JPH0736203A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
- Publication number
- JPH0736203A JPH0736203A JP17806293A JP17806293A JPH0736203A JP H0736203 A JPH0736203 A JP H0736203A JP 17806293 A JP17806293 A JP 17806293A JP 17806293 A JP17806293 A JP 17806293A JP H0736203 A JPH0736203 A JP H0736203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical
- general formula
- group
- electrophotographic
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 感光層中に、一般式(1)
【化1】
(R5、R6;水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、
置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、アミノ
基、R1、R2、R3、R4;少なくとも二つは一般式
(2) 【化2】 (R7;水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、
アリール基、 R8、R9;水素原子、置換もしくは無置
換のアルキル基、アリール基、少なくとも一方は置換も
しくは無置換のアリール基))で表わされる化合物を含
有する電子写真感光体。 【効果】 本発明の電子写真感光体は、感度電位、残留
電位が低く、かつ環境特性に優れている。
置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、アミノ
基、R1、R2、R3、R4;少なくとも二つは一般式
(2) 【化2】 (R7;水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、
アリール基、 R8、R9;水素原子、置換もしくは無置
換のアルキル基、アリール基、少なくとも一方は置換も
しくは無置換のアリール基))で表わされる化合物を含
有する電子写真感光体。 【効果】 本発明の電子写真感光体は、感度電位、残留
電位が低く、かつ環境特性に優れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に関し、
更に詳しくは、電子写真方式を用いた複写機、LDプリ
ンタ、LEDプリンタ等に使用される電子写真感光体に
関するものである。
更に詳しくは、電子写真方式を用いた複写機、LDプリ
ンタ、LEDプリンタ等に使用される電子写真感光体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体に用いる光導電性材料と
して、ポリ−N−ビニルカルバゾールをはじめとする各
種の有機光導電性材料が提案され、研究開発が盛んに行
なわれている。
して、ポリ−N−ビニルカルバゾールをはじめとする各
種の有機光導電性材料が提案され、研究開発が盛んに行
なわれている。
【0003】このような有機化合物系の電子写真感光体
は、セレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機化合物
系の電子写真感光体に比べて、成膜が容易であり、極め
て生産性が高く、安価な電子写真感光体を提供できると
いう利点を持っている。
は、セレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機化合物
系の電子写真感光体に比べて、成膜が容易であり、極め
て生産性が高く、安価な電子写真感光体を提供できると
いう利点を持っている。
【0004】しかしながら、例えば、ポリ−N−ビニル
カルバゾールのような光導電性ポリマーに関しては、ポ
リマー単独では被膜性、可撓性、接着性などが不良であ
り、これらの欠点を改良するために可塑剤、バインダー
などが添加されるが、このために感度の低下や、残留電
位の上昇を招くなどの問題点があった。
カルバゾールのような光導電性ポリマーに関しては、ポ
リマー単独では被膜性、可撓性、接着性などが不良であ
り、これらの欠点を改良するために可塑剤、バインダー
などが添加されるが、このために感度の低下や、残留電
位の上昇を招くなどの問題点があった。
【0005】近年、これらの電子写真感光体の欠点や問
題点を解決するために、電子写真感光体の電荷発生機能
と、電荷輸送機能の大部分を各々、別個の物質に分担さ
せて行なう機能分離型の電子写真感光体が提案されてい
る。このような機能分離型の電子写真感光体では、電荷
発生機能を有した電荷発生物質、あるいは、電荷輸送機
能を発揮する電荷輸送物質、各々に選択の範囲が広が
り、その組合せにおいて、帯電特性、暗所での電荷保持
能力、感度、繰り返し安定性、耐久性などの電子写真特
性を制御し、高性能な電子写真感光体を提供することが
できる。
題点を解決するために、電子写真感光体の電荷発生機能
と、電荷輸送機能の大部分を各々、別個の物質に分担さ
せて行なう機能分離型の電子写真感光体が提案されてい
る。このような機能分離型の電子写真感光体では、電荷
発生機能を有した電荷発生物質、あるいは、電荷輸送機
能を発揮する電荷輸送物質、各々に選択の範囲が広が
り、その組合せにおいて、帯電特性、暗所での電荷保持
能力、感度、繰り返し安定性、耐久性などの電子写真特
性を制御し、高性能な電子写真感光体を提供することが
できる。
【0006】即ち、電荷発生物質においては、適当な材
料を選択することで、光源の分光波長に合わせた感光波
長特性を有する電子写真感光体を提供することができ
る。具体的には、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、縮合
多環顔料、スクエアリウム色素、アズレニウム色素、チ
アピリリウム色素、シアニン色素などが提案されてい
る。
料を選択することで、光源の分光波長に合わせた感光波
長特性を有する電子写真感光体を提供することができ
る。具体的には、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、縮合
多環顔料、スクエアリウム色素、アズレニウム色素、チ
アピリリウム色素、シアニン色素などが提案されてい
る。
【0007】しかしながら、これらの電子写真感光体に
あっても、必ずしも、感度をはじめとした電子写真感光
体に要求される下記特性全般にわたって満足するものは
容易には得られておらず、一層の改良が求められてい
た。 (1)暗所で適当な電位に帯電できる。 (2)暗所に於ける電荷の保持能力が大きい。 (3)光照射によって速やかに電荷を散逸できる。 (4)適当な面積を持つ電子写真感光体が容易に作れ
る。 (5)繰り返し安定性が良い。 (6)耐久性がある。 (7)安価である。
あっても、必ずしも、感度をはじめとした電子写真感光
体に要求される下記特性全般にわたって満足するものは
容易には得られておらず、一層の改良が求められてい
た。 (1)暗所で適当な電位に帯電できる。 (2)暗所に於ける電荷の保持能力が大きい。 (3)光照射によって速やかに電荷を散逸できる。 (4)適当な面積を持つ電子写真感光体が容易に作れ
る。 (5)繰り返し安定性が良い。 (6)耐久性がある。 (7)安価である。
【0008】従来、N,N,N’,N’−テトラフェニ
ルベンジジン系誘導体としては、以下に挙げるような、
ビフェニル骨格が、無置換の化合物、3位及び3’位が
