。
【図6】鍵機構の展開図である。
【図7】同クラリネットの要部断面図である。
1 クラリネット 2 管本体 3 鍵機構 5 下管(第1の管体) 6 上管(第2の管体) 11 回動軸 12 レバー 14 タンポ皿 15 下管リングキー(第1キー) 15a 下管リングキーの先端部 16 A/Dリングキー(第2キー) 16a A/Dリングキーの先端部 20 第1の回動軸 21 第2の回動軸
Claims (1)
- 【請求項1】 管本体を構成する第1,第2の管体の外
周面にそれぞれその軸線周りに回動自在に配設された第
1,第2の回動軸と、第1の回動軸に一体的に設けられ
た第1キーと、第2の回動軸に一体的に設けられ先端部
が前記第1キーの先端部と重なり合う第2キーとを備
え、レバー操作によって回動される前記第1の回動軸の
回動を前記第1,第2キーを介して前記第2の回動軸に
伝達する木管楽器の鍵機構において、 前記第1,第2キーのうちのいずれか一方の先端部を板
状に形成し、他方の先端部を球状に形成したことを特徴
とする木管楽器の鍵機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993072827U JP2592691Y2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 木管楽器の鍵機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993072827U JP2592691Y2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 木管楽器の鍵機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736193U true JPH0736193U (ja) | 1995-07-04 |
| JP2592691Y2 JP2592691Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13500644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993072827U Expired - Lifetime JP2592691Y2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 木管楽器の鍵機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592691Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588514A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-18 | Ube Ind Ltd | 複合分離膜の製造法 |
| JPS5843753A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-14 | Hiroyuki Yamato | 麺類定量切断法 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP1993072827U patent/JP2592691Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588514A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-18 | Ube Ind Ltd | 複合分離膜の製造法 |
| JPS5843753A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-14 | Hiroyuki Yamato | 麺類定量切断法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2592691Y2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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