JPH073823A - 擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築構造 - Google Patents
擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築構造Info
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- JPH073823A JPH073823A JP23854393A JP23854393A JPH073823A JP H073823 A JPH073823 A JP H073823A JP 23854393 A JP23854393 A JP 23854393A JP 23854393 A JP23854393 A JP 23854393A JP H073823 A JPH073823 A JP H073823A
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- wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐震性能に優れた控え壁式の擁壁用ブロッ
ク、及び同ブロックにより構築する擁壁の構築構造を提
供すること。 【構成】 前壁と、同前壁の後面より後方へ向けて伸延
させて形成した控え壁とを具備し、同控え壁に上下方向
に貫通する鉄筋挿入孔を形成した擁壁用ブロックであっ
て、前壁を前高後低の傾斜状として、同前壁の後面の直
上方に植物育成空間を形成すると共に、控え壁の前側上
部に連通用凹部を形成して、同連通用凹部により控え壁
の左右側方に形成される上記植物育成空間を連通させ
た。
ク、及び同ブロックにより構築する擁壁の構築構造を提
供すること。 【構成】 前壁と、同前壁の後面より後方へ向けて伸延
させて形成した控え壁とを具備し、同控え壁に上下方向
に貫通する鉄筋挿入孔を形成した擁壁用ブロックであっ
て、前壁を前高後低の傾斜状として、同前壁の後面の直
上方に植物育成空間を形成すると共に、控え壁の前側上
部に連通用凹部を形成して、同連通用凹部により控え壁
の左右側方に形成される上記植物育成空間を連通させ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、擁壁用ブロック及び同
ブロックを使用した擁壁の構築構造に関するものであ
る。
ブロックを使用した擁壁の構築構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、擁壁の一形態として、切土の法面
に沿わせて擁壁用ブロックを積み重ねると共に、各擁壁
用ブロックの自重の余力が切土側に作用するように構築
した、いわゆるもたれ式擁壁がある。
に沿わせて擁壁用ブロックを積み重ねると共に、各擁壁
用ブロックの自重の余力が切土側に作用するように構築
した、いわゆるもたれ式擁壁がある。
【0003】そして、かかる擁壁を構築する各擁壁用ブ
ロックの前面側部に草木植付用凹部を形成し、同草木植
付用凹部内に草木を植付けて、緑化を図ったものがあ
る。
ロックの前面側部に草木植付用凹部を形成し、同草木植
付用凹部内に草木を植付けて、緑化を図ったものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したも
たれ式の擁壁は、地震時の横ゆれ(水平振動)に弱いと
いう問題がある。
たれ式の擁壁は、地震時の横ゆれ(水平振動)に弱いと
いう問題がある。
【0005】また、もたれ式であるために、擁壁に勾配
をもたせる必要があり、略垂直状態に構築することがで
きず、そのために擁壁構築場所が限定されるという問題
がある。
をもたせる必要があり、略垂直状態に構築することがで
きず、そのために擁壁構築場所が限定されるという問題
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
壁と、同前壁の後面より後方へ向けて伸延させて形成し
た控え壁とを具備し、同控え壁には上下方向に貫通する
鉄筋挿入孔を形成した擁壁用ブロックであって、前壁を
前高後低の傾斜状として、同前壁の後面の直上方に植物
育成空間を形成すると共に、控え壁の前側上部に連通用
凹部を形成して、同連通用凹部により控え壁の左右側方
に形成される上記植物育成空間を連通させたことを特徴
とする擁壁用ブロックを提供せんとするものである。
壁と、同前壁の後面より後方へ向けて伸延させて形成し
た控え壁とを具備し、同控え壁には上下方向に貫通する
鉄筋挿入孔を形成した擁壁用ブロックであって、前壁を
前高後低の傾斜状として、同前壁の後面の直上方に植物
育成空間を形成すると共に、控え壁の前側上部に連通用
凹部を形成して、同連通用凹部により控え壁の左右側方
に形成される上記植物育成空間を連通させたことを特徴
とする擁壁用ブロックを提供せんとするものである。
【0007】また、本発明では、前壁の上端縁中央部
に、下方へ凹状の上側窓部を形成する一方、前壁の下端
縁左右側端部に、それぞれ上方へ凹状の下側左右窓部を
形成し、左右に隣接する控え壁間には前後仕切壁を着脱
自在に取付け可能としたこと、前壁と、同前壁より後方
へ向けて伸延させて形成した底部と、同底部より上方へ
向けて伸延させて形成した後壁と、前壁の後面より後壁
に向けて伸延させて形成した控え壁とを具備する擁壁用
ブロックであって、前壁を前高後低の傾斜状として、同
前壁の後面の直上方に植物育成空間を形成すると共に、
控え壁の前側上部に連通用凹部を形成して、同連通用凹
