JPH073884Y2 - 植栽構築における張設ワイヤー固定具 - Google Patents
植栽構築における張設ワイヤー固定具Info
- Publication number
- JPH073884Y2 JPH073884Y2 JP6535292U JP6535292U JPH073884Y2 JP H073884 Y2 JPH073884 Y2 JP H073884Y2 JP 6535292 U JP6535292 U JP 6535292U JP 6535292 U JP6535292 U JP 6535292U JP H073884 Y2 JPH073884 Y2 JP H073884Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- plate
- rigid substrate
- back surface
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、植栽構築用に主として
立木を固定するに用いられる張設ワイヤー固定具に関す
る。
立木を固定するに用いられる張設ワイヤー固定具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの屋上などの人工地盤を緑化
するため、各種の植栽構築体が構築されている。出願人
は、先に実願平4−23229号として、新しい形式の
植栽構築体を提案した。
するため、各種の植栽構築体が構築されている。出願人
は、先に実願平4−23229号として、新しい形式の
植栽構築体を提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の提案した植栽構
築体は、次のように構築される。即ち、予め、裏面に多
数の突起を配設し、これら突起間に縦横に連通する排水
通路用空間を形成すると共に、適当個所に上下に貫通す
る多数の通水孔を設けて成る排水機能を有する成形板の
多数枚を用意しておき、植栽構築体を形成するべき人工
地盤面の上面に防水シートを敷設してその防水層を形成
し、その上面に防水層保護シートを敷設した後、その敷
設面に前記の成形板を敷設し、更にその上面に透水性防
根シートを敷設し、次でその上面に適当な厚さに盛土を
して盛土層を形成し、その盛土層の表面に適当な草花、
芝生、植木などを植えて構築を完了したものであり、こ
れによって雨水などの排水が良好に行われ、植木などの
根腐れを良好に防止し得る植栽構築体を提供するもので
あるが、立木を植えた場合は、立木が強風などにより倒
伏することを防止するために、その倒伏防止手段とし
て、市販のアンカー付き吊金具のアンカーを使用し、前
記の排水機能を有する成形板に設けた通水孔の1つを利
用して、これにそのアンカーを挿し込み、その板の裏面
に係止固定し、その上端の吊金具に、立木からの固定用
ワイヤーの下端を緊結して立木の倒伏防止を備えた実施
例を開示した。然し乍ら、該アンカー付き吊金具では、
長期の張設ワイヤーの保持には不充分である。即ち、該
アンカー付き吊金具は、該成形板の一点で連結固定され
ているので、立木が強風などで大きく揺れ、張設ワイヤ
ーにより上方へ強く引っ張られることがしばしば繰り返
されると、遂には、その引張力が集中する該アンカー付
き吊金具の連結個所又はその近傍で成形板に亀裂や破断
を生じて、アンカー付き吊金具による張設ワイヤーの固
定保持が出来なくなり、比較的短時間に、立木が傾斜し
或いは倒れるなどの不都合を生ずる恐れがあることが分
かった。
築体は、次のように構築される。即ち、予め、裏面に多
数の突起を配設し、これら突起間に縦横に連通する排水
通路用空間を形成すると共に、適当個所に上下に貫通す
る多数の通水孔を設けて成る排水機能を有する成形板の
多数枚を用意しておき、植栽構築体を形成するべき人工
地盤面の上面に防水シートを敷設してその防水層を形成
し、その上面に防水層保護シートを敷設した後、その敷
設面に前記の成形板を敷設し、更にその上面に透水性防
根シートを敷設し、次でその上面に適当な厚さに盛土を
して盛土層を形成し、その盛土層の表面に適当な草花、
芝生、植木などを植えて構築を完了したものであり、こ
れによって雨水などの排水が良好に行われ、植木などの
根腐れを良好に防止し得る植栽構築体を提供するもので
あるが、立木を植えた場合は、立木が強風などにより倒
伏することを防止するために、その倒伏防止手段とし
て、市販のアンカー付き吊金具のアンカーを使用し、前
記の排水機能を有する成形板に設けた通水孔の1つを利
用して、これにそのアンカーを挿し込み、その板の裏面
に係止固定し、その上端の吊金具に、立木からの固定用
ワイヤーの下端を緊結して立木の倒伏防止を備えた実施
例を開示した。然し乍ら、該アンカー付き吊金具では、
長期の張設ワイヤーの保持には不充分である。即ち、該
アンカー付き吊金具は、該成形板の一点で連結固定され
ているので、立木が強風などで大きく揺れ、張設ワイヤ
ーにより上方へ強く引っ張られることがしばしば繰り返
されると、遂には、その引張力が集中する該アンカー付
き吊金具の連結個所又はその近傍で成形板に亀裂や破断
を生じて、アンカー付き吊金具による張設ワイヤーの固
定保持が出来なくなり、比較的短時間に、立木が傾斜し
或いは倒れるなどの不都合を生ずる恐れがあることが分
かった。
【0004】本考案は、先に提案した上記の植栽構築体
において使用する成形体を利用し、上記の不都合を解消
し、長期に亘り安定堅牢に立木の倒伏を防止し得られる
張設ワイヤー固定具を実願平4−49207号において
提案した。しかし乍ら、この考案に係る張設ワイヤー固
定具は、上記の目的は達成するがその構成部材の1つと
して、周辺板部に複数個の嵌合孔を設けた嵌合係止用基
板を用意し、これを該排水機構を有する成形板の裏面に
取り付けるに当たり、その周辺板部の複数個の嵌合孔を
その成形板の裏面の適当個所の対応する複数個の突起に
嵌合して取り付ける形式としたために、該基板の面積が
比較的大きくなり、材料コストの増大をもたらし、また
突起を、例えば板の全幅に亘り延びる長矩形状の突起を
縦方向に多数条平行に配設した成形板には適用できない
等の不都合をもたらす。
において使用する成形体を利用し、上記の不都合を解消
し、長期に亘り安定堅牢に立木の倒伏を防止し得られる
張設ワイヤー固定具を実願平4−49207号において
提案した。しかし乍ら、この考案に係る張設ワイヤー固
定具は、上記の目的は達成するがその構成部材の1つと
して、周辺板部に複数個の嵌合孔を設けた嵌合係止用基
板を用意し、これを該排水機構を有する成形板の裏面に
