JPH0737240A - 磁気記録媒体および磁気記録媒体の記録方法 - Google Patents
磁気記録媒体および磁気記録媒体の記録方法Info
- Publication number
- JPH0737240A JPH0737240A JP5201978A JP20197893A JPH0737240A JP H0737240 A JPH0737240 A JP H0737240A JP 5201978 A JP5201978 A JP 5201978A JP 20197893 A JP20197893 A JP 20197893A JP H0737240 A JPH0737240 A JP H0737240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- magnetic
- layer
- recording layer
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偽造、変造が極めて困難であるとともに、仮
に偽造、変造を受けた場合でも、磁気情報再生時に容易
に識別できる磁気記録媒体、およびこの磁気記録媒体の
記録方法を提供する。 【構成】 基体上に、異なるキュリー点および保磁力を
有する2種以上の磁性材料を含む磁気記録層を設け、少
なくとも低キュリー点の磁性材料は、加熱しながらプリ
エンコード磁気データが記録されたものとする。
に偽造、変造を受けた場合でも、磁気情報再生時に容易
に識別できる磁気記録媒体、およびこの磁気記録媒体の
記録方法を提供する。 【構成】 基体上に、異なるキュリー点および保磁力を
有する2種以上の磁性材料を含む磁気記録層を設け、少
なくとも低キュリー点の磁性材料は、加熱しながらプリ
エンコード磁気データが記録されたものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なるキュリー点およ
び保磁力を有する2種以上の磁性材料を含む磁性層を備
え、偽造、変造の困難な磁気記録媒体およびこの磁気記
録媒体の記録方法に関する。
び保磁力を有する2種以上の磁性材料を含む磁性層を備
え、偽造、変造の困難な磁気記録媒体およびこの磁気記
録媒体の記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】基体の片面あるいは両面の全域またはス
トライプ状に磁気記録層が形成された磁気記録媒体は、
例えば、プリペイドカード、定期券、乗車券、入場券、
車券、馬券、商品券、株券、証書、通帳、磁気タグ等の
金券、証券類や、IDカード、キャッシュカード、クレ
ジットカード、会員カード等のカード類、磁気テープ、
磁気転写テープ、磁気ラベル等して幅広く使用されてい
る。従来、このような磁気記録媒体は、磁気記録層に高
い記録密度で情報を書込み、外部から簡単には記録情報
を読み出せないようにしたものである。
トライプ状に磁気記録層が形成された磁気記録媒体は、
例えば、プリペイドカード、定期券、乗車券、入場券、
車券、馬券、商品券、株券、証書、通帳、磁気タグ等の
金券、証券類や、IDカード、キャッシュカード、クレ
ジットカード、会員カード等のカード類、磁気テープ、
磁気転写テープ、磁気ラベル等して幅広く使用されてい
る。従来、このような磁気記録媒体は、磁気記録層に高
い記録密度で情報を書込み、外部から簡単には記録情報
を読み出せないようにしたものである。
【0003】しかしながら、磁気記録層の特性上、記録
された情報の書換え、消去が自在であるため、偽造、変
造が可能であり、近年、大きな社会問題としてクローズ
アップされている。特に、現在は磁気ストライプの入手
が容易であるため、類似のカードを製造することも可能
であり、さらに、現在の仕様のように、磁気記録媒体の
表面に磁気記録層が露出している場合、磁気転写技術に
より磁気記録情報を他の磁気記録層に移すことが容易に
できてしまうという問題もある。
された情報の書換え、消去が自在であるため、偽造、変
造が可能であり、近年、大きな社会問題としてクローズ
アップされている。特に、現在は磁気ストライプの入手
が容易であるため、類似のカードを製造することも可能
であり、さらに、現在の仕様のように、磁気記録媒体の
表面に磁気記録層が露出している場合、磁気転写技術に
より磁気記録情報を他の磁気記録層に移すことが容易に
できてしまうという問題もある。
【0004】このような問題を解決するために、磁気ス
トライプに用いる磁性材料を保磁力の高いものとした磁
気記録媒体が開発されている。この磁気記録媒体は、磁
気ストライプを加熱して磁性材料の保磁力を低下させる
ことにより、入手容易な通常の磁気ヘッドによる記録、
再生が可能となり、常温状態では通常の磁気ヘッドによ
る記録、再生が困難であり、偽造、変造ができないもの
である。
トライプに用いる磁性材料を保磁力の高いものとした磁
気記録媒体が開発されている。この磁気記録媒体は、磁
気ストライプを加熱して磁性材料の保磁力を低下させる
ことにより、入手容易な通常の磁気ヘッドによる記録、
再生が可能となり、常温状態では通常の磁気ヘッドによ
る記録、再生が困難であり、偽造、変造ができないもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような磁気記録媒体は、通常の磁気ヘッドで記録すると
出力レベルがかなり低いながらも正規の波形が書けてし
まうという欠点を持つとともに、従来の磁気記録媒体と
比較して、記録時に加熱を必要とすることが異なるのみ
であり、この事実が一旦判明してしまえば、何らかの加
熱手段を用いて偽造、変造を行うことは容易であるとい
う問題があった。
ような磁気記録媒体は、通常の磁気ヘッドで記録すると
出力レベルがかなり低いながらも正規の波形が書けてし
まうという欠点を持つとともに、従来の磁気記録媒体と
比較して、記録時に加熱を必要とすることが異なるのみ
であり、この事実が一旦判明してしまえば、何らかの加
熱手段を用いて偽造、変造を行うことは容易であるとい
う問題があった。
【0006】上記のように、磁気記録層に記録された情
報の偽造、変造を防止するための手段が種々開発されて
いるが、簡単かつ効果的な偽造、変造防止手段は未だ確
立されていない。
報の偽造、変造を防止するための手段が種々開発されて
いるが、簡単かつ効果的な偽造、変造防止手段は未だ確
立されていない。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、偽造、変造が極めて困難であるととも
に、仮に偽造、変造を受けた場合でも、磁気情報再生時
に容易に識別できる磁気記録媒体、およびこの磁気記録
媒体の記録方法を提供することを目的とする。
たものであり、偽造、変造が極めて困難であるととも
に、仮に偽造、変造を受けた場合でも、磁気情報再生時
に容易に識別できる磁気記録媒体、およびこの磁気記録
媒体の記録方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の磁気記録媒体は基体と、該基体上に
設けられた磁気記録層とを備え、前記磁気記録層は、異
なるキュリー点および保磁力を有する2種以上の磁性材
料を含み、かつ少なくともキュリー点の低い磁性材料は
加熱しながらプリエンコード磁気データが記録されたも
のであるような構成とした。
るために、本発明の磁気記録媒体は基体と、該基体上に
設けられた磁気記録層とを備え、前記磁気記録層は、異
なるキュリー点および保磁力を有する2種以上の磁性材
料を含み、かつ少なくともキュリー点の低い磁性材料は
加熱しながらプリエンコード磁気データが記録されたも
のであるような構成とした。
【0009】また、本発明の磁気記録媒体の記録方法
は、上記の磁気記録媒体の磁気記録層のプリエンコード
磁気データを先ず読み取って磁気記録条件を設定した
後、該磁気記録条件にしたがって加熱しながら磁気記録
を行うような構成とした。
は、上記の磁気記録媒体の磁気記録層のプリエンコード
磁気データを先ず読み取って磁気記録条件を設定した
後、該磁気記録条件にしたがって加熱しながら磁気記録
を行うような構成とした。
【0010】
【作用】基体上に設けられた磁気記録層は、異なるキュ
リー点および保磁力を有する2種以上の磁性材料を含
み、キュリー点の低い磁性材料を加熱してその飽和書込
み電流値を低下させた状態でプリエンコード磁気データ
が記録されているため、偽造を目的として通常の磁気記
録装置を用いて磁気記録層に記録しても、プリエンコー
ド磁気データと不正に記録された磁気データとが混在す
ることになり、情報の読み出しが不可能となって偽造が
容易に判別され、また、プリエンコード磁気データに基
づいて磁気記録条件を設定し、この磁気記録条件にした
がって加熱しながら磁気記録を行うようにすることによ
り、偽造者がプリエンコード磁気データの解析をするこ
とは困難となり、偽造が有効に防止される。
リー点および保磁力を有する2種以上の磁性材料を含
み、キュリー点の低い磁性材料を加熱してその飽和書込
み電流値を低下させた状態でプリエンコード磁気データ
が記録されているため、偽造を目的として通常の磁気記
録装置を用いて磁気記録層に記録しても、プリエンコー
ド磁気データと不正に記録された磁気データとが混在す
ることになり、情報の読み出しが不可能となって偽造が
容易に判別され、また、プリエンコード磁気データに基
づいて磁気記録条件を設定し、この磁気記録条件にした
がって加熱しながら磁気記録を行うようにすることによ
り、偽造者がプリエンコード磁気データの解析をするこ
とは困難となり、偽造が有効に防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0012】図1は本発明の磁気記録媒体の一例を示す
概略断面図である。図1において、本発明の磁気記録媒
体1は、基体2と、この基体2上に設けられた磁気記録
層3を備えている。上記の磁気記録層3は、基体2側に
位置する第1磁気記録層3aと、この第1磁気記録層3
a上に設けられた第2磁気記録層3bとの2層構成を有
している。そして、第1磁気記録層3aおよび第2磁気
記録層3bに含まれる磁性材料は、互いに異なるキュリ
ー点および高保磁力を有している。
概略断面図である。図1において、本発明の磁気記録媒
体1は、基体2と、この基体2上に設けられた磁気記録
層3を備えている。上記の磁気記録層3は、基体2側に
位置する第1磁気記録層3aと、この第1磁気記録層3
a上に設けられた第2磁気記録層3bとの2層構成を有
している。そして、第1磁気記録層3aおよび第2磁気
記録層3bに含まれる磁性材料は、互いに異なるキュリ
ー点および高保磁力を有している。
【0013】基体2は、基体として要求される耐熱性、
強度、剛性、隠蔽性、光不透過性等を考慮して、ナイロ
ン、セルロースジアセテート、セルローストリアセテー
ト、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリカーボネー
ト等の樹脂、銅、アルミニウム等の金属、紙、含浸紙等
の材料の中から適宜選択した材料の単独あるいは組み合
わせた複合体により構成することができる。このような
基体2の厚さは、0.005mm〜5mm程度とすることが
できる。
強度、剛性、隠蔽性、光不透過性等を考慮して、ナイロ
ン、セルロースジアセテート、セルローストリアセテー
ト、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリカーボネー
ト等の樹脂、銅、アルミニウム等の金属、紙、含浸紙等
の材料の中から適宜選択した材料の単独あるいは組み合
わせた複合体により構成することができる。このような
基体2の厚さは、0.005mm〜5mm程度とすることが
できる。
【0014】磁気記録層3を構成する第1磁気記録層3
aが含有する磁性材料、および第2磁気記録層3bが含
有する磁性材料は、一方が他方よりも高い保磁力と低い
キュリー点Tcを有している。そして、第1磁気記録層
3aと第2磁気記録層3bのうち、少なくとも低キュリ
ー点、高保磁力の磁気記録層にプリエンコード磁気デー
タが記録されたものである。ここで、高保磁力、低キュ
リー点を有する磁気記録層を第1磁気記録層3aにする
か、第2磁気記録層3bにするかは、下記の効果を勘案
して選択することができる。
aが含有する磁性材料、および第2磁気記録層3bが含
有する磁性材料は、一方が他方よりも高い保磁力と低い
キュリー点Tcを有している。そして、第1磁気記録層
3aと第2磁気記録層3bのうち、少なくとも低キュリ
ー点、高保磁力の磁気記録層にプリエンコード磁気デー
タが記録されたものである。ここで、高保磁力、低キュ
リー点を有する磁気記録層を第1磁気記録層3aにする
か、第2磁気記録層3bにするかは、下記の効果を勘案
して選択することができる。
【0015】第1磁気記録層3aが高保磁力、低キュリ
ー点Tcを有する磁気記録層であり、第2磁気記録層3
bが低保磁力、高キュリー点を有する磁気記録層である
場合、上層の第2磁気記録層3bが下層の第1磁気記録
層3aを隠蔽する。したがって、高保磁力、低キュリー
点の磁性材料からなるとともに、後述するようなプリエ
ンコード磁気データが記録された第1磁気記録層3aの
存在に偽造者が気づき難いことになる。また、低保磁力
の磁性材料からなる第2磁気記録層3bが上層にあるた
め、磁気転写によるトラブルが発生し難くなる。さら
に、第2磁気記録層3bを構成する磁性材料の平均粒子
径を0.1μm以下とすることにより、第2磁気記録層
3bにおける赤外線の透過性が向上し、後述するように
磁気記録の際に赤外線による加熱手段を用いたとき、第
1磁気記録層3aが隠蔽されているにもかかわらず、第
1磁気記録層3aのみを選択的に加熱することができる
という効果がある。
ー点Tcを有する磁気記録層であり、第2磁気記録層3
bが低保磁力、高キュリー点を有する磁気記録層である
場合、上層の第2磁気記録層3bが下層の第1磁気記録
層3aを隠蔽する。したがって、高保磁力、低キュリー
点の磁性材料からなるとともに、後述するようなプリエ
ンコード磁気データが記録された第1磁気記録層3aの
存在に偽造者が気づき難いことになる。また、低保磁力
の磁性材料からなる第2磁気記録層3bが上層にあるた
め、磁気転写によるトラブルが発生し難くなる。さら
に、第2磁気記録層3bを構成する磁性材料の平均粒子
径を0.1μm以下とすることにより、第2磁気記録層
3bにおける赤外線の透過性が向上し、後述するように
磁気記録の際に赤外線による加熱手段を用いたとき、第
1磁気記録層3aが隠蔽されているにもかかわらず、第
1磁気記録層3aのみを選択的に加熱することができる
という効果がある。
【0016】一方、第1磁気記録層3aが低保磁力、高
キュリー点Tcを有する磁気記録層であり、第2磁気記
録層3bが高保磁力、低キュリー点を有する磁気記録層
である場合、第2磁気記録層3bが上層であるため、後
述するプリエンコード時の加熱により高保磁力層である
第2磁気記録層3bを直接的に加熱し易くなる。また、
加熱しながらの磁気記録時において、熱上昇分布が上層
の第2磁気記録層3bである高保磁力、低キュリー点を
有する磁気記録層に集中し、下層の第1磁気記録層3a
である低保磁力、高キュリー点を有する磁気記録層への
熱拡散が少なくてすむため、第1磁気記録層3aのキュ
リー点を比較的低くでき、熱によるダメージも少なくす
ることができる。さらに、磁気記録時において、磁気ヘ
ッドから遠い層が、低保磁力の磁気記録層であるため、
磁場強度(書込電流値)を小さくすることができる。さ
らにまた、上層が高保磁力の磁気記録層であるため、偽
造者がその下層の第1磁気記録層3aに気づきにくいと
いう効果がある。
キュリー点Tcを有する磁気記録層であり、第2磁気記
録層3bが高保磁力、低キュリー点を有する磁気記録層
である場合、第2磁気記録層3bが上層であるため、後
述するプリエンコード時の加熱により高保磁力層である
第2磁気記録層3bを直接的に加熱し易くなる。また、
加熱しながらの磁気記録時において、熱上昇分布が上層
の第2磁気記録層3bである高保磁力、低キュリー点を
有する磁気記録層に集中し、下層の第1磁気記録層3a
である低保磁力、高キュリー点を有する磁気記録層への
熱拡散が少なくてすむため、第1磁気記録層3aのキュ
リー点を比較的低くでき、熱によるダメージも少なくす
ることができる。さらに、磁気記録時において、磁気ヘ
ッドから遠い層が、低保磁力の磁気記録層であるため、
磁場強度(書込電流値)を小さくすることができる。さ
らにまた、上層が高保磁力の磁気記録層であるため、偽
造者がその下層の第1磁気記録層3aに気づきにくいと
いう効果がある。
【0017】このような構成の磁気記録層3は、低いキ
ュリー点Tcを有する磁気記録層のキュリー点Tcより
も低い温度で加熱することにより、第1磁気記録層3a
と第2磁気記録層3bの飽和書込み電流値が略同一、も
しくは近づくことにより、低保磁力の磁性材料の特定の
書込み電流設定値(例えば、飽和電流値の1.5〜2.