置換した化合物、2位及び2’位が置換した化合物等が
知られている。これらを光導電性材料として用いた場
合、高感度と電子写真感光体の電気特性の繰り返し安定
性を高度な調和をもって達成することは、甚だ困難であ
った。
ルベンジジン系誘導体としては、以下に挙げるような、
ビフェニル骨格が、無置換の化合物、3位及び3’位が
置換した化合物、2位及び2’位が置換した化合物等が
知られている。これらを光導電性材料として用いた場
合、高感度と電子写真感光体の電気特性の繰り返し安定
性を高度な調和をもって達成することは、甚だ困難であ
った。
【0009】米国特許第3,265,496号明細書に
は、N,N,N',N'−テトラフェニルベンジジンが光
導電性材料として提案されている。しかし、この化合物
は、電子写真感光体を作成する時に使用する結着剤樹脂
に十分には溶解しないため、感度が低く実用に供しえな
いものである。
は、N,N,N',N'−テトラフェニルベンジジンが光
導電性材料として提案されている。しかし、この化合物
は、電子写真感光体を作成する時に使用する結着剤樹脂
に十分には溶解しないため、感度が低く実用に供しえな
いものである。
【0010】特開平1―118141号公報、特開平1
―142646号公報及び特開平1―142646号公
報には、骨格中に2種類以上の異なる置換基を有するベ
ンジジン誘導体、一つの芳香環に多置換したベンジジン
誘導体が提案されているが、これらの化合物は残留電位
が高いといった欠点を有している。
―142646号公報及び特開平1―142646号公
報には、骨格中に2種類以上の異なる置換基を有するベ
ンジジン誘導体、一つの芳香環に多置換したベンジジン
誘導体が提案されているが、これらの化合物は残留電位
が高いといった欠点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の無機化合物系電子写真感光体の欠点
を克服し、且つ、これまで提案されてきた有機化合物系
電子写真感光体の欠点を改良し、十分に実用に供しうる
程度の高感度、高耐久性、及び、優れた加工性を有する
電子写真感光体を提供することにある。
する課題は、従来の無機化合物系電子写真感光体の欠点
を克服し、且つ、これまで提案されてきた有機化合物系
電子写真感光体の欠点を改良し、十分に実用に供しうる
程度の高感度、高耐久性、及び、優れた加工性を有する
電子写真感光体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために、鋭意検討を行った結果、本発明を完
成するに至った。
を解決するために、鋭意検討を行った結果、本発明を完
成するに至った。
【0013】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、導電性支持体上に感光層が形成された電子写真感光
体において、感光層中に一般式(1)
に、導電性支持体上に感光層が形成された電子写真感光
体において、感光層中に一般式(1)
【0014】
【化3】
【0015】[式中、R5、R6は各々独立的に、水素原
子、ハロゲン原子、アルコキシ基、又は置換もしくは無
置換の、アルキル基、アリール基、アミノ基を表わし、
かつ、R1、R2、R3、R4の少なくとも二つは下記一般
式(2)
子、ハロゲン原子、アルコキシ基、又は置換もしくは無
置換の、アルキル基、アリール基、アミノ基を表わし、
かつ、R1、R2、R3、R4の少なくとも二つは下記一般
式(2)
【0016】
【化4】
【0017】(式中、 R7は水素原子、又は置換もしく
は無置換のアルキル基又はアリール基を表わし、R8及
びR9は、各々独立的に、水素原子、又は置換もしくは
無置換のアルキル基又はアリール基を表わすが、R8及
びR9の少なくとも一方には、置換又は無置換のアリー
ル基を表わす。)を表わし、R1、R2、R3及びR4のう
ち、一般式(2)で表わされる基を表わさない場合は、
水素原子を表わす。]で表わされる化合物を含有するこ
とを特徴とする電子写真感光体を提供する。
は無置換のアルキル基又はアリール基を表わし、R8及
びR9は、各々独立的に、水素原子、又は置換もしくは
無置換のアルキル基又はアリール基を表わすが、R8及
びR9の少なくとも一方には、置換又は無置換のアリー
ル基を表わす。)を表わし、R1、R2、R3及びR4のう
ち、一般式(2)で表わされる基を表わさない場合は、
水素原子を表わす。]で表わされる化合物を含有するこ
とを特徴とする電子写真感光体を提供する。
【0018】以下、本発明を詳細に説明する。
【0019】本発明の存するところの一般式(1)で表
わされる化合物は、例えば次のような合成法により容易
に製造することが可能であるが、その製造方法について
はこれに限定されるものではない。
わされる化合物は、例えば次のような合成法により容易
に製造することが可能であるが、その製造方法について
はこれに限定されるものではない。
【0020】即ち、一般式(3)
【0021】
【化5】
【0022】(式中、R5及びR6は一般式(1)のR5
及びR6と同義である。)で表わされるジヨードビフェ
ニル誘導体と、一般式(4)
及びR6と同義である。)で表わされるジヨードビフェ
ニル誘導体と、一般式(4)
【0023】
【化6】
【0024】(式中、R1及びR2は一般式(1)のR1
及びR2と同義である。)及び、一般式(5)
及びR2と同義である。)及び、一般式(5)
【0025】
【化7】
【0026】(式中、R3及びR4は一般式(1)のR3
及びR4と同義である。)で表わされるジフェニルアミ
ノ誘導体とを順次反応させることにより製造することが
できる。
及びR4と同義である。)で表わされるジフェニルアミ
ノ誘導体とを順次反応させることにより製造することが
できる。
【0027】或いは、例えば、一般式(6)
【0028】
【化8】
【0029】(式中、R1、R3、R5及びR6は一般式
(1)のR1、R3、R5及びR6と同義である。)で表わ
されるN,N’−ジフェニルベンジジン誘導体と、一般
式(7)
(1)のR1、R3、R5及びR6と同義である。)で表わ
されるN,N’−ジフェニルベンジジン誘導体と、一般
式(7)
【0030】
【化9】
【0031】(式中、R2は一般式(1)のR2と同義で
ある。)及び、一般式(8)
ある。)及び、一般式(8)
【0032】
【化10】
【0033】(式中、R4は一般式(1)のR4と同義で
ある。)で表わされるヨードアリール誘導体とを順次反
応させることにより製造することができる。
ある。)で表わされるヨードアリール誘導体とを順次反
応させることにより製造することができる。
【0034】本発明の存するところの前記一般式(1)
で表わされる化合物の具体例を以下に構造式で示すが、
本発明は必ずしもこれらの例に限定されるものではな
い。
で表わされる化合物の具体例を以下に構造式で示すが、
本発明は必ずしもこれらの例に限定されるものではな
い。
【0035】
【化11】
【0036】
【化12】
【0037】
【化13】
【0038】
【化14】
【0039】
【化15】
【0040】
【化16】
【0041】
【化17】
【0042】
【化18】
【0043】
【化19】
【0044】
【化20】
【0045】
【化21】
【0046】
【化22】
【0047】
【化23】
【0048】
【化24】
【0049】
【化25】
【0050】
【化26】
【0051】
【化27】
【0052】
【化28】
【0053】
【化29】
【0054】
【化30】
【0055】
【化31】
【0056】
【化32】
【0057】
【化33】
【0058】
【化34】
【0059】尚、上記構造式中Meはメチル基を、Et
はエチル基を、Phはフェニル基を夫々表わす。