取り付けるに当たり、その周辺板部の複数個の嵌合孔を
その成形板の裏面の適当個所の対応する複数個の突起に
嵌合して取り付ける形式としたために、該基板の面積が
比較的大きくなり、材料コストの増大をもたらし、また
突起を、例えば板の全幅に亘り延びる長矩形状の突起を
縦方向に多数条平行に配設した成形板には適用できない
等の不都合をもたらす。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、かゝる課題を
解決し、比較的小さい面積で足り低コストで長期に亘り
安定堅牢に立木の倒伏を防止し得られる植栽構築におけ
る張設ワイヤー固定具を提供するもので、螺杆とその頭
部に設けたワイヤー緊結用取付部とから成る連結固定用
ボルトと、排水機構を有する成形板の裏面に配設された
突起間に形成された排水通路用空間内の適当な個所に挿
入され且つ少なくとも2個の対向する該突起の側面間に
挟持されるに適した寸法形状の嵌着板に形成され且つそ
の中央板部に内周面に螺条を施されたボルト挿通孔を設
けて成る嵌着用剛性基板との組み合わせから成る。
解決し、比較的小さい面積で足り低コストで長期に亘り
安定堅牢に立木の倒伏を防止し得られる植栽構築におけ
る張設ワイヤー固定具を提供するもので、螺杆とその頭
部に設けたワイヤー緊結用取付部とから成る連結固定用
ボルトと、排水機構を有する成形板の裏面に配設された
突起間に形成された排水通路用空間内の適当な個所に挿
入され且つ少なくとも2個の対向する該突起の側面間に
挟持されるに適した寸法形状の嵌着板に形成され且つそ
の中央板部に内周面に螺条を施されたボルト挿通孔を設
けて成る嵌着用剛性基板との組み合わせから成る。
【0006】
【作用】該剛性基板を、所定の成形板の裏面に、突起間
に区劃形成された排水通路用空間に挟持されるように嵌
着することにより、成形板の裏面に取り付ける。この嵌
着作業において、該剛性基板に設けた該ボルト挿通孔
を、該成形板を貫通する通水孔と整合した状態として嵌
着する。かくして、この剛性基板を取り付けた成形板を
敷設し、その外部から該連結固定用ボルトを所定の位置
の成形板の通水孔を介してそのボルト挿通孔に螺着し、
該連結固定用ボルトの該ワイヤー緊結用取付部に立木を
張設するワイヤーの下端を結びつける。かくして、立木
の動揺に伴い、該張設ワイヤーが上方へ引っ張られたと
き、その引張力は、その広い面積の基板を介してこれと
係合するその上面の成形板にかゝるので、その引張力は
分散して弱まるので、従来のアンカー付き吊金具を使用
した場合に見られる成形板の1点に引張力が集中してか
ゝるため容易に成形板が損壊するようなことがなく、か
くして、本考案の張設ワイヤー固定具は長期に亘り、安
定良好且つ堅牢に張設ワイヤーの保持をもたらす。
に区劃形成された排水通路用空間に挟持されるように嵌
着することにより、成形板の裏面に取り付ける。この嵌
着作業において、該剛性基板に設けた該ボルト挿通孔
を、該成形板を貫通する通水孔と整合した状態として嵌
着する。かくして、この剛性基板を取り付けた成形板を
敷設し、その外部から該連結固定用ボルトを所定の位置
の成形板の通水孔を介してそのボルト挿通孔に螺着し、
該連結固定用ボルトの該ワイヤー緊結用取付部に立木を
張設するワイヤーの下端を結びつける。かくして、立木
の動揺に伴い、該張設ワイヤーが上方へ引っ張られたと
き、その引張力は、その広い面積の基板を介してこれと
係合するその上面の成形板にかゝるので、その引張力は
分散して弱まるので、従来のアンカー付き吊金具を使用
した場合に見られる成形板の1点に引張力が集中してか
ゝるため容易に成形板が損壊するようなことがなく、か
くして、本考案の張設ワイヤー固定具は長期に亘り、安
定良好且つ堅牢に張設ワイヤーの保持をもたらす。
【0007】尚、剛性基板に設けるボルト挿通孔は、必
ずしも螺孔に形成する必要がなく、その基板の裏面にそ
のボルト挿通孔と整合するナットを該ボルト挿通孔を貫
通する該連結固定用ボルトに螺着せしめるようにするこ
とにより、一層張設ワイヤーの固定を安定強固にするよ
うにすることが好ましい。
ずしも螺孔に形成する必要がなく、その基板の裏面にそ
のボルト挿通孔と整合するナットを該ボルト挿通孔を貫
通する該連結固定用ボルトに螺着せしめるようにするこ
とにより、一層張設ワイヤーの固定を安定強固にするよ
うにすることが好ましい。
【0008】
【実施例】次に本考案の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。図1で、1は本考案実施の1例の植栽構築用張
設ワイヤー固定具を示す。該張設ワイヤー固定具1は、
嵌着用剛性基板2と連結固定用ボルト3との組み合わせ
から成る。
述する。図1で、1は本考案実施の1例の植栽構築用張
設ワイヤー固定具を示す。該張設ワイヤー固定具1は、
嵌着用剛性基板2と連結固定用ボルト3との組み合わせ
から成る。
【0009】該嵌着用剛性基板2は、厚さ0.5〜2m
mのステンレス、真鍮、亜鉛鉄板などの耐腐蝕性の金属
製又は厚さ2〜5mmの硬質合成樹脂製の合成板から成
り、その中央板部に、該連結固定用ボルト3の螺杆3aを
螺挿するに適した内周面に螺条2aを施されたボルト挿通
孔2bを穿設され、その寸法、形状は、例えば図2に示す
ように、排水機能を有する成形板4の裏面に配設した多
数の突起間に成形される縦横に交叉連通する多数条の排
水用通路空間内の適当な箇所に嵌着されるに適した寸
法、形状に作製される。即ち、該成形板4は、その裏面
にその長さ方向並びに幅方向に沿い平行に縦横に規則的
に配設された円柱状突起4a,4a,…とこれらの突起4a,
4a,…間に形成される縦横に交叉する多数の凹条から成
る排水用通路空間4b,4b,…とから成り、且つこれら排
水用通路空間4b,4b,…の通路内に位置して多数の通水
孔4c,4c,…を配設して成る。而して、該剛性基板2
は、図1示の通り、4隅を該円柱状突起4aの側面の円弧
状面と合致する円弧状切欠縁2c,2c,2c,2cとし、四辺
縁を、前後方向で夫々対向する突起4a,4a間に嵌着され
る通路幅と等しい長さとして成る略正四角形の嵌着用剛
性基板2の寸法形状とした。而して、該基板2は次のよ
うに成形板4の裏面に簡単に取り付けられて使用され
る。即ち、図2示の成形板4の裏面に、その適当個所
に、例えばその中央面域に設けた通水孔4cを中心とする
その外側の4個の円柱状突起4a,4a,4a,4a間で形成さ
れる空間部、即ち、縦横に走る排水用通路空間4b,4bの
交叉部に、前記の嵌着用剛性基板2を嵌合することによ
り、これら4個の突起4a,4a,4a,4aにより挟持され、
而も自らその中心のボルト挿通孔2bが成形板4の該通水
孔4cと整合した状態で該成形板4の裏面に簡単に取り付
けられる。
mのステンレス、真鍮、亜鉛鉄板などの耐腐蝕性の金属
製又は厚さ2〜5mmの硬質合成樹脂製の合成板から成
り、その中央板部に、該連結固定用ボルト3の螺杆3aを
螺挿するに適した内周面に螺条2aを施されたボルト挿通
孔2bを穿設され、その寸法、形状は、例えば図2に示す
ように、排水機能を有する成形板4の裏面に配設した多
数の突起間に成形される縦横に交叉連通する多数条の排
水用通路空間内の適当な箇所に嵌着されるに適した寸
法、形状に作製される。即ち、該成形板4は、その裏面
にその長さ方向並びに幅方向に沿い平行に縦横に規則的
に配設された円柱状突起4a,4a,…とこれらの突起4a,
4a,…間に形成される縦横に交叉する多数の凹条から成
る排水用通路空間4b,4b,…とから成り、且つこれら排
水用通路空間4b,4b,…の通路内に位置して多数の通水
孔4c,4c,…を配設して成る。而して、該剛性基板2
は、図1示の通り、4隅を該円柱状突起4aの側面の円弧
状面と合致する円弧状切欠縁2c,2c,2c,2cとし、四辺
縁を、前後方向で夫々対向する突起4a,4a間に嵌着され
る通路幅と等しい長さとして成る略正四角形の嵌着用剛
性基板2の寸法形状とした。而して、該基板2は次のよ
うに成形板4の裏面に簡単に取り付けられて使用され
る。即ち、図2示の成形板4の裏面に、その適当個所
に、例えばその中央面域に設けた通水孔4cを中心とする
その外側の4個の円柱状突起4a,4a,4a,4a間で形成さ
れる空間部、即ち、縦横に走る排水用通路空間4b,4bの
交叉部に、前記の嵌着用剛性基板2を嵌合することによ
り、これら4個の突起4a,4a,4a,4aにより挟持され、
而も自らその中心のボルト挿通孔2bが成形板4の該通水
孔4cと整合した状態で該成形板4の裏面に簡単に取り付
けられる。
【0010】該成形板4は、任意の合成樹脂やゴムなど
を材料として成形されるが、発泡スチロールなどの発泡
樹脂成形板を使用するときは、軽量且つ機械的強度もあ
り、運搬や施工作業を容易にし特に好ましい。また、発
泡樹脂成形板の厚さは、その発泡倍率によって異り、例
えば5倍程度のものでは、15〜20mm、50倍程度
のものでは、50〜60mmとする。尚、該成形板4に
は、その表面には、図2に点線示の如く、縦横に交叉す
る複数状の排水用凹溝4d,4d,…を配設し、その凹溝4d
内に通水孔4cを設けることが好ましい。
を材料として成形されるが、発泡スチロールなどの発泡
樹脂成形板を使用するときは、軽量且つ機械的強度もあ
り、運搬や施工作業を容易にし特に好ましい。また、発
泡樹脂成形板の厚さは、その発泡倍率によって異り、例
えば5倍程度のものでは、15〜20mm、50倍程度
のものでは、50〜60mmとする。尚、該成形板4に
は、その表面には、図2に点線示の如く、縦横に交叉す
る複数状の排水用凹溝4d,4d,…を配設し、その凹溝4d
内に通水孔4cを設けることが好ましい。
【0011】該連結固定用ボルト3は、前記の嵌着用剛
性基板2の該ボルト挿通孔2bに螺挿される螺杆3aとその
頭部3bに一体に設けたワイヤー締結用取付部3cとから成
り、金属製であり、且つその取付部3cは丸太の強固な金
属環から形成されている。
性基板2の該ボルト挿通孔2bに螺挿される螺杆3aとその
頭部3bに一体に設けたワイヤー締結用取付部3cとから成
り、金属製であり、且つその取付部3cは丸太の強固な金
属環から形成されている。
【0012】かくして、本考案の張設ワイヤー固定具1
は、植栽構築施工において、主として立木の倒伏防止用
の張設ワイヤーの固定に次のように使用される。
は、植栽構築施工において、主として立木の倒伏防止用
の張設ワイヤーの固定に次のように使用される。
【0013】人工地盤に対する植栽構築施工は、先に提
案した実願平4−23229号に記載したと略同様に行
う。即ち、図3に示すように、例えば、ビルの屋上など
のコンクリートスラブから成る人工地盤aの施工すべき
面全面に常法によりアスファルトルーフィングなどの防
水シート5を順次敷設貼着して、その防水層5を形成
し、その上面にコンクリートブロック、無機質板などの
防水層保護板6を順次敷設貼着して、その防水保護層6
を形成し、その上面に前記のゴム又は合成樹脂製成形板
4を順次敷設貼着した。かくして、その各成形板4の裏
面と該防水層保護層6との間には、各成形板4の裏面か
ら突出する前記の多数の円柱状突起4a,4a,…が該防水
層保護板6の上面に当接してスペーサーとして作用し、
該成形板4の裏面と該防水層保護板6の上面との間に、
縦横に交叉する多数条の排水用通路空間4b,4b,…が形
成されることゝなる。尚、各成形板4の四隅部には、図
2に示すように、連結用ピン孔4fを設け、先の実願平4
−23229号に詳述したように、これにくさび形金具
のピンを挿通して、その各隅角部で突き合わせた4枚の
成形板4をその所定の敷設位置に固定するようにするこ
とが好ましい。次に、その成形板敷設層4の上面に織布
などから成る透水性防根シート7を敷設し、その上面に
適度の厚さに盛土してその盛土層8を形成する。而し
て、その盛土層8の上面に、芝生、草花、潅木、その他
各種の立木bなどを適当に選択して植えて緑化し、所望
の植栽構築体Aの構築を完了する。かくして、該植栽構
築体Aは、その盛土層8を滲透した降水や散水の過剰水
は、その下面の該透水性防根シート7を透過し、その敷
設した排水機構を有する各成形板4の上面の排水用凹溝
4dとその通水孔4cを介し、その下方の防水層保護層6上
に落下し、その上面を流れて該成形板敷設層の裏面の排
水用通路空間4bを介して外部に排水されるので、排水機
能が良好である。又土壌や毛根による透水性の阻害はな
く、更に一方、人工地盤aに対する防水性も良好に確保
される。
案した実願平4−23229号に記載したと略同様に行
う。即ち、図3に示すように、例えば、ビルの屋上など
のコンクリートスラブから成る人工地盤aの施工すべき
面全面に常法によりアスファルトルーフィングなどの防
水シート5を順次敷設貼着して、その防水層5を形成
し、その上面にコンクリートブロック、無機質板などの
防水層保護板6を順次敷設貼着して、その防水保護層6
を形成し、その上面に前記のゴム又は合成樹脂製成形板
4を順次敷設貼着した。かくして、その各成形板4の裏
面と該防水層保護層6との間には、各成形板4の裏面か
ら突出する前記の多数の円柱状突起4a,4a,…が該防水
層保護板6の上面に当接してスペーサーとして作用し、
該成形板4の裏面と該防水層保護板6の上面との間に、
縦横に交叉する多数条の排水用通路空間4b,4b,…が形
成されることゝなる。尚、各成形板4の四隅部には、図
2に示すように、連結用ピン孔4fを設け、先の実願平4
−23229号に詳述したように、これにくさび形金具
のピンを挿通して、その各隅角部で突き合わせた4枚の
成形板4をその所定の敷設位置に固定するようにするこ
とが好ましい。次に、その成形板敷設層4の上面に織布
などから成る透水性防根シート7を敷設し、その上面に
適度の厚さに盛土してその盛土層8を形成する。而し
て、その盛土層8の上面に、芝生、草花、潅木、その他
各種の立木bなどを適当に選択して植えて緑化し、所望
の植栽構築体Aの構築を完了する。かくして、該植栽構
築体Aは、その盛土層8を滲透した降水や散水の過剰水
は、その下面の該透水性防根シート7を透過し、その敷
設した排水機構を有する各成形板4の上面の排水用凹溝
4dとその通水孔4cを介し、その下方の防水層保護層6上
に落下し、その上面を流れて該成形板敷設層の裏面の排
水用通路空間4bを介して外部に排水されるので、排水機
能が良好である。又土壌や毛根による透水性の阻害はな
く、更に一方、人工地盤aに対する防水性も良好に確保
される。
【0014】而して、この植栽構築体Aに立木bを植え
る場合には、強風による倒伏を防止するために、上記の
該植栽構築体Aの構築の過程において、本考案の張設ワ
イヤー固定具1を次のように使用し設置する。即ち、敷
設する成形板4の多数枚を、該防水層保護層6面上に敷
設するに先立ち、その所定の個所の成形板4の裏面に、
本考案の張設ワイヤー固定具1のうち、先ずその嵌着用
剛性基板2を、先に詳述した要領で、図2示のように嵌
着して取り付ける。即ち、該成形板の中央面域の所定の
通水孔4cを中心とするその周囲の4個の突起4a,4a,4
a,4aの周側面に、該嵌着用剛性基板2の四隅の円弧状
切欠縁2c,2c,2c,2cを合わせ、その四辺縁がこれら突
起4a,4a,4a,4a間に位置させて、これら突起4a,4a,
4a,4aで該基板2が固く嵌合した状態で該成形板2の裏
面に当接するまで押入嵌着せしめて取り付けを完了す
る。かくして、その基板2の中心のボルト挿通孔2cは、
該成形板4の通水孔4cと自ら整合した状態で嵌着が得ら
れる。次で、この剛性基板2を具備した成形板4を図3
示のように敷設した後、その上面から本考案の敷設ワイ
ヤー固定具1の残る部材、即ち連結固定用ボルト3を、
その該螺杆3aで該防水板4の該通水孔4cとこれと整合す
る基板2のボルト挿通孔4にその該環状部3cを把持して
ねじ込み、その頭部3aが該成形板4の上面に圧着するま
で締付け、該基板2に該固定用ボルト3を連結固定す
る。次で、張設ワイヤー9の下端を該環状部3cに結び付
け、その上端を盛土層8の上方に導出した該張設ワイヤ
ー9の上端を立木bに結び付ける。このようにして、本
考案の張設ワイヤー固定具の複数個を上記と同様にして
所定の成形板4に連結固定し、立木bに上端を連結した
複数本の張設ワイヤー9を張設固定して立木bの倒伏を
防止する。この場合、該透水性防根シート7の該成形板
施設層4上面への敷設は、前記結着固定用ボルト3の該
基板2への螺挿結着作業の前又は後に行う。
る場合には、強風による倒伏を防止するために、上記の
該植栽構築体Aの構築の過程において、本考案の張設ワ
イヤー固定具1を次のように使用し設置する。即ち、敷
設する成形板4の多数枚を、該防水層保護層6面上に敷
設するに先立ち、その所定の個所の成形板4の裏面に、
本考案の張設ワイヤー固定具1のうち、先ずその嵌着用
剛性基板2を、先に詳述した要領で、図2示のように嵌
着して取り付ける。即ち、該成形板の中央面域の所定の
通水孔4cを中心とするその周囲の4個の突起4a,4a,4
a,4aの周側面に、該嵌着用剛性基板2の四隅の円弧状
切欠縁2c,2c,2c,2cを合わせ、その四辺縁がこれら突
起4a,4a,4a,4a間に位置させて、これら突起4a,4a,
4a,4aで該基板2が固く嵌合した状態で該成形板2の裏
面に当接するまで押入嵌着せしめて取り付けを完了す
る。かくして、その基板2の中心のボルト挿通孔2cは、
該成形板4の通水孔4cと自ら整合した状態で嵌着が得ら
れる。次で、この剛性基板2を具備した成形板4を図3
示のように敷設した後、その上面から本考案の敷設ワイ
ヤー固定具1の残る部材、即ち連結固定用ボルト3を、
その該螺杆3aで該防水板4の該通水孔4cとこれと整合す
る基板2のボルト挿通孔4にその該環状部3cを把持して
ねじ込み、その頭部3aが該成形板4の上面に圧着するま
で締付け、該基板2に該固定用ボルト3を連結固定す
る。次で、張設ワイヤー9の下端を該環状部3cに結び付
け、その上端を盛土層8の上方に導出した該張設ワイヤ
ー9の上端を立木bに結び付ける。このようにして、本
考案の張設ワイヤー固定具の複数個を上記と同様にして
所定の成形板4に連結固定し、立木bに上端を連結した
複数本の張設ワイヤー9を張設固定して立木bの倒伏を
防止する。この場合、該透水性防根シート7の該成形板
施設層4上面への敷設は、前記結着固定用ボルト3の該
基板2への螺挿結着作業の前又は後に行う。
【0015】而して、該立木bが強風により煽られ、該
張設ワイヤー9が上方に引っ張られた場合、その引張力
は、該成形板4下面に設置された該嵌着構成基板2の広
い面積の剛性基板2aに分散すると共に、その分散した引
張力は、該剛性基板2と係合する成形板4の広い面域に
分散してかゝるので、該成形板4が市販の固定具を用い
た場合に生ずる上記の引張力が1点に集中してかゝるこ
とによる成形板4の引張力による亀裂、破断が防止され
るので、長期に亘り安定した立木bの倒伏防止が確保さ
れる。
張設ワイヤー9が上方に引っ張られた場合、その引張力
は、該成形板4下面に設置された該嵌着構成基板2の広
い面積の剛性基板2aに分散すると共に、その分散した引
張力は、該剛性基板2と係合する成形板4の広い面域に
分散してかゝるので、該成形板4が市販の固定具を用い
た場合に生ずる上記の引張力が1点に集中してかゝるこ
とによる成形板4の引張力による亀裂、破断が防止され
るので、長期に亘り安定した立木bの倒伏防止が確保さ
れる。
【0016】上記から明らかなように、本考案は、嵌着
用剛性基板2を、該成形基板4の裏面の複数個の突起4a
間の空間4b内に嵌合挟持するようにしたので、先に提案
のような剛性基板として複数個の突起4aに嵌合せしめる
嵌合孔を周辺板部に設ける式に比し、該基板は小寸法で
足り、製造コストを低下せしめられ、植栽構築施工が容