0倍)よりも高保磁力の磁性材料の飽和電流値の方が小
さくなることを特徴とする。
ュリー点Tcを有する磁気記録層のキュリー点Tcより
も低い温度で加熱することにより、第1磁気記録層3a
と第2磁気記録層3bの飽和書込み電流値が略同一、も
しくは近づくことにより、低保磁力の磁性材料の特定の
書込み電流設定値(例えば、飽和電流値の1.5〜2.
0倍)よりも高保磁力の磁性材料の飽和電流値の方が小
さくなることを特徴とする。
【0018】例えば、第1磁気記録層3aが高保磁力、
低キュリー点Tcを有する磁気記録層であり、第2磁気
記録層3bが低保磁力、高キュリー点を有する磁気記録
層である場合、キュリー点Tcよりも低い温度で加熱し
て高保磁力磁気記録層である第1磁気記録層3aの保磁
力を下げ、飽和書込み電流値を第2磁気記録層3bの飽
和書込み電流値と略同一か、もしくは、近づけることが
できる。これにより、低保磁力の磁性材料の特定の書込
み電流設定値(例えば、飽和電流値の1.5〜2.0
倍)よりも高保磁力の磁性材料の飽和電流値の方を小さ
くすることができる。この際、加熱温度が低すぎると、
高保磁力磁気記録層である第1磁気記録層3aの飽和書
込み電流値が第2磁気記録層3bの飽和書込み電流値と
同一のレベルにならないか、もしくは低保磁力磁気記録
層に書込む時の書込み電流値において、高保磁力磁気記
録層の飽和書込みができないため、加熱条件の下限を低
キュリー点Tcの1/2程度の温度に設定することが好
ましい。また、両磁気記録層3a,3bのキュリー点が
近いと低保磁力磁気記録層である第2磁気記録層3bの
保磁力も低下を来すことになる。このため、両磁気記録
層3a,3bのキュリー点の差を100℃以上に設定し
て、低保磁力磁気記録層の保磁力低下を防止することが
好ましい。さらに、第1磁気記録層3aと第2磁気記録
層3bへの磁気記録が互いに影響を受けないようにする
ため、両磁気記録層3a,3bの保磁力の差を2倍以上
に設定することが好ましい。
低キュリー点Tcを有する磁気記録層であり、第2磁気
記録層3bが低保磁力、高キュリー点を有する磁気記録
層である場合、キュリー点Tcよりも低い温度で加熱し
て高保磁力磁気記録層である第1磁気記録層3aの保磁
力を下げ、飽和書込み電流値を第2磁気記録層3bの飽
和書込み電流値と略同一か、もしくは、近づけることが
できる。これにより、低保磁力の磁性材料の特定の書込
み電流設定値(例えば、飽和電流値の1.5〜2.0
倍)よりも高保磁力の磁性材料の飽和電流値の方を小さ
くすることができる。この際、加熱温度が低すぎると、
高保磁力磁気記録層である第1磁気記録層3aの飽和書
込み電流値が第2磁気記録層3bの飽和書込み電流値と
同一のレベルにならないか、もしくは低保磁力磁気記録
層に書込む時の書込み電流値において、高保磁力磁気記
録層の飽和書込みができないため、加熱条件の下限を低
キュリー点Tcの1/2程度の温度に設定することが好
ましい。また、両磁気記録層3a,3bのキュリー点が
近いと低保磁力磁気記録層である第2磁気記録層3bの
保磁力も低下を来すことになる。このため、両磁気記録
層3a,3bのキュリー点の差を100℃以上に設定し
て、低保磁力磁気記録層の保磁力低下を防止することが
好ましい。さらに、第1磁気記録層3aと第2磁気記録
層3bへの磁気記録が互いに影響を受けないようにする
ため、両磁気記録層3a,3bの保磁力の差を2倍以上
に設定することが好ましい。
【0019】高保磁力、低キュリー点Tcを持つ磁気記
録層を構成する磁性材料としては、例えばキュリー点の
低いCrO2 、AO・n{(Fe1-X-Y CrX ZnY )
2 O3 }、AO・n{(Fe1-X CrX )2 O3 }、A
O・n{(Fe1-X AlX )2 O3 }、AO・n{(F
e1-X GaX )2 O3 }、AO・n{(Fe1-X-Y-ZG
aX CrY AlZ )2 O3 }、AO・n{(Fe1-X-Y
CrX GaY )2 O3}(上記においてAはSrまたは
Baのうちの1種または2種、n=5〜6)で表される
ようなSrフェライト、Baフェライト類、Nd−Fe
−B−Mn、Nd−Fe−B−Mn−Al、Nd−Fe
−B−Mn−Cr、Nd−Fe−B−Mn−Al−Cr
等のNd−Fe−B系合金類等の磁性微粒子が挙げられ
る。そして、上記の磁性微粒子が適当な樹脂あるいはイ
ンキビヒクル中に分散されてなる分散物を、グラビア
法、ロール法、ナイフエッジ法等の公知の塗布方法に従
って塗布することにより磁気記録層を形成することがで
きる。
録層を構成する磁性材料としては、例えばキュリー点の
低いCrO2 、AO・n{(Fe1-X-Y CrX ZnY )
2 O3 }、AO・n{(Fe1-X CrX )2 O3 }、A
O・n{(Fe1-X AlX )2 O3 }、AO・n{(F
e1-X GaX )2 O3 }、AO・n{(Fe1-X-Y-ZG
aX CrY AlZ )2 O3 }、AO・n{(Fe1-X-Y
CrX GaY )2 O3}(上記においてAはSrまたは
Baのうちの1種または2種、n=5〜6)で表される
ようなSrフェライト、Baフェライト類、Nd−Fe
−B−Mn、Nd−Fe−B−Mn−Al、Nd−Fe
−B−Mn−Cr、Nd−Fe−B−Mn−Al−Cr
等のNd−Fe−B系合金類等の磁性微粒子が挙げられ
る。そして、上記の磁性微粒子が適当な樹脂あるいはイ
ンキビヒクル中に分散されてなる分散物を、グラビア
法、ロール法、ナイフエッジ法等の公知の塗布方法に従
って塗布することにより磁気記録層を形成することがで
きる。
【0020】また、低保磁力、高キュリー点を持つ磁気
記録層を構成する磁性材料としては、例えばγ−Fe2
O3 、Co被着γ−Fe2 O3 、Fe3 O4 、Fe、F
e−Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、Ba
フェライト、Srフェライト、CrO2 等の磁性微粒子
が挙げられる。そして、上記の磁性微粒子が適当な樹脂
あるいはインキビヒクル中に分散されてなる分散物を、
グラビア法、ロール法、ナイフエッジ法等の公知の塗布
方法に従って塗布することにより磁気記録層を形成する
ことができる。また、Fe、Fe−Cr、Fe−Co、
Co−Cr等の金属または合金、あるいはその酸化物を
用いて、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法等により形
成することもできる。
記録層を構成する磁性材料としては、例えばγ−Fe2
O3 、Co被着γ−Fe2 O3 、Fe3 O4 、Fe、F
e−Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、Ba
フェライト、Srフェライト、CrO2 等の磁性微粒子
が挙げられる。そして、上記の磁性微粒子が適当な樹脂
あるいはインキビヒクル中に分散されてなる分散物を、
グラビア法、ロール法、ナイフエッジ法等の公知の塗布
方法に従って塗布することにより磁気記録層を形成する
ことができる。また、Fe、Fe−Cr、Fe−Co、
Co−Cr等の金属または合金、あるいはその酸化物を
用いて、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法等により形
成することもできる。
【0021】尚、上記の磁性材料の平均粒子径を0.1
μm以下とすることにより、磁気記録層の赤外線の透過
性が向上し、後述する磁気記録層の加熱手段が赤外線で
ある場合、照射された赤外線が加熱の不要な磁気記録層
を透過して所定の磁気記録層を加熱することが可能とな
る。
μm以下とすることにより、磁気記録層の赤外線の透過
性が向上し、後述する磁気記録層の加熱手段が赤外線で
ある場合、照射された赤外線が加熱の不要な磁気記録層
を透過して所定の磁気記録層を加熱することが可能とな
る。
【0022】上記の磁性微粒子が分散される樹脂あるい
はインキビヒクルとしては、ブチラール樹脂、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、セルロース樹脂、アクリル樹脂、スチレン/
マレイン酸共重合体樹脂等が用いられ、必要に応じてニ
トリルゴム等のゴム系樹脂あるいはウレタンエラストマ
ー等が添加される。また、耐熱性を考慮して、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルサルホン等のガラス転移
温度(Tg)の高い樹脂、あるいは硬化反応によりTg
が上昇する系を用いることができる。上記のような樹脂
あるいはインキビヒクル中に磁性微粒子が分散されてな
る分散物中に、必要に応じて界面活性剤、シランカップ
リング剤、可塑剤、ワックス、シリコーンオイル、ガー
ボン等の顔料を添加してもよい。
はインキビヒクルとしては、ブチラール樹脂、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、セルロース樹脂、アクリル樹脂、スチレン/
マレイン酸共重合体樹脂等が用いられ、必要に応じてニ
トリルゴム等のゴム系樹脂あるいはウレタンエラストマ
ー等が添加される。また、耐熱性を考慮して、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルサルホン等のガラス転移
温度(Tg)の高い樹脂、あるいは硬化反応によりTg
が上昇する系を用いることができる。上記のような樹脂
あるいはインキビヒクル中に磁性微粒子が分散されてな
る分散物中に、必要に応じて界面活性剤、シランカップ
リング剤、可塑剤、ワックス、シリコーンオイル、ガー
ボン等の顔料を添加してもよい。
【0023】上記のような磁性材料、樹脂あるいはイン
キビヒクルを用いて形成される第1磁気記録層3aおよ
び第2磁気記録層3bの厚さは、塗布方法により形成さ
れる場合には1〜100μm、好ましくは5〜20μm
程度である。また、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法
等により形成される場合には100Å〜1μm、好まし
くは500〜2000Å程度である。
キビヒクルを用いて形成される第1磁気記録層3aおよ
び第2磁気記録層3bの厚さは、塗布方法により形成さ
れる場合には1〜100μm、好ましくは5〜20μm
程度である。また、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法
等により形成される場合には100Å〜1μm、好まし
くは500〜2000Å程度である。
【0024】ここで、上記の第1磁気記録層3aと第2
磁気記録層3bのうち、少なくとも低キュリー点、高保
磁力の磁性材料を有する磁気記録層へのプリエンコード
磁気データの記録は、以下のようにして行うことができ
る。
磁気記録層3bのうち、少なくとも低キュリー点、高保
磁力の磁性材料を有する磁気記録層へのプリエンコード
磁気データの記録は、以下のようにして行うことができ
る。
【0025】先ず、磁気記録層へのプリエンコード磁気
データの記録時期は、磁気記録媒体1の形成に使用する
前の磁気テープ(後述するような転写タイプの磁気テー
プまたは貼合タイプの磁気テープ)に直接記録してもよ
く、あるいは上述のような磁気記録媒体1を形成した後
であってもよい。
データの記録時期は、磁気記録媒体1の形成に使用する
前の磁気テープ(後述するような転写タイプの磁気テー
プまたは貼合タイプの磁気テープ)に直接記録してもよ
く、あるいは上述のような磁気記録媒体1を形成した後
であってもよい。
【0026】磁気テープあるいは磁気記録媒体の磁気記
録層へのプリエンコード磁気データの記録は、低いキュ
リー点Tcを有する磁気材料のキュリー点Tcよりも低
い温度で加熱した状態で行う。
録層へのプリエンコード磁気データの記録は、低いキュ
リー点Tcを有する磁気材料のキュリー点Tcよりも低
い温度で加熱した状態で行う。
【0027】図2は磁気記録層3へのプリエンコード磁
気データの記録の一例を示す図である。図2に示される
例では、円柱形状の加熱磁石31を磁気記録層3上に回
転移動させ、磁気記録層3を加熱して第1磁気記録層3
aと第2磁気記録層3bの飽和書込み電流値を略同一、
もしくは近づけながら、磁気記録層にプリエンコード磁
気データの記録が行われる。加熱磁石31は、円柱形状
のヒータ32の外周面に複数の磁石33a,33b,3
3a,・・・が相互に接するように敷設されたものであ
る。図3は、加熱磁石31の拡大部分端面図であり、磁
石33aと磁石33bは、そのN極とS極の位置が逆と
なり、N極どうしS極どうしが接するように敷設されて
いる。このような磁石33a,33bとしては、耐熱性
に優れている希土類磁石、アルニコ系磁石、バリウムフ
ェライト磁石、ストロンチウムフェライト磁石、希土類
コバルト磁石等を使用することができる。例えば、半径
300mmの円柱状ヒータ12の外周面に、幅10mm、厚
さ5mmの希土類磁石(5000ガウス)を相互に接する
ように敷設して形成した加熱磁石31を使用した場合、
約10mmピッチのプリエンコードができる。尚、加熱磁
石31は、直接磁気記録媒体に触れるため、表面にエポ
キシ樹脂等の耐熱性に優れた樹脂からなる保護層を設け
て磁気記録媒体を傷つけないようにすることが望まし
い。
気データの記録の一例を示す図である。図2に示される
例では、円柱形状の加熱磁石31を磁気記録層3上に回
転移動させ、磁気記録層3を加熱して第1磁気記録層3
aと第2磁気記録層3bの飽和書込み電流値を略同一、
もしくは近づけながら、磁気記録層にプリエンコード磁
気データの記録が行われる。加熱磁石31は、円柱形状
のヒータ32の外周面に複数の磁石33a,33b,3
3a,・・・が相互に接するように敷設されたものであ
る。図3は、加熱磁石31の拡大部分端面図であり、磁
石33aと磁石33bは、そのN極とS極の位置が逆と
なり、N極どうしS極どうしが接するように敷設されて
いる。このような磁石33a,33bとしては、耐熱性
に優れている希土類磁石、アルニコ系磁石、バリウムフ
ェライト磁石、ストロンチウムフェライト磁石、希土類
コバルト磁石等を使用することができる。例えば、半径
300mmの円柱状ヒータ12の外周面に、幅10mm、厚
さ5mmの希土類磁石(5000ガウス)を相互に接する
ように敷設して形成した加熱磁石31を使用した場合、
約10mmピッチのプリエンコードができる。尚、加熱磁
石31は、直接磁気記録媒体に触れるため、表面にエポ
キシ樹脂等の耐熱性に優れた樹脂からなる保護層を設け
て磁気記録媒体を傷つけないようにすることが望まし
い。
【0028】上述の例では、加熱磁石によりプリエンコ
ード磁気データの記録を行ったが、赤外線等の加熱手段
を用いて磁気ヘッドによりプリエンコード磁気データの
記録を行ってもよい。例えば、スリット状に集光した赤
外線ランプを用いて磁気記録媒体1の基体2側から磁気
記録層3を加熱し、磁気記録層3上に磁気ヘッドを用い
て所定のプリエンコード磁気データを記録することがで
きる。
ード磁気データの記録を行ったが、赤外線等の加熱手段
を用いて磁気ヘッドによりプリエンコード磁気データの
記録を行ってもよい。例えば、スリット状に集光した赤
外線ランプを用いて磁気記録媒体1の基体2側から磁気
記録層3を加熱し、磁気記録層3上に磁気ヘッドを用い
て所定のプリエンコード磁気データを記録することがで
きる。
【0029】このようなプリエンコード磁気データの記
録がなされた磁気記録媒体1に対して、市販の磁気ヘッ
ドを用いて信号を記録した場合、低保磁力磁気記録層の
書き換えは可能であっても、高保磁力磁気記録層におい
ては不正に記録されたデータと上記のプリエンコード磁
気データとが混在することになる。したがって、再生し
た際、上記の加熱磁石31を用いた場合では約10mmピ
ッチでドロップアウト、ドロップイン等の異常信号が発
生し、また、磁気ヘッドによるプリエンコード磁気デー
タの記録を行った場合では波形が乱れて不正に記録され
たデータの再生は不可能となり、偽造が防止される。
録がなされた磁気記録媒体1に対して、市販の磁気ヘッ
ドを用いて信号を記録した場合、低保磁力磁気記録層の
書き換えは可能であっても、高保磁力磁気記録層におい
ては不正に記録されたデータと上記のプリエンコード磁
気データとが混在することになる。したがって、再生し
た際、上記の加熱磁石31を用いた場合では約10mmピ
ッチでドロップアウト、ドロップイン等の異常信号が発
生し、また、磁気ヘッドによるプリエンコード磁気デー
タの記録を行った場合では波形が乱れて不正に記録され
たデータの再生は不可能となり、偽造が防止される。
【0030】本発明においては、磁気記録層の少なくと
も1か所にプリエンコード磁気データの記録がなされて
いればよく、磁気記録層に記録されるプリエンコード磁
気データは特に制限はなく、例えば、磁気記録媒体の製
造ロット番号、製造年月日、納入先等、あるいは磁気記
録媒体への記録時の加熱条件等のデータとすることがで
きる。
も1か所にプリエンコード磁気データの記録がなされて
いればよく、磁気記録層に記録されるプリエンコード磁
気データは特に制限はなく、例えば、磁気記録媒体の製
造ロット番号、製造年月日、納入先等、あるいは磁気記
録媒体への記録時の加熱条件等のデータとすることがで
きる。
【0031】また、本発明では、プリエンコード磁気デ
ータの記録は、磁気テープあるいは磁気記録層の通常の
磁気情報の記録・再生方向に対して90°以下の角度を
なして行ってもよい。この場合、プリエンコード磁気デ
ータの記録は、磁気ヘッドを通常の磁気情報の記録・再
生方向に対して予め所定の角度に設定することにより行
うことができる。このようなプリエンコード磁気データ
