JPH0739033Y2 - 防災設備の中継器 - Google Patents

防災設備の中継器

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JPH0739033Y2
JPH0739033Y2 JP1990055896U JP5589690U JPH0739033Y2 JP H0739033 Y2 JPH0739033 Y2 JP H0739033Y2 JP 1990055896 U JP1990055896 U JP 1990055896U JP 5589690 U JP5589690 U JP 5589690U JP H0739033 Y2 JPH0739033 Y2 JP H0739033Y2
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文夫 金谷
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真一 斉藤
康宏 小此木
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、火災報知設備,ガス洩れ報知設備あるいは防
排煙制御設備等の防災設備における中央装置と各種端末
器との間に位置して、信号の変換,電源の供給等を行な
う中継器に関する。
[従来の技術] 従来より、火災報知設備,ガス洩れ報知設備あるいは防
排煙制御設備等の各種防災設備の中央装置および端末器
を共通の中央装置および幹線に接続して、信号の送受,
電源の供給等を行なうようにし、もって効率的な管理お
よび配線工事の簡素化を行なっている。このような共通
の幹線を用いる場合、各防災設備毎の端末器間における
信号形態あるいは電源仕様等の相違から、幹線と端末器
との間に信号の変換,電源の供給等を行なう中継器を設
けている。
このような従来防災設備の一例を、第6図の概略図によ
って説明すると、表示器1,操作スイッチ2等が搭載され
た中央装置3より伸びた幹線4の一端に、扉5を有した
中継器収納箱6が接続されている。この中継器収納箱6
内には、警戒区域の種類,規模に応じて種類と個数が選
択された各防災設備の中継器7が纏めて収納されてい
る。中継器収納箱6には、幹線接続用端子盤8と支線接
続用端子盤9とが設けられており、各中継器7は、この
幹線接続用端子盤8を介して幹線4に接続されると共
に、支線接続用端子盤9を介して、火災感知器10,ガス
洩れ感知器11あるいは防排煙制御機器12等の中から、そ
の中継器が担当する端末器へ伸びる支線13に接続されて
いる。なお、幹線接続用端子盤8からは次の中継器収納
箱6への幹線4が送り接続されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の中継器7においては、幹線接続用端
子盤8および支線接続用端子盤9への接続は、線路一本
一本を該当する端子に接続することによって行なってい
た。この接続作業は、熟練した作業員においても時間の
かかるものであり、ましてや未熟な者においては誤接続
を発生する原因にもなっていた。
[課題を解決するための手段] 本考案による中継器は、少なくとも、共通回路基板と、
固有回路基板と、連結補助手段とからなり、共通回路基
板は、幹線接続端子と、幹線分岐端子と、幹線送り端子
と、この幹線送り端子および幹線分岐端子と上記幹線接
続端子との間を接続する回路とからなる各中継器に共通
な構成とすると共に、固有回路基板は、上記幹線分岐端
子を接続する幹線引き込み端子と、支線を接続する支線
接続端子と、この支線接続端子と幹線引き込み端子との
間に形成された各中継器に固有の処理回路とからなる構
成として、幹線接続端子に幹線または他の中継器の幹線
送り端子を接続するようになし、連結補助手段は、他の
中継器と連結して幹線接続端子に他の中継器の幹線送り
端子を接続するに際して、他の中継器との連結を支援す
る手段とすることにより上記課題を解決したものであ
る。
[実施例] 以下、本考案を図面に基づいて説明すると、第5図は本
考案の一実施例における中継器を用いた防災設備の概略
図であって、中継器およびそれに付随する部品以外は第
6図に示した従来の防災設備におけるものと同様であ
る。すなわち、表示器1,操作スイッチ2等が搭載された
中央装置3より伸びた幹線4の一端に、扉5を有した中
継器収納箱6が接続されている。この中継器収納箱6内