部により控え壁の左右側方に形成される上記植物育成空
間を連通させ、しかも、控え壁の上端面を、前壁の上端
面よりも上方に位置させて形成したこと、底部に排水パ
イプ挿通孔を上下方向に縦断貫通させて形成する一方、
後壁に連通孔を前後方向に横断貫通させて形成したこ
と、フーチング基礎上に、上記擁壁用ブロックを複数個
積み重ねて擁壁を構築したこと、擁壁構築現場である河
床上にフーチング基礎を設置し、同フーチング基礎上に
上記擁壁用ブロックを複数個積み重ねて水中擁壁を構築
し、さらに、同擁壁用ブロック上に連続させて上記擁壁
用ブロックを複数個積み重ねて、各擁壁用ブロックを一
体化することにより剛体としての擁壁を構築したことに
も特徴を有する。
に、下方へ凹状の上側窓部を形成する一方、前壁の下端
縁左右側端部に、それぞれ上方へ凹状の下側左右窓部を
形成し、左右に隣接する控え壁間には前後仕切壁を着脱
自在に取付け可能としたこと、前壁と、同前壁より後方
へ向けて伸延させて形成した底部と、同底部より上方へ
向けて伸延させて形成した後壁と、前壁の後面より後壁
に向けて伸延させて形成した控え壁とを具備する擁壁用
ブロックであって、前壁を前高後低の傾斜状として、同
前壁の後面の直上方に植物育成空間を形成すると共に、
控え壁の前側上部に連通用凹部を形成して、同連通用凹
部により控え壁の左右側方に形成される上記植物育成空
間を連通させ、しかも、控え壁の上端面を、前壁の上端
面よりも上方に位置させて形成したこと、底部に排水パ
イプ挿通孔を上下方向に縦断貫通させて形成する一方、
後壁に連通孔を前後方向に横断貫通させて形成したこ
と、フーチング基礎上に、上記擁壁用ブロックを複数個
積み重ねて擁壁を構築したこと、擁壁構築現場である河
床上にフーチング基礎を設置し、同フーチング基礎上に
上記擁壁用ブロックを複数個積み重ねて水中擁壁を構築
し、さらに、同擁壁用ブロック上に連続させて上記擁壁
用ブロックを複数個積み重ねて、各擁壁用ブロックを一
体化することにより剛体としての擁壁を構築したことに
も特徴を有する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0009】図1及び図2に示すYは、本発明に係る擁
壁用ブロックとしての緑化ブロックAと魚巣ブロックB
とをフーチング基礎C上に積み重ねて構築した擁壁であ
る。Dはジョイントブロック、Eは基礎ブロック、Fは
天端ブロック、Uは裏盛土、Rは河川、Kは河床、1
は、フーチング基礎Cの配筋、2はアンカー鉄筋、3は
ポスト鉄筋、4は、緑化ブロックAに植付けた草花等の
植物、5は植物育成用土壌である。
壁用ブロックとしての緑化ブロックAと魚巣ブロックB
とをフーチング基礎C上に積み重ねて構築した擁壁であ
る。Dはジョイントブロック、Eは基礎ブロック、Fは
天端ブロック、Uは裏盛土、Rは河川、Kは河床、1
は、フーチング基礎Cの配筋、2はアンカー鉄筋、3は
ポスト鉄筋、4は、緑化ブロックAに植付けた草花等の
植物、5は植物育成用土壌である。
【0010】本発明に係る擁壁用ブロックとしての緑化
ブロックAは、図3〜図8に示すように、前壁10の後面
の左右側部より左右一対の控え壁11,11 を後方へ向けて
伸延させて形成しており、コンクリートにより一体成形
している。
ブロックAは、図3〜図8に示すように、前壁10の後面
の左右側部より左右一対の控え壁11,11 を後方へ向けて
伸延させて形成しており、コンクリートにより一体成形
している。
【0011】そして、前壁10は、図3及び図4に示すよ
うに、一定の前後幅を有する基部10a より前壁本体10b
を前上方へ向けて斜めに立上げて形成して、同前壁本体
10bの後面の直上方に植物育成空間18を形成している。
うに、一定の前後幅を有する基部10a より前壁本体10b
を前上方へ向けて斜めに立上げて形成して、同前壁本体
10bの後面の直上方に植物育成空間18を形成している。
【0012】また、控え壁11,11 には、図3、図4、及
び図6に示すように、前壁10の基部10a の直上方に位置
する前部の上半部を凹状に切欠して、前記前壁本体10b
の後面とともに、側面視逆台形状の連通用凹部12,12 を
形成し、各連通用凹部12,12により控え壁11,11 の左右
側方に形成される植物育成空間18,18 を連通させる一
方、前壁10の基部10a よりも後方に張出している控え壁
11,11 の後部には、上下方向に貫通する矩形状の鉄筋挿
通孔13,13 を形成している。
び図6に示すように、前壁10の基部10a の直上方に位置
する前部の上半部を凹状に切欠して、前記前壁本体10b
の後面とともに、側面視逆台形状の連通用凹部12,12 を
形成し、各連通用凹部12,12により控え壁11,11 の左右
側方に形成される植物育成空間18,18 を連通させる一
方、前壁10の基部10a よりも後方に張出している控え壁
11,11 の後部には、上下方向に貫通する矩形状の鉄筋挿
通孔13,13 を形成している。
【0013】このようにして、緑化ブロックAでは、図
1に示すように、前側上部に連通用凹部12,12 により左
右幅方向に連続させて植物育成用土壌5を充填すること
ができ、同植物育成用土壌5により植物4を育成するこ
とができるようにしており、植物育成用土壌5は、直後
方の裏盛土Uに連続させて、水はけ等を良好に保ってい
る。
1に示すように、前側上部に連通用凹部12,12 により左
右幅方向に連続させて植物育成用土壌5を充填すること
ができ、同植物育成用土壌5により植物4を育成するこ
とができるようにしており、植物育成用土壌5は、直後
方の裏盛土Uに連続させて、水はけ等を良好に保ってい
る。
【0014】本発明に係る擁壁用ブロックとしての魚巣
ブロックBは、図9〜図14に示すように、前壁20の後
面の左右側部より左右一対の控え壁21,21 を後方へ向け
て伸延させて形成しており、コンクリートにより一体成
形している。
ブロックBは、図9〜図14に示すように、前壁20の後
面の左右側部より左右一対の控え壁21,21 を後方へ向け
て伸延させて形成しており、コンクリートにより一体成
形している。
【0015】そして、前壁20は、図9及び図10に示す
ように、一定の前後幅を有する基部20a より前壁本体20
b を前上方へ向けて斜めに立上げて形成し、前壁本体20
b の上端縁中央部に、下方へ凹状の上側窓部24を形成す
ると共に、前壁本体20b の下端縁左右側部及び基部20a
の左右側部にわたって下側左右窓部25,25 を形成してい
る。
ように、一定の前後幅を有する基部20a より前壁本体20
b を前上方へ向けて斜めに立上げて形成し、前壁本体20
b の上端縁中央部に、下方へ凹状の上側窓部24を形成す
ると共に、前壁本体20b の下端縁左右側部及び基部20a
の左右側部にわたって下側左右窓部25,25 を形成してい
る。
【0016】また、控え壁21,21 には、図9,図10、
及び図12に示すように、前記緑化ブロックAの控え壁
11,11 と同様に連通用凹部22,22 と鉄筋挿通孔23,23 を
形成し、さらに、控え壁21,21 の後端部左右側面には、
それぞれ後記する前後仕切壁30,30 を取付けるための仕
切壁取付用縦溝26,26,26,26 を形成している。
及び図12に示すように、前記緑化ブロックAの控え壁
11,11 と同様に連通用凹部22,22 と鉄筋挿通孔23,23 を
形成し、さらに、控え壁21,21 の後端部左右側面には、
それぞれ後記する前後仕切壁30,30 を取付けるための仕
切壁取付用縦溝26,26,26,26 を形成している。
【0017】ここで、前後仕切壁30は、図15〜図17
に示すように、コンクリートにより仕切壁本体30a を矩
形板状に形成すると共に、同仕切壁本体30a の左右側端
面に上記仕切壁取付用縦溝26,26 に嵌入する嵌入用突条
部30b,30b を一体成形しており、仕切壁本体30a の左右
幅は左右一対の控え壁21,21 の間隔と略同一に形成し、
また、同仕切壁30a の上下高さは控え壁21の上下高さと
略同一に形成している。
に示すように、コンクリートにより仕切壁本体30a を矩
形板状に形成すると共に、同仕切壁本体30a の左右側端
面に上記仕切壁取付用縦溝26,26 に嵌入する嵌入用突条
部30b,30b を一体成形しており、仕切壁本体30a の左右
幅は左右一対の控え壁21,21 の間隔と略同一に形成し、
また、同仕切壁30a の上下高さは控え壁21の上下高さと
略同一に形成している。
【0018】このようにして、図9に示すように、魚巣
ブロックBの控え壁21,21 に形成した仕切壁取付用縦溝
26,26 中に前後仕切壁30の嵌入用突条部30b,30b を嵌入
させて取付けることにより、魚巣ブロックBの前壁20と
左右一対の控え壁21,21 と前後仕切壁30の間に、魚巣空
間28を形成可能としている。
ブロックBの控え壁21,21 に形成した仕切壁取付用縦溝
26,26 中に前後仕切壁30の嵌入用突条部30b,30b を嵌入
させて取付けることにより、魚巣ブロックBの前壁20と
左右一対の控え壁21,21 と前後仕切壁30の間に、魚巣空
間28を形成可能としている。
【0019】そして、魚巣ブロックBは、図1及び図2
に示すように、河川R等中に千鳥状に積み重ねることに
より、上側窓部24と下側左右窓部25,25 とにより一つの
矩形状の窓部29が形成され、同窓部29を通して魚等が魚
巣空間28間に出入りできるようにしている。
に示すように、河川R等中に千鳥状に積み重ねることに
より、上側窓部24と下側左右窓部25,25 とにより一つの
矩形状の窓部29が形成され、同窓部29を通して魚等が魚
巣空間28間に出入りできるようにしている。
【0020】また、魚巣ブロックBは、各窓部24,25,25
や仕切壁取付用縦溝26,26 を除いた基本形状を緑化ブロ
ックAと同一に形成して、ブロック成形用の型枠を共用
できるようにしている。
や仕切壁取付用縦溝26,26 を除いた基本形状を緑化ブロ
ックAと同一に形成して、ブロック成形用の型枠を共用
できるようにしている。
【0021】ジョイントブロックDは、図18〜図21
に示すように、前壁40の後面の左右側部より左右一対の
控え壁41,41 を後方へ向けて伸延させて形成しており、
コンクリートにより一体形成している。
に示すように、前壁40の後面の左右側部より左右一対の
控え壁41,41 を後方へ向けて伸延させて形成しており、
コンクリートにより一体形成している。
【0022】そして、前壁40は、図2及び図20に示す
ように、前記緑化ブロックAの前壁10及び魚巣ブロック
Bの前壁20と、左右幅及び上下高さが略同一の横長矩形
板状に形成している。
ように、前記緑化ブロックAの前壁10及び魚巣ブロック
Bの前壁20と、左右幅及び上下高さが略同一の横長矩形
板状に形成している。
【0023】また、控え壁41,41 には、図18及び図2
1に示すように、上下方向に貫通する矩形状の鉄筋挿通
孔43,43 を形成している。
1に示すように、上下方向に貫通する矩形状の鉄筋挿通
孔43,43 を形成している。
【0024】このようにして、ジョイントブロックD
は、図1及び図2に示すように、上下に隣接する緑化ブ
ロックA,A間に介在させて、両緑化ブロックA,A間
に植物植付空間44を確保することができるようにしてい
る。
は、図1及び図2に示すように、上下に隣接する緑化ブ
ロックA,A間に介在させて、両緑化ブロックA,A間
に植物植付空間44を確保することができるようにしてい
る。
【0025】そして、各ブロックA,B,Dの各控え壁
11,21,41に形成した鉄筋挿通孔13,23,43は、各ブロック
A,B,Dを上方向に千鳥状に積み重ねた際に、上下方
向に連通して、アンカー鉄筋2やポスト鉄筋3を貫通さ
せることができるようにしている。
11,21,41に形成した鉄筋挿通孔13,23,43は、各ブロック
A,B,Dを上方向に千鳥状に積み重ねた際に、上下方
向に連通して、アンカー鉄筋2やポスト鉄筋3を貫通さ
せることができるようにしている。
【0026】次に、前記した緑化ブロックAと魚巣ブロ
ックBとジョイントブロックDとを使用して構築する擁
壁Yの構築方向について、図1及び図2を参照しながら
説明する。
ックBとジョイントブロックDとを使用して構築する擁
壁Yの構築方向について、図1及び図2を参照しながら
説明する。
【0027】 図1に示すように、擁壁構築場所であ
る河床K中にフーチング基礎Cを設置する。
る河床K中にフーチング基礎Cを設置する。
【0028】 上記のように設置したフーチング基礎
C上に魚巣ブロックBを上方向へ正面視にて千鳥状に積
み重ねる。
C上に魚巣ブロックBを上方向へ正面視にて千鳥状に積
み重ねる。
【0029】この際、魚巣ブロックBの控え壁21,21 に
形成した鉄筋挿通孔23,23 中には、フーチング基礎Cよ
り上方向へ向けて突出させたアンカー鉄筋2を挿通し、
さらに、同鉄筋挿通孔23,23 中にコンクリート50又はモ
ルタルを打設する。
形成した鉄筋挿通孔23,23 中には、フーチング基礎Cよ
り上方向へ向けて突出させたアンカー鉄筋2を挿通し、
さらに、同鉄筋挿通孔23,23 中にコンクリート50又はモ
ルタルを打設する。
【0030】そして、各魚巣ブロックBの控え壁21,21
間に前後仕切壁30を取付けて、魚巣空間28を形成する。
間に前後仕切壁30を取付けて、魚巣空間28を形成する。
【0031】 河川Rの水面より上方へ突出する最上
段の魚巣ブロックB上に基礎ブロックEを載置固定す
る。
段の魚巣ブロックB上に基礎ブロックEを載置固定す
る。
【0032】この際、基礎ブロックEには、各ブロック
A,Bの控え壁11,21 に形成した鉄筋挿通孔13,23 と上
下に符合して連通する鉄筋挿通孔53を形成しており、同
鉄筋挿通孔53を通して、アンカー鉄筋2を直上方の緑化
ブロックAの鉄筋挿通孔13中まで挿通すると共に、ポス
ト鉄筋3を各ブロックA,Bの鉄筋挿通孔13,23 中に挿
通している。
A,Bの控え壁11,21 に形成した鉄筋挿通孔13,23 と上
下に符合して連通する鉄筋挿通孔53を形成しており、同
鉄筋挿通孔53を通して、アンカー鉄筋2を直上方の緑化
ブロックAの鉄筋挿通孔13中まで挿通すると共に、ポス
ト鉄筋3を各ブロックA,Bの鉄筋挿通孔13,23 中に挿
通している。
【0033】そして、基礎ブロックEの鉄筋挿通孔53中
にもコンクリート50又モルタルを打設している。
にもコンクリート50又モルタルを打設している。
【0034】 基礎ブロックE上に緑化ブロックAを
載置し、同緑化ブロックA上にジョイントブロックDを
正面視にて千鳥状に載置し、同ジョイントブロックD上
に緑化ブロックAを正面視にて千鳥状に載置する、とい
う積み重ね作業を所定の擁壁構築高さまで行なう。
載置し、同緑化ブロックA上にジョイントブロックDを
正面視にて千鳥状に載置し、同ジョイントブロックD上
に緑化ブロックAを正面視にて千鳥状に載置する、とい
う積み重ね作業を所定の擁壁構築高さまで行なう。
【0035】この際、緑化ブロックAとジョイントブロ
ックDの各控え壁11,41 に形成した鉄筋挿通孔13,43 中
には、ポスト鉄筋3を挿通すると共に、コンクリート50
又はモルタルを打設する。
ックDの各控え壁11,41 に形成した鉄筋挿通孔13,43 中
には、ポスト鉄筋3を挿通すると共に、コンクリート50
又はモルタルを打設する。
【0036】そして、各緑化ブロックAの控え壁11,11
間、及びジョイントブロックDの控え壁41,41 間には、
植物育成用土壌5を充填し、緑化ブロックAの前部に充
填した植物育成用土壌5中に草花等の植物4を植付け
る。
間、及びジョイントブロックDの控え壁41,41 間には、
植物育成用土壌5を充填し、緑化ブロックAの前部に充
填した植物育成用土壌5中に草花等の植物4を植付け
る。
【0037】 最上段の緑化ブロックA上に天端ブロ
ックFを載置して固定する。
ックFを載置して固定する。
【0038】このようにして、緑化ブロックAと魚巣ブ
ロックBとジョイントブロックDとを一体化させた剛体
としての擁壁Yを構築することができる。
ロックBとジョイントブロックDとを一体化させた剛体
としての擁壁Yを構築することができる。
【0039】図22に示すYは、他の実施例としての緑
化ブロックAをフーチング基礎C上に積み重ねて構築し
た擁壁である。
化ブロックAをフーチング基礎C上に積み重ねて構築し
た擁壁である。
【0040】そして、かかる緑化ブロックAは、図23
〜図30に示すように、前壁60と、底部61と、後壁62
と、前壁60の後面左右側部より後壁62に向けて伸延させ
て形成した左右一対の控え壁63,63 とを、コンクリート
により一体成形している。
〜図30に示すように、前壁60と、底部61と、後壁62
と、前壁60の後面左右側部より後壁62に向けて伸延させ
て形成した左右一対の控え壁63,63 とを、コンクリート
により一体成形している。
【0041】前壁60は、図23に示すように、前高後低
の傾斜状として、同前壁60の後面の直上方に植物育成空
間64を形成すると共に、控え壁63,63 の前側上部に連通
用凹部65,65 を形成して、同連通用凹部65,65 により控
え壁63,63 の左右側方に形成される上記植物育成空間6
4,64 を連通させている。
の傾斜状として、同前壁60の後面の直上方に植物育成空
間64を形成すると共に、控え壁63,63 の前側上部に連通
用凹部65,65 を形成して、同連通用凹部65,65 により控
え壁63,63 の左右側方に形成される上記植物育成空間6
4,64 を連通させている。
【0042】底部61は、図25及び図27〜図30に示
すように、前壁60の下端縁より後方へ向けて略水平に伸
延させて、後端左右幅が前端左右幅よりも短幅の平面視
にて台形板状に形成しており、中央部に前後長手矩形状
の排水パイプ挿通孔66を上下方向に縦断貫通させて形成
し、また、左右一対の控え壁63,63 の各左右側に位置す
る個所にそれぞれ円形状の水抜き孔67,67,67,67 を上下
方向に縦断貫通させて形成している。
すように、前壁60の下端縁より後方へ向けて略水平に伸
延させて、後端左右幅が前端左右幅よりも短幅の平面視
にて台形板状に形成しており、中央部に前後長手矩形状
の排水パイプ挿通孔66を上下方向に縦断貫通させて形成
し、また、左右一対の控え壁63,63 の各左右側に位置す
る個所にそれぞれ円形状の水抜き孔67,67,67,67 を上下
方向に縦断貫通させて形成している。
【0043】後壁62は、図25〜図30に示すように、
底部61の後端縁部より直上方へ向けて略垂直に伸延させ
て、前壁60の上下高さの略1.5倍の高さに形成してお
り、中央下部に左右横長矩形状の連通孔68を前後方向に
横断貫通させて形成し、左右側端下部に矩形切欠状の連
通孔69,69 を形成し、左右一対の控え壁63,63 の直後方
に位置する個所にそれそぞれ排水パイプ嵌合用縦溝70,7
0 を上下方向に伸延させて形成し、各縦溝70,70 を形成
した上端位置に嵌合用凸部71を形成する一方、下端位置
に嵌合用凹部72を形成している。
底部61の後端縁部より直上方へ向けて略垂直に伸延させ
て、前壁60の上下高さの略1.5倍の高さに形成してお
り、中央下部に左右横長矩形状の連通孔68を前後方向に
横断貫通させて形成し、左右側端下部に矩形切欠状の連
通孔69,69 を形成し、左右一対の控え壁63,63 の直後方
に位置する個所にそれそぞれ排水パイプ嵌合用縦溝70,7
0 を上下方向に伸延させて形成し、各縦溝70,70 を形成
した上端位置に嵌合用凸部71を形成する一方、下端位置
に嵌合用凹部72を形成している。
【0044】左右一対の控え壁63,63 は、図25〜図3
0に示すように、底部61上にて左右幅方向に一定の間隔
を開けて形成しており、上端面を後壁62の上端面と面一
とし、中央部に前後長手矩形状の鉄筋挿通孔73,73 を上
下方向に底部61も縦断貫通させて形成している。
0に示すように、底部61上にて左右幅方向に一定の間隔
を開けて形成しており、上端面を後壁62の上端面と面一
とし、中央部に前後長手矩形状の鉄筋挿通孔73,73 を上
下方向に底部61も縦断貫通させて形成している。
【0045】上記のように構成した緑化ブロックAは、
図22に示すように、裏盛土U側へ一定の勾配をもたせ
て、フーチング基礎C上に、上方向へ正面視にて千鳥状
に積み重ねることにより、前記実施例と同様に擁壁Yを
構築することができる。なお、かる擁壁Yにもアンカー
鉄筋2やポスト鉄筋3を配筋しているが、図22では、
配筋の図示を省略している。
図22に示すように、裏盛土U側へ一定の勾配をもたせ
て、フーチング基礎C上に、上方向へ正面視にて千鳥状
に積み重ねることにより、前記実施例と同様に擁壁Yを
構築することができる。なお、かる擁壁Yにもアンカー
鉄筋2やポスト鉄筋3を配筋しているが、図22では、
配筋の図示を省略している。
【0046】この際、上下段に位置する各緑化ブロック
A,Aの各前壁60,60 の上端面と各控え壁63,63 の上端
面との間に一定の高低差を設けているために、上下に位
置する前壁60,60 間には、一定の上下間隔を保持させる
ことができて、植物育成空間64を大きく確保することが
できる。
A,Aの各前壁60,60 の上端面と各控え壁63,63 の上端
面との間に一定の高低差を設けているために、上下に位
置する前壁60,60 間には、一定の上下間隔を保持させる
ことができて、植物育成空間64を大きく確保することが
できる。
【0047】そして、緑化ブロックA内には、植物育成
用土壌5を充填しており、同植物育成用土壌5は、連通
用凹部65,65 により左右幅方向に連続させて充填するこ
とができると共に、連通孔68,69,69により直後方の裏盛
土Uに連続させて充填することができて、植物育成土壌
5により植物4を水はけ等の良好な環境下で育成するこ
とができる。
用土壌5を充填しており、同植物育成用土壌5は、連通
用凹部65,65 により左右幅方向に連続させて充填するこ
とができると共に、連通孔68,69,69により直後方の裏盛
土Uに連続させて充填することができて、植物育成土壌
5により植物4を水はけ等の良好な環境下で育成するこ
とができる。
【0048】しかも、擁壁Yの背後には、図22に示す
ように、上下方向に一定の間隔を開けて左右幅方向に伸
延する遮水コンクリート板74,74 を張設し、各遮水コン
クリート板74,74 上に左右幅方向に伸延する排水パイプ
P1,P1 を配管すると共に、両排水パイプP1,P1 同士を、
後壁62の背面に形成した排水パイプ嵌合用縦溝70に嵌合
状態に沿わせて配置した連通用縦パイプP2により連通連
結して、背面視にて格子状のパイプ枠を形成しており、
地上最下段に位置する緑化ブロックA中には、連通孔68
と排水パイプ挿通孔66とを通して外部排水用パイプP3を
配管し、同外部排水用パイプP3の基端を最下段の位置す
る排水パイプP1に連通させる一方、先端を地表面G上に
配置している。75は砕石又は栗石である。なお、遮水コ
ンクリート板74に代えて遮水機能を有するもの、例え
ば、遮水シートを使用することもできる。
ように、上下方向に一定の間隔を開けて左右幅方向に伸
延する遮水コンクリート板74,74 を張設し、各遮水コン
クリート板74,74 上に左右幅方向に伸延する排水パイプ
P1,P1 を配管すると共に、両排水パイプP1,P1 同士を、
後壁62の背面に形成した排水パイプ嵌合用縦溝70に嵌合
状態に沿わせて配置した連通用縦パイプP2により連通連
結して、背面視にて格子状のパイプ枠を形成しており、
地上最下段に位置する緑化ブロックA中には、連通孔68
と排水パイプ挿通孔66とを通して外部排水用パイプP3を
配管し、同外部排水用パイプP3の基端を最下段の位置す
る排水パイプP1に連通させる一方、先端を地表面G上に
配置している。75は砕石又は栗石である。なお、遮水コ
ンクリート板74に代えて遮水機能を有するもの、例え
ば、遮水シートを使用することもできる。
【0049】このようにして、上記パイプP1,P2,P3によ
り擁壁Yの背後に位置する裏盛土Uの部分の排水を円滑
かつ確実に行なって、地すべり等の防止を図っている。
り擁壁Yの背後に位置する裏盛土Uの部分の排水を円滑
かつ確実に行なって、地すべり等の防止を図っている。
【0050】また、図31は、擁壁Yの勾配を大きくし
て、もたれ式擁壁として設計した場合をしており、かか
る擁壁Yでは、各緑化ブロックAの前壁60の直上方に形
成される植物育成空間64を大きく確保することができ
て、植物4の育成をより良好に確保することができる。
かかるもたれ式の擁壁Yの場合は、ポスト鉄筋等の配筋
を必要としない場合がある。
て、もたれ式擁壁として設計した場合をしており、かか
る擁壁Yでは、各緑化ブロックAの前壁60の直上方に形
成される植物育成空間64を大きく確保することができ
て、植物4の育成をより良好に確保することができる。
かかるもたれ式の擁壁Yの場合は、ポスト鉄筋等の配筋
を必要としない場合がある。
【0051】なお、各緑化ブロックAの排水パイプ挿通
孔65は、外部排水用パイプP3を挿通するもの以外は、詰
物により塞いでおくことができる。
孔65は、外部排水用パイプP3を挿通するもの以外は、詰
物により塞いでおくことができる。
【0052】なお、本実施例では、緑化ブロックAと魚
巣ブロックBとジョイントブロックDとを一体化させた
擁壁Yについて説明したが、必要に応じて、緑化ブロッ
クAとジョイントブロックDとからなる擁壁Y、又は、
魚巣ブロックBとジョイントブロックDとからなる擁壁
Y、又は、緑化ブロックAのみからなる擁壁Y、又は、
魚巣ブロックBのみからなる擁壁Yを構築することもで
きる。
巣ブロックBとジョイントブロックDとを一体化させた
擁壁Yについて説明したが、必要に応じて、緑化ブロッ
クAとジョイントブロックDとからなる擁壁Y、又は、
魚巣ブロックBとジョイントブロックDとからなる擁壁
Y、又は、緑化ブロックAのみからなる擁壁Y、又は、
魚巣ブロックBのみからなる擁壁Yを構築することもで
きる。
【0053】また、擁壁Yを構築する際の各ブロック
A,B,Dの積み重ね方は、千鳥状に限らず、直積みす
ることもできる。
A,B,Dの積み重ね方は、千鳥状に限らず、直積みす
ることもできる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【0055】 前壁を前高後低の傾斜状として、同前
壁の後面の直上方に植物育成空間を形成すると共に、控
え壁の前側上部に連通用凹部を形成して、同連通用凹部
により控え壁の左右側方に形成される上記植物育成空間
を連通させているために、同植物育成空間内に植物育成
用土壌を充填して、同植物育成用土壌に草花等の植物を
植付けることができる。
壁の後面の直上方に植物育成空間を形成すると共に、控
え壁の前側上部に連通用凹部を形成して、同連通用凹部
により控え壁の左右側方に形成される上記植物育成空間
を連通させているために、同植物育成空間内に植物育成
用土壌を充填して、同植物育成用土壌に草花等の植物を
植付けることができる。
【0056】この際、左右幅方向に隣接する植物育成空
間は、控え壁に形成した連通用凹部を通して連通してい
るために、同植物育成空間内に充填した植物育成用土壌
中の水はけ等を良好に確保することができて、植物を良
好に育成することができる。
間は、控え壁に形成した連通用凹部を通して連通してい
るために、同植物育成空間内に充填した植物育成用土壌
中の水はけ等を良好に確保することができて、植物を良
好に育成することができる。
【0057】 前壁の上端縁中央部に、下方へ凹状の
上側窓部を形成する一方、前壁の下端縁左右側端部に、
それぞれ上方に凹状の下側左右窓部を形成し、左右に隣
接する控え空間に前後仕切壁を取付け可能とした場合に
は、前壁と左右一対の控え壁と前後仕切壁とにより魚巣
空間を形成することができると共に、同魚巣空間は、上
側窓部と下側左右窓部を通して外部と連通させることが
できるために、かかる擁壁用ブロックを河川等中に設置
して、魚巣ブロックとして使用することができる。
上側窓部を形成する一方、前壁の下端縁左右側端部に、
それぞれ上方に凹状の下側左右窓部を形成し、左右に隣
接する控え空間に前後仕切壁を取付け可能とした場合に
は、前壁と左右一対の控え壁と前後仕切壁とにより魚巣
空間を形成することができると共に、同魚巣空間は、上
側窓部と下側左右窓部を通して外部と連通させることが
できるために、かかる擁壁用ブロックを河川等中に設置
して、魚巣ブロックとして使用することができる。
【0058】 控え壁の上端面を、前壁の上端面より
も上方に位置させて形成して、両上端面間に高低差を設
けた場合には、各緑化ブロックを上下に積み重ねた際
に、前壁の後面の直上方に形成されている植物育成空間
の直上方空間を大きく確保することができて、植物を良
好に育成することができる。
も上方に位置させて形成して、両上端面間に高低差を設
けた場合には、各緑化ブロックを上下に積み重ねた際
に、前壁の後面の直上方に形成されている植物育成空間
の直上方空間を大きく確保することができて、植物を良
好に育成することができる。
【0059】 底部に排水パイプ挿通孔を上下方向に
縦断貫通させて形成する一方、後壁に連通孔を前後方向
に横断貫通させて形成した場合には、外部排水用パイプ
を、裏盛土側より連通孔→擁壁用ブロックの内部→排水
パイプ挿通孔→擁壁用ブロックの外部へ配管することが
でき、擁壁の背後に位置する裏盛土中の水を外部排水用
パイプを通して排出することができて、地すべり等の防
止を図ることができる。
縦断貫通させて形成する一方、後壁に連通孔を前後方向
に横断貫通させて形成した場合には、外部排水用パイプ
を、裏盛土側より連通孔→擁壁用ブロックの内部→排水
パイプ挿通孔→擁壁用ブロックの外部へ配管することが
でき、擁壁の背後に位置する裏盛土中の水を外部排水用
パイプを通して排出することができて、地すべり等の防
止を図ることができる。
【0060】 フーチング基礎上に前記,の擁壁
用ブロックを積み重ねることにより、擁壁を構築するこ
とができ、かかる擁壁は、控え壁に形成した鉄筋挿通孔
中にアンカー鉄筋やポスト鉄筋を挿通すると共に、コン
クリート又はモルタルを充填しておくことにより、弾性
理論にもとづいた弾性設計による控え壁式の擁壁を構築
することができるために、草花等の植物を育成可能な緑
化ブロックや魚を育成可能な魚巣ブロックでの耐震性能
に優れた擁壁を構築することができる。
用ブロックを積み重ねることにより、擁壁を構築するこ
とができ、かかる擁壁は、控え壁に形成した鉄筋挿通孔
中にアンカー鉄筋やポスト鉄筋を挿通すると共に、コン
クリート又はモルタルを充填しておくことにより、弾性
理論にもとづいた弾性設計による控え壁式の擁壁を構築
することができるために、草花等の植物を育成可能な緑
化ブロックや魚を育成可能な魚巣ブロックでの耐震性能
に優れた擁壁を構築することができる。
【0061】 擁壁構築現場が河川に近接している場
合には、河床上にフーチング基礎を設置し、同フーチン
グ基礎上に前記の擁壁用ブロックとしての魚巣ブロッ
クを積み重ねて水中擁壁を構築し、さらに、同魚巣ブロ
ック上に連続させて前記の緑化ブロックを積み重ねて
擁壁を一体的に構築することができて、河川の魚の育成
と、河川の近辺の緑化とを同時に図ることができる。
合には、河床上にフーチング基礎を設置し、同フーチン
グ基礎上に前記の擁壁用ブロックとしての魚巣ブロッ
クを積み重ねて水中擁壁を構築し、さらに、同魚巣ブロ
ック上に連続させて前記の緑化ブロックを積み重ねて
擁壁を一体的に構築することができて、河川の魚の育成
と、河川の近辺の緑化とを同時に図ることができる。
【0062】 控え壁式の擁壁であるために、略垂直
に擁壁を構築することもでき、従って、擁壁構築現場の
条件に幅広く適応させることができる。
に擁壁を構築することもでき、従って、擁壁構築現場の
条件に幅広く適応させることができる。
【図1】本発明に係る構築構造を具備する擁壁の断面側
面説明図。
面説明図。
【図2】同擁壁の正面説明図。
【図3】本発明に係る擁壁用ブロックとしての緑化ブロ
ックの斜視図。
ックの斜視図。
【図4】同緑化ブロックの側面図。
【図5】同緑化ブロックの正面図。
【図6】同緑化ブロックの平面図。
【図7】同緑化ブロックの背面図。
【図8】同緑化ブロックの底面図。
【図9】本発明に係る擁壁用ブロックとしての魚巣ブロ
ックの斜視説明図。
ックの斜視説明図。
【図10】同魚巣ブロックの側面図。
【図11】同魚巣ブロックの正面図。
【図12】同魚巣ブロックの平面図。
【図13】同魚巣ブロックの背面図。
【図14】同魚巣ブロックの底面図。
【図15】前後仕切壁の正面図。
【図16】同前後仕切壁の側面図。
【図17】同前後仕切壁の平面図。
【図18】ジョイントブロックの斜視図。
【図19】同ジョイントブロックの側面図。
【図20】同ジョイントブロックの正面図。
【図21】同ジョイントブロックの平面図。
【図22】他の実施例としての緑化ブロックを使用して
構築した擁壁の断面側面説明図。
構築した擁壁の断面側面説明図。
【図23】同緑化ブロックの側面図。
【図24】同緑化ブロックの正面図。
【図25】同緑化ブロックの平面図。
【図26】同緑化ブロックの背面図。
【図27】同緑化ブロックの底面図。
【図28】図25のI−I線断面図。
【図29】図25のII-II 線断面図。
【図30】図25のIII-III 線断面図。
【図31】他の実施例としての擁壁の断面側面説明図。
A 緑化ブロック B 魚巣ブロック C フーチング基礎 D ジョイントブロック E 基礎ブロック F 天端ブロック U 裏盛土 R 河川 K 河床 Y 擁壁 1 配筋 2 アンカー鉄筋 3 ポスト鉄筋 4 植物 5 植物育成用土壌 10 前壁 11 控え壁 12 連通用凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 前壁と、同前壁の後面より後方へ向けて
伸延させて形成した控え壁とを具備し、同控え壁に上下
方向に貫通する鉄筋挿入孔を形成した擁壁用ブロックで
あって、 前壁を前高後低の傾斜状として、同前壁の後面の直上方
に植物育成空間を形成すると共に、控え壁の前側上部に
連通用凹部を形成して、同連通用凹部により控え壁の左
右側方に形成される上記植物育成空間を連通させたこと
を特徴とする擁壁用ブロック。 - 【請求項2】 前壁の上端縁中央部に、下方へ凹状の上
側窓部を形成する一方、前壁の下端縁左右側端部に、そ
れぞれ上方へ凹状の下側左右窓部を形成し、左右に隣接
する控え壁間には前後仕切壁を着脱自在に取付け可能と
したことを特徴とする請求項1記載の擁壁用ブロック。 - 【請求項3】 前壁と、同前壁より後方へ向けて伸延さ
せて形成した底部と、同底部より上方へ向けて伸延させ
て形成した後壁と、前壁の後面より後壁に向けて伸延さ
せて形成した控え壁とを具備する擁壁用ブロックであっ
て、 前壁を前高後低の傾斜状として、同前壁の後面の直上方
に植物育成空間を形成すると共に、控え壁の前側上部に
連通用凹部を形成して、同連通用凹部により控え壁の左
右側方に形成される上記植物育成空間を連通させ、 しかも、控え壁の上端面を、前壁の上端面よりも上方に
位置させて形成したことを特徴とする擁壁用ブロック。 - 【請求項4】 底部に排水パイプ挿通孔を上下方向に縦
断貫通させて形成する一方、後壁に連通孔を前後方向に
横断貫通させて形成したことを特徴とする請求項3記載
の擁壁用ブロック。 - 【請求項5】 フーチング基礎上に、請求項1〜4のい
ずれかに記載の擁壁用ブロックを複数個積み重ねて擁壁
を構築したことを特徴とする擁壁の構築構造。 - 【請求項6】 擁壁構築現場である河床上にフーチング
基礎を設置し、同フーチング基礎上に請求項2記載の擁
壁用ブロックを複数個積み重ねて水中擁壁を構築し、さ
らに、同擁壁用ブロック上に連続させて請求項1記載の
擁壁用ブロックを複数個積み重ねて、各擁壁用ブロック
を一体化することにより剛体としての擁壁を構築したこ
とを特徴とする擁壁の構築構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23854393A JPH073823A (ja) | 1993-04-19 | 1993-09-24 | 擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-91660 | 1993-04-19 | ||
| JP9166093 | 1993-04-19 | ||
| JP23854393A JPH073823A (ja) | 1993-04-19 | 1993-09-24 | 擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073823A true JPH073823A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=26433099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23854393A Pending JPH073823A (ja) | 1993-04-19 | 1993-09-24 | 擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073823A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106759472A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-31 | 中交第三航务工程勘察设计院有限公司 | 一种扶壁式生态挡墙结构 |
| CN114215103A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-22 | 深圳供电局有限公司 | 一种具有生态覆土和管线槽功能的变电站挡土墙 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23854393A patent/JPH073823A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106759472A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-31 | 中交第三航务工程勘察设计院有限公司 | 一种扶壁式生态挡墙结构 |
| CN114215103A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-22 | 深圳供电局有限公司 | 一种具有生态覆土和管线槽功能的变电站挡土墙 |
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