JPH0738261Y2 - 複数のワークの高熱処理装置への同時供給装置 - Google Patents

複数のワークの高熱処理装置への同時供給装置

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JPH0738261Y2
JPH0738261Y2 JP1989135368U JP13536889U JPH0738261Y2 JP H0738261 Y2 JPH0738261 Y2 JP H0738261Y2 JP 1989135368 U JP1989135368 U JP 1989135368U JP 13536889 U JP13536889 U JP 13536889U JP H0738261 Y2 JPH0738261 Y2 JP H0738261Y2
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勝彦 原田
和夫 川野
正美 安嶋
併 稲福
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富士バルブ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば、熱間搾出法によりエンジンバルブ
を成型加工するための、一端にテーパー部を設けた円柱
状の複数の素材(以下、ワークという)を、成型加工用
プレス機に送り込む前の段階で、所要温度に加熱するた
めに、高周波加熱炉等へ通過させて搬送するようにし
た、複数のワークの同時供給装置に関する。
〔従来の技術〕
上記のワークなどの比較的小型の物品を搬送する手段と
しては、ゴム等の可撓性材料を使用したベルトコンベア
が簡便であり、広く利用されている。
しかし、ワークを高温度に加熱するために、高周波加熱
炉へ通して搬送すると、ワークとともにベルトも加熱さ
れるため、ゴム等の耐熱性の低い材料のベルトを使用す
ることはできない。そのため従来は、たとえば、金属性
のリンクを連接したリンクベルトなど、耐熱性のあるコ
ンベア装置が使用されている。
また、小型のワークを処理するには、複数のワークを同
時に供給するのが合理的であるが、このようにした従来
の装置は、構造並びに作動が複雑であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の金属性のリンクベルトは、一応、耐熱性を備えて
はいるが、ワークを、熱間搾出法で成型するために赤熱
状態に加熱した場合に、リンクベルトも同様に加熱され
るため、関節部に焼き付きが生じて、スムースな駆動が
できなくなり、また、金属材料が早期に疲労して、リン
クが切断する等の事故が起こるおそれがある。
この問題は、耐熱性に優れた材料、たとえばチタンを使
用すれば解決できるが、このような材料はきわめて高価
であり、エンジンバルブ等の比較的価格の低い製品の製
造設備に適用することは、経済的に無理がある。
本考案は、簡単な構成により、多数のワークを、順次高
周波加熱炉等へ通して搬送することができ、しかも、高
周波加熱炉等内には、搬送されるワーク以外には、移動
する部品が存在しないようにしたワークの同時供給装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述目的を達成するために、本考案の装置は、上面に、
多数のワークを順次滑降させて搬送するための側方に並
ぶ複数のガイド溝を備え、かつ前部を下傾して設置され
た供給側ガイドレールと、供給側ガイドレールの前端に
近接して、昇降可能に配設され、上昇位置では前記各ガ
イド溝と整合して、ワークが遊嵌しうる複数の透孔を下
端部に有し、かつ下降位置では、前記供給側ガイドレー
ルの各ガイド溝内の最前位のワークが同時に当接するよ
うにした制止板を備える昇降体と、この昇降体を、上記
上昇位置と下降位置の範囲で昇降させるための昇降駆動
手段と、上記制止板の前方に設けられ、供給側ガイドレ
ールの前端から、上昇位置における上記制止板の各透孔
内に進入したワークの前端を受止して、各ワークを上記
透孔内に保持するようになっているストッパと、上記供
給側ガイドレールの下方で、下降位置における上記昇降
体の各透孔の軸線と整合する位置に配設され、下降位置
にある上記各透孔内に保持されたワークの後端から離間
する待機位置と、下降位置における上記各透孔を貫通し
