JPH073930U - 加工材料固定具 - Google Patents
加工材料固定具Info
- Publication number
- JPH073930U JPH073930U JP3752493U JP3752493U JPH073930U JP H073930 U JPH073930 U JP H073930U JP 3752493 U JP3752493 U JP 3752493U JP 3752493 U JP3752493 U JP 3752493U JP H073930 U JPH073930 U JP H073930U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing material
- fixing
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- fixed
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 どのような加工材料を使用しても、切削加工
時には、加工材料を切削加工機の加工台に確実に固定で
き、切削加工後には、その加工材料を固定台から容易に
取り外すことのできる加工材料固定具を提供する。 【構成】 表裏両面に微細孔からなる吸盤が形成された
シートの表面部に、複数の断続的な凹部か、または溝状
の凹部を略等間隔で設け、加工物との接触面積を減少さ
せることにより、切削加工後の加工物の取り外しを容易
にした。
時には、加工材料を切削加工機の加工台に確実に固定で
き、切削加工後には、その加工材料を固定台から容易に
取り外すことのできる加工材料固定具を提供する。 【構成】 表裏両面に微細孔からなる吸盤が形成された
シートの表面部に、複数の断続的な凹部か、または溝状
の凹部を略等間隔で設け、加工物との接触面積を減少さ
せることにより、切削加工後の加工物の取り外しを容易
にした。
Description
【0001】
この考案は、コンピューター制御による切削加工機に加工材料を固定する際に 用いられる加工材料固定具に関するものである。
【0002】
従来から、コンピュータ制御による切削加工機を用いて、表札や表示札等に文 字や図形等を彫り込むことが行われている。このような切削加工機の中に、図5 に示すようなものがある。すなわち、この切削加工機1では、キャリッジ2を支 持する支軸部(図では隠れて見えない)がX軸方向に沿って内部に架設されてお り、その支軸部の両端部が切削加工機1の両側に設けられたレール部に沿ってY 軸方向に移動自在になっている。そして、上記キャリッジ2が、支軸部に沿って X軸方向に移動できるとともに、上下方向にも移動できるようになっている。し たがって、キャリッジ2を、前後(Y軸方向),左右(X軸方向),上下に移動 させることができ、キャリッジ2に取付けられた切削具3を、固定台4の上面に 固定された板状の加工材料5の表面に接触させながら移動させることにより、加 工材料5の表面に文字や図形等の彫り込みを行うことができるというものである 。
【0003】 このような、切削加工機1においては、加工材料5を固定するために加工材料 5を締め付け固定するバイス等が一般的に用いられていたが、このようなバイス を用いた場合、加工材料5が薄い板状のものであると、中央部が上側または下側 に湾曲してしまい、切削加工の際に、加工材料5の部分によって切削の深さにム ラが生じ、精度のよい切削加工ができないという問題があった。
【0004】 そこで、上記の問題点を解決するものとして、図5および図6に示すような、 吸着性のある固定シート6が加工材料固定具として見いだされ使用されている。 この固定シート6は表裏両面の全面に微細孔からなる吸盤が形成されており、そ の吸盤の吸着力によって、下面が切削加工機の固定台4の上面に吸着するととも に、上面に加工材料5が吸着固定されることによって、加工材料5を固定台4に 固定するようになっている。
【0005】
しかしながら、上記のような固定シート6を加工材料固定具として用いた場合 、加工材料5にプラスチック製の板等表面の滑らかな材料を使用すると、加工材 料5と固定シート6との吸着力が大きすぎ、切削加工後に、加工材料5を固定台 4から取り外す作業が容易でないという問題が生じている。また、加工材料5と 固定シート6の吸着力が固定台4と固定シート6の吸着力よりも大きい場合には 、加工材料5を取り外す際に、固定シート6が加工材料5と一緒に固定台4から 離れてしまう。このため、加工材料5と固定シート6を分離したのち、再度シー ト6を固定台4に設置しなければならなくなり、作業が煩雑であるという問題も 有している。さらに加工材料5に使用される材料の材質や表面粗さによっては、 加工材料5と固定シート6の吸着力に大きな差が生じ、加工材料5を適正な状態 で固定シート6に固定し、また取り外すといったことが困難になるという問題が ある。
【0006】 この考案はこのような事情に鑑みなされたもので、どのような材質の加工材料 を使用しても、切削加工時には、加工材料を切削加工機の固定台に確実に固定で き、切削加工後には、その加工材料を固定台から容易に取り外すことのできる加 工材料固定具の提供をその目的とする。