はエチル基を、Phはフェニル基を夫々表わす。
【0060】本発明の電子写真感光体に用いられる電荷
発生物質としては、種々のものが使用可能であり、例え
ば、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料等の
アゾ顔料類;各種金属フタロシアニン、無金属フタロシ
アニン、ナフタロシアニン等のフタロシアニン顔料類;
ペリノン顔料、ペリレン顔料、アントラキノン顔料、キ
ナクリドン顔料等の縮合多環顔料;スクエアリウム色素
類;アズレニウム色素類;チアピリリウム色素類;シア
ニン色素類等を挙げることができる。
発生物質としては、種々のものが使用可能であり、例え
ば、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料等の
アゾ顔料類;各種金属フタロシアニン、無金属フタロシ
アニン、ナフタロシアニン等のフタロシアニン顔料類;
ペリノン顔料、ペリレン顔料、アントラキノン顔料、キ
ナクリドン顔料等の縮合多環顔料;スクエアリウム色素
類;アズレニウム色素類;チアピリリウム色素類;シア
ニン色素類等を挙げることができる。
【0061】電荷発生物質は、ここに記載したものに限
定されるものではなく、その使用に際しては単独、ある
いは2種類以上を混合して用いることができる。
定されるものではなく、その使用に際しては単独、ある
いは2種類以上を混合して用いることができる。
【0062】本発明の電子写真感光体には電荷輸送物質
としては、本発明の存するところの一般式(1)で表わ
される化合物を含むが、必要に応じて他の公知の電荷輸
送物質を併用してもよい。
としては、本発明の存するところの一般式(1)で表わ
される化合物を含むが、必要に応じて他の公知の電荷輸
送物質を併用してもよい。
【0063】電荷輸送物質としては、低分子化合物で
は、例えば、ピレン;N−エチルカルバゾール、N−イ
ソプロピルカルバゾール、N−フェニルカルバゾール等
のカルバゾール類;N−メチル−N−フェニルヒドラジ
ノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,N
−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチル
カルバゾール、p−(N,N−ジメチルアミノ)ベンズ
アルデヒドジフェニルヒドラゾン、p−(N,N−ジエ
チルアミノ)ベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン、
p−(N,N−ジフェニルアミノ)ベンズアルデヒドジ
フェニルヒドラゾン、1−[4−(N,N−ジフェニル
アミノ)ベンジリデンイミノ]−2,3−ジメチルイン
ドリン、N−エチルカルバゾール−3−メチリデン−N
−アミノインドリン、N−エチルカルバゾール−3−メ
チリデン−N−アミノテトラヒドロキノリン等のヒドラ
ゾン類;2,5−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)
−1,3,4−オキサジアゾール等のオキサジアゾール
類;1−フェニル−3−(p−ジエチルアミノスチリ
ル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−[キノリル−(2)]−3−(p−ジエチルア
ミノフェニル)ピラゾリン等のピラゾリン類;トリ−p
−トリルアミン、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビ
ス(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−
4,4’−ジアミン等のアリールアミン類;1,1−ビ
ス(p−ジエチルアミノフェニル)−4,4−ジフェニ
ル−1,3−ブタジエン等のブタジエン類;4−(2,
2−ジフェニルエテニル)−N,N−ジフェニルベンゼ
ンアミン、4−(1,2,2−トリフェニルエテニル)
−N,N−ジフェニルベンゼンアミン等のスチリル類等
が挙げられる。
は、例えば、ピレン;N−エチルカルバゾール、N−イ
ソプロピルカルバゾール、N−フェニルカルバゾール等
のカルバゾール類;N−メチル−N−フェニルヒドラジ
ノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,N
−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチル
カルバゾール、p−(N,N−ジメチルアミノ)ベンズ
アルデヒドジフェニルヒドラゾン、p−(N,N−ジエ
チルアミノ)ベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン、
p−(N,N−ジフェニルアミノ)ベンズアルデヒドジ
フェニルヒドラゾン、1−[4−(N,N−ジフェニル
アミノ)ベンジリデンイミノ]−2,3−ジメチルイン
ドリン、N−エチルカルバゾール−3−メチリデン−N
−アミノインドリン、N−エチルカルバゾール−3−メ
チリデン−N−アミノテトラヒドロキノリン等のヒドラ
ゾン類;2,5−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)
−1,3,4−オキサジアゾール等のオキサジアゾール
類;1−フェニル−3−(p−ジエチルアミノスチリ
ル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−[キノリル−(2)]−3−(p−ジエチルア
ミノフェニル)ピラゾリン等のピラゾリン類;トリ−p
−トリルアミン、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビ
ス(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−
4,4’−ジアミン等のアリールアミン類;1,1−ビ
ス(p−ジエチルアミノフェニル)−4,4−ジフェニ
ル−1,3−ブタジエン等のブタジエン類;4−(2,
2−ジフェニルエテニル)−N,N−ジフェニルベンゼ
ンアミン、4−(1,2,2−トリフェニルエテニル)
−N,N−ジフェニルベンゼンアミン等のスチリル類等
が挙げられる。
【0064】また、高分子化合物としては、例えば、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ハロゲン化ポリ−N−ビ
ニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアン
スラセン、ポリビニルアクリジン、ポリ−9−ビニルフ
ェニルアンスラセン、ピレン−ホルムアミド樹脂、エチ
ルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂、トリフェニル
メタンポリマー、ポリフェニルアルキルシラン等が挙げ
られる。
リ−N−ビニルカルバゾール、ハロゲン化ポリ−N−ビ
ニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアン
スラセン、ポリビニルアクリジン、ポリ−9−ビニルフ
ェニルアンスラセン、ピレン−ホルムアミド樹脂、エチ
ルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂、トリフェニル
メタンポリマー、ポリフェニルアルキルシラン等が挙げ
られる。
【0065】電荷輸送物質は、ここに記載したものに限
定されるものではなく、その使用に際しては単独、ある
いは2種類以上を混合して用いることができる。
定されるものではなく、その使用に際しては単独、ある
いは2種類以上を混合して用いることができる。
【0066】これらの電荷輸送物質を本発明の存すると
