JPH0737137B2 - インクジェット機構中のインクから溶解した気体を除去する方法 - Google Patents

インクジェット機構中のインクから溶解した気体を除去する方法

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JPH0737137B2
JPH0737137B2 JP1511779A JP51177989A JPH0737137B2 JP H0737137 B2 JPH0737137 B2 JP H0737137B2 JP 1511779 A JP1511779 A JP 1511779A JP 51177989 A JP51177989 A JP 51177989A JP H0737137 B2 JPH0737137 B2 JP H0737137B2
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    • G01D15/16Recording elements transferring recording material, e.g. ink, to the recording surface

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、インクジェット機構中のインクから気体を除
去する方法に関し、さらに詳しくは、インクジェット機
構中のインクから溶解した気体を除去するための改良さ
れた方法および装置に関する。
背景技術 1987年4月28日付けの、ホイシントンらの特許出願第04
3,372号には、インクから、溶解している気体を除去す
るための装置が開示されている。その出願に記載されて
いる様に、多くのインクジェット機構では、インクは、
オリフィスに接続した室または通路に供給され、そのオ
リフィスからインクは、その通路内のインクにかかる加
圧および減圧の連続サイクルにより、インク滴となって
放出される。通路に導入されるインクが溶解した空気ま
たは他の気体を含んでいると、圧力サイクルの減圧部分
でインクが減圧され、溶解した気体が通路内のインク中
で小さな気泡を形成することがある。室内でインクが繰
り返し減圧されることにより、これらの気泡が成長し、
インクジェット装置の故障を引き起こすことがある。
この問題を解決するために、上記の審査中の出願では、
インクジェット機構中のインクを、気体を通すがインク
は通さない薄膜により減圧する。この減圧を行なうため
に、インクは、透過性の薄膜を通して低空気圧に保った
空間に連絡している通路を通って、インクジェットヘッ
ドに運ばれる。その出願に記載されている様に、薄膜
は、例えばダウコーニング社から「2174]の番手で入手
できるダウコーニングSSFMEXD−174の様な、0.01インチ
(0.25mm)厚の、医療用シリコーンシートの様な、可撓
性のあるシート材料で良い。しかし、シリコーンシート
などの気体透過性で、インク不透過性のシート材料は、
インクの特定の低分子量化合物に対して、僅かだが、あ
る程度の透過性を持つ傾向があり、少量のその様な成分
が薄膜を通過し、薄膜の低圧側に、かすとして蓄積す
る。このかす状の蓄積物を定期的に除去しないと、気体
除去過程における薄膜の効果が低下する。
発明の開示 そこで、本発明の目的は、上記の先行技術の欠点を克服
する、インクジェット機構のための、新規で改良された
脱気方法および装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、インクジェット機構中のイ
ンクから、溶解している気体を除去するための、かすの
蓄積を防止した、薄膜を提供することである。本発明の
これらの、および他の目的は、インクジェット機構中の
インクを、気体は通すが、インクは通さないフッ素含有
材料製の薄膜を通して減圧にかけることにより達成され
る。驚くべきことに、フッ素含有材料を使用することに
よって、低分子量インク成分の透過を防止または抑制
し、それによって、インクジェット機構中のインクから
気体を除去するのに他の材料製の薄膜を使用した場合に
その上に蓄積する傾向がある、かすの形成を抑えること
ができる。好ましい薄膜材料は、フルオロシリコーンお
よびテフロンである。その様なフッ素含有材料には、装
置の組み立てに必要とされることがある接着性に乏しい
傾向があるが、これを解決するためには、フッ素含有薄
膜のかす防止特性を損なわずに、フッ素含有薄膜の表面
をエッチングすれば良い。
図面の簡単な説明 以下に、添付の図面を参照しながら、本発明の他の目的
および長所を説明する。
第1図は、本発明に係わる溶解気体を除去するための装
置を含む、インクジェット用のインク供給機構の代表的
な実施形態を、部分的に断面で、図式的に示すブロック
ダイアグラムであり、 第2図は、第1図のインク供給機構に使用する、溶解気
体を除去するための装置の拡大断面図である。
発明を実施するための最良の形態 図面に示す本発明の代表的な実施形態では、インクジェ
ット装置は、インクジェットヘッド11で使用するための
液体インクを入れておくインク供給貯蔵部10を含み、そ
のインクジェットヘッドからインクを放出し、通常の紙
または他の画像支持材料のシートまたはウェブ12上に、
望ましい図形を形成する。インクジェットヘッド11は、
ウェブ12に対して横方向、即ち第1図の面と直角方向に
往復運動させるための、通常の手段で支えられており、
ウェブは2組の駆動ロール13および14により、矢印の方
向に、インクジェットヘッドを通過して送られる。
インク供給機構は、インク供給部10から可撓性の供給ラ
イン16を通して、インクジェットヘッド11と共に移動す
る様に支えてある貯蔵部17にインクを送るためのインク
ポンプを含む。インクジェット装置でホットメルトイン
クを使用する場合は、インク供給機構は、本発明と同じ
譲受人に譲渡した、1987年4月28日付けの、ハインらの
米国特許出願第043,369号、「ホットメルトインク供給
機構」に記載する型のインク供給機構で良い。そのイン
ク供給機構では、貯蔵容器17内のインク18面の高さが低
い場合にのみ、インク供給容器10から貯蔵容器17にイン
クを搬送する。
貯蔵容器17内のインクを大気圧に維持するために、通気
口19がある。従って、インク供給部10で空気から保護し
てあっても、貯蔵容器17中にあるインク18は空気を含む
ことになる。その上、ホットメルトインクを使用する場
合は、20体積%もの空気がインク中に溶解することがあ
る。その様な溶解した空気を含むインクが、インクジェ
ットヘッド11で起こる定期的な圧縮にかけられると、イ
ンク中に気泡が生じ、インクジェットヘッドの作動に支
障をきたすことがある。
この問題を解決するために、本発明では、インク供給通
路の貯蔵容器17とインクジェットヘッド11との間に、溶
解した気体を除去するための装置20を設ける。空気ポン
プ21が可撓性の空気ライン22を通して接続してあり、装
置20に高空気圧または低空気圧を与える。この溶解気体
除去装置20は、インクジェットヘッド11および貯蔵容器
17と共に往復運動する様に取り付けてあり、図に示す実
施態様では、この空気ポンプ21は、インクジェットヘッ
ドの往復運動の際に、突き出し可能なポンプレバー23
が、装置20上の突起24と噛み合うことにより、作動す
る。ポンプレバー23は、負または正の圧力が必要な時だ
けポンプ21から突き出す。
ポンプレバー23はポンプ内のピストン25に接続してお
り、溶解気体除去装置20に負の圧力を与える場合、ポン
プレバーがポンプ21から突き出し、装置が一方向へ移動
する間に突起24と噛み合い、ライン22を通して減圧をか
ける方向にピストンを動かし、その後、ピストンはそこ
に固定される様な構造になっている。高圧を装置20にか
ける場合には、レバー23が装置21から突き出し、突起24
によりピストン25と共に反対方向に移動する。
溶解気体除去装置20およびインクジェットヘッド11の内
部構造の断面を第2図に示す。貯蔵容器17の下端には、
逆止め弁26があり、インクを貯蔵容器から、細長く延び
た気体除去通路27に通しているが、その気体除去通路は
インクジェットヘッド11内の二つの通路28および29につ
ながっており、そこを通してインクをヘッに供給する。
特定の実施形態では、通路27は、厚さが約0.04インチ
(1mm)、幅が0.6インチ(15mm)、長さが3.5インチ
(8.9cm)であり、空気は通すがインクは通さない可撓
性のフッ素含有シート材料から成る平行な壁30および31
に挾まれている。この材料は、例えば、厚さが約0.0005
〜0.050インチ(0.013〜1.3mm)のフルオロシリコーン
またはテフロン材料で良い。テフロン薄膜を使用する場
合、厚さは0.0005〜0.003インチ(0.013〜0.076mm)が
好ましい。フルオロシリコーン薄膜を使用する場合、厚
さは約0.003〜0.012インチ(0.076〜0.30mm)が好まし
い。
通常は接着しにくいフッ素含有薄膜30および31を接着さ
せるには、接着させる薄膜の表面を、例えば水素とアル
ゴンまたは水素と窒素の混合物から形成されるプラズマ
を使用して、プラズマエッチングする。W.L.ゴアから販
売されているエッチング剤、テトラエッチの様な市販の
エッチング剤も使用できるが、かすで表面を汚染する傾
向があり、このかすがインクジェットオリフィスを詰ま
らせることがある。従って、プラズマエッチングが好ま
しい。接着すべき表面部分だけをエッチングする必要が
あるが、薄膜の全表面をエッチングしても、この薄膜の
かす防止特性を損なわないことが分かった。
薄膜30および31の通路27から反対側には、空気ライン22
に接続した空気空間32および33がある。各空間は、図に
示す実施形態では、空間中の圧力が低下した時に薄膜を
支えるための波形の部材、または格子形の刻み目が付い
た部材から成る薄膜支持体34を含む。空気ポンプ21は、
通常、各空間中の圧力を約0.4気圧未満、好ましくは約
0.2気圧未満に維持する様に設計してある。さらに、通
路27の長さおよび幅は、インクジェットヘッドの運転中
に、そこに供給されるインクが通路内で少なくとも約30
秒、好ましくは少なくとも1分間減圧にさらされる様に
選択してある。この構成で、十分な量の溶解気体が薄膜
30および31を通して、通路内のインクから抽出され、イ
ンクの溶解気体含有量を、インクジェットヘッドの正常
運転で気泡が形成される水準以下に下げる。
薄膜30と31および空間32と33は、停止後に装置の運転を
開始する時に、気泡を含んでいることがあるインクを、
インクジェットヘッド11内のオリフィス35を通して追い
出す様に作動させることもできる。このためには、空気
ポンプ21を上記の様に作動させ、ライン22を通して高圧
を溶解気体除去装置20に送り込む。これによって、可撓
性の薄膜30および31が互いに接近する。
逆止め弁26により、インクは貯蔵容器17に逆流できない
ので、通路27内のインクはインクジェットヘッド11に押
し込まれ、気泡を含んでいることがある内部のインクは
すべてインクジェットオリフィス35を通して放出され
る。
インクジェットヘッド11内の、オリフィス35で空気にさ
らされているインク表面を通して受け入れた溶解気体を
含んでいることがあるインクを脱気するために、通路28
および29内のインクからオリフィス35を通じてるインク
ジェット通路38の後壁37上に、加熱器36を取り付ける。
加熱器36は、通路38内のインクを通路27内のインクより
も高い温度に維持する。その結果、ジェット運転の休止
期間中にオリフィス35を通して溶解した気体を含んでい
ることがある通路28内のインクが、対流により、通路38
を通って上昇し、次いで通路29を通り、溶解気体除去通
路27へと連続的に循環する。気体除去通路27内で、イン
クが通路28へ下降する時に、気体はインクから抽出さ
れ、インクは通路28を通って通路38へ戻る。
運転中は、インクジェットヘッド11が作動するにつれ
て、溶解気体を含むインクが貯蔵容器17から通路27を通
ってインクジェットヘッドに送られる。空間32および33
内の減圧により、インクに溶解している気体が薄膜30お
よび31を通して抽出される。溶解気体除去装置20がその
往復運動をするにつれて、空気ポンプ21は必要に応じ
て、突き出したレバー23が突起24と噛み合うことによっ
て作動し、空間内を減圧に保つ。装置の始動時に、イン
クジェットヘッドからインクを放出しなければ成らない
時、空気ポンプ21は空間32および33に高圧を送り込む様
に作動する。インクジェットヘッドが放出していない間
は、インクは対流により通路(38,29,27および28)を通
って循環し、オリフィス35から溶解した気体を含むイン
クを、気体除去装置に搬送する。
本発明を特定の実施形態により説明したが、当業者であ
れば、多くの修正および変形を容易に思い付くであろ
う。
例えば透過性の薄膜および空気空間は、インク貯蔵容器
の一つの壁を形成しても良い。従って、その様な変形お
よび修正はすべて本発明の意図する範囲に含まれる。
1.インクジェット機構中の細長いインク流路内の高温で
溶融したインクから溶解した気体を除去するための装置
であって、 前記インク流路の1つの壁面を構成する気体透過性でイ
ンク不透過性のフッ素含有薄膜、溶解した気体を含むイ
ンクを該フッ素含有薄膜の片側にあてる手段、前記イン
クジェット機構のインクジェットオリフィスに隣接した
領域と前記インク流路とを接続し、該領域内のインクと
該流路内のインクとを循環させるように該領域と該流路
との間に配された閉ルーピインク流路、および前記フッ
素含有薄膜の反対側に低気体圧力をかけ前記インクに溶
解している気体が前記フッ素含有薄膜を通して前記イン
クより抽出されるようにする手段からなることを特徴と
する装置。
2.薄膜の厚さが約0.013mm〜1.3mmの範囲内にあることを
特徴とする実施態様1記載の装置。
3.フッ素含有薄膜が、フルオロシリコーン材料から成る
ことを特徴とする実施態様1記載の装置。
4.薄膜の厚さが約0.076mm〜0.3mmの範囲内にあることを
特徴とする実施態様3記載の装置。
5.フッ素含有薄膜が、テフロン材料から成ることを特徴
とする実施態様1記載の装置。
6.薄膜の厚さが約0.013mm〜0.76mmの範囲内にあること
を特徴とする実施態様5記載の装置。
7.薄膜の反対側に低気体圧力をかけるための手段が、真
空空間から成ることを特徴とする実施態様1記載の装
置。
8.インクジェット機構内の高温で溶融したインクから溶
解した気体を除去するための方法であって、 気体透過性でインク不透過性のフッ素含有薄膜により前
記インクジェット機構内の細長いインク流路の1つの壁
面を構成し、前記インクジェット機構のインクジェット
オリフィスに隣接した領域と前記インク流路とを接続す
るとともに該領域内のインクと該流路内のインクとを循
環させるように該領域と該流路との間に閉ループインク
流路を設け、前記フッ素含有薄膜の片側に溶解した気体
を含むインクをあてるとともに、該フッ素含有薄膜の反
対側に低気体圧力をかけることを特徴とする方法。
9.フッ素含有薄膜が、フルオロシリコーン材料から成る
ことを特徴とする実施態様8記載の方法。
10.フッ素含有薄膜が、テフロン材料から成ることを特
徴とする実施態様8記載の装置。
11.フッ素含有薄膜の表面をエッチング処理し、そのエ
ッチング処理した表面を支持体部材に接着し、インクジ
ェット機構中のインク含有部分の壁を与えることから成
る、インクジェット機構用の、溶解気体除去装置を製作
するための方法。
12.インク含有部分の壁の反対側に低気体圧力をかける
ための空間を形成することを含む実施態様11記載の方
法。
13.エッチング工程がプラズマを使用することを特徴と
する実施態様11記載の方法。
14.フッ素含有薄膜がフルオロシリコーン材料から成る
ことを特徴とする実施態様11記載の方法。
15.エッチング工程がプラズマを使用することを特徴と
する実施態様14記載の方法。
16.フッ素含有薄膜が、テフロン材料から成ることを特
徴とする実施態様11記載の方法。
17.エッチング工程がプラズマを使用することを特徴と
する実施態様16記載の方法。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−219067(JP,A) 特開 昭61−24458(JP,A) 特開 昭63−63021(JP,A) 実開 昭55−177446(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット機構中の細長いインク流路
    内の高温で溶融したインクから溶解した気体を除去する
    ための装置であって、 前記インク流路の1つの壁面を構成する気体透過性でイ
    ンク不透過性のフッ素含有薄膜、溶解した気体を含むイ
    ンクを該フッ素含有薄膜の片側にあてる手段、前記イン
    クジェット機構のインクジェットオリフィスに隣接した
    領域と前記インク流路とを接続し、該領域内のインクと
    該流路内のインクとを循環させるように該領域と該流路
    との間に配された閉ループインク流路、および前記フッ
    素含有薄膜の反対側に低気体圧力をかけ前記インクに溶
    解している気体が前記フッ素含有薄膜を通して前記イン
    クより抽出されるようにする手段からなることを特徴と
    する装置。
  2. 【請求項2】インクジェット機構内の高温で溶融したイ
    ンクから溶解した気体を除去するための方法であって、 気体透過性でインク不透過性のフッ素含有薄膜により前
    記インクジェット機構内の細長いインク流路の1つの壁
    面を構成し、前記インクジェット機構のインクジェット
    オリフィスに隣接した領域と前記インク流路とを接続す
    るとともに該領域内のインクと該流路内のインクとを循
    環させるように該領域と該流路との間に閉ループインク
    流路を設け、前記フッ素含有薄膜の片側に溶解した気体
    を含むインクをあてるとともに、該フッ素含有薄膜の反
    対側に低気体圧力をかけることを特徴とする方法。
JP1511779A 1988-11-18 1989-10-20 インクジェット機構中のインクから溶解した気体を除去する方法 Expired - Lifetime JPH0737137B2 (ja)

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