JPH0737487B2 - 相互作用生成物 - Google Patents

相互作用生成物

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JPH0737487B2
JPH0737487B2 JP20932688A JP20932688A JPH0737487B2 JP H0737487 B2 JPH0737487 B2 JP H0737487B2 JP 20932688 A JP20932688 A JP 20932688A JP 20932688 A JP20932688 A JP 20932688A JP H0737487 B2 JPH0737487 B2 JP H0737487B2
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チャールズ ガー ピーター
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ピーピージー インダストリーズ,インコーポレーテツド
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/42Introducing metal atoms or metal-containing groups

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリ(ビニル アルコール)重合体と、アル
コキシ基および/またはヒドロキシル基を有する反応性
オルガノシランとの非ゲル化相互作用生成物の水性混合
物に関する。澱粉のようなヘンダント ヒドロキシル基
を有する重合体とポリ(ビニル アルコール)は、ヒド
ロキシル−含有表面を有する基体を被覆するのに有用な
フイルムを形成する。これらの重合体のフイルムは、む
しろ粗く脆い澱粉の不連続フイルムからより強靭なポリ
(ビニル アルコール)の凝集フイルムまで種々であ
る。これら重合体のフイルム被覆は、これらの重合体
が、ガラスおよび金属酸化物のような基体上に溶液、分
散液およびエマルジヨンから沈積されるときに、基体上
に生成する。ポリ(ビニル アルコール)および或る種
の澱粉は水溶性であるから、これらの重合体の水溶液を
用いると、有機溶媒に対する水の固有の利益を利用する
ことができる。これらの利益は、特に、ガラスおよび金
属酸化物基体の形成におけるような高温の材料の存在下
における、取扱の容易、大きな環境受容性および容易で
安全な利用を含む。加えて、これらの重合体の水溶性
は、被覆が一時的であり製品の二次加工の段階で除去さ
れる基体の被覆に有利に利用されている。これらの重合
体の満足している有利な利用の織物における思いかげな
い障害は、より強い、または無機酸化物表面へのより良
い接着親和力を有するフイルムまたは被覆が望まれると
きに、生起する。これは、特に、被覆された基体が湿気
環境で用いられる場合である。
本発明の目的は、より強い、または無機質基体に改良さ
れた接着親和力を有するフイルムに帰着するポリ(ビニ
ル アルコール)、炭水化物またはその誘導体の重合体
処方物を提供することである。
[発明の要約] 本発明は、ペンダント ヒドロキシル基と、反応性有機
シランまたはその混合物のイソシアナト官能価またはエ
ステル官能価との反応に由来する一つまたはそれ以上の
ペンダント置換基を有する相互作用重合体の水性処方
物、それから得られる被覆および被覆されたヒドロキシ
ル−含有表面を包含する。重合体がポリ(ビニル アル
コール)である場合は、シランは、また、エポキシ−含
有オルガノシランであることができる。反応性オルガノ
シランは、アルコキシ、ヒドロキシおよび/またはアシ
ロキシシランおよびその混合物を含む。
非ゲル化相互作用重合体物質は、反応性アルコキシ、ア
シロキシおよび/またはヒドロキシル基を有し、一般
に、 のような構造を有する。
式中、Aは、ポリ(ビニル アルコール)中に見出され
るCH−CH2の反復単位およびサツカロース基、すな
わち を有する反復単位、または、水溶性二糖類および多糖類
を含む水溶性炭水化物に見出されるその第一反応生成物
から選ばれる。
式1において、部分Bはポリ(ビニル アセテート)お
よび/またはポリ(ビニル アルコール)の反復単位か
ら、または水溶性炭水化物の反復単位から選ばれ、 Rは、結合 または から選ばれ、Aが CH−CH2であるときは、Rは、また結合HO−CH2 であることができ、 R′は水素および/または1〜5個の炭素原子を有する
アルコキシ基であり、 R″は、1〜5個の炭素原子を有するアルキルまたはア
リール基であり、 q、rおよびsは、整数であり、qは平均で1〜3,000
であり、rは平均で相互作用重合体の分子種のためのq
の整数に少なくとも等しく、sは、AがCH−CH2
分であるときは1であり、Aがサツカロースまたはその
第一反応生成物であるときは、1〜3である。
式1は、特定の分子として描かれているが、実際には、
相互作用重合体処方においては、それ以上の平均分子で
ある。ある分子は、少数でないかもしれないが、シリル
化されており、シリル化の量は相互作用重合体の分子か
ら分子に変化するであろう。
非ゲル樹脂状相互作用生成物は、反応性オルガノシラン
またはその混合物と、ポリヒドロキシ含有重合体、すな
わち、ポリ(ビニル アルコール)および/または炭水
化物および/またはビニル アルコールとビニル アセ
テートの共重合体または混合物およびそれらのブレンド
を密接に接触させることにより形成される。ポリヒドロ
キシル含有重合体は、約5〜約40重量%の量で水溶液に
存在する。接触温度は、周囲温度から100℃より低く加
熱された温度、または炭水化物のゲル化温度の範囲であ
ることができる。また、長期間貯蔵のためにpHは約4〜
9またはそれ以上の範囲に調節されることができる。接
触は、触媒の存在または不存在で行なうことができる。
