JPH0737610A - ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法 - Google Patents
ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法Info
- Publication number
- JPH0737610A JPH0737610A JP4352724A JP35272492A JPH0737610A JP H0737610 A JPH0737610 A JP H0737610A JP 4352724 A JP4352724 A JP 4352724A JP 35272492 A JP35272492 A JP 35272492A JP H0737610 A JPH0737610 A JP H0737610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- positive electrode
- type nickel
- coo
- storage battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/42—Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
- H01M10/44—Methods for charging or discharging
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/34—Gastight accumulators
- H01M10/345—Gastight metal hydride accumulators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49108—Electric battery cell making
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49108—Electric battery cell making
- Y10T29/4911—Electric battery cell making including sealing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49108—Electric battery cell making
- Y10T29/49115—Electric battery cell making including coating or impregnating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Co/CoOを含有するペースト式ニッケル極板
を用いた密閉型アルカリ蓄電池の短絡を防止する。 【構成】 Co及びCoOのいずれか一方又はその両者を含
有するペースト式ニッケル極板を正極とし、セパレータ
を介し負極と積層して成る極板群を電槽内に組み込み、
アルカリ電解液を注入後、約1時間以内に封口し、更に
アルカリ電解液注入後約10時間以内に初回充電を行い、
その充電量を電池の定格容量の約5%以上とすること。
を用いた密閉型アルカリ蓄電池の短絡を防止する。 【構成】 Co及びCoOのいずれか一方又はその両者を含
有するペースト式ニッケル極板を正極とし、セパレータ
を介し負極と積層して成る極板群を電槽内に組み込み、
アルカリ電解液を注入後、約1時間以内に封口し、更に
アルカリ電解液注入後約10時間以内に初回充電を行い、
その充電量を電池の定格容量の約5%以上とすること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペースト式ニッケル正
極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法に関するもの
である。
極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ペースト式ニッケル正極を用いた
密閉型アルカリ蓄電池は、焼結式ニッケル正極を用いた
密閉型アルカリ蓄電池に比し、電池の高容量化が可能な
ため注目されている。
密閉型アルカリ蓄電池は、焼結式ニッケル正極を用いた
密閉型アルカリ蓄電池に比し、電池の高容量化が可能な
ため注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ペースト式ニッケル極
板は、一般に、導電性を高め、分極を小さくする目的
で、活物質である水酸化ニッケル粉末に、Co(コバル
ト)、CoO(酸化コバルト)、Ni(ニッケル)などの粉
末を導電材として添加し、混合し、これにCMC などの増
粘剤の水溶液で混合してペースト状とし、これを発泡ニ
ッケル基板やニッケル繊維フェルトなどの多孔性金属基
板に充填し、乾燥、圧延して製造され、これを正極と
し、セパレータを介して負極と組み合わせて極板群を形
成し、これを電槽缶に挿入し、フルカリ電解液を注入
後、封口して密閉型アルカリ蓄電池として使用される
が、この蓄電池の製造過程において、該正極に含有させ
たCo、CoOはアルカリ電解液に溶解し、その後セパレー
タに析出して電池の短絡の原因となる不都合がしばしば
見られる。
板は、一般に、導電性を高め、分極を小さくする目的
で、活物質である水酸化ニッケル粉末に、Co(コバル
ト)、CoO(酸化コバルト)、Ni(ニッケル)などの粉
末を導電材として添加し、混合し、これにCMC などの増
粘剤の水溶液で混合してペースト状とし、これを発泡ニ
ッケル基板やニッケル繊維フェルトなどの多孔性金属基
板に充填し、乾燥、圧延して製造され、これを正極と
し、セパレータを介して負極と組み合わせて極板群を形
成し、これを電槽缶に挿入し、フルカリ電解液を注入
後、封口して密閉型アルカリ蓄電池として使用される
が、この蓄電池の製造過程において、該正極に含有させ
たCo、CoOはアルカリ電解液に溶解し、その後セパレー
タに析出して電池の短絡の原因となる不都合がしばしば
見られる。
【0004】上記の短絡の原因の解明は、現在未だ充分
なされていないが、次のように推測される。即ち、添加
されたCo粉は、空気中の酸素によりCoOを生成し、これ
はアルカリ電解液に触れるとHCoO2 - イオン(青色)
として直ちに溶解し、アルカリ電解液と空気中の酸素の
両方が存在するとCo→CoO→HCoO2 - →Co3 O4 の反
応が連続的に起こり、セパレータ中にCo3 O4 が褐色の
シミ状に析出し、電池を短絡させる原因となる。また、
空気を遮断しても、CoO→HCoO2 - の反応はこれと無
関係に進行し、電解液中での拡散は比較的遅いが、遂に
はセパレータを通過して負極に達し、充電時にCoに還元
されて、電池の短絡の原因となると考えられる。一方、
添加されたCoO粉についても同様で、酸素の有無に拘ら
ず、HCoO2 -イオンとしてアルカリ電解液に連続的に
溶解が進行する。空気中の酸素に触れゝば、セパレータ
にCo3 O4 が褐色のシミ状に析出し、短絡の原因となる
ことは、Coこなの場合と同様であり、一方、HCoO2 -
イオンは、セパレータを通過し、負極に達し、充電時に
Coに還元されて電池の短絡の原因となると考えられる。
なされていないが、次のように推測される。即ち、添加
されたCo粉は、空気中の酸素によりCoOを生成し、これ
はアルカリ電解液に触れるとHCoO2 - イオン(青色)
として直ちに溶解し、アルカリ電解液と空気中の酸素の
両方が存在するとCo→CoO→HCoO2 - →Co3 O4 の反
応が連続的に起こり、セパレータ中にCo3 O4 が褐色の
シミ状に析出し、電池を短絡させる原因となる。また、
空気を遮断しても、CoO→HCoO2 - の反応はこれと無
関係に進行し、電解液中での拡散は比較的遅いが、遂に
はセパレータを通過して負極に達し、充電時にCoに還元
されて、電池の短絡の原因となると考えられる。一方、
添加されたCoO粉についても同様で、酸素の有無に拘ら
ず、HCoO2 -イオンとしてアルカリ電解液に連続的に
溶解が進行する。空気中の酸素に触れゝば、セパレータ
にCo3 O4 が褐色のシミ状に析出し、短絡の原因となる
ことは、Coこなの場合と同様であり、一方、HCoO2 -
イオンは、セパレータを通過し、負極に達し、充電時に
Coに還元されて電池の短絡の原因となると考えられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決し、短絡の防止されたペースト式ニッケル正極
を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法を提供するもの
で、Co及び/又はCoOを含有するペースト式ニッケル極
板を正極とし、セパレータを介し負極と組み合わせて成
る極板群を電槽に挿入し、アルカリ電解液を注入した
後、約1時間以内に封口し、電解液注入後約10時間以内
に初回の充電を開始し、且つ充電量を電池の定格容量の
少なくとも約5%以上とすることを特徴とする。
題を解決し、短絡の防止されたペースト式ニッケル正極
を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法を提供するもの
で、Co及び/又はCoOを含有するペースト式ニッケル極
板を正極とし、セパレータを介し負極と組み合わせて成
る極板群を電槽に挿入し、アルカリ電解液を注入した
後、約1時間以内に封口し、電解液注入後約10時間以内
に初回の充電を開始し、且つ充電量を電池の定格容量の
少なくとも約5%以上とすることを特徴とする。
【0006】
【作用】アルカリ電解液注入後約1時間以内に封口して
外気と遮断すれば、Co→CoO→HCoO2 - →Co3 O4 又
はCo→HCoO2 - →Co3 O4 の進行が防止され、セパレ
ータ中にCo3 O4 の析出による短絡が防止でき、更に、
アルカリ電解液注入後約10時間以内に初回の充電を開始
し而もその充電量を電池の定格容量の約5%以上とすれ
ば、溶解度が低く安定な酸化物CoOOHに変化させること
ができ、これによりHCoO2 - イオンが生成し負極に達
し、そこで充電により還元されることにより短絡するこ
とが未然に防止される。
外気と遮断すれば、Co→CoO→HCoO2 - →Co3 O4 又
はCo→HCoO2 - →Co3 O4 の進行が防止され、セパレ
ータ中にCo3 O4 の析出による短絡が防止でき、更に、
アルカリ電解液注入後約10時間以内に初回の充電を開始
し而もその充電量を電池の定格容量の約5%以上とすれ
ば、溶解度が低く安定な酸化物CoOOHに変化させること
ができ、これによりHCoO2 - イオンが生成し負極に達
し、そこで充電により還元されることにより短絡するこ
とが未然に防止される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。市販のNi(INCO製#255)10gとCo粉末(UN,Extra F
ine Co製Powder)5gと混合し、更に球状の水酸化ニッ
ケル粉末(Coを約1%含有)85gを加え良く混合した。
得られた混合粉に、2%のカルボキシメチルセルロース
(CMC )水溶液35gを加えてペースト状としたものを常
法により発泡ニッケル基板に充填し、乾燥した。次で更
に、これに5%のPTFE分散液を含浸・乾燥し、所定の厚
みに圧延してペースト式ニッケル極板を製造した。この
極板を正極Aと称する。
る。市販のNi(INCO製#255)10gとCo粉末(UN,Extra F
ine Co製Powder)5gと混合し、更に球状の水酸化ニッ
ケル粉末(Coを約1%含有)85gを加え良く混合した。
得られた混合粉に、2%のカルボキシメチルセルロース
(CMC )水溶液35gを加えてペースト状としたものを常
法により発泡ニッケル基板に充填し、乾燥した。次で更
に、これに5%のPTFE分散液を含浸・乾燥し、所定の厚
みに圧延してペースト式ニッケル極板を製造した。この
極板を正極Aと称する。
【0008】また、これとは別に市販のNi(INCO製#25
5)10gとCo粉末(住友金属鉱山(株)製 FCO-178)5
gを混合し、更に球状の水酸化ニッケル粉末85gを加え
混合し、以降の操作は上記ペースト式ニッケル正極Aと
同様にしてペースト式ニッケル極板を製造した。この極
板を正極Bと称する。
5)10gとCo粉末(住友金属鉱山(株)製 FCO-178)5
gを混合し、更に球状の水酸化ニッケル粉末85gを加え
混合し、以降の操作は上記ペースト式ニッケル正極Aと
同様にしてペースト式ニッケル極板を製造した。この極
板を正極Bと称する。
【0009】次に、これらのペースト式ニッケル正極
A、Bの夫々について、セパレータを介し水素吸蔵合金
負極と積層、捲回し、捲回極板群としたものを、円筒電
槽缶に挿入した後、比重1.36のアルカリ電解液を注入
し、常法により封口して単3サイズで定格容量1100mAh
の密閉型ニッケル−水素電池を多数製造した。
A、Bの夫々について、セパレータを介し水素吸蔵合金
負極と積層、捲回し、捲回極板群としたものを、円筒電
槽缶に挿入した後、比重1.36のアルカリ電解液を注入
し、常法により封口して単3サイズで定格容量1100mAh
の密閉型ニッケル−水素電池を多数製造した。
【0010】この場合、電解液注入後から封口までの
時間と短絡との関係を調べるため、その時間を色々に変
えて封口した各種の上記電池を夫々試料として多数製造
し、その各種多数の電池を試料として、短絡の発生率を
調べた。また、これらの各種の試料電池につき、電解
液注入後から初回充電までの時間を色々に変えて初回の
充電を行った各種の電池の多数を夫々試料として、これ
らにつき、短絡の発生率を調べた。更にまた、これら
の初回充電に当たり、電池の定格容量に対する充電量を
色々に変えた各種の電池の多数を夫々試料として、これ
らにつき、同様の短絡の発生率を調べた。
時間と短絡との関係を調べるため、その時間を色々に変
えて封口した各種の上記電池を夫々試料として多数製造
し、その各種多数の電池を試料として、短絡の発生率を
調べた。また、これらの各種の試料電池につき、電解
液注入後から初回充電までの時間を色々に変えて初回の
充電を行った各種の電池の多数を夫々試料として、これ
らにつき、短絡の発生率を調べた。更にまた、これら
の初回充電に当たり、電池の定格容量に対する充電量を
色々に変えた各種の電池の多数を夫々試料として、これ
らにつき、同様の短絡の発生率を調べた。
【0011】尚、これらの電池は初回充電の16時間後、
20℃の環境下で 0.2Cの電流で 7.5時間充電し、同じ電
流で電池電圧が 1.0Vになるまで放電する操作を2回繰
り返し、その後40℃で24時間放置して初期活性化を行っ
た。そして、短絡の発生率を調べるため、前記条件で充
放電を1回行った後、放電状態で、40℃の環境下に7日
間放置し、電池電圧を測定した。そして、電池電圧が
1.1Vを下回った電池を短絡した電池と判断した。上記
条件と電池短絡の発生率との関係の試験結果を下
記表1、表2及び表3に示す。
20℃の環境下で 0.2Cの電流で 7.5時間充電し、同じ電
流で電池電圧が 1.0Vになるまで放電する操作を2回繰
り返し、その後40℃で24時間放置して初期活性化を行っ
た。そして、短絡の発生率を調べるため、前記条件で充
放電を1回行った後、放電状態で、40℃の環境下に7日
間放置し、電池電圧を測定した。そして、電池電圧が
1.1Vを下回った電池を短絡した電池と判断した。上記
条件と電池短絡の発生率との関係の試験結果を下
記表1、表2及び表3に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】上記表1、表2及び表3から明らかなよう
に、Co又はCoOを含むペースト式ニッケル極板を正極と
して用いて密閉型アルカリ蓄電池を製造する場合、電解
液注入後から封口までの時間を1時間以内、電解液注入
後から初回充電までの時間を10時間以内、初回充電両を
定格容量に対し5%以上とする3条件を満足するとき
は、短絡のない密閉アルカリ蓄電池を得ることができる
ことが分る。勿論、Co又はCoOの両方を含有したペース
ト式ニッケル極板についても同様に上記の3条件を満足
させることにより、短絡のない電池が提供できることは
言うまでもない。
に、Co又はCoOを含むペースト式ニッケル極板を正極と
して用いて密閉型アルカリ蓄電池を製造する場合、電解
液注入後から封口までの時間を1時間以内、電解液注入
後から初回充電までの時間を10時間以内、初回充電両を
定格容量に対し5%以上とする3条件を満足するとき
は、短絡のない密閉アルカリ蓄電池を得ることができる
ことが分る。勿論、Co又はCoOの両方を含有したペース
ト式ニッケル極板についても同様に上記の3条件を満足
させることにより、短絡のない電池が提供できることは
言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】このように、本発明によれば、Co又は/
及びCoOを含有するペースト式ニッケル極板を正極と
し、セパレータを介して負極と組み合わせて成る極板群
を電槽に挿入し、アルカリ電解液注入後約1時間以内に
封口し、更にアルカリ電解液注入後約10時間以内に初回
充電を行うと共にその充電量を電池の定格容量の約5%
以上としたときは、その密閉型アルカリ蓄電池の短絡が
防止し得る効果を有する。
及びCoOを含有するペースト式ニッケル極板を正極と
し、セパレータを介して負極と組み合わせて成る極板群
を電槽に挿入し、アルカリ電解液注入後約1時間以内に
封口し、更にアルカリ電解液注入後約10時間以内に初回
充電を行うと共にその充電量を電池の定格容量の約5%
以上としたときは、その密閉型アルカリ蓄電池の短絡が
防止し得る効果を有する。
【表1】
【表2】 *該電池は、電解液注入後から封口までの時間を1時間
としたもの。
としたもの。
【表3】 *該電池は、電解液注入後から封口までの時間を1時間
とし、電解液注入後から初回充電までの時間を10時間と
したもの。
とし、電解液注入後から初回充電までの時間を10時間と
したもの。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ペースト式ニッケル極
板は、一般に、導電性を高め、分極を小さくする目的
で、活物質である水酸化ニッケル粉末に、Co(コバル
ト)、CoO(酸化コバルト)、Ni(ニッケル)など
の粉末を導電材として添加し、混合し、これにCMCな
どの増粘剤の水溶液で混合してペースト状とし、これを
発泡ニッケル基板やニッケル繊維フェルトなどの多孔性
金属基板に充填し、乾燥、圧延して製造され、これを正
極とし、セパレータを介して負極と組み合わせて極板群
を形成し、これを電槽缶に挿入し、アルカリ電解液を注
入後、封口して密閉型アルカリ蓄電池として使用される
が、この蓄電池の製造過程において、該正極に含有させ
たCo、CoOはアルカリ電解液に溶解し、その後セパ
レータに析出して電池の短絡の原因となる不都合がしば
しば見られる。
板は、一般に、導電性を高め、分極を小さくする目的
で、活物質である水酸化ニッケル粉末に、Co(コバル
ト)、CoO(酸化コバルト)、Ni(ニッケル)など
の粉末を導電材として添加し、混合し、これにCMCな
どの増粘剤の水溶液で混合してペースト状とし、これを
発泡ニッケル基板やニッケル繊維フェルトなどの多孔性
金属基板に充填し、乾燥、圧延して製造され、これを正
極とし、セパレータを介して負極と組み合わせて極板群
を形成し、これを電槽缶に挿入し、アルカリ電解液を注
入後、封口して密閉型アルカリ蓄電池として使用される
が、この蓄電池の製造過程において、該正極に含有させ
たCo、CoOはアルカリ電解液に溶解し、その後セパ
レータに析出して電池の短絡の原因となる不都合がしば
しば見られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】上記の短絡の原因の解明は、現在未だ充分
なされていないが、次のように推測される。即ち、添加
されたCo粉は、空気中の酸素によりCoOを生成し、
これはアルカリ電解液に触れるとHCoO2 −イオン
(青色)として直ちに溶解し、アルカリ電解液と空気中
の酸素の両方が存在するとCo→CoO→HCoO2 −
→Co3O4の反応が連続的に起こり、セパレータ中に
Co3O4が褐色のシミ状に析出し、電池を短絡させる
原因となる。また、空気を遮断しても、CoO→HCo
O2 −の反応はこれと無関係に進行し、電解液中での拡
散は比較的遅いが、遂にはセパレータを通過して負極に
達し、充電時にCoに還元されて、電池の短絡の原因と
なると考えられる。一方、添加されたCoO粉について
も同様で、酸素の有無に拘らず、HCoO2 −イオンと
してアルカリ電解液に連続的に溶解が進行する。空気中
の酸素に触れゝば、セパレータにCo3O4が褐色のシ
ミ状に析出し、短絡の原因となることは、Co粉末の場
合と同様であり、一方、HCoO2 −イオンは、セパレ
ータを通過し、負極に達し、充電時にCoに還元されて
電池の短絡の原因となると考えられる。
なされていないが、次のように推測される。即ち、添加
されたCo粉は、空気中の酸素によりCoOを生成し、
これはアルカリ電解液に触れるとHCoO2 −イオン
(青色)として直ちに溶解し、アルカリ電解液と空気中
の酸素の両方が存在するとCo→CoO→HCoO2 −
→Co3O4の反応が連続的に起こり、セパレータ中に
Co3O4が褐色のシミ状に析出し、電池を短絡させる
原因となる。また、空気を遮断しても、CoO→HCo
O2 −の反応はこれと無関係に進行し、電解液中での拡
散は比較的遅いが、遂にはセパレータを通過して負極に
達し、充電時にCoに還元されて、電池の短絡の原因と
なると考えられる。一方、添加されたCoO粉について
も同様で、酸素の有無に拘らず、HCoO2 −イオンと
してアルカリ電解液に連続的に溶解が進行する。空気中
の酸素に触れゝば、セパレータにCo3O4が褐色のシ
ミ状に析出し、短絡の原因となることは、Co粉末の場
合と同様であり、一方、HCoO2 −イオンは、セパレ
ータを通過し、負極に達し、充電時にCoに還元されて
電池の短絡の原因となると考えられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】上記表1、表2及び表3から明らかなよう
に、Co又はCoOを含むペースト式ニッケル極板を正
極として用いて密閉型アルカリ蓄電池を製造する場合、
電解液注入後から封口までの時間を1時間以内、電解液
注入後から初回充電までの時間を10時間以内、初回充
電量を定格容量に対し5%以上とする3条件を満足する
ときは、短絡のない密閉アルカリ蓄電池を得ることがで
きることが分る。勿論、Co又はCoOの両方を含有し
たペースト式ニッケル極板についても同様に上記の3条
件を満足させることにより、短絡のない電池が提供でき
ることは言うまでもない。
に、Co又はCoOを含むペースト式ニッケル極板を正
極として用いて密閉型アルカリ蓄電池を製造する場合、
電解液注入後から封口までの時間を1時間以内、電解液
注入後から初回充電までの時間を10時間以内、初回充
電量を定格容量に対し5%以上とする3条件を満足する
ときは、短絡のない密閉アルカリ蓄電池を得ることがで
きることが分る。勿論、Co又はCoOの両方を含有し
たペースト式ニッケル極板についても同様に上記の3条
件を満足させることにより、短絡のない電池が提供でき
ることは言うまでもない。
Claims (1)
- 【請求項1】 Co及び/又はCoOを含有するペースト式
ニッケル極板を正極とし、セパレータを介し負極と組み
合わせて成る極板群を電槽に挿入し、アルカリ電解液を
注入した後、約1時間以内に封口し、電解液注入後約10
時間以内に初回の充電を開始し、且つ充電量を電池の定
格容量の少なくとも約5%以上とすることを特徴とする
ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池
の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4352724A JP2610565B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法 |
| US08/162,773 US5435055A (en) | 1992-12-10 | 1993-12-08 | Method of manufacturing a sealed alkaline storage battery using positive paste nickel electrodes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4352724A JP2610565B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737610A true JPH0737610A (ja) | 1995-02-07 |
| JP2610565B2 JP2610565B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=18426004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4352724A Expired - Lifetime JP2610565B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5435055A (ja) |
| JP (1) | JP2610565B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100224464B1 (ko) * | 1995-02-23 | 1999-10-15 | 오타 야스오 | 알칼리 2차 전지 제조방법, 알칼리 2차전지의 양전극, 알칼리2차전지,및 초기충전 알칼리 2차전지 제조방법 |
| US5984982A (en) * | 1997-09-05 | 1999-11-16 | Duracell Inc. | Electrochemical synthesis of cobalt oxyhydroxide |
| CN100382377C (zh) * | 2004-07-22 | 2008-04-16 | 比亚迪股份有限公司 | 密闭型镍金属氢化物二次电池的化成方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634568A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 | Toshiba Battery Co Ltd | アルカリ二次電池の製造法 |
| JPH01132066A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素吸蔵合金を用いた密閉形ニッケル・水素蓄電池 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4935318A (en) * | 1987-03-25 | 1990-06-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Sealed type nickel-hydride battery and production process thereof |
| JP2764502B2 (ja) * | 1992-06-09 | 1998-06-11 | 古河電池株式会社 | 水素吸蔵電極を用いた密閉蓄電池の製造法並びにその電極用水素吸蔵合金 |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP4352724A patent/JP2610565B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-12-08 US US08/162,773 patent/US5435055A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634568A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 | Toshiba Battery Co Ltd | アルカリ二次電池の製造法 |
| JPH01132066A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素吸蔵合金を用いた密閉形ニッケル・水素蓄電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2610565B2 (ja) | 1997-05-14 |
| US5435055A (en) | 1995-07-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4130696A (en) | Conductive diluent for pressed nickel electrodes | |
| CA1125366A (en) | Alkaline-mn02 cell having a zinc powder-gel anode containing methyl cellulose | |
| USRE25608E (en) | cahan | |
| JPH0737610A (ja) | ペースト式ニッケル正極を用いた密閉型アルカリ蓄電池の製造法 | |
| JPH06196167A (ja) | 蓄電池用ペースト式ニッケル極板、蓄電池並びに導電材 | |
| Amlie et al. | Adsorption of Hydrogen and Oxygen on Electrode Surfaces | |
| US6881519B2 (en) | Ni/metal hydride secondary element | |
| JP2530281B2 (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP3028622B2 (ja) | 水素吸蔵電極及び金属酸化物−水素蓄電池の製造法 | |
| JP2762730B2 (ja) | ニッケル―カドミウム蓄電池 | |
| JPH06283194A (ja) | 密閉形アルカリ亜鉛蓄電池 | |
| JPH079806B2 (ja) | アルカリ蓄電池用亜鉛極 | |
| JP3030032B2 (ja) | アルカリ蓄電池用焼結式カドミウム負極及びその製造方法 | |
| JPH09147906A (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP3118357B2 (ja) | アルカリ蓄電池用非焼結正極板 | |
| CN112928236A (zh) | 一种碱性电池 | |
| JP2001229921A (ja) | 水素吸蔵合金電極の製造方法およびニッケル水素蓄電池 | |
| KR19990026737A (ko) | 니켈 계열 전지의 양극 도전 네트웍 형성 방법 | |
| JP2754800B2 (ja) | ニッケルカドミウム蓄電池 | |
| JPS6326957A (ja) | アルカリ亜鉛蓄電池 | |
| JPS63126164A (ja) | アルカリ亜鉛蓄電池 | |
| JPH079807B2 (ja) | アルカリ蓄電池用亜鉛極 | |
| JPH09171838A (ja) | アルカリ蓄電池の活性化法 | |
| JPS603859A (ja) | 二次電池用カドミウム電極の製造法 | |
| JPS5971265A (ja) | アルカリ亜鉛蓄電池 |