JP2000510061A - インキ撥液性の可撓性ジャケット - Google Patents

インキ撥液性の可撓性ジャケット

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Abstract

(57)【要約】 可撓性ジャケット覆い体68は所定の長さおよび幅寸法に予め伸ばされ、予め平坦化されかつ予め切断されていて渡し胴10上に取り付けられるようにされている。可撓性ジャケット68覆い体は、整合ストライプ80、82、84、86、88、90および芯出し用マークで印が付されていて作動位置にある渡し胴上へ可撓性ジャケット覆い体をより早く、より簡単にそして正確に取り付けている。渡し胴の支持面に対向する予め作られた可撓性ジャケット覆い体の所定の正確な量の移動即ちゆるみは作動位置において確立される。補強用ストリップ70G、70T、70S、70Pは、可撓性ジャケット覆い体のくわえ側縁部、テール側縁部、および作業者/ギヤ側縁部に縫い付けられていて該可撓性ジャケット覆い体を安定化させ、そして高速プレス作業中渡し胴からの取り外しを阻止している。各補強用ストリップの少なくとも一側は感圧接着剤70Aを有し可撓性ジャケット覆い体を渡し胴10上に固着させている。

Description

【発明の詳細な説明】 インキ撥液性の可撓性ジャケット 発明の技術分野 本発明は、一般に、新規に印刷されたシートの印およびよごれを軽減させるた めの方法および装置に係わり、特に改良された可撓性ジャケット覆い体および印 刷機における渡し胴(transfer cylinder)上に該可撓性ジャケット覆い体を正 確にかつ確実に取り付けるための方法に係わる。 発明の背景 ロータリー式オフセット印刷機の作動においては、シートあるいはウェブ材料 のような新規に印刷された基体は、ある印刷機ユニットから他の印刷機ユニット へ渡し胴により案内され、次にそれらはシートスタッカに、あるいはシート折り たたみ装置/切断器ユニットに送り出される。新規に印刷されたシートの印およ びよごれは時として以下のようになっている。即ち、各シートが圧胴から移送さ れる際、またインキ付け画像を受領した後、新規に印刷されたシートは、それの 新規に印刷された側を渡し胴のシート支持面に接触させた状態で、逆の曲線経路 に沿って直ちに引っ張られる。新規に印刷されたシートの運動は迅速であってシ ート上のインキは、それが渡し胴の表面に接触する前に固定する時間を有さず、 従ってぬれインキの一部分は渡し胴の表面に堆積する。次のシートおよびその後 の全てのシートが移送されると、それらは引っ張られて堆積されたインキに接触 し、かくてそれらは印が付き、即ちよごれてしまう。 従来技術の説明 新規に印刷された基体を転写する際に固有のぬれインキの印およびよごれの問 題は積年のものであった。インキ堆積により生ずる問題を軽減させるために渡し 胴表面には様々な改良がなされてきた。いくつかの成功をおさめた改良のうちの 1つは、本出願人の米国特許第3,791,644号に開示され、かつ請求され ており、この特許において、渡し胴のシート支持面は幅広いホイール即ち胴の形 をしており、該幅広いホイール即ち胴はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で 被覆されていて低摩擦インキ撥液性表面を提供している。 高速の市販印刷機におけるPTFEで被覆された渡し胴の作動中、被覆された渡し 胴の表面は溶剤でしばしば洗浄されてインキ堆積物を除去しなければならない。 更に、PTFEで被覆された渡し胴が臨界クッション効果および印およびよごれを阻 止するのに必要とされた相対移動を提供しないことも確認されている。 PTFEで被覆された渡し胴の使用に関する制限は、新規に印刷されたシートが転 写される際該シートにクッション作用を与えるためのインキ撥液性の伸縮自在で 移動可能な布製覆い体を有する改良された渡し胴によって克服された。さて、従 来の渡し胴の転写面に対する新規に印刷された表面の係合により生ずる新規に印 刷されたシートの印およびよごれが、「印刷された基体材料を処理するための方 法および装置」と称する本出願人の米国特許第4,402,267号に開示され かつ請求されているような印防止で伸縮自在の布製覆い体システムを用いること により実質的に取り除かれることを世界中に印刷工業界において認識されている し、また認められており、その米国特許第4,402,267号の開示内容は参 考としてここに組み入れられている。 登録商標スーパーブルー(SUPER BLUE)(登録商標)の下で米国テキサス州ダ ラスのプリンティングリサーチ(Printing Research)株式会社により許諾され て市販されている本発明は、渡し胴のシート支持面の低摩擦フルオロポリマー被 覆および可動の布製被覆体を有する。当初のスーパーブルー(登録商標)布製被 覆体は、隆起部、すじ、列部およびしわを有する伸縮自在の可撓性で目のあらい 薄地の綿布材料で作られている。スーパーブルー(登録商標)布製被覆体は、基 体の新規に印刷された側のための伸縮自在のクッション作用支持体を提供し、新 規に印刷された基体と渡し胴表面との間の相対運動が伸縮自在の布製被覆体と該 胴表面との間で生じ、新規に印刷された側の印およびよごれを実質的に低減させ ている。 当初のスーパーブルー(登録商標)渡し胴および伸縮自在な布製覆い体システ ムは世界的な規模で市場における成功を収めた。しかし、印刷機で通常のような 連続使用した場合、当初の伸縮自在な布製覆い体は再調節および引き締めを必要 としていて渡し胴の表面に対向する伸縮自在な覆い体の相対運動あるいは適正な 量のゆるみを与えている。かかる再調節あるいは引き締めをすることなしに長期 にわたる使用後、伸縮自在な布製覆い体は緩くなってしまって該伸縮自在な布製 覆い体はプレス部品に補捉されたり、また渡し胴からちぎれることがあり、ほと んど常にブランケットを破壊させてしまう。 シートの重ね合わせが改良される点を除いて、圧胴と渡し胴との間により密接 な間隙のある印刷機がある。しかし、密接な胴間隙は重ね合わせを改良しなかっ たし、また実際に印の問題をより一層悪くしてしまっていた。更に、密接な胴間 隙は、伸縮自在なジャケット覆い体を渡し胴に取り付けるための従来の機械的留 め具の使用を制限してしまっていた。その制限の理由は、伸縮自在な布製覆い体 およびそれを渡し胴に取り付ける機械的留め具の組み合わされた厚みが該渡し胴 のくわえ縁部に隣接して置かれているくわえパッドの半径方向突起部を越えては ならないということである。留め具あるいは許容可能な間隙を越えて突出してい る伸縮自在な布製覆い体のいずれかの部分はインキを蓄積し、その後新規に印刷 されたシートが圧胴から転写される際そのインキにより新規に印刷されたシート に印が施されてしまう。 プレスによっては、渡し胴のシート支持面に対向するくわえパッドの半径方向 突起部は僅か約2.4mm(約3/32インチ)である。この制限により、伸縮自 在な布製覆い体を渡し胴に取り付けるための従来のフックアンドループ(hook-a nd-loop)式パイル留め具(例えば、ベルクロ(VELCRO(登録商標)留め具)の 使用が不可能になっている。 時として、伸縮自在な布製覆い体を渡し胴に取り付けるために両面接着テープ を用いている。伸縮自在な布製覆い体を交換することが必要な時、時として印刷 機作業員は、使用された接着テープを渡し胴から取り除くことなく、あるいはそ の使用された接着テープを交換することなく、該接着テープから離れる方向に伸 縮自在な布製覆い体を引っ張っている。摩耗した布製覆い体を取り外した後、印 刷機作業員は、しばしばアルコールのような溶剤を使用されたテープの接着面に 塗布することにより、接着特性を回復させ、該接着テープの保持力を元に戻すよ うに試みている。このことは、使用されたテープの接着性を一時的に元に戻すこ とが判明した。しかし、再使用される元に戻された接着テープの帯片即ちストリ ップの頻繁な故障により、交換用の伸縮自在な布製覆い体は渡し胴から取り外さ れてしまい、また印刷ブランケットあるいは他の印刷機部品が損傷を受けてしま っていた。 当初の装着方法によれば、伸縮自在な布製覆い体は2段階をなして渡し胴に取 り付けられている。第1に、両面接着テープの一方の接着側を渡し胴のくわえ縁 部に取り付け、次に伸縮自在な布製覆い体のくわえ縁部をテープの露出された接 着側に押圧する。当初の布材料の伸縮性の故に、伸縮自在な布製覆い体をテープ に整合させかつ定着することは難しい。更に、当初の伸縮自在な布製覆い体は、 それが取り付けられようとする際、束になろうとし、かくしてインキを堆積しか つ印を生じさせるしわあるいはハイスポット(high spot)を作り出してしまう 。 当初の接着テープを再使用する別の結果は、仮に交換用の布製覆い体が優れた 整合で、また適切なゆるみをもって取り付けられても、再使用される接着テープ が接着特性を失ってしまうということである。従って、交換用の伸縮自在な布製 覆い体は、通常の着用および剥ぎ取り(wear-and-tear)の結果として、また高 速印刷作業により生じる遠心力の故に、より分離しがちである。 これらの理由で、印防止布製覆い体の設計体および取付方法における引き続い ての開発がなされかつ改良がなされて当初の布製覆い体材料の伸縮自在性および 密接な胴間隙により課せられる限界を克服してきた。 発明の要約 本発明の一態様によれば、可撓性で実質的に非伸縮自在なジャケット覆い体は 、予め伸ばされ、また予め平坦化されている寸法的に安定した可撓性の布材料、 好ましくは目のあらい薄地の綿布で構成され、全てのしわ、隆起部、列部、すじ 部等を除去している。更に、可撓性ジャケット覆い体は特定寸法の渡し胴に取り 付けるために所定の長さおよび幅寸法に予め切断されている。好ましくは、可撓 性ジャケット覆い体が作動位置にある渡し胴に取り付けられる際、該渡し胴の表 面に対向する可撓性ジャケット覆い体の所定量のゆるみ即ち運動を提供する、よ り早い、より簡単な整合および正確な取り付けのための1つ以上の芯出し用マー クおよび1つ以上の水平および(または)垂直整合ストライプで該可撓性ジャケ ット覆い体には印が施されている。この構成によれば、予め作られている可撓性 ジ ャケット覆い体は、該可撓性ジャケット覆い体の印刷機装着(on-press)測定あ るいはトリミングを必要とすることなく渡し胴上に容易に取り付けられる。 この正確で、予め切断され、予め伸ばされ、予め平坦化され、そして予め作ら れた実施例においては、渡し胴の支持面にも、あるいは胴ベース覆い体にも1つ 以上の芯出し用マークで印が施されていて渡し胴への可撓性ジャケット覆い体の 迅速で正確な取り付けを容易にしている。予め作られた可撓性ジャケット覆い体 が作動位置にある渡し胴に固着される際、該可撓性ジャケット覆い体のくわえ縁 部およびテール縁部は渡し胴のくわえ縁部分およびテール縁部分に正確に整合さ れ、また渡し胴の支持面に対向する可撓性ジャケット覆い体の所定量の可動性あ るいはゆるみ性が確立される。 本発明の別の局面によれば、可撓性ジャケット覆い体の1つ以上の縁部には1 つ以上の補強用ストリップが永久的に取り付けられていて該可撓性ジャケット覆 い体材料を機械的に安定化させ、そしてプレス作業中、該補強用ストリップおよ び(または)渡し胴からの、可撓性ジャケット覆い体材料の分離を阻止している。 好ましくは、補強用ストリップは、可撓性ジャケット覆い体の少なくともくわえ 縁部に取り付けられている。随意に、可撓性ジャケット覆い体のテール縁部およ び作業者/ギヤ側縁部に付加的な補強用ストリップがそれぞれ取り付けられてい る。 補強用ストリップは、糸の通されたあるいは撚りを合わせて縫われたステッチ 、接着性沈積物、熱可塑性の溶接されたユニオン、およびステープルおよびクラ ンプを含む機械式留め具のような様々な手段により可撓性ジャケット覆い体に永 久的に取り付けられている。各補強用ストリップは、可撓性ジャケット覆い体を 渡し胴に固着させるための感圧接着剤を備えている。狭い胴間隙を有する印刷機 に用いるように意図されているこれら可撓性ジャケット覆い体の場合、補強用ス トリップ、可撓性ジャケット覆い体材料および留め具は注意深く選択されていて 、くわえパッドの半径方向突起を越えない合計厚みを提供している。 図面の簡単な説明 さて、本発明の多数の実施例を、添付図面を参照して説明する。その図面にお いて、 図1は、4色ロータリーオフセット印刷機におけるインターユニット転写位置 に装着された多数の渡し胴を示している概略側面図である。 図2は、予め切断され、予め伸ばされ、予め平坦化されたインキ撥液性の、そ して電導性の可撓性ジャケット覆い体を紙取り胴に正確に取り付けるための芯出 し用マークを備えた低摩擦電導性胴ベース覆い体を有する該紙取り胴の斜視図で ある。 図3は、図2の線3−3に沿った断面図で、作動位置にある紙取り胴に移動可 能に取り付けられている予め作られた可撓性ジャケット覆い体を示す。 図4は、芯出し用マークおよび接合用ストリップを有する低摩擦電導性胴ベー ス覆い体の部分斜視図である。 図4Aは、図4の線4A−4Aに沿った低摩擦電導性胴ベース覆い体の断面図 である。 図5は、縁部補強用ストリップ、芯出し用マークおよび多数の整合ストライプ を有する予め作られた可撓性ジャケット覆い体の頂部平面図である。 図6は、図2と類似の部分斜視図で、渡し胴に取り付けられた図7のコンパク トで予め作られている可撓性ジャケット覆い体の取り付けを示す。 図7は、糸かがりによりコンパクトな可撓性ジャケット覆い体のくわえ縁部に 永久的に取り付けられた補強用ストリップを有するコンパクトで予め作られてい る可撓性ジャケット覆い体の頂部斜視図である。 図8は、一部破断されている単純化された側面図で、図6の渡し胴への、図7 のコンパクトで予め作られている可撓性ジャケット覆い体の取り付けを示す。 図9は、図5の可撓性ジャケット覆い体に補強用ストリップを縫い付けた状態 で取り付けるのを示している単純化された断面図である。 図10は、図9と同様の断面図で、補強用ストリップおよび可撓性ジャケット 覆い体が接触接着剤の沈積物により取り付けられている図である。 図11は、図9と同様の図で、熱可塑性の溶接ユニオンにより補強用ストリッ プが可撓性ジャケット覆い体に取り付けられている図である。 図12は、図9と同様の図で、ステープル留め具により補強用ストリップが可 撓性ジャケット覆い体に取り付けられている図である。 図13は、図7と同様の頂部斜視図で、補強用ストリップがクランプ留め具に より可撓性ジャケット覆い体に取り付けられている図である。 詳細な説明 ここに用いられているような用語「渡し胴」および「転写手段」は、渡し胴、 紙取り胴、転写ローラ、支持ローラ、紙受けホイール、骨組みホイール、分割ホ イール、転写ドラム、支持ドラム、スパイダホイール、支持ホイール、ガイドホ イール、および印刷機における新規に印刷された基体を転写することができる他 のいかなる回転可能な部材を意味し、かつ指している。 以下に述べる例示実施例においては、基体Sはシート形態をしているとして述 べる。しかし、理解される通り、本発明の原理はウェブの形態をしている印刷さ れた基体に等しく適用可能である。 本発明に従った、新規に印刷された基体材料を取り扱うための改良された方法 および装置は、例えばロータリーオフセット印刷に用いられている形式の印刷機 に組み合わされて用いられている。代表的には、かような機器は、シート形態あ るいはウェブ形態のいずれかをした新規に印刷された基体材料を印刷機ユニット 間で、また最後の印刷機ユニットから紙受けシートスタッカあるいはシート折り たたみ装置/カッターユニットに転写するための1つ以上の渡し胴10を含んでい る。インターユニット転写位置(TLT3)に位置した各渡し胴10あるいは図 1に示されるように代表的な4ユニットロータリーオフセット印刷機12におけ る転写(紙受け)位置(T4)にある紙取り胴10Dの特定の位置は当業者によ り理解されるものと思われる。 特定の胴が渡し胴10あるいは紙取り胴10Dであると称されるかどうかはそ れの構造およびプレス内での場所に依存している。インターユニット転写位置( T1、T3)に置かれているこれら渡し胴10は新規に印刷されたシートをくわ えるための(図6および図8に示されているような)指部17およびくわえパッ ド15を有するくわえ棒13を備えている。紙受け位置(T4)では、紙取り胴 10Dはくわえづめを有していないが、その代わり長手方向ポケットAを有しス プロケットで駆動される紙受けチェーンにより担持されたくわえ棒の通過を可能 にしている。代表的なマルチユニットロータリーオフセット印刷機における転 写および紙取り胴の場所および機能の詳細については、本出願人の先の米国特許 第3,791,644号および第4,402,267号を参照すべきである。も ちろん、本発明の方法および装置は、任意の数の印刷機ユニットを有する印刷機 とともに利用することができる。 図1を参照すると、オフセット輪転機12は印刷機フレーム14を含んでおり 、該印刷機フレーム14は、それの右端で、枚葉自動給紙機16に結合されてお り、該枚葉自動給紙機16から、ここではSとして示されているシートはプレス 内に個々に、また次々と給送される。それの紙受け端部のところで、輪転機12 は紙受け枚葉スタッカー18に結合されており、その紙受け枚葉スタッカー18 で新規に印刷されたシートは集められ、そして堆積される。枚葉自動給紙機16 と紙受け枚葉スタッカー18との間に介挿されているのは4つの実質的に同じオ フセット輸転印刷機ユニット20A、20B、20Cおよび20Dであり、これ らオフセット輪転印刷機ユニット20A、20B、20Cおよび20Dは、それ らが印刷機を通して転写される際、シートSに異なる色のインキを印刷すること ができる。 図1に示されているように、各印刷機ユニットは従来の設計形態のもので、ま た版胴22、ゴム胴24および圧胴26を含んでいる。第1の印刷機ユニット2 0Aは、枚葉自動給紙機16から該第1の印刷機ユニット20Aの圧胴26に一 時に1つ個々のシートSを給送するインフィードローラ28を備えている。新規 に印刷されたシートSは、渡し胴10により圧胴26から第2の印刷機ユニット に移送される。 新規に印刷されたシートSは、概ね30で示されている紙受けコンベアシステ ムにより、最後の印刷機ユニット20Dから紙受け枚葉スタッカー18に移送さ れる。紙受けコンベアシステム30は従来の設計形態のもので、くわえ棒を担持 しているスプロケットで駆動される紙受けチェーン32を含んでおり、各くわえ 棒は、新規に印刷されたシートSが紙受け位置T4のところで最後の圧胴26を 離れる際、該新規に印刷されたシートSの先行(くわえ)縁部をくわえるための 指部およびくわえパッドを有する。新規に印刷されたシートSのくわえ縁部がく わえ指部によりくわえられる際、紙受けチェーン32は最後の印刷機ユニット2 0Dの圧胴26から離れる方向にくわえ棒およびシートSを引っ張り、また新規 に印刷されたシートSを紙受け枚葉スタッカー18に送り出す。 中間渡し胴11は、前の印刷機ユニットの渡し胴10から新規に印刷されたシ ートを受け取る。従来の設計形態である各中間渡し胴11は、典型的には渡し胴 10の直径の2倍の直径を有しており、また図1に示されているように、各印刷 機ユニットのインターユニット転写位置T1、T3間の中間位置T2に置かれて いる。圧胴26、中間渡し胴11、渡し胴10、並びにシートインフィードロー ラ28は、各々、くわえ棒13、くわえパッド15およびくわえ指部17を備え ており、それらくわえ棒13、くわえパッド15およびくわえ指部17はシート Sの先行(くわえ)縁部をくわえて関連の矢印により示されている方向に渡し胴 10のまわりで新規に印刷されたシートを引っ張る。紙受け位置T4にある紙取 り胴10Dはくわえづめを備えておらず、その代わり長手方向ポケットAを含み 、該長手方向ポケットAは、チェーンで駆動される紙受けくわえ棒のための通過 間隙を提供している。 転写および紙取り胴および関連した印刷機ユニットのくわえづめの機能および 作動はマルチユニットあるいは多色印刷機に精通した人達にはよく知られている と思われるので、各印刷機ユニットにおいて、圧胴26がインキ付き画像をシー トSに施すゴム胴24にシートを押圧するように機能することを注記する以外、 更に記載する必要はない。各渡し胴10は、各シートの新規に印刷された側が各 渡し胴10および紙取り胴10Dの支持面に面した状態で、圧胴26から離れる 方向に新規に印刷されたシートを移送している。更に、各渡し胴10および渡し 胴10Dは、以下に述べる通り、低摩擦で導電性の胴ベース覆い体62と、クッ ション作用をなす可撓性で移動可能なジャケット覆い体68とを備えている。 さて、図1、図2および図3を参照すると、紙取り胴10Dは紙受け位置(T 4)において輪転機12の最後の印刷機ユニット20Dに隣接して装着され、ま たリム34を有しており、該リム34は、回転可能な紙受け軸36により印刷機 フレーム14に回転するように支持されている。リム34は湾曲した半円筒状の 支持面38を有しており、該湾曲した半円筒状の支持面38は、それぞれくわえ 縁部分とテール縁部分との間で円周方向に、かつ紙取り胴の軸線方向長さに沿っ て長手方向に延在しているポケットAと交差している。くわえ縁部分およびテー ル縁部分は内側に突出するフランジ37、39により形成されており、該内側に 突出するフランジ37、39はくわえ縁部34Gおよびテール縁部34Tに沿い それぞれ一体をなして湾曲したリム34に接合されている。紙取り胴10Dは、 長手方向に離隔されたハブ40、42および44により紙受け軸36に取り付け られている。 図1および図2に示されている紙取り胴面38は低摩擦で導電性の、あるいは 半導電性の帯電防止胴ベース覆い体62により覆われている(図4)。ここで用 いられている「電導性」、「半電導性」および「帯電防止」は、電子あるいはイ オン化された原子の通過により電荷を電導し、あるいは移送する材料の能力を意 味し、また指している。具体的には、用語「半電導性」は電導材料を意味し、室 温(21℃、70°F)での該電導材料の表面抵抗率は、金属の抵抗率と絶縁体 の抵抗率との間である約10オームセンチメータから約10オームセンチメータ の範囲内である。 好ましくは、電導性胴ベース覆い体62の表面抵抗率は一平方当たりほぼ75 ,000オームを越えていない。優れた利点のために、例えば一平方当たり50 ,000オームから一平方当たり100,000オームまでの表面抵抗率範囲に 他の表面抵抗率の値を用いてもよい。好ましくは、胴ベース覆い体の摩擦係数は 表面でほぼ0.110を越えない。 低摩擦の電導性胴ベース覆い体62は、クランプバー64、66により渡し胴 10Dに取り付けられている。好ましくは、芯出し用マーク54および56は低 摩擦の電導性胴ベース覆い体の転写面に形成されている。芯出し用マークの目的 は、紙取り胴10D(図2)への可撓性ジャケット覆い体68(図5)の正確な 配置、正確な整合および確実な取り付けを容易にすることである。 さて図3、図4および図5を参照すると、低摩擦で半電導性の胴ベース覆い体 62および可撓性で移動可能なジャケット覆い体68は紙取り胴10Dに取り付 けられていて、新規に印刷されたシートを次の印刷機ユニットに、あるいはプレ ス紙受け枚葉スタッカー18に移送しつつ該新規に印刷されたシートSの印刷さ れた側にクッション作用を与えている。ジャケット覆い体68は電導性で、半電 導性で、帯電防止で、あるいは非電導性であり得る。ジャケット覆い体68はイ ンキ撥液性でも、あるいはインキ撥液性でなくともよい。本出願人の米国特許第 3,791,644号に開示されているフルオロポリマーで覆われた紙取り胴、 および本出願人の米国特許第4,402,267号に開示されているインキ撥液 性の伸縮自在の布製覆い体は新規に印刷されたシート材料を転写する場合の改良 点を提供しているが、予め伸ばされ、予め平坦化され、そして縁部が補強された 可撓性ジャケット覆い体68は各渡し胴10および紙取り胴10Dの能力を更に 改良して、ぬれインキを前のシートから引き続くシートに移送することなく、ま た新規に印刷されたシートの表面に印を付すことなく、その表面をよごすことな く、あるいはその表面を凹ませることなく、新規に印刷された材料の引き続くシ ートSを支持しかつ移送している。予め平坦化することは、平坦な材料を固有に 用いることにより、あるいは特殊な平坦化工程において材料を平坦化することに より達成することができ、基本的に一様な厚さを達成している。 転写紙取り胴10Dおよび(または)胴ベース覆い体62への可撓性ジャケッ ト覆い体68の取り付けは、該可撓性ジャケット覆い体68のくわえ縁部68G を、好ましくは補強用ストリップ70G、70T、70Pおよび70Sをそれぞ れ備えた該可撓性ジャケット覆い体68のテール縁部68Tおよび作業員/ギヤ 側縁部68P、68Sを少なくとも安定させることにより実質的に簡単化されか つ改良されている。好ましくは、可撓性ジャケット覆い体68および低摩擦で電 導性の胴ベース覆い体62は、各々、平坦で矩形の形状を有する。この紙取り胴 の実施例においては、低摩擦で電導性の胴ベース覆い体62は、紙受け渡し胴1 0Dのシート支持面38の実質的に全てを覆うように寸法決めされており、また 図5のフルサイズで予め作られている可撓性ジャケット覆い体68は紙受け渡し 胴よりも幅広く、それにより該可撓性ジャケット覆い体の突出している側部分は 渡し胴リム34の下側のまわりに折り畳まれ、またその下側に取り付けることが できる。 印の問題は渡し胴のくわえ縁部近くで最も深刻であり、また印およびよごれは 渡し胴のテール縁部に向かって小さいことが認められている。更に、高速作動中 、可撓性ジャケット覆い体は、遠心力に応じて該可撓性ジャケット覆い体の中間 部 に向かって引き上げられ、即ちひだになろうとしている。インキはひだになった 表面上に堆積し、かくて印およびよごれを生じさせる。本発明の一局面によれば 、この問題は、可撓性ジャケット覆い体の周辺側縁部分を作業者側縁に、また渡 し胴のギヤ側縁部に仮付け、あるいは取り付けることにより阻止される。好まし くは、可撓性ジャケット覆い体の側縁部分は、例えば登録商標ベルクロ(VELCRO )留め具あるいは接着性タブ部分70Eにより渡し胴の作業員側縁部およびギヤ 側縁部にスポット仮付けされている。更に、好ましくは接着性タブ部分の取り付 け個所は、長手方向中心線と可撓性ジャケット覆い体のテール縁部との中間で円 周方向に位置している。 好適実施例においては、予め作られた可撓性ジャケット覆い体68は天然材料 、例えば綿、麻、ウール、絹、リネン等で作られている。40メッシュの織られ た布、例えば32縦糸x28横糸の織り方を有する目の荒い薄地の綿布(充填) を用いることにより最良の結果が得られた。更に、目の荒い薄地の綿布は、スコ ッチガード(SCOTCHGUARD)(登録商標)液状調整剤のようなインキ撥液性化合物 で処理され、また帯電防止イオンポリマー化合物で処理され、そうでなければ電 導性にされ、あるいは半電導性にされている。好ましくは、例えば目の荒い薄地 の綿布材料は、横糸(充填)位置における1つ以上の電導性ストランドを織るこ とにより、また好ましくは可撓性ジャケット覆い体の全長および全幅を横切って 縦糸位置にある1つ以上の該電導性ストランドを織ることにより電導性にするこ とができる。シートの形態をした連続または独立セルポリマー発泡体のような合 成ポリマー材料も可撓性ジャケット材料として用いることができる。 本発明の重要な局面によれば、目の荒い薄地の綿布材料は予め伸ばされかつ予 め平坦化され、該目の荒い薄地の綿布材料は寸法的に安定している。ここで用い られているように、可撓性ジャケット材料に適用されているような「寸法的に安 定した」は、引張力に応じて伸びに実質的に抵抗する材料の能力を意味し、また その能力に指している。好ましくは、引張された可撓性ジャケット材料の伸びは 、シート転送(移送)作業中に可撓性ジャケット覆い体に生ずる引張力に応じて それの弛緩した長さの約2パーセント(2%)よりも少ない。この要求を満足す る寸法的に安定した織られた材料は目の荒い薄地の綿布であり、該目の荒い薄地 の 綿布は、切断で縦糸の伸びで約7パーセント(7%)を越えず、また切断で横糸 (充填)の伸びで約12パーセント(12%)を越えない強さおよび伸びの割合 (2.54cm(1インチ)掛ける15cm(6インチ)のサンプルの場合)を 有する。 代替構成によれば、織られたストランドあるいは可撓性ジャケット材料の糸は 、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリオレフィン、ポリイミドおよびポリア ミドを含む群から選択されたポリマーあるいはコポリマーから成っている。スト ランドあるいは糸の電導性は、アンモニウム塩、ポリグリセリンエステルおよび ゾルビタンエステル(sorbitan ester)を含む群から選択された帯電防止イオン ポリマー化合物の水性溶液でストランドあるいは糸を改良することにより、さも なければ、それらを処理することにより得られる。可撓性ジャケット覆い体68 は、帯電防止イオンポリマー化合物の水性溶液内に可撓性ジャケット材料を浸漬 させることにより、あるいは帯電防止イオンポリマー化合物の水性溶液を可撓性 ジャケット覆い体に噴霧することにより、あるいは織る前に水性帯電防止イオン 化合物で可撓性ジャケット覆い体の糸あるいはストランドに含浸を行うことによ り処理することができる。あるいは、ストランドは、各該ストランドに電導性の フルオロポリマー樹脂コーティングを施すことにより電導性にされる。 可撓性ジャケット覆い体68を作ることができる代替材料は、水でからますか 、樹脂で接合され得る、あるいは熱で接合され得るビスコースレーヨン、ガーゼ およびメッシュのようなフェルト、紙、ティッシュ、織られた布(天然および人 工のもの双方)、プラスチック、繊維質材料発泡体(ポリスチレン)、研磨紙、 エモリ布(emory cloth)、セルロース材料、不織材料を含む。水でからまるビ スコースレーヨンを用いた場合、ニューヨーク州ニューヨークのコルゲートパル モライブ(Colgate-Palmolive)社により販売されている登録商標ハンディワイ プ(HandiWipes)の下で販売されている洗浄用クロスのようにレーヨンを乾燥成形 し、あるいは湿潤した状態に置くことができる。 好ましくは、織られる際、少なくとも1つの横糸(充填)ストランドは、織り 方の少なくとも1つの他のストランドの色と対称をなす色を有しており、それに より可撓性ジャケット覆い体内に、あるいは該可撓性ジャケット覆い体上に少な くとも1つの対照をなすストライプを画成する。黒色を有する多数のストランド は多数の白色ストランドと織り交ぜられ、可撓性ジャケット覆い体68のくわえ 縁部およびテール縁部に平行整合状態に黒色整合ストライプおよび白色整合スト ライプを画成する。青色のような別の対照をなす色を有するストランドあるいは 糸も織り交ぜられていて青色の地を画成する。あるいは、可撓性ジャケット材料 は対照をなす地を提供するように選択されおり、また対照をなす整合ストライプ は、可撓性ジャケット覆い体の地に塗られ、あるいは印刷されている。 更に、対照をなす整合ストライプは、平行をなす整合ストライプの色が交互に なった状態で、離隔用距離Kにより互いに関して分離されている。この典型的な 実施例における離隔用距離は1.3cm(1/2インチ)である。対照をなすスト ライプは紙取り胴10Dに対する可撓性ジャケット覆い体68の初期の正確な配 置、より早い簡単な取り付けおよび正確な整合を提供することが理解される。 整合ストライプは、転写紙取り胴10D上に対して可撓性ジャケット覆い体6 8を正確に位置決めし、かつ精密に整合させるための可撓性ジャケット材料W上 に、あるいは該可撓性ジャケット材料W内に形成されている。この目的のため、 長手方向に延在している(水平)整合ストライプ80、82、84および86、 88および90は、補強用ストリップ70Gおよび70Tに平行に整合して可撓 性ジャケット材料W内に、あるいは該可撓性ジャケット材料W上に形成されてい る。同様に、垂直(円周方向)整合ストライプ92、94、96および98、1 00および102は、補強用ストリップ70Sおよび70Pに平行に整合して可 撓性ジャケット材料W内に、あるいは該可撓性ジャケット材料W上に形成されて いる。好ましくは、整合ストライプ92、98は、フルサイズの可撓性ジャケッ ト覆い体68を作業員および渡し胴34のギヤ側縁部に正確に整合させるように 選択されている。可撓性ジャケット覆い体材料Wおよび整合ストライプは、対照 をなす色で形成されている。好適実施例においては、黒色および白色整合ストラ イプおよび黒色および白色垂直整合ストライプは青色の地にわたって交互になっ ている。 再び図5を参照すると、可撓性ジャケット覆い体68の好適実施例はくわえ縁 部68G、テール縁部68T、ギヤ側縁部68S、および作業者側縁部68Pを 有する。本発明の重要な特徴によれば、可撓性ジャケット覆い体68の縁部は補 強用ストリップ70G、70T、70Sおよび70Pによりそれぞれ安定化され ている。補強用ストリップは少なくとも1つの接着側部を有し、そして可撓性ジ ャケット覆い体材料の縁部を機械的に安定化させる目的で、かつ高速プレス作業 中補強用ストリップおよび(または)紙取り胴からの可撓性ジャケット覆い体の 分離を防止するために、該可撓性ジャケット覆い体68の縁部分に永久的に取り 付けられている。 好ましくは、補強用ストリップは、鎖線72、74、76および78(図5) により示されているように、糸かがりにより可撓性ジャケット覆い体68に永久 的に取り付けられている。接着沈着物120(図10)、熱可塑性の溶接された ユニオン122(図11)、およびステープル124(図12)および締め付け ジョー126A、126B(図13)を有するクランプ126を含む突き抜けて いる機械式留め具を含む他の留め具手段も、補強用ストリップを可撓性ジャケッ ト覆い体材料Wに永久的に取り付けるために用いることができる。各補強用スト リップの少なくとも一方の側は、紙受け渡し胴10Dにジャケット覆い体を固着 させるための感圧接着剤70Aを備えている。縫い付けおよび両面接着テープが 好ましい。何故なら、補強用ストリップおよび可撓性ジャケット覆い体の縫い付 けられた組合体はくわえパッド15の半径方向突起を越えないからである。ここ で用いられているように、「両面」接着テープは、テープの両面に感圧接着剤を 有する接着テープを意味し、かつそれを指している。 クランプバー64、66間の円周方向長さは知られており、また可撓性ジャケ ット覆い体68は渡し胴の既知の寸法に従って予め切断されていて、該可撓性ジ 4ャケット覆い体が作動位置(図3)の低摩擦で電導性の胴ベース覆い体62に 取り付けられる際、所定量の可動性あるいはゆるみQが確立される。好ましくは 、可撓性ジャケット覆い体は、該可撓性ジャケット覆い体68に施される中位の 平滑化する手の圧力に応じて約2mm(約1/16インチ)から約2.54cm(約 1インチ)の寸法Qだけ胴ベース覆い体62上の任意の個所から全ての方向に移 動可能で、即ち変位可能である。最大許容変位Qは胴間隙により決定され、くわ えパッド間隙を越えるべきでない。この予め測定され、予め作られた構成により 、 渡し胴面に対向する可撓住ジャケット覆い体の所定量のゆるみあるいは移動Qは 、該可撓性ジャケット覆い体が作動位置にある渡し胴上に固着される際、正確に 確立される。 紙受け渡し胴10D上に対する可撓性ジャケット覆い体68の初期の配置およ び整合を簡略化するために、芯出し用マーク104および106は該可撓性ジャ ケット覆い体68内にあるいはそれの上に形成されている。好ましくは、芯出し 用マーク104および106は可撓性ジャケット覆い体を二等分し、そして垂直 整合ストライプ92、94、96と平行に延在している。 再び図3を参照すると、可撓性ジャケット覆い体68を紙受け渡し胴10Dに 取り付ける好適方法が図示されている。最初に、低摩擦で電導性の胴ベース覆い 体62は、図1に示されているようにクランプバー64、66により、渡し胴リ ム34の露出した胴面38のまわりに固着される。次に、予め作られた可撓性ジ ャケット覆い体68は胴ベース覆い体62にかぶさって位置決めされ、それの芯 出し用マーク104、106は、低摩擦で電導性の胴ベース覆い体62上の対応 する芯出し用マーク54、56に一致している。また、可撓性ジャケット覆い体 の縁部整合ストライプ92、98は渡し胴の作業者側縁部およびギヤ側縁部上に 位置決めされている。 可撓性ジャケット覆い体68の初期の配置後、整合ストライプの整合およびそ れぞれの芯出し用マークの重ね合わせ即ち一致が確認される。くわえづめ補強用 ストリップ70Gは、渡し胴リム34のくわえづめおよびテール縁部34G、3 4Tに平行に整合した状態に水平整合ストライプ80、82、84を設定するく わえ縁部クランプバー64に対して面一に位置決めされている。次に、くわえ縁 部補強用ストリップ70Gの露出した接着側70Aは、くわえフランジ37の上 に横たわる胴ベース覆い体62のくわえ縁部分62Gに押圧される。次に、テー ル補強用ストリップ70Tは、渡し胴リム34のくわえづめおよびテール縁部3 4G、34Tと平行に整合した状態に水平ストライプ86、88、90を設定す るテール縁部クランプバー66に対して面一に位置決めされる。次に、テール縁 部補強用ストリップ70Tの露出した接着側70Aは、テールフランジ39の上 に横たわる胴ベース覆い体62のテール縁部分62Tに押圧される。 各補強用ストリップ70G、70Tは、図6および図8に示されているように 作動位置にある渡し胴リム34の作業者およびギヤ側縁部のまわりに折り畳むの に十分長い対向端部分70Eを有する。接着側部70Aは更に渡し胴リム34に 対する可撓性ジャケット覆い体の取り付けを確実にしている。 胴ベース覆い体62は滑らかな低摩擦面を有するので、それの取り付け面区域 は補強用ストリップ70Gおよび70Tとの確実な接着接合部を提供するように 処理され、あるいは修正されねばならない。一方法によれば、くわえづめおよび テール部分の滑らかな低摩擦取り付け面は、塩酸のマイルドな溶液で取り付け面 をエッチングすることにより、あるいは布やすりまたは回転式フレールで取り付 け面区域を研磨することにより荒くされている。好ましくは、該取り付け面区域 は、それらを接合用ストリップ91、95で覆うことにより修正されており、好 ましくは該接合用ストリップ91、95は、例えばブランドネームMYLAR( 登録商標)の下でデュポンにより販売されているようなポリエステルフィルムの 薄いストリップで構成されている。接合用ストリップは、図4および図4Aに示 されているようにくわえづめおよびテール取り付け面区域上に永久的に取り付け られている。好ましくは、ポリエステルフィルムストリップ91、95の取り付 け部は糸かがり93、97により作られており、該糸かがり93、97は、ポリ エステルストリップおよび胴ベース覆い体62を貫いている。補強用ストリップ 70G、70Tの接着側部70Aはポリエステルフィルム接合用ストリップ91 、95に対する確実な接着接合部を形成している。補強用ストリップは、更に渡し 胴リム34の下側あるいは側縁部のまわりに包まれかつそれに接着的に取り付け られた突出タブ部分70Eにより固着されている。 当初の布製覆い体の伸縮自在性により生ずる問題は、本発明によれば、予め伸 ばされ、予め平坦化された寸法的に安定している布材料で可撓性ジャケット覆い 体68を形成することにより解決された。予め伸ばされ、予め平坦化された布材 料は正確な長さおよび幅寸法に予め切断されていて特定の渡し胴のサイズに適合 しており、装置取り付け状態の縁取り即ちトリミング、締め付けおよび調節を排 除している。 図6および図7を参照すると、可撓性ジャケット覆い体68はコンパクトなサ イズに予め切断されていて該可撓性ジャケット覆い体68が胴ベース覆い体62 の全幅を覆わないようになっており、そして該胴ベース覆い体62の周縁側面M が該可撓性ジャケット覆い体68の両側に露出されている。図7に示されている コンパクトでサイズの低減された可撓性ジャケット覆い体実施例68は、圧胴2 6と紙取り胴10Dあるいは渡し胴10との間の間隙が約約lmm(40ミル)よ りも少ない印刷機に用いるように意図されている。予め作られた可撓性ジャケッ ト覆い体の予め伸ばされた、予め平坦化された状態の故に、該可撓性ジャケット 覆い体の周縁側は、圧胴に接触あるいは被さるのに十分に片寄ることができない 。従って、作業者側およびギヤ側補強用ストリップはコンパクトでサイズの低減 された実施例には必要とされない。 圧胴と紙取り胴あるいは渡し胴との間の間隙が実質的に大きく、例えば2.5 4cm(1インチ)以上まで大きい他の印刷機の場合、予め伸ばされ、予め平坦化 された可撓性ジャケット覆い体68は、図5に示されているように正確なベース 胴覆い体寸法に切断される。図5に示されているようにフルサイズの可撓性ジャ ケット覆い体68は、胴34の作業者側縁部およびギヤ側縁部のまわりに、およ びそれの上を、あるいはそれの下に延在している。好ましくは、可撓性ジャケッ ト覆い体68の側部分68P、68Sは、補強テープストリップ70Pおよび7 OSの露出した接着側部70Aにより渡し胴34の下側に接着、固着されている 。 図6および図8に示されているような渡し胴においては、予め作られた可撓性 ジャケット覆い体68は同じように低摩擦で電導性の胴ベース覆い体62に取り 付けられ、またポリエステルフィルムストリップ91、95は、上述したように 該低摩擦で電導性の胴ベース覆い体62に縫い付けられている。渡し胴10は、 渡し胴リム34のくわえ縁部34Gに隣接して装架されたくわえ棒13と、くわ えパッド15と、くわえ指部17とを含んでいる。低摩擦で電導性の胴ベース覆 い体62は、クランプ板64、66により渡し胴10に確実に取り付けられてい る。可撓性ジャケット覆い体68は、紙受け渡し胴10Dに関連して先に述べた 通り、接着補強用ストリップ70G、70Tにより電導性の胴ベース覆い体62 に芯出しされ、それに整合され、またそれに取り付けられている。必要に応じ、 胴ベース覆い体62の低摩擦接合面は、先に述べたように修正されていて補強用 ストリップの信頼性ある接着接合を確実にしている。 発明の技術的利点 本発明は、印刷された表面をよごれあるいは印をつけることなく、かつ印刷さ れた材料に損傷を与えることなく、基体が渡し胴により転写される際、該基体の 新規に印刷された表面にクッション作用を与える安価な、そして信頼性のある可 撓性ジャケット覆い体の実質的に改良され、尚かつ簡単で、より早いそして正確 な取り付けを提供する。予め作られた可撓性ジャケット覆い体は補強用ストリッ プ、整合ストラップおよび芯出し用マークによっていかなる印刷機に迅速にかつ 容易に戻される。更に、可撓性ジャケット覆い体は所定の長さおよび幅寸法に予 め伸ばされ、予め平坦化され、そして予め切断されていて、該可撓性ジャケット 覆い体が作動位置にある渡し胴に取り付けられる際、該可撓性ジャケット覆い体 の正確な量のゆるみあるいは移動性が確立される。一旦、補強用ストリップ、芯 出し用マークおよび整合ストラップで確実にかつ正確に取り付けられると、本発 明の予め作られた可撓性ジャケット覆い体はいかなるその後の締め付け、調節あ るいはトリミングを必要としない。更に、補強用ストリップおよび渡し胴からの 可撓性ジャケット覆い体の分離が永久的に取り付けられている留め具により阻止 された状態で、該可撓性ジャケット覆い体は補強用ストリップにより渡し胴に確 実に取り付けられる。 好適実施例に用いられている選択された材料の故に、可撓性ジャケット覆い体 は環境的に安全であり、また増大した寿命を有する。低摩擦電導性の胴ベース覆 い体を洗浄する必要はない。何故なら、インキはインキ撥液性で電導性の可撓性 ジャケット覆い体に浸透しないからである。可撓性ジャケット覆い体はエプロン のように機能し、かくて下にある低摩擦の電導性胴ベース覆い体へのインキの転 写を阻止し、更に保全時間および保全の労働を除去し、一方、印刷品質を改良し 、生産性を高める。従って、取り扱われるべき、また洗浄されるべき汚れたクリ ーンアップラグ、即ちぎざぎざは無く、また有害な廃棄物処理問題も無い。渡し 胴のクリーンアップが本発明の可撓性ジャケット覆い体により除去されるが故に 、渡し胴に有害なクリーンアップ溶液への印刷室人員の露出が取り除かれる。更 に、印刷室人員に対する渡し胴のクリーンアップによる傷つけの危険性も除去さ れる。 何故なら、胴のニップ領域に近付いて渡し胴の支持面からインキを洗浄する必要 がないからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.印刷機における渡し胴に取り付けるための可撓性ジャケット覆い体であっ て、該可撓性ジャケット覆い体はくわえ縁部を有し、該くわえ縁部に沿って前記 可撓性ジャケット覆い体に取り付けられた補強用ストリップを含んでおり、該補 強用ストリップの少なくとも一側は、前記渡し胴に接着接触するように配置され た感圧接着剤を有し、前記可撓性ジャケット覆い体は、前記補強用ストリップを 該可撓性ジャケット覆い体に固着させるための留め具手段を含む可撓性ジャケッ ト覆い体。 2.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記渡し胴は作業者 側縁部とギヤ側縁部とを有し、前記可撓性ジャケット覆い体は作業者側縁部とギ ヤ側縁部とを有し、前記補強用ストリップは、前記可撓性ジャケット覆い体の作 業者側縁部あるいはギヤ側縁部を越えて延在している少なくとも1つの端部分を 有し、前記渡し胴の前記作業者側縁部あるいはギヤ側縁部のまわりに巻き付ける ための少なくとも1つの接着タブを画成している可撓性ジャケット覆い体。 3.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケット 覆い体の前記くわえ縁部および(または)テール縁部に整合して該可撓性ジャケ ット覆い体内にあるいはそれの上に形成された1つ以上の整合ストラップを含む 可撓性ジャケット覆い体。 4.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケット 覆い体は織られたストランドあるいは糸を有し、少なくとも1つのストランドあ るいは糸は、少なくとも1つの他のストランドあるいは糸の色と対照をなす色を 有し、前記可撓性ジャケット覆い体に少なくとも1つの整合ストライプを画成し ている可撓性ジャケット覆い体。 5.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケット 覆い体は、転写作業中該可撓性ジャケット覆い体に生ずる引張力に匹敵する引張 力の適用に応じて伸びに実質的に抵抗する能力を有する寸法的に安定した材料を 有する可撓性ジャケット覆い体。 6.前記可撓性ジャケット覆い体が、引張力に応じて伸びに実質的に抵抗する 能力を有する材料を有する請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、 引張力の掛けられた可撓性ジャケット材料の伸びは、シート転写作動中、前記可 撓性ジャケット覆い体に生ずる引張力に応じてそれの弛緩した長さの約2パーセ ント(2%)よりも少ないことを特徴とする可撓性ジャケット覆い体。 7.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケット 材料は、切断時、縦糸の伸びで約7パーセント(7%)を越えず、かつ切断時、 横糸(充填)の伸びで約12パーセント(12%)を越えない(2.54cm(1 インチ)掛ける15cm(6インチ)のサンプルに対して)強度および伸び割合を 有する織られた材料を有する可撓性ジャケット覆い体。 8.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケット 覆い体は、綿、麻、ウール、絹、リネン等を含む群から選択された天然材料の織 られたストランドあるいは糸を有する可撓性ジャケット覆い体。 9.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケット 覆い体は、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリオレフィン、ポリイミドおよ びポリアミドを含む群から選択されたポリマーあるいはコポリマーの織られたス トランドあるいは糸を有する可撓性ジャケット覆い体。 10.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケッ ト覆い体は、連続気泡あるいは独立気泡のポリエステル発泡体のシートを有する 可撓性ジャケット覆い体。 11.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記留め具手段は 、前記補強用ストリップおよび前記可撓性ジャケット覆い体を突き抜ける糸で縫 われた可撓性ジャケット覆い体。 12.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記留め具手段は 、前記補強用ストリップおよび前記可撓性ジャケット覆い体を突き抜ける機械式 留め具である可撓性ジャケット覆い体。 13.請求項12に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記機械式留め 具はステープルを有する可撓性ジャケット覆い体。 14.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記補強用ストリ ップは、テープの両側に配置された感圧接着剤を有する両面テープを有する可撓 性ジャケット覆い体。 15.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記定着用手段は 、前記可撓性ジャケット覆い体と前記補強用ストリップとの間に配置された熱硬 化性接着剤の沈積物であり、該補強用ストリップと該可撓性ジャケット覆い体と は、熱硬化性接着剤の沈積物により形成された接着接合部により一体に固着され ている可撓性ジャケット覆い体。 16.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記定着用手段は 、前記補強用ストリップと前記可撓性ジャケット覆い体との間に配置された接触 接着剤の沈積物であり、該補強用ストリップと該可撓性ジャケット覆い体とは、 接触接着剤の沈積物によって形成された接着接合体により一体に固着されている 可撓性ジャケット覆い体。 17.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記定着用手段は 、前記可撓性ジャケット覆い体と前記補強用ストリップとの間に結合された熱可 塑性材料の本体を有し、該補強用ストリップと該可撓性ジャケット覆い体は、該 可撓性ジャケット覆い体を備えた熱可塑性材料で成る埋め込まれたユニオンと該 補強用ストリップを備えた熱可塑性の溶接されたユニオンとにより一体に固着さ れている可撓性ジャケット覆い体。 18.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記定着用手段は 、第1および第2のクランプ用ジョーを有する機械式クランプを有しており、前 記可撓性ジャケット覆い体および前記補強用ストリップは該第1および第2のク ランプ用ジョーの間で一体に圧縮されている可撓住ジャケット覆い体。 19.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、低摩擦電導性胴ベ ース覆い体を含み、該低摩擦電導性胴ベース覆い体は前記渡し胴に取り付けるた めに所定のサイズに予め切断されかつ仕上げられており、前記可撓性ジャケット 覆い体は、前記補強用ストリップの少なくとも一方の接着側が前記渡し胴に接着 接触するように配置された状態で前記胴ベース覆い体に取り付けられている可撓 性ジャケット覆い体。 20.請求項19に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記補強用スト リップは両面接着テープを有し、また該可撓性ジャケット覆い体は、該両面接着 テープの一方の接着側が前記接合ストリップに接着係合して配置されかつ該両面 接着テープの他方の接着側が前記渡し胴に接着係合して配置された状態で前記低 摩擦胴ベース覆い体に取り付けられた接合用ストリップを含む可撓性ジャケット 覆い体。 21.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記補強用ストリ ップの少なくとも一方の接着側の前記接着剤を覆う取り外し可能な剥離ストリッ プを含む可撓性ジャケット覆い体。 22.印刷機における渡し胴に取り付けるための可撓性ジャケット覆い体にお いて、前記渡し胴はくわえ端部分とテール端部分とを有し、前記可撓性ジャケッ ト覆い体は前記渡し胴の前記くわえ端部分に取り付けるためのくわえ縁部を有し 、そして該渡し胴の前記テール端部分に取り付けるためのテール縁部を有し、前 記可撓性ジャケット覆い体は、該可撓性ジャケット覆い体に、それのくわえ縁部 に沿って取り付けられた補強用ストリップを含み、該補強用ストリップの少なく とも一方の側は感圧接着剤を有し、また前記可撓性ジャケット覆い体は、該補強 用ストリップの該少なくとも一方の感圧接着剤側が前記渡し胴の前記くわえ端部 分に接着接触するように配置された状態で前記可撓性ジャケット覆い体に前記補 強用ストリップを固着させる留め具手段を含む可撓性ジャケット覆い体。 23.請求項22に記載の可撓性ジャケット覆い体において、前記補強用スト リップの少なくとも一方の感圧接着側部に取り外し可能に結合された保護用剥離 ストリップを含む可撓性ジャケット覆い体。 24.新規に印刷された基体を転写するための円筒状支持面を有する渡し胴と 、前記円筒状支持面の上にある作動位置にある前記渡し胴に取り付けられ、新規 に印刷された基体が印刷機を介して移送される際、該新規に印刷された基体にク ッション作用を与える可撓性ジャケット覆い体とを含む印刷機において、該可撓 性ジャケット覆い体は、所定の長さおよび幅寸法を有するジャケット縁部分に沿 って予め切断されていて所定の渡し胴サイズに嵌合し、装置取り付け状態トリミ ングを排除し、また前記可撓性ジャケット覆い体は、前記可撓性ジャケット縁部 分の少なくとも1つに整合して前記可撓性ジャケット覆い体に取り付けられた補 強用ストリップと、該補強用ストリップを前記可撓性ジャケット覆い体上に固着 さ せるための留め具手段とを含み、前記補強用ストリップは前記渡し胴に接着接合 接触するように配置された感圧接着剤を有することを特徴とする印刷機。 25.請求項24に記載の発明において、前記可撓性ジャケット覆い体はくわ え縁部とテール縁部とを有し、前記補強用ストリップは該くわえ縁部あるいは該 テール縁部のいずれかに取り付けられ、前記可撓性ジャケット覆い体上に、ある いはそれの中に形成された1つ以上の整合ストライプを含み、該1つ以上の整合 ストライプは前記補強用ストリップに対して垂直関係をなして延在している発明 。 26.請求項24に記載の発明において、前記渡し胴はくわえ縁部分とテール 縁部分とを有し、前記補強用ストリップは、前記くわえ縁部分に接着接触により 取り付けられ、前記可撓性ジャケット覆い体は、新規に印刷されたシートが前記 渡し胴にわたって移送される際、該新規に印刷されたシートと該可撓性ジャケッ ト覆い体との間で遭遇される係合力に応じて前記渡し胴の支持面に対向する該可 撓性ジャケット覆い体の所定の量の円周方向移動あるいは半径方向変位を許容す る寸法に予め切断されている発明。 27.請求項26に記載の発明において、作動位置にある前記渡し胴に取り付 けられる際、前記可撓性ジャケット覆い体は、該可撓性ジャケット覆い体に適用 される平滑化用の手の圧力に応じて前記渡し胴支持面に対向して約2mm(約16 分の1インチ)乃至約50mm(約2インチ)移動可能あるいは変位可能である発 明。 28.請求項24に記載の発明において、前記可撓性ジャケット覆い体は目の 荒い薄地の綿布を有する発明。 29.請求項24に記載の発明において、前記くわえ縁部に平行に整合して前 記可撓性ジャケット覆い体上に、あるいはそれの中に形成された1つ以上の整合 ストライプと、互いに平行に整合してかつ前記くわえ縁部および前記テール縁部 に対して垂直な関係に前記可撓性ジャケット覆い体上に、あるいはそれの中に形 成された2つ以上の整合ストライプとを含み、矩形グリッド整合パターンを形成 している発明。 30.請求項29に記載の発明において、2つ以上の整合ストライプが2つ以 上の異なるあるいは対照をなす色でそれぞれ形成されている発明。 31.請求項24に記載の発明において、前記可撓性ジャケット覆い体はイン キ撥液性化合物を有する発明。 32.請求項24に記載の発明において、前記可撓性ジャケット覆い体は電導 性あるいは帯電防止の化合物を有する発明。 33.請求項24に記載の発明において、前記渡し胴は、くわえ縁部分と、テ ール縁部分と、作業者側縁部と、ギヤ側縁部とを有し、前記可撓性ジャケット覆 い体は、作業者側縁部と、ギヤ側縁部とを有し、前記発明は更に前記渡し胴の前 記作業者側縁部と前記ギヤ側縁部とに前記可撓性ジャケット覆い体の前記作業者 側縁部と前記ギヤ側縁部とをそれぞれ取り付ける第1および第2の留め具を含む 発明。 34.請求項33に記載の発明において、前記第1および第2の留め具は、前 記可撓性ジャケット覆い体が作動位置において取り付けられる際、該可撓性ジャ ケット覆い体の前記テール縁部と長手方向中心線との間で円周方向に配置されて いる発明。 35.転写面と、くわえ端部分と、テール端部分とを有する渡し胴に可撓性ジ ャケット覆い体を取り付けるための方法であって、前記可撓性ジャケット覆い体 は、前記くわえ端部分上に取り付けるためのくわえ縁部を有し、そして前記渡し 胴の前記テール端部分上に取り付けるためのテール縁部を有する方法において、 前記可撓性ジャケット覆い体の前記くわえ縁部に補強用ストリップを取り付け る工程であって、該補強用ストリップは、前記渡し胴に接着接触するように配置 された感圧接着剤と、前記可撓性ジャケット覆い体に前記補強用ストリップを固 着させる留め具手段とを有する前記工程と、 前記渡し胴に前記可撓性ジャケット覆い体を位置決めする工程と、 前記補強用ストリップの前記接着剤側を前記渡し胴の前記くわえ端部分上に取 り付ける工程と、 前記可撓性ジャケット覆い体の前記テール縁部を前記渡し胴の前記テール縁部 分上に取り付ける工程とを有する方法。 36.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、 前記可撓性ジャケット覆い体に少なくとも1つの芯出し用マークを形成する工 程と、 前記渡し胴に少なくとも1つの芯出し用マークを形成する工程と、 前記それぞれの芯出し用マークが互いに一致した状態で、前記可撓性ジャケッ ト覆い体を前記渡し胴に位置決めする工程とを含む方法。 37.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、 胴ベース覆い体を前記渡し胴に取り付ける工程と、 前記可撓性ジャケット覆い体を前記胴ベース覆い体上に位置決めする工程と、 前記補強用ストリップの接着剤側を前記胴ベース覆い体の前記くわえ端部分に 取り付ける工程と、 前記可撓性ジャケット覆い体の前記テール縁部を前記胴ベース覆い体の前記テ ール縁部分に取り付ける工程とを含む方法。 38.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、前記可撓性ジャケット覆い体に付与される平滑化の手の圧力に応じて、 約2mm(約16分の1インチ)から約100mm(約4インチ)まで前記渡し胴の 表面に対向して前記可撓性ジャケット覆い体の移動を許容する所定の寸法に前記 可撓性ジャケット覆い体を予め切断する工程を含む方法。 39.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、前記渡し胴上には胴ベース覆い体が取り付けられており、前記方法は、 前記胴ベース覆い体のくわえ端部あるいはテール端部上に、あるいはそれの中 に少なくとも1つの芯出し用マークを形成する工程と、 前記胴ベース覆い体に前記少なくとも1つの芯出し用マークを一致させて前記 可撓性ジャケット覆い体に該少なくとも1つの芯出し用マークを位置決めする工 程とを含む方法。 40.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、 所定の長さおよび幅寸法を有するジャケット縁部分に沿って前記可撓性ジャケ ット覆い体を予め切断して所定の渡し胴サイズに嵌合させ、装置取り付け状態ト リミングを排除する工程を含む方法。 41.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、 前記可撓性ジャケット覆い体内に、あるいはそれの上に少なくとも1つの整合 ストライプを形成する工程と、 前記少なくとも1つの整合ストライプに実質的に平行に整合状態に前記補強用 ストリップを前記可撓性ジャケット覆い体に取り付ける工程とを含む方法。 42.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を渡し胴に取り付けるため の方法におていて、 所定の長さおよび幅寸法を有するジャケット縁部分に沿って前記可撓性ジャケ ット覆い体を予め切断して所定の寸法の渡し胴への該可撓性ジャケット覆い体の 取り付けを緩く嵌合させ、装置取り付け状態トリミング、締め付けおよび調節を 排除する工程と、 前記予め切断されたジャケット縁部分の2つ以上に沿って付加的な補強用スト リップを取り付ける工程と、 前記付加的な補強用ストリップを前記渡し胴に固着させる工程とを含む方法。 43.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を取り付けるための方法に おいて、 前記可撓性ジャケットのくわえ縁部に整合して前記可撓性ジャケット覆い体内 に、あるいはそれの上に少なくとも1つの整合ストライプを形成する工程と、 前記渡し胴の前記くわえ縁部分上に前記補強用ストリップを取り付けて前記少 なくとも1つの整合ストライプを前記渡し胴のくわえ縁部に整合して位置決めす る工程とを含む方法。 44.請求項35に記載の可撓性ジャケット覆い体を渡し胴に取り付けるため の方法において、 インキ撥液性化合物で前記可撓性ジャケット覆い体を処理する工程と、 電導性帯電防止化合物で前記可撓性ジャケット覆い体を処理する工程と、 処理された可撓性ジャケット覆い体が寸法的に安定するまで該処理された可撓 性ジャケット覆い体を予め伸ばす工程とを含む方法。 45.請求項1に記載の可撓性ジャケット覆い体において、該可撓性ジャケッ ト覆い体は平坦である可撓性ジャケット覆い体。
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