JPH0736272Y2 - 連続シートの測定面保持装置 - Google Patents
連続シートの測定面保持装置Info
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- JPH0736272Y2 JPH0736272Y2 JP8201990U JP8201990U JPH0736272Y2 JP H0736272 Y2 JPH0736272 Y2 JP H0736272Y2 JP 8201990 U JP8201990 U JP 8201990U JP 8201990 U JP8201990 U JP 8201990U JP H0736272 Y2 JPH0736272 Y2 JP H0736272Y2
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- JP
- Japan
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- continuous sheet
- ring body
- measuring
- measurement
- sheet
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、比較的柔軟な連続シートの物性の測定(検査
を含む)に際し、連続シートの測定領域(光学系測定装
置では、測定スポットと呼ぶことがある)を測定、もし
くは検査するのに適正な状態に保持する、連続シートの
測定領域保持装置に関する。
を含む)に際し、連続シートの測定領域(光学系測定装
置では、測定スポットと呼ぶことがある)を測定、もし
くは検査するのに適正な状態に保持する、連続シートの
測定領域保持装置に関する。
なお、ここで述べる連続シートとは、比較的柔軟なプラ
スチックフィルムや、テープなどの連続シートであっ
て、鋼帯などの堅い連続シートは含まない。
スチックフィルムや、テープなどの連続シートであっ
て、鋼帯などの堅い連続シートは含まない。
(従来の技術) 従来から、連続シートを製造するプロセス内で、光学的
な手段を用いた測定装置を使用し、物性測定や、品質検
査をすることは少なくなかった。たとえば、プラスチッ
クフィルムの製造工程で、二軸延伸後に、プロセス内で
行う光干渉式の膜厚計を用いたフィルムの膜厚測定や、
表面傷の検査などである。
な手段を用いた測定装置を使用し、物性測定や、品質検
査をすることは少なくなかった。たとえば、プラスチッ
クフィルムの製造工程で、二軸延伸後に、プロセス内で
行う光干渉式の膜厚計を用いたフィルムの膜厚測定や、
表面傷の検査などである。
その一例として、第6図に、従来から使用されているプ
ラスチックフィルム表面傷検査装置の使用状態の側面概
略図を示す。この図を参照して従来の測定手段を説明す
ると、プラスチックフィルムのように比較的柔軟な連続
シート61の測定や検査では、とくに測定領域63を固定す
ることもなく、走行する連続シート61を必要に応じて停
止し、測定装置62を連続シート61の面上の任意の方向に
スキャンニングし、連続シート61とは非接触の状態で、
測定や検査を行っていた。64はプラスチックフィルムロ
ール、65はガイドロールである。
ラスチックフィルム表面傷検査装置の使用状態の側面概
略図を示す。この図を参照して従来の測定手段を説明す
ると、プラスチックフィルムのように比較的柔軟な連続
シート61の測定や検査では、とくに測定領域63を固定す
ることもなく、走行する連続シート61を必要に応じて停
止し、測定装置62を連続シート61の面上の任意の方向に
スキャンニングし、連続シート61とは非接触の状態で、
測定や検査を行っていた。64はプラスチックフィルムロ
ール、65はガイドロールである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、最近、品質管理が厳しく要求されるようにな
り、従来の測定や検査の精度では満足されなくなってき
た。たとえば、白スジと称するプラスチックフィルム表
面の微細な引掻き傷の問題などは、第6図に示したよう
な従来の測定手段のままでは、ほとんど検出されない。
り、従来の測定や検査の精度では満足されなくなってき
た。たとえば、白スジと称するプラスチックフィルム表
面の微細な引掻き傷の問題などは、第6図に示したよう
な従来の測定手段のままでは、ほとんど検出されない。