【0007】
上記の目的を達成するため、この考案による加工材料固定具は、表裏両面に微 細孔からなる吸盤が形成され、裏面部が切削加工機の固定台に吸着するとともに 、表面部に加工材料が吸着することによって、上記加工材料を上記切削加工機の 固定台に固定するシート状の加工材料固定具であって、上記表面部の所定部分に 、複数の断続的な凹部または溝状の凹部を略等間隔で形成することによって加工 材料との接触面積を減少させたという構成をとる。
【0008】
すなわち、この考案による加工材料固定具は、従来例のように、表裏に同一の 微細孔からなる吸盤が形成された固定シートではなく、表面部に複数の凹部が断 続的に略等間隔で設けられた固定シートか、または溝状の凹部が略等間隔で設け られた固定シートで構成されている。したがって、加工材料固定具の表面部の全 体の面積に対する凹部の面積の割合を適正に設定することにより、表面部の吸着 力を任意の大きさにすることができるようになり固定台及び加工材料としてどの ような物を用いても、加工材料の固定台への固定を確実に行うことができ、かつ 切削加工後には容易に加工材料を固定台から取り外すことができるようになる。 つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明する。
【0009】
図1(a),(b)は、この考案の一実施例による加工材料固定用の固定シー ト10を示している。この固定シート10は、発泡ウレタンをシート状に加工し て得られたもので、表裏両面の全面に微細孔からなる吸盤が形成されて大きな吸 着力を発揮するようになっている。そして、この固定シート10の表面には、縦 方向及び横方向に一定間隔で深さの浅い正方形の凹部11が設けられ表面全体が 格子状になっている。この凹部11はシートの表面を加熱することによって形成 することができ、例えば、格子状の面を持つ適当な治具を作りこれを加熱した状 態でシートの表面に接触させたり、加熱した電気ごて等を用いこれらをシートの 表面に接触させたりして形成することができる。
【0010】 上記固定シート10は、使用の際には、図5に示した切削加工機1と同様の切 削加工機の固定台(図2参照)12の上に、それ自身の裏面を固定台12の上面 に吸着させることによって固定される。なお、上記固定台12は、表面が滑らか なプラスチック製の板材で構成されており、固定シート10が容易に吸着できる ようになっている。そして、その状態の固定シート10の上面中央部に加工用の プレート13を載置し押圧することにより、プレート13切削加工機の固定台1 2上に固定する。ついで、切削加工機を操作することにより、上記プレート13 の上面に文字や図形等を彫り込む。
【0011】 プレート13への切削加工が終了したのちには、切削具を固定するキャリッジ をプレート13から離れた位置に移動させ、プレート13を固定シート10から 手で剥し取る。この場合、上記固定シート10の表面には凹部11が設けられ、 表面の吸着可能な部分の面積は全表面積の略1/2になっているため、吸着力が 減少しプレート13の固定シート10からの剥離が容易に行える。また、固定シ ート10の裏面は全面が吸盤に形成されているため強固に固定台12に吸着して いる。したがって、プレート13を固定シート10から剥し取る際、固定シート 10が固定台12から剥離されることがない。
【0012】 このように、上記固定シート10では、表面に凹部11を設けてプレート13 との接触面積を小さくすることにより、プレート13を固定台12に固定するた めの必要最小限の吸着力を固定シート10が持つようにすることができる。した がって、切削加工後には、プレート13を固定台12から容易に取り外すことが できる。また、固定シート10の表面における凹部11の面積を適宜設定するこ とにより、固定台12およびプレート13のそれぞれの材質,表面粗さに適切に 対応した吸着力を有する固定シート10を得ることができる。
【0013】 図3(a),(b)は、この考案の他の実施例による固定シート14を示して いる。この固定シート14は、表面の凹部15が正方形ではなく円形に形成され 、その円形の凹部15が互いに一定間隔を保った状態で複数個設けられている。 その他の構成については、上記実施例の固定シート10と同様である。この固定 シート14の場合、凹部15の面積が上記実施例の固定シート10における凹部 11の占める面積よりも小さいため、固定シート10の吸着力よりもやや大きな 吸着力を発揮するようになっている。その他の作用効果については、上記実施例 の固定シート10と同様である。
【0014】 また、図4(a),(b)は、この考案のさらに他の実施例による固定シート 16を示している。この固定シート16は表面に、四角を描くように溝状の凹部 17が外側から内部側にかけて複数個設けられている。この固定シート14の場 合、凹部17が四角状に縦,横に延びる溝状凹部で構成されているため吸着力に 方向性があり、プレート13を固定シート16から剥し取る際、横方向,または 縦方向に剥すと、他の固定シート10,14と比較してやや簡単に剥し取ること ができる。その他の構成及び作用効果については、上記2つの実施例と同様であ る。
【0015】 なお、固定シートの材質としては、発泡ウレタンに限定するものではなく、発 泡アクリル,その他、シート状に加工することができ、かつその表面に微細孔か らなる吸盤を形成することができるものであればなんでも使用することができる 。また、固定シートの表面に形成する凹部の形状も、上記実施例による固定シー ト10,14,16の凹部11,15,17のようなものに限らず、渦巻状にな った1本の線状凹部,その他、固定シートの表面に略均等に散らばらせることの できる形状のものであればなんでもよい。
【0016】 さらに、プレート13の材質としては、プラスチック板,金属板,木板等、切 削加工に使用されるものであればなんでも使用することができる。また、固定シ ートの凹部11,15,17等には、固定シートを貫通するものも含まれるもの とするが、この場合でも、固定シートとプレート13の吸着力は、固定シートと 固定台の吸着力よりも小さいものとする。
【0017】
以上のように、この考案による加工材料固定具は、表面部に凹部が形成されて 吸着力が小さくされているため、加工材料の固定台への固定は従来通り確実に行 うことができ、かつ切削加工後には容易に加工材料を固定台から取り外すことが できるようになる。また、凹部の形成は、加工材料固定具の表面を加熱するだけ ですむため、簡単に、表面部の吸着部の面積を調整することができる。その結果 、表面部の全体の面積に対する凹部の面積の割合を適正に設定することにより、 吸着力を任意の大きさにすることができるようになり、加工材料及び固定台とし てどのような物を用いても適切な固定及び簡単な取り外しが行えるようになる。 したがって、実用的効果が大である。
【図1】(a)は、この考案の一実施例による固定シー
トの平面図である。(b)は、そのA−A’断面図であ
る。
トの平面図である。(b)は、そのA−A’断面図であ
る。
【図2】その固定シートの使用状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】(a)は、この考案の他の実施例による固定シ
ートの平面図である。(b)は、そのB−B’断面図で
ある。
ートの平面図である。(b)は、そのB−B’断面図で
ある。
【図4】(a)は、この考案のさらに他の実施例による
固定シートの平面図である。(b)は、そのC−C’断
面図である。
固定シートの平面図である。(b)は、そのC−C’断
面図である。
【図5】従来例の固定シートを切削加工機において使用
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
【図6】その要部を拡大した断面図である。
1 切削加工機 10,14,16 固定シート 11,15,17 凹部 12 固定台 13 プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 表裏両面に微細孔からなる吸盤が形成さ
れ、裏面部が切削加工機の固定台に吸着するとともに、
表面部に加工材料が吸着することによって、上記加工材
料を上記切削加工機の固定台に固定するシート状の加工
材料固定具であって、上記表面部の所定部分に、複数の
断続的な凹部または溝状の凹部を略等間隔で形成するこ
とによって加工材料との接触面積を減少させたことを特
徴とする加工材料固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752493U JPH073930U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 加工材料固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752493U JPH073930U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 加工材料固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073930U true JPH073930U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12499936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3752493U Pending JPH073930U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 加工材料固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073930U (ja) |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP3752493U patent/JPH073930U/ja active Pending
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