JPH0738504A - 光信号の復調方法および光信号送受信回路 - Google Patents
光信号の復調方法および光信号送受信回路Info
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- JPH0738504A JPH0738504A JP5200238A JP20023893A JPH0738504A JP H0738504 A JPH0738504 A JP H0738504A JP 5200238 A JP5200238 A JP 5200238A JP 20023893 A JP20023893 A JP 20023893A JP H0738504 A JPH0738504 A JP H0738504A
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- optical
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- optical signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信側のAPC回路および受信側のAGC回
路を不要とし、光信号送受信回路の回路規模の縮小およ
び消費電力の低減を図る。 【構成】 送信ディジタル信号を正論理におけるRZ形
式とし、そのポジティブ・エッジおよびネガティブ・エ
ッジに対応する一対の光パルス信号を一対のレーザダイ
オードにより発生し、受信側に送信する。この一対の光
パルス信号を受信側において一対のフォトディテクタP
D1、PD2により受光し、それらの出力信号をフリッ
プフロップ回路にトリガ入力することにより、光パルス
信号を復調する。
路を不要とし、光信号送受信回路の回路規模の縮小およ
び消費電力の低減を図る。 【構成】 送信ディジタル信号を正論理におけるRZ形
式とし、そのポジティブ・エッジおよびネガティブ・エ
ッジに対応する一対の光パルス信号を一対のレーザダイ
オードにより発生し、受信側に送信する。この一対の光
パルス信号を受信側において一対のフォトディテクタP
D1、PD2により受光し、それらの出力信号をフリッ
プフロップ回路にトリガ入力することにより、光パルス
信号を復調する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光信号の復調方法お
よび光信号送受信回路に関し、特に、システム機器間ま
たはシステム機器内における信号伝送を行う場合に適用
して好適なものである。
よび光信号送受信回路に関し、特に、システム機器間ま
たはシステム機器内における信号伝送を行う場合に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータなどのシステム機器の高性能化および小型化が将
来に向けて要求されている。また、様々なメディアの出
現により、これらのシステム機器間の高速かつ大容量伝
送の要求も高まってきている。これに呼応して、システ
ム機器間あるいはシステム機器内に、光を用いた信号伝
送技術が導入され始めている。これは、現状の電気的配
線を用いる限り、伝送歪み、伝送損失、相互干渉などの
問題により、信号の超高速伝送化あるいは大容量伝送化
が極めて難しいためである。また、さらに将来において
は、LSIやICの高性能化や高集積化の進展に伴い電
気的配線が限界に近づくことにより、システム機器内に
搭載される半導体チップ間や回路基板間などへもこれら
の光信号伝送技術が波及していくことが予想され、その
ような観点での研究が既に活発化し始めている。
ュータなどのシステム機器の高性能化および小型化が将
来に向けて要求されている。また、様々なメディアの出
現により、これらのシステム機器間の高速かつ大容量伝
送の要求も高まってきている。これに呼応して、システ
ム機器間あるいはシステム機器内に、光を用いた信号伝
送技術が導入され始めている。これは、現状の電気的配
線を用いる限り、伝送歪み、伝送損失、相互干渉などの
問題により、信号の超高速伝送化あるいは大容量伝送化
が極めて難しいためである。また、さらに将来において
は、LSIやICの高性能化や高集積化の進展に伴い電
気的配線が限界に近づくことにより、システム機器内に
搭載される半導体チップ間や回路基板間などへもこれら
の光信号伝送技術が波及していくことが予想され、その
ような観点での研究が既に活発化し始めている。
【0003】このような近距離での光信号伝送において
は、距離が短くなるほど伝送線の接続本数が増大するた
め、1接続当たりの伝送回路規模の縮小が集積化や消費
電力の低減の観点から不可欠となってくる。
は、距離が短くなるほど伝送線の接続本数が増大するた
め、1接続当たりの伝送回路規模の縮小が集積化や消費
電力の低減の観点から不可欠となってくる。
【0004】図21は現在最もよく使われている光信号
送受信回路のブロック図を示し、図21Aは光信号送信
回路を、図21Bは光信号受信回路を示す。
送受信回路のブロック図を示し、図21Aは光信号送信
回路を、図21Bは光信号受信回路を示す。
【0005】図21Aに示すように、この光信号送信回
路においては、送信するディジタル信号が論理回路10
1に入力され、この論理回路101の出力信号がレーザ
ダイオード(LD)ドライバ102に供給される。そし
て、このLDドライバ102の出力信号によりレーザダ
イオードLDが駆動され、光信号としての出力光(h
ν)が得られる。
路においては、送信するディジタル信号が論理回路10
1に入力され、この論理回路101の出力信号がレーザ
ダイオード(LD)ドライバ102に供給される。そし
て、このLDドライバ102の出力信号によりレーザダ
イオードLDが駆動され、光信号としての出力光(h
ν)が得られる。
【0006】この図21Aに示す光信号送信回路におい
ては、発光素子としてのレーザダイオードLDの出力光
の安定化を図るために、光出力モニタ用のフォトディテ
クタ(図示せず)による帰還制御を行うAPC(Automa
tic Power Control)回路103が不可欠である。これ
は、一般に発光素子の出力特性は入力電気信号の粗密度
に大きく依存するためである。例えば、この例のように
発光素子がレーザダイオードである場合には、図22に
示すように、光出力対注入電流特性(いわゆるL−I特
性)は、DC駆動、すなわちCW駆動する場合とパルス
駆動する場合とで大きく異なる。その原因は、主に、単
位時間当たりの注入電流(電力)の差に基づく、レーザ
ダイオードのpn接合の温度上昇の相違による。特に、
CW駆動では、図22にも示したように、発振しきい値
電流の上昇や微分効率の悪化による特性劣化や光出力の
低下が著しい。
ては、発光素子としてのレーザダイオードLDの出力光
の安定化を図るために、光出力モニタ用のフォトディテ
クタ(図示せず)による帰還制御を行うAPC(Automa
tic Power Control)回路103が不可欠である。これ
は、一般に発光素子の出力特性は入力電気信号の粗密度
に大きく依存するためである。例えば、この例のように
発光素子がレーザダイオードである場合には、図22に
示すように、光出力対注入電流特性(いわゆるL−I特
性)は、DC駆動、すなわちCW駆動する場合とパルス
駆動する場合とで大きく異なる。その原因は、主に、単
位時間当たりの注入電流(電力)の差に基づく、レーザ
ダイオードのpn接合の温度上昇の相違による。特に、
CW駆動では、図22にも示したように、発振しきい値
電流の上昇や微分効率の悪化による特性劣化や光出力の
低下が著しい。
【0007】このような発光素子の基本特性により、送
信するディジタル信号のオンの率が高くなると(すなわ
ち、例えば「1」がずっと続くような信号では)光出力
は自動的に低下し、逆に、オフの率が高くなると(すな
わち、例えば「0」がずっと続くような信号では)光出
力は上昇してしまう。従って、これを防止するためにA
PC回路103が不可欠となるのである。
信するディジタル信号のオンの率が高くなると(すなわ
ち、例えば「1」がずっと続くような信号では)光出力
は自動的に低下し、逆に、オフの率が高くなると(すな
わち、例えば「0」がずっと続くような信号では)光出
力は上昇してしまう。従って、これを防止するためにA
PC回路103が不可欠となるのである。
【0008】以上のことは図21Bに示す光信号受信回
路においても同様であり、送信側での光出力変動や受光
素子自体の温度変化による利得の変動を抑えるため、通
常、AGC(Automatic Gain Control)回路が用いられ
る。すなわち、図21Bに示すように、この光信号受信
回路においては、図21Aに示す光信号送信回路から送
信される光信号(hν)がフォトディテクタPDで受信
され、このフォトディテクタPDから出力される電気信
号が前置増幅回路201で増幅された後にAGC回路2
02に入力されて利得制御が行われる。このAGC回路
202の出力信号は後段増幅回路203に入力されて増
幅される。このようにして得られる等化増幅信号から、
クロック回復回路204によりタイミング信号が抽出さ
れ、このタイミング信号の時点で、識別再生回路205
においてパルスの有無(「1」、「0」)の判定がなさ
れて識別再生が行われる。これによって、図21Aに示
す光信号送信回路に入力された元のディジタル信号が復
調される。
路においても同様であり、送信側での光出力変動や受光
素子自体の温度変化による利得の変動を抑えるため、通
常、AGC(Automatic Gain Control)回路が用いられ
る。すなわち、図21Bに示すように、この光信号受信
回路においては、図21Aに示す光信号送信回路から送
信される光信号(hν)がフォトディテクタPDで受信
され、このフォトディテクタPDから出力される電気信
号が前置増幅回路201で増幅された後にAGC回路2
02に入力されて利得制御が行われる。このAGC回路
202の出力信号は後段増幅回路203に入力されて増
幅される。このようにして得られる等化増幅信号から、
クロック回復回路204によりタイミング信号が抽出さ
れ、このタイミング信号の時点で、識別再生回路205
においてパルスの有無(「1」、「0」)の判定がなさ
れて識別再生が行われる。これによって、図21Aに示
す光信号送信回路に入力された元のディジタル信号が復
調される。
【0009】上述のようなAGC回路202は、特に、
受光素子、すなわちフォトディテクタPDとしてアバラ
ンシェフォトダイオード(APD)などの増倍率が温度
に大きく依存するものを用いる場合には、不可欠であ
る。
受光素子、すなわちフォトディテクタPDとしてアバラ
ンシェフォトダイオード(APD)などの増倍率が温度
に大きく依存するものを用いる場合には、不可欠であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
光信号送受信回路においては、発光素子や受光素子の熱
的安定動作を図るためにはAPC回路やAGC回路が不
可欠であるので、光信号伝送において多数の接続を行う
場合、伝送回路のコンパクト化や低消費電力化を図る上
で大きな阻害要因となる。
光信号送受信回路においては、発光素子や受光素子の熱
的安定動作を図るためにはAPC回路やAGC回路が不
可欠であるので、光信号伝送において多数の接続を行う
場合、伝送回路のコンパクト化や低消費電力化を図る上
で大きな阻害要因となる。
【0011】一方、光信号伝送回路として、CMOS回
路と発光ダイオード(LED)とフォトトランジスタと
を用いて光パルス伝送を行うことにより低消費電力化を
図ったものが提案されている(Third Optoelectronics
Conference, Technical Digest,July 1990, 12D2-2)。
しかし、この場合には、CMOS、LEDおよびフォト
トランジスタのそれぞれの周波数帯域が100MHz程
度以下であるため、高速の光パルス伝送は不可能であ
る。また、低消費電力化は十分に図ることができるもの
の、送信側と受信側との双方にCR素子を用いているた
め、コンパクトなハイブリッドまたはモノリシックIC
化は困難である。特に、大きな容量(C)を得るために
大面積のキャパシタが必要な場合は、高密度化や高集積
化に著しい障害が生じる。
路と発光ダイオード(LED)とフォトトランジスタと
を用いて光パルス伝送を行うことにより低消費電力化を
図ったものが提案されている(Third Optoelectronics
Conference, Technical Digest,July 1990, 12D2-2)。
しかし、この場合には、CMOS、LEDおよびフォト
トランジスタのそれぞれの周波数帯域が100MHz程
度以下であるため、高速の光パルス伝送は不可能であ
る。また、低消費電力化は十分に図ることができるもの
の、送信側と受信側との双方にCR素子を用いているた
め、コンパクトなハイブリッドまたはモノリシックIC
化は困難である。特に、大きな容量(C)を得るために
大面積のキャパシタが必要な場合は、高密度化や高集積
化に著しい障害が生じる。
【0012】従って、この発明の目的は、送信側のAP
C回路および受信側のAGC回路が不要となることによ
り、光信号送受信回路の回路規模の縮小および消費電力
の低減を図ることができる光信号の復調方法を提供する
ことにある。
C回路および受信側のAGC回路が不要となることによ
り、光信号送受信回路の回路規模の縮小および消費電力
の低減を図ることができる光信号の復調方法を提供する
ことにある。
【0013】この発明の他の目的は、送信側のAPC回
路および受信側のAGC回路が不要となることにより、
回路規模の縮小および消費電力の低減を図ることができ
る光信号送受信回路を提供することにある。
路および受信側のAGC回路が不要となることにより、
回路規模の縮小および消費電力の低減を図ることができ
る光信号送受信回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明による光信号の復調方法は、送信側におい
て送信するリターンゼロ形式またはノンリターンゼロ形
式のディジタル信号のポジティブ・エッジおよびネガテ
ィブ・エッジに対応して一対の発光素子(LD1、LD
2)により発生された一対の光パルス信号を受信側にお
いて一対の受光素子(PD1、PD2)により受光し、
一対の受光素子(PD1、PD2)から出力される一対
のパルス信号をフリップフロップ回路(T11〜T1
4、R1 、R2 )にトリガ入力することにより光パルス
信号を復調するようにしたものである。
に、この発明による光信号の復調方法は、送信側におい
て送信するリターンゼロ形式またはノンリターンゼロ形
式のディジタル信号のポジティブ・エッジおよびネガテ
ィブ・エッジに対応して一対の発光素子(LD1、LD
2)により発生された一対の光パルス信号を受信側にお
いて一対の受光素子(PD1、PD2)により受光し、
一対の受光素子(PD1、PD2)から出力される一対
のパルス信号をフリップフロップ回路(T11〜T1
4、R1 、R2 )にトリガ入力することにより光パルス
信号を復調するようにしたものである。
【0015】この発明による光信号の復調方法の典型的
な一実施形態においては、ディジタル信号には少なくと
もクロック信号が含まれる。
な一実施形態においては、ディジタル信号には少なくと
もクロック信号が含まれる。
【0016】この発明による光信号の復調方法の好適な
一実施形態においては、ディジタル信号はクロック信号
であり、クロック信号とともにリターンゼロ形式または
ノンリターンゼロ形式の他のディジタル信号を送信す
る。
一実施形態においては、ディジタル信号はクロック信号
であり、クロック信号とともにリターンゼロ形式または
ノンリターンゼロ形式の他のディジタル信号を送信す
る。
【0017】この好適な一実施形態においては、送信側
において他のディジタル信号のポジティブ・エッジおよ
びネガティブ・エッジのうちのいずれか一方に対応して
発光素子(LD31〜LD3n)により発生された他の
光パルス信号を受信側において受光素子(PD1)によ
り受光し、受光素子(PD1)から発生される他のパル
ス信号および受信側において復調されたクロック信号を
用いて作成されるリセットパルスをフリップフロップ回
路(FF21〜FF2n)にトリガ入力することにより
他の光パルス信号を復調する。
において他のディジタル信号のポジティブ・エッジおよ
びネガティブ・エッジのうちのいずれか一方に対応して
発光素子(LD31〜LD3n)により発生された他の
光パルス信号を受信側において受光素子(PD1)によ
り受光し、受光素子(PD1)から発生される他のパル
ス信号および受信側において復調されたクロック信号を
用いて作成されるリセットパルスをフリップフロップ回
路(FF21〜FF2n)にトリガ入力することにより
他の光パルス信号を復調する。
【0018】この発明による光信号送受信回路は、送信
するリターンゼロ形式またはノンリターンゼロ形式のデ
ィジタル信号のポジティブ・エッジおよびネガティブ・
エッジに対応して一対の光パルス信号を発生させるため
の一対の発光素子(LD1、LD2)を有する光信号送
信回路と、一対の光パルス信号を受光するための一対の
受光素子(PD1、PD2)およびこの一対の受光素子
(PD1、PD2)から出力される一対のパルス信号が
トリガ入力されるフリップフロップ回路(T11〜T1
4、R1 、R2 )を有する光信号受信回路とを有するも
のである。
するリターンゼロ形式またはノンリターンゼロ形式のデ
ィジタル信号のポジティブ・エッジおよびネガティブ・
エッジに対応して一対の光パルス信号を発生させるため
の一対の発光素子(LD1、LD2)を有する光信号送
信回路と、一対の光パルス信号を受光するための一対の
受光素子(PD1、PD2)およびこの一対の受光素子