の記録がなされた磁気記録媒体1を、通常の磁気情報の
記録・再生方向に対して予め所定の角度に設定された再
生ヘッドを用いて再生することにより、プリエンコード
磁気データを独立して再生でき、磁気記録媒体の真偽を
容易に判定することができる。
ータの記録は、磁気テープあるいは磁気記録層の通常の
磁気情報の記録・再生方向に対して90°以下の角度を
なして行ってもよい。この場合、プリエンコード磁気デ
ータの記録は、磁気ヘッドを通常の磁気情報の記録・再
生方向に対して予め所定の角度に設定することにより行
うことができる。このようなプリエンコード磁気データ
の記録がなされた磁気記録媒体1を、通常の磁気情報の
記録・再生方向に対して予め所定の角度に設定された再
生ヘッドを用いて再生することにより、プリエンコード
磁気データを独立して再生でき、磁気記録媒体の真偽を
容易に判定することができる。
【0032】上述の例では、磁気記録層3は第1磁気記
録層3aおよび第2磁気記録層3bの2層構成である
が、3層以上の積層構造であってもよい。また、磁気記
録層3は、保磁力およびキュリー点の異なる3種以上の
磁性材料により構成されていてもよい。3層構造の磁気
記録層としては、例えば(高保磁力・低キュリー点)/
(低保磁力・高キュリー点)/(高保磁力・低キュリー
点)とすることにより、高保磁力層と低保磁力層の書込
み波形をより同一のものとすることができる。また、保
磁力を3段階として中間保磁力層に更に別の磁気データ
を書込んだり、キュリー点を3段階として加熱温度を2
段階に設定したりすることにより、より高度な記録・再
生システムとすることができる。
録層3aおよび第2磁気記録層3bの2層構成である
が、3層以上の積層構造であってもよい。また、磁気記
録層3は、保磁力およびキュリー点の異なる3種以上の
磁性材料により構成されていてもよい。3層構造の磁気
記録層としては、例えば(高保磁力・低キュリー点)/
(低保磁力・高キュリー点)/(高保磁力・低キュリー
点)とすることにより、高保磁力層と低保磁力層の書込
み波形をより同一のものとすることができる。また、保
磁力を3段階として中間保磁力層に更に別の磁気データ
を書込んだり、キュリー点を3段階として加熱温度を2
段階に設定したりすることにより、より高度な記録・再
生システムとすることができる。
【0033】さらに、磁気記録層3は積層構造ではな
く、単一の層で構成され、保磁力およびキュリー点の異
なる2種以上の磁性材料を混合して含有するものでもよ
い。この場合も、多層構造の場合と同じ効果が得られ、
さらに、構成層が少ないため、磁気記録層の最下部と磁
気ヘッドとの距離を小さくできるという利点がある。
く、単一の層で構成され、保磁力およびキュリー点の異
なる2種以上の磁性材料を混合して含有するものでもよ
い。この場合も、多層構造の場合と同じ効果が得られ、
さらに、構成層が少ないため、磁気記録層の最下部と磁
気ヘッドとの距離を小さくできるという利点がある。
【0034】尚、上記の本発明の磁気記録媒体では、磁
気記録層が基体の一方の面の全面に形成されていてもよ
く、また、図4に示されるように、基体2の一部にスト
ライプ状に磁気記録層3を形成したものであってもよ
い。
気記録層が基体の一方の面の全面に形成されていてもよ
く、また、図4に示されるように、基体2の一部にスト
ライプ状に磁気記録層3を形成したものであってもよ
い。
【0035】図5は本発明の磁気記録媒体の他の例を示
す概略断面図である。図5において、本発明の磁気記録
媒体11は、基体12と、この基体12上に設けられた
磁気記録層13、回折格子および/またはホログラム層
14とを備えている。上記の磁気記録層13は、基体1
2側に位置する第1磁気記録層13aと、この第1磁気
記録層13a上に設けられた第2磁気記録層13bとの
2層構成を有している。そして、第1磁気記録層13a
および第2磁気記録層13bに含まれる磁性材料は、互
いに異なるキュリー点および保磁力を有している。
す概略断面図である。図5において、本発明の磁気記録
媒体11は、基体12と、この基体12上に設けられた
磁気記録層13、回折格子および/またはホログラム層
14とを備えている。上記の磁気記録層13は、基体1
2側に位置する第1磁気記録層13aと、この第1磁気
記録層13a上に設けられた第2磁気記録層13bとの
2層構成を有している。そして、第1磁気記録層13a
および第2磁気記録層13bに含まれる磁性材料は、互
いに異なるキュリー点および保磁力を有している。
【0036】基体12および磁気記録層13は、上述の
磁気記録媒体1の基体2および磁気記録層3と同様の構
成とすることでき、ここでの説明は省略する。
磁気記録媒体1の基体2および磁気記録層3と同様の構
成とすることでき、ここでの説明は省略する。
【0037】本発明の磁気記録媒体11に用いられる回
折格子および/またはホログラム層14は、一般に樹脂
から構成され、単一構造あるいは多層構造のいずれでも
よい。多層構造の場合は、例えば基材フィルム上に回折
格子やホログラムを形成するための樹脂を設けたもの、
あるいは、回折格子やホログラムを形成するための樹脂
自体が積層構造となっていてもよい。さらに、全域が回
折格子層であってもホログラム層であってもよく、また
回折格子層とホログラム層とが混在していてもよい。
折格子および/またはホログラム層14は、一般に樹脂
から構成され、単一構造あるいは多層構造のいずれでも
よい。多層構造の場合は、例えば基材フィルム上に回折
格子やホログラムを形成するための樹脂を設けたもの、
あるいは、回折格子やホログラムを形成するための樹脂
自体が積層構造となっていてもよい。さらに、全域が回
折格子層であってもホログラム層であってもよく、また
回折格子層とホログラム層とが混在していてもよい。
【0038】ホログラム層は、平面ホログラム、体積ホ
ログラムのいずれでもよく、平面ホログラムの場合、レ
リーフホログラムが量産性、耐久性およびコストとの面
から好ましく、体積ホログラムの場合、リップマンホロ
グラムが画像再現性および量産性の面から好ましい。
ログラムのいずれでもよく、平面ホログラムの場合、レ
リーフホログラムが量産性、耐久性およびコストとの面
から好ましく、体積ホログラムの場合、リップマンホロ
グラムが画像再現性および量産性の面から好ましい。
【0039】その他、フルネルホログラム、フラウンホ
ーファホログラム、レンズレスフーリエ変換ホログラ
ム、イメージホログラム等のレーザー再生ホログラム、
およびレインボーホログラム等の白色光再生ホログラ
ム、さらに、それらの原理を利用したカラーホログラ
ム、コンピュータホログラム、ホログラムディスプレ
イ、マルチプレックスホログラム、ホログラフィックス
テレオグラム、ホログラフィック回折格子等を用いるこ
とができる。
ーファホログラム、レンズレスフーリエ変換ホログラ
ム、イメージホログラム等のレーザー再生ホログラム、
およびレインボーホログラム等の白色光再生ホログラ
ム、さらに、それらの原理を利用したカラーホログラ
ム、コンピュータホログラム、ホログラムディスプレ
イ、マルチプレックスホログラム、ホログラフィックス
テレオグラム、ホログラフィック回折格子等を用いるこ
とができる。
【0040】回折格子層は、ホログラム記録手段を利用
した前記ホログラフィック回折格子により構成すること
もできるが、電子線描画装置等を用いて機械的に回折格
子を作成することにより、計算に基づいて任意の回折光
が得られる回折格子を作成することができる。干渉縞を
記録するための回折格子形成用感光材料あるいはホログ
ラム形成用感光材料としては、銀塩、重クロム酸ゼラチ
ン、サーモプラスチック、ジアゾ系感光材料、フォトレ
ジスト、強誘電体、フォトクロミックス材料、サーモク
ロミックス材料、カルコゲンガラス等が使用できる。
した前記ホログラフィック回折格子により構成すること
もできるが、電子線描画装置等を用いて機械的に回折格
子を作成することにより、計算に基づいて任意の回折光
が得られる回折格子を作成することができる。干渉縞を
記録するための回折格子形成用感光材料あるいはホログ
ラム形成用感光材料としては、銀塩、重クロム酸ゼラチ
ン、サーモプラスチック、ジアゾ系感光材料、フォトレ
ジスト、強誘電体、フォトクロミックス材料、サーモク
ロミックス材料、カルコゲンガラス等が使用できる。
【0041】本発明においては、回折格子層やホログラ
ム層の形成材料として、ポリ塩化ビニル、メチルメタア
クリレートのようなアクリル、ポリスチレン、ポリカー
ボネート等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル、メラ
ミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリレート、
ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アク
リレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオ
ール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレ
ート、トリアジン系アクリレート等の熱硬化性樹脂を硬
化させたもの、あるいは上記の熱可塑性樹脂と熱硬化性
樹脂との混合物を使用することができる。
ム層の形成材料として、ポリ塩化ビニル、メチルメタア
クリレートのようなアクリル、ポリスチレン、ポリカー
ボネート等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル、メラ
ミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリレート、
ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アク
リレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオ
ール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレ
ート、トリアジン系アクリレート等の熱硬化性樹脂を硬
化させたもの、あるいは上記の熱可塑性樹脂と熱硬化性
樹脂との混合物を使用することができる。
【0042】さらに、回折格子層やホログラム層の形成
材料として、ラジカル重合性不飽和基を有する熱成形性
物質が使用可能であり、これには下記の2種のものがあ
る。 (1)ガラス転移点が0〜250℃のポリマー中にラジ
カル重合性不飽和基を有するもの。より具体的には、下
記の〜に示される化合物を重合もしくは共重合させ
たポリマーに対して、後述する方法(イ)〜(ニ)によ
りラジカル重合性不飽和基を導入したものを挙げること
ができる。
材料として、ラジカル重合性不飽和基を有する熱成形性
物質が使用可能であり、これには下記の2種のものがあ
る。 (1)ガラス転移点が0〜250℃のポリマー中にラジ
カル重合性不飽和基を有するもの。より具体的には、下
記の〜に示される化合物を重合もしくは共重合させ
たポリマーに対して、後述する方法(イ)〜(ニ)によ
りラジカル重合性不飽和基を導入したものを挙げること
ができる。
【0043】 水酸基を有する単量体:N−メチロー
ルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシプロピルアクリレート等。
ルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシプロピルアクリレート等。
【0044】 カルボキシル基を有する単量体:アク
リル酸、メタクリル酸、アクリロイルオキシエチルモノ
サクシネート等。
リル酸、メタクリル酸、アクリロイルオキシエチルモノ
サクシネート等。
【0045】 エポキシ基を有する単量体:グリシジ
ルメタクリレート等。
ルメタクリレート等。
【0046】 アジリジニル基を有する単量体:2−
アジリジニルエチルメタクリレート、2−アジリジニル
プロピオン酸アリル等。
アジリジニルエチルメタクリレート、2−アジリジニル
プロピオン酸アリル等。
【0047】 アミド基を有する単量体:アクリルア
ミド、メタクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート等。
ミド、メタクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート等。
【0048】 スルフォン基を有する単量体:2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸等。
クリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸等。
【0049】 イソシアネート基を有する単量体:
2,4−トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエ
チルアクリレートの1モル対1モル付加物等のジイソシ
アネートと、活性水素を有するラジカル重合単量体の付
加物等。
2,4−トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエ
チルアクリレートの1モル対1モル付加物等のジイソシ
アネートと、活性水素を有するラジカル重合単量体の付
加物等。
【0050】 上記の共重合体のガラス転移点を調節
したり、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の
化合物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量
体と共重合させることもできる。共重合可能な単量体と
しては、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、
エチルメタクリレート、エチルアクリレート、プロピル
メタクリレート、プロピルアクリレート、ブチルメタク
リレート、ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレ
ート、イソブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレ
ート、t−ブチルアクリレート、イソアミルメタクリレ
ート、イソアミルアクリレート、シクロヘキシルメタク
リレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘ
キシルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト等が挙げられる。
したり、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の
化合物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量
体と共重合させることもできる。共重合可能な単量体と
しては、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、
エチルメタクリレート、エチルアクリレート、プロピル
メタクリレート、プロピルアクリレート、ブチルメタク
リレート、ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレ
ート、イソブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレ
ート、t−ブチルアクリレート、イソアミルメタクリレ
ート、イソアミルアクリレート、シクロヘキシルメタク
リレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘ
キシルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト等が挙げられる。
【0051】次に、上述のようにして得られた重合体を
以下に述べる方法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジ
カル重合性不飽和基を導入することにより、回折格子形
成樹脂あるいはホログラム形成樹脂を得ることができ
る。
以下に述べる方法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジ
カル重合性不飽和基を導入することにより、回折格子形
成樹脂あるいはホログラム形成樹脂を得ることができ
る。
【0052】(イ) 水酸基を有する単量体の重合体ま
たは共重合体の場合には、アクリル酸、メタクリル酸等
のカルボキシル基を有する単量体等を縮合反応させる。
たは共重合体の場合には、アクリル酸、メタクリル酸等
のカルボキシル基を有する単量体等を縮合反応させる。
【0053】(ロ) カルボキシル基、スルフォン基を
有する単量体の重合体または共重合体の場合には、上記
の水酸基を有する単量体を縮合反応させる。
有する単量体の重合体または共重合体の場合には、上記
の水酸基を有する単量体を縮合反応させる。
【0054】(ハ) エポキシ基、イソシアネート基あ
るいはアジリジニル基を有する単量体の重合体または共
重合体の場合には、上記の水酸基を有する単量体もしく
はカルボキシル基を有する単量体を付加反応させる。
るいはアジリジニル基を有する単量体の重合体または共
重合体の場合には、上記の水酸基を有する単量体もしく
はカルボキシル基を有する単量体を付加反応させる。
【0055】(ニ) 水酸基あるいはカルボキシル基を
有する単量体の重合体または共重合体の場合には、エポ
キシ基を有する単量体あるいはアジリジニル基を有する
単量体、ジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル
酸エステル単量体の1対1モルの付加物を付加反応させ
る。
有する単量体の重合体または共重合体の場合には、エポ
キシ基を有する単量体あるいはアジリジニル基を有する
単量体、ジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル
酸エステル単量体の1対1モルの付加物を付加反応させ
る。
【0056】上記の反応を行うには、微量のハイドロキ
ノン等の重合抑制剤を加え、乾燥空気を送りながら行う
ことが好ましい。
ノン等の重合抑制剤を加え、乾燥空気を送りながら行う
ことが好ましい。
【0057】(2)融点が0〜250℃であり、ラジカ
ル重合性不飽和基を有する化合物。具体的には、ステア
リルアクリレート、ステアリルメタクリレート、トリア
クリルイソシアヌレート、シクロヘキサンジオールジア
クリレート、シクロヘキサンジオールジメタクリレー
ト、スピログリコールジアクリレート、スピログリコー
ルジメタクリレート等が挙げられる。
ル重合性不飽和基を有する化合物。具体的には、ステア
リルアクリレート、ステアリルメタクリレート、トリア
クリルイソシアヌレート、シクロヘキサンジオールジア
クリレート、シクロヘキサンジオールジメタクリレー
ト、スピログリコールジアクリレート、スピログリコー
ルジメタクリレート等が挙げられる。
【0058】また、本発明における回折格子形成樹脂あ
るいはホログラム形成樹脂としては、上記(1)、
(2)を混合して用いることもでき、さらに、それらに
対してラジカル重合性不飽和単量体を加えることもでき
る。このラジカル重合性不飽和単量体は、電離放射線照
射の際、架橋密度を向上させ、耐熱性を向上させるもの
であり、上述の単量体の他に、エチレングリコールジア
クリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレング
リコールジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロ
パントリメタクリレート、トリメチロールプロパンジア
クリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラメタクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、
エチレングリコールジグリシジルエーテルジアクリレー
ト、エチレングリコールジグリシジルエーテルジメタク
リレート、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジグリシジ
ルエーテルジメタクリレート、プロピレングリコールジ
グリシジルエーテルジアクリレート、プロピレングリコ
ールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ポリプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテルジアクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルジ
メタクリレート、ソルビトールテトラグリシジルエーテ
ルテトラアクリレート、ソルビトールテトラグリシジル
エーテルテトラメタクリレート等を用いることができ
る。このような単量体は、上記の共重合体混合物の固形
分100重量部に対して、0.1〜100重量部の割合
で用いることが好ましい。また、上記のものは電子線に
より充分に硬化することが可能であるが、紫外線照射で
硬化させる場合には、増感剤としてベンゾキノン、ベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル等のベンゾインエー
テル類、ハロゲン化アセトフェノン類、ビアチル類等の
紫外線照射によりラジカルを発生するものも用いること
ができる。
るいはホログラム形成樹脂としては、上記(1)、
(2)を混合して用いることもでき、さらに、それらに
対してラジカル重合性不飽和単量体を加えることもでき
る。このラジカル重合性不飽和単量体は、電離放射線照
射の際、架橋密度を向上させ、耐熱性を向上させるもの
であり、上述の単量体の他に、エチレングリコールジア
クリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレング
リコールジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロ
パントリメタクリレート、トリメチロールプロパンジア
クリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラメタクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、
エチレングリコールジグリシジルエーテルジアクリレー
ト、エチレングリコールジグリシジルエーテルジメタク
リレート、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジグリシジ
ルエーテルジメタクリレート、プロピレングリコールジ
グリシジルエーテルジアクリレート、プロピレングリコ
ールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ポリプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテルジアクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルジ
メタクリレート、ソルビトールテトラグリシジルエーテ
ルテトラアクリレート、ソルビトールテトラグリシジル
エーテルテトラメタクリレート等を用いることができ
る。このような単量体は、上記の共重合体混合物の固形
分100重量部に対して、0.1〜100重量部の割合
で用いることが好ましい。また、上記のものは電子線に
より充分に硬化することが可能であるが、紫外線照射で
硬化させる場合には、増感剤としてベンゾキノン、ベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル等のベンゾインエー
テル類、ハロゲン化アセトフェノン類、ビアチル類等の
紫外線照射によりラジカルを発生するものも用いること
ができる。
【0059】また、後述する磁気記録層の加熱を効率よ
く行うために、回折格子層14あるいはホログラム層1
4を熱伝導性の高いものとすることが好ましい。ここ
で、回折格子層14あるいはホログラム層14を構成す
る上記の樹脂の熱伝導率κは、0.1〜0.3( Joule
/m・sec ・k)と低いものである。このため、熱伝導
率κが10( Joule/m・sec ・k)以上の添加剤、例
えばエチレングリコール、グリセリン、ジオクチルフタ
レート等の可塑剤(κは数百( Joule/m・sec・
k))、TiO2 、BeO、SiO2 等の酸化剤(κは
数十〜数百( Joule/m・sec ・k))等を回折格子層
14あるいはホログラム層14に含有させることが好ま
しい。
く行うために、回折格子層14あるいはホログラム層1
4を熱伝導性の高いものとすることが好ましい。ここ
で、回折格子層14あるいはホログラム層14を構成す
る上記の樹脂の熱伝導率κは、0.1〜0.3( Joule
/m・sec ・k)と低いものである。このため、熱伝導
率κが10( Joule/m・sec ・k)以上の添加剤、例
えばエチレングリコール、グリセリン、ジオクチルフタ
レート等の可塑剤(κは数百( Joule/m・sec・
k))、TiO2 、BeO、SiO2 等の酸化剤(κは
数十〜数百( Joule/m・sec ・k))等を回折格子層
14あるいはホログラム層14に含有させることが好ま
しい。
【0060】回折格子層14あるいはホログラム層14
は、従来公知の方法により形成することができる。例え
ば、ホログラムがレリーフホログラムである場合、干渉
縞が凹凸の形で記録されたホログラム原版をプレス型と
して用い、このホログラム原版上にホログラム形成用樹
脂シートを載置し、加熱ロール等の手段により両者を加
熱圧接し、ホログラム形成用樹脂シート表面にホログラ
ム原版の凹凸模様を複製する方法によって、レリーフ形
成面を有するホログラム層14を得ることができる。ホ
ログラムが、体積ホログラムである場合、フォトポリマ
ー等を基材上にコーティング形成し、予め作成してある
ホログラム原板と重ね合わせて、スリット状のレーザー
光を照射することにより、巻取複製することができる。
その後、熱現像等の処理をしてもよい。いずれにして
も、個々の記録体ができるだけ個別の再生像を保持でき
るように複製版を多く準備したり、ランダムパターンと
したり、種々工夫することができる。
は、従来公知の方法により形成することができる。例え
ば、ホログラムがレリーフホログラムである場合、干渉
縞が凹凸の形で記録されたホログラム原版をプレス型と
して用い、このホログラム原版上にホログラム形成用樹
脂シートを載置し、加熱ロール等の手段により両者を加
熱圧接し、ホログラム形成用樹脂シート表面にホログラ
ム原版の凹凸模様を複製する方法によって、レリーフ形
成面を有するホログラム層14を得ることができる。ホ
ログラムが、体積ホログラムである場合、フォトポリマ
ー等を基材上にコーティング形成し、予め作成してある
ホログラム原板と重ね合わせて、スリット状のレーザー
光を照射することにより、巻取複製することができる。
その後、熱現像等の処理をしてもよい。いずれにして
も、個々の記録体ができるだけ個別の再生像を保持でき
るように複製版を多く準備したり、ランダムパターンと
したり、種々工夫することができる。
【0061】本発明の磁気記録媒体は、図6に示される
ように、上述のような回折格子層14あるいはホログラ
ム層14と、磁気記録層13との間に薄膜層15を備え
ていてもよい。薄膜層15は回折あるいはホログラム効
果をより効果的に発現するものであればよく、通常、一
般的な反射性金属薄膜が使用される。また、ホログラム
が透明型ホログラムの場合、後述するような磁気記録層
13上の着色層や絵柄を隠蔽しない材質であればよく、
例えば回折格子層14あるいはホログラム層14とは屈
折率の異なる透明材料、厚みが200Å以下の反射性金
属薄膜層が挙げられる。
ように、上述のような回折格子層14あるいはホログラ
ム層14と、磁気記録層13との間に薄膜層15を備え
ていてもよい。薄膜層15は回折あるいはホログラム効
果をより効果的に発現するものであればよく、通常、一
般的な反射性金属薄膜が使用される。また、ホログラム
が透明型ホログラムの場合、後述するような磁気記録層
13上の着色層や絵柄を隠蔽しない材質であればよく、
例えば回折格子層14あるいはホログラム層14とは屈
折率の異なる透明材料、厚みが200Å以下の反射性金
属薄膜層が挙げられる。
【0062】前者の場合、透明材料の屈折率は回折格子
層14あるいはホログラム層14よりも大きくても小さ
くてもよいが、屈折率の差は0.1以上、好ましくは
0.5以上であり、屈折率の値は1.0以上であること
が好ましい。このように、屈折率の異なる透明薄膜層を
設けることにより、回折あるいはホログラム効果を発現
でき、しかも、下層の着色や絵柄を隠蔽させない作用が
得られる。
層14あるいはホログラム層14よりも大きくても小さ
くてもよいが、屈折率の差は0.1以上、好ましくは
0.5以上であり、屈折率の値は1.0以上であること
が好ましい。このように、屈折率の異なる透明薄膜層を
設けることにより、回折あるいはホログラム効果を発現
でき、しかも、下層の着色や絵柄を隠蔽させない作用が
得られる。
【0063】また、後者の場合は、反射性金属薄膜では
あるが、厚みが200Å以下であるため、光波の透過率
が大きく、そのため回折あるいはホログラム効果の発現
作用とともに、表示部非隠蔽作用を発揮する。すなわ
ち、反射性金属薄膜中を光波が通過する場合、その振幅
は一波長当たり、exp(−2πK)で急激に減少する
ため、その膜厚が200Åを越えると透過率はかなり小
さいものとなる。したがって、膜厚を200Å以下とす
ることにより透過率は充分なものとなり、回折あるいは
ホログラム効果を発現させることができる。また、膜厚
を200Å以下とすることにより、従来みられた高い輝
度の銀白色による外観上の違和感も解消する。
あるが、厚みが200Å以下であるため、光波の透過率
が大きく、そのため回折あるいはホログラム効果の発現
作用とともに、表示部非隠蔽作用を発揮する。すなわ
ち、反射性金属薄膜中を光波が通過する場合、その振幅
は一波長当たり、exp(−2πK)で急激に減少する
ため、その膜厚が200Åを越えると透過率はかなり小
さいものとなる。したがって、膜厚を200Å以下とす
ることにより透過率は充分なものとなり、回折あるいは
ホログラム効果を発現させることができる。また、膜厚
を200Å以下とすることにより、従来みられた高い輝
度の銀白色による外観上の違和感も解消する。
【0064】上記のような薄膜層15の形成に用いられ
る材料としては、以下のような(1)〜(6)の材料が
挙げられる。 (1)回折格子層またはホログラム層よりも屈折率が大
きい透明連続薄膜 これには、可視領域で透明なものと、赤外あるいは紫外
領域で透明なものとがあり、前者は表1に、後者は表2
にそれぞれ示す。表中、nは屈折率を示す(以下、
(2)〜(6)においても同様)。
る材料としては、以下のような(1)〜(6)の材料が
挙げられる。 (1)回折格子層またはホログラム層よりも屈折率が大
きい透明連続薄膜 これには、可視領域で透明なものと、赤外あるいは紫外
領域で透明なものとがあり、前者は表1に、後者は表2
にそれぞれ示す。表中、nは屈折率を示す(以下、
(2)〜(6)においても同様)。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】 (2)回折格子層またはホログラム層よりも屈折率が大
きい透明強誘電体 上記の透明強誘電体の例を表3に示す。
きい透明強誘電体 上記の透明強誘電体の例を表3に示す。
【0067】
【表3】 (3)回折格子層またはホログラム層よりも屈折率が小
さい透明連続薄膜 上記の透明連続薄膜の例を表4に示す。
さい透明連続薄膜 上記の透明連続薄膜の例を表4に示す。
【0068】
【表4】 (4)厚さ200Å以下の反射性金属薄膜 反射性金属薄膜は、複素屈折率を有し、この複素屈折率
n*はn*=n−iKで表される。ここで、nは屈折
率、Kは吸収係数を示す。
n*はn*=n−iKで表される。ここで、nは屈折
率、Kは吸収係数を示す。
【0069】本発明に使用できる反射性金属薄膜の材質
を表5に示し、併せて上記のnおよびKの値を示す。
を表5に示し、併せて上記のnおよびKの値を示す。
【0070】
【表5】 また、上記の表5に挙げた材質の他に、Sn,In,T
e,Ti,Fe,Co,Zn,Ge,Pb,Cd,B
i,Se,Ga,Rb等の金属が使用可能である。さら
に、上記の金属の酸化物、窒化物等も使用可能であり、
また、金属、その酸化物、窒化物等は、単独で用いるこ
ともでき、あるいは、2種以上を組み合わせて用いても
よい。 (5)回折格子層またはホログラム層と屈折率の異なる
樹脂 回折格子層またはホログラム層に対して屈折率が大きい
もの、小さいもの、いずれでもよい。これらの例を表6
に示す。
e,Ti,Fe,Co,Zn,Ge,Pb,Cd,B
i,Se,Ga,Rb等の金属が使用可能である。さら
に、上記の金属の酸化物、窒化物等も使用可能であり、
また、金属、その酸化物、窒化物等は、単独で用いるこ
ともでき、あるいは、2種以上を組み合わせて用いても
よい。 (5)回折格子層またはホログラム層と屈折率の異なる
樹脂 回折格子層またはホログラム層に対して屈折率が大きい
もの、小さいもの、いずれでもよい。これらの例を表6
に示す。
【0071】
【表6】 また、上記の表6に挙げた樹脂の他に、一般的な合成樹
脂が使用可能であるが、特に回折格子層またはホログラ
ム層との屈折率の差が大きい樹脂が好ましい。 (6)上記の(1)〜(5)に示される材質を適宜組み
合わせてなる積層体 上記の(1)〜(5)の材質の組み合わせは任意であ
り、また層構成における各層の上下位置関係も任意に選
択できる。
脂が使用可能であるが、特に回折格子層またはホログラ
ム層との屈折率の差が大きい樹脂が好ましい。 (6)上記の(1)〜(5)に示される材質を適宜組み
合わせてなる積層体 上記の(1)〜(5)の材質の組み合わせは任意であ
り、また層構成における各層の上下位置関係も任意に選
択できる。
【0072】上記の(1)〜(6)の薄膜層のうち、
(4)の薄膜層の厚さは200Å以下が好ましく、
(1)〜(3)および(5)、(6)の薄膜層の厚さ
は、薄膜層が透明性を維持できる範囲であればよく、使
用する材質により適宜設定することができ、一般的には
10〜10000Å程度、好ましくは100〜5000
Å程度である。
(4)の薄膜層の厚さは200Å以下が好ましく、
(1)〜(3)および(5)、(6)の薄膜層の厚さ
は、薄膜層が透明性を維持できる範囲であればよく、使
用する材質により適宜設定することができ、一般的には
10〜10000Å程度、好ましくは100〜5000
Å程度である。
【0073】上記の(1)〜(4)に示されるような材
質を用いて薄膜層を形成する方法としては、真空蒸着
法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、イオ
ンプレーティング法、電気メッキ法等の一般的薄膜形成
手段を用いることができる。また、上記の(5)に示さ
れるような材質を用いて薄膜層を形成する場合は、一般
的なコーティング方法等を用いることができる。さら
に、上記の(6)に示されるような材質を用いて薄膜層
を形成する場合は、上記の各手段、方法等を適宜組み合
わせて用いることができる。
質を用いて薄膜層を形成する方法としては、真空蒸着
法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、イオ
ンプレーティング法、電気メッキ法等の一般的薄膜形成
手段を用いることができる。また、上記の(5)に示さ
れるような材質を用いて薄膜層を形成する場合は、一般
的なコーティング方法等を用いることができる。さら
に、上記の(6)に示されるような材質を用いて薄膜層
を形成する場合は、上記の各手段、方法等を適宜組み合
わせて用いることができる。
【0074】尚、上記の(5)に示されるような材質を
用いる場合、透明材料である限り薄膜でなくてもよく、
0.5μm以上、好ましくは1.0〜3.0μmの厚み
を有する樹脂層を形成してもよい。特に、透明型とする
ことで、磁気記録層、絵柄層との積層であることが一目
で判別できるようにする。また、光学的加熱の際は、光
が直接磁気記録層へ届くため、より効果的である。
用いる場合、透明材料である限り薄膜でなくてもよく、
0.5μm以上、好ましくは1.0〜3.0μmの厚み
を有する樹脂層を形成してもよい。特に、透明型とする
ことで、磁気記録層、絵柄層との積層であることが一目
で判別できるようにする。また、光学的加熱の際は、光
が直接磁気記録層へ届くため、より効果的である。
【0075】上述のように、本発明の磁気記録媒体11
では磁気記録層13上に回折格子層14またはホログラ
ム層14が存在することにより、磁気記録層が露出する
のが防止され、磁気記録層に書き込まれている情報を直
接別のカードの磁気ストライプに移す磁気転写が困難と
なる。そして、回折格子層14またはホログラム層14
は、外観上美しく、それ自体の製造が容易ではなく、類
似品の作製は困難であり、本発明の磁気記録媒体は、偽
造、変造の困難な磁気記録媒体である。
では磁気記録層13上に回折格子層14またはホログラ
ム層14が存在することにより、磁気記録層が露出する
のが防止され、磁気記録層に書き込まれている情報を直
接別のカードの磁気ストライプに移す磁気転写が困難と
なる。そして、回折格子層14またはホログラム層14
は、外観上美しく、それ自体の製造が容易ではなく、類
似品の作製は困難であり、本発明の磁気記録媒体は、偽
造、変造の困難な磁気記録媒体である。
【0076】また、本発明の磁気記録媒体は、回折格子
層14またはホログラム層14上に保護層を備えるもの
でもよい。回折格子層14またはホログラム層14上へ
の保護層の形成は、合成樹脂フィルムをラミネートする
か、エクストルージョンコート法によるか、あるいは合
成樹脂塗料を塗布することにより行うことができる。保
護層を構成する樹脂としては、耐久性、耐熱性あるいは
他の層との密着性等を考慮して、上述の着色層を形成す
るに際して用いられる合成樹脂類と同様のものでもよ
く、また、物理的特性の高い紫外線・電子線硬化型の樹
脂がより好ましい。
層14またはホログラム層14上に保護層を備えるもの
でもよい。回折格子層14またはホログラム層14上へ
の保護層の形成は、合成樹脂フィルムをラミネートする
か、エクストルージョンコート法によるか、あるいは合
成樹脂塗料を塗布することにより行うことができる。保
護層を構成する樹脂としては、耐久性、耐熱性あるいは
他の層との密着性等を考慮して、上述の着色層を形成す
るに際して用いられる合成樹脂類と同様のものでもよ
く、また、物理的特性の高い紫外線・電子線硬化型の樹
脂がより好ましい。
【0077】保護層形成用の電離放射線硬化性樹脂とし
ては、分子中に重量性不飽和結合またはエポキシ基を有
するプレポリマ−、オリゴマー、および/または単量体
等による混合樹脂組成物が利用される。尚、上記のプレ
ポリマ−やオリゴマーの具体例は、不飽和ジカルボン酸
と多価アルコールとの縮合物等による不飽和ポリエステ
ル類をはじめ、ポリエステルメタクリレート、ポリエー
テルメタクリレート、ポリオールメタクリレート、メラ
ミンメタクリレート等のメタクリレート類、ポリエステ
ルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアク
リレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアク
リレート、メラミンアクリレート等のアクリレート類等
が挙げられる。さらに、単量体の具体例は、スチレン、
α・メチルスチレン等によるスチレン系単量体、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸メトキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アク
リル酸ブチル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸
フェニル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチ
ル、メタクリル酸フェニル等のメタクリル酸エステル
類、アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチ
ル、メタクリル酸−2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
チル、アクリル酸−2−(N,N−ジベンジルアミノ)
エチル、メタクリル酸−2−(N,N−ジメチルアミ
ノ)メチル、アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミ
ノ)プロピル等の不飽和酸の置換アミノアルコールエス
テル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽和
カルボン酸アミド、エチレングリコールジアクリレー
ト、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート等のジアク
リレート化合物、ジプロピレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールアクリレート、プロピレングリ
コールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート等の多官能性化合物、トリメチロールプロパ
ントリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリ
チオプロピレート、ペンタエリスリトールテトラチオグ
リコール等の分子中に2個以上のチオール基を有するポ
リチオール化合物等が利用される。保護層を上記のよう
な電離放射線硬化型樹脂により形成する場合、電離放射
線硬化型樹脂によるコーティング剤の塗工適性を考慮し
て、通常、上述のプレポリマーまたはオリゴマーの5〜
95重量%と、単量体および/またはポリチオール化合
物の95〜5重量%との混合組成物が利用される。ま
た、電離放射線硬化型樹脂によるコーティング剤中に
は、このコーティング剤が紫外線の照射により硬化され
る場合、例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノン
類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α・アミロキシ
ムエステル、テトラメチルメウラムモノサルファイド、
チオキサントン類等による光重合開始剤と、必要に応じ
てn−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−ブ
チルホスフィン等の光増感剤とを添加してもよいことは
勿論である。
ては、分子中に重量性不飽和結合またはエポキシ基を有
するプレポリマ−、オリゴマー、および/または単量体
等による混合樹脂組成物が利用される。尚、上記のプレ
ポリマ−やオリゴマーの具体例は、不飽和ジカルボン酸
と多価アルコールとの縮合物等による不飽和ポリエステ
ル類をはじめ、ポリエステルメタクリレート、ポリエー
テルメタクリレート、ポリオールメタクリレート、メラ
ミンメタクリレート等のメタクリレート類、ポリエステ
ルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアク
リレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアク
リレート、メラミンアクリレート等のアクリレート類等
が挙げられる。さらに、単量体の具体例は、スチレン、
α・メチルスチレン等によるスチレン系単量体、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸メトキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アク
リル酸ブチル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸
フェニル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチ
ル、メタクリル酸フェニル等のメタクリル酸エステル
類、アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチ
ル、メタクリル酸−2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
チル、アクリル酸−2−(N,N−ジベンジルアミノ)
エチル、メタクリル酸−2−(N,N−ジメチルアミ
ノ)メチル、アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミ
ノ)プロピル等の不飽和酸の置換アミノアルコールエス
テル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽和
カルボン酸アミド、エチレングリコールジアクリレー
ト、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート等のジアク
リレート化合物、ジプロピレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールアクリレート、プロピレングリ
コールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート等の多官能性化合物、トリメチロールプロパ
ントリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリ
チオプロピレート、ペンタエリスリトールテトラチオグ
リコール等の分子中に2個以上のチオール基を有するポ
リチオール化合物等が利用される。保護層を上記のよう
な電離放射線硬化型樹脂により形成する場合、電離放射
線硬化型樹脂によるコーティング剤の塗工適性を考慮し
て、通常、上述のプレポリマーまたはオリゴマーの5〜
95重量%と、単量体および/またはポリチオール化合
物の95〜5重量%との混合組成物が利用される。ま
た、電離放射線硬化型樹脂によるコーティング剤中に
は、このコーティング剤が紫外線の照射により硬化され
る場合、例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノン
類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α・アミロキシ
ムエステル、テトラメチルメウラムモノサルファイド、
チオキサントン類等による光重合開始剤と、必要に応じ
てn−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−ブ
チルホスフィン等の光増感剤とを添加してもよいことは
勿論である。
【0078】保護層を形成する際のコーティング剤の塗
工方法は、ロールコート、カーテンフローコート、ワイ
ヤーバーコート、リバースコート、グラビアコート、グ
ラビアリバースコート、エアナイフコート、キスコー
ト、ブレードコート、スムーズコート、コンマコート等
の公知の方法を用いることができる。
工方法は、ロールコート、カーテンフローコート、ワイ
ヤーバーコート、リバースコート、グラビアコート、グ
ラビアリバースコート、エアナイフコート、キスコー
ト、ブレードコート、スムーズコート、コンマコート等
の公知の方法を用いることができる。
【0079】また、電離放射線硬化型樹脂による保護層
形成における硬化には、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低
圧水銀灯、カーボンアーク、ブラックライトランプ、メ
タルハライドランプ等の光源からの紫外線照射、あるい
は、コックロフトワルトン型、ハンデグラフ型、共振変
圧器型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン
型、高周波型等の各種電子線加速器による100〜10
00keV、好ましくは100〜300keVのエネル
ギーの電子線照射が用いられる。
形成における硬化には、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低
圧水銀灯、カーボンアーク、ブラックライトランプ、メ
タルハライドランプ等の光源からの紫外線照射、あるい
は、コックロフトワルトン型、ハンデグラフ型、共振変
圧器型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン
型、高周波型等の各種電子線加速器による100〜10
00keV、好ましくは100〜300keVのエネル
ギーの電子線照射が用いられる。
【0080】尚、保護層には、耐久性、耐熱性を向上さ
せるために、テフロンパウダー等の粉体、好ましくは軟
化点が100℃以上であり透明性が高い粒径が数μm、
さらにはサブミクロン程度の微粉体が含有されてもよ
い。また、保護層中にシリコーン、ポリエチレンワック
ス等を添加して表面に剥離性を与えてもよい。
せるために、テフロンパウダー等の粉体、好ましくは軟
化点が100℃以上であり透明性が高い粒径が数μm、
さらにはサブミクロン程度の微粉体が含有されてもよ
い。また、保護層中にシリコーン、ポリエチレンワック
ス等を添加して表面に剥離性を与えてもよい。
【0081】尚、このような保護層と、回折格子層14
あるいはホログラム層14との間に、両層の接着性を高
め、かつ回折格子層14あるいはホログラム層14の耐
久性を高めるために、硬化型アクリル系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ビニル系樹脂等からなるオーバプリント層を
設けてもよい。また、上記の薄膜層15と磁気記録層1
3との間には、両層の接着性を高めるために、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、ウレタン系
樹脂等からなるアンカー層を設けてもよい。
あるいはホログラム層14との間に、両層の接着性を高
め、かつ回折格子層14あるいはホログラム層14の耐
久性を高めるために、硬化型アクリル系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ビニル系樹脂等からなるオーバプリント層を
設けてもよい。また、上記の薄膜層15と磁気記録層1
3との間には、両層の接着性を高めるために、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、ウレタン系
樹脂等からなるアンカー層を設けてもよい。
【0082】また、本発明の磁気記録媒体は、各層間に
必要に応じて接着層を備えていてもよい。この場合の接
着層は、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、エチレン/
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/プロピオン酸共重合
体、ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロース
系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系共重合体
等のバインダーに、必要に応じて可塑剤、安定剤、硬化
剤等を添加した後、溶剤あるいは希釈剤で充分に混練し
てなる接着層用塗料を用いて塗布することにより形成す
ることができる。接着層用塗料の塗布は、グラビア法、
ロール法、ナイフエッジ法等の塗布方法により行うこと
ができる。特に、磁気記録層上に接着層を設ける場合、
磁気記録層の再溶解を防止するため、熱可塑性樹脂をエ
マルジョン化して塗布し、乾燥してヒートシール型の接
着層とすることが好ましい。
必要に応じて接着層を備えていてもよい。この場合の接
着層は、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、エチレン/
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/プロピオン酸共重合
体、ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロース
系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系共重合体
等のバインダーに、必要に応じて可塑剤、安定剤、硬化
剤等を添加した後、溶剤あるいは希釈剤で充分に混練し
てなる接着層用塗料を用いて塗布することにより形成す
ることができる。接着層用塗料の塗布は、グラビア法、
ロール法、ナイフエッジ法等の塗布方法により行うこと
ができる。特に、磁気記録層上に接着層を設ける場合、
磁気記録層の再溶解を防止するため、熱可塑性樹脂をエ
マルジョン化して塗布し、乾燥してヒートシール型の接
着層とすることが好ましい。
【0083】本発明では、磁気記録媒体1の磁気記録層
3上に、あるいは磁気記録媒体11の磁気記録層13上
に、あるいは、図7〜図9に示されるように、隠蔽・装
飾効果をもたせるための着色層や絵柄を設けてもよい。
3上に、あるいは磁気記録媒体11の磁気記録層13上
に、あるいは、図7〜図9に示されるように、隠蔽・装
飾効果をもたせるための着色層や絵柄を設けてもよい。
【0084】図7に示される磁気記録媒体11は、レリ
ーフホログラムの方式により記録されたホログラム層1
4と、ホログラム層14を構成する材料の屈折率と異な
る屈折率を有する上述の透明材料からなる薄膜層15と
からなる透明型ホログラムを有している。そして、磁気
記録層13と薄膜層15との間に接着剤層17が存在す
るとともに、絵柄16が形成されている。絵柄16は図
のように、磁気記録層13に接していても、薄膜層15
に接していてもよく、さらに、接着剤層17中にあって
もよい。このように、絵柄16を薄膜層15の下に設け
ると、ホログラムの照明光と観察者に対する角度依存性
により、ホログラム再生像が見える角度から磁気記録媒
体11を観察すれば、絵柄16がホログラム再生像に隠
蔽され、また、上記の角度と異なる角度から観察すれ
ば、ホログラム再生像に隠蔽されずに絵柄16を観察す
ることができる。
ーフホログラムの方式により記録されたホログラム層1
4と、ホログラム層14を構成する材料の屈折率と異な
る屈折率を有する上述の透明材料からなる薄膜層15と
からなる透明型ホログラムを有している。そして、磁気
記録層13と薄膜層15との間に接着剤層17が存在す
るとともに、絵柄16が形成されている。絵柄16は図
のように、磁気記録層13に接していても、薄膜層15
に接していてもよく、さらに、接着剤層17中にあって
もよい。このように、絵柄16を薄膜層15の下に設け
ると、ホログラムの照明光と観察者に対する角度依存性
により、ホログラム再生像が見える角度から磁気記録媒
体11を観察すれば、絵柄16がホログラム再生像に隠
蔽され、また、上記の角度と異なる角度から観察すれ
ば、ホログラム再生像に隠蔽されずに絵柄16を観察す
ることができる。
【0085】図8に示される例では、磁気記録媒体11
は、体積ホログラムであるリップマンホログラムの方式
により記録されたホログラム層14と磁気記録層13と
の間に、着色層18が形成されている。リップマンホロ
グラムからなるホログラム層14は実質的に透明であ
り、ホログラム再生像の見やすさの点および磁気記録層
を隠蔽するという点から、暗色の着色塗料によって着色
層18を構成することが好ましい。また、リップマンホ
ログラムは反射再生光の波長選択性を有しているため、
反射再生光の波長と異なる反射波長をもつ着色塗料で着
色層18を構成したり、あるいは反射再生光によるホロ
グラム再生像の色と補色の関係にある着色塗料を用いる
ことが、装飾性を考慮すると好ましい。尚、接着剤に着
色塗料を混入して着色接着剤としても同様の効果が得ら
れる。
は、体積ホログラムであるリップマンホログラムの方式
により記録されたホログラム層14と磁気記録層13と
の間に、着色層18が形成されている。リップマンホロ
グラムからなるホログラム層14は実質的に透明であ
り、ホログラム再生像の見やすさの点および磁気記録層
を隠蔽するという点から、暗色の着色塗料によって着色
層18を構成することが好ましい。また、リップマンホ
ログラムは反射再生光の波長選択性を有しているため、
反射再生光の波長と異なる反射波長をもつ着色塗料で着
色層18を構成したり、あるいは反射再生光によるホロ
グラム再生像の色と補色の関係にある着色塗料を用いる
ことが、装飾性を考慮すると好ましい。尚、接着剤に着
色塗料を混入して着色接着剤としても同様の効果が得ら
れる。
【0086】図9に示される例では、磁気記録媒体11
は、電子線描画装置により機械的に描画することにより
回折格子が記録された回折格子層14上に、または回折
格子層14と反射性金属からなる薄膜層15との間に絵
柄16が形成されている。このように、薄膜層15の上
に絵柄層16を形成すると、薄膜層15で反射された光
を背景として、絵柄16を常時観察することができる。
また、回折格子層14上に絵柄16を形成する場合に
は、記録・再生時における磁気ヘッドの走査等のこすれ
により絵柄16が消失することを防ぐために、上述した
ような保護層19を設けることが好ましい。
は、電子線描画装置により機械的に描画することにより
回折格子が記録された回折格子層14上に、または回折
格子層14と反射性金属からなる薄膜層15との間に絵
柄16が形成されている。このように、薄膜層15の上
に絵柄層16を形成すると、薄膜層15で反射された光
を背景として、絵柄16を常時観察することができる。
また、回折格子層14上に絵柄16を形成する場合に
は、記録・再生時における磁気ヘッドの走査等のこすれ
により絵柄16が消失することを防ぐために、上述した
ような保護層19を設けることが好ましい。
【0087】着色層や絵柄はエチルセルロース、硝酸セ
ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロ
ースアセテートプロピオネート、酢酸セルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチ
レン等のスチレン樹脂、あるいはスチレン共重合樹脂、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリ
ル樹脂またはメタクリル樹脂の単独あるいは共重合樹
脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フ
ェノール樹脂、重合ロジン等のロジンエステル樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ブチラール樹脂等のバインダーに、着色すべき色
に応じて各種の顔料を添加し、さらに必要に応じて、可
塑剤、安定剤、ワックス、グリース、乾燥剤、乾燥補助
剤、硬化剤、増粘剤、分散剤を添加した後、溶剤あるい
は希釈剤で充分に混練してなる着色塗料あるいはインキ
を用いて、通常のグラビア法、ロール法、ナイフエッジ
法、オフセット法等の塗布方法あるいは印刷方法によ
り、所望部分に形成できる。
ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロ
ースアセテートプロピオネート、酢酸セルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチ
レン等のスチレン樹脂、あるいはスチレン共重合樹脂、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリ
ル樹脂またはメタクリル樹脂の単独あるいは共重合樹
脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フ
ェノール樹脂、重合ロジン等のロジンエステル樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ブチラール樹脂等のバインダーに、着色すべき色
に応じて各種の顔料を添加し、さらに必要に応じて、可
塑剤、安定剤、ワックス、グリース、乾燥剤、乾燥補助
剤、硬化剤、増粘剤、分散剤を添加した後、溶剤あるい
は希釈剤で充分に混練してなる着色塗料あるいはインキ
を用いて、通常のグラビア法、ロール法、ナイフエッジ
法、オフセット法等の塗布方法あるいは印刷方法によ
り、所望部分に形成できる。
【0088】尚、上述の本発明の磁気記録媒体は、基体
の全面に磁気記録層を設けたものであるが、図4に示さ
れるように、基体の一部にストライプ状に磁気記録層を
設けてもよい。
の全面に磁気記録層を設けたものであるが、図4に示さ
れるように、基体の一部にストライプ状に磁気記録層を
設けてもよい。
【0089】上記の磁気記録層13および回折格子層1
4および/またはホログラム層14を基体12上に設け
る方法としては、磁気転写シートを作製し、従来公知の
方法に従って接着剤層、第1磁気記録層、第2磁気記録
層、薄膜層および回折格子および/またはホログラムを
基体12上に転写することが簡便である。
4および/またはホログラム層14を基体12上に設け
る方法としては、磁気転写シートを作製し、従来公知の
方法に従って接着剤層、第1磁気記録層、第2磁気記録
層、薄膜層および回折格子および/またはホログラムを
基体12上に転写することが簡便である。
【0090】図10は、本発明の磁気記録媒体の製造に
用いることのできる磁気転写シートの一例を示す概略断
面図である。図10において磁気転写シート21は、基
材22上に剥離層23を介して回折格子および/または
ホログラムとなる樹脂層を形成し、レリーフ母型への熱
圧接等の上述の方法により回折格子あるいはホログラム
レリーフパターンを形成して回折格子層および/または
ホログラム層24とする。次に、反応性蒸着、スパッタ
リング等の方法を用いて回折格子層および/またはホロ
グラム層24上に薄膜層25を形成し、この薄膜層25
上に第2磁気記録層26bおよび第1磁気記録層26a
からなる磁気記録層26を印刷法、コーティング法等に
より形成する。そして、最後に第1磁気記録層26a上
に接着剤層27を形成する。この場合、回折格子層およ
び/またはホログラム層24から接着剤層27までが転
写層となる。
用いることのできる磁気転写シートの一例を示す概略断
面図である。図10において磁気転写シート21は、基
材22上に剥離層23を介して回折格子および/または
ホログラムとなる樹脂層を形成し、レリーフ母型への熱
圧接等の上述の方法により回折格子あるいはホログラム
レリーフパターンを形成して回折格子層および/または
ホログラム層24とする。次に、反応性蒸着、スパッタ
リング等の方法を用いて回折格子層および/またはホロ
グラム層24上に薄膜層25を形成し、この薄膜層25
上に第2磁気記録層26bおよび第1磁気記録層26a
からなる磁気記録層26を印刷法、コーティング法等に
より形成する。そして、最後に第1磁気記録層26a上
に接着剤層27を形成する。この場合、回折格子層およ
び/またはホログラム層24から接着剤層27までが転
写層となる。
【0091】このように作製した磁気転写シート21
を、接着剤層27が基体12上に当接するように熱圧着
(例えば、150℃、10分間、100kg/cm2 のよう
な条件)し、その後、剥離層23によりベース基材22
を剥離することによって、基体12上に接着剤層、第1
磁気記録層、第2磁気記録層、薄膜層および回折格子層
および/またはホログラム層を設けることができる。
を、接着剤層27が基体12上に当接するように熱圧着
(例えば、150℃、10分間、100kg/cm2 のよう
な条件)し、その後、剥離層23によりベース基材22
を剥離することによって、基体12上に接着剤層、第1
磁気記録層、第2磁気記録層、薄膜層および回折格子層
および/またはホログラム層を設けることができる。
【0092】磁気転写シート21を構成する回折格子層
および/またはホログラム層24、薄膜層25、磁気記
録層26は、上述の磁気記録媒体を構成する磁気記録層
13、回折格子層および/またはホログラム層14、薄
膜層15の形成と同様にして形成することができる。ま
た、上記の接着剤層27は、アクリル系樹脂、ビニル系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系
樹脂、エポキシ系樹脂、ゴム系樹脂、アイオノマー系樹
脂等の公知の接着剤を用いて形成することができる。こ
の接着剤層22の厚さは、0.1〜50μm、好ましく
は1〜10μm程度とすることができる。勿論、剥離層
とホログラム層との間に上述の保護層を形成してもよ
い。
および/またはホログラム層24、薄膜層25、磁気記
録層26は、上述の磁気記録媒体を構成する磁気記録層
13、回折格子層および/またはホログラム層14、薄
膜層15の形成と同様にして形成することができる。ま
た、上記の接着剤層27は、アクリル系樹脂、ビニル系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系
樹脂、エポキシ系樹脂、ゴム系樹脂、アイオノマー系樹
脂等の公知の接着剤を用いて形成することができる。こ
の接着剤層22の厚さは、0.1〜50μm、好ましく
は1〜10μm程度とすることができる。勿論、剥離層
とホログラム層との間に上述の保護層を形成してもよ
い。
【0093】次に、本発明の磁気記録媒体の記録方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0094】本発明の磁気記録媒体の記録方法は、上述
のような磁気記録媒体の磁気記録層のプリエンコード磁
気データを先ず読み取って磁気記録条件を設定した後、
この磁気記録条件にしたがって加熱しながら磁気記録を
行うことを特徴とする。すなわち、読み取ったプリエン
コード磁気データに基づいて磁気記録層の加熱温度、磁
気記録媒体の搬送速度、磁気記録層への印加磁界、記録
密度等を制御しながら磁気記録層を加熱することによ
り、磁気記録層を構成する高保磁力の磁性材料の飽和書
込み電流値を低保磁力の磁性材料の飽和書込み電流値と
略同一、もしくは近づけて、磁気記録層を構成している
すべての磁性材料に同時に書込みを行うものである。そ
して、加熱または記録条件は、2種類の設定でもよく、
また、各々の磁気記録媒体に固有の条件(磁気記録媒体
1つ1つで異なる条件)としてもよく、このように2種
以上の条件を設定することにより、偽造、変造すること
がより困難となる。
のような磁気記録媒体の磁気記録層のプリエンコード磁
気データを先ず読み取って磁気記録条件を設定した後、
この磁気記録条件にしたがって加熱しながら磁気記録を
行うことを特徴とする。すなわち、読み取ったプリエン
コード磁気データに基づいて磁気記録層の加熱温度、磁
気記録媒体の搬送速度、磁気記録層への印加磁界、記録
密度等を制御しながら磁気記録層を加熱することによ
り、磁気記録層を構成する高保磁力の磁性材料の飽和書
込み電流値を低保磁力の磁性材料の飽和書込み電流値と
略同一、もしくは近づけて、磁気記録層を構成している
すべての磁性材料に同時に書込みを行うものである。そ
して、加熱または記録条件は、2種類の設定でもよく、
また、各々の磁気記録媒体に固有の条件(磁気記録媒体
1つ1つで異なる条件)としてもよく、このように2種
以上の条件を設定することにより、偽造、変造すること
がより困難となる。
【0095】より具体的には、例えば110℃と80℃
の2種の加熱条件をプリエンコード磁気データとして磁
気記録媒体の磁気記録層に記録しておき、このプリエン
コード磁気データに基づいて磁気記録媒体の加熱を11
0℃にするか80℃にするか選択することにより、偽造
防止機能を高めることができる。
の2種の加熱条件をプリエンコード磁気データとして磁
気記録媒体の磁気記録層に記録しておき、このプリエン
コード磁気データに基づいて磁気記録媒体の加熱を11
0℃にするか80℃にするか選択することにより、偽造
防止機能を高めることができる。
【0096】尚、上記のような磁気記録層の加熱におい
て温度分布を設けることにより、磁気記録領域の周辺の
基体の温度上昇を有効に防ぐことができる。
て温度分布を設けることにより、磁気記録領域の周辺の
基体の温度上昇を有効に防ぐことができる。
【0097】上記のような加熱を行うための加熱手段と
しては、加熱ローラ、遠赤外線ランプ、レーザー加熱、
磁気ヘッドによる加熱等が用いられる。
しては、加熱ローラ、遠赤外線ランプ、レーザー加熱、
磁気ヘッドによる加熱等が用いられる。
【0098】加熱ローラは、回折格子層あるいはホログ
ラム層の表面を傷付けないように、シリコンラバーのよ
うな軟質部材により周面を覆われたものが好ましい。ま
た、ローラ径は一周で加熱領域をすべて加熱できるよう
な大きさとし、一周目の表面温度と二周目の表面温度の
差に起因した加熱ムラを防止することが好ましい。例え
ば、長さ85mmのカードの全長に亘って加熱する場合
は、直径を25mm以上に設定した1個の加熱ローラを用
いることができ、あるいは直径が5mm以下のローラを回
転方向に複数配列した加熱ローラを用いることもでき
る。このような加熱ローラの表面温度は50〜300℃
の範囲で適宜設定し、加熱ローラの速度は10〜200
mm/sec.とすることが好ましい。
ラム層の表面を傷付けないように、シリコンラバーのよ
うな軟質部材により周面を覆われたものが好ましい。ま
た、ローラ径は一周で加熱領域をすべて加熱できるよう
な大きさとし、一周目の表面温度と二周目の表面温度の
差に起因した加熱ムラを防止することが好ましい。例え
ば、長さ85mmのカードの全長に亘って加熱する場合
は、直径を25mm以上に設定した1個の加熱ローラを用
いることができ、あるいは直径が5mm以下のローラを回
転方向に複数配列した加熱ローラを用いることもでき
る。このような加熱ローラの表面温度は50〜300℃
の範囲で適宜設定し、加熱ローラの速度は10〜200
mm/sec.とすることが好ましい。
【0099】遠赤外線ランプによる加熱は、例えば15
0Wハロゲンランプを所定の磁気記録幅に集光して照射
し、書込み領域の磁気記録層を50〜300℃の範囲で
任意に加熱することにより行える。この遠赤外線ランプ
による加熱によれば、回折格子層あるいはホログラム層
に熱ダメージを与えることなく磁気記録層のみを加熱す
ることができる。さらに、集光時に焦点を磁気記録層近
傍に設定することにより、より効率的に磁気記録層を加
熱することができる。
0Wハロゲンランプを所定の磁気記録幅に集光して照射
し、書込み領域の磁気記録層を50〜300℃の範囲で
任意に加熱することにより行える。この遠赤外線ランプ
による加熱によれば、回折格子層あるいはホログラム層
に熱ダメージを与えることなく磁気記録層のみを加熱す
ることができる。さらに、集光時に焦点を磁気記録層近
傍に設定することにより、より効率的に磁気記録層を加
熱することができる。
【0100】レーザー加熱は、気体レーザー装置、固体
レーザー装置、半導体レーザー装置等を使用して行うこ
とができる。この中でも、特にヘリウム−ネオンレーザ
ー、アルゴンガスレーザー、炭酸ガスレーザー等の気体
レーザー、YAGレーザー等の固体レーザーが好まし
く、レーザーパワーは10〜1000W程度とする。ま
た、後述するように、加熱と同時に回折格子あるいはホ
ログラムの再生を行う場合にも、同様のレーザーを使用
することができる。尚、受光素子への熱ダメージを防止
するために、光減衰フィルターあるいはビームスリッタ
ーを受光素子の直前に配設することが好ましい。また、
回折格子あるいはホログラムの再生専用としては、レー
ザーパワーが1〜50mW程度のヘリウム−ネオンレー
ザー、半導体レーザーが好ましい。
レーザー装置、半導体レーザー装置等を使用して行うこ
とができる。この中でも、特にヘリウム−ネオンレーザ
ー、アルゴンガスレーザー、炭酸ガスレーザー等の気体
レーザー、YAGレーザー等の固体レーザーが好まし
く、レーザーパワーは10〜1000W程度とする。ま
た、後述するように、加熱と同時に回折格子あるいはホ
ログラムの再生を行う場合にも、同様のレーザーを使用
することができる。尚、受光素子への熱ダメージを防止
するために、光減衰フィルターあるいはビームスリッタ
ーを受光素子の直前に配設することが好ましい。また、
回折格子あるいはホログラムの再生専用としては、レー
ザーパワーが1〜50mW程度のヘリウム−ネオンレー
ザー、半導体レーザーが好ましい。
【0101】磁気ヘッドによる加熱は、磁気ヘッドを5
0〜120℃程度まで加熱して行うことができる。磁気
ヘッドの加熱には、例えば磁気ヘッドを構成するリング
ヘッドに巻着したニクロム線に通電するか、あるいは赤
外線ランプを用いて磁気ヘッドを加熱する等の方法があ
る。
0〜120℃程度まで加熱して行うことができる。磁気
ヘッドの加熱には、例えば磁気ヘッドを構成するリング
ヘッドに巻着したニクロム線に通電するか、あるいは赤
外線ランプを用いて磁気ヘッドを加熱する等の方法があ
る。
【0102】次に、実験例を示して本発明の磁気記録媒
体を更に詳細に説明する。 (実験例1)厚さ25μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムの片面に、下記の組成の剥離層形成用の塗工
液をグラビアコート法により塗布し、その後、溶剤を除
去して剥離層(厚さ1μm)を形成した。さらに、この
剥離層上に、下記の組成を有する各塗工液をグラビアコ
ート法により塗布して、第2磁気記録層(厚さ10μ
m)、第1磁気記録層(厚さ10μm)および接着剤層
(厚さ5μm)を順次形成して転写シートを作製した。
体を更に詳細に説明する。 (実験例1)厚さ25μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムの片面に、下記の組成の剥離層形成用の塗工
液をグラビアコート法により塗布し、その後、溶剤を除
去して剥離層(厚さ1μm)を形成した。さらに、この
剥離層上に、下記の組成を有する各塗工液をグラビアコ
ート法により塗布して、第2磁気記録層(厚さ10μ
m)、第1磁気記録層(厚さ10μm)および接着剤層
(厚さ5μm)を順次形成して転写シートを作製した。
【0103】 (剥離層形成用の塗工液) ・酢酸セルロース樹脂 … 5重量部 ・メタノール … 25重量部 ・メチルエチルケトン … 45重量部 ・トルエン … 25重量部 ・メチロール化メラミン樹脂 … 0.5重量部 ・パラトルエンスルフォン酸 …0.05重量部 (第2磁気記録層形成用の塗工液) ・γ−Fe2 O3 (保磁力=300 Oe 、キュリー点=575 ℃) … 36重量部 ・ウレタン樹脂 … 12重量部 ・トルエン … 20重量部 ・メチルエチルケトン … 15重量部 ・メチルイソブチルケトン … 15重量部 ・イソシアネート系硬化剤 2重量部 (第1磁気記録層形成用の塗工液) ・Srフェライト (保磁力=6000 Oe 、キュリー点=140 ℃)… 36重量部 ・ウレタン樹脂 … 12重量部 ・トルエン … 20重量部 ・メチルエチルケトン … 15重量部 ・メチルイソブチルケトン … 15重量部 ・イソシアネート系硬化剤 2重量部 (接着剤層形成用の塗工液) ・塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 … 20重量部 ・アクリル樹脂 … 10重量部 ・酢酸エチル … 20重量部 ・トルエン … 50重量部 上記のように作製した転写シートを12.7mm幅にスリ
ットして転写テープとし、この磁気転写テープをポリ塩
化ビニル(大平化学(株)製 厚さ100μm)上に、
接着層が当接するように重ね合わせ、転写テープ側から
150℃、2m/分の条件で加熱して仮転写した。その
後、転写テープのポリエステルフィルムを剥離して接着
剤層、第1磁気記録層、第2磁気記録層が、この順に積
層されたストライプを設けた。
ットして転写テープとし、この磁気転写テープをポリ塩
化ビニル(大平化学(株)製 厚さ100μm)上に、
接着層が当接するように重ね合わせ、転写テープ側から
150℃、2m/分の条件で加熱して仮転写した。その
後、転写テープのポリエステルフィルムを剥離して接着
剤層、第1磁気記録層、第2磁気記録層が、この順に積
層されたストライプを設けた。
【0104】次に、予めオフセット印刷により文字、絵
柄を印刷した厚さ560μmの硬質塩化ビニルコアを、
上記のようにストライプを設けたポリ塩化ビニルフィル
ムと、ストライプを設けていない同じポリ塩化ビニルフ
ィルムとで挟んだ状態で熱圧着(150℃、100kg/
cm2 、10分間)して一体化し、86mm×54mmの大き
さのカード状に打ち抜いて磁気記録媒体とした。
柄を印刷した厚さ560μmの硬質塩化ビニルコアを、
上記のようにストライプを設けたポリ塩化ビニルフィル
ムと、ストライプを設けていない同じポリ塩化ビニルフ
ィルムとで挟んだ状態で熱圧着(150℃、100kg/
cm2 、10分間)して一体化し、86mm×54mmの大き
さのカード状に打ち抜いて磁気記録媒体とした。
【0105】一方、半径300mmの円柱状ヒータの外周
面に、幅10mm、厚さ5mmの希土類磁石(5000ガウ
ス)を相互に接するように敷設して、図2、図3に示さ
れるような加熱磁石を作成した。
面に、幅10mm、厚さ5mmの希土類磁石(5000ガウ
ス)を相互に接するように敷設して、図2、図3に示さ
れるような加熱磁石を作成した。
【0106】そして、上記の加熱磁石を130℃に保っ
た状態で、上記のようにして作成した磁気記録媒体の磁
気記録層上を回転移動させることによりプリエンコード
を行って本発明の磁気記録媒体を得た。
た状態で、上記のようにして作成した磁気記録媒体の磁
気記録層上を回転移動させることによりプリエンコード
を行って本発明の磁気記録媒体を得た。
【0107】次に、この磁気記録媒体の磁気ストライプ
部を記録方向全長に亘ってヒートロール方式により13
0℃まで加熱して、第1磁気記録層、第2磁気記録層の
飽和書込み電流値を約60mAとした状態で、書込み電
流80mAで200FRPIの信号を記録した。そし
て、磁気記録媒体を冷却した後に読取りを行ったとこ
ろ、約500mVの出力で信号を良好に読み取ることが
できた。
部を記録方向全長に亘ってヒートロール方式により13
0℃まで加熱して、第1磁気記録層、第2磁気記録層の
飽和書込み電流値を約60mAとした状態で、書込み電
流80mAで200FRPIの信号を記録した。そし
て、磁気記録媒体を冷却した後に読取りを行ったとこ
ろ、約500mVの出力で信号を良好に読み取ることが
できた。
【0108】しかし、上記のプリエンコードがなされた
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで200FRPIの信号を記録し、その後、読取り
を行ったところ、10mmピッチでドロップアウト、ドロ
ップイン等の信号異常が発生した。 (実験例2)実験例1と同様にして86mm×54mmの大
きさのカード状の磁気記録媒体を得た。
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで200FRPIの信号を記録し、その後、読取り
を行ったところ、10mmピッチでドロップアウト、ドロ
ップイン等の信号異常が発生した。 (実験例2)実験例1と同様にして86mm×54mmの大
きさのカード状の磁気記録媒体を得た。
【0109】次に、この磁気記録媒体の表面側から、ス
リット状に集光した赤外線ランプを用いて磁気記録層を
130℃の加熱し、この状態で磁気記録層上に磁気ヘッ
ドを走査させて420FRPIの信号を記録することに
よりプリエンコードを行って本発明の磁気記録媒体を得
た。
リット状に集光した赤外線ランプを用いて磁気記録層を
130℃の加熱し、この状態で磁気記録層上に磁気ヘッ
ドを走査させて420FRPIの信号を記録することに
よりプリエンコードを行って本発明の磁気記録媒体を得
た。
【0110】次に、実験例1と同様に、磁気記録媒体の
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により130℃まで加熱して、第1磁気記録層、第
2磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状
態で、書込み電流80mAで420FRPIの別の信号
を記録した。そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取
りを行ったところ、約500mVの出力で信号を良好に
読み取ることができた。
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により130℃まで加熱して、第1磁気記録層、第
2磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状
態で、書込み電流80mAで420FRPIの別の信号
を記録した。そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取
りを行ったところ、約500mVの出力で信号を良好に
読み取ることができた。
【0111】しかし、上記のプリエンコードがなされた
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで420FRPIの別の信号を記録し、その後、読
取りを行ったところ、波形が乱れて、後から記録した4
20FRPIの信号は読み取ることができなかった。 (実験例3)先ず、厚さ25μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムの片面に、実験例1にて使用したのと
同様の剥離層形成用の塗工液、第2磁気記録層用の塗工
液、第1磁気記録層用の塗工液を用いて、実験例1と同
様にして剥離層、第2磁気記録層、第1磁気記録層を形
成した。
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで420FRPIの別の信号を記録し、その後、読
取りを行ったところ、波形が乱れて、後から記録した4
20FRPIの信号は読み取ることができなかった。 (実験例3)先ず、厚さ25μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムの片面に、実験例1にて使用したのと
同様の剥離層形成用の塗工液、第2磁気記録層用の塗工
液、第1磁気記録層用の塗工液を用いて、実験例1と同
様にして剥離層、第2磁気記録層、第1磁気記録層を形
成した。
【0112】次に、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム側から、スリット状に集光した赤外線ランプを用いて
磁気記録層を130℃の加熱し、この状態で第1磁気記
録層上に磁気ヘッドを走査させて420FRPIの信号
を記録した。次に、実験例1にて使用したのと同様の接
着剤層形成用の塗工液を用いて、実験例1と同様にして
第1磁気記録層上に接着剤層(厚さ5μm)を形成し
て、プリエンコードがなされた転写シートを作製した。
ム側から、スリット状に集光した赤外線ランプを用いて
磁気記録層を130℃の加熱し、この状態で第1磁気記
録層上に磁気ヘッドを走査させて420FRPIの信号
を記録した。次に、実験例1にて使用したのと同様の接
着剤層形成用の塗工液を用いて、実験例1と同様にして
第1磁気記録層上に接着剤層(厚さ5μm)を形成し
て、プリエンコードがなされた転写シートを作製した。
【0113】この転写シートを用いて、実験例1と同様
にして86mm×54mmの大きさのカード状のプリエンコ
ードがなされた本発明の磁気記録媒体を得た。
にして86mm×54mmの大きさのカード状のプリエンコ
ードがなされた本発明の磁気記録媒体を得た。
【0114】次に、実験例1と同様に、磁気記録媒体の
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により130℃まで加熱して、第1磁気記録層、第
2磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状
態で、書込み電流80mAで420FRPIの別の信号
を記録した。そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取
りを行ったところ、約500mVの出力で信号を良好に
読み取ることができた。
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により130℃まで加熱して、第1磁気記録層、第
2磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状
態で、書込み電流80mAで420FRPIの別の信号
を記録した。そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取
りを行ったところ、約500mVの出力で信号を良好に
読み取ることができた。
【0115】しかし、上記のプリエンコードがなされた
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで420FRPIの別の信号を記録し、その後、読
取りを行ったところ、波形が乱れて、後から記録した4
20FRPIの信号は読み取ることができなかった。 (実験例4)厚さ188μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの片面に、実験例1にて使用したのと同様
の第1磁気記録層用の塗工液、第2磁気記録層用の塗工
液をグラビアコート法により塗布して、第1磁気記録
層、第2磁気記録層を形成した。
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで420FRPIの別の信号を記録し、その後、読
取りを行ったところ、波形が乱れて、後から記録した4
20FRPIの信号は読み取ることができなかった。 (実験例4)厚さ188μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの片面に、実験例1にて使用したのと同様
の第1磁気記録層用の塗工液、第2磁気記録層用の塗工
液をグラビアコート法により塗布して、第1磁気記録
層、第2磁気記録層を形成した。
【0116】次に、干渉縞が凹凸の形で形成されたホロ
グラム原版を、その凹凸面と上記の磁気記録層面とが当
接するように重ね合わせ、加熱加圧ロール間に両者を送
り込んで加熱加圧し、その後、ホログラム原版を剥離し
て磁気記録層面上に凹凸面を形成した。
グラム原版を、その凹凸面と上記の磁気記録層面とが当
接するように重ね合わせ、加熱加圧ロール間に両者を送
り込んで加熱加圧し、その後、ホログラム原版を剥離し
て磁気記録層面上に凹凸面を形成した。
【0117】さらに、この凹凸面上に下記の組成を有す
る塗工液を塗布してホログラム層(厚さ1μm)を形成
した。
る塗工液を塗布してホログラム層(厚さ1μm)を形成
した。
【0118】 (ホログラム層形成用の塗工液) ・アクリル樹脂 … 40重量部 ・メラミン樹脂 … 10重量部 ・シクロヘキサノン … 50重量部 ・メチルエチルケトン … 50重量部 以上のようにして形成したシートを86mm×54mmの大
きさのカード状に打ち抜いて磁気記録媒体とした。
きさのカード状に打ち抜いて磁気記録媒体とした。
【0119】次に、この磁気記録媒体のホログラム層側
から、スリット状に集光した赤外線ランプを用いて磁気
記録層を130℃の加熱し、この状態で磁気記録層上に
磁気ヘッドを走査させて420FRPIの信号を記録す
ることによりプリエンコードを行って本発明の磁気記録
媒体を得た。
から、スリット状に集光した赤外線ランプを用いて磁気
記録層を130℃の加熱し、この状態で磁気記録層上に
磁気ヘッドを走査させて420FRPIの信号を記録す
ることによりプリエンコードを行って本発明の磁気記録
媒体を得た。
【0120】次に、実験例1と同様に、磁気記録媒体の
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により130℃まで加熱して、第1磁気記録層、第
2磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状
態で、書込み電流90mAで420FRPIの別の信号
を記録した。そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取
りを行ったところ、約400mVの出力で信号を良好に
読み取ることができた。
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により130℃まで加熱して、第1磁気記録層、第
2磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状
態で、書込み電流90mAで420FRPIの別の信号
を記録した。そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取
りを行ったところ、約400mVの出力で信号を良好に
読み取ることができた。
【0121】しかし、上記のプリエンコードがなされた
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで420FRPIの別の信号を記録し、その後、読
取りを行ったところ、波形が乱れて、後から記録した4
20FRPIの信号は読み取ることができなかった。
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで420FRPIの別の信号を記録し、その後、読
取りを行ったところ、波形が乱れて、後から記録した4
20FRPIの信号は読み取ることができなかった。
【0122】また、作成した本発明の磁気記録媒体は、
磁気記録層の表面のホログラム効果が十分であり、外観
上、一目で認識できたとともに、上記のような加熱が施
された後も、ホログラム効果の劣化はまったく見られな
かった。また、磁気記録層にレリーフを形成し、保護層
とホログラム層とを同一層としたため、スペーシングロ
スの少ない磁気記録媒体を得ることができた。 (実験例5)第1磁気記録層のSrフェライトをキュリ
ー点が90℃のものとした他は、実験例1と同様にして
86mm×54mmの大きさのカード状の磁気記録媒体を得
た。
磁気記録層の表面のホログラム効果が十分であり、外観
上、一目で認識できたとともに、上記のような加熱が施
された後も、ホログラム効果の劣化はまったく見られな
かった。また、磁気記録層にレリーフを形成し、保護層
とホログラム層とを同一層としたため、スペーシングロ
スの少ない磁気記録媒体を得ることができた。 (実験例5)第1磁気記録層のSrフェライトをキュリ
ー点が90℃のものとした他は、実験例1と同様にして
86mm×54mmの大きさのカード状の磁気記録媒体を得
た。
【0123】次に、この磁気記録媒体の基体側から、ス
リット状に集光した赤外線ランプを用いて磁気記録層を
80℃の加熱し、第1磁気記録層、第2磁気記録層の飽
和書込み電流値を約60mAとした状態で、磁気記録層
上に磁気ヘッドを走査させて書込み電流80mAで、加
熱書き込み条件である加熱温度が80℃であり搬送速度
が100mm/秒であること、からなる内容の磁気データ
を記録することによりプリエンコードを行って本発明の
磁気記録媒体を得た。
リット状に集光した赤外線ランプを用いて磁気記録層を
80℃の加熱し、第1磁気記録層、第2磁気記録層の飽
和書込み電流値を約60mAとした状態で、磁気記録層
上に磁気ヘッドを走査させて書込み電流80mAで、加
熱書き込み条件である加熱温度が80℃であり搬送速度
が100mm/秒であること、からなる内容の磁気データ
を記録することによりプリエンコードを行って本発明の
磁気記録媒体を得た。
【0124】次に、この磁気記録媒体の磁気ストライプ
の読取りを行ったところ、約500mVの出力で上記の
内容の磁気データを良好に読み取ることができた。そし
て、読み取った磁気データに基づいて、磁気記録媒体の
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により80℃まで加熱して、第1磁気記録層、第2
磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状態
で、書込み電流80mAで別の磁気データを記録した。
そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取りを行ったと
ころ、約500mVの出力で信号を良好に読み取ること
ができた。
の読取りを行ったところ、約500mVの出力で上記の
内容の磁気データを良好に読み取ることができた。そし
て、読み取った磁気データに基づいて、磁気記録媒体の
磁気ストライプ部を記録方向全長に亘ってヒートロール
方式により80℃まで加熱して、第1磁気記録層、第2
磁気記録層の飽和書込み電流値を約60mAとした状態
で、書込み電流80mAで別の磁気データを記録した。
そして、磁気記録媒体を冷却した後に読取りを行ったと
ころ、約500mVの出力で信号を良好に読み取ること
ができた。
【0125】しかし、上記のプリエンコードがなされた
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで別の磁気データを記録し、その後、読取りを行っ
たところ、波形が乱れて、後から記録した磁気データは
読み取ることができなかった。また、130℃に加熱し
て磁気データを記録したが、やはり後から磁気データを
読み取ることはできなかった。
本発明の磁気記録媒体に、室温において書込み電流80
mAで別の磁気データを記録し、その後、読取りを行っ
たところ、波形が乱れて、後から記録した磁気データは
読み取ることができなかった。また、130℃に加熱し
て磁気データを記録したが、やはり後から磁気データを
読み取ることはできなかった。
【0126】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば磁
気記録層を構成する異なるキュリー点および保磁力を有
する2種以上の磁性材料のうち、少なくとも低キュリー
点の磁性材料にプリエンコード磁気データが加熱状態で
記録されており、これにより通常の磁気記録装置により
加熱を行わないで磁気記録層の磁気データを書換えるこ
とは困難であり、さらに、上記のプリエンコード磁気デ
ータとして記録時の加熱条件等のデータを記録してお
き、記録時に先ずプリエンコード磁気データを読み取
り、このデータの基づいて加熱しながら記録を行うよう
にすれば、加熱条件と飽和書込み電流値を見出すことが
困難であり、偽造防止機能が大幅に向上する。
気記録層を構成する異なるキュリー点および保磁力を有
する2種以上の磁性材料のうち、少なくとも低キュリー
点の磁性材料にプリエンコード磁気データが加熱状態で
記録されており、これにより通常の磁気記録装置により
加熱を行わないで磁気記録層の磁気データを書換えるこ
とは困難であり、さらに、上記のプリエンコード磁気デ
ータとして記録時の加熱条件等のデータを記録してお
き、記録時に先ずプリエンコード磁気データを読み取
り、このデータの基づいて加熱しながら記録を行うよう
にすれば、加熱条件と飽和書込み電流値を見出すことが
困難であり、偽造防止機能が大幅に向上する。
【図1】本発明の磁気記録媒体の一例を示す概略断面図
である。
である。
【図2】磁気記録層へのプリエンコード磁気データの記
録の一例を示す図である。
録の一例を示す図である。
【図3】加熱磁石の拡大部分側面図である。
【図4】本発明の磁気記録媒体の他の例を示す概略断面
図である。
図である。
【図5】本発明の磁気記録媒体の他の例を示す概略断面
図である。
図である。
【図6】本発明の磁気記録媒体の一例を示す概略断面図
である。
である。
【図7】本発明の磁気記録媒体の他の例を示す概略断面
図である。
図である。
【図8】本発明の磁気記録媒体の他の例を示す概略断面
図である。
図である。
【図9】本発明の磁気記録媒体の一例を示す概略断面図
である。
である。
【図10】本発明の磁気記録媒体の製造に用いることの
できる磁気転写シートの一例を示す概略断面図である。
できる磁気転写シートの一例を示す概略断面図である。
1,11…磁気記録媒体 2,12…基体 3,13…磁気記録層 13a…第1磁気記録層 13b…第2磁気記録層 14…回折格子および/またはホログラム層 15…薄膜層 21…磁気転写シート 22…基材 23…剥離層 24…回折格子および/またはホログラム層 25…薄膜層 26…磁気記録層 26a…第1磁気記録層 26b…第2磁気記録層 27…接着剤層 31…加熱磁石
Claims (8)
- 【請求項1】 基体と、該基体上に設けられた磁気記録
層とを備え、前記磁気記録層は、異なるキュリー点およ
び保磁力を有する2種以上の磁性材料を含み、かつ少な
くともキュリー点の低い磁性材料は加熱しながらプリエ
ンコード磁気データが記録されたものであることを特徴
とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 前記磁性材料は、低キュリー点かつ高保
磁力の磁性材料と、高キュリー点かつ低保磁力の磁性材
料の組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の
磁気記録媒体。 - 【請求項3】 1種の磁性材料のキュリー点と他の種の
磁性材料のキュリー点の差が100℃以上であることを
特徴とする請求項1または2に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 1種の磁性材料の保磁力は、他の種の磁
性材料の保磁力の2倍以上であることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録媒体。 - 【請求項5】 前記磁気記録層は、2種以上の磁性材料
が混合して含まれる1つの層で構成されていることを特
徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の磁気記録媒
体。 - 【請求項6】 前記磁気記録層は、互いに異なった磁性
材料を含む複数の層が積層され構成されていることを特
徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の磁気記録媒
体。 - 【請求項7】 前記磁気記録層上の少なくとも一部に回
折格子および/またはホログラムを備えることを特徴と
する請求項1乃至6のいずれかに記載の磁気記録媒体。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の磁気
記録媒体の磁気記録層のプリエンコード磁気データを先
ず読み取って磁気記録条件を設定した後、該磁気記録条
件にしたがって加熱しながら磁気記録を行うことを特徴
とする磁気記録媒体の記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5201978A JPH0737240A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 磁気記録媒体および磁気記録媒体の記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5201978A JPH0737240A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 磁気記録媒体および磁気記録媒体の記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737240A true JPH0737240A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16449917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5201978A Pending JPH0737240A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 磁気記録媒体および磁気記録媒体の記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737240A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002279369A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止用磁気転写箔及び真偽判定方法 |
| JP2002279370A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止用磁気転写箔及び真偽判定方法 |
| JP2010214934A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Toppan Forms Co Ltd | 帳票体 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5201978A patent/JPH0737240A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002279369A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止用磁気転写箔及び真偽判定方法 |
| JP2002279370A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止用磁気転写箔及び真偽判定方法 |
| JP2010214934A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Toppan Forms Co Ltd | 帳票体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3198183B2 (ja) | 磁気ストライプ付きプラスチックカード | |
| JP3198184B2 (ja) | 磁気ストライプ付きプラスチックカード | |
| JP4515007B2 (ja) | 真正性識別体、および真正性識別構造転写シート | |
| WO2001022361A1 (fr) | Support d'enregistrement de donnees, dispositif de lecture des donnees, feuille de transfert pour support d'enregistrement de donnees, et procede de production d'un support d'enregistrement de donnees | |
| JPH0648075A (ja) | 情報記録媒体 | |
| JP4713284B2 (ja) | 新規構成の高意匠性光回折構造体付きカード | |
| JP2000047556A (ja) | 光回折構造を有する物品の製造方法 | |
| JP2000047555A (ja) | 光回折構造を有する物品の製造方法 | |
| JP4390913B2 (ja) | 偽造防止用スレッドとそれを用いた偽造防止用紙 | |
| JP3523300B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3517259B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3605542B2 (ja) | 情報記録媒体および情報記録ラベル | |
| JPH06286364A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3335690B2 (ja) | 磁気記録媒体の記録方法 | |
| JP3662612B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3283118B2 (ja) | 磁気記録方法 | |
| JP3710963B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0714147A (ja) | 磁気記録媒体および磁気記録媒体の記録方法 | |
| JP2002103860A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH09267559A (ja) | 情報記録媒体および記録方法 | |
| JP2002042319A (ja) | 磁気記録媒体及び被覆用転写シート | |
| JP4019655B2 (ja) | 潜像形成可能な転写箔及び潜像を有する転写媒体 | |
| JP2002254546A (ja) | 潜像記録媒体 | |
| JP3441492B2 (ja) | 磁気記録方法 | |
| JPH0757250A (ja) | 磁気記録媒体 |