JPH0736607Y2 - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JPH0736607Y2
JPH0736607Y2 JP10042091U JP10042091U JPH0736607Y2 JP H0736607 Y2 JPH0736607 Y2 JP H0736607Y2 JP 10042091 U JP10042091 U JP 10042091U JP 10042091 U JP10042091 U JP 10042091U JP H0736607 Y2 JPH0736607 Y2 JP H0736607Y2
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plate
electric cooker
cooking plate
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慶則 森
章 荒井
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フジマル工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、支持台の上を回転可能
に設けられた回転式の電気調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式の電気調理器は、加熱調理中に調
理板が自在に回転できるので、電気調理器の回りを大勢
の人が車座になって取り囲んで、団らんのなかで食事を
楽しむことができる。このような回転式の電気調理器に
ついての従来技術には、実開昭53−164476号,
実公昭58−33952号,実開昭62−90117号
などの公報記載の技術がある。実開昭53−16447
6号に記載された電気調理器Aは、図10に示すよう
に、基台101を有するホットプレート受け102の上
にベアリング129が設けられ、ベアリング129の上
にホットプレート103が回転可能に載置され、ホット
プレート103の底壁に埋設されたヒータ線104の電
極105が、電装品箱体106のコンセント107に差
し込まれ、コンセント107に接続する電線108が基
台101を貫通して外部の電源に接続する。
【0003】そして、ホットプレート103に設けられ
た回転把手109を掴んでホットプレート103を回す
と、ホットプレート103と共に電装品箱体106が回
転する。電装品箱体106が回転すると電線108が捩
じられるので、ホットプレート103の回転角度を制限
するストッパ110が設けられる。
【0004】実公昭58−33952号に記載された電
気調理器A1 は、図11に示すように、支持台111に
載置される調理板112の外底面のほぼ中央に突子11
3を設け、調理板112の外底面に固着されるシーズヒ
ータ114の端部に給電ブラシ115を設け、調理板1
12の底壁に胴カバー116を設け、胴カバー116に
凹部117を周設する。支持台111には、突子113
を回転可能に支承する収納凹部118と、給電ブラシ1
15が接触する給電リング119を有する接点セット台
120と、調理板112の凹部117を回転可能に支承
する回転子121が設けられる。
【0005】実開昭62−90117号に記載された電
気調理器A2 は、図12に示すように、本体122の内
部に設けられた遮熱板123に、調理板124を加熱す
る発熱体125と、調理板124を回転可能に支承する
回転体126が設けられ、調理板124には、回転体1
26が嵌合する案内リブ127が設けられる。符号12
8は発熱体125を遮熱板123に固定するための固定
金具である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】図10に示す電気調理
器Aにおいては、次のような課題があった。 (1) ホットプレート103の底面に電極105が突出
しているので、洗浄時に邪魔である。 (2) コンセント107に嵌合する電極105によって
電装品箱体106を回転するので、電極105に無理な
荷重がかかる。 (3) 回転把手109が数箇所(図面では3箇所)しか
ないので、回転把手109が手前にないときにホットプ
レート103を回し難い。又、回転把手109が高温に
なる。 (4) ストッパ110に当たるとホットプレート103