ころの一般式(1)で表わされる化合物と併用して用い
る場合は、全電荷輸送物質中の前記一般式(1)で表わ
される化合物の含有量は、重量比で10%以上が好まし
く、30%以上であることが特に好ましい。
ころの一般式(1)で表わされる化合物と併用して用い
る場合は、全電荷輸送物質中の前記一般式(1)で表わ
される化合物の含有量は、重量比で10%以上が好まし
く、30%以上であることが特に好ましい。
【0067】本発明の電子写真感光体は、導電性支持体
上に前記一般式(1)で表わされるを含有する感光層を
形成してなるが、その構成は、種々の構造をとることが
できる。その例を図1から図3に示した。
上に前記一般式(1)で表わされるを含有する感光層を
形成してなるが、その構成は、種々の構造をとることが
できる。その例を図1から図3に示した。
【0068】図1及び図2の電子写真感光体は、導電性
支持体1の上に電荷発生物質を主体とする電荷発生層2
と、電荷輸送物質と感光層形成上必要に応じて結着剤樹
脂からなる電荷輸送層3とから成る感光層4a又は4b
をそれぞれ設けたものである。また、図3の電子写真感
光体は導電性支持体1の上に電荷発生物質5を電荷移動
媒体6の中に分散せしめた感光層4cを設けたものであ
る。
支持体1の上に電荷発生物質を主体とする電荷発生層2
と、電荷輸送物質と感光層形成上必要に応じて結着剤樹
脂からなる電荷輸送層3とから成る感光層4a又は4b
をそれぞれ設けたものである。また、図3の電子写真感
光体は導電性支持体1の上に電荷発生物質5を電荷移動
媒体6の中に分散せしめた感光層4cを設けたものであ
る。
【0069】図1及び図2の電子写真感光体の場合に
は、電荷発生層2に含まれる電荷発生物質が電荷を発生
し、一方、電荷輸送層3は電荷の注入を受け、その輸送
を行う。即ち、光減衰に必要な電荷の生成が電荷発生物
質で行われ、また、電荷の輸送が電荷輸送媒体で行われ
る。図3の電子写真感光体では電荷発生物質が光に対し
て電荷を発生し、電荷移動媒体により電荷の移動が行な
われる。
は、電荷発生層2に含まれる電荷発生物質が電荷を発生
し、一方、電荷輸送層3は電荷の注入を受け、その輸送
を行う。即ち、光減衰に必要な電荷の生成が電荷発生物
質で行われ、また、電荷の輸送が電荷輸送媒体で行われ
る。図3の電子写真感光体では電荷発生物質が光に対し
て電荷を発生し、電荷移動媒体により電荷の移動が行な
われる。
【0070】図1の電子写真感光体は電荷発生物質の微
粒子を必要に応じて結着剤樹脂を溶解した溶媒中に分散
して得た分散液を塗布、乾燥し、その上に電荷輸送物質
を単独、あるいは必要に応じて結着剤樹脂を併用し溶解
した溶液を塗布、乾燥することによって製造することが
できる。
粒子を必要に応じて結着剤樹脂を溶解した溶媒中に分散
して得た分散液を塗布、乾燥し、その上に電荷輸送物質
を単独、あるいは必要に応じて結着剤樹脂を併用し溶解
した溶液を塗布、乾燥することによって製造することが
できる。
【0071】図2の電子写真感光体は電荷輸送物質を単
独、あるいは必要に応じて結着剤樹脂を併用し溶解した
溶液を導電性支持体上に塗布、乾燥し、その上に電荷発
生物質の微粒子を溶剤又は結着剤樹脂溶液中に分散して
得た分散液を塗布、乾燥することにより製造することが
できる。
独、あるいは必要に応じて結着剤樹脂を併用し溶解した
溶液を導電性支持体上に塗布、乾燥し、その上に電荷発
生物質の微粒子を溶剤又は結着剤樹脂溶液中に分散して
得た分散液を塗布、乾燥することにより製造することが
できる。
【0072】図3の電子写真感光体は電荷輸送物質を単
独、あるいは必要に応じて結着剤樹脂を併用し溶解した
溶液に電荷発生物質の微粒子を分散せしめ、これを導電
性支持体上に塗布、乾燥することによって製造すること
ができる。
独、あるいは必要に応じて結着剤樹脂を併用し溶解した
溶液に電荷発生物質の微粒子を分散せしめ、これを導電
性支持体上に塗布、乾燥することによって製造すること
ができる。
【0073】感光層の厚さは、図1及び図2の電子写真
感光体の場合には、電荷発生層の厚さは5μm以下が好
ましく、0.01〜2μmの範囲が特に好ましく、電荷
輸送層の厚さは3〜50μmの範囲が好ましく、5〜3
0μmの範囲が特に好ましい。図3の電子写真感光体の
場合には、感光層の厚さは、3〜50μmの範囲が好ま
しく、5〜30μmの範囲が特に好ましい。
感光体の場合には、電荷発生層の厚さは5μm以下が好
ましく、0.01〜2μmの範囲が特に好ましく、電荷
輸送層の厚さは3〜50μmの範囲が好ましく、5〜3
0μmの範囲が特に好ましい。図3の電子写真感光体の
場合には、感光層の厚さは、3〜50μmの範囲が好ま
しく、5〜30μmの範囲が特に好ましい。
【0074】図1及び図2の電子写真感光体における電
荷輸送層中の電荷輸送物質の割合は、5〜100重量%
の範囲が好ましい。図1及び図2の電子写真感光体の電
荷発生層中の電荷発生物質の割合は、5〜100重量%
の範囲が好ましく、40〜80重量%の範囲が特に好ま
しい。図3の電子写真感光体において、感光層中の電荷
輸送物質の割合は5〜99重量%の範囲が好ましく、ま
た電荷発生物質の割合は1〜50重量%の範囲が好まし
く、3〜20重量%の範囲が特に好ましい。なお、図1
〜図3のいずれの電子写真感光体の作製においても、結
合剤と共に可塑剤、増感剤を用いることができる。
荷輸送層中の電荷輸送物質の割合は、5〜100重量%
の範囲が好ましい。図1及び図2の電子写真感光体の電
荷発生層中の電荷発生物質の割合は、5〜100重量%
の範囲が好ましく、40〜80重量%の範囲が特に好ま
しい。図3の電子写真感光体において、感光層中の電荷
輸送物質の割合は5〜99重量%の範囲が好ましく、ま
た電荷発生物質の割合は1〜50重量%の範囲が好まし
く、3〜20重量%の範囲が特に好ましい。なお、図1
〜図3のいずれの電子写真感光体の作製においても、結
合剤と共に可塑剤、増感剤を用いることができる。
【0075】本発明の電子写真感光体に用いられる導電
性支持体としては、例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、
ステンレス、クロム、チタン、ニッケル、モリブデン、
バナジウム、インジウム、金、白金等の金属又は合金を
用いた金属板、金属ドラム、あるいは、導電性ポリマ
ー、酸化インジウム等の導電性化合物、又はアルミニウ
ム、パラジウム、金等の金属又は合金を塗布、蒸着、あ
るいはラミネートした紙、プラスチックフィルム、セラ
ミックス等が挙げられ、必要に応じて導電性支持体表面
は化学的、物理的な処理を施してもよい。
性支持体としては、例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、
ステンレス、クロム、チタン、ニッケル、モリブデン、
バナジウム、インジウム、金、白金等の金属又は合金を
用いた金属板、金属ドラム、あるいは、導電性ポリマ
ー、酸化インジウム等の導電性化合物、又はアルミニウ
ム、パラジウム、金等の金属又は合金を塗布、蒸着、あ
るいはラミネートした紙、プラスチックフィルム、セラ
ミックス等が挙げられ、必要に応じて導電性支持体表面
は化学的、物理的な処理を施してもよい。
【0076】本発明の電子写真感光体の形状は、用いる
支持体によって異なるが、ドラム状、平板状、シート
状、ベルト状等多種の形状が可能である。
支持体によって異なるが、ドラム状、平板状、シート
状、ベルト状等多種の形状が可能である。
【0077】必要に応じて使用することのできる結着剤
樹脂は、疎水性で、電気絶縁性のフィルム形成可能な高
分子重合体を用いるのが好ましい。このような高分子重
合体としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルアセテ
ート、ポリビニルブチラール、スチレン−ブタジエン共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重
合体、シリコン樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェ
ノール−ホルムアルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド
樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルフォ
ルマール、ポリスルホン等が挙げられる。
樹脂は、疎水性で、電気絶縁性のフィルム形成可能な高
分子重合体を用いるのが好ましい。このような高分子重
合体としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルアセテ
ート、ポリビニルブチラール、スチレン−ブタジエン共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重
合体、シリコン樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェ
ノール−ホルムアルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド
樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルフォ
ルマール、ポリスルホン等が挙げられる。
【0078】電荷輸送層の結着樹脂として、一般式
(9)
(9)
【0079】
【化35】
【0080】(式中芳香環上の水素原子は、ハロゲン原
子、置換基を有してもよい脂肪族基、置換基を有しても
よい炭素環基で置換されてもよい。)で表わされる繰り
返し単位を有するポリカーボネートを主成分として、感
光層のバインダーを形成することにより、電子写真装置
での使用に好適な耐久性及び感度を有する電子写真感光
体が得られる。
子、置換基を有してもよい脂肪族基、置換基を有しても
よい炭素環基で置換されてもよい。)で表わされる繰り
返し単位を有するポリカーボネートを主成分として、感
光層のバインダーを形成することにより、電子写真装置
での使用に好適な耐久性及び感度を有する電子写真感光
体が得られる。
【0081】結着剤樹脂はここに記載したものに限定さ
れるものではなく、その使用に際しては単独あるいは2
種以上の混合物として用いることもできる。
れるものではなく、その使用に際しては単独あるいは2
種以上の混合物として用いることもできる。
【0082】また、電子写真感光体の成膜性、可撓性、
機械的強度を向上するために、これらの結着剤樹脂と共
に、周知の可塑剤、表面改質剤等の添加剤を使用するこ
ともできる。
機械的強度を向上するために、これらの結着剤樹脂と共
に、周知の可塑剤、表面改質剤等の添加剤を使用するこ
ともできる。
【0083】可塑剤としては、例えば、ビフェニル、塩
化ビフェニル、o−ターフェニル、p−ターフェニル、
ジブチルフタレート、ジエチルグリコールフタレート、
ジオクチルフタレート、トリフェニル燐酸、メチルナフ
タレン、ベンゾフェノン、塩素化パラフィン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、各種のフルオロ炭化水素等が挙
げられる。
化ビフェニル、o−ターフェニル、p−ターフェニル、
ジブチルフタレート、ジエチルグリコールフタレート、
ジオクチルフタレート、トリフェニル燐酸、メチルナフ
タレン、ベンゾフェノン、塩素化パラフィン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、各種のフルオロ炭化水素等が挙
げられる。
【0084】表面改質剤としては、例えば、シリコンオ
イル、フッソ樹脂等が挙げられる。
イル、フッソ樹脂等が挙げられる。
【0085】前記感光層に用いられる増感剤としては、
いずれも周知のものが使用できる。
いずれも周知のものが使用できる。
【0086】増感剤としては、例えば、クロラニル、テ
トラシアノエチレン、メチルバイオレット、ローダミン
B、シアニン染料、メロシアニン染料、ピリリウム染
料、チアピリリウム染料等が挙げられる。
トラシアノエチレン、メチルバイオレット、ローダミン
B、シアニン染料、メロシアニン染料、ピリリウム染
料、チアピリリウム染料等が挙げられる。
【0087】また、本発明の電子写真感光体において
は、保存性、耐久性、耐環境依存性を向上させるため
に、感光層中に酸化防止剤や光安定剤等の劣化防止剤を
含有させることもできる。その例としては、フェノール
化合物、ハイドロキノン化合物、アミン化合物等を挙げ
ることができ、具体的には、ブチルヒドロキシトルエン
等を挙げることができる。
は、保存性、耐久性、耐環境依存性を向上させるため
に、感光層中に酸化防止剤や光安定剤等の劣化防止剤を
含有させることもできる。その例としては、フェノール
化合物、ハイドロキノン化合物、アミン化合物等を挙げ
ることができ、具体的には、ブチルヒドロキシトルエン
等を挙げることができる。
【0088】更に、本発明においては、導電性支持体と
感光層との接着性を向上させたり、導電性支持体から感
光層への自由電荷の注入を阻止するため、導電性支持体
と感光層との間に、必要に応じて接着層あるいはバリア
ー層を設けることもできる。
感光層との接着性を向上させたり、導電性支持体から感
光層への自由電荷の注入を阻止するため、導電性支持体
と感光層との間に、必要に応じて接着層あるいはバリア
ー層を設けることもできる。
【0089】これらの層に用いられる材料としては、前
記結着剤樹脂に用いられる高分子化合物のほか、カゼイ
ン、ゼラチン、エチルセルロース、ニトロセルロース、
カルボキシ−メチルセルロース、塩化ビニリデン系ポリ
マーラテックス、スチレン−ブタジエン系ポリマーラテ
ックス、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリウレ
タン、フェノール樹脂、酸化アルミニウム、酸化スズ、
酸化チタン等が挙げられ、その膜厚は1μm以下が望ま
しい。
記結着剤樹脂に用いられる高分子化合物のほか、カゼイ
ン、ゼラチン、エチルセルロース、ニトロセルロース、
カルボキシ−メチルセルロース、塩化ビニリデン系ポリ
マーラテックス、スチレン−ブタジエン系ポリマーラテ
ックス、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリウレ
タン、フェノール樹脂、酸化アルミニウム、酸化スズ、
酸化チタン等が挙げられ、その膜厚は1μm以下が望ま
しい。
【0090】積層型電子写真感光体を塗工によって形成
する場合、結着剤樹脂を溶解する溶剤は、結着剤樹脂の
種類によって異なるが、下層を溶解しないものの中から
選択することが望ましい。具体的な有機溶剤の例として
は、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン等のケトン類;N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、メチルセロソル
ブ等のエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類;ジメチルスルホキシド、スルホラン等のスルホキ
シド及びスルホン類;塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、トリクロロエタン等の脂肪族ハロゲン化炭化
水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベン
ゼン、ジクロルベンゼン等の芳香族類等が挙げられる。
する場合、結着剤樹脂を溶解する溶剤は、結着剤樹脂の
種類によって異なるが、下層を溶解しないものの中から
選択することが望ましい。具体的な有機溶剤の例として
は、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン等のケトン類;N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、メチルセロソル
ブ等のエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類;ジメチルスルホキシド、スルホラン等のスルホキ
シド及びスルホン類;塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、トリクロロエタン等の脂肪族ハロゲン化炭化
水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベン
ゼン、ジクロルベンゼン等の芳香族類等が挙げられる。
【0091】塗工法としては、例えば、浸漬コーティン
グ法、スプレーコーティング法、スピンナーコーティン
グ法、ビードコーティング法、ワイヤーバーコーティン
グ法、ブレードコーティング法、ローラーコーティング
法、カーテンコーティング法等のコーティング法を用い
ることができる。
グ法、スプレーコーティング法、スピンナーコーティン
グ法、ビードコーティング法、ワイヤーバーコーティン
グ法、ブレードコーティング法、ローラーコーティング
法、カーテンコーティング法等のコーティング法を用い
ることができる。
【0092】本発明のスチリル基を有するベンジジン誘
導体を用いた電子写真感光体は、以上のような構成であ
って、以下に述べる実施例からも明かなように、電子写
真感光体の感度電位、残留電位の低さ及び環境特性に関
して優れたものである。
導体を用いた電子写真感光体は、以上のような構成であ
って、以下に述べる実施例からも明かなように、電子写
真感光体の感度電位、残留電位の低さ及び環境特性に関
して優れたものである。
【0093】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、これにより本発明が実施例に限定されるものでは
ない。尚、実施例中、「部」は『重量部』を表わす。
るが、これにより本発明が実施例に限定されるものでは
ない。尚、実施例中、「部」は『重量部』を表わす。
【0094】(製造例1)例示化合物37の製造例を以
下に示す。式
下に示す。式
【0095】
【化36】
【0096】で表わされる化合物と無水酢酸を反応させ
て、式
て、式
【0097】
【化37】
【0098】で表わされる化合物を得た。この化合物と
式
式
【0099】
【化38】 の化合物とを反応させて、式
【0100】
【化39】
【0101】で表わされる化合物を得た後、この化合物
を加水分解して、式
を加水分解して、式
【0102】
【化40】
【0103】で表わされる化合物を得た。次に、この化
合物とヨウ化ベンゼンを反応させて、式
合物とヨウ化ベンゼンを反応させて、式
【0104】
【化41】
【0105】で表わされる化合物を得た後、ジメチルホ
ルムアミド(DMF)中で式
ルムアミド(DMF)中で式
【0106】
【化42】POCl3
【0107】で表わされる化合物と反応させて、式
【0108】
【化43】
【0109】で表わされる化合物を得た。更に、この化
合物と、式
合物と、式
【0110】
【化44】
【0111】で表わされる化合物をDMF中でナトリウ
ムメトキサイドの存在下に反応させて、例示化合物37
を得た。得られた例示化合物37のIRスペクトルとN
MRスペクトルをそれぞれ図4及び図5に示した。
ムメトキサイドの存在下に反応させて、例示化合物37
を得た。得られた例示化合物37のIRスペクトルとN
MRスペクトルをそれぞれ図4及び図5に示した。
【0112】(製造例2)製造例1において、式
【0113】
【化45】
【0114】で表わされる化合物に代えて、式
【0115】
【化46】
【0116】で表わされる化合物を使用した以外は、製
造例1と同様にして例示化合物28を得た。得られた例
示化合物28のIRスペクトルとNMRスペクトルをそ
れぞれ図6及び図7に示した。
造例1と同様にして例示化合物28を得た。得られた例
示化合物28のIRスペクトルとNMRスペクトルをそ
れぞれ図6及び図7に示した。
【0117】(実施例1)α型チタニルフタロシアニン
2部とブチラール樹脂(商品名「エスレック BH−
3」積水化学工業社製)1部を、塩化メチレン52部と
1,1,2−トリクロロエタン78部の混合液に添加
し、サンドミル中で分散、混合して電荷発生物質分散液
を得た。この塗料を表面をアルマイト処理したアルミ素
管に乾燥後の膜厚が0.3μmとなるように塗布して、
電荷発生層を形成した。
2部とブチラール樹脂(商品名「エスレック BH−
3」積水化学工業社製)1部を、塩化メチレン52部と
1,1,2−トリクロロエタン78部の混合液に添加
し、サンドミル中で分散、混合して電荷発生物質分散液
を得た。この塗料を表面をアルマイト処理したアルミ素
管に乾燥後の膜厚が0.3μmとなるように塗布して、
電荷発生層を形成した。
【0118】この電荷発生層の上に、製造例2で得た例
示化合物28の20部と一般式(11)
示化合物28の20部と一般式(11)
【0119】
【化47】
【0120】(式中、aとbの比率は、1H−NMRに
よる測定により、a:b=85.7:14.3であ
る。)で表わされるポリカーボネート樹脂30部を、塩
化メチレン110部と1,1,2―クロロエタン74部
よりなる混合液に溶解させた塗布液を、乾燥後の膜厚が
20μmとなるように塗布して電荷輸送層を形成させ、
図1に示した層構成を有する電子写真感光体を得た。
よる測定により、a:b=85.7:14.3であ
る。)で表わされるポリカーボネート樹脂30部を、塩
化メチレン110部と1,1,2―クロロエタン74部
よりなる混合液に溶解させた塗布液を、乾燥後の膜厚が
20μmとなるように塗布して電荷輸送層を形成させ、
図1に示した層構成を有する電子写真感光体を得た。
【0121】得られた電子写真感光体の電子写真特性
を、プロセススピードが6786mm/分のLDページプ
リンタを用いて、初期特性及び環境特性について評価を
行ない、その結果をそれぞれ表1及び表2に示した。
を、プロセススピードが6786mm/分のLDページプ
リンタを用いて、初期特性及び環境特性について評価を
行ない、その結果をそれぞれ表1及び表2に示した。
【0122】(実施例2)実施例1において、例示化合
物28に代えて製造例1で得た例示化合物37を用いた
以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し
た。得られた電子写真感光体について、実施例1と同様
の評価を行ない、その結果を表1及び表2に示した。
物28に代えて製造例1で得た例示化合物37を用いた
以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し
た。得られた電子写真感光体について、実施例1と同様
の評価を行ない、その結果を表1及び表2に示した。
【0123】(比較例1)実施例1において、例示化合
物28に代えて下記比較化合物1
物28に代えて下記比較化合物1
【0124】
【化48】
【0125】を用いた以外は、実施例1と同様にして電
子写真感光体を作成した。得られた電子写真感光体につ
いて、実施例1と同様の評価を行ない、その結果を表1
及び表2に示した。
子写真感光体を作成した。得られた電子写真感光体につ
いて、実施例1と同様の評価を行ない、その結果を表1