(PD1、PD2)から出力される一対のパルス信号が
トリガ入力されるフリップフロップ回路(T11〜T1
4、R1 、R2 )を有する光信号受信回路とを有するも
のである。
【0019】
【作用】この発明による光信号の復調方法によれば、送
信側においては発光素子がパルス駆動されることにより
発光素子の安定動作を図ることができ、一方、受信側に
おいては一対の光パルス信号によるトリガ入力フリップ
フロップ動作によりしきい値動作が可能になるため動作
マージンの向上を図ることができることから、送信側の
APC回路および受信側のAGC回路がいずれも不要と
なり、従って光信号送受信回路の回路規模の縮小および
消費電力の低減を図ることができる。
信側においては発光素子がパルス駆動されることにより
発光素子の安定動作を図ることができ、一方、受信側に
おいては一対の光パルス信号によるトリガ入力フリップ
フロップ動作によりしきい値動作が可能になるため動作
マージンの向上を図ることができることから、送信側の
APC回路および受信側のAGC回路がいずれも不要と
なり、従って光信号送受信回路の回路規模の縮小および
消費電力の低減を図ることができる。
【0020】この発明による光信号の復調方法の好適な
一実施形態によれば、受信側において復調されたクロッ
ク信号により他のディジタル信号のタイミング調整を行
うことができるので、信号伝送レートが高速になって
も、タイミングミスによる誤動作を防止することができ
る。すなわち、送信側から送信する複数のディジタル信
号の同時性を確保することができるため、十分高速な信
号伝送レートでも、クロックスキューなどの問題を防止
することができる。また、光信号送受信回路の部品点数
を大幅に低減することが可能になり、その結果、光信号
送受信回路の消費電力およびコストの大幅な低減、さら
には動作の信頼性の向上を図ることができる。
一実施形態によれば、受信側において復調されたクロッ
ク信号により他のディジタル信号のタイミング調整を行
うことができるので、信号伝送レートが高速になって
も、タイミングミスによる誤動作を防止することができ
る。すなわち、送信側から送信する複数のディジタル信
号の同時性を確保することができるため、十分高速な信
号伝送レートでも、クロックスキューなどの問題を防止
することができる。また、光信号送受信回路の部品点数
を大幅に低減することが可能になり、その結果、光信号
送受信回路の消費電力およびコストの大幅な低減、さら
には動作の信頼性の向上を図ることができる。
【0021】この発明による光信号送受信回路によれ
ば、送信側のAPC回路および受信側のAGC回路が不
要となることにより、回路規模の縮小および消費電力の
低減を図ることができる。
ば、送信側のAPC回路および受信側のAGC回路が不
要となることにより、回路規模の縮小および消費電力の
低減を図ることができる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、実施例の全図において、同一
または対応する部分には同一の符号を付す。
しながら説明する。なお、実施例の全図において、同一
または対応する部分には同一の符号を付す。
【0023】この発明の第1実施例による光信号送受信
回路においては、送信側においてレーザダイオードなど
の発光素子の安定動作化を図るために、送信するディジ
タル信号をリターンゼロ(RZ)形式とし、このRZ形
式のディジタル信号をそのポジティブ・エッジ(正論理
における低レベルから高レベルへの立ち上がり)および
ネガティブ・エッジ(正論理における高レベルから低レ
ベルへの立ち下がり)で微分し、その微分信号により発
光素子のパルス駆動を行う。
回路においては、送信側においてレーザダイオードなど
の発光素子の安定動作化を図るために、送信するディジ
タル信号をリターンゼロ(RZ)形式とし、このRZ形
式のディジタル信号をそのポジティブ・エッジ(正論理
における低レベルから高レベルへの立ち上がり)および
ネガティブ・エッジ(正論理における高レベルから低レ
ベルへの立ち下がり)で微分し、その微分信号により発
光素子のパルス駆動を行う。
【0024】この微分を行うための微分回路には様々な
ものがあるが、簡便な例としてCR微分回路がある。こ
のCR微分回路を用いた光パルス信号発生回路の一例を
図1に示す。図1において、T1、T2はトランジスタ
(FET)、RL ´、RL は抵抗、CL はキャパシタ、
LD1、LD2は発光素子としてのレーザダイオードを
示す。また、Vddは正極側の電源電圧、Vssは負極側の
電源電圧である。
ものがあるが、簡便な例としてCR微分回路がある。こ
のCR微分回路を用いた光パルス信号発生回路の一例を
図1に示す。図1において、T1、T2はトランジスタ
(FET)、RL ´、RL は抵抗、CL はキャパシタ、
LD1、LD2は発光素子としてのレーザダイオードを
示す。また、Vddは正極側の電源電圧、Vssは負極側の
電源電圧である。
【0025】この図1に示す光パルス信号発生回路にお
いては、トランジスタT1に入力される送信ディジタル
信号Dに応じて次段のトランジスタT2がオンした時、
レーザダイオードLD1を通してキャパシタCL に充電
電流が流れ、レーザダイオードLD1が発光する。ま
た、トランジスタT2がオフになった瞬間には、レーザ
ダイオードLD2を通してキャパシタCL から放電電流
が流れるため、レーザダイオードLD2が発光する。こ
の時の充放電のCR時定数は、レーザダイオードLD
1、LD2のオン抵抗をRO とすると、T=CL RO で
与えられる。典型的な例としてRO =20Ωとすると、
1GHz程度の信号の伝送のためには、最低でもT<1
nsが必要であり、この時には、CL <50pFとな
る。この程度のCL の値は、ちょうど薄膜キャパシタに
より得ることが可能な値であり、送信側のレーザダイオ
ード駆動用のドライバICにモノリシックに組み込むこ
とが可能である。
いては、トランジスタT1に入力される送信ディジタル
信号Dに応じて次段のトランジスタT2がオンした時、
レーザダイオードLD1を通してキャパシタCL に充電
電流が流れ、レーザダイオードLD1が発光する。ま
た、トランジスタT2がオフになった瞬間には、レーザ
ダイオードLD2を通してキャパシタCL から放電電流
が流れるため、レーザダイオードLD2が発光する。こ
の時の充放電のCR時定数は、レーザダイオードLD
1、LD2のオン抵抗をRO とすると、T=CL RO で
与えられる。典型的な例としてRO =20Ωとすると、
1GHz程度の信号の伝送のためには、最低でもT<1
nsが必要であり、この時には、CL <50pFとな
る。この程度のCL の値は、ちょうど薄膜キャパシタに
より得ることが可能な値であり、送信側のレーザダイオ
ード駆動用のドライバICにモノリシックに組み込むこ
とが可能である。
【0026】この第1実施例による光信号送受信回路に
おいては、受信側において、ディジタル信号の復調を行
うために、光入力フリップフロップ回路が用いられる。
この光入力フリップフロップ回路の一例を図2に示し、
その等価回路を図3に示す。図2において、T11、T
12、T13、T14はフリップフロップ回路を構成す
るトランジスタ(FET)、PD1、PD2は受光素子
としてのフォトディテクタ、R1 、R2 、R3 、R4 は
抵抗を示す。VPDはフォトディテクタPD1、PD2の
正極側の電源電圧である。
おいては、受信側において、ディジタル信号の復調を行
うために、光入力フリップフロップ回路が用いられる。
この光入力フリップフロップ回路の一例を図2に示し、
その等価回路を図3に示す。図2において、T11、T
12、T13、T14はフリップフロップ回路を構成す
るトランジスタ(FET)、PD1、PD2は受光素子
としてのフォトディテクタ、R1 、R2 、R3 、R4 は
抵抗を示す。VPDはフォトディテクタPD1、PD2の
正極側の電源電圧である。
【0027】今、この図2に示す光入力フリップフロッ
プ回路において、フォトディテクタPD1、PD2に、
例えば図4Aに示すようなRZ形式の送信ディジタル信
号Dのポジティブ・エッジ及びネガティブ・エッジに対
応してレーザダイオードLD1、LD2により発生され
た、図4Bおよび図4Cに示すような光パルス信号が入
力されたとする。この場合、フォトディテクタPD1に
光パルス信号が入力された瞬間、トランジスタT11は
オンとなり、それによってトランジスタT13はオフ、
トランジスタT12はオンとなる。この状態は、フォト
ディテクタPD1への光パルス信号入力がなくなってト
ランジスタT11がオフになっても、トランジスタT1
2、T13により保持される。この時、フリップフロッ
プ回路の出力Qは高レベル、反転出力バーQは低レベル
である。次に、フォトディテクタPD2に光パルス信号
が入力されると、トランジスタT14はオンとなり、ト
ランジスタT12はオフ、トランジスタT13はオンと
なる。この状態は、フォトディテクタPD2への光パル
ス信号入力がなくなってトランジスタT14がオフにな
っても、トランジスタT12、T13により保持され
る。この時、フリップフロップ回路の出力Qは低レベ
ル、反転出力バーQは高レベルとなる。以上のようにし
て、フリップフロップ回路の出力Q、反転出力バーQ
に、送信側から送信されたディジタル信号Dが復調され
る。
プ回路において、フォトディテクタPD1、PD2に、
例えば図4Aに示すようなRZ形式の送信ディジタル信
号Dのポジティブ・エッジ及びネガティブ・エッジに対
応してレーザダイオードLD1、LD2により発生され
た、図4Bおよび図4Cに示すような光パルス信号が入
力されたとする。この場合、フォトディテクタPD1に
光パルス信号が入力された瞬間、トランジスタT11は
オンとなり、それによってトランジスタT13はオフ、
トランジスタT12はオンとなる。この状態は、フォト
ディテクタPD1への光パルス信号入力がなくなってト
ランジスタT11がオフになっても、トランジスタT1
2、T13により保持される。この時、フリップフロッ
プ回路の出力Qは高レベル、反転出力バーQは低レベル
である。次に、フォトディテクタPD2に光パルス信号
が入力されると、トランジスタT14はオンとなり、ト
ランジスタT12はオフ、トランジスタT13はオンと
なる。この状態は、フォトディテクタPD2への光パル
ス信号入力がなくなってトランジスタT14がオフにな
っても、トランジスタT12、T13により保持され
る。この時、フリップフロップ回路の出力Qは低レベ
ル、反転出力バーQは高レベルとなる。以上のようにし
て、フリップフロップ回路の出力Q、反転出力バーQ
に、送信側から送信されたディジタル信号Dが復調され
る。
【0028】伝送損失や結合損失などにより十分に大き
な光パルス信号入力が得られない場合には、光入力フリ
ップフロップ回路として、図5および図7に示すよう
な、フリップフロップ回路の入力部にバッファアンプを
挿入したものを使用することも有効である。ここで、図
5はフリップフロップ回路の入力部に電圧振幅アンプか
ら成るバッファアンプを使用した例を示し、トランジス
タT15、T16および抵抗R5 、R6 により一方の入
力部のバッファアンプが構成され、トランジスタT1
7、T18および抵抗R7 、R8 により他方の入力部の
バッファアンプが構成されている。図6に、この図5に
示す光入力フリップフロップ回路の等価回路を示す。一
方、図7はフリップフロップ回路の入力部に電流電圧変
換アンプ(トランスインピーダンスアンプ)から成るバ
ッファアンプを使用した例を示し、トランジスタT1
9、T20、T21および抵抗R9 、R10、R11により
一方の入力部のバッファアンプが構成され、トランジス
タT22、T23、T24および抵抗R12、R13、R14
により他方の入力部のバッファアンプが構成されてい
る。Rf1およびRf2は帰還抵抗を示す。図8に、この図
7に示す光入力フリップフロップ回路の等価回路を示
す。
な光パルス信号入力が得られない場合には、光入力フリ
ップフロップ回路として、図5および図7に示すよう
な、フリップフロップ回路の入力部にバッファアンプを
挿入したものを使用することも有効である。ここで、図
5はフリップフロップ回路の入力部に電圧振幅アンプか
ら成るバッファアンプを使用した例を示し、トランジス
タT15、T16および抵抗R5 、R6 により一方の入
力部のバッファアンプが構成され、トランジスタT1
7、T18および抵抗R7 、R8 により他方の入力部の
バッファアンプが構成されている。図6に、この図5に
示す光入力フリップフロップ回路の等価回路を示す。一
方、図7はフリップフロップ回路の入力部に電流電圧変
換アンプ(トランスインピーダンスアンプ)から成るバ
ッファアンプを使用した例を示し、トランジスタT1
9、T20、T21および抵抗R9 、R10、R11により
一方の入力部のバッファアンプが構成され、トランジス
タT22、T23、T24および抵抗R12、R13、R14
により他方の入力部のバッファアンプが構成されてい
る。Rf1およびRf2は帰還抵抗を示す。図8に、この図
7に示す光入力フリップフロップ回路の等価回路を示
す。
【0029】なお、図2、図5および図7にそれぞれ示
す光入力フリップフロップ回路においては、トランジス
タとしてFETを用いているが、このFETとしては、
シリコンMOSFETやGaAsFETなどを用いるこ
とができる。さらに、図3、図6および図8にそれぞれ
示す等価回路からわかるように、図2、図5および図7
にそれぞれ示す光入力フリップフロップ回路は、Siバ
イポーラトランジスタによるTTLあるいはECL、S
iMOSFETによるCMOSあるいはn−MOS回
路、GaAsFETによるDCFL、SCFL、BFL
などのどのような論理回路を用いても実現可能である。
ここで、高速大容量伝送への応用の場合には、GaA
s、InGaAs、AlGaAs、InPなどの高電子
移動度を有する化合物半導体材料を用いたMESFE
T、JFET、HEMT、HBTなどの高速スイッチン
グ素子が好適に用いられる。
す光入力フリップフロップ回路においては、トランジス
タとしてFETを用いているが、このFETとしては、
シリコンMOSFETやGaAsFETなどを用いるこ
とができる。さらに、図3、図6および図8にそれぞれ
示す等価回路からわかるように、図2、図5および図7
にそれぞれ示す光入力フリップフロップ回路は、Siバ
イポーラトランジスタによるTTLあるいはECL、S
iMOSFETによるCMOSあるいはn−MOS回
路、GaAsFETによるDCFL、SCFL、BFL
などのどのような論理回路を用いても実現可能である。
ここで、高速大容量伝送への応用の場合には、GaA
s、InGaAs、AlGaAs、InPなどの高電子
移動度を有する化合物半導体材料を用いたMESFE
T、JFET、HEMT、HBTなどの高速スイッチン
グ素子が好適に用いられる。
【0030】また、図2、図5および図7にそれぞれ示
す光入力フリップフロップ回路におけるフォトディテク
タとしては、pinフォトダイオード、MSMフォトダ
イオード、光伝導体素子(フォトコンダクタ)などの寄
生容量の小さな受光素子が好適に用いられる。
す光入力フリップフロップ回路におけるフォトディテク
タとしては、pinフォトダイオード、MSMフォトダ
イオード、光伝導体素子(フォトコンダクタ)などの寄
生容量の小さな受光素子が好適に用いられる。
【0031】以上のように、この第1実施例によれば、
送信するディジタル信号を正論理におけるRZ形式と
し、送信側において図1に示すような、CR微分回路を
用いた光パルス信号発生回路を用いてこのRZ形式のデ
ィジタル信号のポジティブ・エッジおよびネガティブ・
エッジに対応した一対の光パルス信号を一対のレーザダ
イオードLD1、LD2により発生し、この一対の光パ
ルス信号を受信側に送信するようにしている。この場
合、レーザダイオードLD1、LD2はパルス駆動され
るので、レーザダイオードLD1、LD2のしきい値電
流の上昇や微分効率の悪化の問題がないほか、送信ディ
ジタル信号のオンまたはオフの率が高くなることによる
レーザダイオードLD1、LD2の光出力の低下または
上昇の問題もなく、レーザダイオードLD1、LD2の
安定動作を図ることができる。これによって、従来光出
力の安定化に不可欠であった、送信側のAPC回路が不
要になり、その分だけ光信号送信回路の回路規模の縮小
を図ることができる。
送信するディジタル信号を正論理におけるRZ形式と
し、送信側において図1に示すような、CR微分回路を
用いた光パルス信号発生回路を用いてこのRZ形式のデ
ィジタル信号のポジティブ・エッジおよびネガティブ・
エッジに対応した一対の光パルス信号を一対のレーザダ
イオードLD1、LD2により発生し、この一対の光パ
ルス信号を受信側に送信するようにしている。この場
合、レーザダイオードLD1、LD2はパルス駆動され
るので、レーザダイオードLD1、LD2のしきい値電
流の上昇や微分効率の悪化の問題がないほか、送信ディ
ジタル信号のオンまたはオフの率が高くなることによる
レーザダイオードLD1、LD2の光出力の低下または
上昇の問題もなく、レーザダイオードLD1、LD2の
安定動作を図ることができる。これによって、従来光出
力の安定化に不可欠であった、送信側のAPC回路が不
要になり、その分だけ光信号送信回路の回路規模の縮小
を図ることができる。
【0032】また、この第1実施例によれば、送信側か
ら送信される上述の一対の光パルス信号を受信側におい
て図2、図5または図7に示す光入力フリップフロップ
回路の一対のフォトディテクタPD1、PD2により受
光し、これらのフォトディテクタPD1、PD2からの
出力信号をフリップフロップ回路にトリガ入力すること
によりディジタル信号の復調を行うようにしているの
で、光パルストリガ入力フリップフロップ動作によりし
きい値動作が可能となり、動作マージンの向上を図るこ
とができる。これによって、従来不可欠であった、受信
側のAGC回路が不要になり、その分だけ光信号受信回
路の回路規模の縮小を図ることができる。しかも、この
第1実施例においては、光信号受信回路において、高密
度化および高集積化に適さないCR積分回路を用いてい
ない。
ら送信される上述の一対の光パルス信号を受信側におい
て図2、図5または図7に示す光入力フリップフロップ
回路の一対のフォトディテクタPD1、PD2により受
光し、これらのフォトディテクタPD1、PD2からの
出力信号をフリップフロップ回路にトリガ入力すること
によりディジタル信号の復調を行うようにしているの
で、光パルストリガ入力フリップフロップ動作によりし
きい値動作が可能となり、動作マージンの向上を図るこ
とができる。これによって、従来不可欠であった、受信
側のAGC回路が不要になり、その分だけ光信号受信回
路の回路規模の縮小を図ることができる。しかも、この
第1実施例においては、光信号受信回路において、高密
度化および高集積化に適さないCR積分回路を用いてい
ない。
【0033】以上により、光信号送受信回路全体の回路
規模を従来に比べて大幅に縮小することができ、これに
よって消費電力の大幅な低減を図ることができる。
規模を従来に比べて大幅に縮小することができ、これに
よって消費電力の大幅な低減を図ることができる。
【0034】この第1実施例による信号伝送方式は、中
遠距離光通信のように光導波路(光ファイバー)や中継
器による伝送損失や結合損失などが問題にならない距
離、すなわち近距離かつ接続本数が多数必要なシステム
機器間やシステム機器内の信号伝送に適用して好適なも
のである。
遠距離光通信のように光導波路(光ファイバー)や中継
器による伝送損失や結合損失などが問題にならない距
離、すなわち近距離かつ接続本数が多数必要なシステム
機器間やシステム機器内の信号伝送に適用して好適なも
のである。
【0035】ところで、上述の第1実施例においては、
送信するディジタル信号の各ビット当たり、信号のポジ
ティブ・エッジおよびネガティブ・エッジ双方に対応す
る二組の送受信部品、すなわちレーザダイオードLD
1、LD2およびフォトディテクタPD1、PD2が必
要となる。これは接続本数が少ない場合には問題になら
ないが、例えばICチップ間の光信号伝送のように、将
来非常に接続本数が増大すると考えられる場合において
は、時分割多重伝送を行ったとしても、接続本数の低減
には限界がある。そこで、次に、この問題を解決するこ
とができる第2実施例について説明する。
送信するディジタル信号の各ビット当たり、信号のポジ
ティブ・エッジおよびネガティブ・エッジ双方に対応す
る二組の送受信部品、すなわちレーザダイオードLD
1、LD2およびフォトディテクタPD1、PD2が必
要となる。これは接続本数が少ない場合には問題になら
ないが、例えばICチップ間の光信号伝送のように、将
来非常に接続本数が増大すると考えられる場合において
は、時分割多重伝送を行ったとしても、接続本数の低減
には限界がある。そこで、次に、この問題を解決するこ
とができる第2実施例について説明する。
【0036】上述の第1実施例においては、光信号送信
回路において、CR微分回路を用いて送信するディジタ
ル信号をそのポジティブ・エッジおよびネガティブ・エ
ッジで微分し、その微分信号によりレーザダイオードL
D1、LD2のパルス駆動を行っているのに対して、こ
の第2実施例においては、遅延回路を用いて送信するデ
ィジタル信号をそのポジティブ・エッジおよびネガティ
ブ・エッジで微分し、その微分信号によりレーザダイオ
ードLD1、LD2のパルス駆動を行う。
回路において、CR微分回路を用いて送信するディジタ
ル信号をそのポジティブ・エッジおよびネガティブ・エ
ッジで微分し、その微分信号によりレーザダイオードL
D1、LD2のパルス駆動を行っているのに対して、こ
の第2実施例においては、遅延回路を用いて送信するデ
ィジタル信号をそのポジティブ・エッジおよびネガティ
ブ・エッジで微分し、その微分信号によりレーザダイオ
ードLD1、LD2のパルス駆動を行う。
【0037】この第2実施例による光信号送受信回路の
受信側において用いられる光パルス信号発生回路を図9
に示す。図9に示すように、この光パルス信号発生回路
においては、与えられたクロック信号CK、バーCK
は、所定数のインバータ・ゲートから成る遅延回路DL
1を通され、これによってタイミングが所定時間遅れた
信号CKd、バーCKdが形成される。この時のこれら
の信号CKd、バーCKdの遅延時間τd は、インバー
タ・ゲート1個当たりのゲート遅延時間をτpd、ゲート
数をmとすると、τd =m×τpdとなる。図10A〜D
に、これらのクロック信号CK、バーCKおよび遅延ク
ロック信号CKd、バーCKdを示す。遅延回路DL1
から得られる遅延クロック信号CKdおよびクロック信
号バーCKはAND回路11の一方の入力および他方の
入力にそれぞれ入力され、遅延回路DL1から得られる
遅延クロック信号バーCKdおよびクロック信号CKは
AND回路12の一方の入力および他方の入力にそれぞ
れ入力される。この結果、AND回路11からはバーC
K*CKd(=CKn)の信号が出力され、AND回路
12からはCK*バーCKd(=CKp)の信号が出力
される。図10E、Fに、これらの信号CK*バーCK
d(=CKp)およびバーCK*CKd(=CKn)を
示す。この場合、AND回路12から出力される信号C
Kpがクロック信号CKのポジティブ・エッジに対応す
る微分パルス信号であり、AND回路11から出力され
る信号CKnがクロック信号CKのネガティブ・エッジ
に対応する微分パルス信号である。
受信側において用いられる光パルス信号発生回路を図9
に示す。図9に示すように、この光パルス信号発生回路
においては、与えられたクロック信号CK、バーCK
は、所定数のインバータ・ゲートから成る遅延回路DL
1を通され、これによってタイミングが所定時間遅れた
信号CKd、バーCKdが形成される。この時のこれら
の信号CKd、バーCKdの遅延時間τd は、インバー
タ・ゲート1個当たりのゲート遅延時間をτpd、ゲート
数をmとすると、τd =m×τpdとなる。図10A〜D
に、これらのクロック信号CK、バーCKおよび遅延ク
ロック信号CKd、バーCKdを示す。遅延回路DL1
から得られる遅延クロック信号CKdおよびクロック信
号バーCKはAND回路11の一方の入力および他方の
入力にそれぞれ入力され、遅延回路DL1から得られる
遅延クロック信号バーCKdおよびクロック信号CKは
AND回路12の一方の入力および他方の入力にそれぞ
れ入力される。この結果、AND回路11からはバーC
K*CKd(=CKn)の信号が出力され、AND回路
12からはCK*バーCKd(=CKp)の信号が出力
される。図10E、Fに、これらの信号CK*バーCK
d(=CKp)およびバーCK*CKd(=CKn)を
示す。この場合、AND回路12から出力される信号C
Kpがクロック信号CKのポジティブ・エッジに対応す
る微分パルス信号であり、AND回路11から出力され
る信号CKnがクロック信号CKのネガティブ・エッジ
に対応する微分パルス信号である。
【0038】次に、上述のクロック信号CK、バーCK
とともに送信するディジタル信号の各ビットのデータD
1〜Dnに対応する微分パルス信号は次のようにして得
られる。すなわち、図9に示すように、各ビットのデー
タD1〜Dnは所定数のインバータ・ゲートから成る遅
延回路DL21〜DL2nをそれぞれ通されてタイミン
グが所定時間遅らされた後、それぞれAND回路131
〜13nの一方の入力に入力される。これらのAND回
路131〜13nの他方の入力には、AND回路12か
ら出力される微分パルス信号CKpが入力される。この
結果、これらのAND回路131〜13nから、データ
D1〜Dnに対応する微分パルス信号が出力される。一
例として、図10G、Hに、データD1およびそのポジ
ティブ・エッジに対応する微分パルス信号を示す。
とともに送信するディジタル信号の各ビットのデータD
1〜Dnに対応する微分パルス信号は次のようにして得
られる。すなわち、図9に示すように、各ビットのデー
タD1〜Dnは所定数のインバータ・ゲートから成る遅
延回路DL21〜DL2nをそれぞれ通されてタイミン
グが所定時間遅らされた後、それぞれAND回路131
〜13nの一方の入力に入力される。これらのAND回
路131〜13nの他方の入力には、AND回路12か
ら出力される微分パルス信号CKpが入力される。この
結果、これらのAND回路131〜13nから、データ
D1〜Dnに対応する微分パルス信号が出力される。一
例として、図10G、Hに、データD1およびそのポジ
ティブ・エッジに対応する微分パルス信号を示す。
【0039】上述のようにしてAND回路11、12、
131〜13nからそれぞれ出力される電気的微分パル
ス信号は、これらのAND回路11、12、131〜1
3nに対応して設けられたLDドライバ21、22、2
31〜23nにそれぞれ供給される。そして、これらの
LDドライバ21、22、231〜23nによりレーザ
ダイオードLD1、LD2、LD23〜LD3nがそれ
ぞれパルス駆動され、それによって微分光パルス信号が
得られる。これらの微分光パルス信号は、例えば光ファ
イバのような光導波路WGを通って、図示省略した光信
号受信回路に送信される。
131〜13nからそれぞれ出力される電気的微分パル
ス信号は、これらのAND回路11、12、131〜1
3nに対応して設けられたLDドライバ21、22、2
31〜23nにそれぞれ供給される。そして、これらの
LDドライバ21、22、231〜23nによりレーザ
ダイオードLD1、LD2、LD23〜LD3nがそれ
ぞれパルス駆動され、それによって微分光パルス信号が
得られる。これらの微分光パルス信号は、例えば光ファ
イバのような光導波路WGを通って、図示省略した光信
号受信回路に送信される。
【0040】図9に示す光パルス信号発生回路における
遅延回路DL1、DL21〜DL2n、AND回路1
1、12、131〜13nおよびLDドライバ21、2
2、231〜23nをGaAsMESFETによるE
(Enhancement)/D(Depletion)構成のDCFL回路に
より構成した一例を図11に示す。
遅延回路DL1、DL21〜DL2n、AND回路1
1、12、131〜13nおよびLDドライバ21、2
2、231〜23nをGaAsMESFETによるE
(Enhancement)/D(Depletion)構成のDCFL回路に
より構成した一例を図11に示す。
【0041】次に、受信側での光パルス信号の復調方法
について説明する。この第2実施例による光信号送受信
回路の受信側においては、図2に示すと同様な構成の光
入力フリップフロップ回路が用いられる。今、図2にお
いて、例えば、トランジスタT11〜T14のしきい値
電圧Vth=0.2Vとするとともに、フリップフロップ
回路の負荷抵抗R1 (=R2 )=3kΩとし、フォトデ
ィテクタPD1の負荷抵抗R3 (=R4 )の値を変化さ
せたときの入力光電流による出力電圧(QおよびバーQ
の電圧)の変化の様子を図12に示す。図12に示すよ
うに、この例においては、R3 =3kΩの時、約0.2
mA=200μAの光電流に対して、十分なスイッチン
グ動作が行われることがわかる。また、フォトディテク
タPD1の感度を0.5A/Wと仮定すると、入力光の
出力約400μWで論理動作が可能となる。
について説明する。この第2実施例による光信号送受信
回路の受信側においては、図2に示すと同様な構成の光
入力フリップフロップ回路が用いられる。今、図2にお
いて、例えば、トランジスタT11〜T14のしきい値
電圧Vth=0.2Vとするとともに、フリップフロップ
回路の負荷抵抗R1 (=R2 )=3kΩとし、フォトデ
ィテクタPD1の負荷抵抗R3 (=R4 )の値を変化さ
せたときの入力光電流による出力電圧(QおよびバーQ
の電圧)の変化の様子を図12に示す。図12に示すよ
うに、この例においては、R3 =3kΩの時、約0.2
mA=200μAの光電流に対して、十分なスイッチン
グ動作が行われることがわかる。また、フォトディテク
タPD1の感度を0.5A/Wと仮定すると、入力光の
出力約400μWで論理動作が可能となる。
【0042】今、送信側においてクロック信号CKのポ
ジティブ・エッジおよびネガティブ・エッジに対応する
微分パルス信号CKpおよびCKnに対応して発生され
る光パルス信号をそれぞれ<CKp>、<CKn>と表
し、図2に示す光入力フリップフロップ回路のフォトデ
ィテクタPD1、PD2にそれぞれ光パルス信号<CK
p>、<CKn>が入力された時の出力波形をシミュレ
ーションにより求めた一例を図13に示す。ただし、こ
の例においては、クロック周波数を1GHzとしてい
る。図13からわかるように、図2に示す光入力フリッ
プフロップ回路の出力Q、バーQに、それぞれクロック
信号CKおよびクロック信号バーCKが復調される。
ジティブ・エッジおよびネガティブ・エッジに対応する
微分パルス信号CKpおよびCKnに対応して発生され
る光パルス信号をそれぞれ<CKp>、<CKn>と表
し、図2に示す光入力フリップフロップ回路のフォトデ
ィテクタPD1、PD2にそれぞれ光パルス信号<CK
p>、<CKn>が入力された時の出力波形をシミュレ
ーションにより求めた一例を図13に示す。ただし、こ
の例においては、クロック周波数を1GHzとしてい
る。図13からわかるように、図2に示す光入力フリッ
プフロップ回路の出力Q、バーQに、それぞれクロック
信号CKおよびクロック信号バーCKが復調される。
【0043】図14は、光信号受信回路における光信号
復調回路を図2に示す光入力フリップフロップ回路を用
いて構成した一例を示す。図14において、送信側より
光導波路WGを通って送信された光パルス信号<CKn
>、<CKp>は、それぞれ光入力フリップフロップ回
路FF1のフォトディテクタPD1、PD2に入力さ
れ、この光入力フリップフロップ回路FF1の出力がバ
ッファ回路B1を通されてクロック信号CK、バーCK
が復調される。
復調回路を図2に示す光入力フリップフロップ回路を用
いて構成した一例を示す。図14において、送信側より
光導波路WGを通って送信された光パルス信号<CKn
>、<CKp>は、それぞれ光入力フリップフロップ回
路FF1のフォトディテクタPD1、PD2に入力さ
れ、この光入力フリップフロップ回路FF1の出力がバ
ッファ回路B1を通されてクロック信号CK、バーCK
が復調される。
【0044】次に、ディジタル信号の各データD1〜D
nは、上述のようにして復調されたクロック信号CK、
バーCKを用いて、次のようにして復調される。すなわ
ち、復調されたクロック信号CKを例えば所定数のイン
バータ・ゲートから成る遅延回路DL3を通して所定時
間遅延させた後にAND回路14の一方の入力に入力す
るとともに、復調されたクロック信号バーCKをこのA
ND回路14の他方の入力に入力し、このAND回路1
4の出力をリセットパルスResetとして用いる。そ
して、このリセットパルスResetを各データビット
D1〜Dnの入力部の光入力フリップフロップ回路FF
21〜FF2nの一方の入力とし、これらの光入力フリ
ップフロップ回路FF21〜FF2nをリセットする。
これらの光入力フリップフロップ回路FF21〜FF2
nの出力はバッファ回路B21〜B2nを通され、各デ
ータD1〜Dnが復調される。
nは、上述のようにして復調されたクロック信号CK、
バーCKを用いて、次のようにして復調される。すなわ
ち、復調されたクロック信号CKを例えば所定数のイン
バータ・ゲートから成る遅延回路DL3を通して所定時
間遅延させた後にAND回路14の一方の入力に入力す
るとともに、復調されたクロック信号バーCKをこのA
ND回路14の他方の入力に入力し、このAND回路1
4の出力をリセットパルスResetとして用いる。そ
して、このリセットパルスResetを各データビット
D1〜Dnの入力部の光入力フリップフロップ回路FF
21〜FF2nの一方の入力とし、これらの光入力フリ
ップフロップ回路FF21〜FF2nをリセットする。
これらの光入力フリップフロップ回路FF21〜FF2
nの出力はバッファ回路B21〜B2nを通され、各デ
ータD1〜Dnが復調される。
【0045】上述の光パルス信号<CKp>、<CKn
>、クロック信号CK、バーCK、リセットパルスRe
set、光パルス信号<D1>およびデータD1のタイ
ミングの様子を図15に示す。ここで、<D1>は送信
側においてデータD1のポジティブ・エッジに対応して
発生される光パルス信号を示す。
>、クロック信号CK、バーCK、リセットパルスRe
set、光パルス信号<D1>およびデータD1のタイ
ミングの様子を図15に示す。ここで、<D1>は送信
側においてデータD1のポジティブ・エッジに対応して
発生される光パルス信号を示す。
【0046】以上のことからわかるように、クロック信
号CK、バーCKとともに送信側から送信される他のデ
ィジタル信号は、その各ビットのデータD1〜Dnのポ
ジティブ・エッジに対応する光パルス信号のみを受信側
に伝送するだけで復調することができる。
号CK、バーCKとともに送信側から送信される他のデ
ィジタル信号は、その各ビットのデータD1〜Dnのポ
ジティブ・エッジに対応する光パルス信号のみを受信側
に伝送するだけで復調することができる。
【0047】図16に、図14に示す光信号受信回路に
おける復調回路をGaAsMESFETによるE/D構
成のDCFL回路により構成した一例を示す。
おける復調回路をGaAsMESFETによるE/D構