の回転が阻止されるので反対方向に大きく回さなければ
ならない。 (5) ホットプレート103の底面をベアリング129
で支持しているので、ホットプレート103が横方向に
動揺し易い。又、ベアリング129が高温に曝され寿命
が短くなる。
【0007】図11に示す電気調理器A1 においては、
次のような課題があった。 (1) 調理板112の底面に、突子113が突出し、給
電ブラシ115や胴カバー116が設けられているの
で、調理板112の洗浄が面倒である。 (2) 調理板112を支持台111に載置するときに、
給電ブラシ115を給電リング119に合わせる注意が
必要であり、面倒である。 (3) 回転子121と凹部117との間にすき間が必要
であり、調理板112を回転する際に調理板112が横
方向に動揺する。 (4) 支持台111表面に歪みがあるので、回転する給
電ブラシ115と支持台111に取り付けられる給電リ
ング119との間隔が一定にならず、給電ブラシ115
と給電リング119との接触不良を生じる。 (5) 全体の構造が複雑である。
【0008】図12に示す電気調理器A2 においては、
次のような課題があった。 (1) 回転体126と案内リブ127との間にすき間が
必要であるので、調理板124を回転する際に調理板1
24が横方向に動揺する。 (2) 調理板124が回転するときに、調理板124の
底面と発熱体125との間に摩擦が生じ、発熱体125
が磨耗する。 本考案はかかる課題を解決することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の電気調理器は、底壁の周縁部に周壁が周設
され、該周壁の内部に、着脱自在に載置される調理板を
加熱するシーズヒータと上記調理板の加熱温度を制御す
る温度調節器とが設けられる外装体と、該外装体が摺動
可能に接触する摺動面を有する固定台とを有し、上記外
装体が水平方向に回動可能な回転式の電気調理器におい
て、上記固定台に係止される固定案内板に軸孔を設け、
該軸孔に嵌挿される連結軸の両端に上記底壁に固着され
る底壁側回転板及び先端側回転板を設け、該底壁側回転
板及び先端側回転板を上記固定案内板の両面に摺動可能
な構造とし、上記底壁側回転板に設けた給電リングに上
記温度調節器及びシーズヒータに接続する電線用の端子
を設け、上記固定案内板に上記給電リングに接触する給
電ブラシを設け、外部電源につながる電線を上記給電ブ
ラシに接続した集電ユニットを設けた。
【0010】又、上記固定台の摺動面に案内段部及び円
周溝を周設し、上記底壁の外面に、上記案内段部に摺動
可能に嵌入する案内突起と上記円周溝に摺動可能に挿入
される複数個の案内アームを立設し、該案内アームの先
端部に、上記摺動面の裏面に摺動可能に係合する摺動突
起を設けた。
【0011】又、底壁の周縁部に周壁が周設され、該周
壁の内部に、着脱自在に載置される調理板を加熱するシ
ーズヒータと上記調理板の加熱温度を制御する温度調節
器とが設けられる外装体と、該外装体が摺動可能に接触
する摺動面を有する固定台とを有し、上記外装体が水平
方向に回動可能な回転式の電気調理器において、上記周
壁の全周囲に環状に形成された回転用把手を周設した。
上記回転用把手の表面には、円周方向に沿って複数個の
指掛け用突起を突設することができ、或いは、上記回転
用把手の上端縁に、調理板の方向に突出する指が当接す
る指止め用突起を周設することができる。
【0012】
【作用】上記のように構成された電気調理器は、調理器
本体に調理板を載置し、シーズヒータにより調理板に載
置された肉や野菜を加熱調理する。電気調理器を囲んだ
人々は、周壁に設けられた環状の回転用把手を掴んで調
理器本体と共に調理板を任意の方向に回転し、食べたい
ものを自分の手元に引き寄せることができる。このと
き、外装体と共にシーズヒータ,調理板,温度調節器が
一緒に回転するので、調理板とシーズヒータとの間に摩
擦は生じない。
【0013】外部電源に接続する電線が、固定台と共に
固定している固定案内板の給電ブラシを経由して外装体
と共に回転する底壁側回転板の給電リングに接続してい
るので、外装体をいくら回転しても電線が捩じられるこ
とはない。
【0014】外装体が回転すると、外装体の底壁に設け
られた案内突起が固定台の案内段部に壁面に沿って摺動
するので横方向に動揺することなく円滑に回転する又、
案内アームの摺動突起が固定台の摺動面の裏面に係合し
ながら摺動するので、外装体が浮き上がることなく円滑
に回転する。
【0015】回転用把手の表面に油が付着した場合には
回転用把手を掴んだ指先が滑り易くなるが、指掛け用突
起が指先の滑りを防止する。又、回転用把手を掴んだ指
先が調理板の方向に滑ると、指止め用突起に当接するの
で、指先が高温の調理板に触れて火傷をする危険性がな
い。
【0016】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は電気調理器A3 の縦断面図、図2は蓋7
4を被せた電気調理器A3 の外観を示す斜視図、図3は
図1の中央部より左側を示す部分拡大図、図4は図1の
右側の部分拡大図、図5は調理板2を除去した電気調理
器A3 の部分平面図である。図1に示すように、電気調
理器A3 は、調理器本体1と、調理器本体1に載置され
る調理板2とにより構成され、調理板2の上には図2に
示す蓋74が着脱自在に被せられる。調理器本体1は、
固定台3と、固定台3の上に回動可能に載置される外装
体4とにより構成される。
【0017】外装体4は、図3に示すように、底壁5の
中央部に段付きの孔6が設けられ、段付きの孔6に嵌着
される底板7が、ねじ(図示しない)により底壁5に締
着される。底壁5の周縁部には周壁8が周設され、周壁
8の上端縁には外方に向けて拡がる傾斜をもった環状の
回転用把手9が周設される。回転用把手9は周壁8の全
周囲に設けられるので、電気調理器A3 に対していずれ
の方向からも容易に掴んで外装体4を回転することがで
きる利点と、周壁8には従来の電気調理器に見られるよ
うな複雑な凹凸がないので、美観を呈する(図2参
照)。
【0018】図3に示すように、底壁5の上面には円周
方向に沿って複数個の支持台10が設けられ、支持台1
0の上面には底付き孔11が設けられ、底付き孔11の
底にねじ孔12が螺設され、孔11には耐熱性材料より
筒状に形成された支持脚13が挿入される。遮熱板14
は、底板14aの周縁部に側板14bが周設され、底板
14aには円周方向に沿って複数個の孔15が穿設さ
れ、孔15に挿入されるねじ16が支持脚13を介して
ねじ孔12に螺合する。従って、底壁5に固着される遮
熱板14は、次に述べるシーズヒータ19の輻射熱を遮
断して、外装体4を保護する。
【0019】遮熱板14の上面にはヒータ支持台17が
取り付けられ、ヒータ支持台17の上面に形成された溝
18にシーズヒータ19が挿入され、溝18の両壁がか
しめられてシーズヒータ19を抱持する(図5参照)。
従って、シーズヒータ19をヒータ支持台17に固定す
るために従来使用していた固定金具128が不要であ
り、シーズヒータ19の取り付け作業も簡単になった。
【0020】遮熱板14の中央部には、遮熱板14の歪
みや熱変形を防止する底の浅い凹部20が設けられる。
シーズヒータ19の上には調理板2が着脱自在に載置さ
れ、調理板2の底面に設けられた防熱突起21が、シー
ズヒータ19から放出される熱が横方向に無駄に拡散さ
れるのを防止している。
【0021】調理板2の加熱温度を制御する温度調節器
22を図4及び図7に基づいて説明すると、支持金具2
3は、側壁23aの上下端に設けられた上壁23bと下
壁23cによりU字形状に形成され、側壁23aには縦
長孔24が設けられ、上壁23bには端部に開口する切
欠凹部25と、切欠凹部25の両側に設けられた孔26
とを有し(図7参照)、下壁23cに軸挿入用孔27が
設けられる(図4参照)。孔26には遮熱板13に螺合
するねじ(図示しない)が挿入され、支持金具23が遮
熱板13の下面に取り付けられる。
【0022】軸挿入用孔27に挿入される昇降軸28
は、中間部に六角頭28aを有し先端の雄ねじ部28b
が感知金具29のねじ孔29aに螺合し、感知金具29
と六角頭28aとの間には、先端に押動部30aを有す
るバイメタル30,碍子31,固定接点32aを有する
端子板32,碍子33,ばね板34aの先に可動接点3
4bを有する可動接点板34,碍子35,支持腕36,
先端が縦長孔24に挿入される回転止め金具37が重合
され緊締される。
【0023】支持腕36に設けられたねじ孔(図示しな
い)には回転軸38に設けられた雄ねじ39が螺合し、
回転軸38を回すと雄ねじ39の先端が上下動し、上昇
したときに可動接点板34を押動する。回転軸38には
レバー40が固着され、レバー40の先端に設けられた
連結軸41には、外装体4に枢着され一端が周壁8に設
けられた開口42より突出する操作レバー75(図2参
照)の他端が係合する。六角頭28aと下壁23cとの
間にはばね43が挿入され、端子板32に設けられた孔
44には電線が接続される(図7参照)。
【0024】以上のように構成された温度調節器22は
一体に組み付けた状態で、昇降軸28の下端部を軸挿入
用孔27に挿入し、昇降軸28を下方に押しつけてばね
43を圧縮すると、感知金具29が上壁23bの切欠凹
部25に挿入可能となり、温度調節器22が極めて簡単
に支持金具23に取り付けられる。そして、開口42よ
り突出する操作レバー75を操作すると、回転軸38が
回動し、雄ねじ39に圧接する可動接点板34が上下動
してバイメタル30の押動部30aとの間隔が調整され
る。
【0025】固定台3は、図3に示すように、円形の底
壁45の周縁に側壁46が周設され、側壁46の上縁よ
り外方に延びる環状壁47が設けられ、環状壁47の上
面には、外装体4が載置される摺動面が形成され、固定
台3及び外装体4には次に述べる集電ユニット76が設
けられる。集電ユニット76は、図6に示すように、円
形の底壁側回転板48の中央に孔49が設けられ、2個
の給電リング50,51が孔49に対して同心に配設さ
れ、給電リング50,51よりそれぞれ上方に突出する
端子52,53には温度調節器やシーズヒータ19に接
続する電線54,55が固着される。
【0026】底壁側回転板48の下面には、板状に形成
され中央に連結軸56を有する先端側回転板57の連結
軸56が当接し、孔49に挿入されるねじ58が連結軸
56に設けられたねじ孔59に螺合し、連結軸56が挿
入される軸孔60を有する固定案内板61を挟持し、固
定案内板61に対して摺動可能である。底壁側回転板4
8に設けられた孔62にねじ63が挿入され、底板7に
設けられたねじ孔64にねじ63が螺合し、底壁側回転
板48が底板7に締着される。
【0027】固定案内板61には下面に開口する底付き
の孔65が複数個設けられ、底壁45に設けられた複数
の係合突起66がそれぞれ底付きの孔65に遊嵌する。
底付きの孔65と係合突起66との間には隙間があり、
組付時における係合突起66や固定案内板61等の寸法
誤差を吸収するようになっている。固定案内板61に
は、給電リング50,51に圧接する給電ブラシ67,
68が設けられ、給電ブラシ67,68には外部の電源
につながる電線(図示しない)が接続する。
【0028】従って、外部の電源につながる電線は、給
電ブラシ67,68が圧接する給電リング50,51を
経由して温度調節器やシーズヒータ19に接続する電線
54,55に接続し、外装体4と共に底壁側回転板4
8,先端側回転板57が回転しても各電線は捩じられる
ことがない。又、底壁側回転板48と先端側回転板57
は、固定案内板61の両面を摺動するので、外装体4が
回転しても、給電ブラシ67,68の根元から給電リン
グ50,51に圧接する先端までの距離が常に一体とな
り、給電ブラシ67,68と給電リング50,51とは
良好な接触状態に保たれる。
【0029】外装体4の回転を案内する回転案内部材を
図6に基づいて説明する。 固定台3の環状壁47に
は、円周方向に円周溝69が設けられ、円周溝69の外
側に円周溝69と同心の案内段部70が設けられる。一
方、底板7には、案内段部70の側壁面に摺動可能に嵌
入する案内突起71が突設され、円周溝69に挿入され
る複数個の案内アーム72が設けられる。
【0030】外装体4の回転は、主として、案内段部7
0を摺動する案内突起71によって案内されるので、横
触れが抑制され円滑に回転する。案内アーム72の先端
には、横方向に突出する摺動突起73が設けられ、摺動
突起72は環状壁47の下面を摺動し、上下の動揺が抑
制される。
【0031】図4に示すように、回転用把手9の表面に
円周方向に沿って水平段部9aを設けた場合には、この
水平段部9aに円周方向に沿って複数箇所に高さの低い
指掛け用突起78を突設する。この指掛け用突起78
は、調理中に飛散する調理用油の飛沫などにより回転用
把手9の表面に油分が付着して滑り易くなった場合に、
回転用把手9を掴む指先の滑りを止める効果がある。
【0032】図8に示すように、回転用把手9の断面形
状が上方に向けて小径となり、且つ中央部が膨らみを帯
びた曲面である場合には、回転用把手9の上部に当てた
指先が滑って調理板2に触れ、火傷を負う危険性がある
ので、回転用把手9の上端縁に突出する指止め用突起8
0を周設し、指止め用突起80と回転用把手9との間に
凹面81を形成すると、回転用把手9の表面を滑った指
先が指止め用突起80に当接して火傷を負う危険から守
られる。図8のような形状の回転用把手9に対しては、
図9に示すように、上下方向に細長い形状の高さの低い
複数個の指掛け用突起79を円周方向に突設することが
できる。
【0033】次に以上のように構成された電気調理器の
作用を説明する。外装体4の周囲は、環状の回転用把手
9に覆われており、複雑な凹凸がなく(図2参照)、回
転用把手9の表面には高さの低い指掛け用突起78或い
は79が配列して突設されているだけなので外観が美し
い。
【0034】調理板2の外底面には複雑な突起がなく、
表面の構造が簡単であり、洗浄が容易である。調理板2
を載置するときには、調理板2の外底面に嵌合部がない
ので、面倒な心出しは不要であり調理板2の着脱が容易
であり、シーズヒータ19の上に調理板2を載置する
と、調理板2の外底面に感知金具25が圧接する。
【0035】電気調理器の電線を外部の電源につなぎ、
操作レバー75により温度調節器22の調理温度を設定
すると調理板2が所定温度に加熱され、調理板2上の肉
や野菜を囲んで、団らんの中で食事を楽しむことができ
る。電気調理器の回りを取り囲んだ人は、外装体4の周
壁8に設けられた環状の回転用把手9をどこからでも掴
んで外装体4,調理板2を任意の方向に回転し、調理板
上の好きな食品を手元に引き寄せることができる。外装
体4は案内段部70を摺動する案内突起71により横方
向に動揺することなく円滑に回転し、摺動突起73が固
定台3の摺動面の裏面に係合しながら摺動するので外装
体4が浮き上がる虞はない。
【0036】回転用把手9に設けられた指掛け用突起7
8或いは79は、表面に油が付着した回転用把手9を掴
んだ指先の滑りを防止する。又、指止め用突起80が設
けられている場合には、指先が高温の調理板2に接触し
て火傷を負う危険が防止される。
【0037】回転用把手9を回すと、外装体4と共に調
理板2が一緒に回転するので、調理板2とシーズヒータ
19との間に摩擦は生じない。又、調理板2を回転して
も電線は捩じられないので、調理板2を望む方向にいく
らでも回転することができる。回転用把手9を外装体4
の外面に設けたので、高温度に上昇することがなく、回
転用把手9を掴み易い。
【0038】集電ユニット76は、給電ブラシ67,6
8の根元から給電リング50,51に圧接する先端まで
の距離が常に一体となり、給電ブラシ67,68と給電
リング50,51とは良好な接触状態に保たれる。
【0039】外装体4の回転用把手9を掴んで外装体4
を回転すると、温度調節器を一緒に回転するので、だれ
でも開口43を手前にもってきて、レバー34を操作し
て調理板2の加熱温度を調節することができる。
【0040】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で下記のような効果を生じる。 (1) 外装体の周囲は、環状の回転用把手に覆われてお
り、外観を低下させる複雑な凹凸がないので、電気調理
器の外観が簡素となり美観に優れている。回転用把手の
表面に等間隔に配列して突設された高さの低い指掛け用
突起は指の滑り止めの効果のみならず、電気調理機の外
観を美化する効果を有する。 (2) 調理板の外底面には従来の回転式の電気調理器のよ
うにローラのレール等が無いのでほぼ平面に近く、又、
端子などの他部品が取りついていないので構造が簡単で
あり、洗浄が容易である。又、調理板の載置に心出しが
不要なので載置が容易である。 (3) どこからでも回転用把手を掴むんで調理板を回転す
ることができる。又、回転用把手は高温にさらされない
ので掴み易い。調理板を回転しても 調理板がシーズヒ
ータ等に対して摩擦が生じないのでシーズヒータ等に損
傷がなく、電線が捩じられないので、電線の断線が防止
される。又、給電ブラシと給電リングは良好な接触状態
に保持される。 (4) 外装体と共に調理板を回転すると、外装体は案内段
部を摺動する案内突起により円滑に回転する。又、案内
アームの先端の摺動突起により外装体の浮き上がりが防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気調理器A3 の縦断面図である。
【図2】蓋を被せた電気調理器A3 の斜視図である。
【図3】図1の中央部より左側を示す部分拡大図であ
る。
【図4】図1の右側の部分拡大図である。
【図5】調理板を除去した電気調理器A3 の部分平面図
である。
【図6】集電ユニットの縦断面図である。
【図7】温度調節器の斜視図である。
【図8】回転用把手及び其の周辺の要部縦断面図であ
る。
【図9】回転用把手の要部斜視図である。
【図10】電気調理器の従来例を示す縦断面図である。
【図11】電気調理器の他の従来例を示す縦断面図であ
る。
【図12】電気調理器の更に異なる従来例を示す要部縦断
面図である。
【符号の説明】
3 電気調理器 1 調理器本体 2 調理板 3 固定台 4 外装体 5 底壁 7 底板 8 周壁 9 回転用把手 14 遮熱板 17 ヒータ支持台 19 シーズヒータ 22 温度調節器 28 昇降軸 29 感知金具 30 バイメタル 38 回転軸 40 レバー 48 底板側回転板 50,51 給電リング 56 連結軸 57 先端側回転板 61 固定案内板 67,68 給電ブラシ 69 円周溝 70 案内段部 71 案内突起 72 案内アーム 73 摺動突起 78,79 指掛け用突起 80 指止め用突起

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁の周縁部に周壁が周設され、該周壁
    の内部に、着脱自在に載置される調理板を加熱するシー
    ズヒータと上記調理板の加熱温度を制御する温度調節器
    とが設けられる外装体と、該外装体が摺動可能に接触す
    る摺動面を有する固定台とを有し、上記外装体が水平方
    向に回動可能な回転式の電気調理器において、 上記固定台に係止される固定案内板に軸孔を設け、該軸
    孔に嵌挿される連結軸の両端に上記底壁に固着される底
    壁側回転板及び先端側回転板を設け、該底壁側回転板及
    び先端側回転板を上記固定案内板の両面に摺動可能な構
    造とし、上記底壁側回転板に設けた給電リングに上記温
    度調節器及びシーズヒータに接続する電線用の端子を設
    け、上記固定案内板に上記給電リングに接触する給電ブ
    ラシを設け、外部電源につながる電線を上記給電ブラシ
    に接続した集電ユニットを設けたことを特徴とする電気
    調理器。
  2. 【請求項2】 底壁の周縁部に周壁が周設され、該周壁
    の内部に、着脱自在に載置される調理板を加熱するシー
    ズヒータと上記調理板の加熱温度を制御する温度調節器
    とが設けられる外装体と、該外装体が摺動可能に接触す
    る摺動面を有する固定台とを有し、上記外装体が水平方
    向に回動可能な回転式の電気調理器において、 上記固定台の摺動面に案内段部及び円周溝を周設し、上
    記底壁の外面に、上記案内段部に摺動可能に嵌入する案
    内突起と上記円周溝に摺動可能に挿入される複数個の案
    内アームを立設し、該案内アームの先端部に、上記摺動
    面の裏面に摺動可能に係合する摺動突起を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の電気調理器。
  3. 【請求項3】 底壁の周縁部に周壁が周設され、該周壁
    の内部に、着脱自在に載置される調理板を加熱するシー
    ズヒータと上記調理板の加熱温度を制御する温度調節器
    とが設けられる外装体と、該外装体が摺動可能に接触す
    る摺動面を有する固定台とを有し、上記外装体が水平方
    向に回動可能な回転式の電気調理器において、 上記周壁の全周囲に環状に形成された回転用把手を周設
    したことを特徴とする電気調理器。
  4. 【請求項4】 上記回転用把手の表面に、円周方向に沿
    って複数個の指掛け用突起を突設したことを特徴とする
    請求項3記載の電気調理器。
  5. 【請求項5】 上記回転用把手の上端縁に、調理板の方
    向に突出する指が当接する指止め用突起を周設したこと
    を特徴とする請求項3記載の電気調理器。
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