及び表2に示した。
【0126】(比較例2)実施例1において、例示化合
物28に代えて下記比較化合物2
物28に代えて下記比較化合物2
【0127】
【化49】
【0128】を用いた以外は、実施例1と同様にして電
子写真感光体を作成した。得られた電子写真感光体につ
いて、実施例1と同様の評価を行ない、その結果を表1
及び表2に示した。
子写真感光体を作成した。得られた電子写真感光体につ
いて、実施例1と同様の評価を行ない、その結果を表1
及び表2に示した。
【0129】
【表1】
【0130】
【表2】
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、高い光感度と優れた加
工性を持つ特定の化合物を用いることにより、感度電
位、残留電位が低く、環境特性の良好な電子写真感光体
を提供することができる。
工性を持つ特定の化合物を用いることにより、感度電
位、残留電位が低く、環境特性の良好な電子写真感光体
を提供することができる。
【図1】本発明の電子写真感光体が取り得る層構成の一
例を示す模式断面図である。
例を示す模式断面図である。
【図2】本発明の電子写真感光体が取り得る層構成の一
例を示す模式断面図である。
例を示す模式断面図である。
【図3】本発明の電子写真感光体が取り得る層構成の一
例を示す模式断面図である。
例を示す模式断面図である。
【図4】製造例1で得た例示化合物37のIRスペクト
ル(4000〜400cm-1)である。
ル(4000〜400cm-1)である。
【図5】製造例1で得た例示化合物37のNMRスペク
トルである。
トルである。
【図6】製造例2で得た例示化合物28のIRスペクト
ル(4000〜400cm-1)である。
ル(4000〜400cm-1)である。
【図7】製造例2で得た例示化合物28のNMRスペク
トルである。
トルである。
1 導電性支持体 2 電荷発生層 3 電荷輸送層 4a 感光層 4b 感光層 4c 感光層 5 電荷発生物質 6 電荷移動媒体 7 電子写真感光体
Claims (1)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層が形成された電
子写真感光体において、感光層中に、一般式(1) 【化1】 [式中、R5及びR6は各々独立的に、水素原子、ハロゲ
ン原子、アルコキシ基、もしくは置換又は無置換のアル
キル基、アリール基又はアミノ基を表わし、かつ、
R1、R2、R3及びR4の少なくとも二つは一般式(2) 【化2】 (式中、 R7は水素原子、もしくは置換又は無置換のア
ルキル基又はアリール基を表わし、R8及びR9は、各々
独立的に、水素原子、もしくは置換又は無置換のアルキ
ル基又はアリール基を表わすが、R8及びR9の少なくと
も一方には、置換又は無置換のアリール基を表わす。)
を表わし、R1、R2、R3及びR4のうち、一般式(2)
で表わされる基を表わさない場合は、水素原子を表わ
す。]で表わされる化合物を含有することを特徴とする
電子写真感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17806293A JPH0736203A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17806293A JPH0736203A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736203A true JPH0736203A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16041947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17806293A Pending JPH0736203A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736203A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09244278A (ja) * | 1996-03-11 | 1997-09-19 | Mitsubishi Chem Corp | 電子写真感光体 |
| JP2002023395A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体 |
| JP2002356462A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-12-13 | Konica Corp | アリールベンジジン誘導体化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、および有機エレクトロルミネッセンス素子 |
| JP2005141064A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Kyocera Mita Corp | 電子写真感光体および画像形成装置 |
| JP2006008670A (ja) * | 2004-05-25 | 2006-01-12 | Kyocera Mita Corp | アミンスチルベン誘導体、その製造方法、および電子写真感光体 |
| US7205080B2 (en) | 2003-07-25 | 2007-04-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Arylamine compound, charge transport material, electrophotographic photoreceptor, image forming apparatus and process cartridge |
| WO2012121176A1 (ja) | 2011-03-04 | 2012-09-13 | 三菱化学株式会社 | 電荷輸送物質、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、および画像形成装置 |
| JP2012198520A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-10-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 |
| WO2014021341A1 (ja) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、画像形成装置、及びトリアリールアミン化合物 |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP17806293A patent/JPH0736203A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09244278A (ja) * | 1996-03-11 | 1997-09-19 | Mitsubishi Chem Corp | 電子写真感光体 |
| JP2002023395A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体 |
| JP2002356462A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-12-13 | Konica Corp | アリールベンジジン誘導体化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、および有機エレクトロルミネッセンス素子 |
