JPH0738150Y2 - 荷物用袋 - Google Patents

荷物用袋

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JPH0738150Y2
JPH0738150Y2 JP7943592U JP7943592U JPH0738150Y2 JP H0738150 Y2 JPH0738150 Y2 JP H0738150Y2 JP 7943592 U JP7943592 U JP 7943592U JP 7943592 U JP7943592 U JP 7943592U JP H0738150 Y2 JPH0738150 Y2 JP H0738150Y2
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sheet material
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long hole
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水津和久
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東伸産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】本考案は、宅配便等において用いられ、例
えばゴルフバッグ、スキー板、ロールコンテナ等を簡易
に被包する際に用いるための荷物用袋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の荷物用袋としては、図6〜図9に
示す宅配便用のゴルフバッグ用包装袋1が提案されてい
る。この包装袋1は、2枚の樹脂シート材の周縁同士を
縫合して形成され、包装袋1の一側部には、ゴルフバッ
グ2を出し入れするための開口部3が形成される。この
開口部3はスライドファスナー4により開閉可能とさ
れ、該スライドファスナー4は内部にゴルフバッグ2が
収容された状態で閉塞される。包装袋1の側面部には内
部に送り状を挿入可能とするポケット部5が配設され、
該ポケット部5は図8に示すように一枚の長方形の透明
な合成樹脂製のシート材6にて形成される。このシート
材6は、上方に横方向に穿設される長孔部7が形成さ
れ、該長孔部7の両端部には長孔部7がさらに切裂かれ
るのを防止するため、円形の穿設部8を備える。このシ
ート材6は周縁部を図8の鎖線Pで示すように包装袋1
の外表面に縫合し、さらにヒートシールしてなり、これ
により包装袋1の外表面にポケット部5を形成すること
が可能となる。こうして形成される包装袋1は宅配便等
において多用され、ポケット部5に送り状を挿入し、送
り状は透明なシート材6の外部から視認することができ
るので、配送者は該送り状を見て確実な配送を行うこと
が可能となる。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、上記従来の包装袋1にあっ
ては、長孔部7がシート材6の上方にスリットを穿設し
て形成されるため、包装袋1が上下に圧縮される際に送
り状が長孔部7から飛び出してしまう危険があった。す
なわち、包装袋1は全体を合成樹脂製のシート材にて形
成されるため、輸送時や配送時に外部より圧力が加わる
とすぐに変形してしまい、ポケット部5の中から送り状
が脱落し易いものとされていた。さらにポケット部5の
中に雨水が浸入し、送り状が汚損することもあった。
【0004】このため、最近では図10および図11に
示す改良型のポケット部9を備えた包装袋が提案されて
いる。このポケット部9は、2枚のシート材10Aおよ
び10Bにより構成され、先ず長方形の大サイズのシー
ト材10Aの側縁および下縁を図10の一点鎖線Q1に
示すように包装袋の表面に縫合する。続いてシート材1
0Aの上部に小サイズのシート材10BをWの幅で重ね
合わせ、該シート材10Bの側縁および上縁を図10の
一点鎖線Q2に示すように包装袋の表面に縫合すること
とする。この結果、包装袋の表面にポケット部9が形成
されることとなり、さらにこのポケット部9はシート材
10Bの部分が上蓋を構成することとなる。
【0005】このポケット部9によれば、輸送時あるい
は配送時に多少の外力が包装袋に加った状態において
も、上蓋(シート材10B)の存在により送り状がポケ
ット部9より飛び出すことも防止される。すなわち、上
蓋(シート材10B)の部分は、シート材10Aに対し
Wだけ重なっているため、中に入っている送り状は容易
に飛び出すことがない。またポケット部9に対する雨水
の浸入も防止される。
【0006】しかしながら、ポケット部9を上記のよう
に2枚のシート材10A、10Bで構成すると、部品お
よび工数がその分多くかかるものとされていた。すなわ
ち、各シート材10A、10Bの包装袋に対する縫合
は、従来よりミシンを用いて手作業により行われてお