易となる。
用剛性基板2を、該成形基板4の裏面の複数個の突起4a
間の空間4b内に嵌合挟持するようにしたので、先に提案
のような剛性基板として複数個の突起4aに嵌合せしめる
嵌合孔を周辺板部に設ける式に比し、該基板は小寸法で
足り、製造コストを低下せしめられ、植栽構築施工が容
易となる。
【0017】図4は、本考案の他の実施例を示し、この
実施例においては、該剛性基板2として、その該ボルト
挿通孔2bの内周面に螺条を施さない製造が一層容易で安
価に得られるものを使用し、その該ボルト挿通孔2bに挿
通した連結固定用ボルト3の螺杆3aの挿通下端部にナッ
ト10を螺挿結着して張設ワイヤー固定具を成形板4に設
置したもので、この場合は、該剛性基板2は比較的肉薄
のものですむ。しかし乍ら、必要に応じ、先の実施例で
使用したボルト挿通孔2bを螺孔とした剛性基板2も使用
できることは勿論である。尚、ナット10は、該剛性基板
2とは別個に用意し、施工現場で該連結固定用ボルト3
に螺着してもよいが、予め、該剛性基板2の裏面に該ボ
ルト挿通孔2bに整合させて溶接等により、一体に具備せ
しめておいても良く、これにより、本考案の張設ワイヤ
ー固定具の成形板4に対する固定作業を容易迅速にする
ことができる。
実施例においては、該剛性基板2として、その該ボルト
挿通孔2bの内周面に螺条を施さない製造が一層容易で安
価に得られるものを使用し、その該ボルト挿通孔2bに挿
通した連結固定用ボルト3の螺杆3aの挿通下端部にナッ
ト10を螺挿結着して張設ワイヤー固定具を成形板4に設
置したもので、この場合は、該剛性基板2は比較的肉薄
のものですむ。しかし乍ら、必要に応じ、先の実施例で
使用したボルト挿通孔2bを螺孔とした剛性基板2も使用
できることは勿論である。尚、ナット10は、該剛性基板
2とは別個に用意し、施工現場で該連結固定用ボルト3
に螺着してもよいが、予め、該剛性基板2の裏面に該ボ
ルト挿通孔2bに整合させて溶接等により、一体に具備せ
しめておいても良く、これにより、本考案の張設ワイヤ
ー固定具の成形板4に対する固定作業を容易迅速にする
ことができる。
【0018】図5(a)(b)は、図6及び図7に示す前記の
成形板とは裏面の凸凹部形状パターンを異にする成形板
4の該裏面の凹部への嵌着するに適する寸法形状をもつ
2種の嵌着用剛性基板2,2を示す。即ち、該成形板4
は、その裏面に 100mm角の正方形板状の突起4a,4a,…
を縦横に整列配設され、これら突起4,4,…間に縦横
に交叉する多数条の幅40mmの排水通路用空間4b,4b,…
を形成され、その各排水通路用空間4bの交叉部に位置し
て、該成形板4の表面に縦横に交叉して配設された排水
用凹溝4d,4d,…と連通する通水孔4c,4c,…を穿設し
て成るものに構成したものである。かゝる該成形板4
に、該排水通路用空間4bの十字状路部に密嵌する幅を有
する図5(a) 示の十字状の剛性基板4を、図6示の如
く、該成形板4の中央面域における縦横の排水通路用空
間4b,4bの十字路部にその裏面に当接するまで押入嵌合
し、その周囲の四個の正方形突起4a,4a,4a,4aの隅角
部側面で挟持した状態に該成形板4の裏面に取り付け
る。このように取り付けた基板4を具備した成形板4
は、次で、図3示と同様に敷設し、その上面から該連結
用固定ボルト3の螺杆3aを該成形板4の該通水孔4cを通
し、これと整合するその表面の基板2の該ボルト挿通孔
2cに螺入結着して該連結用該成形板4に該連結用固定ボ
ルト3を締付け固定し、その環状取付部3cに立木防止用
ワイヤー9の下端を結び付けて立木の倒伏防止を行うこ
とは先の実施例と同様である。尚、該成形板4の裏面に
は、図5(b) 示の如き排水通路用空間4bの直線状通路に
密嵌すると略同じ幅を有し且つ所望長さの杆状の嵌着用
剛性基板4を図6示のように、縦方向又は横方向の一方
の該排水用通路空間4b内に嵌着して取り付けるようにし
てもよい。
成形板とは裏面の凸凹部形状パターンを異にする成形板
4の該裏面の凹部への嵌着するに適する寸法形状をもつ
2種の嵌着用剛性基板2,2を示す。即ち、該成形板4
は、その裏面に 100mm角の正方形板状の突起4a,4a,…
を縦横に整列配設され、これら突起4,4,…間に縦横
に交叉する多数条の幅40mmの排水通路用空間4b,4b,…
を形成され、その各排水通路用空間4bの交叉部に位置し
て、該成形板4の表面に縦横に交叉して配設された排水
用凹溝4d,4d,…と連通する通水孔4c,4c,…を穿設し
て成るものに構成したものである。かゝる該成形板4
に、該排水通路用空間4bの十字状路部に密嵌する幅を有
する図5(a) 示の十字状の剛性基板4を、図6示の如
く、該成形板4の中央面域における縦横の排水通路用空
間4b,4bの十字路部にその裏面に当接するまで押入嵌合
し、その周囲の四個の正方形突起4a,4a,4a,4aの隅角
部側面で挟持した状態に該成形板4の裏面に取り付け
る。このように取り付けた基板4を具備した成形板4
は、次で、図3示と同様に敷設し、その上面から該連結
用固定ボルト3の螺杆3aを該成形板4の該通水孔4cを通
し、これと整合するその表面の基板2の該ボルト挿通孔
2cに螺入結着して該連結用該成形板4に該連結用固定ボ
ルト3を締付け固定し、その環状取付部3cに立木防止用
ワイヤー9の下端を結び付けて立木の倒伏防止を行うこ
とは先の実施例と同様である。尚、該成形板4の裏面に
は、図5(b) 示の如き排水通路用空間4bの直線状通路に
密嵌すると略同じ幅を有し且つ所望長さの杆状の嵌着用
剛性基板4を図6示のように、縦方向又は横方向の一方
の該排水用通路空間4b内に嵌着して取り付けるようにし
てもよい。
【0019】尚、該成形板4の縦方向の一側縁と横方向
の一側縁に沿って配列された各突起4a,4a,…の外端部
がその夫々の側縁より外方へ突出する端部4a′,4a′,
…に形成し、その各側縁に対し反対側の各他側縁に沿っ
て配列された各突起4a,4a,…は、各他側縁より内方へ
後退する位置に該突起4a,4a,…を配設し、その外側に
該他側縁の裏面に沿って隣接して敷設する成形板4の該
突起4a,4a,…列の突出端部4a′,4a′,…を嵌入合当
接する嵌合係止み溝11を形成するように構成したもの
で、かくして、これら成形板4を敷設するとき、対向す
る係合用端部4a′,4a′,…と該嵌合係止溝11とにおい
て、係止嵌合状態で突き合わせ、上面平坦な敷設面を得
るようにした。
の一側縁に沿って配列された各突起4a,4a,…の外端部
がその夫々の側縁より外方へ突出する端部4a′,4a′,
…に形成し、その各側縁に対し反対側の各他側縁に沿っ
て配列された各突起4a,4a,…は、各他側縁より内方へ
後退する位置に該突起4a,4a,…を配設し、その外側に
該他側縁の裏面に沿って隣接して敷設する成形板4の該
突起4a,4a,…列の突出端部4a′,4a′,…を嵌入合当
接する嵌合係止み溝11を形成するように構成したもの
で、かくして、これら成形板4を敷設するとき、対向す
る係合用端部4a′,4a′,…と該嵌合係止溝11とにおい
て、係止嵌合状態で突き合わせ、上面平坦な敷設面を得
るようにした。
【0020】図8は、更に裏面の凹凸部形状パターンの
異なる排水機構を有する成形板4に適用できる寸法形状
の嵌着用剛性基板2を示す。該成形板4は、裏面に設け
た方形板状の突起4a,4a,…を各縦列において交互に位
置をずらせた状態に配設し、これによりこれら突起4a,
4a,…の間に、三叉路の交叉部をもつ縦方向と横方向に
延びる多数条の排水通路用空間4b,4b,…を成形された
構造を有する。而して、該嵌着用剛性基板2は、上記成
形板4の裏面の該三叉路の空間部に押入密嵌できる三叉
状とし、且つ該排水通路用空間の交叉部に密嵌できる幅
を有するものに形成したもので、これを該三叉路の空間
部に嵌合し、その外側の3個の突起4a,4a,4aの夫々の
側面で対向挟持した状態に図9示のように嵌着して該成
形板4の裏面に取り付けられるようにした。尚、該成形
板4の表面は、図示しないが、交叉する多数条の排水用
凹溝4dを該通水孔4cを含むようにその多数条設けても良
い。この場合、凹溝の深さを異にして配設しても良い。
異なる排水機構を有する成形板4に適用できる寸法形状
の嵌着用剛性基板2を示す。該成形板4は、裏面に設け
た方形板状の突起4a,4a,…を各縦列において交互に位
置をずらせた状態に配設し、これによりこれら突起4a,
4a,…の間に、三叉路の交叉部をもつ縦方向と横方向に
延びる多数条の排水通路用空間4b,4b,…を成形された
構造を有する。而して、該嵌着用剛性基板2は、上記成
形板4の裏面の該三叉路の空間部に押入密嵌できる三叉
状とし、且つ該排水通路用空間の交叉部に密嵌できる幅
を有するものに形成したもので、これを該三叉路の空間
部に嵌合し、その外側の3個の突起4a,4a,4aの夫々の
側面で対向挟持した状態に図9示のように嵌着して該成
形板4の裏面に取り付けられるようにした。尚、該成形
板4の表面は、図示しないが、交叉する多数条の排水用
凹溝4dを該通水孔4cを含むようにその多数条設けても良
い。この場合、凹溝の深さを異にして配設しても良い。
【0021】図10は、更に裏面の凹凸部形状を異にする
成形板4に本考案の嵌着用剛性基板2を取り付けた状態
を示す。該成形板4は、左右に配置した長手の長矩形板
状の突起4a,4aを縦方向に多数個所定間隔を存し配設
し、これら左右の突起4a,4a,…列により、横方向に延
びる排水通路用空間4b,4b,…を左右に多数条形成する
と共に、これらに直交して縦方向に延びる排水通路用空
間4bを中央に形成したものである。この成形板の裏面の
長矩形板状の突起4a,4a,…には、先に提案した実願平
4−49207号の嵌合係止用基板を用いるには不適で
あるが、本考案によれば、該縦横の任意の排水用通路空
間4bに丁度嵌合し得る幅をもつ、例えばその十字状の交
叉部に嵌合する十字状の嵌着用基板4に形成したものを
作製し、これを図10示のように、その十字状交叉部空間
に嵌合し、その外周の4個の突起4a,4a,4a,4aの隅角
部側面で挟持するようにすれば、これら該突起4a,4a,
…を利用して、該連結用固定ボルトを連結固定する該剛
性基板2を、該成形板4の裏面に取り付けることができ
る。
成形板4に本考案の嵌着用剛性基板2を取り付けた状態
を示す。該成形板4は、左右に配置した長手の長矩形板
状の突起4a,4aを縦方向に多数個所定間隔を存し配設
し、これら左右の突起4a,4a,…列により、横方向に延
びる排水通路用空間4b,4b,…を左右に多数条形成する
と共に、これらに直交して縦方向に延びる排水通路用空
間4bを中央に形成したものである。この成形板の裏面の
長矩形板状の突起4a,4a,…には、先に提案した実願平
4−49207号の嵌合係止用基板を用いるには不適で
あるが、本考案によれば、該縦横の任意の排水用通路空
間4bに丁度嵌合し得る幅をもつ、例えばその十字状の交
叉部に嵌合する十字状の嵌着用基板4に形成したものを
作製し、これを図10示のように、その十字状交叉部空間
に嵌合し、その外周の4個の突起4a,4a,4a,4aの隅角
部側面で挟持するようにすれば、これら該突起4a,4a,
…を利用して、該連結用固定ボルトを連結固定する該剛
性基板2を、該成形板4の裏面に取り付けることができ
る。
【0022】図11は、更に他の変形例を示し、図示の成
形板は、三角板状の突起4a,4a,…を図示のように配設
して、これら突起4a,4a,…間に、成形板4の縦方向に
対し斜めに走る多数の平行条から成る排水通路用空間4
b,4bを互いに交叉して形成すると共に、これら多数の
排水通路用空間4b,4bの各交叉部において横方向に延び
る多数の平行条から成る排水通路用空間4b,4b,…とを
形成された凹凸面形状の裏面から成る。かくして、かゝ
る三本の排水通路用空間の交叉部空間に、即ち、その中
心から放射状に延びる6本の排水通路用空間形状に対応
し且つこれに密嵌合する6本の放射状剛性基板4を、予
め形成しておき、これを上記の放射状の空間部に密嵌挿
入することによって、該成形基板4の裏面に本考案の剛
性基板4を取り付けたものを示す。
形板は、三角板状の突起4a,4a,…を図示のように配設
して、これら突起4a,4a,…間に、成形板4の縦方向に
対し斜めに走る多数の平行条から成る排水通路用空間4
b,4bを互いに交叉して形成すると共に、これら多数の
排水通路用空間4b,4bの各交叉部において横方向に延び
る多数の平行条から成る排水通路用空間4b,4b,…とを
形成された凹凸面形状の裏面から成る。かくして、かゝ
る三本の排水通路用空間の交叉部空間に、即ち、その中
心から放射状に延びる6本の排水通路用空間形状に対応
し且つこれに密嵌合する6本の放射状剛性基板4を、予
め形成しておき、これを上記の放射状の空間部に密嵌挿
入することによって、該成形基板4の裏面に本考案の剛
性基板4を取り付けたものを示す。
【0023】図12は、更に他の変形例を示し、該嵌着用
剛性基板2は、裏面に亀の甲形板状の突起4a,4a,…を
縦横方向に千鳥状に配設し、これら突起4a,4a,…間に
各対向する4個の六角形の対向側面間に形成される両端
がY字状に分岐したじぐざぐ状の排水用通路4bを基本形
状が連続する多数条の排水通路用空間4b,4b,…が該成
形板4の裏面に形成されたものである。このような成形
板4の裏面に形成された上記の両端がY字状に分岐した
じぐざぐ状の排水用通路空間の基本形状と同じ形状であ
り且つこの通路の幅と略同じでその両側に各対向する突
起4a,4aの側面間で挟持される適した幅から成る嵌着用
剛性基板4を作製し、これを図12示のように、該成形板
4の裏面の該じぐざぐ状の排水用通路空間内に嵌着して
該成形板4の裏面に取り付けたものを示す。
剛性基板2は、裏面に亀の甲形板状の突起4a,4a,…を
縦横方向に千鳥状に配設し、これら突起4a,4a,…間に
各対向する4個の六角形の対向側面間に形成される両端
がY字状に分岐したじぐざぐ状の排水用通路4bを基本形
状が連続する多数条の排水通路用空間4b,4b,…が該成
形板4の裏面に形成されたものである。このような成形
板4の裏面に形成された上記の両端がY字状に分岐した
じぐざぐ状の排水用通路空間の基本形状と同じ形状であ
り且つこの通路の幅と略同じでその両側に各対向する突
起4a,4aの側面間で挟持される適した幅から成る嵌着用
剛性基板4を作製し、これを図12示のように、該成形板
4の裏面の該じぐざぐ状の排水用通路空間内に嵌着して
該成形板4の裏面に取り付けたものを示す。
【0024】このように、本考案の嵌着用剛性基板は、
これが取り付けられる成形板の裏面の凹凸部形状パター
ンに従い、その凹部形状に対応し且つその凹部内に嵌合
され、その両側面の突起によって挟持されるように作製
することにより、その敷設される成形板に対応した嵌着
用剛性基板を使用し、その裏面への取り付けを行い、こ
れを敷設後、その外面より連結用固定ボルトを挿入結着
して立木倒伏防止用の張設ワイヤーの結着に用いること
ができ、該剛性基板により敷設した該成形板のワイヤー
の引張力を分散してその亀裂、破断を長期に亘り防止す
ることができる。
これが取り付けられる成形板の裏面の凹凸部形状パター
ンに従い、その凹部形状に対応し且つその凹部内に嵌合
され、その両側面の突起によって挟持されるように作製
することにより、その敷設される成形板に対応した嵌着
用剛性基板を使用し、その裏面への取り付けを行い、こ
れを敷設後、その外面より連結用固定ボルトを挿入結着
して立木倒伏防止用の張設ワイヤーの結着に用いること
ができ、該剛性基板により敷設した該成形板のワイヤー
の引張力を分散してその亀裂、破断を長期に亘り防止す
ることができる。
【0025】
【考案の効果】このように本考案によるときは、螺杆と
その頭部に設けたワイヤー緊結用取付部とから成る連結
固定用ボルトと、植栽構築に用いられる排水機構を有す
る成形板の裏面に配設された多数の突起間に形成された
排水用通路空間の適当個所に嵌合され且つその両側の突
起の側面間で挟持するに適した嵌着用剛性基板とを組み
合わせた植栽構築における張設ワイヤー固定具を構成し
たので、これを該成形板の裏面の該空間に嵌合するだけ
でその両側の突起間で挟持した状態に取り付けることが
でき、この状態で敷設した成形板の上面から前記の連結
固定用ボルトを該成形板の通水孔を介してその下面の剛
性基板のボルト挿通孔に螺着し、該連結固定用ボルトの
張設ワイヤー取付部に立木張設用ワイヤーを締結すると
きは、立木の張力は該剛性基板に分散し、成形板に与え
る張力を減少せしめることができるので、長期に亘り成
形板の引張力による亀裂、破断が防止でき、長期に亘り
安定した立木の防止効果を維持することができる。従っ
て又、該嵌着用剛性基板は、成形板の複数個の突起の外
周に嵌合せしめる必要がないので、それだけ、基板の寸
法は小さくでき、経済的であり、また、嵌合に不適当な
突起を配設した成形板にも適用でき有利である等の効果
を有する。また、該嵌着用剛性基板のボルト挿通孔に挿
通した連結固定用ボルトをナットにより螺着するように
するときは、肉薄の該剛性基板を使用することができ、
またボルト挿通孔が螺孔であるときは、該連結固定用ボ
ルトの該基板への結着が一層強固となり好ましい。
その頭部に設けたワイヤー緊結用取付部とから成る連結
固定用ボルトと、植栽構築に用いられる排水機構を有す
る成形板の裏面に配設された多数の突起間に形成された
排水用通路空間の適当個所に嵌合され且つその両側の突
起の側面間で挟持するに適した嵌着用剛性基板とを組み
合わせた植栽構築における張設ワイヤー固定具を構成し
たので、これを該成形板の裏面の該空間に嵌合するだけ
でその両側の突起間で挟持した状態に取り付けることが
でき、この状態で敷設した成形板の上面から前記の連結
固定用ボルトを該成形板の通水孔を介してその下面の剛
性基板のボルト挿通孔に螺着し、該連結固定用ボルトの
張設ワイヤー取付部に立木張設用ワイヤーを締結すると
きは、立木の張力は該剛性基板に分散し、成形板に与え
る張力を減少せしめることができるので、長期に亘り成
形板の引張力による亀裂、破断が防止でき、長期に亘り
安定した立木の防止効果を維持することができる。従っ
て又、該嵌着用剛性基板は、成形板の複数個の突起の外
周に嵌合せしめる必要がないので、それだけ、基板の寸
法は小さくでき、経済的であり、また、嵌合に不適当な
突起を配設した成形板にも適用でき有利である等の効果
を有する。また、該嵌着用剛性基板のボルト挿通孔に挿
通した連結固定用ボルトをナットにより螺着するように
するときは、肉薄の該剛性基板を使用することができ、
またボルト挿通孔が螺孔であるときは、該連結固定用ボ
ルトの該基板への結着が一層強固となり好ましい。
【図1】本考案の実施の1例の張設ワイヤー固定具の分
解斜面図である。
解斜面図である。
【図2】本考案の嵌着用剛性基板を取り付けた状態の排
水機構を有する成形板の裏面図である。
水機構を有する成形板の裏面図である。
【図3】本考案の張設ワイヤー固定具を用いて立木の倒
伏防止をした植栽構築体の要部の断面図である。
伏防止をした植栽構築体の要部の断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の張設ワイヤー固定具を使
用した植栽構築体の断面図である。
用した植栽構築体の断面図である。
【図5(a)(b)】本考案で用いる嵌着用剛性基板の
変形例の斜面図である。
変形例の斜面図である。
【図6】図5示の嵌着用剛性基板を裏面の凹凸部形状パ
ターンをもつ形式の成形板に取り付けた状態の裏面図で
ある。
ターンをもつ形式の成形板に取り付けた状態の裏面図で
ある。
【図7】図6のVII−VII線裁断図である。
【図8】本考案に用いる嵌着用剛性基板の変形例の斜面
