JPH0738095U - 保持装置付きフォークリフト - Google Patents

保持装置付きフォークリフト

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JPH0738095U
JPH0738095U JP6831293U JP6831293U JPH0738095U JP H0738095 U JPH0738095 U JP H0738095U JP 6831293 U JP6831293 U JP 6831293U JP 6831293 U JP6831293 U JP 6831293U JP H0738095 U JPH0738095 U JP H0738095U
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次郎 横山
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東洋運搬機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 昇降体7にフィンガーバ8を取り付け、フィ
ンガーバ8に取り付けたフォーク10に着脱自在な保持装
置20を、フォーク水平状部10Bに外嵌自在な筒状部21
と、支持部材22に左右方向ピン24を介し回動自在に取り
付けたアーム26と、アーム回動装置30,27,31と、アーム
26の複数箇所に設けた係脱部28,29とにより構成した。 【効果】 フォークリフトの使用により係脱作業は、運
転席で前方を見ながら安全に迅速に運転員一人で行え
る。リフト動により、重量大の扱い物を取り扱え、係脱
部を介して複数点支持により扱い物は揺れず、運搬は常
に安定して行える。係脱部を利用して他のアダプタを装
着し、他の扱い物を取り扱え、保持装置を離脱して通常
のフォーク作業を行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば製鉄所においてノロ鍋を反転させるのに使用される保持装 置付きフォークリフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両としては、たとえば図6に示すように、トラック50の後部 荷台51に保持装置52を設け、この保持装置52を、トラック後端に支軸53を介して 回動自在に取り付けた左右一対の保持板54と、これら保持板54の揺動駆動装置55 と、後部荷台51側に設けた傾倒装置56とにより構成するとともに、両保持板54の 遊端に凹状の係合部57を形成した保持装置付きトラックが提供されている。そし て、ノロ鍋58の上端両側に側方への被係合ピン59を設けている。
【0003】 上記の従来構成によると、トラック50を走行して被係合ピン59に係合部57を係 脱させることと、揺動駆動装置55により両保持板54を回動させることとにより、 ノロ鍋58を、実線で示す荷台51上と、仮想線のイで示す床上との間で移動し得る 。さらに傾倒装置56を作動させることで、両保持板54間で保持しているノロ鍋58 を、仮想線のロで示すように傾倒し得る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、係脱作業などは運転席60で後方を見なが ら行うことから、危険でかつ時間がかかり、運転員のほかに指示作業員が必要に なる。また保持板54の回動によりノロ鍋58を持ち上げることで、重量の大きいノ ロ鍋58を取り扱うことができず、しかも被係合ピン59を介して一点支持状態のノ ロ鍋58は揺れ易く、運搬は安定して行えない。さらにトラック50はノロ鍋58の運 搬や傾倒を専門に行うもので、他の物を取り扱うことはできず、またトラック50 のみ別作業に使用できない。
【0005】 本考案の目的とするところは、上記の諸問題点を解決し得る保持装置付きフォ ークリフトを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案の保持装置付きフォークリフトは、マストに支持 案内される昇降体にフィンガーバを取り付け、このフィンガーバに一対のフォー クを左右動自在に取り付けるとともに、これらフォークに着脱自在な一対の保持 装置を設け、これら保持装置を、フォークの水平状部に外嵌自在な筒状部と、こ の筒状部から立設した支持部材に左右方向ピンを介して回動自在に取り付けたア ームと、その回動を行わせるアーム回動装置と、アームの複数箇所に設けた左右 方向の係脱部とにより構成している。
【0007】
【作用】
かかる本考案の構成によると、保持装置を装着していないフォークリフト車は 、走行動や、昇降体の昇降動などにより、フォークを介して所期のフォーク作業 を行える。フォークリフトへの保持装置の装着は、筒状部にフォーク水平状部を 嵌合させることで行え、また逆の操作で保持装置の離脱を行える。保持装置を装 着したフォークリフトにより扱い物の運搬を行うに、まず両フォークを介して両 保持装置を互いに離間動させるとともに、アームを垂直状に位置させた状態でフ ォークリフトを前進させ、アームの係脱部群を扱い物の被係脱部群に外側から対 向させる。このとき昇降体を昇降することで、係脱部群のレベル調整を行える。
【0008】 次いでフォークを介して両保持装置を互いに接近動させ、被係脱部群に係脱部 群を外側から係合させることで、扱い物を両保持装置に一体化し得る。そして昇 降体を上昇させることで、保持装置などを介して扱い物を持上げ得る。したがっ てフォークリフトを走行させることで、扱い物の運搬を行える。なお、逆の操作 によって、運搬してきた扱い物を床上に置き、離脱し得る。
【0009】 フォークリフトの走行で扱い物を所定の場所に運搬したのち、アーム回動装置 を作動し、アームを回動させることで、扱い物を傾倒し得る。その後、逆操作に より扱い物を水平状に戻せ得る。なお扱い物を傾倒させる際に、必要に応じてか つ好適なときに昇降体を昇降させることで、扱い物のレベルを調整し得る。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。 図1、図2において、フォークリフト1は、その車両本体2の前部に左右一対 の前車輪3を有するとともに、後部に左右一対の後車輪4を有し、そして車両本 体2の前部で上方には運転席5が設けられる。前記車両本体2の前端部にはマス ト6が配設され、このマスト6に支持案内される昇降体(リフトブラケット)7 にはフィンガーバ8が取り付け(固定)られる。
【0011】 前記フィンガーバ8の上部には、左右方向のフォークシャフト9が左右一対に 設けられ、これらフォークシャフト9に支持案内されて左右方向に移動自在な左 右一対のフォーク10が設けられる。そしてフォーク10を各別に左右動させるシフ トシリンダー装置11が、フィンガーバ8とフォーク10との間に設けられる。両フ ォーク10は、上部が前記フォークシャフト9に支持案内されかつシフトシリンダ ー装置11が連結される垂直状部10Aと、この垂直状部10Aの下端から前方へ連設 される水平状部10Bとからなる。
【0012】 両フォーク10に着脱自在な一対の保持装置20が設けられる。これら保持装置20 は同様な構成であって、それぞれ、フォーク10の水平状部10Bに前方から外嵌自 在な断面四角の筒状部21と、この筒状部21の上面から立設した左右一対で板状の 支持部材22と、両支持部材22の後端部分から後方へ連設した左右一対の連結用ブ ラケット23とを有する。
【0013】 さらに保持装置20は、左右の支持部材22の上部で前後の二箇所に、これら支持 部材22間で支持される左右方向ピン24,25を有するとともに、これら左右方向ピ ン24,25にそれぞれアーム26,27を、その中間部を介して回動自在に取り付けて いる。そして、前位のアーム26の両端(複数箇所)には、それぞれ左右方向の係 脱部の一例である支持用孔28,29が形成される。両アーム26,27の上部間がリン ク30などを介して相対揺動自在に連結されるとともに、後位のアーム27の下端と 筒状部21との間にシリンダー装置31が設けられ、これらアーム27とリンク30とシ リンダー装置31などによりアーム回動装置を構成する。また両連結用ブラケット 23の後端間には、垂直状部10Aの後方を通る連結ピン32が抜き差し自在に設けら れる。
【0014】 図3に示す扱い物の一例であるノロ鍋35は有底筒状であって、その外面で180 度変位した二箇所には、それぞれ上下一対(複数)の被支持ピン(被係脱部)36 ,37が半径方向に突設されている。これら被支持ピン36,37に対して、前記支持 用孔28,29が左右方向から係脱自在となる。
【0015】 以下に、上記構成における作用を説明する。 保持装置20を装着していないフォークリフト1は、走行動や、昇降体7の昇降 動などにより、フォーク10を介して所期のフォーク作業を行える。フォークリフ ト1に保持装置20を装着するに、まず筒状部21に水平状部10Bを嵌合させる。こ の嵌合は、フォークリフト1を前進させて筒状部21に水平状部10Bを差し込むこ とにより、または水平状部10Bに対して筒状部21を外嵌させることで行える。そ して嵌合を行ったのち、両連結用ブラケット23の後端間に連結ピン32を差し込み 、この連結ピン32を垂直状部10Aの後方に通す。これにより保持装置20の装着を 行えるのであり、また逆の操作で保持装置20の離脱を行える。
【0016】 このように保持装置20を装着したフォークリフト1によりノロ鍋35の運搬を行 うに、まず図3に示すように両フォーク10、すなわち両保持装置20を互いに離間 動させるとともに、アーム26を垂直状に位置させた状態でフォークリフト1を前 進させる。これによりアーム26の両支持用孔28,29をノロ鍋35の両被支持ピン36 ,37に外側から対向させる。このとき必要に応じて、昇降体7を昇降して両支持 用孔28,29のレベル調整が行われる。
【0017】 次いでシフトシリンダー装置11の作動により、フォーク10を介して両保持装置 20を互いに接近動させ、両被支持ピン36,37に両支持用孔28,29を外側から嵌合 させることによって、ノロ鍋35を両保持装置20に一体化し得る。そして昇降体7 を上昇させることで、フィンガーバ8、フォーク10、保持装置20などを介してノ ロ鍋35を持上げ得る。したがってフォークリフト1を走行させることで、ノロ鍋 35の運搬を行える。なお、逆の操作によって、運搬してきたノロ鍋35を床上に置 き、離脱し得る。
【0018】 前述したようにフォークリフト1の走行でノロ鍋35を所定の場所に運搬したの ち、シリンダー装置31を作動させ、後位のアーム27を、その下部が垂直状部13A に接近するように回動させることで、リンク30を介して前位のアーム26を同方向 に回動させ得、以て両アーム26間で保持しているノロ鍋35を、図4に示すように 、左右方向ピン24の部分を軸心として傾倒し得る。これにより残りのノロ38の排 出を完全に行える。その後、逆操作によってノロ鍋35を水平状に戻せ得る。
【0019】 なおノロ鍋35を傾倒させる際に、必要に応じてかつ好適なときに昇降体7を昇 降させ得、これによりノロ鍋35からの排出位置(排出口位置)のレベルを調整し 得る。
【0020】 上記実施例ではノロ鍋35によりノロ38を運搬する作業を説明したが、これは鋼 滓を運搬する作業も行え、さらにノロ鍋35と同様な運搬具を使用して粉粒状物の 運搬も行える。
【0021】 図5は別の使用例を示す。すなわち、支持用孔28,29に剣先アダプタ40,41を 装着することにより、鋼塊42などをクランプして運搬し得る。また被支持ピン43 ,44を突設した円筒パッドアダプタ45を装着することにより、ドラム缶46やペー パーロール47やタイヤ48などをクランプして運搬し得る。
【0022】 上記実施例では、アーム26側の係脱部として支持用孔28,29を示したが、これ は支持ピンであってもよく、この場合に、たとえばノロ鍋35側には被係脱部とし て被支持孔が形成される。
【0023】
【考案の効果】
上記構成の本考案によると、フォークリフトの使用により、係脱作業などは運 転席で前方を見ながら行えることから、その作業は安全にかつ迅速に行うことが でき、しかも運転員一人で作業できる。またフォークのリフト動により扱い物を 持ち上げることで、重量の大きい扱い物を取り扱うことができ、しかも複数の係 脱部を介して複数点支持状態であることから、扱い物は揺れることがなく、運搬 は常に安定して行うことができる。そして回動により扱い物を傾倒できる。しか もフォークリフトは、係脱部を利用して他のアダプタを装着することで、他の扱 い物を取り扱うこと(反転すること)ができ、また保持装置を離脱することで、 通常のフォーク作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、保持装置付きフォー
クリフトの保持装置装着部の斜視図である。
【図2】同保持装置付きフォークリフトの側面図であ
る。
【図3】同保持されるノロ鍋の斜視図である。
【図4】同保持装置付きフォークリフトの傾倒時での要
部の側面図である。
【図5】本考案の別の使用例を示す概略斜視図である。
【図6】従来例を示し、保持装置付きトラックの側面図
である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 5 運転席 6 マスト 7 昇降体 8 フィンガーバ 10 フォーク 10A 垂直状部 10B 水平状部 20 保持装置 21 筒状部 22 支持部材 24 左右方向ピン 25 左右方向ピン 26 前位のアーム 27 後位のアーム 28 支持用孔(係脱部) 29 支持用孔(係脱部) 30 リンク 31 シリンダー装置 35 ノロ鍋(扱い物) 36 被支持ピン(被係脱部) 37 被支持ピン(被係脱部) 40 剣先アダプタ 41 剣先アダプタ 43 被支持ピン 44 被支持ピン 45 円筒パッドアダプタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マストに支持案内される昇降体にフィン
    ガーバを取り付け、このフィンガーバに一対のフォーク
    を左右動自在に取り付けるとともに、これらフォークに
    着脱自在な一対の保持装置を設け、これら保持装置を、
    フォークの水平状部に外嵌自在な筒状部と、この筒状部
    から立設した支持部材に左右方向ピンを介して回動自在
    に取り付けたアームと、その回動を行わせるアーム回動
    装置と、アームの複数箇所に設けた左右方向の係脱部と
    により構成したことを特徴とする保持装置付きフォーク
    リフト。
JP6831293U 1993-12-22 1993-12-22 保持装置付きフォークリフト Expired - Fee Related JP2585396Y2 (ja)

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