JPH0737480A - 電磁接触器 - Google Patents
電磁接触器Info
- Publication number
- JPH0737480A JPH0737480A JP20036093A JP20036093A JPH0737480A JP H0737480 A JPH0737480 A JP H0737480A JP 20036093 A JP20036093 A JP 20036093A JP 20036093 A JP20036093 A JP 20036093A JP H0737480 A JPH0737480 A JP H0737480A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back spring
- electromagnetic contactor
- mounting
- movable
- force
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電磁接触器を床面や天井面に取り付けたときの
可動部に対する重力の影響を除く。 【構成】可動鉄心3や接点支え5などの可動部に復帰力
を与えるバックスプリング11の反可動側端部を調整カ
ム14の操作によりバックスプリング11の軸方向に移
動する台座13で支承し、バックスプリング11のセッ
ト長さを変えられるようにする。これにより、可動部に
対する重力がバックスプリング11に逆らうように作用
する床面取付けや逆にバックスプリング11の力と同方
向に作用する天井面取付けの場合にも調整カム14の操
作でバックスプリング11の負荷力を通常の垂直面取付
けの場合に整合させることができ、取付け姿勢によって
バックスプリング11を交換する必要がなくなる。
可動部に対する重力の影響を除く。 【構成】可動鉄心3や接点支え5などの可動部に復帰力
を与えるバックスプリング11の反可動側端部を調整カ
ム14の操作によりバックスプリング11の軸方向に移
動する台座13で支承し、バックスプリング11のセッ
ト長さを変えられるようにする。これにより、可動部に
対する重力がバックスプリング11に逆らうように作用
する床面取付けや逆にバックスプリング11の力と同方
向に作用する天井面取付けの場合にも調整カム14の操
作でバックスプリング11の負荷力を通常の垂直面取付
けの場合に整合させることができ、取付け姿勢によって
バックスプリング11を交換する必要がなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁コイルを励磁し
て可動接点を開閉動作させる電磁接触器に関し、特に取
付け姿勢に対する重力の影響を取り除いた電磁接触器に
関する。
て可動接点を開閉動作させる電磁接触器に関し、特に取
付け姿勢に対する重力の影響を取り除いた電磁接触器に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電磁接触器を示す縦断面図
である。図において、フレーム1に固定鉄心2が固定さ
れ、これに対向して可動鉄心3が配置されている。固定
鉄心2には電磁コイル4が装着され、また可動鉄心3に
は絶縁材料からなる接点支え5が連結されている。接点
支え5には支え6が軸方向にスライド自在に挿入され、
その頭部と接点支えの端面との間に可動接点7が保持さ
れている。支え6の端部と接点支え5との間には圧縮ば
ねからなる接触スプリング8が挿入されており、可動接
点7はそのばね力により支え6の頭部と接点支え5の端
面との間に挟み付けられている。
である。図において、フレーム1に固定鉄心2が固定さ
れ、これに対向して可動鉄心3が配置されている。固定
鉄心2には電磁コイル4が装着され、また可動鉄心3に
は絶縁材料からなる接点支え5が連結されている。接点
支え5には支え6が軸方向にスライド自在に挿入され、
その頭部と接点支えの端面との間に可動接点7が保持さ
れている。支え6の端部と接点支え5との間には圧縮ば
ねからなる接触スプリング8が挿入されており、可動接
点7はそのばね力により支え6の頭部と接点支え5の端
面との間に挟み付けられている。
【0003】フレーム1の上部にはベース9が取り付け
られ、これに固定接点10が固定されている。また、接
点支え5はフレーム1のガイド面1aにスライド自在に
案内され、フレーム1との間に挿入された圧縮ばねから
なるバックスプリング11により、電磁コイル4の図示
無励磁状態で可動接点7を固定接点10から開離させて
いる。
られ、これに固定接点10が固定されている。また、接
点支え5はフレーム1のガイド面1aにスライド自在に
案内され、フレーム1との間に挿入された圧縮ばねから
なるバックスプリング11により、電磁コイル4の図示
