JPH0736749Y2 - 孔版印刷用スキージ - Google Patents
孔版印刷用スキージInfo
- Publication number
- JPH0736749Y2 JPH0736749Y2 JP8646591U JP8646591U JPH0736749Y2 JP H0736749 Y2 JPH0736749 Y2 JP H0736749Y2 JP 8646591 U JP8646591 U JP 8646591U JP 8646591 U JP8646591 U JP 8646591U JP H0736749 Y2 JPH0736749 Y2 JP H0736749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squeegee
- stencil
- inclined surface
- inclination angle
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Screen Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は孔版印刷用スキージに関
する。
する。
【0002】
【従来技術とその問題点】電気配線基板の表面実装にお
ける電気部品の樹脂封止を、孔版印刷手段の適用で行な
うことが普及しつつある。孔版印刷手段による樹脂封止
法によれば、電気部品の搭載パターンと同一の通孔パタ
ーンを有する孔版が用いられ、該孔版の通孔と、該通孔
に位置合せされた電気部品との間の空隙内に、印刷イン
キとしての液状樹脂をスキージの作動をして押込み充填
することにより電気部品の樹脂封止を行い得る。
ける電気部品の樹脂封止を、孔版印刷手段の適用で行な
うことが普及しつつある。孔版印刷手段による樹脂封止
法によれば、電気部品の搭載パターンと同一の通孔パタ
ーンを有する孔版が用いられ、該孔版の通孔と、該通孔
に位置合せされた電気部品との間の空隙内に、印刷イン
キとしての液状樹脂をスキージの作動をして押込み充填
することにより電気部品の樹脂封止を行い得る。
【0003】孔版印刷は孔版と、スキージとインキ(液
状樹脂)の3つの要素を基本として考えられる。一般的
にスキージからみた孔版印刷のメカニズムは、図3に示
すようにスキージaを一定角度αで力F0 の方向に摺動
させることにより樹脂bにローリングを与えて樹脂bを
孔版に押し込む内圧(滲出圧F)を生じさせ、版面上の
樹脂を切り取って被印刷物に転写させる。このとき滲出
圧Fは F=F0 tanα と表わされ、αが小さいほどFが大きくなる。また孔版
に押し込まれる樹脂の量は角度αとスキージ壁面により
形成されるローリング径の大きさにより決定される。
状樹脂)の3つの要素を基本として考えられる。一般的
にスキージからみた孔版印刷のメカニズムは、図3に示
すようにスキージaを一定角度αで力F0 の方向に摺動
させることにより樹脂bにローリングを与えて樹脂bを
孔版に押し込む内圧(滲出圧F)を生じさせ、版面上の
樹脂を切り取って被印刷物に転写させる。このとき滲出
圧Fは F=F0 tanα と表わされ、αが小さいほどFが大きくなる。また孔版
に押し込まれる樹脂の量は角度αとスキージ壁面により
形成されるローリング径の大きさにより決定される。
【0004】現在提供されているスキージは材質として
はゴム弾性体が最もよく用いられており、図4に示す平
スキージの場合は、先端角αで印刷を行なっても、孔版
面との摩擦抵抗によってスキージaの先端が曲がるの
で、滲出圧はこのスキージaの湾曲により形成される角
度α0 に起因するため、見掛けの角度αの時よりも大き
な力が得られる。その上ローリング径は角度αに起因す
るため、孔版に押込まれる樹脂量も充分に確保できる。
はゴム弾性体が最もよく用いられており、図4に示す平
スキージの場合は、先端角αで印刷を行なっても、孔版
面との摩擦抵抗によってスキージaの先端が曲がるの
で、滲出圧はこのスキージaの湾曲により形成される角
度α0 に起因するため、見掛けの角度αの時よりも大き
な力が得られる。その上ローリング径は角度αに起因す
るため、孔版に押込まれる樹脂量も充分に確保できる。
【0005】しかしながら平スキージを用いて孔版印刷
を行なう場合は、図5に示すようにスキージaの先端湾
曲は、孔版cの通孔c1 の部分を通過する際に開放さ
れ、転写した樹脂層b1 の上面に凹みdを作るという問
題点があり、この現象は通孔の面積が大きくなるにつれ
て著るしくなる。また平スキージは版面に対し傾斜して
接しているため、スキージストロークが垂直タイプのも
のに比べて長くなり、孔版や印刷機も大きなものが必要
となる。
を行なう場合は、図5に示すようにスキージaの先端湾
曲は、孔版cの通孔c1 の部分を通過する際に開放さ
れ、転写した樹脂層b1 の上面に凹みdを作るという問
題点があり、この現象は通孔の面積が大きくなるにつれ
て著るしくなる。また平スキージは版面に対し傾斜して
接しているため、スキージストロークが垂直タイプのも
のに比べて長くなり、孔版や印刷機も大きなものが必要
となる。
【0006】上記の問題点を解決するために、図6に示
すような角スキージa′が提案されている。しかしなが
ら角スキージa′は角度αが45°と一定なため、滲出
圧に限界があり、またローリング径も小さいため、図7
に示すように孔版cの厚みや通孔c1 の開口面積が大き
くなるにつれて、通孔c1 に押込まれる樹脂bの量が不
足気味となるという問題点がある。
すような角スキージa′が提案されている。しかしなが
ら角スキージa′は角度αが45°と一定なため、滲出
圧に限界があり、またローリング径も小さいため、図7
に示すように孔版cの厚みや通孔c1 の開口面積が大き
くなるにつれて、通孔c1 に押込まれる樹脂bの量が不
足気味となるという問題点がある。
【0007】本考案はこのような従来の問題点を一掃す
ることを目的としてなされたものである。
ることを目的としてなされたものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本考案は、孔版面に対
し垂直に支持される硬質のスキージ本体を具備し、該本
体には、下端に孔版面に対する線接触部が形成されてい
ると共に、該線接触部より前面側に、当該線接触部より
上方へ連成する比較的傾斜角度の小さい第1傾斜面と、
該傾斜面の上端より上方へ連成する比較的傾斜角度の大
きい第2傾斜面とが形成されていることを特徴とする孔
版印刷用スキージに係る。
し垂直に支持される硬質のスキージ本体を具備し、該本
体には、下端に孔版面に対する線接触部が形成されてい
ると共に、該線接触部より前面側に、当該線接触部より
上方へ連成する比較的傾斜角度の小さい第1傾斜面と、
該傾斜面の上端より上方へ連成する比較的傾斜角度の大
きい第2傾斜面とが形成されていることを特徴とする孔
版印刷用スキージに係る。
【0009】
【実施例】以下に本考案の1実施例を添附図面にもとづ
き説明すると次の通りである。
き説明すると次の通りである。
【0010】本考案スキージは図1〜2に示すように、
孔版面a1 に対し垂直となるようにホルダー1に支持さ
れるスキージ本体2を具備している。
孔版面a1 に対し垂直となるようにホルダー1に支持さ
れるスキージ本体2を具備している。
【0011】上記本体2は硬質であることが必要であ
り、硬質ゴムその他硬質プラスチックなどから、孔版a
の幅方向に長尺の板状に成形され、通常は9mm程度の
肉厚を持っている。
り、硬質ゴムその他硬質プラスチックなどから、孔版a
の幅方向に長尺の板状に成形され、通常は9mm程度の
肉厚を持っている。
【0012】上記本体2の下端には、孔版面a1 への線
接触部3が、厚み方向の中心位置、好ましくは図示のよ
うに後方側に多少片寄って、形成されている。
接触部3が、厚み方向の中心位置、好ましくは図示のよ
うに後方側に多少片寄って、形成されている。
【0013】更に上記本体2には、線接触部3を基準に
して、後方側に後部傾斜面4が、また前方側に第1と第
2の傾斜面5,6が、それぞれ形成されている。
して、後方側に後部傾斜面4が、また前方側に第1と第
2の傾斜面5,6が、それぞれ形成されている。
【0014】後部傾斜面4はスキージ本体2の下端と孔
版面a1 との間に間隔を保つためのものであり、線接触
部3から後垂直壁面21に向けて、任意の角度、例えば
45°の角度で形成されている。
版面a1 との間に間隔を保つためのものであり、線接触
部3から後垂直壁面21に向けて、任意の角度、例えば
45°の角度で形成されている。
【0015】一方前方側の第1及び第2傾斜面5,6の
うち、第1傾斜面5は線接触部3から前方且つ斜め上方
に向けて形成されている。第1傾斜面5は主として孔版
通孔への樹脂押込みに必要な滲出圧を得るための部分で
あり、その傾斜角度は比較的小さく、例えば5〜30°
の傾斜角度の範囲内から孔版の厚みや通孔形状などを考
慮し、適宜選択される。傾斜角度が上記範囲に達しない
場合は、見掛け上単一の傾斜角度に近くなり、2段傾斜
の効果が得難くなり、また上記範囲を超える場合は、所
定の滲出圧を得ることがむずかしくなるので、好ましく
ない。
うち、第1傾斜面5は線接触部3から前方且つ斜め上方
に向けて形成されている。第1傾斜面5は主として孔版
通孔への樹脂押込みに必要な滲出圧を得るための部分で
あり、その傾斜角度は比較的小さく、例えば5〜30°
の傾斜角度の範囲内から孔版の厚みや通孔形状などを考
慮し、適宜選択される。傾斜角度が上記範囲に達しない
場合は、見掛け上単一の傾斜角度に近くなり、2段傾斜
の効果が得難くなり、また上記範囲を超える場合は、所
定の滲出圧を得ることがむずかしくなるので、好ましく
ない。
【0016】一方第2傾斜面6は、上記傾斜面5の上端
から前垂直壁面22に向けて形成される。第2傾斜面6
は主として孔版通孔への樹脂の充填に必要な所定のロー
リング径を得るための部分であり、その傾斜角度は比較
的大きく、例えば25〜70°の角度範囲内から孔版の
厚さ、通孔形状などを考慮し、適宜選択される。傾斜角
度が上記範囲に達しない場合は、所定のローリング径が
得られなくなる傾向となり、また上記範囲を超えるとロ
ーリング径が不必要に拡大されるため、望ましいローリ
ングの状態が得難くなる傾向となるので、いずれも好ま
しくない。
から前垂直壁面22に向けて形成される。第2傾斜面6
は主として孔版通孔への樹脂の充填に必要な所定のロー
リング径を得るための部分であり、その傾斜角度は比較
的大きく、例えば25〜70°の角度範囲内から孔版の
厚さ、通孔形状などを考慮し、適宜選択される。傾斜角
度が上記範囲に達しない場合は、所定のローリング径が
得られなくなる傾向となり、また上記範囲を超えるとロ
ーリング径が不必要に拡大されるため、望ましいローリ
ングの状態が得難くなる傾向となるので、いずれも好ま
しくない。
【0017】第2傾斜面6の傾斜角度d2 は、第1傾斜
面5の傾斜角度d1 よりも大きいことが必要であり、両
者の角度差d2 −d1 は通常は15〜40°の範囲内か
ら適宜選択決定される。角度差が上記範囲に達しない場
合は、見掛け上単一の傾斜角度に近くなり、一方上記範
囲を超える場合は、いずれか一方の角度のみに支配され
る傾向となり、いずれも好ましくない。
面5の傾斜角度d1 よりも大きいことが必要であり、両
者の角度差d2 −d1 は通常は15〜40°の範囲内か
ら適宜選択決定される。角度差が上記範囲に達しない場
合は、見掛け上単一の傾斜角度に近くなり、一方上記範
囲を超える場合は、いずれか一方の角度のみに支配され
る傾向となり、いずれも好ましくない。
【0018】第1傾斜面5と第2傾斜面6との厚み方向
の幅L1 ,L2 の比率は、L1 :L2 =1/4〜1:1
程度が適当である。一般的にいって、第1傾斜5の幅L
1 が上記比率に達しない場合は、所定の滲出圧の確保が
困難となり、また超える場合は、ローリング径への悪影
響が考えられ、いずれも好ましくない。
の幅L1 ,L2 の比率は、L1 :L2 =1/4〜1:1
程度が適当である。一般的にいって、第1傾斜5の幅L
1 が上記比率に達しない場合は、所定の滲出圧の確保が
困難となり、また超える場合は、ローリング径への悪影
響が考えられ、いずれも好ましくない。
【0019】図2に本考案スキージによる孔版印刷時の
状況が孔版aの部分のみを拡大して示されている。
状況が孔版aの部分のみを拡大して示されている。
【0020】スキージ本体2は孔版面a1 に対し垂直と
なるようにホルダー1に支持されているので、図4に示
す従来の傾斜タイプのものよりスキージストロークが短
くなり、孔版や印刷機もそれだけ小さいものでよい。
なるようにホルダー1に支持されているので、図4に示
す従来の傾斜タイプのものよりスキージストロークが短
くなり、孔版や印刷機もそれだけ小さいものでよい。
【0021】更にスキージ本体1は前面の下部に比較的
傾斜角度の小さい第1傾斜面5を有しているので、先端
湾曲により見掛けの傾斜角度を減ずる図4に示すゴム弾
性平スキージと同様に充分大きな滲出圧を確保できる。
傾斜角度の小さい第1傾斜面5を有しているので、先端
湾曲により見掛けの傾斜角度を減ずる図4に示すゴム弾
性平スキージと同様に充分大きな滲出圧を確保できる。
【0022】更に前面の上部には、比較的傾斜角度の大
きい第2傾斜面6を有しているので、図1に破線で示す
ようにローリング径も充分に大きくなり、図2に示すよ
うに孔版通孔cに対する樹脂の押込み量も充分に確保で
きる。
きい第2傾斜面6を有しているので、図1に破線で示す
ようにローリング径も充分に大きくなり、図2に示すよ