には、警戒区域の種類,規模に応じて種類と個数が選択
された本考案による各防災設備の中継器20が纏めて収納
されている。また、これらの中継器20には、火災感知器
10,ガス洩れ感知器11あるいは防排煙制御機器12等の中
から、その中継器が担当する端末器に伸びる支線13が接
続されている。なお、中継器収納箱6からは次の中継器
収納箱6への幹線4が送り接続されている。
上記本考案による中継器20は、第5図における中継器集
合部のみを拡大表示した第3図より明らかなように、幹
線接続用中継器21を除いて、外観において何れも同一形
状を有し、各側面において連結されている。これは、中
継器収納箱6内において各防災設備の中継器を纏めて収
納した場合に、連結の順序に係わり無く意匠的な同一性
を保障するものである。なお、本実施例においては、幹
線接続用中継器21を、後述する幹線接続端子並びに幹線
送り端子の形状的制約から別形状としたが、これは幹線
接続用中継器21をも他の中継器22と同一形状とすること
を妨げるものではない。幹線接続用中継器21以外の各中
継器22の正面には、各種の状態表示を行なう表示灯30お
よび操作スイッチ31が設けられ、また図面上は破線によ
って示されて通常はシール等により塞がれた開口32が穿
たれており、後述する内部に設けられたディップスイッ
チの操作部に通じるようになっている。
各中継器21,22の連結を解除した状態において拡大表示
した第4図および同様な状態における斜視図である第2
図より明らかなように、幹線接続用中継器21を含めた各
中継器22の一方の側面には、差込接続型の幹線接続端子
40が設けられている。
また、隣に位置した幹線接続用中継器21を含めた中継器
22の上記幹線接続端子40に対面する幹線接続用中継器21
を含めた各中継器22の他方の側面には、差込接続型の幹
線送り端子41が設けられ、隣に位置した幹線接続用中継
器21を含めた中継器22の上記幹線接続端子40に接続し得
るようになっている。なお、幹線接続用中継器21には、
その一方の側面にも、差込接続型の幹線送り端子41が設
けられており、次の中継器収納箱6への幹線4が送り接
続される。
本実施例においては、幹線接続用中継器21の幹線接続端
子40を、幹線側端子14と他の中継器22の幹線送り端子41
との形状的相違から、他の中継器22のものと別形状とし
た。しかし、これは幹線接続用中継器21の幹線接続端子
40をも他の中継器22と同一形状とすることを妨げるもの
ではない。
本実施例においては、幹線接続用中継器21を含めた各中
継器22の背面の統一された位置には、中継器収納箱6に
固定されたレール15と嵌合してこのレール15上を滑動す
る連結補助手段としての一対のフック42が設けられてい
る。しかし、これは幹線接続用中継器21を含めた各中継
器22を連結接続させるという当初の目的においては、必
ずしも必要なものではない。幹線接続用中継器21を含め
た各中継器22は、中継器収納箱6内において各幹線送り
端子41および幹線接続端子40を介して連結接続する際に
は、フック42と両端子41,40との位置関係が統一されて
いるので、レール15にフック42を嵌合させて滑動させる
だけで簡単に連結接続することができる。そして、連結
接続が完了したならば、レール15の両開放端よりストッ
パ16を嵌入して連結を固定する。なお、本実施例におい
ては幹線接続用中継器21を含めた各中継器22のフック16
より離れた一方の側面下部には凹部43が設けられている
と共に、他方の側面下部には突起44が設けられており、
連続接続時に隣り合う中継器21,22の凹部43と突起44と
が嵌合し、中継器相互のずれを阻止して強固な連結を実
現している。さらに、本実施例においては幹線接続用中
継器21を含めた各中継器22の側面下部には小孔45を穿っ
た脚部46が設けられており、連結接続時にこの小孔45を
通して脚部46を中継器収納箱6にねじ止めすることによ
り強固な連結を実現することもできる。しかし、上記の
凹部43,突起44および脚部46も、幹線接続用中継器21を
含めた各中継器22を連結接続させるという当初の目的に
おいては、必ずしも必要なものではない。
上記のような連結接続に関与する各中継器22の側面以外
の面、例えば図示するように下側面には、差込接続型の
支線接続端子47が設けられている。この支線接続端子47
に接続された各支線13を介して、火災感知器10,ガス洩
れ感知器11あるいは防排煙制御機器12等の中から、その
中継器が担当する端末器が接続される。
幹線接続用中継器21および各中継器22の内部は、第1図
の各筐体を除去した状態における斜視図より明らかにな
る。なお、第1図には手前より1台の幹線接続用中継器
21と2台の中継器22のみを図示してある。
第1図より明らかなように、幹線接続用中継器21は、1
枚の回路基板50からなり、また各中継器22は、共通回路
基板51と固有回路基板52の2枚の回路基板より構成され
ている。ただし、第1図においては理解を容易とするた
めに、手前の中継器の固有回路基板52を除去してある。
幹線接続用中継器21の回路基板50上には、1個の幹線接
続端子40と2個の幹線送り端子41が配置され、幹線送り
端子の一方は連結される中継器への幹線接続に使用さ
れ、他方は次の中継器収納箱への幹線接続に使用され
る。回路基板50には、幹線接続端子40と両幹線送り端子
41との間を接続する回路が形成されている。なお、幹線
接続端子40と両幹線送り端子41との間を接続する回路上
には、必要であれば種々の回路を構成することもでき
る。本実施例においては、ここに連結される中継器の幹
線側に発生する短絡事故を検出し、設備全体が機能停止
することを阻止するため、中央装置側の幹線から切り離
す自動短絡検出回路が構成されており、その回路を形成
する回路素子53が回路基板50上に配置されている。
各中継器22の共通回路基板51上には、各1個の幹線接続
端子40,幹線送り端子41および幹線分岐端子54が配置さ
れ、矢印55で示すように幹線送り端子41は次に連結され
る中継器への幹線接続に使用され、幹線分岐端子54は固
有回路基板52への幹線接続に使用される。共通回路基板
51には、幹線接続端子40と幹線送り端子41および幹線分
岐端子54との間を接続する回路が形成されている。な
お、幹線接続端子40と幹線送り端子41および幹線分岐端
子54との間を接続する回路上には、必要であれば種々の
回路を構成することもできるが、本実施例においては何
も構成していない。このように構成された共通回路基板
51は、各中継器に共通なものとする。
各中継器22の固有回路基板52上には、各々1個の幹線引
き込み端子57および支線接続端子58が配置され、幹線引
き込み端子は57、矢印56で示すように共通回路基板51の
幹線分岐端子54への接続に使用され、支線接続端子58
は、火災感知器10,ガス洩れ感知器11あるいは防排煙制
御機器12等の中から、その中継器が担当する端末器への
支線接続に使用される。固有回路基板52には、幹線引き
込み端子57と支線接続端子58との間に、幹線と端末器と
の間の信号の変換,電源の供給等を行なう回路が形成さ
れている。この回路を形成する回路素子の中には、各種
の状態表示を行なう発光ダイオードからなる表示灯30,
各種の状態設定を行なう操作スイッチ31およびディップ
スイッチ59等が含まれる。
本実施例においては、各種の回路が形成されて面積の広
くなる各中継器22の固有回路基板52は、3個の端子40,4
1,54のみが設けられた共通回路基板51に対して垂直に接
続されるように構成されている。これは、各中継器22の
連結接続方向の巾を薄くし、中継器収納箱6内における
中継器の搭載個数を増大させている。この目的のため
に、共通回路基板51の幹線接続端子40あるいは幹線送り
端子41に当接する固有回路基板52の一部は、切欠部60と
なって共通回路基板51との接続を阻害しないように設計
されている。なお、各中継器22の連結接続方向の巾に制
約が無い場合には、固有回路基板52と共通回路基板51を
重ねて水平に接続するようにしてもよい。
上記のように構成された本考案による幹線接続用中継器
21および各中継器22を中継器収納箱6内に組み立てるに
は、第4図の矢印Aにより示すように、幹線接続用中継
器21を先頭に必要な各中継器22のフック42をレ−ル15に
嵌合させて滑動させ、各幹線送り端子41と幹線接続端子
40を連結接続する。この場合、各中継器22の共通回路基
板51上において、幹線接続端子40と幹線送り端子41との
間は回路により直接接続されているので、各中継器22の
接続順序に制約はない。そして、連結接続が完了したな
らば、矢印Bにより示すように、レール15の両開放端よ
りストッパ16を嵌入して連結を固定する。この際、幹線