無励磁状態で可動接点7を固定接点10から開離させて
いる。
【0004】いま、電磁コイル4が励磁されると、可動
鉄心3は固定鉄心2に吸引され、接点支え5に保持され
た可動接点7は固定接点10に接触する。可動接点7が
固定接点10に接触しても可動鉄心3は固定鉄心2に当
接するまで更に吸引され、その間に接触スプリング8が
圧縮されて可動、固定接点7,10間に所要の接触圧力
が与えられる。電磁コイル4の励磁が切られると、可動
接点7はバックスプリング11及び接触スプリング8の
力により図示位置に復帰する。
鉄心3は固定鉄心2に吸引され、接点支え5に保持され
た可動接点7は固定接点10に接触する。可動接点7が
固定接点10に接触しても可動鉄心3は固定鉄心2に当
接するまで更に吸引され、その間に接触スプリング8が
圧縮されて可動、固定接点7,10間に所要の接触圧力
が与えられる。電磁コイル4の励磁が切られると、可動
接点7はバックスプリング11及び接触スプリング8の
力により図示位置に復帰する。
【0005】図8は上記電磁接触器の負荷特性を示すも
ので、横軸が固定、可動鉄心2,3間の開き、縦軸が可
動鉄心3に作用する吸引力及びこれに対する負荷力であ
る。図において、バックスプリング11の負荷力Bは可
動鉄心3の吸引につれて次第に大きくなるが、可動接点
7が固定接点10に接触するとこれに接触スプリング8
の負荷力Pが加わり、負荷力は全体としてこれらの和
(B+P)となる。その後、この負荷力は可動鉄心3が
固定鉄心2に当接するまで次第に大きくなる。一方、吸
引力Mは図示の曲線のように変化し、上記負荷力に抗し
て可動鉄心3を固定鉄心2に向かって移動させる。した
がって、吸引力Mは負荷力(B+P)を上回っていなけ
ればならない。
ので、横軸が固定、可動鉄心2,3間の開き、縦軸が可
動鉄心3に作用する吸引力及びこれに対する負荷力であ
る。図において、バックスプリング11の負荷力Bは可
動鉄心3の吸引につれて次第に大きくなるが、可動接点
7が固定接点10に接触するとこれに接触スプリング8
の負荷力Pが加わり、負荷力は全体としてこれらの和
(B+P)となる。その後、この負荷力は可動鉄心3が
固定鉄心2に当接するまで次第に大きくなる。一方、吸
引力Mは図示の曲線のように変化し、上記負荷力に抗し
て可動鉄心3を固定鉄心2に向かって移動させる。した
がって、吸引力Mは負荷力(B+P)を上回っていなけ
ればならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁接触器
を配電盤などに設置する場合には、図7に示すように垂
直な取付面12に水平に取り付けるのが普通である。し
かし、取付けスペースや配線などの関係で水平な床面や
天井面に垂直に取り付ける場合もある。ところが、垂直
面取付け用の電磁接触器をそのまま水平面に取り付ける
と次のような不都合が生じる。すなわち、垂直面取付け
の場合には可動鉄心3や接点支え5などの可動部の重量
はガイド面1aで支持されてバックスプリング11の復
帰力には影響しないのに対し、床面取付けの場合には可
動部の重量がバックスプリング11に逆らうように働く
ので、可動部に対する復帰力が不足して正常な動作がで
きない。これに対して、天井面取付けの場合には床面取
付けと逆に可動部重量がバックスプリングの力と同方向
に加わるので、負荷力が増加して正常な動作ができな
い。
を配電盤などに設置する場合には、図7に示すように垂
直な取付面12に水平に取り付けるのが普通である。し
かし、取付けスペースや配線などの関係で水平な床面や
天井面に垂直に取り付ける場合もある。ところが、垂直
面取付け用の電磁接触器をそのまま水平面に取り付ける
と次のような不都合が生じる。すなわち、垂直面取付け
の場合には可動鉄心3や接点支え5などの可動部の重量
はガイド面1aで支持されてバックスプリング11の復
帰力には影響しないのに対し、床面取付けの場合には可
動部の重量がバックスプリング11に逆らうように働く
ので、可動部に対する復帰力が不足して正常な動作がで
きない。これに対して、天井面取付けの場合には床面取
付けと逆に可動部重量がバックスプリングの力と同方向
に加わるので、負荷力が増加して正常な動作ができな
い。
【0007】したがって、従来は床面取付けや天井面取
付けの場合には、垂直面取付け用と異なった電磁接触
器、すなわちバックスプリングを可動部重量の影響を補
正したものに交換した床面取付けや天井面取付け専用の
電磁接触器を使用していた。しかし、このような従来の
対応では取付け姿勢に応じて仕様の異なる電磁接触器を
用意しなければならず管理が煩雑であった。また、床面
取付けや天井面取付けのケースは比較的少ないのでその
ための電磁接触器は特殊品となり、価格が高くなったり
納期が長くなったりした。そこで、この発明は、取付け
姿勢が変化してもそのまま使用できる電磁接触器を提供
することを目的とするものである。
付けの場合には、垂直面取付け用と異なった電磁接触
器、すなわちバックスプリングを可動部重量の影響を補
正したものに交換した床面取付けや天井面取付け専用の
電磁接触器を使用していた。しかし、このような従来の
対応では取付け姿勢に応じて仕様の異なる電磁接触器を
用意しなければならず管理が煩雑であった。また、床面
取付けや天井面取付けのケースは比較的少ないのでその
ための電磁接触器は特殊品となり、価格が高くなったり
納期が長くなったりした。そこで、この発明は、取付け
姿勢が変化してもそのまま使用できる電磁接触器を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、バックスプリングのセット長さ、つま
り電磁接触器内にセットした状態におけるバックスプリ
ングの長さを電磁接触器の取付け姿勢に応じて変える手
段を設けるものとする。バックスプリングのセット長さ
を変えるには、その反可動部側端部を調整カムの操作に
よりバックスプリングの軸方向に移動する台座で支承す
るのがよい。その場合、電磁接触器の取付姿勢に関係な
く常に一定方向を指す矢印マークをカムの操作面に設け
ると調整が容易となる。
に、この発明は、バックスプリングのセット長さ、つま
り電磁接触器内にセットした状態におけるバックスプリ
ングの長さを電磁接触器の取付け姿勢に応じて変える手
段を設けるものとする。バックスプリングのセット長さ
を変えるには、その反可動部側端部を調整カムの操作に
よりバックスプリングの軸方向に移動する台座で支承す
るのがよい。その場合、電磁接触器の取付姿勢に関係な
く常に一定方向を指す矢印マークをカムの操作面に設け
ると調整が容易となる。
【0009】
【作用】バックスプリングのセット長さを変えることに
より、可動部が重力の影響を受ける取付け姿勢において
はばね力を増減してその影響を補正し、可動部の復帰力
や負荷力を垂直面取付けの場合と同等に調整することが
できる。その場合、バックスプリングの反可動部側端部
をその軸方向に移動自在に設けた台座で支承し、この台
座を調整カムで動かせばセット長さを容易に変えること
ができる。可動部に対する重力の影響は、垂直面取付け
を基準として取付け角が大きくなるにしたがって大きく
なり、天井面取付けあるいは床面取付けで最大となる。
そこで、調整カムの回転角の変化によるバックスプリン
グのセット長さの変化率と電磁接触器の上記取付け角の
変化による可動部に対する重力の影響の変化率とが整合
するようにカムの形状を設定しておくことにより、調整
カムの絶対的な向きを電磁接触器の取付け姿勢に関係な
く一定にできるので、調整カムの操作面に例えば鉛直下
方を指す矢印マークを表示しておけば、この矢印マーク
をその向きに合わせるだけでバックスプリングのセット
長さを適正に調整できる。
より、可動部が重力の影響を受ける取付け姿勢において
はばね力を増減してその影響を補正し、可動部の復帰力
や負荷力を垂直面取付けの場合と同等に調整することが
できる。その場合、バックスプリングの反可動部側端部
をその軸方向に移動自在に設けた台座で支承し、この台
座を調整カムで動かせばセット長さを容易に変えること
ができる。可動部に対する重力の影響は、垂直面取付け
を基準として取付け角が大きくなるにしたがって大きく
なり、天井面取付けあるいは床面取付けで最大となる。
そこで、調整カムの回転角の変化によるバックスプリン
グのセット長さの変化率と電磁接触器の上記取付け角の
変化による可動部に対する重力の影響の変化率とが整合
するようにカムの形状を設定しておくことにより、調整
カムの絶対的な向きを電磁接触器の取付け姿勢に関係な
く一定にできるので、調整カムの操作面に例えば鉛直下
方を指す矢印マークを表示しておけば、この矢印マーク
をその向きに合わせるだけでバックスプリングのセット
長さを適正に調整できる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す電磁接触器の
縦断面図、図2はそのII−II線に沿う部分拡大断面図で
ある。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用
い説明を省略する。図7の従来例においてはバックスプ
リング11の反可動部側の端部11a(図2)はフレー
ム1のフランジ1bに直に支承されているのに対し、図
示実施例においては軸方向に移動自在な台座13で支承
され、台座13は調整カム14の回転操作によりバック
スプリング11の軸方向に動かされるようになってい
る。台座13は正方形の板体の中心にバックスプリング
11の端部11aに嵌合する位置決め突起13aを備え
た形状で、フランジ1b上に立ち上げられた三方の案内
壁1cとフレーム1の側壁1dとに摺動自在に案内され
ている。
縦断面図、図2はそのII−II線に沿う部分拡大断面図で
ある。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用
い説明を省略する。図7の従来例においてはバックスプ
リング11の反可動部側の端部11a(図2)はフレー
ム1のフランジ1bに直に支承されているのに対し、図
示実施例においては軸方向に移動自在な台座13で支承
され、台座13は調整カム14の回転操作によりバック
スプリング11の軸方向に動かされるようになってい
る。台座13は正方形の板体の中心にバックスプリング
11の端部11aに嵌合する位置決め突起13aを備え
た形状で、フランジ1b上に立ち上げられた三方の案内
壁1cとフレーム1の側壁1dとに摺動自在に案内され
ている。
【0011】調整カム14は段付の頭部14aを有する
回転軸の中間部にカム部14bが一体形成された形状
で、フレーム1に左右側面から挿入され、頭部14aの
小径部と軸端とでフレーム1の側壁1dと案内壁1cと
に跨がって回転自在に支持され、カム部14bが台座1
3の底面に接触している。図2上の鎖線はカム部14b
の輪郭を90度回転して示している。すなわち、図示の
垂直面取付け状態では調整カム14の回転位置は中間に
あり、カム部14bの立上げ高さも中間となっている。
調整カム14の軸端にはフック14cとスリット14d
とが設けられ、挿入時にスリット14d側へ逃げながら
案内壁1cの軸受穴を通過したフック14cは案内壁1
cに係合して調整カム14の抜け出しを防いでいる。フ
レーム1の側面から覗く調整カム14の頭部14aの上
面には、図3に示すように、ドライバなどの工具の先端
を受け入れる十字穴14eと後述する作用をする矢印マ
ーク15が設けられている。
回転軸の中間部にカム部14bが一体形成された形状
で、フレーム1に左右側面から挿入され、頭部14aの
小径部と軸端とでフレーム1の側壁1dと案内壁1cと
に跨がって回転自在に支持され、カム部14bが台座1
3の底面に接触している。図2上の鎖線はカム部14b
の輪郭を90度回転して示している。すなわち、図示の
垂直面取付け状態では調整カム14の回転位置は中間に
あり、カム部14bの立上げ高さも中間となっている。
調整カム14の軸端にはフック14cとスリット14d
とが設けられ、挿入時にスリット14d側へ逃げながら
案内壁1cの軸受穴を通過したフック14cは案内壁1
cに係合して調整カム14の抜け出しを防いでいる。フ
レーム1の側面から覗く調整カム14の頭部14aの上
面には、図3に示すように、ドライバなどの工具の先端
を受け入れる十字穴14eと後述する作用をする矢印マ
ーク15が設けられている。
【0012】上述した電磁接触器を図5に示すように床
面16に取り付けると、可動部に作用する重力はバック
スプリング11に逆らうように最大に働き、その分、負
荷力は減るが可動部の復帰力が不足する。図4は可動部
重量の影響を図8にも示した垂直面取付の場合の負荷特
性図上に記入したもので、バックスプリング11の負荷
力Bは可動部重量Wの分だけ破線で示すレベルまで低下
する。そこで、このような場合には、調整カム14を図
2の状態から90度回転し、カム部14bの立上げ高さ
を最高にしてバックスプリング11のセット長さを最小
にし、その予圧を可動部重量Wに見合う分高めてこれを
補正する。これにより、負荷力Bを図4上の実線レベル
(垂直面取付けレベル)まで上げることができる。
面16に取り付けると、可動部に作用する重力はバック
スプリング11に逆らうように最大に働き、その分、負
荷力は減るが可動部の復帰力が不足する。図4は可動部
重量の影響を図8にも示した垂直面取付の場合の負荷特
性図上に記入したもので、バックスプリング11の負荷
力Bは可動部重量Wの分だけ破線で示すレベルまで低下
する。そこで、このような場合には、調整カム14を図
2の状態から90度回転し、カム部14bの立上げ高さ
を最高にしてバックスプリング11のセット長さを最小
にし、その予圧を可動部重量Wに見合う分高めてこれを
補正する。これにより、負荷力Bを図4上の実線レベル
(垂直面取付けレベル)まで上げることができる。
【0013】一方、電磁接触器を天井面に取り付けた場
合には、可動部に作用する重力Wはバックスプリング1
1の力と同方向に働き、その分、負荷力Bは図4に鎖線
で示すレベルまで上昇して吸引力Mを超えるようにな
る。その場合には、調整カム14を図2の状態から床面
取付けの場合と逆方向に90度回転し、カム部14bの
立上げ高さを最低にしてバックスプリング11のセット
長さを最大にし、その予圧を低下させる。これにより、
負荷力Bを図4上の実線レベル(垂直面取付けレベル)
まで下げることができる。
合には、可動部に作用する重力Wはバックスプリング1
1の力と同方向に働き、その分、負荷力Bは図4に鎖線
で示すレベルまで上昇して吸引力Mを超えるようにな
る。その場合には、調整カム14を図2の状態から床面
取付けの場合と逆方向に90度回転し、カム部14bの
立上げ高さを最低にしてバックスプリング11のセット
長さを最大にし、その予圧を低下させる。これにより、
負荷力Bを図4上の実線レベル(垂直面取付けレベル)
まで下げることができる。
【0014】図6に示すように、電磁接触器を垂直面取
付けと床面取付けとの間の傾斜面取付けとした場合に
は、可動部に働く重力は傾斜面17の傾斜角に応じた分
力でバックスプリング11に逆らうように作用する。ま
た、電磁接触器を垂直面取付けと天井面取付けとの間の
傾斜面取付けとした場合には、可動部に働く重力は傾斜
角に応じた分力でバックスプリング11の力と同方向に
作用する。したがって、これらの傾斜面取付けの場合に
は、調整カム14の回転位置を垂直面取付けを基準に傾
斜角に応じて調整すれば、バックスプリング11の負荷
力を常に垂直面取付けの場合に整合させることができ
る。
付けと床面取付けとの間の傾斜面取付けとした場合に
は、可動部に働く重力は傾斜面17の傾斜角に応じた分
力でバックスプリング11に逆らうように作用する。ま
た、電磁接触器を垂直面取付けと天井面取付けとの間の
傾斜面取付けとした場合には、可動部に働く重力は傾斜
角に応じた分力でバックスプリング11の力と同方向に
作用する。したがって、これらの傾斜面取付けの場合に
は、調整カム14の回転位置を垂直面取付けを基準に傾
斜角に応じて調整すれば、バックスプリング11の負荷
力を常に垂直面取付けの場合に整合させることができ
る。
【0015】ここで、調整カム14の矢印マーク15は
鉛直下方を向くように設けられている。すなわち、電磁
接触器は図5の床面取付けでは図1の垂直面取付けから
90度回転した状態となるが、その際、調整カム14を
同時に逆方向に90度回転すれば、垂直面取付けで鉛直
下方を向いていた矢印マーク15は相変わらず鉛直下方
を向くことになる。これは、天井面取付けの場合も同様
であり、電磁接触器を垂直面取付けの状態から床面取付
けの場合と逆方向に90度回転すると同時に調整カム1
4も逆方向に90度回転すするので、矢印マーク15は
やはり鉛直下方を向くことになる。
鉛直下方を向くように設けられている。すなわち、電磁
接触器は図5の床面取付けでは図1の垂直面取付けから
90度回転した状態となるが、その際、調整カム14を
同時に逆方向に90度回転すれば、垂直面取付けで鉛直
下方を向いていた矢印マーク15は相変わらず鉛直下方
を向くことになる。これは、天井面取付けの場合も同様
であり、電磁接触器を垂直面取付けの状態から床面取付
けの場合と逆方向に90度回転すると同時に調整カム1
4も逆方向に90度回転すするので、矢印マーク15は
やはり鉛直下方を向くことになる。
【0016】この関係は、傾斜面取付けの場合の電磁接
触器の取付け角の変化による可動部に対する重力の影響
の変化率と、これを補正する調整カム14の回転角の変
化によるバックスプリング11のセット長さの変化率と
が整合するようにカム部14bの形状を設定しておくこ
とにより、電磁接触器の取付け角に関係なく常に成り立
たせることが可能で、図6の傾斜面取付けにおける矢印
マーク15はそのような例を示している。このような矢
印マーク15があれば、これが鉛直下方を向くようにす
るだけで調整カム14を常に適正位置にセットできる。
なお、矢印マーク15の向きは鉛直下方に限らず任意に
設定可能である。
触器の取付け角の変化による可動部に対する重力の影響
の変化率と、これを補正する調整カム14の回転角の変
化によるバックスプリング11のセット長さの変化率と
が整合するようにカム部14bの形状を設定しておくこ
とにより、電磁接触器の取付け角に関係なく常に成り立
たせることが可能で、図6の傾斜面取付けにおける矢印
マーク15はそのような例を示している。このような矢
印マーク15があれば、これが鉛直下方を向くようにす
るだけで調整カム14を常に適正位置にセットできる。
なお、矢印マーク15の向きは鉛直下方に限らず任意に
設定可能である。
【0017】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、バ
ックスプリングのセット長さを電磁接触器の取付け姿勢
に応じて変える手段を設けることにより、どのような取
付け姿勢でもバックスプリングの負荷力を垂直面取付け
の場合と整合させ、一種類の電磁接触器であらゆる取付
け姿勢に対応することができる。
ックスプリングのセット長さを電磁接触器の取付け姿勢
に応じて変える手段を設けることにより、どのような取
付け姿勢でもバックスプリングの負荷力を垂直面取付け
の場合と整合させ、一種類の電磁接触器であらゆる取付
け姿勢に対応することができる。
【図1】この発明の実施例を示す電磁接触器の垂直面取
付け状態の縦断面図である。
付け状態の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う部分拡大断面図である。
【図3】図2における調整カムの頭部上面図である。
【図4】図1の電磁接触器の床面取付け状態及び天井面
取付け状態における負荷特性を説明する図である。
取付け状態における負荷特性を説明する図である。
【図5】図1の電磁接触器を床面に取り付けた状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図6】図1の電磁接触器を傾斜面に取り付けた状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図7】従来の電磁接触器の縦断面図である。
【図8】図7の電磁接触器の負荷特性図である。
1 フレーム 2 固定鉄心 3 可動鉄心 4 電磁コイル 5 接点支え 11 バックスプリング 13 台座 14 調整カム 15 矢印マーク
Claims (3)
- 【請求項1】電磁コイルの励磁により可動鉄心を含む可
動部をバックスプリングに抗して駆動して可動接点を開
閉動作させる電磁接触器において、 バックスプリングのセット長さを電磁接触器の取付け姿
勢に応じて変える手段を設けたことを特徴とする電磁接
触器。 - 【請求項2】バックスプリングの反可動部側端部を調整
カムの操作により前記バックスプリングの軸方向に移動
する台座で支承したことを特徴とする請求項1記載の電
磁接触器。 - 【請求項3】電磁接触器の取付け姿勢に関係なく常に一
定方向を指す矢印マークを調整カムの操作面に設けたこ
とを特徴とする請求項2記載の電磁接触器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20036093A JPH0737480A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20036093A JPH0737480A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 電磁接触器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737480A true JPH0737480A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16423010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20036093A Pending JPH0737480A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737480A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9905385B2 (en) | 2014-12-24 | 2018-02-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Electromagnetic switch |
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1993
- 1993-07-20 JP JP20036093A patent/JPH0737480A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9905385B2 (en) | 2014-12-24 | 2018-02-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Electromagnetic switch |
| DE112014007203B4 (de) | 2014-12-24 | 2019-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Elektromagnetischer Schalter |
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