接触は、連続攪拌または溶液の乱れにより行なわれる。
接触時間は、約1時間〜24時間またはそれ以上であるこ
とができる。接触圧は減圧から過圧までの範囲であるこ
とができる。
相互作用重合体生成物のフイルム形成は、相互作用生成
物を有する水性混合物の有効フイルム形成量を適当な表
面に置き、水分を蒸発してフイルムを形成することによ
り起こる。被覆は、適用される表面がガラスまたは金属
酸化物のような水酸化された表面であることを除き、同
様の方法で形成される。フイルムまたは被覆は、相互作
用生成物の少量の架橋を有することができる。
[発明の詳細な説明および好ましい態様] 本発明で用いられるポリヒドロシル含有またはポリヒド
ロキシル化重合体(両者は、本明細書で同じ意味に用い
られる)は、複数個のペンダントヒドロキシル基を有
し、ペンダント ヒドロキシル基は、数平均基準で主な
ペンダント成分である。重合体は、ビニル アルコール
部分が主な反復単位(マー(mer)または部分)である
ポリ(ビニル アルコール)およびその共重合体、並び
に水溶性炭水化物から選ばれる。
ポリ(ビニル アルコール)は、ポリビニアルコール技
術の当業者に既知の方法により製造することができる。
ポリ(ビニル アルコール)は、約22,000から105,000
以上の重量平均分子量まで変化する低、中または高分子
量を有してもよい。ポリ(ビニル アルコール)は、ポ
リ(ビニル アセテート)から、水溶性になるのに十分
な程度にまで完全または部分加水分解されることがで
き、それは一般に少なくとも50%の加水分解のあたりで
ある。また、種々の分子量および加水分解されたポリ
(ビニル アルコール)の混合物も用いることができ
る。ポリ(ビニル アルコール)は、ポリビニル(アセ
テート)から加水分解またはエステル交換反応により形
成することができ、このような出発物質は、所望の分子
量のポリ(ビニル アルコール)に接近するべく当業者
に既知の方法で重合される。ポリ(ビニル アルコー
ル)製造の出発物質として用いられるポリ(ビニル ア
セテート)は、得られるポリ(ビニル アルコール)が
高度の結晶性を有するようなものであつてはならない。
結晶性の程度が増加すると、ポリ(ビニル アルコー
ル)は水溶性が低くなり、好ましくは、水溶性ポリ(ビ
ニル アルコール)は、相互作用生成物のための反応体
として用いられる。
約87〜約89%の範囲の加水分解%を有し、高すぎない重
合度を有する固体ポリ(ビニル アルコール)は、容易
に水に溶解する。より高い重合度またはより高い加水分
解%を有するポリ(ビニル アルコール)のために、重
合体は、当業者に知られた技術により水性エマルジヨン
または分散液に製造されることができる。例えば、約98
〜98.8%加水分解のものである完全加水分解ポリ(ビニ
ル アルコール)は、沸騰水に加熱してのみ溶ける。も
し、完全加水分解ポリ(ビニル アルコール)を室温で
水と組合せるとすると、重合体のエマルジヨンまたは分
散液を用いなければならないであろう。ポリ(ビニル
アルコール)の水中油エマルジヨンの形成において、ア
セトンまたはノルマル プロパノールのような溶媒は、
水安定性を改良するのに有用である。部分加水分解ポリ
(ビニル アセテート)を用いるときは、ポリ(ビニル
アルコール)の水溶液を室温で製造することができ、
多量のポリ(ビニル アルコール)が溶液中に存在すべ
きであり、したがつて、水が少量成分である場合のほか
は、エマルジヨンまたは分散液の形式である必要はな
い。一般に、ポリ(ビニル アルコール)は、冷水に溶
解しないが、温水または熱水に溶解することができ、攪
拌して冷却すると沈殿しない。加水分解度が約87−89%
である場合のようなポリ(ビニル アルコール)上の残
留アセテート基の存在は、ポリ(ビニル アルコール)
をより水溶性にする。しかし、ポリ(ビニル アルコー
ル)上のアセテート基の数を更に増加すると、より低い
加水分解度の重合体の水溶解性は減少する。例えば、30
モル%のアセテート(50%加水分解)を有するポリ(ビ
ニル アルコール)は、水−アルコール混合物にのみ溶
ける。
有用なポリ(ビニル アルコール)の非限定的な例は、
1%の残留アセテート基と重合体を軟質にするために存
在する5%以下のメチル メタクリレート単量体とを有
し、約25,000〜約35,000の重量平均分子量を有する低分
子量のポリ(ビニル アルコール)である。用いること
のできる商業上利用できるポリ(ビニル アルコール)
の例は、低分子量型のエルバノール(Elvanol)T−66
ポリ(ビニル アルコール)であり、E.I.デユポン(du
Pont)de Nemours Co.から入手できる。87〜89%加水分
解された中位分子量型のポリ(ビニル アルコール)
は、ビノール(Vinol)WS53または523であり、エア プ
ロダクツ アンド ケミカルズ インコーポレーシヨン
から入手できる。この物質は、11〜13%の残留アセテー
ト部分を有し、77,000〜79,000の数平均分子量(Mn)を
有す。他の有用なポリ(ビニル アルコール)は、エア
プロダクツ カンパニーからのビノールWS51または20
5である。この物質は、約30,000の平均分子量(Mw)お
よび約11〜約13%水準の残留アセテートを有する。
用いることができるポリ(ビニル アルコール)共重合
体の非限定的な例は、ビニル アセテート、不飽和脂肪
族カルボン酸、ジアルキルエステル、アクリル酸アルキ
ル エステルおよびビニル アルキル エーテル、クロ
トン酸およびオレフイン共単量体、マレイン酸モノアル
キル エステル、ラクトン環、メチル メタクリレート
などとの共重合体を含む。
ポリ(ビニル アルコール)重合体に加水分解されるの
に用いることのできるビニル エステルは、ビニル ア
セテート、ビニル プロピオネート、ビニル ホーメー
トなどを含むが、ビニル アセテートが通常用いられ
る。また、ポリ(ビニル アルコール)樹脂は、一方、
エステルを実質に含まず無水物型であるイタコン酸と、
他方、アルコール溶媒中の遊離基重合によるビニル エ
ステルの代表的種としてのビニル アセテートから、製
造することができる。これらの重合体は、酸またはアル
カリ条件下で加水分解される。アルカリ条件は、アルカ
リ金属水酸化物の水溶液の使用、および塩基性触媒によ
るアルコーリシスにより創られる。ナトリウムメトキシ
ドまたは水酸化ナトリウムを用いる商業的なメタノリシ
スも、また、有用である。酸加水分解は、得られるカル
ボキシ基と側鎖がポリ(ビニル アルコール)樹脂の溶
解性を妨げうるラクトン環(分子内エステル)を形成し
やすいので、好ましくない。
ポリヒドロキシル化重合体として用いられる有用な炭水
化物は、水溶性のものであるか、または、温水、熱水ま
たは沸騰水中で非ゲル化条件に加熱することにより水溶
性にされることができるものである。これは、トウモロ
コシもしくは穀物起源、または塊茎もしくは根作物起源
のような天然澱粉および澱粉誘導体を含む。天然澱粉の
非限定的例は、小麦澱粉、トウモロコシ澱粉、トマト澱
粉および米澱粉も含む。澱粉誘導体は、主として天然澱
粉のエステルまたはエーテル誘導体、並びに酸化澱粉お
よびカチオン化澱粉である。他の使用できる水溶性炭水
化物の非限定的な例は、下記を含む:アルギン酸塩;ヒ
ドロキシル アルキル セルロース;カラゲーナン;カ
ルボキシ アルキルセルロース;グワー(guar)、寒天
アラビツク ガツチ(agar arabic ghatti)、カラヤ、
トロガカント ゴム、イナゴ マメ、タマリント(tama
rind)およびキサンタン(xanthan)のような天然ガ
ム;および、そのエーテル化またはエステル化またはア
ルカリ金属もしくはアンモニウム塩。
ポリ(ビニル アルコール)またはその共重合体または
炭水化物のいずれにせよ、ポリヒドロキシル化重合体の
製造において、溶液は約5〜約30重量%の範囲内のポリ
(ビニル アルコール)重合体の固形分重量%を有す
る。ポリ(ビニル アルコール)のために、重合度は、
通常は約500〜2500の範囲内にあり、したがつて粘度
は、約5〜約200センチポイズの範囲内にある。これは
反応性ガルガノシランと接触するためのポリヒドロキシ
ル化された重合体の攪拌可能な溶液を生じる。必要な
ら、粘度安定剤をポリ(ビニル アルコール)溶液に添
加することができる。小量のポリ(ビニル アルコー
ル)は或る表面上にフイルムを形成しないことがあり、
大量は、溶解性の問題を生じることがある。澱粉につい
て、前記のように、ほんの限られた水溶解性を有する澱
粉は、いずれも、熱水または沸騰水に加え、約5〜30重
量%固体の澱粉を有する水溶液を得ることができる。
反応しうる有機シランは、少なくとも一つの加水分解さ
れた、または加水分解しうる基を有し、下記式を有す: R″−Si−(OR′) (式2) (式中、R′は水素および/または1〜5個の炭素原子
を有するアルコキシ基であり; R″は、イソシアナト アルキル、イソシアナト アリ
ールまたはイソシアナト−アラルキル基、またはアルキ
ルまたはアリル エステル基(アルキルは1〜5個の炭
素原子を有する。)またはキヤツプされた型の上記物質
の一つであり;R″は、ポリヒドロキシル化重合体がポリ
(ビニル アルコール)またはその共重合体であるとき
は、グルシドキシ アルキル、グリシドキシ アリール
またはグリシドキシ アラルキル基であることができ
る。
イソシアナト アルキル シランの適当な例は、構造式 O=C=N(CH23Si(OC2H5 (式3) を有する商品表示Y−9030のもとでユニオンカーバイト
コーポレーシヨンから入手できるものである。
この物質は、透明液体であり、95%以上が活性物質であ
り、25℃/25℃で0.99の比重を有し、無色ないし薄い琥
珀色の1.419の屈折指数、ND25℃を有す。この物質は、
ベンゼン、トルエン、ヘキサン、アセトン、ジエチルカ
ルビトール 、ジメチル ホルムアミド、セロソル
、アセテートに溶ける。この物質は、水、アルコー
ル、カルボン酸、溶解性重金属、リン化合物および強塩
基の不存在で貯蔵するとき、安定である。
他の適当な例は、式 を有し、商品表示Y−9078のもとにユニオンカーバイト
コーポレーシヨンから入手できる物質である。この物
質が用いられるときは、エトキシル基がシランから分解
し、アルコールと反応しうるイソシアネート官能基を生
じることができるように、ポリヒドロキシル化重合体と
の密接な接触のために長い反応時間を要す。グリシドキ
シ物質の適当な例は、ユニオン カーバイト コーポレ
ーシヨンから商品表示A−187のもとに入手できるグリ
シドキシプロピル トリメトキシ シランである。有用
な追加のエポキシ−含有オルガノシランは、商品表示A
−186として入手できる、ベーター(3,4−エポキシ シ
クロヘキシル)−エチル−トリメトキシシランである。
エステル官能性オルガノシランも、また、有用であり、
を有し、商品表示Y−9478としてユニオンカーバイトか
ら入手できる。
一般に、イソシアネート官能性物質とアルコール官能性
物質の反応における水の存在は、望ましくない副反応の
原因となる。これらの望ましくない副反応の例は、水と
イソシアネートの結合であり、室温でカルバミン酸を生
じ、次に脱カルボキシレートし、第一アミン官能物質と
二酸化炭素を生成する。次に第一アミンは別のイソシア
ネート官能物質と反応することができ、アロフアネート
およびビウレツトを生成する。水とイソシアネートの反
応は、高分子量のイソシアネートと化学量論量に従って
起こり、例えば、約5000の分子量を有するプレポリマー
はプレポリマーの100gに対して0.24gの水だけと反応
し、高分子量の架橋重合体を得る。水性媒体中でウレタ
ン結合生成物を得るためにイソシアネート部分とアルコ
ール部分の反応を行なうには、高度に架橋された、また
は非線状の生成物に対し架橋をほとんどまたは全く有し
ない所望の生成物のための反応速度を促進するために、
媒体の濃度およびpHなどのような反応体の条件を注意深
く制御する必要がある。
反応性アルコキシまたはヒドロキシ部分を有する一つま
たはそれ以上の有機結合ペンダントシランを有するポリ
ヒドロキシル化重合体を生成する反応のための条件は、
反応性オルガノシラン、ポリヒドロキシル化重合体の希
釈水溶液との密接な接触を含む。密接な接触は、触媒の
存在または不存在で、約4に等しいか、またはそれ以
下、または約9に等しいかまたはそれ以上のpH、好まし
くは約3またはそれ以下のpHで、周囲温度から100℃の
高温またはそれより下の範囲の温度、好ましくは、周囲
温度から40℃の温度で、減圧から過圧、好ましくは大気
圧の圧力で、起こる。反応は、希釈されたポリヒドロキ
シル化重合体が用いられる限り、いずれの方法で行なう
ことができるが、好ましくは、シランが希釈されたポリ
ヒドロキシル化重合体水溶液に15〜60分の期間にわたり
滴加される。均一の攪拌に伴つて反応体の均質混合が起
る。室温を含む周囲温度の反応温度で、反応時間は、約
24時間の範囲内にあるが、室温における触媒反応は、よ
り短い時間内に起こりうる。更に、ポリエチレングリコ
ールのような可塑剤がポリ(ビニル アルコール)につ
いて存在してもよい。ポリヒドロキシル化重合体と密接
に接触された反応性オルガノシランの量は、有機結合シ
ランを生じるためにポリヒドロキシル化重合上状のペン
ダントヒドロキシル部分の数の少なくとも1%から50%
未満までを生じるのに有効な量である。好ましくは、そ
の量は、反応性オルガノシランの約2モル%がポリヒド
ロキシル化重合体にグラフトされることを確実にする。
これは、ポリ(ビニル アルコール)のようなポリヒド
ロキシル化重合体の98反復単位毎に、2モル%のイソシ
アナト オルガノシランが存在することを意味する。ヒ
ドロキシル基の50%以上の変換に帰着する反応性オルガ
ノシランの量は、ゲル化を生じうる。pHは、適当な酸ま
たは塩基を添加することにより、4以下または9以上の
pHにそれぞれ制御することができる。好ましくは、酸
は、氷酢酸であり、約3のpHをもたらす量で加えられ
る。
非ゲル化樹脂状相互作用生成物は、未反応ポリヒドロキ
シル化重合体および、未反応または他の反応機構により
反応されてもよい反応性オルガノ−官能性シランととも
に水溶液中に存在することができる。一般に、相互作用
生成物の%収率は、約90%またはそれ以上であることが
できる。また、相互作用生成物それ自体において、ポリ
ヒドロキシル化重合体からのヒドロキシル基ペンダント
は、すべてではないが、反応して有機結合反応数有機官
能シランを形成する。もし、ヒドロキシル基の数の約50
%以上が反応するなら、相互作用生成物のゲル化が起こ
りうる。例えば、相互作用生成物は、ポリヒドロキシル
化重合体としてポリ(ビニル アルコール)のための のような式を有することができる。
式中、Rは−NH−; であり xは、1または0であり; R′は、1〜5個の炭素原子を有する低級アルキル基お
よび/または水素であり、 q、uまたはvは、整数であり、qの数値は、(u+
v)の数値に等しいかまたはそれ以下であり、好ましく
は1/2までであり、vは、100%と加水分解度の間の残余
の%を反映する数値であり、uは、未反応ヒドロキシル
基を反映する整数である。式6において、三つの部分
A、BおよびCのそれぞれの位置は、例示のためのみの
ものであり、相互作用生成物における互の相対的位置
は、完全にランダムであるが、プロツク共重合体の製造
の公知方法を用いることができる。
上記の相互作用生成物の有機結合は、水溶性炭水化物ま
たは水溶性炭水化物誘導体がポリヒドロキシル化重合体
であるときのそれと類似している。例外は、3個までの
有機結合が炭水化物のマー当り起こりうるである。
反応体の密接な接触による反応を触媒するとき、酸触媒
のための適当な触媒は、一般にはプロトン酸を含み、酢
酸が特に適当である。触媒の量は、特に低反応温度が用
いられるとき、または高剪断攪拌により提供されるよう
な密接な接触を提供しない反応装置が用いられるとき、
所望の程度に反応を促進するのに有効な触媒量である。
塩基触媒について、触媒の非限定的な例は、一般に、第
三アミンを含み、特にトリエチルアミンが有効触媒量で
用いられる。
相互作用生成物の水性処方物は、基体に適用することが
でき、当業者に知られた方法により、非常に多くの種類
の基体にフイルムまたは被覆を形成する。例えば、有用
な適用技術は、はけ塗、浸漬、吹付、流れ塗またはロー
ル塗布などを含む。被覆は、共有結合、イオン結合、水
素結合、および/または塩基性溶液についてシリコネー
ト アニオンを通して、または相互作用生成物のシラノ
ール基を通してフアンデルバール結合により、基体と相
互作用することができる。加水分解は、基体に適用する
前に、水性溶液のpHを増加することにより達成される。
このような基体の非限定的な例は、下記を含む:なめし
革、木材、織物素材の紙、粘土被覆プリントシート素
材、プラスチツク、ガラスのような無機酸化物、アルミ
ニウムおよび鋼、および化学吸着または共有結合された
酸素またはヒドロキシル(結合されたまたは遊離の)
を、基体の初めのまたはむき出しにされた表面に有する
無機または有機の固体材料、並びに、当該技術で知られ
たカツプリング剤により処理することができる材料。無
機酸化物材料は、球状の正規のまたは不規則の粒子を含
む正規のまたは不規則の形状の粒子、ガラス繊維のよう
な個々の繊維、織られた繊維マツト、または、シート、
フイルム、スラブおよび造形品のような連続表面を含む
いずれの形状であることができる。適当に用いられる無
機酸化物材料の特定的な例示は、例えば、黄銅(酸化さ
れた表面を持つた)、アルミニウム金属(表面が酸化さ
れた)、鉄または鋼(表面が酸化された)、アルミナ、
アルミニウム三水和物、ヒユーム、シリカ、水和シリカ
(沈降シリカ)、シリカ エーロゲル、シリカ キセロ
ゲル、アルミニウム シリケート、カルシウム、マグネ
シウムシリケート、アスベスト、ガラス繊維、シリカ繊
維、粘土、モキユラー、シーブ、ケイ灰石のようなシリ
カ含有物質、炭酸カルシウム、カーボン ブラツク(ラ
ンプ ブラツクを含む)、二酸化チタン(塩化水素可溶
アルミナおよび/またはシリカを含む二酸化チタンを含
む)、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、シリカ被覆
含有またはシリカに凝集した炭酸カルシウムなどであ
る。
本発明の被覆組成物は、重合体接着促進剤であるが、従
来技術で知られたカツプリング剤と本質的に同様に用い
ることができる。本発明を限定することなしに、重合体
接着促進剤の作用機構は、従来技術の単量体カツプリン
グ剤に類似するものと考えられる。重合体接着促進剤
は、無機酸化物または有機材料の表面に、無機酸化物ま
たは有機材料で強化され、または増加されるべき追加の
重合体物質との接触前に、適用することができる。ま
た、被覆組成物は、プライマー被覆として水性エマルジ
ヨンの型で無機酸化物の表面に適用することができる。
一旦、相互作用生成物が、通常は水性混合物として、適
用されると、乾燥により周囲温度または上げられた温度
で硬化が起こる。乾燥は、水分含有量を減じ、揮発物を
除去し、おそらくは架橋を誘導する。より低い上げられ
た温度による硬化は、本発明の相互作用組成物にとつて
満足なものである。周囲温度を用いる硬化は、十分に発
現された性質を有する被覆を得るために2日までの硬化
期間を必要とする。しかしながら、周囲温度で硬化され
るとき、被覆は、わずか数時間後に、手ざわりで乾燥し
ていことに注目されたい。被覆のより十分に発現された
硬化は、熱を適用することにより達成することができる
が、約150℃以下で十分である。
基体上の水性溶液の乾燥による硬化において、被覆の改
良された接着性は、ヒドロキシル含有表面に対するシラ
ノール結合単独で、またはシリル化ポリヒドロキシル化
重合体の少量のシロキサン架橋とともに達成されるもの
信じられるが、本発明は、この所信により制限されな
い。
また、本発明のシリカ化ポリヒドロキシル化重合体は、
形成中の繊維に適用される、たて糸繊維サイジングとし
て、または、発生期の繊維またはすでにサイズされた繊
維についての第二の被覆操作として用いることができ
る。このような紡織繊維の例は、繊維化可能なガラス組
成物から製造されたガラス繊維、例えば、「E−ガラ
ス」組成物または「621−ガラス」組成物またはホウ素
および/またはフツ素−低含有のまたは含有しない誘導
体である。ガラス繊維のフイラメント直径は、当業者に
知られた直径であることができ、ガラス繊維の製造法
は、当業者に知られたいずれの方法であることができ
る。
たて糸ガラス繊維ストランド糸は、溶融ガラス含有套管
中の小さなオリフイスからのガラスの溶融流からガラス
繊維を細くすることにより製造される。ガラス繊維は、
次に、或る程度冷却され、ガラス繊維がアプリケーター
を通り過ぎて引かれる時に、フオーミング サイズ組成
物がガラス繊維に適用される。アプリケーターは、ベル
トまたはロール アプリケーターまたはスプレー アプ
リケーカーのいずれでもよい。サイズ ガラス繊維は、
次に、一つまたはそれ以上のストランドに集束され、巻
取機に巻取られる。巻取機は、套管からのガラス繊維を
細くするための力を提供する。繊維は、套管から引出さ
れ約4,000〜6,000フイート/分の速度で巻取機のスリー
ブ上に巻取られる。ガラス繊維ストランドは、伝統的
に、互に非平行に整列されて成形パツケージ上に巻取ら
れ、成形パツケージからのストランドの移動を促進す
る。複数個の成形パツケージは、ストランドが成形パツ
ケージから移動できるように十分に水分を除去するため
に乾燥される。成形パツケージは、ストランドに、撚り
を与え、または与えないでボビン上に巻きもどされる。
ボビンからの、または成形パツケージからのストランド
は、公開された米国特許第3,672,947号および第3,730,1
37号、および第4,003,111号に記載されたような嵩高加
工を受けることができる。これらの文献は引用すること
により本明細書の開示とする。ガラス繊維ストランド糸
の複数のボビンまたは嵩高糸のボビンは、ビーミング
シリンダー(beaming cylinder)上に平行に多数のスト
ランドを巻くことによりビームされる。ビームは、織る
ことができるたて糸を造るための、たて糸糊付操作(sl
ashing operation)にたて糸を供給するのに役に立つ。
ガラス繊維ストランド糸は、糸がビームからほどかれた
後に、ウエスト ポイント フアンドリー アンド マ
シン カンパニー(West Point Foundry and Machine C
ompany)、P.O.ポツクス151、ウエスト ポイント、GA3
1833から入手でるウエスト ポイント、スラツシヤー
(West Point Slasher)またはグリフイス フランドリ
ー アンド マシン カンパニー(Griffiths Foundry
and Machine Company)から入手できるスラツシング
マシンまたはコツカー マシン アンド フアンドリー
カンパニー(Cocker Machine and Fundry Company)
から以前も今も入手できるスラツシング マシンのよう
な慣用のたて糸用糊付機で適用されたスラツシング サ
イズ処方物を有することができる。
たて糸糊付操作において、糸は、一またはそれ以上のビ
ームから移動され糊付機中のサイズ箱に通されることが
できる。サイズ箱は単一または多数のサイズ箱であるこ
とができる。糊付サイズ溶液は、約20℃の周囲または室
温から約90℃の上げられた温度の範囲内の温度に維持さ
れたサイズ箱に存在する。糊付けサイズの固形物含有量
は、約3〜約25重量%の範囲にあり、好ましくは、約8
〜約10重量%である。絞りロール間の通路により処理さ
れた糸からの過剰のサイズ溶液を除去した後に、処理さ
れた糸は、約100゜〜150℃の温度に加熱された多数の乾
燥缶との接触により乾燥される。加熱された缶からは来
る糸は、固定棒により分割され、製織ビーム(weaving
beam)として巻取られる。糊付機によるこの操作は、通
常10〜100m/分の速度で行なわれる。湿式糊付操作にお
いて、湿式サイズ糸は、分割され、分離された状態で加
熱さた缶上で乾燥され、再び集められて慣用の加熱され
た缶上で完全に乾燥される。
糸上に存在する乾燥糊付処方物は、強熱減量(LOI)に
より測定されたような処理されたガラス繊維の約1〜約
7重量%の含浸量である。低い量の含浸量は製織におけ
るたて糸を十分に保護しないし、連続糸のための高い量
は、製織が完了すれば、たて糸からの乾燥残留物を除去
するための要求条件を増加するだけで、それ以上の利益
を提供しない。スフ糸の場合は、糊付け、または、たて
糸サイズ組成物は、短い繊維を一緒に保つのを助けるた
めに用いることができる。含浸量の好ましい量は、用い
られる追加のフイルム形成重合体の存在、および用いら
れる洗浄装置の型に依存する。ある洗浄装置は、約4重
量%のサイズ残留物の除去のための上限を有する。
本発明の好ましい態様において、ポリヒドロキシル化重
合体は、エア プロダクツから商品表示ビノール205
(以前はWS−51)のもとに入手できる約87〜89%の部分
加水分解度を有するポリ(ビニル アルコール)であ
る。この粉末物質は、25〜80℃の温度の脱イオン水を有
する容器に加えられ、約20〜25重量%の濃厚物を製造す
る。添加は、一定の激しい攪拌を行ないながら塊の形成
を制限するのに十分低い速度で行なう。添加後、攪拌を
おそくしてトラツプされた空気を除去し、なおも混合物
を有効に混合する。反応性オイガノシランは、好ましく
は、Y−9030シランとして入手できるイソシアナト プ
ロピル エトキシシランである。このシランの量は、ポ
リ(ビニル アルコール)上に2重量%までのシランと
グラフトを提供するか、または、2モル%までの、また
は約14重量%のシリカ化反復単位を提供する。シランの
添加後、混合物の攪拌を約1時間行なう。1%溶液のpH
は約6〜6.5である。十分な反応が起きた後に、相互作
用生成物を有する水性混合物を移す。
相互作用生成物を有する水性溶液は、好ましくは、成形
サイズまたは成形サイズの成分として、またはたて糸サ
イズとしてガラス繊維に適用される。
実施例1 50ガロン(189.27リツトル)のスチーム ジヤケツト付
反応がまに、118.87ポンド(14.24ガロン)(53.92リツ
トル)の脱イオン水を加え、70℃の温度にまたらした。
1時間にわたり、37.53ポンド(17.02kg)のポリ(ビニ
ル アルコール)、ビノールWS−53を温水溶液に徐々に
加え、23.3%固体の乳白色溶液を得た。トリエチルアミ
ン触媒(5.0g)をこの溶液に加え、15分間攪拌した。4.
17ポンド(1.69kg)の量のイソシアナト プロピルトリ
エトキシシラン(Y−9030)を激しく攪拌しながら30分
にわたり滴加した。乳白色溶液を78℃で追加の1時間攪
拌した。この混合物に、50℃の温度の水の256.43ポンド
(30.85ガロン)中に溶解された氷酢酸の113gを添加し
た。この溶液を30℃に冷却するまで攪拌し、溶液を55ガ
ロンのドラムに移し、貯蔵した。溶液は、10.1%固体で
あり、pHは3であり、粘度は、ブルツクフイールドNo.4
スピンドルを用いて30rpmで205センチポイズであつた。
この反応混合物からのキヤストフイルムについてフイル
ムのための代表的な様式で行なわれたIRカーブは、第1
図に示されるように、1650と1580cm-1にウレタン結合の
存在を示す。また、フイルムをジユウテリウム置換ジメ
チル スルホキシドに溶解し、核磁気共鳴スペクトルを
バリアン(Varian)EM360Aスペクトロメーターで測定し
た。2デルタにおけるウレタンNHシグナルが検知され
た。
実施例2A 100gのビノールWS−53ポリ(ビニルアルコール)(2.04
モル)および400mlの水(20%溶液)に、80℃(pH2.0)
で、24.1kg(0.1モル、5%モル重量)のガンマー グ
リシドキシプロピル トリメトキシシラン(A−187)
を滴加した。混合物を24時間80℃で攪拌し、溶液を1004
mlの水で希釈し、7%溶液を作つた。IRおよびNMR試料
を、水を蒸発することにより作製し、残留物はポリ(ビ
ニル アルコール)の約3%シリル化を示した。
実施例2B 実施例2Aと同様にして、48.2kg(0.2モル、10%モル重
量)のガンマー グリシドキシプロピル トリメトキシ
シランを、ポリ(ビニル アルコール)の20%溶液に滴
加し、混合物を24時間80℃で攪拌した。残留物のIRおよ
びNMRは、ポリ(ビニル アルコール)の9%シリル化
を示した。
実施例2C ポリ(ビニル アルコール)の溶液が、10kg(204モ
ル)のビノールWS−53を、42の水と900mlの氷酢酸に
加えた。この混合物に80℃で2.411kg(10.2モル)のガ
ンマーグリシドキシプロピル トリメトキシシランを添
加した。溶液を3時間80℃で、48時間25℃で攪拌した。
実施例3A 60g(1.22モル)のビノールWS−53ポリ(ビニル アル
コール)を240mlの80℃の水に加え、25%固形分溶液と
することにより、ポリ(ビニル アルコール)の溶液を
製造した。この混合物に、50マイクロリツトルのノルマ
ル錫ブチル アセテートを加えた。16g(0.0647モル;5.
3モル%)(26.6重量%)の量のイソシアナト プロピ
ルトリエトキシシランを、ポリ(ビニル アルコール)
25%溶液に激しく攪拌しながら滴加した。混合物を2時
間80℃で攪拌し、溶液を450mlの水で希釈し、1時間攪
拌した。
実施例3B わずか6.0g(0.024モル)(2モル%)(10重量%)の
イソシアナト プロピル トリエトキシシラン(Y−90
30)がポリ(ビニルアルコール)の25%固形分溶液に加
えられた以外は、実施例3Aと同様である。
実施例4A 3g量のブロツクされたウレタン官能性オルガノシラン
(Y−9078)を270mlの水に加え、10分間攪拌した。こ
の混合物に30g量のビノール51を加え、20分間攪拌し
た。溶液を、次に、2時間還流した。
実施例4B 50g(1.136モル)のエルバノールT−66ポリ(ビニル
アルコール)を、200gの水に加えることにより、ポリ
(ビニル アルコール)の溶液を製造し。65℃の溶液に
攪拌しながら、5g(0.017モル)10重量%または1.5モル
%のブロツクされたイソシアナト有機官能性シランを滴
加し、20分間攪拌した。この溶液に、0.12g(0.34ミリ
モル(Mモル)、Y9078になぞらえた2モル%)量のノ
ルマル ブチル錫アセテートを攪拌しながら滴加し、溶
液を攪拌した。
実施例5A 商品表示ビノール57のポリ(ビニル アルコール)10.9
3kgを、34.5kgの脱イオン水に、150゜F(66℃)の温度
で一定に攪拌しながら徐々に加えた。添加は、約45分で
完了し、25%固体溶液を得、それを3.5時間攪拌した。
0.930kg量のイソシアナト プロピルトリエトキシシラ
ンを、2時間、適度に連続攪拌しながら滴加した。その
後、攪拌速度を減じ、空気泡を破壊した。
実施例5B 脱イオン水60kg;ポリ(ビニル アルコール)19kg;イソ
シアナト プロピルトリエトキシシラン1kgを用いた以
外は、実施例5Aと同様にして反応を行なつた。また、シ
ランの添加後に、混合物を1時間だけ攪拌した。得られ
た液体は、No.1スピンドルを用い3rpmで1980センチポイ
ズの粘度、および1.5rpmで2,000センチポイズの粘度を
有し、液体は淡緑色を有し、pHは6.4であつた。
シリル化生成物の特性のための例 シリル化ポリ(ビニル アルコール)を、ガラス繊維ス
トランド糸に、たて糸サイジングとして適用した。糸
は、前記のような単一端糊付機(single−end slashe
r)を用いて澱粉・油脂サイジングおよび0.7Z撚りを有
するG−75の構造を有した。適用条件は、22〜25℃の10
重量%固体溶液、10psiロール圧、20フイート/分の糸
速度および2本足チユーブ炉の870゜F乾燥オーブンであ
つた。被覆された糸は、ソツクスレー中で24時間、抽出
され、イソシアナト オルガノシランとポリ(ビニル
アルコール)の密接な混合は、ポリ(ビニル アルコー
ル)のシリル化を約1〜2重量%の範囲内で生成するこ
とを示した。
また、シランなしにポリ(ビニル アルコール)で被覆
された糸、および澱粉・油脂サイジング組成物を除き被
覆されなかつた糸を、条件が24時間の溶媒の還流を含ん
だ同じ抽出にかけた。また、シランがキヤツプされたイ
ソシアナト オルガノシランであつたシリル化ポリ(ビ
ニル アルコール)で処理された後を、同様の抽出にか
けた。第1表は、溶媒の水およびジメチルホルムアミド
(DMF)についてガラス繊維に保持された増加されたLOI
(強熱減量)を示す。
フイルムの性質の例 フイルムが、水性シリル化ポリ(ビニル アルコール)
の8重量%からガラス皿に注型された。フイルムは、3
日間空気乾燥し、次に、250゜F(121℃)で2分間硬化
された。フイルムの引張り強さが、非シリル化ポリ(ビ
ニル アルコール)、ポリ(ビニル アルコール)とエ
チレングリコール、およびイソシアナト有機官能性シラ
ンまたはそのキヤツプされた誘導体を用いたシリル化ポ
リ(ビニル アルコール)の二つの変形について比較さ
れた。比較は第2表に示されている。
第2表の引張特性は、シリル化ポリ(ビニル アルコー
ル)フイルムが約10重量%のエチレングリコールで可塑
化されたポリ(ビニル アルコール)の特性に類似した
柔軟性を示すことを示した。
キヤツプされたシソシアナト シランを用いたシリル化
ポリ(ビニル アルコール)から生成されたフイルム
は、より脆い。第2図と第3図は、動的機械的性質を比
較する。第2図は、ガラス転移域以下の貯蔵弾性率は、
シリル化フイルムが非変性フイルムに比べてわずかに高
いことを示す。第3図は、損失弾性率により反映された
ガラス転移温度がポリ(ビニル アルコール)のシリル
化により約6℃だけ低下することを示す。
デユプラン テスター(Duplan tester)が、前の例に
従つて製造された糊付けガラス繊維糸の摩耗抵抗を順位
付けするのに用いられた。糊付けサイズの溶液濃度が、
LOIの範囲を得るために変えられた。第4図は、シリル
化ポリ(ビニル アルコール)の摩耗抵抗がシリル化さ
れないポリ(ビニル アルコール)よりも2倍〜3倍改
良されたことを示す。また、ポリ(ビニル アルコー
ル)のシリル化は、被覆が等しいLOIで比較されたと
き、糸の破断強さを増加した。
上記は、本発明のシリル化されたポリヒドロキシシリル
化重合体を、種々の基体について混合物、フイルムおよ
び被覆として記載した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、シリル化ポリ(ビニル アルコール)相互作
用生成物である本発明の相互作用重合体生成物の赤外ス
ペクトルカーブ(カーブA)とポリ(ビニル アルコー
ル)の赤外スペクトルカーブ(カーブB)の比較を示す
グラフである。 第2図は、温度に対する損失弾性率をプロツトした、相
互作用生成物(カーブA)、ポリ(ビニル アルコー
ル)(カーブB)およびポリ(ビニル アルコール)−
エチレングリコール(カーブC)のフイルムの動的機械
的性質の試験結果を示すグラフである。 第3図は、温度に対する貯蔵弾性率をプロツトした、ポ
リ(ビニル アルコール)(カーブB)およびポリ(ビ
ニル アルコール−エチレングリコール)(カーブC)
のそれぞれに対する本発明の相互作用生成物(カーブ
A)のフイルムの動的機械的試験結果を示すグラフであ
る。 第4図と第5図は、フイルムがガラス繊維ストランド糸
上の被覆であるとき、ほつれ糸に対する回転および糸の
破壊に対する引張り強さのそれぞれについての効果を示
すことによつて、ポリビニル アルコール(カーブB)
