JPH0738614Y2 - パネルの戸当り緩衝材取付装置 - Google Patents

パネルの戸当り緩衝材取付装置

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JPH0738614Y2
JPH0738614Y2 JP1989095056U JP9505689U JPH0738614Y2 JP H0738614 Y2 JPH0738614 Y2 JP H0738614Y2 JP 1989095056 U JP1989095056 U JP 1989095056U JP 9505689 U JP9505689 U JP 9505689U JP H0738614 Y2 JPH0738614 Y2 JP H0738614Y2
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徹 植竹
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文化シャッター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,引戸等建具のパネルに戸当り緩衝材を取付け
るに用いるパネルの戸当り緩衝材取付装置に関する。
〔従来の技術〕
この種パネルの戸当り緩衝材取付装置として,例えば本
出願人の実開昭56−34972号が知られている。
これによれば,C字チャンネル状に戸当り側を開口した開
口側枠と,該開口側枠の戸当り側に位置する対向折曲縁
部を有して該開口側枠の表裏に配設した表裏の外板を備
えて,例えば鋼製引戸のパネルを構成する一方,戸当り
緩衝材を,半円状軟質クッション部と,その非戸当り側
の背面に外向き弓状乃至膨出状に突出して配設した一対
の弾圧軟質舌片と,これらの間に配設した拡開自在なス
リット状挟着溝とを備えて軟質材,例えば合成ゴム,軟
質合成樹脂で一体成型した軟質一体のものとして構成
し,この戸当り緩衝材の取付けは,上記外板の対向折曲
縁部を取付対象とし,弾圧軟質舌片の押圧下で上記スリ
ット挟着溝に,該対向折曲縁部をそれぞれ密嵌状に挟着
して受入れるように,戸当り緩衝材をスライド装着する
ことによって行うものとされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし乍らこの場合,先ず戸当り緩衝材が軟質一体のも
のであることによって,そのスライド装着時の摩擦抵抗
が過大となり,各スリット状挟着溝に各対向折曲縁部を
それぞれ挟着して受入れるように,これをスライド装着
することは,現実には容易ではなく,戸当り緩衝材取付
けの作業性が著しく低下する。
次いで戸当り緩衝材の取付けを対向折曲縁部を取付対象
として行うものであるから,外板の対向折曲縁部の折曲
加工が高精度に行われることを前提とすることになり,
その加工精度が確保されないと,戸当り緩衝材の取付け
が不可能となったり,取付け得ても,戸当り緩衝材がパ
ネルの表裏一方向に位置ズレしたり,傾き偏位したりす
る類の取付不良を招き易く,パネル生産の歩留りを低下
させる。
即ち対向折曲縁部の設置は,一般に外板毎にプレス成型
を施して外板端部を折曲加工することによって行うか
ら,これに高精度を要求することは困難であり,基準折
曲幅に対するある程度の加工誤差を許容せざるを得な
い。この加工誤差は,対向折曲縁部の折曲幅に一般に生
じるから,表裏外板についてこれを見れば,対向折曲縁
部の折曲幅の差異,表裏における段差状位置ズレとなっ
て現れることになり,従って,これを戸当り緩衝材の取
付基準とすることは,加工誤差を許容すべき対向折曲縁
部に対して,一般に押出成型によって高精度とされる戸
当り緩衝材を,かかる対向折曲縁部の高精度を前提とし
て取付けるということになり,上記取付け不能や取付け
不良を招来する結果になり易い。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので,スライド
装着に際して摩擦抵抗を可及的に減少させる一方,対向
折曲縁部の加工誤差を許容し,これを吸収した上,良好
な取付状態を得られる簡易にして確実なパネルの戸当り
緩衝材取付装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案は,摩擦抵抗の減少のために,戸当り緩衝
材の取付部位に軟質材料を用いることなく,これを硬質
材料によるものとし,良好な取付状態の簡易且つ確実な
確保のために,戸当り緩衝材の取付対象を,外板の対向
折曲縁部に比して高精度を得易いC字チャンネル状に戸
当り側を開口した開口側枠とし且つ戸当り緩衝材の構成
とその遊嵌状の受入れによって対向折曲縁部の加工誤差
を吸収するものとして,戸当り緩衝材のスライド装着に
よってその取付けを行うようにしたものであって,即ち
本考案は,C字チャンネル状に戸当り側を開口した開口側
枠と,該開口側枠の戸当り側に位置する対向折曲縁部を
有して該開口側枠の表裏に配設した表裏の外板と,上記
対向折曲縁部をそれぞれ受入れて開口側枠戸当り側に配
設した戸当り緩衝材とを具備したパネルの戸当り緩衝材
取付装置において,上記戸当り緩衝材を,硬質基板と,
該硬質基板戸当り側に配設した軟質クッション部と,上
記硬質基板の非戸当り側にそれぞれ表裏方向に外向きL
字状に突出して配設した一対の硬質位置決め脚条と,上
記硬質基板と該一対の硬質位置決め脚条とによってこれ
らの間に配設しそれぞれ上記対向折曲縁部の設定折曲幅
より深く且つ上記外板の肉厚より厚幅の溝状とした対向
折曲縁部の受入溝条とを備えて形成し,上記一対の硬質
位置決め脚条を上記開口側枠の対向壁内壁面にそれぞれ
突当て状に対接して該開口側枠を上記戸当り緩衝材の取
付対象とし,上記受入溝条に上記外板の対向折曲縁部を
それぞれ遊嵌状に受入れて該外板の対向折曲縁部の加工
誤差を吸収自在として,上記戸当り緩衝材をスライド装
着して取付けてなることを特徴とするパネルの戸当り緩
衝材取付装置に係り且つこれを考案の要旨として上記課
題解決の手段としたものである。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面に従って本考案を更に具体的に説
明すれば,第1図乃び第2図において1は,例えば鋼製
引戸のパネル,2はその戸当り側に配設した,C字チャンネ
ル状に戸当り側を開口した,例えば厚肉鋼製の開口側
枠,4は該開口側枠2の戸当り側に位置する対向折曲縁部
5を有して該開口側枠2の表裏に配設した,例えば0.5m
m厚のカラー鋼板による表裏の外板,7は上記対向折曲縁
部5をそれぞれ受入れて開口側枠2戸当り側に配設した
戸当り緩衝材を示す。
戸当り緩衝材7は,硬質基板8と,該硬質基板8戸当り
側に配設した軟質クッション部9と,上記硬質基板8の
非戸当り側にそれぞれ表裏方向に外向きL字状に突出し
て配設した一対の硬質位置決め脚条10と,上記硬質基板
8と該一対の硬質位置決め脚条10とによってこれらの間
に配設しそれぞれ上記対向折曲縁部5の設定折曲幅より
深く且つ上記外板4の肉厚より厚幅の溝状とした対向折
曲縁部5の受入溝条12とを備えて形成したものとしてあ
る。
本例において該戸当り緩衝材7は,合成ゴム,合成樹脂
の硬質一体の押出成型品とし,軟質クッション部9を戸
当り側に向けて中空山状に膨出したものとし,一対の硬
質位置決め脚条10を,先端にそれぞれ膨出細帯状硬質の
対接帯条11を一体に備えた上記外向きL字状のものと
し,また受入溝条12を,上記パネル1における対向折曲
縁部5の設定折曲幅に対して,例えば各1mm程度深くし
て表裏方向にそれぞれクリアランスを有するものとする
一方,外板4の肉厚に対して,例えば各0.8mm程度厚幅
の溝状にして,硬質基板8と上記対接帯条11との間に開
口させるようにしたものとしてある。
この戸当り緩衝材7のパネル1に対する取付けは,該戸
当り緩衝材7を該パネル1の端部においてスライド装着
することによつて行うものとしてあり,このとき戸当り
緩衝材7と上記開口側枠2及び対向折曲縁部5の関係
は,上記一対の硬質位置決め脚条10を開口側枠2の対向
壁内壁面3にそれぞれ突当て状に対接して該開口側枠2
を取付対象とし,上記受入溝条12に上記外板4の対向折
曲縁部5をそれぞれその肉厚方向遊嵌状に受入れて該外
板4の対向折曲縁部5の加工誤差を吸収自在とするもの
としてある。
即ち戸当り緩衝材7の取付けは,外板4の対向折曲縁部
5との関係を解消し,外板4の対向折曲縁部5の加工に
起因する加工誤差を,幅方向に上記1mm程度許容する一
方,これに伴う表裏外板4の対向折曲縁部5位置の位置
ズレを0.8mm程度許容した上,これを受入溝条12に遊嵌
状に受入れる一方、上記一対の硬質位置決め脚条10の,
特に対接帯条11を開口側枠2の対向壁内壁面3に対接し
て該開口側枠2を戸当り緩衝材7の取付対象とすること
によって,開口側枠2の長手方向一端側からスライド装
着することによって行い,必要に応じて,例えば部分プ
レスによる突起を開口側枠2長手方向端部に形成する等
適宜の固定手段を施すものとしてある。
このとき開口側枠2は,大型板を対象とする上記外板4
の対向折曲縁部5の加工に対して,パネル1厚さに相応
する長尺材であるから,比較的高精度のものとすること
が容易であり,従ってこれを上記取付対象とすることに
より,戸当り緩衝材7の取付けを,底位置において,偏
位したりすることなく,容易且つ確実に良好な状態とす
ることができ,また戸当り緩衝材7のスライド装着は,
その取付部位を硬質基板8と一対の硬質位置決め脚条10
によるものとしたから,摩擦抵抗が小さく,作業性もよ
いものとなる。
なお本例においては,更に戸当り緩衝材7の上記一対の
硬質位置決め脚条10における先端の対接帯条11外法寸法
を,開口側枠2の対向壁内壁面3間内法寸法より,例え
は0.5mm程度僅少化して,更に摩擦抵抗を減少し,その
スライド装置に便ならしめたものとしてある。
図中6はパネル1のハニカム材,13は上記外板4の対向
折曲縁部5加工誤差,特に上記段差状位置ズレのあると
きに,該対向折曲縁部5との間に空隙が生じるのを防止
して,これを目隠しするように戸当り緩衝材7に設けた
軟質舌条の空隙目隠し,14は戸当り縦枠,15は該戸当り縦
枠14設置用アンカーをそれぞれ示す。
第3図は他の例を示すもので,本例にあっては,軟質ク
ッション部9を厚肉板状とし,硬質基板8の戸当り側に
積層接合して戸当り緩衝材7を構成する一方,空隙目隠
し13を,上記軟質クッション部9両端部を折り返した折
曲条とした例である。その余は変らないので,同一符号
を付して重複する説明を省略する。
図示した例は以上のとおりとしたが,本考案の実施に当
って,開口側枠を,C字チャンネル状に戸当り側を開口す
る適宜形状のアルミ押出材とすること,一対の硬質位置
決め脚条に開口側枠の開口底壁に対接する補助突条を追
加的に設けること,一対の硬質位置決め脚条の深さ,幅
を,上記例のものに比してより拡大すること等を含め
て,開口側枠,外板,その対向折曲縁部,戸当り緩衝材
の各具体的材質,形状,構造,寸法,これらの関係等
は,上記考案の要旨に反しない限り様々に変更でき,以
上に図示し,説明したものに限らない。
〔考案の効果〕
以上のとおり,本考案は,C字チャンネル状に戸当り側を
開口した開口側枠と,該開口側枠の戸当り側に位置する
対向折曲縁部を有して該開口側枠の表裏に配設した表裏
の外板と,上記対向折曲縁部をそれぞれ受入れて開口側
枠戸当り側に配設した戸当り緩衝材とを具備したパネル
の戸当り緩衝材取付装置において,上記戸当り緩衝材
を,硬質基板と,該硬質基板戸当り側に配設した軟質ク
ッション部と,上記硬質基板の非戸当り側にそれぞれ表
裏方向に外向きL字状に突出して配設した一対の硬質位
置決め脚条と,上記硬質基板と該一対の硬質位置決め脚
条とによってこれらの間に配設しそれぞれ上記対向折曲
縁部の設定折曲幅より深く且つ上記外板の肉厚より厚幅
の溝状とした対向折曲縁部の受入溝条とを備えて形成
し,上記一対の硬質位置決め脚条を上記開口側枠の対向
壁内壁面にそれぞれ突当て状に対接して該開口側枠を上
記戸当り緩衝材の取付対象とし,上記受入溝条に上記外
板の対向折曲縁部をそれぞれ遊嵌状に受入れて該外板の
対向折曲縁部の加工誤差を吸収自在として,上記戸当り
緩衝材をスライド装着して取付けてなることを特徴とす
るから,戸当り緩衝材の取付部位に硬質材料を用いて摩
擦抵抗を減少する一方,戸当り緩衝材の取付対象を,外
板の対向折曲縁部に比して高精度を得易い,C字チャンネ
ル状に戸当り側を開口した開口側枠とし且つ戸当り緩衝
材の構成によって対向折曲縁部の加工誤差を吸収するこ
とによって,対向折曲縁部の加工誤差を許容し,これを
吸収した上,良好な取付状態を得られる簡易にして確実
なパネルの戸当り緩衝材取付装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はパネルの戸当り緩衝材取付状態を示す横断面
図,第2図は戸当り緩衝材の拡大横断面図,第3図は他
の例を示す横断面図である。 1……パネル、7……戸当り緩衝材 2……開口側枠、8……硬質基板 3……対向壁内壁面、9……軟質クッション部 4……外板、10……硬質位置決め脚条 5……対向折曲縁部、12……受入溝条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】C字チャンネル状に戸当り側を開口した開
    口側枠と,該開口側枠の戸当り側に位置する対向折曲縁
    部を有して該開口側枠の表裏に配設した表裏の外板と,
    上記対向折曲縁部をそれぞれ受入れて開口側枠戸当り側
    に配設した戸当り緩衝材とを具備したパネルの戸当り緩
    衝材取付装置において,上記戸当り緩衝材を,硬質基板
    と,該硬質基板戸当り側に配設した軟質クッション部
    と,上記硬質基板の非戸当り側にそれぞれ表裏方向に外
    向きL字状に突出して配設した一対の硬質位置決め脚条
    と,上記硬質基板と該一対の硬質位置決め脚条とによっ
    てこれらの間に配設しそれぞれ上記対向折曲縁部の設定
    折曲幅より深く且つ上記外板の肉厚より厚幅の溝状とし
    た対向折曲縁部の受入溝条とを備えて形成し,上記一対
    の硬質位置決め脚条を上記開口側枠の対向壁内壁面にそ
    れぞれ突当て状に対接して該開口側枠を上記戸当り緩衝
    材の取付対象とし,上記受入溝条に上記外板の対向折曲
    縁部をそれぞれ遊嵌状に受入れて該外板の対向折曲縁部
    の加工誤差を吸収自在として,上記戸当り緩衝材をスラ
    イド装着して取付けてなることを特徴とするパネルの戸
    当り緩衝材取付装置。
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