JPH073665U - 消防用設備の結合部構造 - Google Patents

消防用設備の結合部構造

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JPH073665U
JPH073665U JP3995493U JP3995493U JPH073665U JP H073665 U JPH073665 U JP H073665U JP 3995493 U JP3995493 U JP 3995493U JP 3995493 U JP3995493 U JP 3995493U JP H073665 U JPH073665 U JP H073665U
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孫年 山田
哲男 矢島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消防用設備の結合部を複数部材の接合構造と
することにより、軽量で耐久性の高い消防用設備を提供
する。 【構成】 外周上に雄ねじ2aを備えた係合リング2の
内側にはガイドリング3が接合されている。係合リング
2の内周面とガイドリング3の端面上にはシールリング
4の接続縁4aが接合されている。係合リング2の外周
端部には段部2bが形成されており、ここにジョイント
カバー5が接合される。これらの各部材は全てステンレ
ス鋼板によりプレス成形されたものであり、相互に銀蝋
により接合されている。シールリング4の接続孔4aの
開口縁にはステンレス鋼のパイプ1の左端部aが溶接さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は消防用設備の結合部構造に係り、例えば、消防用ノズルチップや管槍 、消防用ホースの差込み式結合金具、消火栓等の各設備において、相互に通水路 を連結するための結合部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消火栓や消防用ホースの結合具等の消防用設備においては、従来製品と の間において互換性が要請されるので、日本工業規格等において寸法等が厳格に 規定されている。したがって、形状等の自由度が少ないことから、これらの結合 部は砲金(青銅)等の銅合金やアルミニウム合金等を用いて鋳造法により製造さ れているのが現状である。 例えば図5(a)には管槍51と差込み式の結合金具61との結合構造を、( b)には管槍51とノズルチップ71との結合構造を示す。管槍51と一体に鋳 造された拡径された結合部52には内部にゴムパッキン54が装着されるととも に外周面上に雄ねじが形成される。この結合部52には締め輪55が螺合され、 締め輪55の内部には突出方向に付勢された爪56が取付けられ、外周面上には ゴムバンド57が装着される。結合金具61の先端には係合部61aが設けられ 、結合部52に挿入されたときに係合部が爪56に係止されるようになっている 。止め輪62により結合金具61に保持された押し輪63は、内部に押入される ことにより爪56と係合部61aとの係合を解き、管槍51と結合金具61の連 結部を外すようになっている。 管槍51の他側の結合部には、拡径した鍔部53と先端側に突出した係合部5 8とが一体成形されており、鍔部53にはパッキン59が装着され、係合部58 の外周面上には雄ねじが刻設される。ノズルチップ71は係合部58の雄ねじ部 に螺合され、パッキン59により連結部分が封止される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記従来の消防用設備においては、鋳物であるために重くなり 消火活動等において支障が生ずるという問題点があった。また、これらの消防設 備は長期間手入れなしに保管される場合が多い一方で、いざという時には安全確 実に機能しなければならないという宿命を背負っており、消防用設備によっては 数十年もの間保管されている場合もあるため、通常の製品としては充分な耐蝕性 を有する上記合金においても、腐蝕や劣化を生じることが多いことが問題となっ ている。 そこで、本考案は上記問題点に鑑み、軽量で耐久性の高い消防用設備の結合部 を得るのに好適な構造を実現することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案が講じた手段は、他の設備又は部品に係合す べき係合部材と、通水路を形成する管部材及び係合部材に接合するシール部材と 、管部材とシール部材との接合部及び係合部材とシール部材との接合部を外周側 から被覆する被覆部材とを設けるものである。 この場合、各部材を全てオーステナイト系ステンレス鋼で形成することが望ま しく、係合部材、シール部材及び被覆部材を相互に銀蝋で接合するとともに、管 部材とシール部材とを溶接により接合することが好ましい。
【0005】
【作用】
かかる手段によれば、結合部を複数の部材で構成することにより、規格に合致 した結合部の形状及び剛性を鋳造法を用いずに充足できるとともに、結合部の軽 量化を図ることができる。 特に各部材を全てオーステナイト系ステンレス鋼で形成することにより結合部 の強度と耐久性とを向上させることができる。 特に各部材を銀蝋により接合し、管部材との間を溶接により接合すると、製造 コストを抑制することができる。
【0006】
【実施例】 次に、図面を参照して本考案に係る消防用設備の結合部構造の実施例を説明す る。図4に示すように、本実施例は消防用設備としての管槍に適用したものであ る。パイプ1の左端1a側に形成された結合部Aは、図5(a)に示す締め輪5 5を螺合することにより差込み式結合金具61に接続されるものである。一方パ イプ1の右端1b側に形成された結合部Bは、図5(b)に示す消防用ノズルチ ップ71に螺合されるものである。
【0007】 本実施例の管槍は、全てステンレス鋼(SUS304)で形成され、優れた耐 久性を備えるものである。結合部Aは、図1に示すように、係合部材である係合 リング2の外周上に雄ねじ2aを形成し、この内側にガイドリング3を接合して いる。係合リング2の内周面及びガイドリング3にはシール部材であるシールリ ング4の接続縁4bが接合され、シールリング4の接続孔4aの開口縁には管部 材であるパイプ1の左端部aが溶着されている。係合リング2の外周端部には段 部2bが形成され、ここに被覆部材であるジョイントカバー5が取付けられてい る。
【0008】 一方、結合部Bは、図2に示すように、係合部材である環状の係合リング6の 外周上に雄ねじ6aを形成し、係合リング6の内周面にはシール部材であるシー ルリング7が接合されている。シールリング7の内周面端部はパイプ1の右端部 bに溶着されている。シールリング7の外周面には段部7aが形成され、この段 部7aと係合リング6の端部に被覆部材であるジョイントカバー8が接合されて いる。
【0009】 次に、上記結合部Aを例に採ってその製造方法を説明する。それぞれ1.5m m厚のステンレス鋼板をプレス加工等によって成形した係合リング2、ガイドリ ング3、シールリング4、ジョイントカバー5を、図3に示すようにパイプ1の 径と同一径の突起10aを備えた治具10上において組立てる。このとき、係合 リング2とガイドリング3との間には銀蝋シート21を、ガイドリング3とシー ルリング4との間には銀蝋シート22を、シールリング4とジョイントカバー5 との間には銀蝋シート23を、ジョイントカバー5と係合リング2との間には銀 蝋シート24をそれぞれ挟み込む。
【0010】 このように治具上に組立した結合部Aは、そのまま加熱炉に導入されて約13 00℃に加熱され、各部品間が接合される。結合部Aの接合が完了すると、図1 に示すパイプ1の左端部aとシールリング4の開口縁との間を溶接する。 上記治具は、各部の組付精度を出すために各部品の内径に対応した円筒部を段 付き状に形成したものであってもよい。
【0011】 上記実施例では、結合部をステンレス鋼板のみを材料として組み上げたので、 ステンレス鋼の耐蝕性を備え且つ軽量化された消防用設備を製造することができ る。しかも上記のように係合部材、シール部材及び被覆部材によって構成するこ とにより結合部としての剛性を充分に備えた構造が得られている。 また、ステンレス鋼の採用による製造コストの増大は、板材のみを用いている こと、及び各部品を組立した状態で銀蝋により接合することによって最小限に抑 制される。またパイプ1との間は、パイプの長さ等が様々であること、大きな加 熱炉が要求されることから、銀蝋による接合ではなく溶接によって接合すること がコスト上好ましい。 本実施例は一例として管槍の結合部に適用したものを示したが、他の消防用設 備、例えば消火栓、消防用ホースの接続金具、消防車等の各連結部に広く採用で きるものである。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、消防用設備の結合部構造として、他の設備又は 部品に係合すべき係合部材と、通水路を形成する管部材及び係合部材に接合する シール部材と、管部材とシール部材との接合部及び係合部材とシール部材との接 合部を外周側から被覆する被覆部材とを設けることに特徴を有するので、以下の 効果を奏する。 規格に合致した結合部の形状及び剛性を鋳造法を用いずに充足できるとと もに、結合部の軽量化を図ることができる。 特に各部材を全てオーステナイト系ステンレス鋼で形成することにより結 合部の強度と耐久性とを向上させることができる。 特に各部材を銀蝋により接合し、管部材との間を溶接により接合すると、 製造コストを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例としての管槍の結合部Aの
拡大一部断面図である。
【図2】本考案に係る実施例としての管槍の結合部Bの
拡大一部断面図である。
【図3】図1に示す結合部Aの組立状態を示す分解斜視
図である。
【図4】同実施例を適用した管槍の全体側面図である。
【図5】(a)は従来の管槍と差込み式金具との連結部
分を示す拡大一部断面図、(b)は従来の管槍とノズル
チップとの連結部分を示す拡大一部断面図である。
【符号の説明】
1 管槍 A,B 結合部 2,6 係合リング 3 ガイドリング 4,7 シールリング 5,8 ジョイントカバー 21,22,23,24 銀蝋シート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の消防用設備における通水路を連結
    するために、他の設備との連結部に形成される消防用設
    備の結合部構造において、 他の設備又は部品に係合すべき係合部材と、通水路を形
    成する管部材及び係合部材に接合するシール部材と、管
    部材とシール部材との接合部及び係合部材とシール部材
    との接合部を外周側から被覆する被覆部材とを有するこ
    とを特徴とする消防用設備の結合部構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各部材を全てオ
    ーステナイト系ステンレス鋼で形成したことを特徴とす
    る消防用設備の結合部構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記係合部材、シー
    ル部材及び被覆部材を相互に銀蝋で接合するとともに、
    前記管部材と前記シール部材とを溶接により接合したこ
    とを特徴とする消防用設備の結合部構造。
JP1993039954U 1993-06-26 1993-06-26 消防用設備の結合部構造 Expired - Lifetime JP2564611Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585461U (ja) * 1981-07-01 1983-01-13 帝国繊維株式会社 消防用ホ−スの結合装置
JPH02146294U (ja) * 1989-05-17 1990-12-12

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