JPH0738883U - 配管取付装置 - Google Patents

配管取付装置

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JPH0738883U
JPH0738883U JP7420793U JP7420793U JPH0738883U JP H0738883 U JPH0738883 U JP H0738883U JP 7420793 U JP7420793 U JP 7420793U JP 7420793 U JP7420793 U JP 7420793U JP H0738883 U JPH0738883 U JP H0738883U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床板等の仕切板により区画された一方側の配
管類と他方側の配管類の連結を、複数本の配管類が集中
している場合にも効率的に行うことのできる配管取付装
置を提供する。 【構成】 上方側チューブ10a〜10cの先端には、
管継手15a〜15cが接続されている。管継手15a
〜15cの外周には、直径方向に対向した一対の楔状凸
部18a,18a〜18c,18cが設けられている。
ホルダ13には貫通孔37a〜37cが設けられてい
る。貫通孔37a〜37cの内面形状は、管継手15a
〜15c先端の外周形状に対応している。貫通孔37a
〜37cの内面には、管継手15a〜15cの楔状凸部
18a,18a〜18c,18cと係合する、直径方向
に対向した一対の楔状凹部39a,39a〜39c,3
9cが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両、機械設備等において、フロアパネル等の仕切板により区画さ れた一方側の配管類と他方側の配管類を相互に連結するための配管取付装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、床板等の仕切板により区画された一方側の配管類と他方側の配管類を相 互に連結するための配管取付装置としては、図6に示すようなものがある。
【0003】 図6は、例えば、自動車の配管系統において、床板をなすフロアパネル1の上 方側で各種補器類とつながるチューブ2と、フロアパネル1の下方側に巡らされ ているチューブ3との一般的な配管構造を示したものである。このような配管構 造においては、例えばフロアパネル1の上方側のチューブ2が合成ゴム製で、フ ロアパネル1の下方側のチューブ3が金属製であるような場合、次のようにして チューブ同志の連結が行われる。
【0004】 まず、下方側のチューブ3の接続端3aを保持するゴム製の保持具4をフロア パネル1の開口に取付け、接続端3aがフロアパネル1の上方側に突出るように チューブ3を整列保持する。
【0005】 次に、上方側のチューブ2の先端を上記チューブ3の接続端3aに嵌込み、予 めチューブ2に嵌込まれたチューブバンド5をチューブ2の上から緊締すること により、チューブ2とチューブ3とを気密(液密)に連結する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の配管取付手段では、チューブ2とチューブ3との連結後、 連結部分の気密(液密)性を確認するための検査を行う必要がある。すなわち、 連結部分に水をつけて気泡が出ないこと、または液体を送り込んで連結部分から 液体が染み出さないこと等の確認を行う必要があり、作業効率が悪くなっている 。 更に、このような検査によって連結が不完全であると判った場合は、チュー ブバンド5を締め直すか、あるいは一度チューブ2,3同志の連結を解いて再度 連結作業のやり直しをする必要があり、この場合はさらに作業効率が悪くなる。
【0007】 また、特に複数本のチューブが一カ所に集中的に配管されている場合には、ま ず保持具4によって各チューブ3の接続端3aをフロアパネル1上方側に配列固 定してから、各チューブ2を連結する必要があり、また集中的に配管された複数 本のチューブ2,3同志をチューブバンド5を用いて連結するのは繁雑で効率の 良いものではなかった。
【0008】 本考案は、以上のような点を考慮してなされたものであり、床板等の仕切板に より区画された一方側の配管類と他方側の配管類の連結を、複数本の配管類が集 中している場合にも効率的に行うことのできる配管取付装置を提供することを目 的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、開口を有する仕切板により区画された 一方側の配管類と他方側の配管類を各々の先端部で相互に連結する配管取付装置 において、一方側の配管類先端に取付けられ、内部に前記他方側の配管類先端が 取付けられる管継手と、前記仕切板に固定され、前記仕切板の前記開口に対応し て配置されるとともに前記管継手が嵌着される貫通孔を有するホルダとを備え、 前記管継手の側面に凸部または凹部を設けるとともに、前記貫通孔の内面に前記 管継手の凸部または凹部と係合する凹部または凸部を設けたことを特徴とするも のである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、一方側の配管類の先端に取付けられた管継手が、ホルダの貫 通孔内に押込まれて嵌着される。この場合、管継手側面の凸部または凹部はホル ダの貫通孔内面の対応する凹部または凸部と係合し、このようにして管継手はホ ルダ内で容易に動く事のないように係止される。その後、ホルダは仕切板に固定 される。
【0011】 次にホルダの貫通孔に係止された管継手の内部に、他方側の配管類の先端が仕 切板の開口を通して取付けられる。このようにして、仕切板により区画された一 方側の配管類と他方側の配管類が互いに連結されることになる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。 図1乃至図5は、本考案による配管取付装置を、自動車のフロアパネル上方側 の各種補機類とつながる3本のチューブと、フロアパネル下方側に巡らされてい る3本のチューブを互いに連結する場合に適用した一実施例を示す。
【0013】 図1に示すように、開口52を有するフロアパネル50により、上方側の配管 類、例えばポリアミド等の合成樹脂製の可撓性チューブ10a〜10cと、下方 側の配管類、例えば鉄等で作られた金属製チューブ56a〜56cとが区画され ている。
【0014】 図1および図3に示すように、上方側チューブ10a〜10cの両端には各々 雌型の管継手15a〜15cおよび16a〜16cが気密(液密)に圧入接続さ れている。これら両端の管継手のうち、一端側の管継手15a〜15cには、各 々下方側チューブ56a〜56cの先端が接続されるようになっている。 また管継手15a〜15cは、後述のようにフロアパネル50に固定されたホ ルダ13の貫通孔37a〜37c内に嵌着され、これらホルダ13および管継手 15a〜15cにより配管取付装置が構成されている。
【0015】 管継手15a〜15cおよび16a〜16cとしては、例えば図5に示す公知 の急速継手のような管継手を用いることができる。 図5は、上方側チューブ10a〜10cの先端に接続された管継手15a〜1 5cの内部に、下方側チューブ56a〜56cの先端が接続されている状態を示 す。図5において、管継手15a〜15cは円筒状ハウジング11を有し、この ハウジング11は例えばポリアミド等の合成樹脂で制作され、ハウジング11の 上方部は、上方側チューブ10a〜10cの先端に圧入されている。ハウジング 11の上方部外周には、管継手15a〜15cと上方側チューブ10a〜10c との接続を確実なものとするための膨出部14が形成されている。
【0016】 一方、下方側チューブ56a〜56c先端部の外周には、先端から所定距離を 置いて環状凸部57a〜57cが形成されている。
【0017】 管継手15a〜15cのハウジング11の中央内部には、下方側チューブ56 a〜56c先端部の外周に密着して気密(液密)を保つためのOリング12が二 重に収装されている。さらに、ハウジング11の下方内部には、接続時に下方側 チューブ56a〜56c先端部の環状凸部57a〜57cを係止して下方側チュ ーブ56a〜56cの離脱を防止するための爪部17が設けられている。
【0018】 なお、これらチューブ10a〜10cおよび管継手15a〜15b、16a〜 16bの寸法、形式等や使用本数は配管の条件に応じて適宜選択される。
【0019】 図2および図3に示すように、管継手15a〜15cの外周には、先端(図2 の下方端)から所定距離を置いた位置に、直径方向に対向した一対の凸部18a ,18a〜18c,18cが各々設けられている。これらの凸部18a,18a 〜18c,18cは、管継手15a〜15cの先端(図2の下方端)方向に向っ て次第に高さが低くなる楔状をなしている。
【0020】 次に、ホルダ13について図3により説明する。 図3に示すように、ホルダ13は大略、直方体状の外形を有する本体部35と 、その下部に設けられたフランジ部36とからなる。ホルダ13は、例えばポリ アミドのような硬質樹脂によって全体を一体として成形することができる。
【0021】 図2および図3に示すように、ホルダ13の本体部35には三つの貫通孔37 a〜37cが所定間隔を置いて設けられている。貫通孔37a〜37cの上端開 口部には、上方に向かって広がる環状のテーパ面38a〜38cが形成されてい る。一方、図2および図4に示すように、貫通孔37a〜37cの下端開口部に は、環状の段部42a〜42cが形成されている。
【0022】 図2に示すように、貫通孔37a〜37cの内面であってテーパ面38a〜3 8cと段部42a〜42cとの間の部分の形状は、管継手15a〜15c先端の 周形状に対応している。また、段部42a〜42cの内径は、下方側チューブ5 6a〜56c先端の環状凸部57a〜57c(図1参照)の外径より大きくなっ ている。
【0023】 貫通孔37a〜37cの内面であってテーパ面38a〜38cと段部42a〜 42cとの間の部分には各々、直径方向に対向した一対の凹部39a,39a〜 39c,39cが設けられている。これらの凹部39a,39a〜39c,39 cは、管継手15a〜15cの凸部18a,18a〜18c,18cに対応して 設けられ、下方に向って次第に高さが低くなる楔状をなしている。
【0024】 ホルダ13のフランジ部36の所定位置には、ホルダ13をフロアパネル50 にボルト54によって固定するためのボルト孔40が設けられている。さらに、 フランジ部36上面側のボルト孔40に対応した位置に、ボルト54と共働する ナット部材47が予め接着等によって固着されている。
【0025】 一方、図4に示すようにホルダ13のフランジ部36裏側には、フロアパネル 50の開口(取付孔)52に対応する(図1参照)矩形枠状のスカート部41が 設けられている。また、スカート部41の対向した二辺の一部は一定の幅だけ分 割され、この分割された部分にホルダ13をフロアパネル50の取付孔52に仮 止めするための、一対の仮止め用フック43,43が形成されている。
【0026】 このように、ホルダ13をフロアパネル50に固定した場合、ホルダ13の貫 通孔37a〜37cはフロアパネル50の取付孔52に対応して配置されること になる。
【0027】 次に、以上のような構成よりなる本実施例の作用について説明する。
【0028】 まず、予め上方側チューブ10a〜10c先端に接続された管継手15a〜1 5cを、各々ホルダ13の貫通孔37a〜37c内に嵌着するように押込む。こ の際、貫通孔37a〜37cの上端開口部にテーパ面38a〜38cが形成され ているため、管継手15a〜15cの先端を円滑に押込むことができる。また、 管継手15a〜15cは、一対の凸部18a,18a〜18c,18cの位置が 貫通孔37a〜37cの一対の凹部39a,39a〜39c,39cの位置と合 うような向きで押込まれる。
【0029】 管継手15a〜15cが完全に押込まれると、その先端は、貫通孔37a〜3 7cの下端開口部の段部42a〜42cに当接する。同時に、管継手15a〜1 5c側面の一対の凸部18a,18a〜18c,18cが貫通孔37a〜37c 内面の一対の凹部39a,39a〜39c,39cと係合する。 この際、管継手15a〜15cのハウジング11とホルダ13は共にポリアミ ド等の合成樹脂で製作され、適度な弾性と滑らかさを有しているため、一対の凸 部18a,18a〜18c,18cは円滑に貫通孔37a〜37c内面を通過し て一対の凹部39a,39a〜39c,39cに係合することができる。
【0030】 一対の凸部18a,18a〜18c,18cと一対の凹部39a,39a〜3 9c,39cは各々前述のように楔形をなしているため、管継手15a〜15c は押込まれた方向と反対の方向に戻ることなく係止される。また、一対の凸部1 8a,18a〜18c,18cと一対の凹部39a,39a〜39c,39cと が係合するため、管継手15a〜15cは貫通孔37a〜37c内で円周方向に 動くことはない。この結果、管継手15a〜15cは、貫通孔37a〜37c内 で動くことなく保持される。
【0031】 次に、管継手15a〜15cを介して上方側チューブ10a〜10cが取付け られたホルダ13は、フロアパネル50の取付孔52内にスカート部41が入る ように押し込まれる。押し込まれたホルダ13は、仮止め用フック43が取付孔 52の開口縁に係合することにより、フロアパネル50上に仮止めされる(図4 参照)。 しかる後、ボルト54をフロアパネル50下方側からホルダ13のナット部材 47内に螺入し、締め付ける。このようにして、管継手15a〜15cおよび1 6a〜16cが接続された上方側チューブ10a〜10cは、管継手15a〜1 5cがフロアパネル50の取付孔52上に臨むようにフロアパネル50上に固定 される。
【0032】 その後、フロアパネル50の下方側から下方側チューブ56a〜56cの先端 部が管継手15a〜15cの内部に挿入される。 完全に挿入された下方側チューブ56a〜56c先端部は環状凸部57a〜5 7cが管継手15a〜15cの爪部17に係止され、管継手15a〜15cから の離脱が防止される。それと同時に、下方側チューブ56a〜56c先端の外周 部に管継手15a〜15c内部のOリング12が密着して、下方側チューブ56 a〜56cと管継手15a〜15cが気密(液密)に接続される。
【0033】 以上述べたような順序の他、ホルダ13を予めフロアパネル50に固定した後 、上方側チューブ10a〜10cを管継手15a〜15cを介してホルダ13に 取付けることも可能である。
【0034】 上方側チューブ10a〜10cの他端に取付けられた管継手16a〜16cは 、フロアパネル50上方側に配設され下方側チューブ56a〜56c先端部と同 様の形状を有する所定の接続部(図示せず)に接続される。
【0035】 本実施例によれば、管継手15a〜15cおよび16a〜16c、または上方 側チューブ10a〜10cの両端に接続された状態の管継手15a〜15cおよ び16a〜16cについて、予め気密(液密)検査を済ませたものを使用するこ とができる。そのため、配管作業時に接続部の気密(液密)検査や、配管作業の やり直しをする必要がない。 また、上方側チューブ10a〜10cは、管継手15a〜15cをホルダ13 の貫通孔37a〜37cに押込むだけで簡単にホルダ13に嵌着される。この場 合、管継手15a〜15cの一対の凸部18a,18a〜18c,18cがホル ダ13の貫通孔37a〜37cの一対の凹部39a,39a〜39c,39cと 係合し、管継手15a〜15cはホルダ13内で動く事のないように係止される ため、管継手15a〜15cをホルダ13内に簡単かつ確実に固定することがで きる。このようにして上方側チューブ10a〜10cをホルダ13に取付けたも のを予め用意しておくことにより、実際のフロアパネル50まわりの配管作業を 大幅に簡略化することができる。 したがって、本実施例の配管取付装置を自動車のフロアパネル50上方側の各 種補機類とつながる複数本の上方側チューブ10a〜10cと、フロアパネル5 0下方側に巡らされている複数本の下方側チューブ56a〜56cを互いに連結 する配管作業に適用することによって、作業効率を大幅に向上することができる 。
【0036】 なお、上記実施例において、管継手15a〜15cの側面に一対の凸部を設け 、貫通孔37a〜37cの内面に一対の凹部を設けた例を示したが、これに限ら ず、管継手15a〜15cの側面に一対の凹部を設け、貫通孔37a〜37cの 内面に一対の凸部を設けてもよい。
【0037】
【考案の効果】 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、一方側の配管類の先端に取 付けられた管継手は、ホルダの貫通孔内に押込むだけで容易に嵌着される。さら に、このとき管継手側面の凸部または凹部がホルダの貫通孔内面の凹部または凸 部と係合し、管継手がホルダ内で容易に動く事のないように係止されるため、管 継手をホルダ内に簡単かつ確実に固定することができる。このようにして一方側 の配管類をホルダに取付けたものを予め用意しておくことにより、実際の床板等 の仕切板まわりの配管作業を大幅に簡略化することができる。 また、管継手自体、または一方側の配管類の先端に取付けられた管継手につい て、予め気密(液密)検査を済ませたものを使用することができるため、配管作 業時に接続部の気密(液密)検査や、配管作業のやり直しをする必要がない。 したがって、床板等の仕切板により区画された一方側の配管類と他方側の配管 類の連結において配管作業の作業効率を向上させ、特に複数本の配管類が集中し ている場合に作業効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による配管取付装置全体を示
す縦断面図。
【図2】配管取付装置の要部を示す拡大縦断面図。
【図3】配管取付装置の組立て前の状態を示す斜視図。
【図4】配管取付装置のホルダを裏面から見た斜視図。
【図5】配管取付装置に適用される管継手の詳細を示す
縦断面図。
【図6】従来の配管取付装置を示す斜視図。
【符号の説明】
10a〜10c 上方側チューブ 13 ホルダ 15a〜15c,16a〜16c 管継手 18a〜18c 凸部 37a〜37c 貫通孔 39a〜39c 凹部 50 フロアパネル 56a〜56c 下方側チューブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口を有する仕切板により区画された一方
    側の配管類と他方側の配管類を各々の先端部で相互に連
    結する配管取付装置において、 一方側の配管類先端に取付けられ、内部に前記他方側の
    配管類先端が取付けられる管継手と、 前記仕切板に固定され、前記仕切板の前記開口に対応し
    て配置されるとともに前記管継手が嵌着される貫通孔を
    有するホルダとを備え、 前記管継手の側面に凸部を設けるとともに、前記貫通孔
    の内面に前記管継手の凸部と係合する凹部を設けたこと
    を特徴とする配管取付け具。
  2. 【請求項2】開口を有する仕切板により区画された一方
    側の配管類と他方側の配管類を各々の先端部で相互に連
    結する配管取付装置において、 一方側の配管類先端に取付けられ、内部に前記他方側の
    配管類先端が取付けられる管継手と、 前記仕切板に固定され、前記仕切板の前記開口に対応し
    て配置されるとともに前記管継手が嵌着される貫通孔を
    有するホルダとを備え、 前記管継手の側面に凹部を設けるとともに、前記貫通孔
    の内面に前記管継手の凹部と係合する凸部を設けたこと
    を特徴とする配管取付け具。
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