て前方へ突出して、各ワークを排出側ガイドレール上に
押し出す作動位置とに、往復駆動される複数のプッシュ
ロッドと、このプッシュロッドを、往復駆動する駆動手
段と、上面に、搬送方向に沿い、かつ側方に並ぶ複数の
ガイド溝が形成され、上記各透孔から押し出されたワー
クが、上記各ガイド溝に進入するようになっている中間
ガイドレールと、中間ガイドレールの前端に連設され、
上面に中間ガイドレールの各ガイド溝と整合する複数の
ガイド溝が形成され、かつ、高熱処理装置を貫通する搬
送経路に沿って設けられた処理側ガイドレールとよりな
ることを特徴としている。
〔作用〕
昇降体が、上昇位置と下降位置とに昇降することによ
り、供給側ガイドレールの前端部まで滑降してきた、側
方に並ぶ複数のワークは、先頭のものから、同時に昇降
体の透孔に挿入され、プッシュロッドの作動線に整合す
る位置へ下降する。
各ワークは、透孔に挿入される際に、その前端がストッ
パに当接して、透孔内に保持される位置に制止され、ま
た、昇降体が下降したとき、供給側ガイドレール上の後
続のワークの列は、その前端のものが、昇降体に設けた
制止板に当接して、供給側ガイドレール上に制止され
る。
昇降体が下降位置まで下降した後、各プッシュロツドが
作動して、各透孔内に保持されたワークを、中間ガイド
レール上に押し出す。ワークは、ん逐次、後続のワーク
に押されて前進し、中間ガイドレールを経て、それに連
接された処理側ガイドレールに沿って搬送され、所望の
処理が施される。
〔実施例〕
第1図は、本考案の装置の一実施例の縦断側面図、第2
図は、同実施例の要部を示す斜視図である。
この実施例は、ワーク(W)の成型加工を行なうプレス
機の下型に、2個のダイス穴を並列して設け、2個のワ
ーク(W)を同時に加工するようにした場合のもので、
ワーク(W)を、2本の搬送路に沿って搬送するように
してある。
ワーク(W)は、前端にテーパー部を形成した円柱状の
もので、図示の装置の手前に配設されたワークフィー
ダ、複数搬送路への分配装置、及び姿勢反転装置(いず
れも図示省略)を経て、供給側ガイドレール(1)の上
面に刻設した2本のガイド溝(2)の上に送り出され
る。
供給側ガイドレール(1)の前端の下方には、架台
(3)が設置され、架台(3)には、前方から、中間ガ
イドレール(6)、昇降体(4)及び押出し装置(5)
が設けられている。
昇降体(4)は、下板(7)、上板(8)及び左右1対
の側面板(9)で構成した、前後方向を向く角筒状部の
上面に、ワーク搬送方向と交差する制止板(10)を立設
してなり、下板(7)の中央部を、架台(3)に装着し
た昇降用エアシリンダ(11)のロッド(12)の先端に係
着してある。昇降用エアシリンダ(11)の作動により、
昇降体(4)は、実線示の下降位置と、2点鎖線示の上
昇位置とに、昇降させられる。
上板(8)の上面には、昇降体(4)が上昇したとき
に、供給側ガイドレール(1)の各ガイド溝(2)と整
合する2本のガイド溝(13)が刻設されている。
制止板(10)の下端部における各ガイド溝(13)と整合
する位置には、ワーク(W)が適宜の余裕をもつて遊嵌
され得る2個の透孔(14)が設けられている。
押出し装置(5)は、架台(3)の上面に固設された水
平の基板(15)、基板(15)の前端より立設された軸受
板(16)、基板(15)の上面後部に装着された押出し用
エアシリンダ(17)、エアシリンダ(17)のロッドの前
端に装着された連結部材(18)、及び後端が連結部材
(18)に固着され、かつ前端が軸受板(16)の穴に挿入
された2本のプッシユロッド(19)とで構成されてい
る。
各プッシュロッド(19)は、昇降体(4)が下降したと
きに、対応する透孔(14)と整合する位置に配置されて
おり、押出し用エアシリンダ(17)の作動により、透孔
(14)を経て、中間ガイドレール(6)の上面まで伸び
出すようになっている。
中間ガイドレール(6)は、架台(3)に立設した支柱
(21)に沿って昇降体(4)が下降したときに、その上
板(8)の上面と整合するように高さを定めたレール板
(20)を備え、レール板(20)の上面には、昇降体
(4)の各ガイド溝(13)と整合する2本のガイド溝
(22)(22)が設けられている。
レール板(20)の後端の一側には、1対の支板(23)を
立設してあり、支板(23)の上端には、昇降体(4)の
上方に突出する保持板(24)が設けられている。
保持板(24)の下面後端には、下方を向くストッパ(2
5)が止着されている。ストッパ(25)の位置は、昇降
体(4)が上昇して、供給側ガイドレール(1)上の最
前位のワーク(W)が透孔(14)に挿入したときに、こ
のワーク(W)の前端が当接して停止するように定めら
れている。
中間ガイドレール(6)の前端には、ワーク(W)を加
熱処理をするための高周波加熱炉(26)へ突入する水平
の処理側ガイドレール(27)が連設されている。処理部
側ガイドレール(27)には、供給側ガイドレール(1)
及び中間ガイドレール(6)のレール板(20)と同様
に、左右2本のガイド溝が設けられている。
中間ガイドレール(6)と処理側ガイドレール(27)と
の連接部の上方には、搬送されるワーク(W)がガイド
溝から逸脱するのを防止するためのカバー板(28)が設
けられている。
なお、図示の実施例では、上述の昇降体(4)、押出し
装置(5)及び中間ガイドレール(6)を、架台(3)
とともに、ワーク(W)の進行方向に向けてやや下傾さ
せてある。これは、比較的急傾斜で設置されている供給
側ガイドレール(1)から出るワーク(W)を、水平の
処理側ガイドレール(27)に、なるべく小さい傾斜角度
差をもって、円滑に移送するためである。
次に、上述実施例の作動要領を、第3図及び第4図に基
いて説明する。
第3図は、昇降体(4)が上限まで上昇して、透孔(1
4)が供給側ガイドレール(1)の前端と対向し、か
つ、押出し用エアシリンダ(17)が縮んで、プツシュロ
ッド(19)の前端が軸受板(16)の中に没入している状
態を示す。
供給側ガイドレール(1)上を滑降して供給されてきた
最前位のワーク(W)は、制止板(10)の透孔(14)並
びに昇降体(4)の上板(8)のガイド溝(13)内へ入
り、その前端がストッパ(15)に当接して停止してい
る。
後続のワーク(W)は、順次、前位のものに当接して、
供給側ガイドレール(1)のガイド溝(2)内に停止し
ている。
昇降用エアシリンダ(11)を縮めて、第4図のように、
昇降体(4)を下降させると、供給側ガイドレール
(1)上にある最前位のワーク(W)は、昇降体(4)
に立設した制止板(10)に当接して受止される。
なお、昇降体(4)が下降したときには、ガイド溝(1
3)に入っているワーク(W)は、プッシュロッド(1
9)の軸線と整合し、かつ上板(8)の上面は、中間ガ
イドレール(6)のレール板(20)の上面と同じ高さに
なる。
そこで、第4図に示すように、押出し用エアシリンダ
(17)を作動させてプツシュロツド(19)を、透孔(1
4)を経て、中間ガイドレール(6)の上面まで伸び出
させれば、上板(8)のガイド溝(13)内に保持されて
いたワーク(W)は、プッシュロッド(19)に押され
て、レール板(20)のガイド溝(22)上に移送される。
このとき、中間ガイドレール(6)及び処理側ガイドレ
ール(27)上に、既に先行のワーク列が存在している
と、新たなワーク(W)が送り込まれることにより、先
行のワーク列は押されて、ワーク(W)1個分の長さだ
け前進する。
かくして、昇降体(4)の昇降駆動、及びプッシュロッ
ド(19)の往復駆動を、所要のタイミングで反復するこ
とにより、ワーク(W)は、1個ずつ高周波加熱炉(2
6)へ送り込まれ、加熱された後、処理側ガイドレール
(27)の前端から1個ずつ排出される。
排出されたワーク(W)は、適宜の手段によりプレス機
まで搬送され、所要の熱間搾出加工を施して、エンジン
バルブに成型される。
上述の実施例では、昇降体(4)、プッシュ押出し装置
(5)及び中間ガイドレール(6)を、架台(3)とと
もに、比較的急傾斜の供給側ガイドレール(1)と水平
な処理部ガイドレール(27)との、中間の角度で傾斜さ
せて設置してあるが、これは、前述のように、ワーク
(W)がスムースに送られるようにするためであり、も
し、供給側ガイドレール(1)から、上昇位置の昇降体
(4)のガイド溝(13)に対するワーク(W)の移行に
支障がなければ、これらの装置を、処理側ガイドレール
(27)と平行な水平位置に設置してもよい。
〔考案の効果〕
(1)給送装置の移動部分を、すべて加熱炉の外部に配
置し、炉内の被加熱領域には、ガイドレールを固定的に
設置するのみで、移動部品を設けていないため、各移動
部品が熱の影響を受けることがなく、安定した作動状態
を確保することができる。
(2)押出しと昇降の2組の移動部分は、単純な直線的
往復運動をさせるだけであるから、きわめて簡易な構成
をもって、多数のワークを、順次、加熱炉を通して搬送
することができる。
(3)複数のワークを側方に並べて供給するのに、昇降
体のストロークは一定のままでよいから、構造的に簡単
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の縦断側面図、 第2図は、同実施例の要部を示す斜視図、 第3図及び第4図は、同実施例の作動プロセスの説明図
である。 (1)供給側ガイドレール (2)ガイド溝 (3)架台 (4)昇降体 (5)押出し装置 (6)中間ガイドレール (7)下板 (8)上板 (9)側面板 (10)制止板 (11)昇降用エアシリンダ (13)ガイド溝 (14)透孔 (15)基板 (16)軸受板 (17)押出し用エアシリンダ (19)プッシュロッド (20)レール板 (22)ガイド溝 (24)保持板 (25)ストッパ (26)高周波加熱炉 (27)処理側ガイドレール (28)カバー板 (W)ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 稲福 併 神奈川県藤沢市石川2958番地 富士バルブ 株式会社藤沢工場内 (56)参考文献 特開 昭50−58768(JP,A) 実開 昭50−121382(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に、多数のワークを順次滑降させて搬
    送するための側方に並ぶ複数のガイド溝を備え、かつ前
    部を下傾して設置された供給側ガイドレールと、 供給側ガイドレールの前端に近接して、昇降可能に配設
    され、上昇位置では前記各ガイド溝と整合して、ワーク
    が遊嵌しうる複数の透孔を下端部に有し、かつ下降位置
    では、前記供給側ガイドレールの各ガイド溝内の最前位
    のワークが同時に当接するようにした制止板を備える昇
    降体と、 この昇降体を、上記上昇位置と下降位置の範囲で昇降さ
    せるための昇降駆動手段と、 上記制止板の前方に設けられ、供給側ガイドレールの前
    端から、上昇位置における上記制止板の各透孔内に進入
    したワークの前端を受止して、各ワークを上記透孔内に
    保持するようになっているストッパと、 上記供給側ガイドレールの下方で、下降位置における上
    記昇降体の各透孔の軸線と整合する位置に配設され、下
    降位置にある上記各透孔内に保持されたワークの後端か
    ら離間する待機位置と、下降位置における上記各透孔を
    貫通して前方へ突出して、各ワークを排出側ガイドレー
    ル上に押し出す作動位置とに、往復駆動される複数のプ
    ッシュロッドと、 このプッシュロッドを、往復駆動する駆動手段と、 上面に、搬送方向に沿い、かつ側方に並ぶ複数のガイド
    溝が形成され、上記各透孔から押し出されたワークが、
    上記各ガイド溝に進入するようになっている中間ガイド
    レールと、 中間ガイドレールの前端に連設され、上面に中間ガイド
    レールの各ガイド溝と整合する複数のガイド溝が形成さ
    れ、かつ、高熱処理装置を貫通する搬送経路に沿って設
    けられた処理側ガイドレール とよりなることを特徴とする複数のワークの高熱処理装
    置への同時供給装置。
JP1989135368U 1989-11-24 1989-11-24 複数のワークの高熱処理装置への同時供給装置 Expired - Fee Related JPH0738261Y2 (ja)

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JPH0374521U JPH0374521U (ja) 1991-07-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5321588B2 (ja) * 1973-09-25 1978-07-04
JPS5324923Y2 (ja) * 1974-03-18 1978-06-26

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