そこで、測定や検査精度向上のための検討を行った結
果、従来の測定手段は、測定装置62と測定領域63との間
の距離にバラツキを生じやすく、このバラツキが、要求
されている測定精度などに好ましくない影響を与えてい
ることが判った。また、プラスチックフィルムの薄物な
どは、走行を停止した状態で微細なシワなどを生じやす
く、そのシワのために、たとえば測定に使用する反射光
の角度が乱れ、測定誤差を生ずるという問題のあること
も判った。
果、従来の測定手段は、測定装置62と測定領域63との間
の距離にバラツキを生じやすく、このバラツキが、要求
されている測定精度などに好ましくない影響を与えてい
ることが判った。また、プラスチックフィルムの薄物な
どは、走行を停止した状態で微細なシワなどを生じやす
く、そのシワのために、たとえば測定に使用する反射光
の角度が乱れ、測定誤差を生ずるという問題のあること
も判った。
本考案は、こうのような問題の解決を目的として、研究
の結果、完成されたものである。
の結果、完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、測定装置を用
いて連続シートの物性を測定するに際してその連続シー
トの測定しようとする領域を含むシート面を押付け保持
するための装置であって、その装置は、リング体と、そ
のリング体を測定しようとする連続シートに押し付ける
ための、前記リング体と結合された押付け手段とを有
し、前記リング体は、平面形状が、円形または全体とし
て円形であり、かつ、横断面をみたとき、連続シートへ
の押付け時にその連続シートと接触する外縁が滑らかな
連続曲線を描いており、前記リング体を連続シートに押
し付けたときにそのリング体の内側に前記領域を含むシ
ート面が形成されるようにしたことを特徴とする、連続
シートの測定面保持装置を提供する。
いて連続シートの物性を測定するに際してその連続シー
トの測定しようとする領域を含むシート面を押付け保持
するための装置であって、その装置は、リング体と、そ
のリング体を測定しようとする連続シートに押し付ける
ための、前記リング体と結合された押付け手段とを有
し、前記リング体は、平面形状が、円形または全体とし
て円形であり、かつ、横断面をみたとき、連続シートへ
の押付け時にその連続シートと接触する外縁が滑らかな
連続曲線を描いており、前記リング体を連続シートに押
し付けたときにそのリング体の内側に前記領域を含むシ
ート面が形成されるようにしたことを特徴とする、連続
シートの測定面保持装置を提供する。
(作用) 本考案について、具体的な実施態様例を示す図面を参照
しつつ、その作用について説明する。
しつつ、その作用について説明する。
第1図は、本考案に係る連続シートの測定面保持装置を
測定装置と組合わせて、プラスチックフィルム走行装置
に取付けた実施態様例の側面概略図である。
測定装置と組合わせて、プラスチックフィルム走行装置
に取付けた実施態様例の側面概略図である。
第2図は、第1図において、リング体が連続シートに接
触する部分の縦断面拡大図である。
触する部分の縦断面拡大図である。
第3図は、第1図において、リング体が連続シートに接
触する部分の拡大平面図である。
触する部分の拡大平面図である。
本考案に係る連続シートの測定面保持装置11は、連続シ
ート12に対向して設けられている測定装置13と、リング
体14が保持する連続シート12の測定しようとする領域、
すなわち測定領域15(第3図の点線の円内)との間の位
置関係を調整しやすいように、一般的には、測定装置13
に装着される。そして、リング体14には、押付け手段16
が結合されていて、押付け手段16が、通常は測定装置13
側から、リング体14を連続シート12に押し付けたとき
に、リング体14の内側に測定領域15を含むシート面が形
成されるように押し付ける。リング体14と押付け手段16
との結合は、必ずしも空間的に一体として構成する必要
はなく、本実施例に示すように、個別に測定装置13に装
着してもよい。リング体14を押付けることによって、連
続シート12の走行方向に加えられている張力の異方性が
測定領域15では緩和される。その結果、張力の異方性に
原因する測定領域15内のシワなどは除去され、さらに、
リング体14を所定の押付位置に保持することによって、
測定装置13と連続シート12との距離は一定に保持され
る。