| US7205080B2 (en) | 2003-07-25 | 2007-04-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Arylamine compound, charge transport material, electrophotographic photoreceptor, image forming apparatus and process cartridge |
| JP2005141064A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Kyocera Mita Corp | 電子写真感光体および画像形成装置 |
| JP2006008670A (ja) * | 2004-05-25 | 2006-01-12 | Kyocera Mita Corp | アミンスチルベン誘導体、その製造方法、および電子写真感光体 |
| CN103415814A (zh) * | 2011-03-04 | 2013-11-27 | 三菱化学株式会社 | 电荷传输物质、电子照相感光体、电子照相感光体盒、及图像形成装置 |
| JP2012198520A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-10-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 |
| WO2012121176A1 (ja) | 2011-03-04 | 2012-09-13 | 三菱化学株式会社 | 電荷輸送物質、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、および画像形成装置 |
| EP2889689A1 (en) | 2011-03-04 | 2015-07-01 | Mitsubishi Chemical Corporation | Charge transport substance, electrophotographic photoreceptor, electrophotographic photoreceptor cartridge, and image-forming apparatus |
| CN105589308A (zh) * | 2011-03-04 | 2016-05-18 | 三菱化学株式会社 | 电荷传输物质、电子照相感光体、电子照相感光体盒、及图像形成装置 |
| US9709906B2 (en) | 2011-03-04 | 2017-07-18 | Mitsubishi Chemical Corporation | Charge transport substance, electrophotographic photoreceptor, electrophotographic photoreceptor cartridge, and image-forming apparatus |
| US10139741B2 (en) | 2011-03-04 | 2018-11-27 | Mitsubishi Chemical Corporation | Charge transport substance, electrophotographic photoreceptor, electrophotographic photoreceptor cartridge, and image-forming apparatus |
| CN105589308B (zh) * | 2011-03-04 | 2019-10-25 | 三菱化学株式会社 | 电荷传输物质、电子照相感光体、电子照相感光体盒、及图像形成装置 |
| WO2014021341A1 (ja) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、画像形成装置、及びトリアリールアミン化合物 |
| US9507284B2 (en) | 2012-07-31 | 2016-11-29 | Mitsubishi Chemical Corporation | Electrophotographic photoreceptor, electrophotographic photoreceptor cartridge, image-forming apparatus, and triarylamine compound |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3572649B2 (ja) | ターフェニル誘導体及びそれを用いた電子写真感光体 | |
| JP2535240B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH0736203A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH0150901B2 (ja) | ||
| JP3601626B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JP3491694B2 (ja) | 3−メチルベンジジン誘導体及びそれを用いた電子写真感光体 | |
| JPH0540350A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH086267A (ja) | 光導電層形成用樹脂組成物及び該組成物を用いた電子写真感光体 | |
| JPH05297601A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH06293716A (ja) | ターフェニル誘導体及びそれを用いた電子写真感光体 | |
| JPH06222587A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH0627706A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JP3707192B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH09325508A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JP2572771B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPS61177462A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH07120056B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH0511460A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH07281456A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH10301307A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH0922131A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH08311359A (ja) | 金属フタロシアニンの製造方法 | |
| JPH09319109A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH05150523A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH0473578B2 (ja) |