成のDCFL回路により構成した一例を示す。
【0048】この第2実施例によれば、上述の第1実施
例と同様に、送信側のAPC回路および受信側のAGC
回路が不要となることにより光信号送受信回路の回路規
模および消費電力の低減を図ることができるほか、受信
側で復調されたクロック信号により、このクロック信号
とともに送信される他のディジタル信号の各データビッ
トの信号のタイミングの調整を行うことができるため、
信号伝送レートが高速になっても、タイミングミスによ
る誤動作を防止することができる。
例と同様に、送信側のAPC回路および受信側のAGC
回路が不要となることにより光信号送受信回路の回路規
模および消費電力の低減を図ることができるほか、受信
側で復調されたクロック信号により、このクロック信号
とともに送信される他のディジタル信号の各データビッ
トの信号のタイミングの調整を行うことができるため、
信号伝送レートが高速になっても、タイミングミスによ
る誤動作を防止することができる。
【0049】この第2実施例による信号伝送方式は、例
えば次のような場合に適用することが可能である。すな
わち、図17は画像伝送/処理システムの例を示し、ワ
ークステーション41と主記憶装置42との間、ワーク
ステーション41と画像伝送エンコーダ/デコーダ43
との間、画像伝送エンコーダ/デコーダ43とノードN
との間などのごく近距離でのシステム間信号伝送を、光
ファイバケーブル44を用いて並列光伝送する場合であ
る。
えば次のような場合に適用することが可能である。すな
わち、図17は画像伝送/処理システムの例を示し、ワ
ークステーション41と主記憶装置42との間、ワーク
ステーション41と画像伝送エンコーダ/デコーダ43
との間、画像伝送エンコーダ/デコーダ43とノードN
との間などのごく近距離でのシステム間信号伝送を、光
ファイバケーブル44を用いて並列光伝送する場合であ
る。
【0050】図18は画像信号処理システム内ボード間
伝送の例を示す。図18において、符号51はICチッ
プ、52はICボード、53は送信光モジュール、54
は受信光モジュール、55は光ファイバアレー、56は
送受信モジュールを示す。この例においては、光ファイ
バアレー55を通してICボード52間の光伝送が行わ
れる。
伝送の例を示す。図18において、符号51はICチッ
プ、52はICボード、53は送信光モジュール、54
は受信光モジュール、55は光ファイバアレー、56は
送受信モジュールを示す。この例においては、光ファイ
バアレー55を通してICボード52間の光伝送が行わ
れる。
【0051】図19は3次元集積化光マルチチップモジ
ュールの例を示し、図19Aは全体構成、図19Bはモ
ジュール内部の詳細を示す。図19に示すように、この
例においては、相互に並列光信号伝送が行われる送信/
受信光モジュール61を有するLSIチップ62がスペ
ーサ63を介して多層積層されている。
ュールの例を示し、図19Aは全体構成、図19Bはモ
ジュール内部の詳細を示す。図19に示すように、この
例においては、相互に並列光信号伝送が行われる送信/
受信光モジュール61を有するLSIチップ62がスペ
ーサ63を介して多層積層されている。
【0052】図20は2次元集積化光マルチチップモジ
ュールの例を示し、送信光モジュール71および受信光
モジュール72を有するLSIチップ73を光導波路か
ら成る光配線74により相互に接続したものである。
ュールの例を示し、送信光モジュール71および受信光
モジュール72を有するLSIチップ73を光導波路か
ら成る光配線74により相互に接続したものである。
【0053】以上、この発明の実施例につき具体的に説
明したが、この発明は、上述の実施例に限定されるもの
ではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が
可能である。
明したが、この発明は、上述の実施例に限定されるもの
ではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が
可能である。
【0054】例えば、上述の第1実施例および第2実施
例においては、送信側の発光素子としてレーザダイオー
ドを用いているが、発光素子としては、例えば発光ダイ
オードを用いるようにしてもよい。
例においては、送信側の発光素子としてレーザダイオー
ドを用いているが、発光素子としては、例えば発光ダイ
オードを用いるようにしてもよい。
【0055】また、上述の第2実施例における図11に
示す光パルス信号発生回路および図16に示す光信号復
調回路はいずれもGaAsMESFETを用いて構成さ
れたものであるが、GaAsJFET、HEMT、HB
Tや、SiによるCMOS、n−MOS、TTL、EC
Lなどを用いても、同様な回路を構成することが可能で
ある。高速大容量伝送への応用の場合には、GaAs、
InGaAs、AlGaAs、InPなどの高電子移動
度を有する化合物半導体材料を用いたMESFET、J
FET、HEMT、HBTなどの高速スイッチング素子
が好適に用いられる。
示す光パルス信号発生回路および図16に示す光信号復
調回路はいずれもGaAsMESFETを用いて構成さ
れたものであるが、GaAsJFET、HEMT、HB
Tや、SiによるCMOS、n−MOS、TTL、EC
Lなどを用いても、同様な回路を構成することが可能で
ある。高速大容量伝送への応用の場合には、GaAs、
InGaAs、AlGaAs、InPなどの高電子移動
度を有する化合物半導体材料を用いたMESFET、J
FET、HEMT、HBTなどの高速スイッチング素子
が好適に用いられる。
【0056】さらに、上述の第2実施例においては、送
信するディジタル信号の各ビットのデータD1〜Dnの
ポジティブ・エッジに対応する光パルス信号のみを受信
側に伝送することによりこの光パルス信号を復調してい
るが、送信するディジタル信号の各ビットのデータD1
〜Dnのネガティブ・エッジに対応する光パルス信号の
みを受信側に伝送することによってこの光パルス信号を
復調するようにしてもよい。
信するディジタル信号の各ビットのデータD1〜Dnの
ポジティブ・エッジに対応する光パルス信号のみを受信
側に伝送することによりこの光パルス信号を復調してい
るが、送信するディジタル信号の各ビットのデータD1
〜Dnのネガティブ・エッジに対応する光パルス信号の
みを受信側に伝送することによってこの光パルス信号を
復調するようにしてもよい。
【0057】さらにまた、上述の第1実施例および第2
実施例においては、送信するディジタル信号を正論理に
おけるRZ形式とした場合について説明したが、送信す
るディジタル信号を負論理におけるノンリターンゼロ
(NRZ)形式とした場合においても、上述とほぼ同様
にして光パルス伝送を行うことが可能である。
実施例においては、送信するディジタル信号を正論理に
おけるRZ形式とした場合について説明したが、送信す
るディジタル信号を負論理におけるノンリターンゼロ
(NRZ)形式とした場合においても、上述とほぼ同様
にして光パルス伝送を行うことが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
送信側のAPC回路および受信側のAGC回路が不要と
なることにより、光信号送受信回路の回路規模の縮小お
よび消費電力の低減を図ることができる。
送信側のAPC回路および受信側のAGC回路が不要と
なることにより、光信号送受信回路の回路規模の縮小お
よび消費電力の低減を図ることができる。
【図1】この発明の第1実施例による光信号送受信回路
の光信号送信回路において用いられるCR微分回路を用
いた光パルス信号発生回路の例を示す回路図である。
の光信号送信回路において用いられるCR微分回路を用
いた光パルス信号発生回路の例を示す回路図である。
【図2】この発明の第1実施例による光信号送受信回路
の光信号受信回路において用いられる光入力フリップフ
ロップ回路の一例を示す回路図である。
の光信号受信回路において用いられる光入力フリップフ
ロップ回路の一例を示す回路図である。
【図3】図2に示す光入力フリップフロップ回路の等価
論理回路図である。
論理回路図である。
【図4】図1に示す光パルス信号発生回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
するためのタイミングチャートである。
【図5】この発明の第1実施例による光信号送受信回路
の光信号受信回路において用いられる光入力フリップフ
ロップ回路の他の例を示す回路図である。
の光信号受信回路において用いられる光入力フリップフ
ロップ回路の他の例を示す回路図である。
【図6】図5に示す光入力フリップフロップ回路の等価
論理回路図である。
論理回路図である。
【図7】この発明の第1実施例による光信号送受信回路
の光信号受信回路において用いられる光入力フリップフ
ロップ回路のさらに他の例を示す回路図である。
の光信号受信回路において用いられる光入力フリップフ
ロップ回路のさらに他の例を示す回路図である。
【図8】図7に示す光入力フリップフロップ回路の等価
論理回路図である。
論理回路図である。
【図9】この発明の第2実施例による光信号送受信回路
の光信号送信回路において用いられる遅延回路を用いた
光パルス信号発生回路の例を示す回路図である。
の光信号送信回路において用いられる遅延回路を用いた
光パルス信号発生回路の例を示す回路図である。
【図10】図9に示す光パルス信号発生回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
【図11】図9に示す光パルス信号発生回路の具体的な
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図12】図2に示す光入力フリップフロップ回路の直
流入出力特性の例を示すグラフである。
流入出力特性の例を示すグラフである。
【図13】図2に示す光入力フリップフロップ回路の光
パルス信号による動作特性のシミュレーション結果の例
を示すグラフである。
パルス信号による動作特性のシミュレーション結果の例
を示すグラフである。
【図14】この発明の第2実施例による光信号送受信回
路の光信号受信回路における光信号復調回路の例を示す
回路図である。
路の光信号受信回路における光信号復調回路の例を示す
回路図である。
【図15】図14に示す光信号復調回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
るためのタイミングチャートである。
【図16】図14に示す光信号復調回路の具体的な構成
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図17】この発明の第2実施例による信号伝送方式が
好適に適用される画像伝送/処理システムの例を示す略
線図である。
好適に適用される画像伝送/処理システムの例を示す略
線図である。
【図18】この発明の第2実施例による信号伝送方式が
好適に適用される画像信号処理システムの例を示す略線
図である。
好適に適用される画像信号処理システムの例を示す略線
図である。
【図19】この発明の第2実施例による信号伝送方式が
好適に適用される3次元集積化光マルチチップモジュー
ルの例を示す略線図である。
好適に適用される3次元集積化光マルチチップモジュー
ルの例を示す略線図である。
【図20】この発明の第2実施例による信号伝送方式が
好適に適用される2次元集積化光マルチチップモジュー
ルの例を示す略線図である。
好適に適用される2次元集積化光マルチチップモジュー
ルの例を示す略線図である。
【図21】従来の光信号送受信回路の例を示すブロック
図である。
図である。
【図22】レーザダイオードの光出力対注入電流特性の
例を示すグラフである。
例を示すグラフである。
T1、T2、T11〜T24 トランジスタ LD1、LD2、LD31〜LD3n レーザダイオー
ド PD1、PD2 フォトディテクタ DL1、DL21〜DL2n、DL3 遅延回路
ド PD1、PD2 フォトディテクタ DL1、DL21〜DL2n、DL3 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/06 H01S 3/10 Z 8934−4M H04B 10/28 10/26 10/14
Claims (5)
- 【請求項1】 送信側において送信するリターンゼロ形
式またはノンリターンゼロ形式のディジタル信号のポジ
ティブ・エッジおよびネガティブ・エッジに対応して一
対の発光素子により発生された一対の光パルス信号を受
信側において一対の受光素子により受光し、 上記一対の受光素子から出力される一対のパルス信号を
フリップフロップ回路にトリガ入力することにより上記
光パルス信号を復調するようにした光信号の復調方法。 - 【請求項2】 上記ディジタル信号には少なくともクロ
ック信号が含まれることを特徴とする請求項1記載の光
信号の復調方法。 - 【請求項3】 上記ディジタル信号はクロック信号であ
り、上記クロック信号とともにリターンゼロ形式または
ノンリターンゼロ形式の他のディジタル信号を送信する
ことを特徴とする請求項1記載の光信号の復調方法。 - 【請求項4】 送信側において上記他のディジタル信号
のポジティブ・エッジおよびネガティブ・エッジのうち
のいずれか一方に対応して発光素子により発生された他
の光パルス信号を受信側において受光素子により受光
し、 上記受光素子から発生される他のパルス信号および受信
側において復調された上記クロック信号を用いて作成さ
れるリセットパルスをフリップフロップ回路にトリガ入
力することにより上記他の光パルス信号を復調するよう
にしたことを特徴とする請求項3記載の光信号の復調方
法。 - 【請求項5】 送信するリターンゼロ形式またはノンリ
ターンゼロ形式のディジタル信号のポジティブ・エッジ
およびネガティブ・エッジに対応して一対の光パルス信
号を発生させるための一対の発光素子を有する光信号送
信回路と、 上記一対の光パルス信号を受光するための一対の受光素
子およびこの一対の受光素子から出力される一対のパル
ス信号がトリガ入力されるフリップフロップ回路を有す
る光信号受信回路とを有する光信号送受信回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20023893A JP3243899B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 光信号の復調方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20023893A JP3243899B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 光信号の復調方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738504A true JPH0738504A (ja) | 1995-02-07 |
| JP3243899B2 JP3243899B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=16421105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20023893A Expired - Fee Related JP3243899B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 光信号の復調方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3243899B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010219642A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Toshiba Corp | 光通信用受信回路 |
| JP2020161920A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | セイコーインスツル株式会社 | 光ラッチ回路及び電子装置 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP20023893A patent/JP3243899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010219642A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Toshiba Corp | 光通信用受信回路 |
| JP2020161920A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | セイコーインスツル株式会社 | 光ラッチ回路及び電子装置 |
| WO2020195064A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | セイコーインスツル株式会社 | 光ラッチ回路及び電子装置 |
| US11855638B2 (en) | 2019-03-26 | 2023-12-26 | Seiko Group Corporation | Optical latch circuit and electronic device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3243899B2 (ja) | 2002-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |