JPH0738017U - ハンガー搬送装置 - Google Patents
ハンガー搬送装置Info
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- JPH0738017U JPH0738017U JP7392493U JP7392493U JPH0738017U JP H0738017 U JPH0738017 U JP H0738017U JP 7392493 U JP7392493 U JP 7392493U JP 7392493 U JP7392493 U JP 7392493U JP H0738017 U JPH0738017 U JP H0738017U
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Landscapes
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造を簡素化し装置の信頼性の向上及び低コ
スト化を図り、且つ搬送全般に渡ってハンガーユニット
の振れを低減してハンガーユニットのハンガーレールへ
の接触を回避すると共に搬送の安定性の向上を図り、し
かもハンガーレールの長さを伸ばして仕掛かりの向上を
図り、その上ハンガーユニットの引き上げのロスタイム
をなくして作業能率の向上を図る。 【構成】 上流から下流に向かって連設され、下流側部
分が上下方向に回動可能にそれぞれ支持された複数のハ
ンガーレール2と、各ハンガーレール2の上流側を、該
ハンガーレール2の水平位置以上の高さに上下動させる
それぞれのアクチュエータ11と、を具備し、該アクチ
ュエータ11を必要時機に上昇下降制御してなるもの。
スト化を図り、且つ搬送全般に渡ってハンガーユニット
の振れを低減してハンガーユニットのハンガーレールへ
の接触を回避すると共に搬送の安定性の向上を図り、し
かもハンガーレールの長さを伸ばして仕掛かりの向上を
図り、その上ハンガーユニットの引き上げのロスタイム
をなくして作業能率の向上を図る。 【構成】 上流から下流に向かって連設され、下流側部
分が上下方向に回動可能にそれぞれ支持された複数のハ
ンガーレール2と、各ハンガーレール2の上流側を、該
ハンガーレール2の水平位置以上の高さに上下動させる
それぞれのアクチュエータ11と、を具備し、該アクチ
ュエータ11を必要時機に上昇下降制御してなるもの。
Description
【0001】
本考案は、ハンガー搬送装置に関する。
【0002】
従来、例えば縫製工場等においては、数台のミシンを用いて各ミシンステーシ ョンごとに縫製を行うようになっており、従って必要な生地等をハンガーユニッ トに吊り下げてこのハンガーユニットを後段のミシンステーションに次々と効率 良く搬送するためのハンガー搬送装置が取り入れられている。このハンガー搬送 装置としては種々の方式が知られており、例えば自重落下方式のハンガー搬送装 置もその一つとして知られている。この自重落下方式のハンガー搬送装置の一例 を示したのが図4である。
【0003】 図4において、符号30はミシンステーションを挟んでその上流、下流に設け られた下りハンガーレールを示しており、この下りハンガーレール30は、その 下流側がミシンステーションにおいて低く、一方上流側が高くなるようにして梁 1に吊架されている。すなわち、下りハンガーレール30はミシンステーション において高低差が生じるようにジグザグ状に吊架されている。従って下りハンガ ーレール30上のハンガーユニット6はその自重により、ピン6bに回転自在に 支持された滑車6aが回転しながら低部、すなわちミシンステーションに向かっ て走行する。
【0004】 上流の下りハンガーレール30の末端と下流の下りハンガーレール30の始端 との間(ミシンステーションの上方)には、上記上流の下りハンガーレール30 の末端と下流の下りハンガーレール30の始端とに連設される上り勾配の上りハ ンガーレール31が配設されている。この上りハンガーレール31には、ベルト またはチェーンにより無限軌道を描く搬送機構(不図示)が備えられており、こ のベルトまたはチェーンには突出部32が形成されている。従って、自重により 下りハンガーレール30上を落下して来たハンガーユニット6は、この突出部3 2に後押しされて上りハンガーレール31上を上昇し、上死点(図4における上 方に凸な頂点)に達すると、今度は次の下りハンガーレール30上を自重により 落下し、この動作が次々と繰り返されてハンガーユニット6は下流へと搬送され て行く。
【0005】 なお、符号5は下りハンガーレール30の末端手前に設けられたエスケープメ ントを示しており、シリンダ5a,5bを互い違いに上昇下降させることにより 、ハンガーユニット6を1個づつ上りハンガーレール31の始端に送り出せるよ うになっている。
【0006】 図5は自重落下方式のハンガー搬送装置の他の例を示したものであり、この例 にあっては、上記上りハンガーレール31及び搬送機構に代えて、所謂スイング アーム機構35が採用されている。このスイングアーム機構35は、ハンガーユ ニット6がミシンステーションに来た時に該ハンガーユニット6を爪38に載置 するスイングアーム37と、このスイングアーム37の爪38が円弧を描くよう に、スイングアーム37をピン39を支点として回動させるスイングアームシリ ンダ36と、からその主要部分が構成されており、スイングアーム37を回動さ せることにより、上流の下りハンガーレール30の末端のハンガーユニット6を 下流の下りハンガーレール30の始端に上昇搬送することができるようになって いる。
【0007】
しかしながら、上記何れのハンガー搬送装置にあっても以下の問題がある。 すなわち、上流の下りハンガーレール30の末端のハンガーユニット6を下流 の下りハンガーレール30の始端に上昇搬送するために、図4に示される装置に あっては、ベルトまたはチェーンにより無限軌道を描く搬送機構が必要であり、 また図5に示される装置にあっては、スイングアーム機構35が必要であり、何 れにしても複雑な機構が必要となるので、装置の信頼性がどうしても低くなって しまうと共に装置が高価になるといった問題がある。
【0008】 また、下りハンガーレール30の始端の高さXは落下速度や仕掛かり等を考慮 して所定値以上に設定されるので、図4に示される装置にあっては、搬送機構の 傾斜角度(上りハンガーレール31の傾斜角度と同じ)が急勾配となり、一方図 5に示される装置にあっては、スイングアーム機構35の揺動角度が90°近く になり、何れにしてもハンガーユニット6は急上昇により大きく揺れながら上昇 搬送されるので、ハンガーユニット6は下りハンガーレール30の始端に搬送さ れた時に、図6に示されるように、大きく振れてしまい、ハンガーユニット6が ハンガーレールに当たるという問題がある。
【0009】 ここで、この問題を回避すべく、図7に示されるように、ハンガーユニット6 の全長を長くしてハンガーレールに当たらないようにすることが考えられるが、 このようにハンガーユニット6の全長を長くすると、ハンガーユニット6が振れ やすくなるので、搬送の安定性に欠けるといった問題がある。
【0010】 また、上述のように、上流の下りハンガーレール30の末端と下流の下りハン ガーレール30の始端との間に上昇搬送機構が設けられているために、その分下 りハンガーレール30の長さを短くしなければならず、従って仕掛かりが少なく なるといった問題もある。
【0011】 さらにまた、上昇搬送機構によるハンガーユニット6の引き上げ時間が長く、 しかもこの期間中は時間のロスとなるので、搬送時間が遅くなり、作業能率が低 下するといった問題もある。
【0012】 そこで本考案は、構造が簡素化されて装置の信頼性の向上及び低コスト化が図 られ、且つ搬送全般に渡ってハンガーユニットの振れが低減されハンガーユニッ トのハンガーレールへの接触が回避されると共に搬送の安定性の向上が図られ、 しかもハンガーレールの長さが伸ばされて仕掛かりの向上が図られ、その上ハン ガーユニットの引き上げのロスタイムがなく作業能率の向上が図られるハンガー 搬送装置を提供することを目的とする。
【0013】
上記目的を達成するために、本考案のハンガー搬送装置は、上流から下流に向 かって連設され、下流側部分が上下方向に回動可能にそれぞれ支持された複数の ハンガーレールと、各ハンガーレールの上流側を、該ハンガーレールの水平位置 以上の高さに上下動させるそれぞれのアクチュエータと、を具備し、前記アクチ ュエータを必要時機に上昇下降制御してなる。
【0014】
このような手段におけるハンガー搬送装置によれば、例えば下流のハンガーレ ールをアクチュエータにより上昇させておいて、上流のハンガーレールをアクチ ュエータにより上昇させると、上流のハンガーレール上のハンガーユニットは下 流のハンガーレールまで自重により搬送されるが、下流のハンガーレールの始端 に突き当たって止まる。ここで、必要に応じて下流のハンガーレールをアクチュ エータにより下降させると、下流のハンガーレールの始端に突き当たって止まっ ていたハンガーユニットは、下流のハンガーレール上に乗り移る。その後、下流 のハンガーレールをアクチュエータにより上昇させると、下流のハンガーレール 上の乗り移っていたハンガーユニットは、さらに下流のハンガーレールまで自重 により搬送され、さらに下流のハンガーレールの始端に突き当たって止まる。こ の一連の動作を繰り返すことにより、ハンガーユニットの下流への搬送が順次な される。従って、複雑な構造で且つハンガーユニットを急上昇させる上昇搬送機 構は必要とされず、装置が簡素化されると共にハンガーユニット上昇時のハンガ ーユニットの振れが低減される。また、上昇搬送機構がない分、ハンガーレール の長さが伸ばされる。また、ハンガーレールの長さが伸ばされた結果、ハンガー レールの始端の高さが一定値として決定されている場合にはハンガーレールの傾 斜角度が小さくなり、ハンガーユニットのハンガーレール上の搬送時の振れが低 減される。また、アクチュエータの動作により即ハンガーユニットは自重落下動 作に入り、ロスタイムがない。
【0015】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例を示すハンガー搬送装置の概略構成図、図2は図1の ハンガーレールの拡大図、図3は図2を下から見た図である。
【0016】 図1において、符号1は梁を、20はミシンをそれぞれ示しており、梁1は複 数台のミシン20の配設位置に沿ってその上方に配設されている。この梁1のミ シン20上方の位置にはステー3がそれぞれ固定されており、これらステー3の 下部には、紙面に垂直な方向に回動支持軸4がそれぞれ固定されている。
【0017】 この梁1の上記各ステー3のさらに下流位置には、アクチュエータとしてのエ アーシリンダ(以下単にシリンダと記す)11がそのシリンダロッドを下向きに してそれぞれ配設されており、その各胴部は、梁1に突設された各支持軸10に より回動自在にそれぞれ支持されている。
【0018】 梁1の下方には、梁1に沿って複数個のハンガーレール2が、その始端面17 が作業者の縫製位置Aの丁度真上横に位置するようにして、連設されており、図 2に示されるように、上流、下流のハンガーレール共にその上面に、上流から下 流に向かって約5°の下り勾配がつけられている。上流、下流のハンガーレール の連設部分は、搬送されるハンガーユニット6の移行が良好になされるように、 図2に示されるように、上流のハンガーレール2の末端部分に下流のハンガーレ ール2の始端部分が進入し、搬送方向に沿ってオーバーラップした状態になって おり、この進入した下流のハンガーレール2のオーバーラップ部分が上方に移動 できるように、進入された方の上流のハンガーレール2のオーバーラップ部分の 上方は開放された形状となっている。
【0019】 ハンガーレール2の末端には貫通孔が形成されており、この貫通孔に上記回動 支持軸4が挿入されて、該ハンガーレール2は回動支持軸4により回動自在に支 持された状態となっている。
【0020】 一方、ハンガーレール2の始端側には、紙面に垂直な方向に支持軸12が設け られている。この支持軸12は、上記シリンダ11のシリンダロッド(不図示) に形成された貫通孔に挿入されており、従ってハンガーレール2はシリンダロッ ドに回動可能に結合された状態となっている。
【0021】 ここで、ハンガーレール2は、シリンダ11のシリンダロッドが最大にストロ ークした時に水平状態となり、シリンダロッドが引っ込められた時に回動支持軸 4を支点とした角度θの傾斜が形成されるようになっている。ハンガーレール2 の始端の高さXは従来のハンガーレール30の高さXと同じ高さに設定されてお り、しかも従来技術で説明した搬送機構がない分ハンガーレール2の長さがハン ガーレール30のそれに比べて長くなっているので、上記傾斜角度θは従来のそ れより小さくなっている。
【0022】 上記シリンダ11とステー3との間のハンガーレール2上には、エスケープメ ント5が固定されている。このエスケープメント5は、上流より自重落下して来 たハンガーユニット6を、シリンダ5aのシリンダロッドを突出させる(この時 シリンダ5bのシリンダロッドは引っ込んでいる)ことにより一時停止させ、必 要に応じて(詳しくは後述)、シリンダ5aのシリンダロッドを引っ込めると同 時にシリンダ5bのシリンダロッドを突出させ、ハンガーレール2上のハンガー ユニット6を1個づつハンガーレール2の末端に向かって送り出すというもので ある。
【0023】 ハンガーレール2におけるシリンダ5aより若干上流位置、縫製位置Aの上方 位置、始端位置には、そのレール上面より検出子が露出するマイクロスイッチ9 ,15,16がそれぞれ設けられており、該マイクロスイッチ9によりハンガー ユニット6の自重落下によるエスケープメント5への到達が、マイクロスイッチ 15によりハンガーユニット6の縫製位置Aへの到達が、マイクロスイッチ16 によりハンガーユニット6の始端の通過が、それぞれ検知される。
【0024】 ミシン20のミシンテーブル上には、手押しスイッチ13が設けられており、 この手押しスイッチ13は、スイッチを1回押すごとにオン信号がそれぞれ送出 されるモードとオン信号を常時送出するモードとの切り換えが可能となっている 。
【0025】 この手押しスイッチ13、上記マイクロスイッチ9,15,16、上記シリン ダ11を駆動する電磁弁(不図示)と上記ステー3に固定された制御回路14と は、図示されないコードにより接続されている。制御回路14には、上記手押し スイッチ13及びマイクロスイッチ9,15,16からの信号に応答してシリン ダ11の電磁弁に必要時機に駆動信号を送出する所謂CPUと、実行手順をプロ グラム及び固定データの形で格納するROMと、が備えられている(RAMが備 えてあっても良い)。
【0026】 次に、このように構成されたハンガー搬送装置の動作について、以下説明する 。 先ず、図1に示されるように、図における左側のハンガーレール2はシリンダ 11により引き上げられて傾斜した状態となっており、図における中央のハンガ ーレール2も図に2点鎖線で示されるように、シリンダ11により引き上げられ て傾斜した状態となっている。
【0027】 この状態で、図1における左端からハンガーユニット6がハンガーレール2上 を自重落下して来ると、該ハンガーユニット6はエスケープメント5において一 旦停止される。この時、エスケープメント5の左側のシリンダ5bのシリンダロ ッドは引っ込んでおり、一方右側のシリンダ5aのシリンダロッドを突出した状 態となっている。
【0028】 ハンガーユニット6がエスケープメント5で停止されると、上記マイクロスイ ッチ9がオンになり、制御回路14において、ハンガーユニット6のエスケープ メント5における停止が検知される。この時、下流のマイクロスイッチ15がオ ンになっていない場合には、エスケープメント5のシリンダ5aのシリンダロッ ドが引っ込められると共にシリンダ5bのシリンダロッドが突出され、上記エス ケープメント5において一旦停止していたハンガーユニット6が1個だけ下流の 縫製位置Aへと送られる。
【0029】 さて、上記エスケープメント5から放出され左側のハンガーレール2上を自重 落下して来たハンガーユニット6は、中央のハンガーレール2の始端面17に当 接して停止する。この位置は凡そ縫製位置Aの上方にあたり、該ハンガーユニッ ト6がこの位置に停止している間に、例えば作業者によりハンガーユニット6に 吊されている生地の縫製がなされる。
【0030】 この時、マイクロスイッチ15がオンになり、制御回路14において、ハンガ ーユニット6が縫製位置Aにおいて停止し作業者による縫製が続行されていると 判断されて、エスケープメント5の開放動作が禁止される。
【0031】 図における中央の作業者は、縫製位置Aのハンガーユニット6に吊り下げられ た生地の縫製が終了すると、手押しスイッチ13をオンする。すると、制御回路 14において、この縫製終了が検知され、シリンダ11の電磁弁がオンされてシ リンダ11のシリンダロッドは最大ストロークまで突出する。すると、ハンガー レール2は回動支持軸4を支点として図における反時計回りに回動し、水平位置 まで回動される。
【0032】 中央のハンガーレール2が水平位置まで回動し、中央のハンガーレール2の始 端面17の上端が左側のハンガーレール2の末端部分の上面と面一以下になると 、中央のハンガーレール2の始端面17によるハンガーユニット6に対するスト ッパが解除される。この状態において、左側のハンガーレール2の末端部分は下 り勾配に傾斜していて中央のハンガーレール2は水平になっているので、左側の ハンガーレール2の末端上のハンガーユニット6は中央のハンガーレール2の始 端上に自重落下しながら移行する。
【0033】 この時、マイクロスイッチ15がオフとなるので、制御回路14において、こ の移行が検知され、左側のエスケープメント5において待機していたハンガーユ ニット6は、エスケープメント5による上述の動作により、縫製位置Aへと1個 放出される。
【0034】 さて、上記中央のハンガーレール2にハンガーレール6が移行すると、マイク ロスイッチ16がオンになり、制御回路14において、この移行が検知され、シ リンダ11の電磁弁がオフされてシリンダ11のシリンダロッドは引っ込められ る。すると、中央のハンガーレール2は回動支持軸4を支点として、今度は図に おける時計回りに回動し、傾斜角度θとなるまで回動される。
【0035】 中央のハンガーレール2がこのような回動を始めると、ハンガーレール2には 徐々に大きくなる傾斜がつき、この傾斜がつき始めると、中央のハンガーレール 2上のハンガーユニット6は、自重落下により末端側に向かって走行する。この 末端側に向かって走行するハンガーユニット6は、中央のハンガーレール2上の エスケープメント5において停止する。
【0036】 上記マイクロスイッチ15のオフにより、左側のハンガーレール2のエスケー プメント5から放出されていたハンガーユニット6は、中央のハンガーレール2 の始端の上昇によってその始端面17に当接して停止する。そして、このハンガ ーユニット6に吊り下げられている生地に対する縫製がなされる。
【0037】 以上の動作を繰り返すことにより、上流から下流のミシンステーションにハン ガーユニット6を順次搬送でき、各ミシンステーションにおいて、ハンガーユニ ット6につり下げられている生地の縫製を行うことができるようになっている。 。
【0038】 このように、本実施例においては、上流から下流に向かって連設され、下流側 部分が上下方向に回動可能にそれぞれ支持された複数のハンガーレール2と、各 ハンガーレール2の上流側を、該ハンガーレール2の水平位置以上の高さに上下 動させるそれぞれのシリンダ11と、を具備し、該シリンダ11を制御回路14 により必要時機に上昇下降制御するようにしたので、下流のハンガーレール2を シリンダ11により上昇させておいて、上流のハンガーレール2をシリンダ11 により上昇させると、上流のハンガーレール2上のハンガーユニット6は下流の ハンガーレール2まで自重により搬送されるが、下流のハンガーレール2の始端 に突き当たって止まる。ここで、必要に応じて下流のハンガーレール2をシリン ダ11により下降させると、下流のハンガーレール2の始端に突き当たって止ま っていたハンガーユニットは、下流のハンガーレール2上に乗り移る。その後、 下流のハンガーレール2をシリンダ11により上昇させると、下流のハンガーレ ール2上の乗り移っていたハンガーユニット6は、さらに下流のハンガーレール 2まで自重により搬送され、さらに下流のハンガーレール2の始端に突き当たっ て止まる。この一連の動作を繰り返すことにより、ハンガーユニット6の下流へ の搬送が順次なされる。従って、複雑な構造で且つハンガーユニット6を急上昇 させる上昇搬送機構が不要となっており、装置が簡素化されて装置の信頼性の向 上及び低コスト化を図ることが可能となっていると共に、ハンガーユニット6上 昇時のハンガーユニット6の振れが低減されてハンガーユニット6のハンガーレ ール2への接触を回避することが可能となっている。
【0039】 また、上述のように、上昇搬送機構が必要とされていないので、その分ハンガ ーレール2の長さを従来より伸ばすことができるようになっている。従って、ハ ンガーレール2上に従来より多数のハンガーユニットを載置できるようになって おり、仕掛かりを向上することが可能となっている。
【0040】 また、このようにハンガーレール2の長さが伸ばされた結果、ハンガーレール 2の始端の高さが一定値Xとして決定されている場合にはハンガーレール2の傾 斜角度θが小さくなる。従って、ハンガーユニット6のハンガーレール2上の搬 送時の振れが従来より低減され、搬送の安定性を向上することが可能となってい る。
【0041】 さらにまた、シリンダ11の動作により、即ハンガーユニット6は自重落下動 作に入るので、ロスタイムがなく、作業能率を向上することが可能となっている 。
【0042】 ところで、ハンガーユニット6に吊り下げられている生地を必要としないミシ ンステーションや、作業者の離席や欠勤があったミシンステーションに対しては 、ハンガーユニット6を縫製位置Aに停止させないで連続して次のミシンステー ションに流すことが要求される。
【0043】 このような要求は、手押しスイッチ13を、オン信号を常時送出するモードに 切り換えることにより対処される。すなわち、このように手押しスイッチ13の モードを常時オン信号を送出するモードにしておくと、図における左側のエスケ ープメント5から放出され縫製位置Aまで自重落下したハンガーユニット6がマ イクロスイッチ15をオンすると、図における中央のシリンダ11を駆動する電 磁弁がオンにされて中央のハンガーレール2が2点鎖線で示される位置から反時 計回りに回動するようになっている。そして、この回動によりハンガーユニット 6が中央のハンガーレール2上に移行し、この移行によりマイクロスイッチ16 がオンされると、中央のシリンダ11を駆動する電磁弁がオフにされて中央のハ ンガーレール2が時計回りに回動する。この時、左側のエスケープメント5が開 放され、次のハンガーユニット6が中央のハンガーレール2に向かって放出され 、これら一連の動作が繰り返される。
【0044】 このように、手押しスイッチ13のモードを切り換えるだけで、ハンガーユニ ット6を中央のミシンステーションに停止させずに自動的に下流のミシンステー ションに搬送できるようになっているので、工程変更や作業者の離席、欠勤等に 容易に対応でき、その対処により生じる段取工数を大幅に低減することが可能と なっている。
【0045】 また、ハンガーユニット6を上流から下流に向かって連続して搬送できるよう になっているので、例えば、水平コンベア等で長距離を搬送する手段の代わりと しても使用することが可能となっている。
【0046】 以上本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本 考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々 変更可能であるというのはいうまでもなく、例えば上記実施例においては、シリ ンダ11によりハンガーレール2を回動させるようにしているが、他のアクチュ エータに代えても良く、例えば電磁ソレノイド等を用いることも可能である。
【0047】 また、上記実施例においては、ハンガーユニット6の到達、通過をマイクロス イッチ9,15,16により検出しているが、例えば光センサーや近接センサー に代えることも可能である。
【0048】
以上述べたように、本発明のハンガー搬送装置によれば、上流から下流に向か って連設され、下流側部分が上下方向に回動可能にそれぞれ支持された複数のハ ンガーレールと、各ハンガーレールの上流側を、該ハンガーレールの水平位置以 上の高さに上下動させるそれぞれのアクチュエータと、を具備し、前記アクチュ エータを必要時機に上昇下降制御してなるので、例えば下流のハンガーレールを アクチュエータにより上昇させておいて、上流のハンガーレールをアクチュエー タにより上昇させると、上流のハンガーレール上のハンガーユニットは下流のハ ンガーレールまで自重により搬送されるが、下流のハンガーレールの始端に突き 当たって止まる。ここで、必要に応じて下流のハンガーレールをアクチュエータ により下降させると、下流のハンガーレールの始端に突き当たって止まっていた ハンガーユニットは、下流のハンガーレール上に乗り移る。その後、下流のハン ガーレールをアクチュエータにより上昇させると、下流のハンガーレール上の乗 り移っていたハンガーユニットは、さらに下流のハンガーレールまで自重により 搬送され、さらに下流のハンガーレールの始端に突き当たって止まる。この一連 の動作を繰り返すことにより、ハンガーユニットの下流への搬送が順次なされる 。従って、複雑な構造で且つハンガーユニットを急上昇させる上昇搬送機構は必 要とされず、装置が簡素化されて装置の信頼性の向上及び低コスト化を図ること が可能となると共に、ハンガーユニット上昇時のハンガーユニットの振れが低減 されてハンガーユニットのハンガーレールへの接触を回避することが可能となる 。
【0049】 また、上述のように、上昇搬送機構が必要とされないので、その分ハンガーレ ールの長さを伸ばすことができる。従って、ハンガーレール上に従来より多数の ハンガーユニットを載置できるようになり、仕掛かりを向上することが可能とな る。
【0050】 また、このようにハンガーレールの長さが伸ばされると、ハンガーレールの始 端の高さが一定値として決定されている場合にはハンガーレールの傾斜角度が小 さくなり、ハンガーユニットのハンガーレール上の搬送時の振れが低減されて、 搬送の安定性を向上することが可能となる。
【0051】 さらにまた、アクチュエータの動作により即ハンガーユニットは自重落下動作 に入るので、ロスタイムがなく、作業能率を向上することが可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示すハンガー搬送装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】図1のハンガーレールの拡大図である。
【図3】図2を下から見た図である。
【図4】従来技術の一例を示すハンガー搬送装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図5】従来技術の他の例を示すハンガー搬送装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図6】従来技術の問題点を表した図4の要部の拡大図
である。
である。
【図7】図6の問題点を解消するハンガーユニットを図
6のハンガーレール上に載置し、それを側方から見た図
である。
6のハンガーレール上に載置し、それを側方から見た図
である。
2 ハンガーレール 4 回動支持軸 11 アクチュエータ 14 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 上流から下流に向かって連設され、下流
側部分が上下方向に回動可能にそれぞれ支持された複数
のハンガーレールと、 各ハンガーレールの上流側を、該ハンガーレールの水平
位置以上の高さに上下動させるそれぞれのアクチュエー
タと、を具備し、 前記アクチュエータを必要時機に上昇下降制御してなる
ハンガー搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7392493U JPH0738017U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ハンガー搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7392493U JPH0738017U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ハンガー搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738017U true JPH0738017U (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=13532187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7392493U Pending JPH0738017U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ハンガー搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738017U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2757698C1 (ru) * | 2021-05-31 | 2021-10-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования Северо-Кавказский горно-металлургический институт (государственный технологический университет) | Пневмогравитационная транспортная секция |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP7392493U patent/JPH0738017U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2757698C1 (ru) * | 2021-05-31 | 2021-10-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования Северо-Кавказский горно-металлургический институт (государственный технологический университет) | Пневмогравитационная транспортная секция |
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