JPH0739177B2 - 印刷機のシリンダまたはローラ洗浄装置 - Google Patents

印刷機のシリンダまたはローラ洗浄装置

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JPH0739177B2
JPH0739177B2 JP24641290A JP24641290A JPH0739177B2 JP H0739177 B2 JPH0739177 B2 JP H0739177B2 JP 24641290 A JP24641290 A JP 24641290A JP 24641290 A JP24641290 A JP 24641290A JP H0739177 B2 JPH0739177 B2 JP H0739177B2
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ボールドウィン プリンティング コントロールズ リミテッド
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シリンダまたはロータの洗浄装置に係り、
特に洗浄対象であるシリンダまたはローラにより異なる
洗浄布を誤りなくクロスユニットに装着し、且つ洗浄布
供給手段に収納し得る洗浄布の量を多くすることによ
り、洗浄布の補充頻度を低減せしめるに好適な印刷機の
シリンダまたはローラ洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
洗浄布供給ローラから繰出され、当該布供給ロールと布
巻取りロールとの間に懸架された洗浄布を押圧手段によ
り印刷機のシリンダまたはローラに押付けて該シリンダ
またはローラ表面の汚れを清拭する自動洗浄装置が各種
提案され、実用化されている。
例えば特公昭56−3708号公報,特公昭56−370号公報9
及び特公平2−33306号公報があり、一例についてその
構成を第6図により説明する。
第6図において、50は印刷機シリンダの一つであるブラ
ンケット胴、60は自動洗浄装置のクロスユニット,61は
洗浄布の供給ロール,63は洗浄布の巻取りロール、64は
洗浄布である。洗浄布64は押圧パッド62を経て、前記二
つのロール61,63の間に懸架されている。押圧パッド62
は図示しないアクチュエータにより、ブランケット胴の
表面51に対し、圧接または離脱される。通常の印刷時に
おいて押圧パッド62はブランケット胴の表面51より離脱
している。
次に洗浄動作について説明する。
洗浄時にはブランケット胴50は緩動速度(通常印刷時よ
りも遅い速度)で矢印52の方向に回転する。洗浄開始の
信号により押圧パッド62はブランケット胴50の表面51に
対し(矢印イの方向に押される)洗浄布64を押圧する。
洗浄布64は図示しないスプレイ装置により溶剤で湿潤さ
れており、且つ巻取りロール63によって矢印65の方向に
連続的または間歇的に送られ、ブランケット胴50の表面
51の汚れを清拭する。数10秒ないし数分後にブランケッ
ト胴50の表面51が綺麗になった時点で押圧パッド62は矢
印ロの方向に動き、洗浄布64はブランケット胴50より離
脱し、且つ巻取ロール63の送り動作も停止して洗浄作業
は終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ブランケット胴の自動洗浄装置として、当初開発された
前記構成の印刷機用の自動洗浄装置は、夫々に好適な洗
浄布及び洗浄液を開発することによって、印刷機の他の
シリンダまたはローラ類、すなわち圧胴インキローラ,
ガイドローラの洗浄にも用いられるようになった。この
場合洗浄の対象であるシリンダまたはローラによって使
用される洗浄布は夫々異なるのであるが、洗浄布供給ロ
ール及び巻取りロールの形状,構造は同じであるため
に、しばしば洗浄布の誤用が発生し、トラブルを起して
いる。又同一出願人の発明に係る印刷機のインキ供給ロ
ーラ洗浄装置(特願平1−36016号)に使用される洗浄
布は他のシリンダ自動洗浄装置に用いられている洗浄布
(0.2mm)に比べて非常に厚い(2〜3mm程度)ので、従
来のロール方式の洗浄布供給方式では、供給部の洗浄布
の保持量が少なくなり、洗浄布の補給をしばしば行う必
要があり作業時の負担となっている。
この発明の目的は対象の異なるシリンダまたはローラの
自動洗浄装置に対し、専用の洗浄布の補給を迅速かつ正
確に行うことができ、且つ補給頻度が少なくてすむ印刷
機のシリンダまたはローラ洗浄装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は洗浄布供
給手段から繰り出され、当該布を巻取る巻取り手段との
間に懸架された洗浄布を、押圧手段により印刷機のシリ
ンダまたはローラの外周に押し付けて、前記シリンダま
たはローラ表面を洗浄する印刷機のシリンダまたはロー
ラ洗浄装置において、前記洗浄布供給手段が、前記洗浄
布が収納されたクロスカセットと、該クロスカセットを
収納するカセット収納部を有する前記押圧手段であるク
ロスユニットから成り、前記クロスカセットには洗浄対
象によって異なる位置に係合凹部を設け、一方前記クロ
スユニットのカセット収納部には前記クロスカセットの
係合凹部に合致する係合凸部を設けた構成にある。
また請求項2の発明は、請求項1の発明において、クロ
スが折り畳まれてクロスカセットに収納されている構成
にある。
また請求項3の発明は、請求項1の発明において、クロ
スに適度の張りを付与するブレーキをクロスユニット主
部に設けた構成にある。
また請求項4の発明は、請求項1の発明において、クロ
スカセットの装着を検出する手段をクロスユニット主部
及び該クロスユニット主部に係合するクロスカセットに
設け、該検出信号により洗浄動作禁止のインターロック
が解除されるようにした構成にある。
更に請求項5の発明は、請求項1の発明において、クロ
スユニット主部にクロスの案内部を設け、この案内部に
出没する阻止体を設け、この阻止体をクロスカセットの
装着を条件に没入させてクロスの通過を許可する手段を
設け構成にある。
〔作 用〕
クロスカセットの交換において、クロスカセットの係合
凹部をカセット収納部の係合凸部に合致させて装着させ
たとき、このクロスカセットに収納されているクラスは
当該装置に適合するシリンダまたはローラの洗浄用であ
るので、不適合なクロスによる洗浄トラブルが防止でき
ると共に、他のシリンダ洗浄装置のものと区別が明瞭と
なり、洗浄作業の能率を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は印刷機のシリンダまたはローラ洗浄装置のクロスユ
ニットの断面が示されている。
クロスユニット1は前部に弾性体で形成された圧着部材
2が装着され、背部にカセット収納部3が設けられてい
るクロスユニット主部4を備えている。このクロスユニ
ット主部4は両側にサイドプレート5が取付けられてお
り、このサイドプレート5は本機フレーム10に固定され
たアダプタプレート20に支持されている。アダプタプレ
ートの両端にはサイドプレート支持部21が対向して設け
られており、このサイドプレート支持部の内側対向面に
はサイドプレート5を摺動自在に支持する溝部22が形成
されている。したがって、クロスユニット主部4はアク
チュエータ(図示せず)によってシリンダまたはローラ
100(以下「シリンダ等」という)の方向、すなわち第
1図に示す矢印イ,ロ方向に進退動作する。カセット収
納部3は矩形断面に形成され背面側に開放されたカセッ
ト挿入口をもっており、このカセット挿入口側の上面に
は幅wのクロスカセット30の係合凹部32と合致する係合
凸部6が設けられている。
またカセット収納部の下面と底面が交わる部分にはクロ
ス供給口7が設けられ、このクロス供給口から引き出さ
れるクロス40をクロスユニット主部の外面に沿って圧着
部材2導く案内部8が設けられている。この案内部8に
は引き出されたクロスの弛みとシリンダ等100への巻き
取られを防止するためのブレーキ9が設けられている。
ブレーキ9は、第1図に示すように、案内部を横切って
作動するブレーキシューとこのブレーキ設定用ネジによ
り構成され、例えば第2図に示すように2ケ所に配置さ
れている。尚、11はクロスカセット30を押えるためのク
ランプ、14はクロス送りローラである。
クロスカセット30は、図3および図4に示すようにクロ
スユニット主部のカセット収納部3の断面と同一形状に
形成されており、このカセット内部には折り畳まれ、そ
の折り目を横にしたクロス40が収納されており、クロス
カセット装着時には最下部のクロス引出口31から外部に
引き出されるように構成されている。
またクロスカセットは対象とするシリンダ等以外のシリ
ンダまたはローラ、例えば圧胴、ブンランケット胴、イ
ンキ供給ローラなどの洗浄装置に用いられる洗浄用クロ
ス(以下他のクロスという)が誤って使用されないため
の安全手段として、クロスユニット主部に設けられた係
合凸部に合致させる係合凹部32(第3図参照)が形成さ
れている。尚、係合凹部の幅Wは係合凸部の幅wに対し
て若干大きく形成されている。
他のクロスが誤って使用されるのを防止するための他の
安全手段として、例えば第1図に示すように、カセット
収納部3にクロスカセット30の装着を検出するスイッチ
12を設け、このスイッチ動作を条件に洗浄動作、例えば
洗浄液の供給、クロス送りローラの駆動などのシーケン
ス動作が開始されるように構成することもできる。また
クロスカセットからクロスの引き出しをできなくするた
めに案内部8に一部に出没する阻止体を設け、この阻止
体を対象とするシリンダ等の洗浄用クロスカセット(以
下専用クロスカセットという)の装着により機械的又電
気的な作動機構により没入させてクロスの引き出しを可
能とし、一方他のクロスカセットでは阻止体が出たまま
になってクロスの引き出しができないように構成するこ
ともできる。更に上記機構を組み合わせて構成すること
によりその機能を一層確実なものとすることができ、装
置の信頼性を高めることができる。
第5図はクロスカセットの他の実施例が示されている。
クロスは折り畳まれ、その折り目を上下に位置させた縦
形にしてクロスカセットに収納されている。この場合、
クロスの供給を円滑にするためにクロス終端にバックア
ップ板35を当て、このバックアップ板をスプリング36に
より折り畳まれたクロス全体をクロス供給口方向に押し
ている。
クロスカセット内のクロスの残量を検出する手段として
は、第1図に示すように、クロスの終端近傍にマーカ33
を付け、このマーカ33を案内部8に設置させるセンサ
(図示せず)で検出するか、または第5図に示す案内部
の外側に設置されるセンサ34によりクロスの終端または
マーカを検出して装置を停止させる。
更に、第1実施例はクロス40を圧着部材2により押すよ
うに構成されているが、第5図に示す第2実施例のよう
にクロスユニット主部自体(ハで示す曲線部分)でクロ
スを押すように構成しても良い。
次に上記実施例の作用を説明する。対象とするシリンダ
等、例えばインキ供給ローラの洗浄が開始されると、ア
クチュエータが作動してクロスユニット主部を第1図矢
印イ方向に移動させ、その前部の圧着部材によりクロス
をインキ供給ローラの表面に押し付けて溶剤で軟化され
たインキを拭き取る。このとき、インキを軟化させる方
法として、ローラ表面に溶剤を直接与えるかまたはクロ
スに浸み込ませて間接的に与えるかのいずれかの手段が
採用される。またクロスの送りについては連続的または
間欠的に行なわれる。
インキを吸収したクロスはクロス送りローラの下流側に
設置されている切断や巻取りなどのクロス処理部(図示
せず)により処理される。
クロスカセット内のクロスが無くなった場合、クランプ
を外してクロスカセットをクロスユニット主部から取り
外して新しいものに交換する。その際、クロスカセット
の係合凹部をクロスユニットの係合凸部に合致させてカ
セット収納部に挿入する。クロスカセットが完全に装着
されると、クロス引出口から出たクロス先端が案内部を
通してクロスユニット主部の外側に出る。このクロス先
端を圧着部材を経てクロス送りローラに噛ませる。その
後、ブレーキを調節してクロスに適度の張りを付与し、
洗浄を再開する。
ここで、本システムの仕様に合わない他のクロスカセッ
トではカセット収納部への装着ができず、上記使用によ
るトラブルを未然に防止することができる。
本実施例では、1組の係合凸部および係合凹部によって
構成されているが、これに限定されるものではない。例
えば複数組により構成し、その少なくとも1組がクロス
ユニット主部に係合凸部、クロスカセットに係合凹部と
して設けられていれば良い。
〔発明の効果〕
上述のとおり、本発明によればクロスカセットにシリン
ダまたはローラごとに適合させる係合凹部を設け、該係
合凹部に挿入される係合凸部をクロスユニット主部のカ
セット収納部内に設けたので、前記以外のシリンダまた
はローラ洗浄装置に用いられるクロスカセットの使用に
よるトラブルが防止できると共に、係合凹部と係合凸部
を合せて装着することによりクロスが正しく引き出され
るから、クロスの交換が正確かつ迅速となる。
またクロスを折り畳んで収納しているクロスカセットを
使用する場合、クロスの保持量が多くなり、交換頻度を
低くすることができるので、作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る印刷機のシリンダまたはローラ洗
浄装置の部分断面を示す概略構成図、第2図は第1図A
−A線矢視の背面図、第3図は第2図B−B線に沿った
断面図、第4図はクロスカセットの斜視図、第5図は本
発明の他の実施例を示す概略構成図、第6図はブランケ
ット胴の自動洗浄装置の概略構成図である。 1……クロスユニット、3……カセット収納部、 4……クロスユニット主部、5……サイドプレート、 6……係合凸部、8……案内部、9……ブレーキ、 10……本機フレーム、12……スイッチ、 20……アダプタプレート、30……クロスカセット、 32……係合凹部、35……バックアップ板、 36……スプリング、40……クロス、100……被洗浄シリ
ンダまたはローラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄布供給手段から繰り出され、当該布を
    巻取る巻取り手段との間に懸架された洗浄布を、押圧手
    段により印刷機のシリンダまたはローラの外周に押し付
    けて、前記シリンダまたはローラ表面を洗浄する印刷機
    のシリンダまたはローラ洗浄装置において、前記洗浄布
    供給手段が、前記洗浄布が収納されたクロスカセット
    と、該クロスカセットを収納するカセット収納部を有す
    る前記押圧手段であるクロスユニットから成り、前記ク
    ロスカセットには洗浄対象によって異なる位置に係合凹
    部を設け、一方前記クロスユニットのカセット収納部に
    は前記クロスカセットの係合凹部に合致する係合凸部を
    設けたことを特徴とする印刷機のシリンダまたはローラ
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】クロスが折り畳まれてクロスカセットに収
    納されていることを特徴とする請求項1記載の印刷機の
    シリンダまたはローラ洗浄装置。
  3. 【請求項3】クロスに適度の貼りを付与するブレーキを
    クロスユニット主部に設けた請求項1記載の印刷機のシ
    リンダまたはローラ洗浄装置。
  4. 【請求項4】クロスカセットの装着を検出する手段をク
    ロスユニット主部及び該クロスユニット主部に係合する
    クロスカセットに設け、該検出信号により洗浄動作禁止
    のインターロックが解除されるように構成された請求項
    1記載の印刷機のシリンダまたはローラ洗浄装置。
  5. 【請求項5】クロユスニット主部にクロスの案内部を設
    け、この案内部に出没する阻止体を設け、この阻止体を
    クロスカセットの装着を条件に没入させてクロスの通過
    を許可する手段を設けた請求項1記載の印刷機のシリン
    ダまたはローラ洗浄装置。
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