図である。
図である。
【図9】図8示の嵌着用剛性基板を更に別異の凹凸部形
状パターンを有する成形板に取り付けた状態の裏面図で
ある。
状パターンを有する成形板に取り付けた状態の裏面図で
ある。
【図10】本考案に用いる嵌着用剛性基板の変形例を更
に異なる凹凸部形状パターンを有する成形板に取り付け
た状態の裏面図である。
に異なる凹凸部形状パターンを有する成形板に取り付け
た状態の裏面図である。
【図11】本考案に用いる嵌着用剛性基板の変形例を更
に異なる凹凸部形状パターンを有する成形板に取り付け
た状態の一部の裏面図である。
に異なる凹凸部形状パターンを有する成形板に取り付け
た状態の一部の裏面図である。
【図12】本考案に用いる嵌着用剛性基板の変形例を更
に異なる形式の成形板に取り付けた状態の一部の裏面図
である。
に異なる形式の成形板に取り付けた状態の一部の裏面図
である。
1 本考案の張設ワイヤー固定具 2 嵌着用剛性
基板 2a 螺条 2b ボルト挿通
孔 3 連結固定用ボルト 3a 螺杆 3b 頭部 3c ワイヤー取
付部 4 排水機構を有する成形板 4a 突起 4b 排水通路用空間 4c 通水孔
基板 2a 螺条 2b ボルト挿通
孔 3 連結固定用ボルト 3a 螺杆 3b 頭部 3c ワイヤー取
付部 4 排水機構を有する成形板 4a 突起 4b 排水通路用空間 4c 通水孔
Claims (2)
- 【請求項1】 螺杆とその頭部に設けたワイヤー緊結用
取付部とから成る連結固定用ボルトと、排水機構を有す
る成形板の裏面に配設された突起間に形成された排水通
路用空間内の適当な個所に挿入され且つ少なくとも2個
の対向する該突起の側面間に挟持されるに適した寸法形
状の嵌着板に形成され且つその中央板部に内周面に螺条
を施されたボルト挿通孔を設けて成る嵌着用剛性基板と
の組み合わせから成る植栽構築における張設ワイヤー固
定具。 - 【請求項2】 請求項1記載の連結固定用ボルトと、内
周面に螺条を施された或いは施されないボルト挿通孔を
設けて成る嵌着用剛性基板と、該嵌着用剛性基板の裏面
に該ボルト挿通孔と整合して施されるナットとの組み合
わせから成る植栽構築における張設ワイヤー固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6535292U JPH073884Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 植栽構築における張設ワイヤー固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6535292U JPH073884Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 植栽構築における張設ワイヤー固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655338U JPH0655338U (ja) | 1994-08-02 |
| JPH073884Y2 true JPH073884Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=13284480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6535292U Expired - Lifetime JPH073884Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 植栽構築における張設ワイヤー固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073884Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP6535292U patent/JPH073884Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0655338U (ja) | 1994-08-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100527359B1 (ko) | 식물 재배 매트 | |
| US4976063A (en) | Lawn edging system and associated edging components | |
| JPH1189420A (ja) | 吸着型蔓性植物による緑化方法及び緑化器 | |
| JP3490497B2 (ja) | 土壌区画装置 | |
| JPH073884Y2 (ja) | 植栽構築における張設ワイヤー固定具 | |
| JP4597594B2 (ja) | 緑化屋根 | |
| JPH073883Y2 (ja) | 植栽構築における張設ワイヤー固定具 | |
| JP2003284428A (ja) | 植栽設置構造 | |
| WO2007069395A1 (ja) | 植栽基盤の固定構造 | |
| CN1337494A (zh) | 人造草皮 | |
| JP3435527B2 (ja) | 樹木の支持具 | |
| KR20020090781A (ko) | 빗물받이가 구비된 옹벽축조용 조경블록 및 그 시공방법 | |
| JPH03117434A (ja) | 屋上緑化における樹木の安定方法 | |
| JP3655578B2 (ja) | 擁壁ブロック | |
| JP4074532B2 (ja) | 法面の保護工法と該工法で用いる保護構造物 | |
| JP2516715Y2 (ja) | 植栽構築体 | |
| KR200245391Y1 (ko) | 빗물받이가 구비된 옹벽축조용 조경블록 | |
| JP3148901B2 (ja) | 草木植込デッキ材及び草木植込デッキ材取付構造 | |
| JP4789181B2 (ja) | フェンスの支持具及び取付構造 | |
| JPH0351370Y2 (ja) | ||
| KR200449524Y1 (ko) | 목재 메쉬휀스 | |
| JP2881578B2 (ja) | 法面の法尻用防草ボード | |
| JPH0141761Y2 (ja) | ||
| JP2005120706A (ja) | 排水路付き丸太法枠工法 | |
| KR200255012Y1 (ko) | 흙쓸림 방지망의 설치구조를 가지는 호안용 조경블록 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |