JPH073667U - 移動式ガス系消火設備 - Google Patents

移動式ガス系消火設備

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JPH073667U
JPH073667U JP3456993U JP3456993U JPH073667U JP H073667 U JPH073667 U JP H073667U JP 3456993 U JP3456993 U JP 3456993U JP 3456993 U JP3456993 U JP 3456993U JP H073667 U JPH073667 U JP H073667U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消火設備を小型化することができると共に、
各容器弁と集合管との接続を迅速容易に行うことがで
き、しかも消火設備の組み立ても能率的に行うことがで
きるようにした移動式ガス系消火設備を提供する。 【構成】 2本のガス系消火剤収納容器2,2の容器弁
2a,2aと集合管4との間に設けた2本の接続管5
a,5bのうち、その一方の接続管5aは、その両端が
上下回動及び水平移動自在なスイベルジョイント16と
ユニバーサルジョイント17とを介して一方の容器弁2
aと集合管4とに接続され、他方の接続管5bは、その
両端が高圧チーズ18とユニバーサルジョイント17と
を介して他方の容器弁2aと集合管4とに接続され、ホ
ース9が格納箱内上部のラック15に掛止されると共
に、格納箱内壁面に沿って格納箱内に巻回状に格納され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、火災発生時に消火ガス放出ノズルを移動させて炭酸ガス等の消火ガ スを放出する移動式ガス系消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の消火設備の一例として図7及び図8に示すものがある。これは、格納 箱1内に複数のガス系消火剤収納容器2,2が並置され、該各容器2,2を支持 する機枠3に固定された集合管4と前記各容器2,2の容器弁2a,2aとが接 続管5a,5bを介して接続され、集合管4と各容器弁2a,2aに取り付けた 開放器6,6とが連通管7を介して連通され、機枠3の天板部3a上に設けたリ ール8に巻回されたホース9の基端部が連結管10を介して集合管4に連結され 、ホース9の先端部に開閉レバー11付き消火ガス放出ノズル12が接続された ものであって、火災発生時には、格納箱1の扉1aを開放し、いずれか一方の開 放器6のノブ6aを押圧して容器弁2aを開放する。これによって、一方の容器 2内のガス系消火剤が接続管5aまたは5b、集合管4及び連通管7を介して他 方の開放器6に導入され、他方の容器弁2aも開放される。続いて、図8仮想線 に示すように、ノズル12を把持して引っ張ることによりリール8に巻回されて いるホース9を引き出し、火災現場で開閉レバー11を開放操作することにより ノズル12から炭酸ガス等の消火ガスを放出することができるようになっている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成において、各容器2,2を設置する場合に、該各容器2,2の 容器弁2a,2aどうしの高さ及び容器弁2a,2a間の間隔がそれまでとは相 違することがある。そこで、接続管5a,5bとして折曲可能な銅管を用い、そ れを所望通りに折曲して、その両端を集合管4と各容器弁2a,2aとに接続す ることにより、上述した高さ及び間隔の相違を吸収しているが、接続管5a,5 bの長さを折曲可能なようにある程度長くしているために、集合管4を容器弁2 a,2aよりも高所に設ける必要があり、これによって消火設備が大型化し、ま た、接続管5a,5bの接続に手間がかかるという難点がある。更に、接続管5 a,5bとしてフレキシブル管を用いることも考えられるが、これでは、フレキ シブル管内面の凹凸による圧力損失が大きいという難点がある。
【0004】 また更に、ホース9を格納箱1内に収納するのにリール8を用いているため、 そのリール8の高さ分だけ消火設備が一層大型化しすると共に、リール8の取付 け作業を足場の悪い高所で行う必要があり、消火設備の組み立てに手間がかかる という欠点もある。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、消火設備を小型化することができると共 に、各容器弁と集合管との接続を迅速容易に行うことができ、且つ圧力損失がほ とんど生じず、しかも消火設備の組み立ても能率的に行うことができるようにし た移動式ガス系消火設備を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、並置された複数のガス系消 火剤収納容器の容器弁と集合管とが接続管を介して接続され、前記集合管と前記 各容器弁に取り付けた開放器とが連通管を介して連通され、前記集合管にホース を介して消火ガス放出ノズルが接続されており、前記開放器を開放操作し、ホー スを格納箱外に移動させて前記ノズルから消火ガスを放出するようにした移動式 ガス系消火設備において、前記各接続管のうち、その全部またはそのうちの適当 なものは、その一端が前記集合管に上下方向回転自在且つ水平方向移動自在に外 嵌するスイベルジョイントに接続されると共に、その他端がユニバーサルジョイ ントを介して前記容器弁に接続されていることを特徴としている。
【0007】 請求項2記載の考案は、並置された複数のガス系消火剤収納容器のまわりに前 記ホースを巻回できるように、上記複数のガス系消火剤収納容器の上方にホース 掛止用ラックが設けられていることを特徴としている。
【0008】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、各ガス系消火剤収納容器を並置したときにに、 該各容器の容器弁どうしの高さや容器弁間の間隔がそれまでとは相違するときで も、一端がスイベルジョイントを介して集合管に接続されている接続管を集合管 に沿って水平移動させたり上下回動させると共に、その接続管の他端をユニバー サルジョイントを介して容器弁に接続するだけで、上述した高さや間隔の相違を 吸収して、容器弁と集合管とを簡単に接続することができる。
【0009】 請求項2記載の考案によれば、ホースを、複数のガス系消火剤収納容器のまわ りに巻回できるようにラックに掛止するようにしたため、そのラックの高さが従 来のリールに比べて著しく低くできることによって、消化設備を一段と小型化す ることができると共に、火災発生時に、ノズルを把持して引っ張ることによりラ ックに掛止されているホースを引き出し、火災現場でノズルの開閉レバーを開放 することにより、そのノズルから炭酸ガス等の消火ガスを放出することができる 。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図5及び図6は移動式ガス系消火設備の全体を示すものであって、複数のガス 系消火剤収納容器2,2は図示のように格納箱1内に並置されている。なお、格 納箱1を設けない場合は床、台等に並置される。この並置された複数のガス系消 火剤収納容器2,2を固定する固定体たる機枠3の上端部に平面視略コ字状のラ ック15が水平方向に突設され、基端部が集合管4の一端部に接続されたホース 9がラック15に掛止されると共に、格納箱1の内壁面に沿って巻回状に格納さ れており、ラック15の高さが図7及び図8に示すリール8に比べて著しく低い から、消火設備を従来に比べて一段と小型化することができるものである。
【0011】 また、図1〜図3に示すように、各容器2,2の容器弁2a,2aと集合管4 とを接続する各接続管5a,5bのうち、その一方の位置調整側接続管5aは、 その一端がスイベルジョイント16を介して集合管4の一端部に接続されると共 に、その他端がユニバーサルジョイント17を介して一方の容器2の容器弁2a に接続され、その他方の位置決め基準側接続管5bは、その一端が高圧チーズ1 8を介して集合管4の他端部に接続されると共に、その他端がユニバーサルジョ イント17を介して他方の容器2の容器弁2aに接続されている。
【0012】 スイベルジョイント16は、図2及び図3に示すように、集合管4に水密パッ キン20を介して上下回動自在に外嵌すると共に、集合管4に所定間隔αをおい て嵌合させた一対のストッパーリング21,21間で水平移動自在とされ、且つ 集合管4に貫設した貫通孔22を介して集合管4内に連通しており、このスイベ ルジョイント16を上下左右に移動させることにより、これに接続した位置調整 側接続管5aを対向する容器弁2aに位置合わせすることができるようになって いる。なお、23はスイベルジョイント16に取り付けた安全装置であって、集 合管4内のガス圧が所定圧以上に昇圧したときにガスを外部に逃がすものである 。
【0013】 ユニバーサルジョイント17は、図4に示すように、一端側の平面部25aが 容器弁2aの吐出口の凹段部26に嵌合すると共に、他端側の円弧状外周縁部2 5bが接続管5aのテーパ状端面27に当接する真鍮などからなる金属製リング 状連結パッキン25と、接続管5aの他端部に一定の間隙βをおいて遊嵌合する と共に、その内面に形成した段部のテーパ内面28aが接続管5aの外面に形成 した鍔部の円弧状外周縁部29に当接し、且つ容器弁2aの雄ねじ部30に螺合 する袋ナット28とから構成されており、図4仮想線で示すように、連結パッキ ン25及び袋ナット28が一体的に上下左右に移動自在であって、容器弁2aと 接続管5aとの間の微妙な位置ずれを吸収することができるようになっている。 なお、この実施例の連結パッキン25は、容器弁2aに当接する部分に銅製シー ルリング31をかしめて取付けており、水密性の向上を図っている。
【0014】 高圧チーズ18は、図2に示すように、平面視略T字状であって、集合管4と 位置決め基準側接続管5bと開放器6,6に連通する連通管7との三者を一体的 に接続するものである。
【0015】 上記構成において、火災発生時には、格納箱1の扉1aを開放し、いずれか一 方の開放器6のノブ6aを押圧して容器弁2aを開放する。これによって、一方 の容器2内のガス系消火剤が接続管5aまたは5b、集合管4及び連通管7を介 して他方の開放器6に導入され、他方の容器弁2aも開放される。続いて、ノズ ル12を把持して引っ張ることによりラック15に掛止されているホース9を引 き出し、火災現場で開閉レバー11を開放操作することによりノズル12から炭 酸ガス等の消火ガスを放出することができるようになっている。
【0016】 また、各ガス系消火剤収納容器2,2に配管を接続する場合には、まず、一端 が高圧チーズ18を介して集合管4に接続されている位置決め基準側接続管5b の他端をユニバーサルジョイント17を介して一方の容器2の容器弁2aに接続 した後、一端がスイベルジョイント16を介して集合管4に接続されている位置 調整側接続管5aを上下回動及び水平移動させて位置調整し、続いて、その位置 調整側接続管5aの他端をユニバーサルジョイント17を介して他方の容器2の 容器弁2aに接続すればよい。これによって、各容器2,2の容器弁2a,2a どうしの高さや容器弁2a,2a間の間隔がそれまでとは相違するときでも、そ の高さや間隔の相違を吸収して、容器弁2a,2aと集合管4とを簡単に接続す ることができ、また、接続管5a,5bに従来のように位置調整のための折曲加 工を施す必要がなく、その長さを短くすることができるから、集合管4を容器弁 2a,2aとほぼ同一高さ位置に設置することができ、これによって、消火設備 を従来に比べて小型化することができる。
【0017】 上記実施例では、位置調整側接続管5aと集合管4との間にだけスイベルジョ イント16を設けたが、位置決め基準側接続管5bと集合管4との間にもスイベ ルジョイント16を設けてもよい。これによって、位置調整を一層容易に行うこ とができる。
【0018】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、各ガス系消火剤収納容器を設置したときに、該 各容器の容器弁どうしの高さや容器弁間の間隔がそれまでとは相違するときでも 、一端がスイベルジョイントを介して集合管に接続されている接続管を集合管に 沿って水平移動させたり上下回動させると共に、その接続管の他端をユニバーサ ルジョイントを介して容器弁に接続するだけで、上述した高さや間隔の相違を吸 収して、容器弁と集合管とを簡単に接続することができる。また、この場合、接 続管に従来のように位置調整のための折曲加工を施す必要がなく、その長さを短 くすることができるから、集合管を容器弁とほぼ同一高さ位置に設置することが でき、これによって、消火設備を従来に比べて小型化することができる。また、 接続管として通常のパイプを用いることができるから、フレキシブル管を用いた 場合のように圧力損失が大きくなることもない。
【0019】 請求項2記載の考案によれば、ホースをラックに掛止するようにしており、そ のラックの高さが従来のリールに比べて著しく低くできるから、消化設備を一段 と小型化することができ、また、それによって、高所作業をする必要もなくなる から、消火設備の組み立ても容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である消火設備の分解斜視図
である。
【図2】同要部の水平断面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB部分の拡大断面図である。
【図5】同設備全体の縦断正面図である。
【図6】同設備全体の縦断側面図である。
【図7】従来例を示す縦断正面図である。
【図8】同縦断側面図である。
【符号の説明】
1 格納箱 2 ガス系消火剤収納容器 2a 容器弁 3 機枠(固定体) 4 集合管 5a 接続管 5b 接続管 6 開放器 7 連通管 9 ホース 12 消火ガス放出ノズル 16 スイベルジョイント 17 ユニバーサルジョイント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並置された複数のガス系消火剤収納容器
    の容器弁と集合管とが接続管を介して接続され、前記集
    合管と前記各容器弁に取り付けた開放器とが連通管を介
    して連通され、前記集合管にホースを介して消火ガス放
    出ノズルが接続されており、前記開放器を開放操作し、
    ホースを格納箱外に移動させて前記ノズルから消火ガス
    を放出するようにした移動式ガス系消火設備において、
    前記各接続管のうち、その全部またはそのうちの適当な
    ものは、その一端が前記集合管に上下方向回転自在且つ
    水平方向移動自在に外嵌するスイベルジョイントに接続
    されると共に、その他端がユニバーサルジョイントを介
    して前記容器弁に接続されていることを特徴とする移動
    式ガス系消火設備。
  2. 【請求項2】 並置された複数のガス系消火剤収納容器
    のまわりに前記ホースを巻回できるように、上記ガス系
    消火剤収納容器の上方にホース掛止用ラックが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の移動式ガス系消
    火設備。
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