に対する相互作用生成物(カーブB)のシリル化の効果
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/333

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の2成分: i)複数のペンダント成分として存在するヒドロキシル
    化を有するポリヒドロキシル化重合体であり、該ヒドロ
    キシル ペンダント成分は、ポリ(ビニル アルコー
    ル)、その共重合体及び水溶性炭水化物から成る群より
    選ばれる主なペンダント成分である、および ii)シランに結合したアルコキシ、アリロキシまたはヒ
    ドロキシまたはその混合物から選ばれる3個までの基を
    有し、かつ、イソシアナト アルキル、イソシアナト
    アリール、イソシアナト アルキル(ただしイソシアネ
    ートはキャップされているか、またはキャップされてい
    ないエステル含有アルキル、アリールまたはアラルキル
    基である)とから成る群から選ばれる反応性有機基を有
    する反応性オルガノシラン部分 から成る相互作用生成物であって、ポリヒドロキシル化
    重合体がポリ(ビニル アルコール)およびその共重合
    体であるときは、反応性オルガノシラン基は、エポキシ
    有機官能性シランであり、相互作用生成物は、ポリヒド
    ロキシル化重合体と反応性オルガノシランを水性溶液中
    で密接に接触させることにより形成され、ポリヒドロキ
    シル化重合体は1〜40重量%の量で存在し、該密接な接
    触は、相互作用生成物の水性混合物を生じるために周囲
    温度から100℃より低い加熱された温度までの温度で行
    われることより成る相互作用生成物。
  2. 【請求項2】プロトン酸触媒が、ポリヒドロキシル化重
    合体と反応性オルガノシランとを密接に接触させるのに
    用いられ、触媒が有効触媒量で存在する請求項(1)に
    記載の生成物。
  3. 【請求項3】第三アミンが、ポリヒドロキシル化重合体
    と反応性オルガノシランとの密接な接触に、有効触媒量
    で用いられる請求項(1)に記載の生成物。
  4. 【請求項4】ポリヒドロキシル化重合体が、ポリ(ビニ
    ル アルコール)重合体または共重合体であり、有機反
    応性物質がイソシアナト アルキル トリアルコール
    シランであり、相互作用生成物がペンダントヒドロキシ
    ルおよびアセテート部分に加えて、式: (式中、Rはアルキル基であり、R′はアルキルおよび
    /または水素から選ばれる。) を有する少なくとも一つの部分を有する、請求項(1)
    に記載の生成物。
  5. 【請求項5】ポリヒドロキシル化重合体がポリ(ビニル
    アルコール)またはその共重合体であり、反応性オル
    ガノシランがグリシドキシアルキルトリアルコキシシラ
    ンであり、相互作用生成物がペンダントヒドロキシルお
    よびアセテート部分に加えて、式: (式中、Rはアルキル基であり、R′は3個の基の間で
    アルキル、水素またはその混合物であり、qは1〜3,00
    0の整数である。) を有する少なくとも一つの部分を有する請求項(1)に
    記載の生成物。
  6. 【請求項6】ポリヒドロキシル化重合体がポリ(ビニル
    アルコール)またはその共重合体であり、反応性オル
    ガノシランがエトキシエステル アルキルアルコキシシ
    ランであり、相互作用生成物がペンダントヒドロキシル
    およびアセテート部分に加えて、式: (式中、Rはアルキル基であり、R′は3個の基の間で
    アルキル、水素またはその混合物であり、qは1〜3,00
    0の整数である。) を有する少なくとも一つの部分を有する請求項(1)に
    記載の生成物。
  7. 【請求項7】ポリヒドロキシル化重合体がポリ(ビニル
    アルコール)または共重合体であり、相互作用生成物
    が、ペンダント基の数基準で、反応性アルコキシおよび
    /またはヒドロキシル基を有する50%以下のペンダント
    有機結合シランを有する請求項(1)に記載の生成物。
  8. 【請求項8】相互作用生成物が第1図のカーブAの赤外
    スペクトルを有する請求項(1)に記載の生成物。
  9. 【請求項9】以下の2成分 i)複数のペンダント成分として存在するヒドロキシル
    化を有するポリヒドロキシル化重合体であり、該ヒドロ
    キシル ペンダント成分は、少なくとも80%加水分解生
    成物を有するポリ(ビニル アルコール)、その共重合
    体及び水溶性炭水化物からなる群より選ばれる主なペン
    ダント成分である、および ii)シランに結合したアルコキシ、アルロキシまたはヒ
    ドロキシまたはその混合物から選ばれる3個までの基を
    有し、かつ、イソシアナト アルキルシラン、イソシア
    ナト アリールシラン、イソシアナト アラルキルシラ
    ン(ただしイソシアネートはキャップされているか、ま
    たはキャップされていない)から成る群から選ばれる反
    応性有機基を有する反応性オルガノシラン部分 から成る相互作用生成物であって、しかして、ポリヒド
    ロキシル化重合体がポリ(ビニル アルコール)および
    その共重合体であるときは、反応性オルガノシラン基
    は、エポキシ有機官能性シランであり、相互作用生成物
    は、ポリヒドロキシル化重合体と反応性オルガノシラン
    を水性溶液中で密接に接触させることにより形成され、
    ポリヒドロキシル化重合体は5〜40重量%の量で存在
    し、該密接な接触は、周囲温度から100℃より低い加熱
    された温度までの温度で行なわれ、かつ、ポリヒドロキ
    シル化重合体と反応性オルガノシランを有する水性溶液
    は、4までおよび9以上のpHを有し、ペンダント基の数
    基準で、活性アルコキシおよび/またはヒドロキシル基
    を有する少なくとも50%のペンダント有機結合シラン
    と、少なくとも20%の未反応アセテート基と、少なくと
    も50%の未反応ヒドロキシル基のペンダント基%を有す
    る相互作用生成物の水性混合物を生成することより成る
    相互作用生成物。
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