り、ポケット部9を2枚のシート材10A、10Bによ
り構成すると各シート材10A、10B同士の位置決め
及び各シート材10A、10Bの包装袋に対する位置決
めをその都度行なければならないものとされ、作業性が
悪いものとされていた。特にシート材10A、10Bお
よび包装袋の材質として透明な合成樹脂シートが用いら
れていたため、各部材同士を重ね合わせた状態でミシン
をかける際、材質同士が滑り易く、また透明なので重ね
合わせた部分が大変見にくいものとされていた。したが
って、できればポケット部を構成するシート材は、一枚
の方が部品点数の上から、また作業性の点からよいもの
とされていた。
【0007】本考案は上記従来の不具合に着目してなさ
れたものであり、荷物用袋におけるポケット部を効率的
な作業で確実に形成することを目的とし、さらに該ポケ
ット部における送り状の保持性を高めることを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は荷物を被包する袋本体と、袋本体の表面に
接着され、内部に送り状を挿入可能とするポケット部を
備えた荷物用袋において、前記ポケット部を略方形のシ
ート材にて形成し、該シート材の略中央部に送り状挿入
用の長孔部を穿設するとともに、シート材の上部を前記
長孔部が被覆可能となるように曲折して上蓋部を形成
し、シート材の周縁を袋本体の表面に接着してポケット
部を構成することとしたものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、ポケット部は略方形の一枚の
シート材により構成され、該シート材の上部を曲折して
その周縁を袋本体の表面に接着するだけのなので、ポケ
ット部の成形は(1)袋本体表面のポケット成形位置に
対するシート材の位置決め、(2)シート材周縁の袋本
体への接着、という簡易な作業で行うことができる。ま
た、シート材には略中央部に予め送り状挿入用の長孔部
が形成され、しかも該長孔部はシート材の上部を曲折し
た上蓋部により被覆される。したがって、このシート材
を袋本体に接着した状態において、長孔部は常時上蓋部
により被覆されたポケット部が形成されることとなり、
該上蓋部の存在によりポケット部内に入れた送り状が安
易に飛び出したり、雨水により汚損することもない。こ
れにより、荷物用袋におけるポケット部を効率的な作業
で確実に形成することができ、しかも該ポケット部にお
ける送り状の保持性を高めることが可能となる。
【0010】
【実施例】図1〜図5は本考案の一実施例に係る荷物用
袋に係る。この荷物用袋11は、図4に示すロールコン
テナ12を被包するために用いられる。一般にロールコ
ンテナ12は、引越し用の荷物、大規模事業所の荷物を
一括して運搬するのに好適とされる。荷物用袋12はコ
ンテナ内の荷物が運搬中雨水に濡れたり、ほこりに汚れ
たりするのを防止するため、図5に示すようにロールコ
ンテナ12に被せられる。この荷物用袋11は、合成樹
脂製のシート材をロールコンテナ12の形状に合せて直
方体形状に成形することにより形成される袋本体13を
備えてなる。この荷物用袋11は前部にスライドファス
ナー14が備えられ、このファスナー14を開閉するこ
とにより、袋本体13をコンテナ12に被せたり、コン
テナ12から取外すことを可能としている。
【0011】荷物用袋11の袋本体13の前面部にはポ
ケット部15が配設される。このポケット部15は図2
に示す透明な合成樹脂製のシート材16を袋本体13に
接着して形成される。このポケット部15には送り状が
収容され、配送者はこの送り状を外部から視認すること
で確実な配送が可能となる。
【0012】シート材16は、図2に示すように長方形
状の本体部分の上部に舌片状の部分を備えるように合成
樹脂シートを型抜きして形成される。また長方形状の本
体部分と舌片状との部分との間には、適宜間隔でスリッ
ト17が穿設されてなる。また、スリット17の下方位
置におけるシート材16の本体部分の略中央部には、長
孔部18が穿設される。シート材16におけるスリット
17および長孔部18は合成樹脂シートを上記のように
型抜きする際に同時に穿設される。こうして形成される
シート材16は、上方の舌片部分を矢印Aに示すように
曲折される(図2参照)。曲折された舌片部分は図1に
示すように長孔部18を被覆することとなり、この結果
該舌片部分はポケット部15における上蓋部19を構成
することとなる。
【0013】シート材16の袋本体13に体する接着
は、前側に上蓋部19を曲折した状態で、長方形状のシ
ート材16の周縁を図1の一点鎖線Rに示すように袋本
体13に対して縫合し、さらにヒートシールすることに
より行われる。このようにして、透明な合成樹脂材から
なるシート材16が袋本体13の表面に接着され、荷物
用袋11の表面にポケット部15が配設されることとな
る。すなわち、このポケット部15には、図3に示すよ
うに上蓋部19を矢印B方向にめくる状態で長孔部18
から内部に送り状を挿入することが可能となり、挿入さ
れた送り状は上蓋部19の存在により雨水から守られ、
かつ長孔部18から飛び出すことも予防される。
【0014】次に上記実施例の作用を説明する。上記実
施例に係る荷物用袋11によれば、図2に示すように一
枚の略長方形状のシート材16の上部(舌片部分)を曲
折し、袋本体13に表面にその周縁を接着するだけなの
で、袋本体13のポケット成形位置に対するシート材1
6の位置決めや接着に要する作業が軽減され、上蓋付の
ポケット部15を容易に袋本体13の表面に配設するこ
とが可能となる。
【0015】また、シート材16には予め長孔部18が
穿設され、該長孔部18はシート材16の舌片部分を曲
折して形成される上蓋部19により常時被覆されること
となる。したがって、この上蓋部19の存在によりポケ
ット部15内に入れられた送り状が輸送中や配送中に安
易に飛び出したり、雨水により汚損することもない。
【0016】さらにシート材16には上蓋部19を構成
する舌片部分と長方形状の本体部分の間に適宜間隔でス
リット17が穿設されているため、該スリット17の部
分で舌片部分を前側に曲折し、上蓋部19を容易に形成
することが可能とされる。また、シート材16の上縁部
分における袋本体13に対する接着を、図1に示すよう
に、舌片部分とシート材16の本体部分を重合させて袋
本体13に縫合させれば(すなわち、スリット17の部
分よりもやや下方位置を縫合)、上蓋部19には常時長
孔部18を被覆する方向にシート材16の剛性が作用す
ることとなる。そしてポケット部15に送り状を挿入す
る際には、この上蓋部19の剛性に抗して、該上蓋部1
9を矢印Bに示すようにめくることとすればよい(図3
参照)。
【0017】なお、上記実施例においては、シート材1
6の上蓋部19を構成する舌片部分と本体部分との間に
スリット17を適宜間隔で穿設することで上蓋部分の曲
折を行い易くしている。しかしポケット部15を形成す
る上において、必ずしもこうしたスリット17を設ける
必要はなく、単に上蓋部19を曲折するだけの構成とし
てもよい。また上蓋部19を曲折する際に、シート材1
6をアイロン等により熱変形させることとしてもよい。
【0018】また、上記実施例においては、荷物用袋と
してロールコンテナを被包するものを例にとって説明し
ているが、本考案はゴルフバッグ、スキー板等を被包す
るためのものにも勿論利用することが可能である。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば荷
物用袋におけるポケット部を効率的な作業で確実に形成
することを可能とし、さらに該ポケット部における送り
状の保持性を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る荷物用袋のポケット部
を示す正面図である。
【図2】ポケット部を形成するためのシート材を示す斜
視図である。
【図3】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図4】ロールコンテナを示す斜視図である。
【図5】ロールコンテナを被包する荷物用袋を示す斜視
図である。
【図6】ゴルフバッグを被包する従来の包装袋を示す斜
視図である。
【図7】図6と同じく包装袋の斜視図である。
【図8】ゴルフバッグ用の包装袋のポケット部を示す正
面図である。
【図9】図8のY−Y線に沿う断面図である。
【図10】従来の他の包装袋におけるポケット部を示す
正面図である。
【図11】図10のZ−Z線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフバッグ用包装袋 2 ゴルフバッグ 5 ポケット部 6 シート材 7 長孔部 9 ポケット部 10A、10B シート材 11 荷物用袋 12 ロールコンテナ 13 袋本体 15 ポケット部 16 シート材 17 スリット 18 長孔部 19 上蓋部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物を被包する袋本体と、袋本体の表面
    に接着され、内部に送り状を挿入可能とするポケット部
    を備えた荷物用袋において、 前記ポケット部を略方形のシート材にて形成し、該シー
    ト材の略中央部に送り状挿入用の長孔部を穿設するとと
    もに、シート材の上部を前記長孔部が被覆可能となるよ
    うに曲折して上蓋部を形成し、シート材の周縁を袋本体
    の表面に接着してポケット部を構成したことを特徴とす
    る荷物用袋。
  2. 【請求項2】 シート材の上部を前記長孔部が被覆可能
    となるように曲折するとともに、該曲折部に適宜間隔で
    スリットを穿設してなる請求項1に記載の荷物用袋。
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