うに孔版通孔cに対する樹脂の押込み量も充分に確保で
きる。
【0023】更にスキージ本体2は硬質であるので、図
4に示す従来タイプのものに見られるような先端湾曲ひ
いては転写樹脂層上面に凹みを発生させる危険性がな
く、図2に示すように転写樹脂層b1 上面を平滑に保持
できる。
4に示す従来タイプのものに見られるような先端湾曲ひ
いては転写樹脂層上面に凹みを発生させる危険性がな
く、図2に示すように転写樹脂層b1 上面を平滑に保持
できる。
【0024】
【効果】本考案スキージによれば、前面下部に比較的傾
斜角度の小さい第1傾斜面をまた上部に比較的傾斜角度
の大きい第2傾斜面を有しているので、之等第1及び第
2の傾斜面の働きで所定の滲出圧並びにローリング径を
確保できると共に、これが硬質であるので、転写樹脂層
の上面を常時平滑に保持することが可能となり、品質、
性能のよい孔版印刷用スキージを提供できる。
斜角度の小さい第1傾斜面をまた上部に比較的傾斜角度
の大きい第2傾斜面を有しているので、之等第1及び第
2の傾斜面の働きで所定の滲出圧並びにローリング径を
確保できると共に、これが硬質であるので、転写樹脂層
の上面を常時平滑に保持することが可能となり、品質、
性能のよい孔版印刷用スキージを提供できる。
【図1】本考案の1実施例をしめす要部の側面図であ
る。
る。
【図2】その1使用状況を示す説明図である。
【図3】スキージの基本要素の説明図である。
【図4】従来のスキージの1例を示す説明図である。
【図5】その1使用状況を示す説明図である。
【図6】従来のスキージの他の1例を示す説明図であ
る。
る。
【図7】その1使用状況を示す説明図である。
1 スキージ本体 2 線接触部 3 第1傾斜面 4 第2傾斜面
Claims (1)
- 【請求項1】 孔版面に対し垂直に支持される硬質のス
キージ本体を具備し、該本体には、下端に孔版面に対す
る線接触部が形成されていると共に、該線接触部より前
面側に、当該線接触部より上方へ連成する比較的傾斜角
度の小さい第1傾斜面と、該傾斜面の上端より上方へ連
成する比較的傾斜角度の大きい第2傾斜面とが形成され
ていることを特徴とする孔版印刷用スキージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8646591U JPH0736749Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 孔版印刷用スキージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8646591U JPH0736749Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 孔版印刷用スキージ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535273U JPH0535273U (ja) | 1993-05-14 |
| JPH0736749Y2 true JPH0736749Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=13887710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8646591U Expired - Lifetime JPH0736749Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 孔版印刷用スキージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736749Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120052529A (ko) * | 2010-11-16 | 2012-05-24 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판 인쇄용 스퀴지 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP8646591U patent/JPH0736749Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0535273U (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |