JPH0737048B2 - 内筒金具付ゴム品の加硫成形装置 - Google Patents

内筒金具付ゴム品の加硫成形装置

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JPH0737048B2
JPH0737048B2 JP8591690A JP8591690A JPH0737048B2 JP H0737048 B2 JPH0737048 B2 JP H0737048B2 JP 8591690 A JP8591690 A JP 8591690A JP 8591690 A JP8591690 A JP 8591690A JP H0737048 B2 JPH0737048 B2 JP H0737048B2
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fitting
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善一 尾関
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、軸方向中間部に大径部を有する内筒金具の
外側にゴム弾性体を固着して成る形態のゴム品の加硫成
形装置に関する。
(従来の技術) 一般に、ゴム品の従来の加硫成形装置は、成形型を上下
の熱盤間に挟み込むとともに油圧シリンダ等にて加圧
し、その加圧状態を加硫に必要な時間保持するようにな
っている。
しかしながらこの装置は、高圧の型締装置が必要であっ
て装置構成が複雑且つ大がかりであり、設備費も高いな
ど問題がある。
そこで本出願人は先の特許願(特願昭49−40235号,特
公昭52−35392号)において、熱盤を兼ねたテーブルに
凹所を形成して、この凹所内に、複数に分割された成形
型を押込手段にて挿入するようにし、そしてその挿入時
に案内手段によって複数に分割された成形型を押込方向
と直角方向に移動させて型閉じさせ、且つその型閉じ状
態を保持するようにした加硫成形装置を提案した。
この装置は、大型の油圧シリンダ等の高圧の型締装置を
必要とせず、且つ構造が簡単で設備費も安いなど特長を
有する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこの装置によって内筒金具付きのブッシュ
等ゴム品を製造する場合、その内筒金具を成形型内部の
所定位置にセットするとともに、これを高精度で位置決
めするのが難しいといった問題があった。
そこで本出願人は、テーブルの凹所より一定量押し出さ
れ、開いた状態の成形型に対してその挿入口より内筒金
具を押込手段により押し込むようにし、そしてその前進
途中で金具の先端面を成形型の当接部に当接させ、以後
金具を介して成形型を押動して金具のセットと成形型の
型閉じとを行わせるようにした装置を案出した。第5図
はその一例を示している。図において100は分割形態の
成形型、102は内筒金具104を挿入させ且つ型閉じ状態で
金具104の一端部と密に嵌合する挿入口、106は内筒金具
104の端面と当接する当接部、108はガイドピンである。
この装置では、プッシュパイプ110によって内筒金具104
を内部に押し込むと、その先端面が当接部106に当接し
て成形型100が金具104を介して押動され、テーブルの凹
所内に深く押し込まれる。このとき同時に案内手段とし
ての傾斜面112,114の作用で成形型100が縮径させられ、
そして最終の押込位置で型閉じ状態となるとともに内筒
金具104の各端部に対して成形型100の嵌合部116と挿入
口102とが密に嵌合した状態となる。
しかしながらこの装置にあっては、内筒金具の形状が、
外周面の径が一様な円筒形状である場合には良好に金具
のセット及び加硫成形を行い得るものの、軸方向の中間
部に図示のような太鼓状の膨出部その他形状の大径部10
9を有する金具の場合、そのセットが難しいという問題
がある。
具体的に言うと、内筒金具104の前進によってその先端
面を成形型100の当接部106に当接させるためには、成形
型100の開度を比較的小さく保持している必要がある
が、このような少ない開度の状態では、大径部109が成
形型100の挿入口102に当ってしまって、金具104を成形
型100の内部に挿入・セットできないのである。逆に内
筒金具104の挿入が可能なように成形型100を大きく開い
ておくと、金具104を成形型100内部に挿入されても、そ
の先端面が成形型100の当接部106に当接しなくなり、金
具104の押込みに連動して成形型100を閉じることができ
なくなってしまう。
(課題を解決するための手段) 本発明の装置はこのような課題を解決するために案出さ
れたものであり、その要旨は、軸方向中間部に大径部を
有する内筒金具の外周側にゴム弾性体を固着した形態の
ゴム品の加硫成形装置であって、(イ)該内筒金具の軸
直角方向に複数に分割され、内部に成形キャビティを有
するとともに、軸方向の一端側に該内筒金具を挿入させ
且つ型閉じ状態では該金具の一端部外周面に隙間なく嵌
合する挿入口を有し、該成形キャビティの該挿入口とは
反対側に前記内筒金具の端面を軸方向に当接させる当接
部と、該内筒金具の他端部外周面に密に嵌合してゴム成
形用空間を外部と遮断する嵌合部を有する成形型と、
(ロ)該成形型の挿入凹所を有し、該凹所内に成形型を
嵌入させてこれを型締状態に保持・拘束する熱盤兼用の
テーブルと、(ハ)該成形型の該凹所内に挿入される際
に、軸直角方向に開いた状態の成形型を縮径方向に移動
させて型閉じさせる一方、閉状態の成形型が押し出され
る際に逆方向に拡開させる案内手段と、(ニ)前記凹所
内の成形型を押し出すとともに該案内手段の作用により
これを軸直角方向に拡開させる押出手段と、(ホ)金具
押動部材と、これと一緒に前進させられる成形押動部材
と、一定前進位置で該成形押動部材の前進を停止させる
ストッパ手段とを有し、該金具押動部材により、前記凹
所より押し出されて開状態にある成形型に対して前記挿
入口より前記内筒金具を軸方向に挿入するとともに、該
成形押動部材により成形型を押動して縮径方向に移動さ
せ、且つ該内筒金具の大径部が該挿入口を通過し、前記
成形型の当接部が該内筒金具の先端面に当接すべき位置
まで該成形型が縮径移動してからは、前記ストッパ手段
により成形型押動部材の前進を停止させて金具押動部材
のみを前進させ、前記内筒金具と成形型と当接部との当
接に基づいてそれら内筒金具と成形型とを前進させると
同時に前記案内手段の作用で成形型を型閉じさせる押込
手段とを含むことにある。
(作用及び発明の効果) 前述した第5図に示す一例としての加硫成形装置におい
て、軸方向中間部に大径部を有する内筒金具を成形型の
挿入口より内部に挿入することが難しいのは、成形型の
当接部が、挿入される内筒金具の先端面に当接し得るよ
うにその開度を小さく保持しておかなければならないこ
とによる。しかるに本発明の装置にあっては、内筒金具
の挿入動作と成形型の凹所内への押込動作とが、金具押
動手段と成形型押動手段とにより併行して行われ、金具
挿入後において成形型が縮径方向に収縮させられてい
く。そして成形型の当接部が、前進させられて来る金具
の先端面に当接し得る位置まで成形型が収縮させられた
後は、成形型の押込みが内筒金具を介して金具押動手段
により行われるようになり、以てテーブルの凹所深くに
押し込まれて型閉じされる。
かかる本発明の装置においては、成形型を当初大きく開
いておくことが可能であり、従って軸方向中間部に大径
部を有する金具であっても支障なく成形型内部に挿入す
ることができ、且つ最終状態において金具を高い精度で
成形型内部にセットすることができる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図において10は熱盤を兼ねた回転テーブルで、回転
軸12がフレーム14により支持されている。このテーブル
10には、所定間隔毎に複数の凹所16が設けてあり、この
凹所16内に成形型18が挿入されて保持されるようになっ
ている。
成形型18は、テーブル10と共に回転移動させられ、そし
て所定の射出ステーションにおいて、架台20上に支持さ
れた射出装置22によりかかる成形型18内に押え治具21を
介して注入孔23(第4図)よりゴム材料が射出される。
成形型18は、一定時間加熱状態且つ型締状態に保持され
て回転し、そして取出ステーションにおいて凹所16から
押し出され、内部の製品が取り出される。続いて成形型
18は金具供給ステーションに至り、そこにおいて押出装
置24と押込装置26との作用により、成形型18内部に内筒
金具15(第1図参照)が挿入・セットされる。
上記テーブル10には、第1図に示しているようにこれと
は別材料から成るスリーブ28が嵌込み・固定されてお
り、また金具挿入ステーションにおいてこのテーブル10
の側方に、ガイドブロック30が配設されている。
上記成形型18は、第4図にも示しているように半割形態
のものであって分割型34,34から成り、内部に成形キャ
ビティ36を有している。またその一端側には、内筒金具
15を挿入させるための挿入口38が設けられている。この
挿入口38は、型閉じ状態において内筒金具15の端部に密
に嵌合する大きさとされている。
一方成形キャビティ36の、挿入口38とは反対側の端部に
は、当接部40が形成され、更にこれに隣接して内筒金具
15の端部外周面に密に嵌合してゴム材料の成形空間を外
部と遮断する嵌合部41が形成されている。
各分割型34の後背部には蟻突条42が設けられ、これら突
条42がスリーブ28及びガイドブロック30に夫々設けられ
た蟻溝32内部を前後方向(図中左右方向)に摺動させら
れるようになっている。これら蟻突条42及び蟻溝32は、
成形型18の押込方向(図中左方向)に進むにつれて成形
型中心側に接近するような傾斜面とされている。即ち成
形型18の押込みにつれて、開いていた各分割型34が互い
に接近させられ、或いは成形型18の押出しにつれて閉じ
ていた分割型34が開かれるようになっている。
尚、ガイドブロック30の図中右端にはストッパプレート
44が配設されており、このストッパプレート44が、後述
のストッパブロック82に当接させられるようになってい
る。尚このストッパプレート44の中心部には、所定大き
さの開口46が形成されている。
前記押出装置24は、第3図(A)に詳しく示しているよ
うに支持フレーム48と、これに支持されたシリンダ50と
を有している。このシリンダ50のロッド52には、連結部
材54を介してプッシュロッド56が連結され、かかるプッ
シュロッド56が、ガイドレール58の移動案内の下に図中
左右方向に進退させられるようになっている。このプッ
シュロッド56の先端には、成形型18の底部に当接してこ
れを押し出すための押板60と、内筒金具15を嵌め込むめ
のガイドピン62とが設けられている。
他方押込装置26は、同図(B)に示しているように支持
フレーム64と、これに支持されたシリンダ66とを有し、
そのシリンダ66に、連結部材68を介してロッド70が、ガ
イドレール72の案内の下に左右方向に進退可能に連結さ
れている。更にこのロッド70の先端部には、内筒金具15
を押し込むための小径の第一のプッシュパイプ74と、こ
れより大径で成形型18を押し込むための第二のプッシュ
パイプ76とが同心状に設けられている。ここで第二プッ
シュパイプ76は、ロッド70に対して軸方向に相対移動可
能に設けられており、通常時はスプリング78の弾発力に
よって、基底部がロッド70に固設されたストッパ80に当
接する状態に保持されている。
この第二プッシュパイプ76の外周面上には、リング状の
ストッパブロック82が外方に突出する状態で固設されて
おり、このストッパブロック82が、前述のストッパプレ
ート44に当接させられるようになっている。
次に本装置の作用を説明する。
金具供給ステーションにおいて、押出装置24のシリンダ
50が作動してプッシュロッド56が押し出されると、成形
型18がテーブル10の凹所16から押し出されて、ガイドブ
ロック30の側に受け渡される。その際に成形型18は、蟻
突条42及び蟻溝32の案内作用で大きく開かれ、ガイドブ
ロック30内においてその開状態に保持される。尚このと
き、プッシュロッド56先端のガイドピン62が、成形型18
を貫通して突き出された状態となる。そしてその際に、
所定の保持手段により保持されている内筒金具15(ここ
では軸方向中間部に太鼓形状の大径部17を有する内筒金
具15)が、このガイドピン62に嵌められる。
そこで次に押込装置26のシリンダ66が作動して、第一プ
ッシュパイプ74と第二プッシュパイプ76とを共に前進さ
せる。これら第一プッシュパイプ74と第二プッシュパイ
プ76とが前進させられると、先ずガイドピン62に保持さ
れている内筒金具15の後端面に対して第一プッシュパイ
プ74の先端が当接し、これを図中左方向に前進させる。
そして内筒金具15の大径部17が、開いている成形型18の
挿入口38を通過した時点で、第1図(B)に示している
ように第二プッシュパイプ76が成形型18に当接し、これ
を内筒金具15と共に左方向に前進させる。このとき成形
型18は、突条42及び溝32の案内作用で次第に縮径方向に
収縮させられ、そしてその当接部40が内筒金具15の先端
面に対向する位置まで成形型18が縮径させられた時点
で、第1図(C)に示しているように第二プッシュパイ
プ76のストッパブロック82が、ガイドブロック30のスト
ッパプレート44に当接する。第一プッシュパイプ74は、
第1図(D)に示しているように以後も更に引き続いて
前進させられるが、第二プッシュパイプ76はスプリング
78を撓ませつつ停止状態に保持される。
さて小径の第一プッシュパイプ74が引き続いて前進し、
内筒金具15を押し込んでその先端面を成形型18の当接部
40に当接させると、以後かかる金具15を介して成形型18
が前進方向に押動される。即ち成形型18の押込むが、第
二プッシュパイプ76から第一プッシュパイプ74へとバト
ンタッチされる。そして最終の押込位置で成形型18は完
全に閉じ、成形キャビティ36における嵌合部41と挿入口
38とが、内筒金具15の各端部外周面に密に嵌合し、ゴム
材料の成形空間を外部と完全に遮断する。
この状態で成形型18はテーブル10の回転と共に射出ステ
ーションへと運ばれ、そこでゴム材料の注入を受ける。
ゴム材料の注入が完了するとテーブル10は再び回転し、
この間に注入されたゴム材料の加硫が行われる。所定時
間終了後、即ち加硫反応終了後に、取出ステーションに
おいて加硫された製品が成形型18から取り出される。
以上のように本例の装置によれば、軸方向の中間部に大
径部を有する金具であっても、支障なく成形型内部に自
動的にセットでき、且つセット状態においてかかる金具
を精度高く位置決めし得て、金具と成形型との間に隙間
を生ぜしめない。このためゴムばりの発生が抑えられ、
その後の仕上げ作業も簡単ないし不要となる。
以上本発明の実施例を詳述したが、これはあくまで一つ
の実施例であり、本発明は他の内筒金具付ゴム品に対し
て適用することが可能であるし、また種々異なった形態
で装置を構成することも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である加硫成形装置の作用説
明図であり、第2図は同じ加硫成形装置の全体構成図、
第3図は同じ加硫成形装置の要部断面図、第4図は同じ
加硫成形装置の成形型と周辺部の正面断面図、第5図は
本発明の背景説明のための説明図である。 10:回転テーブル、15:内筒金具 16:凹所、18:成形型 24:押出装置、26:押込装置 30:成形キャビティ、32:挿入口 34:当接部、36:嵌合部 38:突条、40:溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向中間部に大径部を有する内筒金具の
    外周側にゴム弾性体を固着した形態のゴム品の加硫成形
    装置であって、 (イ)該内筒金具の軸直角方向に複数に分割され、内部
    に成形キャビティを有するとともに、軸方向の一端側に
    該内筒金具を挿入させ且つ型閉じ状態では該金具の一端
    部外周面に隙間なく嵌合する挿入口を有し、該成形キャ
    ビティの該挿入口とは反対側に前記内筒金具の端面を軸
    方向に当接させる当接部と、該内筒金具の他端部外周面
    に密に嵌合してゴム成形用空間を外部と遮断する嵌合部
    を有する成形型と、 (ロ)該成形型の挿入凹所を有し、該凹所内に成形型を
    嵌入させてこれを型締状態に保持・拘束する熱盤兼用の
    テーブルと、 (ハ)該成形型が該凹所内に挿入される際に、軸直角方
    向に開いた状態の成形型を縮径方向に移動させて型閉じ
    させる一方、閉状態の成形型が押し出される際に逆方向
    に拡開させる案内手段と、 (ニ)前記凹所内の成形型を押し出すとともに該案内手
    段の作用によりこれを軸直角方向に拡開させる押出手段
    と、 (ホ)金具押動部材と、これと一緒に前進させられる成
    形型押動部材と、一定前進位置で該成形型押動部材の前
    進を停止させるストッパ手段とを有し、該金具押動部材
    により、前記凹所より押し出されて開状態にある成形型
    に対して前記挿入口より前記内筒金具を軸方向に挿入す
    るとともに、該成形型押動部材により成形型を押動して
    縮径方向に移動させ、且つ該内筒金具の大径部が該挿入
    口を通過し、前記成形型の当接部が該内筒金具の先端面
    に当接すべき位置まで該成形型が縮径移動してからは、
    前記ストッパ手段により成形型押動部材の前進を停止さ
    せて金具押動部材のみを前進させ、前記内筒金具と成形
    型の当接部との当接に基づいてそれら内筒金具と成形型
    とを前進させると同時に前記案内手段の作用で成形型を
    型閉じさせる押込手段と、 を含むことを特徴とする内筒金具付ゴム品の加硫成形装
    置。
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