JPH0738146Y2 - カップ状プラスチック容器 - Google Patents

カップ状プラスチック容器

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JPH0738146Y2
JPH0738146Y2 JP1989076862U JP7686289U JPH0738146Y2 JP H0738146 Y2 JPH0738146 Y2 JP H0738146Y2 JP 1989076862 U JP1989076862 U JP 1989076862U JP 7686289 U JP7686289 U JP 7686289U JP H0738146 Y2 JPH0738146 Y2 JP H0738146Y2
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JP
Japan
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container
cup
cushioning
cylinder
food
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JP1989076862U
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JPH0317036U (ja
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恒久 並木
久和 安室
信行 加藤
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カレーのルーのような貼稠な液状食品、もし
くはコーンスープやミネストローネスープ等のような固
形食品を含む液状食品が収納された、電子レンジ内容食
品を加温するのに適したカップ状プラスチック容器に関
する。
〔従来の技術〕 第1図の1は、固形食品2(例えばコーン)を含む液状
食品3(例えばコーンスープ)が収納された、通常のカ
ップ状プラスチック容器を示したものである。容器1は
フランジ部1aに蓋部(図示されない)をヒートシールし
で密閉した状態で流通過程におかれるが、使用者は図示
のように蓋部を引剥いで開封した後、通常は液常食品3
を適度の温度(たとえば80〜90℃)に加温してから喫食
する。
最近は電子レンジの家庭への普及に伴なって、この加温
を液状食品3を容器1に入れたまま電子レンジを行なう
場合が増えてきた。ところで電子レンジで加温する場
合、マイクロ波の電界分布の不均一によるものと推測さ
れるが、固形食品2の一部が優先的に温度上昇して、そ
の温度が100℃を超えて、固形食品2が水蒸気破裂を起
こす場合が、時々生じる。
容器1の底部1b周辺近傍のある部分の固形食品2が水蒸
気破裂した場合、この破裂に伴なう衝撃力が底部1に加
わり、その反作用で容器1全体がターンテーブル4か
ら、傾斜して約10cmほど跳ね上って倒れて、液状食品3
を零したり、極端な場合は容器1が天井に当って天井を
傷めるようなことが起こり易いという問題を生じる。こ
の現象は、固形食品2が固いときや、あるいは理由は明
らかでないが、底部1bの直径が約60mm以下で、容器高さ
が約40mm以上の場合に特に起り易い。
貼稠な液状食品が収納されている場合にも、底部1b周辺
近傍の食品が部分的に100℃以上になって突沸して、同
様の問題を生ずることがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、粘稠な液状食品、または固形食品を含む液状
食品を収納して電子レンジで加温する場合、跳ね上りに
よる倒れ起り難い、カップ状プラスチック容器を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の、電子レンジでの加温に適した、粘稠な液状食
品、または固形食品を含む液状食品が収納されたカップ
状プラスチック容器は、接地部の内側が平坦な容器底部
の下方に下端面が位置し、該下方の部分全体が開口部と
なっている、軸方向衝撃力を緩和する緩衝用筒体が胴部
に着設されている。
本明細書において、第4図に示すように緩衝用筒体6が
フランジ部1aの付根に嵌着されている場合も、付根は胴
部の一部であるので、胴部に着設されているという。
ここに粘稠な液状食品とは、粘度が25℃で650cP(セン
チポオズ)以上の液状食品を称する。
〔作用〕
電子レンジで加温するさいプラスチック容器1が跳ね上
がる理由は次のように推測される。
固形食品が水蒸気破裂すると、衝撃的な圧力が固形食品
の周りに発生するが、固形食品が底部近傍にあるとき、
その上方の液状食品は破裂の瞬間は剛体的に挙動するた
め、容器底部1bに固形食品を起点とする軸方向下方に向
かう衝撃力Fが加わる。容器1は環状の接地部1b1にお
いて剛性のターンテーブル4と接触しているが、破裂の
瞬間は液状食品は剛体的に挙動するため、それに接する
接地部1b1も剛体的に挙動して、容器1とターンテーブ
ル4が衝撃力Fの下に弾性衝突するのと同様な現象が起
って、容器1がターンテーブル4から跳ね上るものと推
測される。そして固形食品が局所的に破裂すると容器1
は傾斜して跳ね上るものと推測される。
容器底部の接地部の内側が平坦で、容器底部の下方に下
端面が位置し、該下方の部分全体が開口部となってい
る、軸方向衝撃力を緩和する緩衝用筒体が胴部に着設さ
れている場合は、電子レンジで加温の際に緩衝用筒体の
下端がターンテーブルと接触し、容器底部の接地部はタ
ーンテーブルと接触しない。また底部の平坦部は外方へ
の膨らみが拘束されない。緩衝用筒体がカップ状容器に
接着されていない場合は、カップ状容器の緩衝用筒体に
対するずり落ちも拘束されない。
そのため固形食品の破裂によって容器底部に加わる軸方
向下方に向う衝撃力F(第1図参照)は、緩衝用筒体を
介してターンテーブルに作用する。その際緩衝用筒体
(5)は、第2図の点線で示すように、塑性変形または
座屈して変形エネルギーが消費されて、衝撃力は変形エ
ネルギーとして吸収されて、衝撃力が緩和される。ある
いはカップ状容器が緩衝用筒体に対してずり落ちて、滑
り摩擦抵抗によって衝撃力が緩和される(後記の具体例
1の場合)。または容器底部の平坦部が外方に膨らむよ
う塑性変形して、衝撃力は変形エネルギーとして吸収さ
れて衝撃力が緩和される(後記の具体例2、3の場
合)。このような現象が起こるため、容器の跳ね上がり
が起こり難く、また跳ね上がりが起こっても、跳ね上が
り高さが低いため、カップ状容器が倒れ難くなるものと
思われる。
粘稠な液状食品が収納されている場合は、電子レンジの
限界分布の不均一のため、容器の底部近傍の食品が局部
的に過熱されて突沸することがあるが、この場合も緩衝
用筒体が容器に着設されているときは、前記と同様の作
用によって、容器が跳ね上っても倒れ難くなるものと考
えられる。
〔実施例〕
第2図において、第1図と同一記号の部分は同様な分布
を示す。第3図以下においても同様である。5は逆円錐
台形の緩衝用筒体(全体的に連続している)であって、
プラスチック容器1の胴部1cの下方部に、下端面5aが容
器底部の接地部1b1の下方に位置するように嵌着されて
いる。筒体5は胴部1cに接着されるのが好ましいが、緊
嵌されていてもよい。
後記の標準的な仕様のプラスチック容器1に、コーン13
g、水167gを収納したものを家庭用電子レンジ(出力500
w)で加温のさい固形食品2の偏在又は局部的過熱等に
より容器1が傾斜して跳ね上ることがあるが、跳ね上り
高さが25mm以下の場合は、傾斜して跳ね上っても容器が
倒れることなく、実用的な支障が起らないことが判明し
た。以下に述べる跳ね上り高さは上記条件での跳ね上り
高さをいう。
緩衝用筒体5としては、高さが10cm、開口部内径D1が6.
3cm、接地部直径D2が4.8cm、内容積が230c.c.で、平均
壁厚が0.4mmのポルプロピレンからなり接地部1b1の内側
が平坦な底部1bを有する、第1図に示す基準的な仕様の
プラスチックク容器1の場合、坪量70〜350g/m2の厚さ
の紙が好ましく用いられる。坪量70g/m2より薄い場合は
容器保持能力がなく、容器1の自重によって潰れてしま
い、坪量350g/m2より厚い場合は、座屈緩衝性が低下す
るからである。
筒体の下端面5aの接地面1b1からの突出高さhは3〜20m
mであることが好ましい。3mmより小さいと筒体5が座屈
したり、あるいは容器1が筒体5に対してずり落ちた場
合、接着部1b1がターンテーブルに当るので緩衝性が十
分でなく、一方20mmより大きいことは筒体5の材料コス
トを徒らに上昇させるからである。
筒体5の材料として厚さ200μmのポリプロピレン、お
よび厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートを用い
て、前記仕様の容器1を電子レンジで加温したが、何れ
も跳ね上り高さが約30〜50mmで、筒体が、筒体5のよう
に全体的に連続している場合は、一般的にプラスチック
は筒体の材料として好ましくないことが判明した。しか
し第3図に示すように、接地部1b1近傍まで延びる複数
の凹溝部5′a又はスリットが形成されている、前記の
プラスチックよりなる筒体5′の場合は、跳ね上り高さ
が25mm以下となるので、前記のようなプラスチックを用
いることができる。
第4図に示すように、緩衝用円筒形筒体6を容器1のフ
ランジ部1aの付根に嵌着したものでもよい。筒体6の材
料としては坪量70〜350g/m2の紙が好ましく用いられ
る。
第5図に示すように、軟質プラスチック発泡体(例えば
10%変形の圧縮応力が1kg/cm2以下の非弾性ポリウレタ
ンフォーム)よりなる緩衝性内側フランジ7aを、筒状体
7bに接着してなる緩衝用筒体7の内側フランジ7aを、容
器1の胴部1cの中腹に接着したものであってもよい。
この場合は、筒状体7bは剛性材料よりなるものであって
もよい。この場合も軟質プラスチック発泡体よりなる内
側フランジ7aの材質、寸法等は、跳ね上り高さが25mm以
下になるように定められるのが好ましい。
具体例1 高さが10cm、開口部内径D1が6.3cm、接地部直径D2が4.8
cm、平均壁厚さが0.4mmで、内容積が230c.c.のポリプロ
ピレン製カップ状容器1(第1図参照)に、坪量350g/m
2の紙よりなる高さが20mmのカップ状緩衝用筒体5を、
筒体5の下端面5aと接地部1b11間の高さh(第2図)
が5mmになるように嵌着して、第2図に示す緩衝用筒体
5が着設されカップ状容器1を作製し、この容器1にコ
ーンスープ(コーン;13g、スープ液;167g)を充填し
た。
上記容器1を家庭用電子レンジ(出力500W)で加温した
所、約30秒後にコーンの破裂音が聞こえ、容器に若干の
振動が見られたが、容器が跳ね上がったり、転倒するこ
とはなかった。加温終了後に、接地部1b1の緩衝用筒体
の下端面5aからの高さhを測った所約3mmであった。つ
まりカップ状容器1が約2mmだけ、緩衝用筒体5に対し
てずり落ちていたことが分かった。このずり落ちによる
摩擦抵抗によって、緩衝力Fを緩和したものと思われ
る。
比較例1 第6図に示すような、高さが2mmで、幅2mmの凹溝部10a
が10mmピッチで形成されたスカート部10、スカート部10
の上端に接続し、上部に内径が19mmの孔部12が形成され
た円錐台部11を有する坪量350g/m2の紙より形成された
底部支持部材13が、円錐台部11の基部近傍が接地部1b1
に当接し、上端部が底部1bの平坦部に等するように緩衝
用筒体5の下部内部に嵌入され、スカート部10が緩衝用
筒体5の内面に接着された点を除いては、具体例1と同
様のカップ状容器1を用いて、具体例1に記載と同様の
条件で加温を行なった。この場合は、コーンの破裂温と
同時に容器1および緩衝用筒体が跳ね上がって転倒し、
スープがターンテーブル上に溢れた。
具体例2 厚さ200μmのポリプロピレンよりなり、接地部1b′の
やや上まで延びる凹溝部5′a(幅4mm、ピッチ6mm、高
さ7mm)を形成された、カップ状容器1を用いて、具体
例1に記載と同様の条件で加温を行なった。この場合コ
ーンの破裂音は聞こえたが、容器の転倒は見られなかっ
た。加温後のカップ状容器1の底部1bに若干外方への変
形が見られた。この底部1bの延び変形による衝撃エネル
ギー吸収と、緩衝用筒体5′の凹溝部5′a間の部分の
弾性変形による衝撃エネルギー吸収とによって、衝撃力
Fが緩和され、容器の転倒が起こらなかったものと思わ
れる。
比較例2 比較例1に記載の底部支持部材13が、比較例1の場合と
同様に緩衝用筒体5′の内面に接着された点を除いて
は、具体例2と同様のカップ状容器1を用いて、具体例
1に記載と同様の条件で加温を行なった。この場合は、
コーンの破裂音と同時に容器1は転倒した。
具体例3 坪量350g/m2の紙よりなる高さが110mmの円筒形緩衝用筒
体6を、第4図に示すように、具体例1に記載のカップ
状容器1のフランジ部1aの付根に嵌着した点以外は、具
体例1と同様にしてカップ状容器1を加温した。コーン
の破裂音が聞こえ、その時容器1が若干振動したが、容
器1の跳ね上がりや、転倒は起こらなかった。電子レン
ジから取り出した容器1の底部1bに若干外方への変形が
見られた。しかしフランジ部1aの変形は見られなかっ
た。
比較例3 第7図に示すような、外径が64mm、内側高さが2mmで、
幅2mmの凹溝部15aが8mmのピッチで形成されたスカート
部15、スカート部15の上端に接地し、中央に内径が15mm
の孔部12が形成されたリング板16の上に、同軸に外径25
mmで、高さが1.7mm(接地部1b1と底部1b間の高さ)の短
円筒体18を接着されてなる坪量350g/m2の紙より形成さ
れた底部支持部材19が緩衝用筒体6の下部内部に、リン
グ板16が接地部1b1に当接し、短円筒体18が底部1bの平
坦部に当接するように嵌入され、スカート部15が緩衝用
筒体6の内面に接着された点を除いては、具体例3と同
様のカップ状容器1を用いて、具体例1に記載と同様の
条件で加温を行なった。この場合は、コーンの破裂音と
同時に容器1および緩衝用筒体が跳ね上がり、3回目の
破裂音が聞こえた時、容器1が緩衝用筒体と共に転倒し
て、スープがターンテーブル上に溢れた。
〔考案の効果〕
本考案のカップ状のプラスチック容器は、粘稠な液状食
品、または固形食品を含む液状食品を収納して電子レン
ジで加温した場合、跳ね上りによる倒れが起り難いとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、固形食品を含む液状食品を収納した通常のカ
ップ状プラスチックの縦断面図、第2図、第4図および
第5図はそれぞれ、本考案の緩衝用筒体が着設されたカ
ップ状プラスチック容器の第1、第2および第3の実施
例の縦断面図、第3図は本考案のプラスチック容器の第
4の実施例の正面図、第6図は第1の比較例である緩衝
用筒体が着設されたカップ状容器の縦断面図、第7図は
第2の比較例である緩衝用筒体が着設されたカップ状容
器の縦断面図である。 1…カップ状プラスチック容器、1b…底部、1b1…接地
部、2…固形食品、3…液状食品、5,5′,6,7…緩衝用
筒体、5a…下端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地部の内側が平坦な容器底部の下方に下
    端面が位置し、該下方の部分全体が開口部となってい
    る、軸方向衝撃力を緩和する緩衝用筒体が胴部に着設さ
    れ、粘稠な液状食品、または固形食品を含む液状食品が
    収納された、電子レンジでの加温に適したカップ状プラ
    スチック容器。
JP1989076862U 1989-06-29 1989-06-29 カップ状プラスチック容器 Expired - Lifetime JPH0738146Y2 (ja)

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JPS582750U (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 三洋電機株式会社 テ−プレコ−ダ−のフライホイ−ル支持装置
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