JPH0736850Y2 - シートベルトのリトラクタ - Google Patents
シートベルトのリトラクタInfo
- Publication number
- JPH0736850Y2 JPH0736850Y2 JP1989037738U JP3773889U JPH0736850Y2 JP H0736850 Y2 JPH0736850 Y2 JP H0736850Y2 JP 1989037738 U JP1989037738 U JP 1989037738U JP 3773889 U JP3773889 U JP 3773889U JP H0736850 Y2 JPH0736850 Y2 JP H0736850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- pawl
- ratchet wheel
- lock ring
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシートベルトのリトラクタに係り、特に、スピ
ンドルとこのスピンドルに取り付けられた慣性部材との
間に回転速度差による相対回転が生じたとき、スピンド
ルに取り付けられたラチェットホイールにパウルを係合
させてスピンドルの引出方向の回転を阻止するシートベ
ルトのリトラクタに関する。
ンドルとこのスピンドルに取り付けられた慣性部材との
間に回転速度差による相対回転が生じたとき、スピンド
ルに取り付けられたラチェットホイールにパウルを係合
させてスピンドルの引出方向の回転を阻止するシートベ
ルトのリトラクタに関する。
シートベルトのリトラクタにおいては、自動車の衝突等
の異常な衝撃を受けたとき、乗員を保護するために、ス
ピンドルの引出方向の回転を阻止する機構を設けてあ
る。
の異常な衝撃を受けたとき、乗員を保護するために、ス
ピンドルの引出方向の回転を阻止する機構を設けてあ
る。
従来、この種のシートベルトのリトラクタとして、特開
昭59-88165号公報に記載のものが提供されている。この
ものは、フレームに回転可能に支承されると共にウエビ
ング巻取力を付与されたスピンドルと、このスピンドル
に取り付けられたラチェットホイールと、スピンドルに
相対回転可能に取り付けられた慣性部材と、内歯とカム
スロットを有しスピンドルに相対回転可能に取り付けら
れ且つ巻取方向へ回転するようにばねにより付勢された
ロックリングと、スピンドルと慣性部材との間に回転速
度差が生じたときに前記ロックリングの内歯に係合して
ロックリングとスピンドルとを連結する係合手段と、前
記ロックリングのカムスロットに受け入れられる係合突
起を有しフレームに揺動可能に支承されたパウルとによ
り構成されたものである。
昭59-88165号公報に記載のものが提供されている。この
ものは、フレームに回転可能に支承されると共にウエビ
ング巻取力を付与されたスピンドルと、このスピンドル
に取り付けられたラチェットホイールと、スピンドルに
相対回転可能に取り付けられた慣性部材と、内歯とカム
スロットを有しスピンドルに相対回転可能に取り付けら
れ且つ巻取方向へ回転するようにばねにより付勢された
ロックリングと、スピンドルと慣性部材との間に回転速
度差が生じたときに前記ロックリングの内歯に係合して
ロックリングとスピンドルとを連結する係合手段と、前
記ロックリングのカムスロットに受け入れられる係合突
起を有しフレームに揺動可能に支承されたパウルとによ
り構成されたものである。
そして、スピンドルと慣性部材との間に回転速度差が生
じたとき、係合手段によりロックリングがスピンドルに
連結され、パウルの係合突起がロックリングのカムスロ
ット内を摺動することによりパウルが揺動してラチェッ
トホイールと係合し、スピンドルの引出方向の回転を阻
止するようにしてある。
じたとき、係合手段によりロックリングがスピンドルに
連結され、パウルの係合突起がロックリングのカムスロ
ット内を摺動することによりパウルが揺動してラチェッ
トホイールと係合し、スピンドルの引出方向の回転を阻
止するようにしてある。
前記従来例においては、スピンドルは金属製の軸芯に樹
脂製円筒を套嵌して形成されているため、スピンドルが
重くまた価格も高いものとなっていた。
脂製円筒を套嵌して形成されているため、スピンドルが
重くまた価格も高いものとなっていた。
また、ロックリングをウエビング巻取方向へ回転するよ
うに付勢するばねは、組み付けにくく、自動組立をする
場合の問題となっていた。
うに付勢するばねは、組み付けにくく、自動組立をする
場合の問題となっていた。
さらに、パウルはフレームの側板に挿着した支持ピンに
より支持してあるが、ラチェットホイールとの係合時に
大きな荷重を受けるので、パウル支持部の強化のため
に、スピンドルと支持ピンとを連結して支持ピンをフレ
ームの側板と共に支持する特別のプレートが必要であっ
た。そして、このプレートという部品が必要であると共
に、このプレートをスピンドルに連結しなければならな
いので、リトラクタ装置がスピンドルの軸方向に大きく
なるという欠点を有していた。
より支持してあるが、ラチェットホイールとの係合時に
大きな荷重を受けるので、パウル支持部の強化のため
に、スピンドルと支持ピンとを連結して支持ピンをフレ
ームの側板と共に支持する特別のプレートが必要であっ
た。そして、このプレートという部品が必要であると共
に、このプレートをスピンドルに連結しなければならな
いので、リトラクタ装置がスピンドルの軸方向に大きく
なるという欠点を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、装置
が軽量且つ安価であり、部品数が少なくて組立容易なシ
ートベルトのリトラクタを提供しようとするものであ
る。
てなされたものであり、その目的とするところは、装置
が軽量且つ安価であり、部品数が少なくて組立容易なシ
ートベルトのリトラクタを提供しようとするものであ
る。
上記目的を達成するために、本考案におけるシートベル
トのリトラクタは、断面略コ字状のフレームの対向する
側板間に回転可能に支承されると共にウエビング巻取力
を付与された合成樹脂製スピンドルと、側板の外側に臨
出するスピンドルの一端部に一体に嵌着されたラチェッ
トホイールと、内周面に内歯を外周面に係合突起を夫々
設けると共に外周面に一体に形成した復帰ばねにより巻
取方向へ付勢され且つスピンドルに相対回転可能に取り
付けられた合成樹脂製ロックリングと、スピンドルに相
対回転可能に取り付けられた慣性部材と、この慣性部材
に摺動可能に取り付けたばねの折曲縁を受け入れる長孔
を有しコイルばねによりロックリングの内歯と非係合方
向に付勢されるようにスピンドルに取り付けられたロッ
クアームと、フレームの側板とこの側板の下端縁をラチ
ェットホイール側に折曲延成した支持板との間に支持さ
れた支持ピンに回動可能に支持されラチェットホイール
と係合するパウルとを有し、スピンドルと慣性部材との
間に生じた回転速度差により、慣性部材に取り付けたば
ねによってロックアームを回動し、ロックリングがロッ
クアームと係合してスピンドルと連結し、ロックリング
の係合突起がパウルを回動してパウルの爪部がラチェッ
トホイールと係合することにより、スピンドルの引出方
向の回転を阻止するようにしてある。
トのリトラクタは、断面略コ字状のフレームの対向する
側板間に回転可能に支承されると共にウエビング巻取力
を付与された合成樹脂製スピンドルと、側板の外側に臨
出するスピンドルの一端部に一体に嵌着されたラチェッ
トホイールと、内周面に内歯を外周面に係合突起を夫々
設けると共に外周面に一体に形成した復帰ばねにより巻
取方向へ付勢され且つスピンドルに相対回転可能に取り
付けられた合成樹脂製ロックリングと、スピンドルに相
対回転可能に取り付けられた慣性部材と、この慣性部材
に摺動可能に取り付けたばねの折曲縁を受け入れる長孔
を有しコイルばねによりロックリングの内歯と非係合方
向に付勢されるようにスピンドルに取り付けられたロッ
クアームと、フレームの側板とこの側板の下端縁をラチ
ェットホイール側に折曲延成した支持板との間に支持さ
れた支持ピンに回動可能に支持されラチェットホイール
と係合するパウルとを有し、スピンドルと慣性部材との
間に生じた回転速度差により、慣性部材に取り付けたば
ねによってロックアームを回動し、ロックリングがロッ
クアームと係合してスピンドルと連結し、ロックリング
の係合突起がパウルを回動してパウルの爪部がラチェッ
トホイールと係合することにより、スピンドルの引出方
向の回転を阻止するようにしてある。
実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係るシートベルトのリトラクタの要部
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は側断面図であ
る。
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は側断面図であ
る。
10はフレームであり、車体に固定される背板11と、この
背板11の両側縁より立設された一対の側板12a,12bとに
より断面略コ字状に形成されている。側板12aには、こ
の側板12aと共にパウル13の支持ピン14を支持するため
に、その下端縁を外方向に向けて断面L字状に折曲延成
して支持板15を形成してある。両側板12a,12bの中心部
には、スピンドル16が回転可能に支承されている。そし
て、側板12bの外側には、このスピンドル16の一端に連
結してスピンドル16をウエビング巻取方向に付勢する渦
巻ばね17を配設してある。18は、この渦巻ばね17を被う
べく側板12bに取り付けられるカバーである。なお、12c
は、後述するロックリング34の復帰ばね37の突子37aを
嵌入するために、側板12aの上端部に設けた孔である。
背板11の両側縁より立設された一対の側板12a,12bとに
より断面略コ字状に形成されている。側板12aには、こ
の側板12aと共にパウル13の支持ピン14を支持するため
に、その下端縁を外方向に向けて断面L字状に折曲延成
して支持板15を形成してある。両側板12a,12bの中心部
には、スピンドル16が回転可能に支承されている。そし
て、側板12bの外側には、このスピンドル16の一端に連
結してスピンドル16をウエビング巻取方向に付勢する渦
巻ばね17を配設してある。18は、この渦巻ばね17を被う
べく側板12bに取り付けられるカバーである。なお、12c
は、後述するロックリング34の復帰ばね37の突子37aを
嵌入するために、側板12aの上端部に設けた孔である。
前記スピンドル16は、その全体を合成樹脂材料で作製し
てある。両側板12a,12b間のスピンドル16の外周には、
ウエビング19を巻き取る巻取ドラム20が装着されてい
る。
てある。両側板12a,12b間のスピンドル16の外周には、
ウエビング19を巻き取る巻取ドラム20が装着されてい
る。
側板12aの外側に臨出するスピンドル16の他端部には、
側板12aに近接してラチェットホイール21が一体に嵌着
されている。そして、このラチェットホイール21に係合
可能に、前記パウル13が支持ピン14により側板12aと支
持板15との間に回転可能に枢着されている。パウル13
は、ラチェットホイール21と係合する爪部13aと、後述
するロックリング34と係合する肩部13bを有する。
側板12aに近接してラチェットホイール21が一体に嵌着
されている。そして、このラチェットホイール21に係合
可能に、前記パウル13が支持ピン14により側板12aと支
持板15との間に回転可能に枢着されている。パウル13
は、ラチェットホイール21と係合する爪部13aと、後述
するロックリング34と係合する肩部13bを有する。
前記ラチェットホイール21の外方のスピンドル16には、
ディスク状段部22を突成してある。このディスク状段部
22の端面には、所定の間隔を隔てて2本の支持突起23,2
4を突設してあり、また、コイルばね25の一部を収納す
るための凹溝26を設けてある。この凹溝26の下端部内壁
には、前記コイルばね25の一端を係止するための係止突
起27を形成してある。
ディスク状段部22を突成してある。このディスク状段部
22の端面には、所定の間隔を隔てて2本の支持突起23,2
4を突設してあり、また、コイルばね25の一部を収納す
るための凹溝26を設けてある。この凹溝26の下端部内壁
には、前記コイルばね25の一端を係止するための係止突
起27を形成してある。
28は三角形状乃至弓形状を呈するロックアームであり、
その中央部に穿設した透孔29に前記支持突起23を嵌挿す
ると共に、基端部に設けた係止突起30に前記コイルばね
25の他端を係止してある。ロックアーム28は、コイルば
ね25により第3図において反時計方向に付勢されてお
り、非係合時においてその先端部は前記支持突起24aに
当接している。また、ロックアーム28の先端部には、ロ
ックリング34の内歯35と係合する爪部31と、C字状を呈
するばね32の折曲縁32aを受け入れる長孔33を設けてあ
る。そして、コイルばね25は、爪部31がロックリング34
の内歯35と非係合方向にロックアーム28を付勢してい
る。
その中央部に穿設した透孔29に前記支持突起23を嵌挿す
ると共に、基端部に設けた係止突起30に前記コイルばね
25の他端を係止してある。ロックアーム28は、コイルば
ね25により第3図において反時計方向に付勢されてお
り、非係合時においてその先端部は前記支持突起24aに
当接している。また、ロックアーム28の先端部には、ロ
ックリング34の内歯35と係合する爪部31と、C字状を呈
するばね32の折曲縁32aを受け入れる長孔33を設けてあ
る。そして、コイルばね25は、爪部31がロックリング34
の内歯35と非係合方向にロックアーム28を付勢してい
る。
ロックリング34は、合成樹脂製であり、ラチェットホイ
ール21の外方のスピンドル16に、スピンドル16と同軸的
に相対回転可能に配してある。ロックリング34には、そ
の内周面にラチェットホイール21の歯数と同数の内歯35
を設けてある。ロックリング34の外周面には、内向凹部
36aにより突端部36b,36cが形成された係合突起36を突成
してある。そして、この内向凹部36aと前記パウル13の
爪部13a及び肩部13bが係合しており、ロックリング34が
回転すると、爪部13aが突端部36bにより或いは肩部13b
が突端部36cにより押されて、パウル13が回動する。ま
た、ロックリング34の外周面には、ロックリング34が回
転したときにロックリング34を元の位置に復帰せしめる
弧状の復帰ばね37を、ロックリング34と同じ合成樹脂で
一体形成してある。そして、復帰ばね37は、その先端部
に設けた突子37aを前記側板12aに設けた孔12cに嵌着し
てある。
ール21の外方のスピンドル16に、スピンドル16と同軸的
に相対回転可能に配してある。ロックリング34には、そ
の内周面にラチェットホイール21の歯数と同数の内歯35
を設けてある。ロックリング34の外周面には、内向凹部
36aにより突端部36b,36cが形成された係合突起36を突成
してある。そして、この内向凹部36aと前記パウル13の
爪部13a及び肩部13bが係合しており、ロックリング34が
回転すると、爪部13aが突端部36bにより或いは肩部13b
が突端部36cにより押されて、パウル13が回動する。ま
た、ロックリング34の外周面には、ロックリング34が回
転したときにロックリング34を元の位置に復帰せしめる
弧状の復帰ばね37を、ロックリング34と同じ合成樹脂で
一体形成してある。そして、復帰ばね37は、その先端部
に設けた突子37aを前記側板12aに設けた孔12cに嵌着し
てある。
前記ロックリング34の外方のスピンドル16には、スピン
ドル16と同軸的に相対回転可能に慣性部材38を配してあ
る。慣性部材38には金属製の慣性リング39を嵌着してあ
り、この慣性リング39の重りにより、慣性部材38は慣性
運動を行う。慣性部材38には、前記ばね32を収納するた
めの環状溝40を設けてあり、また、ばね32の折曲縁32a
を挿通しばね32の摺動を可能とするために環状孔41を設
けてある。また、環状部材38の外周面には、ヴィークル
センサ42の作動爪43と係合する外歯44を設けてある。
ドル16と同軸的に相対回転可能に慣性部材38を配してあ
る。慣性部材38には金属製の慣性リング39を嵌着してあ
り、この慣性リング39の重りにより、慣性部材38は慣性
運動を行う。慣性部材38には、前記ばね32を収納するた
めの環状溝40を設けてあり、また、ばね32の折曲縁32a
を挿通しばね32の摺動を可能とするために環状孔41を設
けてある。また、環状部材38の外周面には、ヴィークル
センサ42の作動爪43と係合する外歯44を設けてある。
ヴィークルセンサ42は、その枠体45内に、作動爪43に設
けた球状重り46を受ける揺動可能な受体47を有する。そ
して、リトラクタ装置全体が衝撃を受けたとき、受体47
が揺動して重り46により作動爪43が浮上し、作動爪43が
前記慣性部材38の外歯44と係合する。
けた球状重り46を受ける揺動可能な受体47を有する。そ
して、リトラクタ装置全体が衝撃を受けたとき、受体47
が揺動して重り46により作動爪43が浮上し、作動爪43が
前記慣性部材38の外歯44と係合する。
48は、側板12aに取り付けたカバーであり、側板12aより
外方に位置するラチェットホイール21等の諸部材はこの
カバー48により被覆される。なお、カバー48には前記ロ
ックリング34の復帰ばね37を収納する収納部48aを設け
てある。
外方に位置するラチェットホイール21等の諸部材はこの
カバー48により被覆される。なお、カバー48には前記ロ
ックリング34の復帰ばね37を収納する収納部48aを設け
てある。
自動車の衝突等の異常な衝撃を受けると、乗員を拘束し
ているウエビング19に急激な引張力が生じ、スピンドル
16が引出方向(第3図の反時計方向)に回転する。
ているウエビング19に急激な引張力が生じ、スピンドル
16が引出方向(第3図の反時計方向)に回転する。
スピンドル16の回転と共に慣性部材38も引出方向に回転
するが、慣性部材38は慣性リング39の重りのためにスピ
ンドル16との間に回転速度差が生じ、スピンドル16に対
して相対的に巻取方向(第3図の時計方向)に回転する
ような関係となる。この慣性部材38の相対的に巻取方向
への回転により、慣性部材38の環状溝40に取り付けたば
ね32は、その折曲縁32aがロックアーム28の長孔33内を
移動する。そして、ロックアーム28がコイルばね25に抗
して慣性部材38と同方向に回動し、その爪部31がロック
リング34の内歯35と噛合する。この状態が第4図に示す
状態である。
するが、慣性部材38は慣性リング39の重りのためにスピ
ンドル16との間に回転速度差が生じ、スピンドル16に対
して相対的に巻取方向(第3図の時計方向)に回転する
ような関係となる。この慣性部材38の相対的に巻取方向
への回転により、慣性部材38の環状溝40に取り付けたば
ね32は、その折曲縁32aがロックアーム28の長孔33内を
移動する。そして、ロックアーム28がコイルばね25に抗
して慣性部材38と同方向に回動し、その爪部31がロック
リング34の内歯35と噛合する。この状態が第4図に示す
状態である。
次いで、ロックリング34はロックアーム28を介してスピ
ンドル16と連結した状態となったので、スピンドル16の
回転がロックアーム28を介してロックリング34に伝達さ
れ、ロックリング34が復帰ばね37に抗して引出方向(第
4図の反時計方向)に回転する。ロックリング34が回転
すると、係合突起36の内向凹部36a内に位置するパウル1
3の爪部13aが一方の突端部36bに押されて、パウル13は
第5図に示すように時計方向に回動し、パウル13の爪部
13aがラチェットホイール21と噛合する。かくして、ス
ピンドル16の引出方向の回転を阻止することができる。
ンドル16と連結した状態となったので、スピンドル16の
回転がロックアーム28を介してロックリング34に伝達さ
れ、ロックリング34が復帰ばね37に抗して引出方向(第
4図の反時計方向)に回転する。ロックリング34が回転
すると、係合突起36の内向凹部36a内に位置するパウル1
3の爪部13aが一方の突端部36bに押されて、パウル13は
第5図に示すように時計方向に回動し、パウル13の爪部
13aがラチェットホイール21と噛合する。かくして、ス
ピンドル16の引出方向の回転を阻止することができる。
スピンドル16の引出方向の回転が止まり、ウエビング19
にかかる引張力がなくなると、復帰ばね37の復帰力によ
りロックリング34が第5図の時計方向に回転する。そし
て、ロックリング34の他方の突端部36cがパウル13の肩
部13bを押して、パウル13は反時計方向に回動し、パウ
ル13の爪部13aがラチェットホイール21と噛合しないよ
うになる。また、ロックアーム28は、コイルばね25によ
り元の位置に戻り、その爪部31とロックリング34の内歯
35とは噛合しなくなる。
にかかる引張力がなくなると、復帰ばね37の復帰力によ
りロックリング34が第5図の時計方向に回転する。そし
て、ロックリング34の他方の突端部36cがパウル13の肩
部13bを押して、パウル13は反時計方向に回動し、パウ
ル13の爪部13aがラチェットホイール21と噛合しないよ
うになる。また、ロックアーム28は、コイルばね25によ
り元の位置に戻り、その爪部31とロックリング34の内歯
35とは噛合しなくなる。
また、リトラクタ装置全体に衝撃を受けると、第6図に
示すように、ヴィークルセンサ42の受体47が揺動して重
り46により作動爪43が浮上し、この作動爪43と慣性部材
38の外歯44とが噛合する。次いで、上記したように、ロ
ックアーム28の爪部31とロックリング34の内歯35とが噛
合し、パウル13の爪部13aとラチェットホイール21とが
噛合することとなる。
示すように、ヴィークルセンサ42の受体47が揺動して重
り46により作動爪43が浮上し、この作動爪43と慣性部材
38の外歯44とが噛合する。次いで、上記したように、ロ
ックアーム28の爪部31とロックリング34の内歯35とが噛
合し、パウル13の爪部13aとラチェットホイール21とが
噛合することとなる。
本考案は、上述のとおり構成されており、スピンドル全
体を合成樹脂により作製してあるので、装置を軽量且つ
安価に提供することができる。
体を合成樹脂により作製してあるので、装置を軽量且つ
安価に提供することができる。
また、パウルの支持板をフレームの側板に一体に形成す
ると共に、ロックリングとその復帰ばねを一体に形成し
てあるので、組立が容易である。
ると共に、ロックリングとその復帰ばねを一体に形成し
てあるので、組立が容易である。
第1図は本考案に係るシートベルトのリトラクタの要部
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は側断面図、第
4図乃至第6図は作動機構を表す側断面図である。 10……フレーム、12a,12b……側板、13……パウル、13a
……爪部、13b……肩部、15……支持板、16……スピン
ドル、19……ウエビング、21……ラチェットホイール、
25……コイルばね、28……ロックアーム、32……ばね、
32a……折曲縁、33……長孔、34……ロックリング、35
……内歯、36……係合突起、37……復帰ばね、38……慣
性部材。
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は側断面図、第
4図乃至第6図は作動機構を表す側断面図である。 10……フレーム、12a,12b……側板、13……パウル、13a
……爪部、13b……肩部、15……支持板、16……スピン
ドル、19……ウエビング、21……ラチェットホイール、
25……コイルばね、28……ロックアーム、32……ばね、
32a……折曲縁、33……長孔、34……ロックリング、35
……内歯、36……係合突起、37……復帰ばね、38……慣
性部材。
Claims (1)
- 【請求項1】断面略コ字状のフレームの対向する側板間
に回転可能に支承されると共にウエビング巻取力を付与
された合成樹脂製スピンドルと、側板の外側に臨出する
スピンドルの一端部に一体に嵌着されたラチェットホイ
ールと、内周面に内歯を外周面に係合突起を夫々設ける
と共に外周面に一体に形成した復帰ばねにより巻取方向
へ付勢され且つスピンドルに相対回転可能に取り付けら
れた合成樹脂製ロックリングと、スピンドルに相対回転
可能に取り付けられた慣性部材と、この慣性部材に摺動
可能に取り付けたばねの折曲縁を受け入れる長孔を有し
コイルばねによりロックリングの内歯と非係合方向に付
勢されるようにスピンドルに取り付けられたロックアー
ムと、フレームの側板とこの側板の下端縁をラチェット
ホイール側に折曲延成した支持板との間に支持された支
持ピンに回動可能に支持されラチェットホイールと係合
するパウルとを有し、スピンドルと慣性部材との間に生
じた回転速度差により、慣性部材に取り付けたばねによ
ってロックアームを回動し、ロックリングがロックアー
ムと係合してスピンドルと連結し、ロックリングの係合
突起がパウルを回動してパウルの爪部がラチェットホイ
ールと係合することにより、スピンドルの引出方向の回
転を阻止するようにしたことを特徴とするシートベルト
のリトラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989037738U JPH0736850Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | シートベルトのリトラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989037738U JPH0736850Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | シートベルトのリトラクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127576U JPH02127576U (ja) | 1990-10-22 |
| JPH0736850Y2 true JPH0736850Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31545119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989037738U Expired - Fee Related JPH0736850Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | シートベルトのリトラクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736850Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5428731Y2 (ja) * | 1974-04-09 | 1979-09-14 | ||
| JPS5988165A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-22 | タカタ株式会社 | 安全ベルト巻取装置 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1989037738U patent/JPH0736850Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127576U (ja) | 1990-10-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |