JPH0738308U - ばね座金及びばね座金付き羽子板金物 - Google Patents
ばね座金及びばね座金付き羽子板金物Info
- Publication number
- JPH0738308U JPH0738308U JP068516U JP6851693U JPH0738308U JP H0738308 U JPH0738308 U JP H0738308U JP 068516 U JP068516 U JP 068516U JP 6851693 U JP6851693 U JP 6851693U JP H0738308 U JPH0738308 U JP H0738308U
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- bolt
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ナットに加わる押圧力を円周方向に沿って均一
化したばね座金を提供する。 【構成】座ぐり5の底5Aに当接する方形の第一構成板
20と、ボルト9の頭部17に当接する方形の第二構成
板21とを平行に配置し、第一構成板20と第二構成板
21とを接続した傾斜板22とを有し、第一構成板20
と第二構成板21と傾斜板22とを厚さ方向に貫通した
同心状の孔23を設けた。
化したばね座金を提供する。 【構成】座ぐり5の底5Aに当接する方形の第一構成板
20と、ボルト9の頭部17に当接する方形の第二構成
板21とを平行に配置し、第一構成板20と第二構成板
21とを接続した傾斜板22とを有し、第一構成板20
と第二構成板21と傾斜板22とを厚さ方向に貫通した
同心状の孔23を設けた。
Description
【0001】
本考案は建築物の木材同士、例えば柱と梁の結合部等に用いるばね座金及びば ね座金付き羽子板金物に関する。
【0002】
図2(A)は従来のばね座金付き羽子板金物を示す正面断面図、(B)は(A )拡大断面図である。第一木材、例えば梁100の端部を保持した第二木材、例 えば胴差し101は、柱102,103の間に固定してある。胴差し101には 座ぐり104に通じる軸穴105を設けてある。
【0003】 梁100と胴差し101とを固定した羽子板金物106は、羽子板107と、 羽子板107に溶接固定したボルト108とを有する。羽子板107はボルト1 10により梁100に固定してある。
【0004】 ボルト110は軸穴105を介して座ぐり104に到達し、座ぐり104側の 端部にはめねじ111を形成してある。ボルト110には座ぐり104の底部1 12に当接する座金113とばね座金114とを装着してあるとともに、ナット 115で締め付けてある。
【0005】 ばね座金114は(B)のように一部を切断したほぼ環状体であり、切断端部 114A同士がボルト108の軸心方向に最も離れた位置にある。
【0006】 柱102,103及び胴差し101の側面には外装板116が取り付けられ、 座ぐり104を覆っている。
【0007】 上記構成の羽子板金物106は次のようにして取り付けられる。まず、ボルト 108を軸穴105に挿入し、ボルト110で羽子板107を固定する。
【0008】 次に、ボルト110に座金113,ばね座金114を装着した後、ナット11 5により締め付けてばね座金114を圧縮し、ばね座金114を扁平状に弾性変 形させる。
【0009】 その結果、ばね座金114は弾性復元力で切断端部114Aをナット115, 座金113に圧接し、ナット115をボルト108の軸心方向に押すことでナッ ト115の緩み止めを行う。
【0010】 一方、梁100,胴差し101は木材であるため、乾燥収縮が発生する。
【0011】
しかし、従来のばね座金114は梁110や胴差し101が乾燥収縮した場合 、切断端部114A同士がナット115,ばね座金113に点接触した状態にな るためナット115に対して加わる押圧力が円周方向に不均一となり、ナット1 15の緩みが発生する虞れがあった。
【0012】 本考案は上記課題を解決するためのもので、ボルトの頭部またはナットに加わ る押圧力を円周方向に沿って均一化したばね座金及びばね座金付き羽子板金物を 提供することを目的としている。
【0013】
上記目的を達成するため請求項1記載の考案は、 木材に取り付けるボルトの軸部に装着され、前記木材に当接する方形の第一構 成板と、 前記軸部に装着され、前記ボルトの頭部またはナットに当接する方形の第二構 成板とを平行に配置し、前記第一構成板の一側縁と、 第二構成板における前記一側縁の反対に位置する一側縁とを接続した傾斜板と を有し、前記第一構成板と前記第二構成板と前記傾斜板とを厚さ方向に貫通した 同心状の孔を設けた。
【0014】 また請求項2記載の考案は、第一木材に固定する羽子板と、この羽子板に設け た孔と、孔に挿入して前記羽子板を第一木材に固定するねじ部材と、前記羽子板 に設けられ、かつ、第二木材の軸穴及び座ぐりに配置されるボルトとを有し、 前記羽子板にめねじを設け、前記ボルトの前記羽子板側の端部に前記めねじに ねじ込まれるおねじを設け、前記ボルトの座ぐり側の端部に頭部を設けるととも に、 前記座ぐりの底と前記頭部との間に、前記ボルトの軸部に装着したばね座金を 設け、このばね座金は、前記座ぐりの底に当接する方形の第一構成板と、前記頭 部に当接する方形の第二構成板とを平行に配置してなり、 前記第一構成板の一側縁と、前記第二構成板における前記一側縁の反対に位置 する一側縁とを接続した傾斜板とを有し、前記第一構成板と前記第二構成板と前 記傾斜板とを厚さ方向に貫通した同心状の孔を設けた。