ート12に対向して設けられている測定装置13と、リング
体14が保持する連続シート12の測定しようとする領域、
すなわち測定領域15(第3図の点線の円内)との間の位
置関係を調整しやすいように、一般的には、測定装置13
に装着される。そして、リング体14には、押付け手段16
が結合されていて、押付け手段16が、通常は測定装置13
側から、リング体14を連続シート12に押し付けたとき
に、リング体14の内側に測定領域15を含むシート面が形
成されるように押し付ける。リング体14と押付け手段16
との結合は、必ずしも空間的に一体として構成する必要
はなく、本実施例に示すように、個別に測定装置13に装
着してもよい。リング体14を押付けることによって、連
続シート12の走行方向に加えられている張力の異方性が
測定領域15では緩和される。その結果、張力の異方性に
原因する測定領域15内のシワなどは除去され、さらに、
リング体14を所定の押付位置に保持することによって、
測定装置13と連続シート12との距離は一定に保持され
る。
すなわち、本考案に係る連続シート測定面保持装置11
は、測定領域15からシワなどを除去し、かつ、測定装置
13に対し測定領域15を一定の距離に保持する、少なくと
も2つの作用を有するのである。この結果、従来よりも
精度の高い測定や、検査が可能になる。
は、測定領域15からシワなどを除去し、かつ、測定装置
13に対し測定領域15を一定の距離に保持する、少なくと
も2つの作用を有するのである。この結果、従来よりも
精度の高い測定や、検査が可能になる。
図中、17は連続シートのロール、18はガイドロール、19
はニップロール、20はスライダ、21はレール、22はハン
ドルを示す。
はニップロール、20はスライダ、21はレール、22はハン
ドルを示す。
(実施態様) つぎに、本考案に係る連続シート測定面保持装置の実施
態様について、詳細を説明する。
態様について、詳細を説明する。
リング体の平面形状は、円形、または全体として円形で
ある。円形または全体として円形とは、真円の完全なリ
ング体に限られず、長径と短径の比があまり大きくない
楕円、小判形などを含む意味である。しかし、連続シー
トを傷付ける恐れがある角のある形状や、シワを増大す
る非対象な形状は好ましくない。一般的には、円に近い
ほうが好ましい。リング体内に押え付けられている連続
シートに均一な張力を与えやすいからである。
ある。円形または全体として円形とは、真円の完全なリ
ング体に限られず、長径と短径の比があまり大きくない
楕円、小判形などを含む意味である。しかし、連続シー
トを傷付ける恐れがある角のある形状や、シワを増大す
る非対象な形状は好ましくない。一般的には、円に近い
ほうが好ましい。リング体内に押え付けられている連続
シートに均一な張力を与えやすいからである。
リング体の径は、測定領域の大きさ、連続シートの特性
などから決められるが、少なくとも測定領域を包含する
大きさであって、例えば、プラスチックフィルムの場
合、一般的に測定領域の最大径の10〜50倍が好ましい。
などから決められるが、少なくとも測定領域を包含する
大きさであって、例えば、プラスチックフィルムの場
合、一般的に測定領域の最大径の10〜50倍が好ましい。
また、リング体は、完全なクローズドリングだけではな
く、一部に欠輪部があるリング体を含み、その方が好ま
しい場合がある。。
く、一部に欠輪部があるリング体を含み、その方が好ま
しい場合がある。。
第4図は、欠輪部を有する円形のリング体が連続シート
に接触する部分を例示する平面図である。このような形
状は、リング体を連続シートに接触させたまま測定領域
を移動させる場合に有利である。
に接触する部分を例示する平面図である。このような形
状は、リング体を連続シートに接触させたまま測定領域
を移動させる場合に有利である。
この例では、円形のリング体41の一部に、欠輪部42が設
けられている。この欠輪部42の大きさは、点線で囲まれ
ている測定領域44の最大径よりも大きく、かつ、測定領
域がスキャンニングされる方向に1か所、またはその逆
の方向とともに2か所設けることが好ましい。リング体
41を連続シート43の面上に接触させたままスキャンニン
グする際に、欠輪部42の通過する面上では、リング体41
と連続シート43とが接触せず、測定領域44に傷をつける
おそれが少ないからである。逆の方向とともに欠輪部42
を2か所に設けるのは、実際上、正逆の両方向にスキャ
ンニングすることが多いからである。光学系の測定装置
の測定領域の最大径は、通常、0.1〜50mmであって、欠
輪部42の大きさは、この1.5〜10倍が好ましい。大きす
ぎると測定領域44内にシワが残る恐れがある。
けられている。この欠輪部42の大きさは、点線で囲まれ
ている測定領域44の最大径よりも大きく、かつ、測定領
域がスキャンニングされる方向に1か所、またはその逆
の方向とともに2か所設けることが好ましい。リング体
41を連続シート43の面上に接触させたままスキャンニン
グする際に、欠輪部42の通過する面上では、リング体41
と連続シート43とが接触せず、測定領域44に傷をつける
おそれが少ないからである。逆の方向とともに欠輪部42
を2か所に設けるのは、実際上、正逆の両方向にスキャ
ンニングすることが多いからである。光学系の測定装置
の測定領域の最大径は、通常、0.1〜50mmであって、欠
輪部42の大きさは、この1.5〜10倍が好ましい。大きす
ぎると測定領域44内にシワが残る恐れがある。
つぎに、リング体の断面形状について、再び第2図を参
照しつつ、説明する。
照しつつ、説明する。
リング体14の連続シート12に接触する外縁14aの断面形
状は、滑らかな連続曲線で形成される。このように形成
することによって、リング体14が、連続シート12に滑ら
かに押し付けられ、かつ、測定領域15の位置を変更する
ために、リング体14を連続シート12に接触したまま、そ
の面上を、スムーズにスキャンニングすることができ
る。
状は、滑らかな連続曲線で形成される。このように形成
することによって、リング体14が、連続シート12に滑ら
かに押し付けられ、かつ、測定領域15の位置を変更する
ために、リング体14を連続シート12に接触したまま、そ
の面上を、スムーズにスキャンニングすることができ
る。
さらに、好ましくは、リング体14の断面の外周側の曲率
半径R1を、内周側の曲率半径R2よりも大きくすることで
ある。これらの曲率半径は、連続シート12の性質や、厚
さなどを考慮して決める。例えば、厚さが50μm以下の
プラスチックフィルムの場合、R1を2〜10mm、R2を0.5
〜2mmにするとよい。これは、リング体14のシート面へ
の乗り上げをスムーズにし、測定直前の測定領域に傷を
つけないようにするとともに、リング体14の内径を前記
測定領域の適正倍率に保ち、かつ、リング体14の直径に
対する有効内径を大きくとるためである。
半径R1を、内周側の曲率半径R2よりも大きくすることで
ある。これらの曲率半径は、連続シート12の性質や、厚
さなどを考慮して決める。例えば、厚さが50μm以下の
プラスチックフィルムの場合、R1を2〜10mm、R2を0.5
〜2mmにするとよい。これは、リング体14のシート面へ
の乗り上げをスムーズにし、測定直前の測定領域に傷を
つけないようにするとともに、リング体14の内径を前記
測定領域の適正倍率に保ち、かつ、リング体14の直径に
対する有効内径を大きくとるためである。
また、第5図に示すような断面形状を有するリング体
は、とくに好ましい。この断面形状は、リング体と連続
シートとの接触部分の近傍で、リング体の内径を絞るよ
うにして、接触部分の曲率半径を大きくとり、かつ、リ
ング体の懐の面積を広くできるからである。反射光を利
用する光学系の測定装置などの光路に余裕を持たせる、
好ましい実施態様である。
は、とくに好ましい。この断面形状は、リング体と連続
シートとの接触部分の近傍で、リング体の内径を絞るよ
うにして、接触部分の曲率半径を大きくとり、かつ、リ
ング体の懐の面積を広くできるからである。反射光を利
用する光学系の測定装置などの光路に余裕を持たせる、
好ましい実施態様である。
リング体の材質は、金属、セラミクス、合成樹脂などを
使用しとくに限定されない。しかし、加工の容易性、耐
久性、コストの面から金属が好ましい。
使用しとくに限定されない。しかし、加工の容易性、耐
久性、コストの面から金属が好ましい。
リング体が連続シートと接触する部分の表面加工は、柔
らかい連続シートを傷付けないように、またリング体を
スキャンニングする際の摩擦係数を小さくするために重
要である。たとえば、プラスチックフィルムを対象にす
る場合などは、接触面を硬質クロムメッキした後、鏡面
バフ仕上げするか、梨地クロムメッキ後、バフ仕上げす
ることが望まれる。通常、鏡面バフ仕上げは、0.1S〜0.
