JPH0736355A - ホログラムの露光方法 - Google Patents
ホログラムの露光方法Info
- Publication number
- JPH0736355A JPH0736355A JP19899093A JP19899093A JPH0736355A JP H0736355 A JPH0736355 A JP H0736355A JP 19899093 A JP19899093 A JP 19899093A JP 19899093 A JP19899093 A JP 19899093A JP H0736355 A JPH0736355 A JP H0736355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hologram
- photosensitive material
- exposure method
- movable mirror
- hologram photosensitive
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型のレーザー装置で大面積の露光が可能であ
り、感光材料の全面ではなく、所望の位置のみを露光す
る方法を得る。 【構成】アルゴンイオンレーザー1から発したレーザー
ビームを、ビームスプリッター2によって各々参照光側
と物体光側とに二分割し、それぞれレーザービーム走査
光学系4、5に投射され、さらにホログラム感光材料6
にスポット照射するホログラムの露光方法。
り、感光材料の全面ではなく、所望の位置のみを露光す
る方法を得る。 【構成】アルゴンイオンレーザー1から発したレーザー
ビームを、ビームスプリッター2によって各々参照光側
と物体光側とに二分割し、それぞれレーザービーム走査
光学系4、5に投射され、さらにホログラム感光材料6
にスポット照射するホログラムの露光方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大面積のホログラムを
露光する方法に関するものである。
露光する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両内の運転手等に情報表示する方法と
して、ヘッドアップディスプレイ(以下HUDという)
と呼ばれるものが最近用いられるようになっている。こ
れは、液晶表示装置等の発光手段から投射された光学的
情報を、ハーフミラー等からなるコンバイナーに映し、
運転手が運転状態からほとんど視線を動かすことなく情
報を読み取れるようにしたものである。
して、ヘッドアップディスプレイ(以下HUDという)
と呼ばれるものが最近用いられるようになっている。こ
れは、液晶表示装置等の発光手段から投射された光学的
情報を、ハーフミラー等からなるコンバイナーに映し、
運転手が運転状態からほとんど視線を動かすことなく情
報を読み取れるようにしたものである。
【0003】最近、光学的素子としての簡素さ、および
付加される機能の豊富さから上記のコンバイナーとし
て、ホログラムを使用することが注目されるようになっ
ている。このホログラフィックコンバイナーは反射機能
(回折機能)のみならず、レンズ機能等を併せ持つこと
ができるので、光学的情報を運転手の視野方向に回折し
たり、あるいは、他にレンズ等の光学系を使用せず、任
意の位置に表示像を結像したりすることが可能となる。
また、前景輝度を損なわずに高輝度の表示像が得られる
という特徴もある。
付加される機能の豊富さから上記のコンバイナーとし
て、ホログラムを使用することが注目されるようになっ
ている。このホログラフィックコンバイナーは反射機能
(回折機能)のみならず、レンズ機能等を併せ持つこと
ができるので、光学的情報を運転手の視野方向に回折し
たり、あるいは、他にレンズ等の光学系を使用せず、任
意の位置に表示像を結像したりすることが可能となる。
また、前景輝度を損なわずに高輝度の表示像が得られる
という特徴もある。
【0004】かかる車載用HUDのコンバイナーに用い
られるホログラムの露光方法を示す概念図が図2であ
る。ここで、21はレーザーであり、ビームスプリッタ
ー22によってレーザービームを参照光および物体光に
二分割し、所定のミラー23やレンズ24を用いて該レ
ーザービームを拡大し、感光材料25を球面波あるいは
平面波にて照射する、といった方法が一般的に知られて
いる。
られるホログラムの露光方法を示す概念図が図2であ
る。ここで、21はレーザーであり、ビームスプリッタ
ー22によってレーザービームを参照光および物体光に
二分割し、所定のミラー23やレンズ24を用いて該レ
ーザービームを拡大し、感光材料25を球面波あるいは
平面波にて照射する、といった方法が一般的に知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したHUDの構成
において、コンバイナーは特に自動車のフロントガラス
に装着することが望ましく、コンバイナーに映しだす情
報表示内容としては、スピードメータ等の車両計器類、
あるいはナビゲーション等のロケータがあり、表示の見
易さからはコンバイナーは大きいことが好ましい。
において、コンバイナーは特に自動車のフロントガラス
に装着することが望ましく、コンバイナーに映しだす情
報表示内容としては、スピードメータ等の車両計器類、
あるいはナビゲーション等のロケータがあり、表示の見
易さからはコンバイナーは大きいことが好ましい。
【0006】図2に示すようなホログラムの露光系から
すると、通常、光学部品の加工精度や製作条件からして
製作可能なホログラフィックコンバイナーのサイズは約
100mm×100mm程度の大きさが限界であり、大
面積の感光材料を露光し、しかも表示像に歪が生じない
ようにするためには、レーザーや光学部品の大型化、し
かも露光環境の安定性(振動防止や波面ゆらぎの抑制
等)などの設備的コストが非常にかかり生産コストが上
がるので好ましいものではなかった。
すると、通常、光学部品の加工精度や製作条件からして
製作可能なホログラフィックコンバイナーのサイズは約
100mm×100mm程度の大きさが限界であり、大
面積の感光材料を露光し、しかも表示像に歪が生じない
ようにするためには、レーザーや光学部品の大型化、し
かも露光環境の安定性(振動防止や波面ゆらぎの抑制
等)などの設備的コストが非常にかかり生産コストが上
がるので好ましいものではなかった。
【0007】本発明の目的は、従来技術が有していた前
述のような欠点の解消にあり、従来知られていなかった
ホログラムの露光方法を新規に提供することにある。
述のような欠点の解消にあり、従来知られていなかった
ホログラムの露光方法を新規に提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、ホログラム感光材料に対
して異なる2方向から光を照射して、ホログラムを露光
する方法において、前記異なる2方向のうち、少なくと
も一方の方向から照射する光をビームとして可動ミラー
を介してホログラム感光材料に照射し、前記可動ミラー
の位置および角度の少なくとも一方を変えることによっ
て、前記ビームをホログラム感光材料面上に走査させる
ことを特徴とするホログラムの露光方法を提供する。
決すべくなされたものであり、ホログラム感光材料に対
して異なる2方向から光を照射して、ホログラムを露光
する方法において、前記異なる2方向のうち、少なくと
も一方の方向から照射する光をビームとして可動ミラー
を介してホログラム感光材料に照射し、前記可動ミラー
の位置および角度の少なくとも一方を変えることによっ
て、前記ビームをホログラム感光材料面上に走査させる
ことを特徴とするホログラムの露光方法を提供する。
【0009】また、本発明のうち、反射型ホログラムを
作成する好ましい態様としては、光源から発せられたレ
ーザー光をビームスプリッタによって2つのビームに分
割し、ホログラム感光材料の両面側からホログラム感光
材料の同じ位置に、可動ミラーを介して前記ビームを照
射し、反射型ホログラムを作成することを特徴とする請
求項1のホログラムの露光方法を提供する。
作成する好ましい態様としては、光源から発せられたレ
ーザー光をビームスプリッタによって2つのビームに分
割し、ホログラム感光材料の両面側からホログラム感光
材料の同じ位置に、可動ミラーを介して前記ビームを照
射し、反射型ホログラムを作成することを特徴とする請
求項1のホログラムの露光方法を提供する。
【0010】また、本発明のうち、透過型ホログラムを
作成する好ましい態様としては、光源から発せられたレ
ーザー光をビームスプリッタによって2つのビームに分
割し、ホログラム感光材料の片面側の異なる方向からホ
ログラム感光材料の同じ位置に、可動ミラーを介して前
記ビームを照射し、透過型ホログラムを作成することを
特徴とする請求項1のホログラムの露光方法を提供す
る。
作成する好ましい態様としては、光源から発せられたレ
ーザー光をビームスプリッタによって2つのビームに分
割し、ホログラム感光材料の片面側の異なる方向からホ
ログラム感光材料の同じ位置に、可動ミラーを介して前
記ビームを照射し、透過型ホログラムを作成することを
特徴とする請求項1のホログラムの露光方法を提供す
る。
【0011】さらに好ましい態様としては、可動ミラー
は、電磁式駆動モータによって少なくとも回動運動およ
び直線運動のいずれかの運動をすることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかのホログラムの露光方法を提供す
る。
は、電磁式駆動モータによって少なくとも回動運動およ
び直線運動のいずれかの運動をすることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかのホログラムの露光方法を提供す
る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明におけるホログラムの露光方
法の基本的構成を示す概念図である。アルゴンイオンレ
ーザー1から発したレーザービーム(直径約1mm)
は、ビームスプリッター2によって各々参照光側と物体
光側とに二分割される。そして、所定の光学系(ミラー
3等)により、それぞれレーザービーム走査光学系4、
5に投射され、さらにホログラム感光材料6に照射され
る。ここで、4は水平方向を走査するためのガルバノミ
ラー、5は垂直方向を走査するためのガルバノミラーで
あり、それぞれはその回転速度や回転角がコンピュータ
で制御されていて、これらのレーザービーム走査光学系
4、5を動作させることによって、ホログラム感光材料
6に照射されるビームを、ホログラム感光材料の面上に
走査させることができる。さらに、必要に応じて光学系
の所定の位置に光シャッターや光チョッパー等を挿入す
ることで、感光材料面の任意の位置へレーザービームの
照射が可能となる。
法の基本的構成を示す概念図である。アルゴンイオンレ
ーザー1から発したレーザービーム(直径約1mm)
は、ビームスプリッター2によって各々参照光側と物体
光側とに二分割される。そして、所定の光学系(ミラー
3等)により、それぞれレーザービーム走査光学系4、
5に投射され、さらにホログラム感光材料6に照射され
る。ここで、4は水平方向を走査するためのガルバノミ
ラー、5は垂直方向を走査するためのガルバノミラーで
あり、それぞれはその回転速度や回転角がコンピュータ
で制御されていて、これらのレーザービーム走査光学系
4、5を動作させることによって、ホログラム感光材料
6に照射されるビームを、ホログラム感光材料の面上に
走査させることができる。さらに、必要に応じて光学系
の所定の位置に光シャッターや光チョッパー等を挿入す
ることで、感光材料面の任意の位置へレーザービームの
照射が可能となる。
【0013】また、走査光学系4、5はパルスモーター
やDCモーターに、平面ミラーや多面体ミラー(ポリゴ
ンミラー等)を取付けたものや、f・θレンズ等の時間
的位置収差補正レンズといったレンズ等を備えていても
よい。
やDCモーターに、平面ミラーや多面体ミラー(ポリゴ
ンミラー等)を取付けたものや、f・θレンズ等の時間
的位置収差補正レンズといったレンズ等を備えていても
よい。
【0014】図1に示した露光方法は反射型ホログラム
を作成する方法であり、参照光と物体光とはホログラム
感光材料料面の両側の面に各々対向させて照射している
が、透過型ホログラムを作成する場合には、ホログラム
感光材料料面の同一面側から参照光と物体光を照射すれ
ばよい。
を作成する方法であり、参照光と物体光とはホログラム
感光材料料面の両側の面に各々対向させて照射している
が、透過型ホログラムを作成する場合には、ホログラム
感光材料料面の同一面側から参照光と物体光を照射すれ
ばよい。
【0015】なお、本発明において、二分割されたビー
ムのうち、一方をホログラム感光材料の全面に照射され
るように広げてやり、もう一方のビームをスッポト照射
しながら、可動ミラーによってその照射位置を走査して
も歪の少ないホログラムを作成することができるが、上
記した実施例に示すように、二分割されたビームの両方
ともホログラム感光材料の面上にスッポト照射しなが
ら、可動ミラーによってその照射位置を走査して、ホロ
グラム感光材料の全面あるいは所定の位置を露光して、
大面積のホログラムを露光することができる。この際、
二分割されたビームを走査する2つの可動ミラーは、二
分割されたビームをそれぞれホログラム感光材料の同じ
位置に照射できるように、その動きが連動するように制
御されることが好ましい。
ムのうち、一方をホログラム感光材料の全面に照射され
るように広げてやり、もう一方のビームをスッポト照射
しながら、可動ミラーによってその照射位置を走査して
も歪の少ないホログラムを作成することができるが、上
記した実施例に示すように、二分割されたビームの両方
ともホログラム感光材料の面上にスッポト照射しなが
ら、可動ミラーによってその照射位置を走査して、ホロ
グラム感光材料の全面あるいは所定の位置を露光して、
大面積のホログラムを露光することができる。この際、
二分割されたビームを走査する2つの可動ミラーは、二
分割されたビームをそれぞれホログラム感光材料の同じ
位置に照射できるように、その動きが連動するように制
御されることが好ましい。
【0016】ホログラム感光材料としては、フォトポリ
マー、重クロム酸ゼラチン、銀塩など種々の感光材料を
用いることができ、本発明によれば、その大きさとして
100mm×100mm以上であっても露光可能であ
る。また、その厚さとしては、通常数10μm程度のも
のが用いられるが、これに限られない。
マー、重クロム酸ゼラチン、銀塩など種々の感光材料を
用いることができ、本発明によれば、その大きさとして
100mm×100mm以上であっても露光可能であ
る。また、その厚さとしては、通常数10μm程度のも
のが用いられるが、これに限られない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ホログラムを露光する
際のホログラム感光材料に照射するビームを、ホログラ
ム感光材料の面上に走査しているため、小型のレーザー
装置で大面積の露光が可能であり、設備的コスト、生産
コスト等を低減することができる。さらに、本発明によ
れば、感光材料面上の任意の位置にビームをスポット照
射することができるため、感光材料の全面ではなく、所
望の位置のみを露光することもでき、所望の文字や図形
等を記録することもできる。
際のホログラム感光材料に照射するビームを、ホログラ
ム感光材料の面上に走査しているため、小型のレーザー
装置で大面積の露光が可能であり、設備的コスト、生産
コスト等を低減することができる。さらに、本発明によ
れば、感光材料面上の任意の位置にビームをスポット照
射することができるため、感光材料の全面ではなく、所
望の位置のみを露光することもでき、所望の文字や図形
等を記録することもできる。
【0018】特に、本発明によれば、例えば2方向から
のレーザービームをホログラム感光材料の面上にスポッ
ト照射するため、レーザービームを拡大する必要もな
く、露光中の空気のゆらぎや振動によるレーザービーム
の波面のゆらぎの影響が少なく、品質の高いホログラム
を作成できる。
のレーザービームをホログラム感光材料の面上にスポッ
ト照射するため、レーザービームを拡大する必要もな
く、露光中の空気のゆらぎや振動によるレーザービーム
の波面のゆらぎの影響が少なく、品質の高いホログラム
を作成できる。
【図1】本発明におけるホログラムの露光方法の基本的
構成を示す概念図
構成を示す概念図
【図2】従来のホログラム露光方法を示す概念図
1:露光用レーザー装置 4、5:ビーム走査ミラー 6:ホログラム感光材料
Claims (4)
- 【請求項1】ホログラム感光材料に対して異なる2方向
から光を照射して、ホログラムを露光する方法におい
て、前記異なる2方向のうち、少なくとも一方の方向か
ら照射する光をビームとして可動ミラーを介してホログ
ラム感光材料に照射し、前記可動ミラーの位置および角
度の少なくとも一方を変えることによって、前記ビーム
をホログラム感光材料面上に走査させることを特徴とす
るホログラムの露光方法。 - 【請求項2】光源から発せられたレーザー光をビームス
プリッタによって2つのビームに分割し、ホログラム感
光材料の両面側からホログラム感光材料の同じ位置に、
可動ミラーを介して前記ビームを照射し、反射型ホログ
ラムを作成することを特徴とする請求項1のホログラム
の露光方法。 - 【請求項3】光源から発せられたレーザー光をビームス
プリッタによって2つのビームに分割し、ホログラム感
光材料の片面側の異なる方向からホログラム感光材料の
同じ位置に、可動ミラーを介して前記ビームを照射し、
透過型ホログラムを作成することを特徴とする請求項1
のホログラムの露光方法。 - 【請求項4】可動ミラーは、電磁式駆動モータによって
少なくとも回動運動および直線運動のいずれかの運動を
することを特徴とする請求項1〜3のいずれかのホログ
ラムの露光方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19899093A JP3373255B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | ホログラムの露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19899093A JP3373255B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | ホログラムの露光方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736355A true JPH0736355A (ja) | 1995-02-07 |
| JP3373255B2 JP3373255B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=16400280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19899093A Ceased JP3373255B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | ホログラムの露光方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3373255B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP19899093A patent/JP3373255B2/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3373255B2 (ja) | 2003-02-04 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RVOP | Cancellation by post-grant opposition |