【0015】
請求項1記載の考案は、傾斜板の弾性復元力により第一構成板と第二構成板と が木材とボルトの頭部またはナットに面接触し、押圧力が円周方向均一化される 。
【0016】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案の作用に加え、孔とねじ部材との 寸法差は、ボルトの締め付け完了時に羽子板に対してボルトの軸心方向の牽引力 が働いて寸法差分羽子板だけ軸心方向に移動することで吸収する。
【0017】
図1(A)は本考案の一実施例のばね座金付き羽子板金物を示す正面断面図、 (B)は図1の拡大断面図である。
【0018】 第一木材、例えば梁1の端部を保持した第二木材、例えば胴差し2は、柱3, 4の間に固定してある。胴差し2には座ぐり5に通じる軸穴6を設けてある。
【0019】 梁1と胴差し2とを固定した羽子板金物7は羽子板8とボルト9とを有する。 羽子板8の一端側には厚さ方向に貫通した孔10と、梁1に当接する面に突出し た爪11とを設けてあり、他端側にはめねじ12を有するナット13を溶接固定 してある。
【0020】 羽子板8は孔10に挿入したねじ部材14により梁1に対して締め付け固定さ れる。孔10の径はねじ部材14の軸部の径変動に対応できるように大きめに設 定されている。
【0021】 ボルト9は軸穴6に挿入した軸部15を有し、軸部15の一端側にはめねじ1 2にねじ込まれるおねじ16を形成してある。軸部15の他端側には頭部17を 設けてあり、軸部15にはばね座金19を装着してある。ばね座金19は、座ぐ り5の底5A及び頭部17に当接している。
【0022】 ばね座金19は(B)に示すように底5Aに当接する方形の第一構成板20と 、頭部17に当接する方形の第二構成板21とを平行に配置してなり、第一構成 板20の一側縁と、第二構成板21における第一構成板20の一側縁の反対に位 置する一側縁とを接続した傾斜板22とを有する断面Z形に一体成形してある。
【0023】 第一構成板20と第二構成板21と傾斜板22には、厚さ方向に貫通した同心 状の長孔23を設けてある。なお、胴差し2、柱3,4の側面には外装板24を 取り付けてある。
【0024】 上記構成の羽子板金物7は、まず羽子板8だけを梁1の正面に当接し、ねじ部 材14を締め付けて梁1に固定すると、爪11が梁1に食い込む。
【0025】 次に、ボルト9の軸部15にばね座金19を装着した後、軸部15を座ぐり5 を介して軸穴6に挿入し、手作業によりおねじ16をめねじ12にねじ込んで仮 止めし、頭部17をインパクトレンチで回転させてボルト9を締め付け、ばね座 金19が完全に圧縮された時点で締め付けが完了する。
【0026】 ばね座金19は弾性復元力により頭部17に対して軸部15の軸心方向Aの押 圧力を加え、ボルト9の緩み止めを行う。
【0027】 そして、梁1や胴差し2が乾燥収縮した場合も、ばね座金19が弾性復元力で 頭部17に押圧されて収縮を吸収する。さらに、本実施例では第一構成板20と 第二構成板21とが平行に配置してあるため、傾斜板22の弾性復元力により第 一構成板20と第二構成板21とが底5Aと頭部17に面接触し、頭部17に加 わる押圧力が円周方向に均一化され、ボルト9の緩みは発生しない。
【0028】 孔10と軸部15とに寸法差があると、ボルト9の締め付け完了時に羽子板8 に対して軸心方向Aの牽引力が働いて羽子板8だけが軸心方向Aに移動すること で吸収する。このため、頭部17は胴差し2の側面2Aの内方に位置し、外装板 24の平坦性を確保できる。
【0029】 なお、ばね座金19と底5Aとの間に、通常の座金を装着してもよいが、本実 施例の第一構成板20と第二構成板21とを平行に配置してあるため第一構成板 20が座金の役割を兼備し設けなくともなんら支障はない。
【0030】 また本実施例では、ボルト9を締め付けて軸心方向Aに沿って移動する構成で あるため、軸部15が長目のものを使用しても胴差し2の厚さに関わり無く頭部 17が側面24から突出することはない。
【0031】 更に、ばね座金19を用いる羽子板金物としては、図示実施例のものに限らず 、羽子板に溶接したボルトの他端側におねじを形成し、このおねじに座ぐり部に 配置されるナットを装着する構成であってもよい。
【0032】 なお、本実施例の適用部位としては例えば建築物の土台,軒桁,等でもよい。
【0033】
以上のように請求項1記載の考案は、木材に取り付けるボルトの軸部に装着さ れ、前記木材に当接する方形の第一構成板と、 前記軸部に装着され、前記ボルトの頭部またはナットに当接する方形の第二構 成板とを平行に配置し、 前記第一構成板の一側縁と、第二構成板における前記一側縁の反対に位置する 一側縁とを接続した傾斜板とを有し、前記第一構成板と前記第二構成板と前記傾 斜板とを厚さ方向に貫通した同心状の孔を設けた。
【0034】 このため、傾斜板の弾性復元力により第一構成板と第二構成板とが木材とナッ トまたはボルトの頭部に面接触し、ナットまたはボルトに加わる押圧力が円周方 向均一化され、ボルトまたはナットの緩みは発生しない。
【0035】 請求項2記載の考案は、第一木材に固定する羽子板と、この羽子板に設けた孔 と、孔に挿入して前記羽子板を第一木材に固定するねじ部材と、前記羽子板に設 けられ、かつ、第二木材の軸穴及び座ぐりに配置されるボルトとを有し、 前記羽子板にめねじを設け、前記ボルトの前記羽子板側の端部に前記めねじに ねじ込まれるおねじを設け、前記ボルトの座ぐり側の端部に頭部を設けるととも に、前記座ぐりの底と前記頭部との間に、前記ボルトの軸部に装着したばね座金 を設け、 このばね座金は、前記座ぐりの底に当接する方形の第一構成板と、前記頭部に 当接する方形の第二構成板とを平行に配置してなり、前記第一構成板の一側縁と 、前記第二構成板における前記一側縁の反対に位置する一側縁とを接続した傾斜 板とを有し、前記第一構成板と前記第二構成板と前記傾斜板とを厚さ方向に貫通 した同心状の孔を設けた。
【0036】 このため、請求項1記載の考案の効果に加え、孔とねじ部材との寸法差は、ボ ルトの締め付け完了時に羽子板に対してボルトの軸心方向の牽引力が働いて寸法 差分羽子板だけ軸心方向に移動することで吸収するから、頭部は第二木材の側面 から突出しない。
【0037】 また、ボルトを軸部の軸心方向に沿って移動する構成であるため、軸部が長目 のものを使用しても第二木材の厚さに関わり無く頭部が第二木材から突出するこ とはない。
【図1】(A)は本考案の一実施例の正面断面図、
(B)は(A)の拡大断面図である。
(B)は(A)の拡大断面図である。
【図2】(A)は従来の座金付き羽子板金物の正面断面
図、(B)は(A)の拡大断面図である。
図、(B)は(A)の拡大断面図である。
1 梁 2 胴差し 5 座ぐり 5A 座ぐりの底 6 軸穴 7 羽子板金物 8 羽子板 9 ボルト 10 ねじ部材 12 めねじ 15 軸部 16 おねじ 17 頭部 19 ばね座金 20 第一構成板 21 第二構成板 22 傾斜板 23 孔
Claims (2)
- 【請求項1】 木材に取り付けるボルトの軸部に装着さ
れ、前記木材に当接する方形の第一構成板と、前記軸部
に装着され、前記ボルトの頭部またはナットに当接する
方形の第二構成板とを平行に配置し、前記第一構成板の
一側縁と、第二構成板における前記一側縁の反対に位置
する一側縁とを接続した傾斜板とを有し、前記第一構成
板と前記第二構成板と前記傾斜板とを厚さ方向に貫通し
た同心状の孔を設けたことを特徴とするばね座金。 - 【請求項2】 第一木材に固定する羽子板と、この羽子
板に設けた孔と、孔に挿入して前記羽子板を第一木材に
固定するねじ部材と、前記羽子板に設けられ、かつ、第
二木材の軸穴及び座ぐりに配置されるボルトとを有し、
前記羽子板にめねじを設け、前記ボルトの前記羽子板側
の端部に前記めねじにねじ込まれるおねじを設け、前記
ボルトの座ぐり側の端部に頭部を設けるとともに、前記
座ぐりの底と前記頭部との間に、前記ボルトの軸部に装
着したばね座金を設け、このばね座金は、前記座ぐりの
底に当接する方形の第一構成板と、前記頭部に当接する
方形の第二構成板とを平行に配置してなり、前記第一構
成板の一側縁と、前記第二構成板における前記一側縁の
反対に位置する一側縁とを接続した傾斜板とを有し、前
記第一構成板と前記第二構成板と前記傾斜板とを厚さ方
向に貫通した同心状の孔を設けたことを特徴とするばね
座金付き羽子板金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP068516U JPH0738308U (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ばね座金及びばね座金付き羽子板金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP068516U JPH0738308U (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ばね座金及びばね座金付き羽子板金物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738308U true JPH0738308U (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=13375967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP068516U Pending JPH0738308U (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ばね座金及びばね座金付き羽子板金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738308U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277995A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Watanabe Tekkosho:Kk | 耐震ブレース |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP068516U patent/JPH0738308U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277995A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Watanabe Tekkosho:Kk | 耐震ブレース |
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