接続用中継器21を含めた各中継器22の凹部43と突起44と
が嵌合し、中継器相互のずれを阻止して強固な連結を実
現している。さらに強固な連結を実現するには、幹線接
続用中継器21を含めた各中継器22の側面下部の脚部46を
中継器収納箱6にねじ止めするとよい。このように連結
接続した後に、矢印C,DおよびEにより示すように、各
線路4,4,13を幹線接続端子,幹線送り端子および支線接
続端子に差込接続して組立は完了する。
[考案の効果] 以上のように、本考案による中継器は、少なくとも、共
通回路基板と、固有回路基板と、連結補助手段とからな
り、共通回路基板は、幹線接続端子と、幹線分岐端子
と、幹線送り端子と、この幹線送り端子および幹線分岐
端子と上記幹線接続端子との間を接続する回路とからな
る各中継器に共通な構成とすると共に、固有回路基板
は、上記幹線分岐端子を接続する幹線引き込み端子と、
支線を接続する支線接続端子と、この支線接続端子と幹
線引き込み端子との間に形成された各中継器に固有の処
理回路とからなる構成として、幹線接続端子に幹線また
は他の中継器の幹線送り端子を接続するようになし、連
結補助手段は、他の中継器と連結して幹線接続端子に他
の中継器の幹線送り端子を接続するに際して、他の中継
器との連結を支援する手段となしたので、幹線および支
線の各中継器への接続作業は、熟練を要さずに短時間
に、かつ正確に行なうことができる。また、幹線の接続
は、各中継器の連結接続順序に無関係であるので、中継
器収納箱内における中継器のレイアウトを自由に行なう
ことができる。さらに、従来のような端子盤が無くなる
のですっきりとしたレイアウトができ、また、各中継器
の正面に配置された表示灯および操作スイッチに十分な
スペースを割けるので、状態確認および操作を正確に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案中継器の一実施例における各筐体を除去
した状態における斜視図、第2図は同様の中継器の連結
を解除した状態における斜視図、第3図は本考案中継器
を用いた中継器収納箱内における中継器集合部のみを拡
大表示した拡大図、第4図は第3図同様中継器収納箱内
における中継器集合部のみを連結を解除して拡大表示し
た拡大図、第5図は本考案の一実施例における中継器を
用いた防災設備の概略図、第6図は従来の中継器を用い
た防災設備の概略図であって、各図を通して同一部分は
同一符号によって示してある。 4……幹線、3……中央装置、13……支線、10……火災
感知器、11……ガス洩れ感知器、12……防排煙制御機
器、20,21,22……中継器、51……共通回路基板、52……
固有回路基板、40……幹線接続端子、54……幹線分岐端
子、41……幹線送り端子、57……幹線引き込み端子、58
……支線接続端子、42……連結補助手段としてのフック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−180396(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線を介して中央装置と信号の送受,電源
    の供給等を行ない、支線を介して火災感知器,ガス洩れ
    感知器あるいは防排煙制御機器等の端末器と信号の送
    受,電源の供給等を行なう防災設備の中継器であって、 該中継器は、少なくとも、共通回路基板と、固有回路基
    板と、連結補助手段とからなり、 上記共通回路基板は、幹線接続端子と、幹線分岐端子
    と、幹線送り端子と、該幹線送り端子および幹線分岐端
    子と上記幹線接続端子との間を接続する回路とからなる
    各中継器に共通な構成とすると共に、 上記固有回路基板は、上記幹線分岐端子を接続する幹線
    引き込み端子と、上記支線を接続する支線接続端子と、
    該支線接続端子と上記幹線引き込み端子との間に形成さ
    れた各中継器に固有の処理回路とからなる構成として、 上記幹線接続端子に上記幹線または他の中継器の幹線送
    り端子を接続するようになし、 上記連結補助手段は、他の中継器と連結して上記幹線接
    続端子に他の中継器の幹線送り端子を接続するに際し
    て、他の中継器との連結を支援する手段であることを特
    徴とする防災設備の中継器。
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