JPH073682Y2 - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH073682Y2
JPH073682Y2 JP1990017699U JP1769990U JPH073682Y2 JP H073682 Y2 JPH073682 Y2 JP H073682Y2 JP 1990017699 U JP1990017699 U JP 1990017699U JP 1769990 U JP1769990 U JP 1769990U JP H073682 Y2 JPH073682 Y2 JP H073682Y2
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JP
Japan
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capacitor
conductor pattern
resonator
dielectric
tongue
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JP1990017699U
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Inventor
宏 増野
節雄 疋田
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富士電気化学株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主としてマイクロ波帯域で用いる誘電体フィ
ルタに関するものである。更に詳しく述べると、誘電体
共振器の共振子穴開放端から放射状に延びる導体パター
ンを形成することにより、その上にコンデンサを接続で
き、接続した状態でコンデンサからはみ出ている部分を
削ることで電気的な特性を調整可能とした誘電体フィル
タに関するものである。
このフィルタは自動車電話等の移動体通信や衛星通信な
どの分野で用いられる。
[従来の技術] 誘電体フィルタとして、例えば第5図に示すように、直
方体状の誘電体ブロック10の長手方向に複数(ここでは
4個)の共振子穴12と結合用穴14を交互に設け、それら
が開口している面の一方を開放面(ここでは上面)とし
て、その開放面を除く外表面と、共振子穴の内壁面に導
体膜16を形成したλ/4型の誘電体同軸共振器を用いるも
のがある。
このような誘電体フィルタの入出力結合の一つとして、
両端に位置する共振子穴の開放端に結合コンデンサを取
り付ける構造がある。そのためリベット形の金属端子を
挿入するか、共振子穴の開放端に導体パターンを設け
る。なかでも第5図及び第6図に示す導体パターン方式
は、特別な部品を使用せずに済み好ましい。従来の導体
パターン18は単なるリング状であり、その上に載せるコ
ンデンサ20よりも小さい。つまりコンデンサ20を搭載接
続すると、導体パターン18は隠れてしまう。
[考案が解決しようとする課題] 従来の誘電体フィルタで電気的な特性、例えば共振波数
を調整する必要がある場合、誘電体ブロックの端面もし
くは端縁部分を削り取ることで行っている。このためケ
ースと誘電体ブロックとの間を、その作業ができるよう
に、ある程度あけておく必要があり、ケースが必要以上
に大きくなる欠点があった。また削り調整する際に、配
線等に傷を付ける虞れもあった。このため作業は煩瑣で
あり、熟練を必要とした。
本考案の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消
し、誘電体ブロック端面あるいは端縁部分の削り取り調
整作業を無くし、ケースと誘電体ブロックとを密着させ
ることを可能にしてケースの小形化を図り、また調整
を、より正確に安定に行なえる誘電体フィルタを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため本考案では、コンデンサ接続
用の導体パターンは、複数の舌片状部が共振子穴開放端
の周囲から放射状に延び、それらの基端が全て共振子穴
の導体膜に接続し、先端がコンデンサを搭載接続した時
にコンデンサからはみ出る形状にしている。
[作用] コンデンサ接続用の導体パターンは放射状に延び、コン
デンサを接続した状態でコンデンサからはみ出るため、
導体パターンの先端を削り取ることが可能になる。導体
パターンを先端側から削ると、その面積が変化し、それ
により見掛け上、コンデンサ容量を可変したようにな
る。つまり共振周波数が下がる方向に変化する。削り取
りは各舌片状部毎に行えるため、削り過ぎは無くなる。
また機種により削り部分を把握できれば、同じ場所を削
ればよいため、調整時間の短縮にもつながる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図である。誘
電体共振器の基本的な構成は、その両端部の導体パター
ン形状を除けば従来技術と同様であってよい。マイクロ
波用の高誘電率材料の焼結体からなるほぼ直方体状の誘
電体ブロック10を用いる。この誘電体ブロック10は中央
部分が高く、両端部分が低い段差付き構造である。誘電
体ブロック10の長手方向に、間隔をおいて4個の共振子
穴12を形成すると共に、それらの間に結合用穴14を設け
る。そして共振子穴12が開口している面の一方を開放面
(第1図では上面)、他方を短絡面として、開放面を除
く誘電体ブロック外表面と、共振子穴12の内壁面に導体
膜16を形成する。同図において影線を付した部分が導体
膜を設けた面、細かな点々を付した部分は導体膜が無く
誘電体の素地が露出している面を表している。なお導体
膜18は例えば銀ペーストの焼付け等による極く薄い導電
材の層であってもよい。
このような誘電体共振器において、その開放面に、両端
に位置する共振子穴12の内壁面の導体膜と導通するコン
デンサ接続用の導体パターン22を設け、その導体パター
ン22の上にコンデンサ20を搭載接続する。本考案の特徴
は、この導体パターン22の形状である。ここでは4本の
舌片状部22aが共振子穴開放端の周囲のリング状部22bか
ら放射状に延び、それらの基端は全て共振子穴12の導体
膜に接続し、先端は全てコンデンサ20からはみ出るよう
になっている。
コンデンサ20は主としてリング状部22bの上に位置し、
半田付けにより接続されるか、あるいは導体パターンの
塗布をした後に搭載し、焼付け時に同時に固定すること
で接続される。
第2図に示すように、仮想線で示すコンデンサ20に対し
て、導体パターン22の各舌片状部22aの先端がはみ出て
おり、第3図に示すように、その状態で接続される。従
って、はみ出ている舌片状部22aは、容易に削り取るこ
とができ、それによって電気的な調整が行なえる。
導体パターンの形状は種々変更できる。その例を第4図
に示す。同図Aは導体パターン24を十字状にした例、同
図Bはより多くの舌片状部26を放射状に設けた例であ
る。これらは全ての舌片状部の先端がコンデンサ20より
もはみ出ている。同図Cは長い舌片状部22aと短い舌片
状部28bとを交互に設け、長い方のみ先端がコンデンサ2
0からはみ出るようにした例である。導体パターンの形
状はこれらに限定されるものではない。但し、削り取る
のに際しては、分離した導体パターンが生じないように
先端から順次削り取るようにする。分離した導体パター
ンが存在すると、余分な浮遊容量が現れ動作を不安定に
するなど不都合が大きいからである。
なお上記の実施例では共振子穴が4個で間に結合用穴が
存在する帯域通過フィルタの例であるが、共振子穴の形
成個数(段数)は4段に限られるものではなく、任意の
段数のフィルタに適用できる。また結合用穴のないフィ
ルタにも適用できる。単一の共振子穴を有する誘電体共
振器にも適用でき、入出力構造としてのみならず、リジ
ェクション用などでもよい。いずれにしても本考案は、
コンデンサを誘電体共振器の共振子穴に接続する必要が
ある全ての場合に使用できる。
[考案の効果] 本考案は上記のようにコンデンサ接続用の導体パターン
として、複数の舌片状部が共振子穴開放端の周囲から放
射状に延び、それらの基端は全て共振子穴の導体膜に接
続され、先端は搭載接続したコンデンサからはみ出るよ
うな形状にしたから、単にコンデンサの搭載接続が可能
となるばかりでなく、はみ出ている導体パターンを削り
取ることによって誘電体共振器の電気的特性の調整を容
易に行うことができる効果が生じる。
本考案では開放面側の導体パターンを削り取るため、ケ
ースと誘電体共振器との間に余分な間隔を設けておく必
要が無くなり、ケースを小型化できる。また各舌片状部
毎に削り取り作業を行うため、削り過ぎによる不良が生
じず、削り部分を機種により把握できれば同じ場所を削
ればよいため調整時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る誘電体フィルタの一実施例を示す
分解斜視図、第2図はその誘電体ブロックの端部の部分
平面図、第3図は組立後の部分断面図、第4図A,B,Cは
コンデンサ接続用の導体パターンの例を示す説明図、第
5図は従来技術の一例を示す分解斜視図、第6図はその
誘電体ブロックの部分平面図である。 10……誘電体ブロック、12……共振子穴、14……結合用
穴、16……導体膜、18,22……導体パターン、20……コ
ンデンサ、22a……舌片状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1/4波長型の誘電体同軸共振器の開放面
    に、共振子穴の内壁面の導体膜と導通するコンデンサ接
    続用の導体パターンを設け、その導体パターン上にコン
    デンサを搭載接続した誘電体フィルタにおいて、前記導
    体パターンは、複数の舌片状部が共振子穴開放端の周囲
    から放射状に延び、それらの基端は全て共振子穴の導体
    膜に接続し、先端は前記コンデンサからはみ出る形状に
    なっている誘電体フィルタ。
JP1990017699U 1990-02-23 1990-02-23 誘電体フィルタ Expired - Lifetime JPH073682Y2 (ja)

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JP1990017699U JPH073682Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 誘電体フィルタ

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JPH03109403U JPH03109403U (ja) 1991-11-11
JPH073682Y2 true JPH073682Y2 (ja) 1995-01-30

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