8S程度、梨地は、粒度#60〜#120のガラスビーズによ
るホーニングの後、0.1S〜0.8S程度のバフ仕上げを行
う。この他、セラミックコーティングや樹脂コーティン
グを施すこともできる 押付け手段16は、測定装置13を連続シート12側に移動す
ることで、先端のリング体14を連続シート12に押し付け
ることが好ましい。具体的には、リング体14を連続シー
ト12の面に平行、かつ均一に押付ける公知の手段を採用
できる。油圧、純機械的、電気的な手段などが採用され
得る。
らかい連続シートを傷付けないように、またリング体を
スキャンニングする際の摩擦係数を小さくするために重
要である。たとえば、プラスチックフィルムを対象にす
る場合などは、接触面を硬質クロムメッキした後、鏡面
バフ仕上げするか、梨地クロムメッキ後、バフ仕上げす
ることが望まれる。通常、鏡面バフ仕上げは、0.1S〜0.
8S程度、梨地は、粒度#60〜#120のガラスビーズによ
るホーニングの後、0.1S〜0.8S程度のバフ仕上げを行
う。この他、セラミックコーティングや樹脂コーティン
グを施すこともできる 押付け手段16は、測定装置13を連続シート12側に移動す
ることで、先端のリング体14を連続シート12に押し付け
ることが好ましい。具体的には、リング体14を連続シー
ト12の面に平行、かつ均一に押付ける公知の手段を採用
できる。油圧、純機械的、電気的な手段などが採用され
得る。
(実施例) 平面形状が円形で、断面が第5図に示す形状のリング体
と、測定装置を連続シート側に移動することで、測定装
置先端に装着されたリング体を連続シートに押し付ける
押付装置とから構成される連続シートの測定面保持装置
を製作した。リング体の最小内径は86mm、断面の外周側
の曲率半径は6mm、内周側の曲率半径は1.2mmにした。リ
ング体が連続シートに接触する部分には、約20μmの厚
さに硬質クロムメッキを施し、鏡面バフ仕上げした。
と、測定装置を連続シート側に移動することで、測定装
置先端に装着されたリング体を連続シートに押し付ける
押付装置とから構成される連続シートの測定面保持装置
を製作した。リング体の最小内径は86mm、断面の外周側
の曲率半径は6mm、内周側の曲率半径は1.2mmにした。リ
ング体が連続シートに接触する部分には、約20μmの厚
さに硬質クロムメッキを施し、鏡面バフ仕上げした。
この測定面保持装置の押付け装置に、膜面における測定
領域の直径が2mmの光干渉式のフィルム膜厚計に装着
し、さらにフィルム膜厚計の先端に前記のリング体を装
着した。この全体を長尺ポリエステルフィルムの走行装
置のガイドロール間の距離が300mmのほぼ中央部分に、
ポリエステルフィルムに対向して取り付け、厚さの測定
と、表面の検査に用いた。ポリエステルフィルムは、幅
200mm、厚さが約14μmであった。
領域の直径が2mmの光干渉式のフィルム膜厚計に装着
し、さらにフィルム膜厚計の先端に前記のリング体を装
着した。この全体を長尺ポリエステルフィルムの走行装
置のガイドロール間の距離が300mmのほぼ中央部分に、
ポリエステルフィルムに対向して取り付け、厚さの測定
と、表面の検査に用いた。ポリエステルフィルムは、幅
200mm、厚さが約14μmであった。
長さの方向に約200gの張力を付与した状態でポリエステ
ルフィルムの走行を停止し、押付け手段を用い、膜厚計
側からリング体をポリエステルフィルムに接触させ、さ
らに約5mm押し込んだ。このようにして、ポリエステル
フィルムの厚さと、表面の検査を実施したところ、測定
精度は14±0.1μmであり、さらに白スジをはっきりと
検出できた。
ルフィルムの走行を停止し、押付け手段を用い、膜厚計
側からリング体をポリエステルフィルムに接触させ、さ
らに約5mm押し込んだ。このようにして、ポリエステル
フィルムの厚さと、表面の検査を実施したところ、測定
精度は14±0.1μmであり、さらに白スジをはっきりと
検出できた。
つぎに、リング体をポリエステルフィルムに非接触の状
態のまま、上記と同じ測定領域で厚さと表面の検査を実
施した。測定精度は、厚さが5〜25μmの間で大きくば
らつき、白スジは殆ど検出できなかった。
態のまま、上記と同じ測定領域で厚さと表面の検査を実
施した。測定精度は、厚さが5〜25μmの間で大きくば
らつき、白スジは殆ど検出できなかった。
(考案の効果) 本考案に係る連続シート測定面保持装置を測定装置に装
着することによって、測定領域が安定して保持されると
ともに、測定領域内のシワが除去される。したがって、
測定面が安定するとともに、スポット径を小さくするこ
とができる。このため、連続シートの厚さなど測定精度
が向上し、従来検出できなかった表面傷などを検出する
ことができる。
着することによって、測定領域が安定して保持されると
ともに、測定領域内のシワが除去される。したがって、
測定面が安定するとともに、スポット径を小さくするこ
とができる。このため、連続シートの厚さなど測定精度
が向上し、従来検出できなかった表面傷などを検出する
ことができる。
とくに、光学式膜厚計、表面欠点検出器、複屈折率測定
器などに装着すると、効果は大である。
器などに装着すると、効果は大である。
第1図は、本考案に係る連続シート測定面保持装置を測
定装置と組合わせ、プラスチックフィルム走行装置に取
付けた実施態様例の側面概略図、 第2図は、第1図において、リング体が連続シートに接
触する部分の縦断面拡大図、 第3図は、第1図において、リング体が連続シートに接
触する部分の平面拡大図、 第4図は、欠輪部を有する円形のリング体が連続シート
に接触する部分を例示する平面図、 第5図は、リング体断面の好ましい一例を示すリング体
断面図、 第6図は、従来の長尺プラスチックフィルム表面傷検査
装置の使用状態を示す概略側面図である。 11:連続シート測定面保持装置 12:連続シート、13:測定装置 14:リング体、14a:外縁 15:測定領域、16:押付手段 17:連続シートロール、18:ガイドロール 19:ニップロール、20:スライダ 21:レール、22:ハンドル 41:リング体、42:欠輪部 43:連続シート、44:測定領域 61:プラスチックフィルム 62:測定装置、63:測定領域 64:プラスチックフィルムロール 65:ガイドロール R1:リング体の断面の外周側の曲率半径 R2:リング体の断面の内周側の曲率半径
定装置と組合わせ、プラスチックフィルム走行装置に取
付けた実施態様例の側面概略図、 第2図は、第1図において、リング体が連続シートに接
触する部分の縦断面拡大図、 第3図は、第1図において、リング体が連続シートに接
触する部分の平面拡大図、 第4図は、欠輪部を有する円形のリング体が連続シート
に接触する部分を例示する平面図、 第5図は、リング体断面の好ましい一例を示すリング体
断面図、 第6図は、従来の長尺プラスチックフィルム表面傷検査
装置の使用状態を示す概略側面図である。 11:連続シート測定面保持装置 12:連続シート、13:測定装置 14:リング体、14a:外縁 15:測定領域、16:押付手段 17:連続シートロール、18:ガイドロール 19:ニップロール、20:スライダ 21:レール、22:ハンドル 41:リング体、42:欠輪部 43:連続シート、44:測定領域 61:プラスチックフィルム 62:測定装置、63:測定領域 64:プラスチックフィルムロール 65:ガイドロール R1:リング体の断面の外周側の曲率半径 R2:リング体の断面の内周側の曲率半径
Claims (1)
- 【請求項1】測定装置を用いて連続シートの物性を測定
するに際してその連続シートの測定しようとする領域を
含むシート面を押付け保持するための装置であって、そ
の装置は、リング体と、そのリング体を測定しようとす
る連続シートに押し付けるための、前記リング体と結合
された押付け手段とを有し、前記リング体は、平面形状
が、円形または全体として円形であり、かつ、横断面を
みたとき、連続シートへの押付け時にその連続シートと
接触する外縁が滑らかな連続曲線を描いており、前記リ
ング体を連続シートに押し付けたときにそのリング体の
内側に前記領域を含むシート面が形成されるようにした
ことを特徴とする、連続シートの測定面保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201990U JPH0736272Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 連続シートの測定面保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201990U JPH0736272Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 連続シートの測定面保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441652U JPH0441652U (ja) | 1992-04-08 |
| JPH0736272Y2 true JPH0736272Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31628464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8201990U Expired - Fee Related JPH0736272Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 連続シートの測定面保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736272Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP8201990U patent/JPH0736272Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0441652U (ja) | 1992-04-08 |
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