JPH0736497U - 電子機器の放熱構造 - Google Patents

電子機器の放熱構造

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JPH0736497U JP6713793U JP6713793U JPH0736497U JP H0736497 U JPH0736497 U JP H0736497U JP 6713793 U JP6713793 U JP 6713793U JP 6713793 U JP6713793 U JP 6713793U JP H0736497 U JPH0736497 U JP H0736497U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファン動作時は筐体内の暖気をファンによっ
て効率良く排出でき、ファン停止時は筐体内の暖気を空
気の自然対流により効率良く排出できる電子機器の放熱
構造の提供。 【構成】 筐体11上部のファン12以外の場所に形成
された通風口11aと、この通風口11aを閉じる第1
の位置からこの通風口を開く第2の位置まで移動可能と
されたシャッタ14と、前記ファン12の動作時に前記
シャッタ14を第1の位置に位置付け前記ファン12の
停止時に前記シャッタ14を第2の位置に位置付けるシ
ャッタ移動手段とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファンにより強制的に放熱を行うようにされた電子機器の放熱構造 の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファンによる強制的な放熱を行うようにされた従来の電子機器の放熱構造は、 図8及び図9に示すように、電子機器の筐体1の天井板2にファン3が設けられ ており、筐体1内の電子部品ユニット5の発熱により暖められたエア−6はファ ン3により強制的に筐体1の外部へ排出される構成となっている。
【0003】 この従来の構造によると、天井板2にはファン3用の通風口2aしか設けられ ていないので、ファン3の故障等によりファン3の動作が停止し空気の自然対流 によって筐体1内の熱を排出せざるを得ない事態が生じた場合の通風口の面積と しては小さすぎていた。そのため、ファン3が停止すると、図10に示す如く、 電子部品ユニット5で熱せられたエア−6が筐体1内に滞留して筐体1内の温度 が急激に上昇し、電子部品ユニット5の故障や寿命の低下を引起こすという問題 が生じていた。
【0004】 一方、上記不具合を解決するべく、図11に示す如く、ファン3用の通風口2 aとは別に天井板2に通風口2bを設けると、ファン3の動作時に筐体1外のエ ア−6aを通風口2bで吸い込みこのエア−6aをファン3から排出する事態が 生じるので、筐体1内で暖められたエア−をファン3を用いて効率良く排出でき ないという問題が生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の放熱構造では、筐体上部にはファン用の通風口しか設けら れていないので、ファンが停止すると、筐体内の電子部品で熱せられたエア−が 筐体内に滞留し、筐体内の温度が急激に上昇するという問題点があった。
【0006】 本考案は上記従来の欠点を解決するべくなされたものであり、ファンの動作時 には筐体内で暖められたエア−をファンによって効率良く排出でき、ファンの停 止時には空気の自然対流により筐体内で暖められたエア−を効率良く排出できる 電子機器の放熱構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の考案では、筐体内に収納された電子部品で暖められたエア−を前記筐体 外部へ強制的に排出するファンが前記筐体上部に設けられている電子機器の放熱 構造において、前記筐体上部の前記ファン以外の場所に形成された通風口と、こ の通風口を閉じる第1の位置からこの通風口を開く第2の位置まで移動可能とさ れたシャッタと、前記ファンの動作時に前記シャッタを第1の位置に位置付け前 記ファンの停止時に前記シャッタを第2の位置に位置付けるシャッタ移動手段と を具備する構成となっている。
【0008】 第2の考案では、第1の考案において、シャッタ移動手段は、ファンに設けら れた停止検出用センサと、このセンサの信号に応じてシャッタを第1の位置から 第2の位置まで移動させるシャッタ移動機構とで構成されている。
【0009】 第3の考案では、第1の考案において、シャッタ移動手段は、シャッタを第2 の位置に位置付けるバネと、ファンの風圧を受け前記バネに抗して前記シャッタ を第1の位置に位置付ける風受体とで構成されている。
【0010】
【作用】
第1の考案では、ファンの動作時はシャッタはシャッタ移動手段により第1の 位置に位置付けられて通風口はシャッタにて閉じられファンの停止時はシャッタ はシャッタ移動手段により第2の位置に位置付けられて通風口は開放される。
【0011】 第2の考案では、第1の考案において、通風口の開閉はファンに設けられた停 止検出用センサの信号に基いてシャッタ移動機構によりなされる。
【0012】 第3の考案では、第1の考案において、シャッタはバネにより第2の位置に位 置付けられて通風口を開き、ファンが作動するとファンの風圧を受ける風受体に よりシャッタは第1の位置に位置付けられて通風口を閉じる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図7を参照して詳述する。
【0014】 図1乃至図5は第1の実施例を説明する図であり、図1(a)は図2のA−A 線断面図、図1(b)は図4のC−C線断面図、図2はファン作動時の筐体の上 部斜視図、図3は図2のB−B線断面図、図4はファン停止時の筐体の上部斜視 図、図5は図4のD−D線断面図である。
【0015】 本例の電子機器の筐体11は、図2及び図4に示す如く、筐体11の上部の中 央部位にファン12が設けられており、ファン12の周囲には通風口11aが形 成され、この通風口11aには複数のシャッタ14が軸15を中心として回動自 在に取り付けられている。
【0016】 また、筐体11の上部側内壁にはシャッタ移動機構であるところのソレノイド 17が取り付けられ、図3及び図5に示す如く、ソレノイド17の可動棒18に 一端が連結された複数の連接棒19の他端側は、夫々、シャッタ14の端部に連 結されている。そして、ソレノイド17に電源が供給されない状態では、可動棒 18は図3に示す位置に位置付けられ、この可動棒18によってシャッタ14は 通風口11aを閉じる位置(第1の位置)に位置付けられ、ソレノイド17に電 源が供給され可動棒18がソレノイド17で吸引されると、図5に示す如く、シ ャッタ14は通風口11aを開く位置(第2の位置)に位置付けられる。また、 本例においては、ファン12として停止センサ付ファン(三洋電機製造;製品番 号109S405UL)が用いられており、ファン12が停止すると停止センサ (図示せず)からの信号によりソレノイド17に電源が供給される構成となって いる。
【0017】 上記のような構成となっているので、ファン12の動作中においては、図1( a)に示す如く、通風口11aはシャッタ14で閉じられ筐体11内の電子部品 ユニット21で暖められたエア−22はファン12によりファン12用の通風口 11bから強制的に排出される。従って、筐体11外部のエア−を通風口11a により吸引することもなく、電子部品ユニット21で暖められたエア−22をフ ァン12により筐体11外部へ効率良く排出できる。
【0018】 また、故障等によりファン12が停止すると、ソレノイド17が作動して通風 口11aを閉じていたシャッタ14を開放するので、図1(b)に示す如く、筐 体11上部には通風口11bの他に大きな面積の通風口11aが形成される。従 って、電子部品ユニット21で暖められたエア−22は空気の自然対流により効 率良く筐体11外へ排出され、ファン12が停止したことによる筐体11内の温 度上昇を最小限に止めることができる。
【0019】 図6及び図7は本考案の第2の実施例を説明する図であり、図6はファン動作 時の断面図、図7はファン停止時の断面図である。
【0020】 本例の電子機器の筐体11Aは、上部の中央部位にファン12が設けられてお り、このファン12の両側に通風口11cが形成されている。また、筐体11A 上部には略「く」の字形に形成されたシャッタ24の屈曲部分が軸25を中心と して回動自在な状態で取り付けられている。このシャッタ24は通風口11cを 閉じる役割を果たすための本来のシャタ部24aとファン12からの風を受ける ために通風口11bを閉じるシャッタ部(風受体)24bとで構成されている。 そして、ファン12が停止している場合は、図7に示す如く、筐体11A上部と シャッタ24との間に設けられたバネ26の作用により、ファン用の通風口11 bは風受体24bで閉じられた状態とされ、ファン12の動作中は、風受体24 bがファン12の風圧を受けることによってシャッタ24が回転し、通風口11 cを閉じる位置にシャッタ部24aが位置付けられる構成となっている。
【0021】 本例では、ファン12の動作中はシャッタ部24aにより通風口11cは閉じ られて、ファン用の通風口11bのみが開きファン12が停止すると通風口11 bよりも面積の大きい通風口11cが開くので、第1の実施例と同様、ファン12 の動作時は筐体11A内で暖められたエア−22をファン12により筐体11A 外へ効率良く排出でき、ファン12の停止時は筐体11A内で暖められたエア− 22を空気の自然対流により効率良く排出できる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の電子機器の放熱構造では、ファンの動作時は通 風口はシャッタにて閉じられ、ファン停止時は通風口は開くので、ファン動作時 は筐体内で暖められたエア−をファンによって効率良く排出でき、ファンの停止 時には筐体内で暖められたエア−を空気の自然対流により効率良く排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る放熱構造の動作を
示す図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る筐体のファン作動
時の上部斜視図。
【図3】図2のB−B線断面図。
【図4】本考案の第1の実施例に係る筐体のファン停止
時の上部斜視図。
【図5】図4のD−D線断面図。
【図6】本考案の第2の実施例に係る放熱構造のファン
作動時の断面図。
【図7】本考案の第2の実施例に係る放熱構造のファン
停止時の断面図。
【図8】従来の電子機器の筐体の上部斜視図。
【図9】図8のE−E線断面図。
【図10】ファン停止時の図8のE−E線断面図。
【図11】別の従来の電子機器の筐体の断面図。
【符号の説明】
11………筐体 12………停止セ
ンサ付ファン 11a……通風口 14………シャッ
タ 17………ソレノイド 21………電子部
品 22………エア−

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に収納された電子部品で暖められ
    たエア−を前記筐体外部へ強制的に排出するファンが前
    記筐体上部に設けられている電子機器の放熱構造におい
    て、前記筐体上部の前記ファン以外の場所に形成された
    通風口と、この通風口を閉じる第1の位置からこの通風
    口を開く第2の位置まで移動可能とされたシャッタと、
    前記ファンの動作時に前記シャッタを第1の位置に位置
    付け前記ファンの停止時に前記シャッタを第2の位置に
    位置付けるシャッタ移動手段とを具備することを特徴と
    する電子機器の放熱構造。
  2. 【請求項2】 シャッタ移動手段は、ファンに設けられ
    た停止検出用センサと、このセンサの信号に応じてシャ
    ッタを第1の位置から第2の位置まで移動させるシャッ
    タ移動機構とで構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電子機器の放熱構造。
  3. 【請求項3】 移動手段は、シャッタを第2の位置に位
    置付けるバネと、ファンの風圧を受け前記バネに抗して
    前記シャッタを第1の位置に位置付ける風受体とで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の
    放熱構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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