JPH0739622Y2 - 合成樹脂ピニオンの補強構造 - Google Patents

合成樹脂ピニオンの補強構造

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JPH0739622Y2
JPH0739622Y2 JP1991038142U JP3814291U JPH0739622Y2 JP H0739622 Y2 JPH0739622 Y2 JP H0739622Y2 JP 1991038142 U JP1991038142 U JP 1991038142U JP 3814291 U JP3814291 U JP 3814291U JP H0739622 Y2 JPH0739622 Y2 JP H0739622Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
engaging
pinion
shaft
metal plate
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JP1991038142U
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JPH04124628U (ja
Inventor
北 忠 川
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は合成樹脂ピニオンの補強
構造に関し、更に詳細に説明すると、中央にシャフト挿
通用の軸穴が形成され、外周にギアーが形成されると共
に、側面に補強用の金属板が取付けられた合成樹脂ピニ
オンの補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両用シートに適用される、パワ
ーモータを用いたパワーリクライニング機構において
は、モータによって回転駆動されるピニオンギヤーとリ
クライニングデバイス本体側のピニオンギヤーとを噛合
させてシートバックのリクライニング操作を行うように
なされている。そしてこのようなピニオンには、近年経
済性や加工性等を考慮して合成樹脂製のものが広く用い
られるようになった。一方で合成樹脂ピニオンの強度が
弱いことから種々の補強構造が採用されている。この補
強構造としては、合成樹脂ピニオンの軸穴付近にボス部
を設けたり、シャフト及び軸穴を大径に形成してシャフ
トと合成樹脂ピニオンとの接触面積を大きくすることも
考えられるが、レイアウト上の制約を受けると共に、未
だ十分な強度の向上は得られないため、一般には合成樹
脂ピニオンに補強用の金属板をインサートして埋設する
ことが広く行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記金属板を合成樹脂
ピニオンにインサートする場合には、金属板と合成樹脂
ピニオンとの熱膨張率及び収縮率が異なるため高温また
は低温下において金属板が膨張または収縮して合成樹脂
ピニオンとの接触面を押圧し、合成樹脂ピニオンに亀裂
が入る等有効に機能し得ない虞れを有していた。また合
成樹脂ピニオンと金属板とのインサート成形作業が煩雑
であると共に、加工成形上コストアップとなる欠点を有
していた。本考案の目的は、合成樹脂ピニオンの強度を
著しく向上させることができ、合成樹脂ピニオンに亀裂
が生じて有効に機能しなくなるのを防止し、組付作業能
率を向上させ得る合成樹脂ピニオンの補強構造を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、中央にシャフト挿通用の軸穴が
形成され、外周にギアーが形成されると共に、側面に補
強用の金属板が取付けられた合成樹脂ピニオンの補強構
造において、前記合成樹脂ピニオンの側面に複数の係合
突部が形成され、前記補強用の金属板の中央にシャフト
挿通用の軸穴が形成され、且つ金属板の側面に前記合成
樹脂ピニオンの側面の係合突部と係合する複数の係合穴
が形成され、前記係合穴は前記係合突部の一側面のみが
係合穴の側部に当接し、係合突部の上下及び一側面には
クリアランスが設けられ、前記合成樹脂ピニオンのシャ
フト挿通用の軸穴が前記金属板のシャフト挿通用の軸穴
より大きく形成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案に依れば、合成樹脂ピニオンの側面に形
成した複数の係合突部と、該合成樹脂ピニオンの側面に
取付けられる補強用の金属板の側面に形成した複数の係
合穴とを係合させ、且つ係合穴と係合突部とは一側面に
おいてのみ当接し、係合突部の上下及び一側面にはクリ
アランスを設け、前記合成樹脂ピニオンのシャフト挿通
用の軸穴を前記金属板のシャフト挿通用の軸穴より大き
く形成したので、金属板をインサートした合成樹脂ピニ
オンと同様の強度を有すると共に、金属板の熱膨張及び
熱収縮等による合成樹脂ピニオンの破損等の虞れがな
く、また簡易迅速に組付けることができ作業能率を向上
させることができる。
【0006】
【実施例】以下本考案に係る合成樹脂ピニオンの補強構
造を図面を参照して詳述する。図1及び図2には本考案
の一実施例の構成が夫々示されており、ポリカーボネー
ト,ポリプロピレン,ポリアセタール等の合成樹脂から
なる合成樹脂ピニオン1は、中央にパワーモータ等によ
り回転駆動されるシャフト10が挿通される軸穴2が形
成されている。この合成樹脂ピニオン1の一側面には補
強用の金属板11が取付けられている。また合成樹脂ピ
ニオン1の外周にはギアー3が形成されており、一例と
して図4に示す如く、他のピニオンや歯車、その他ラッ
ク部材等と噛合し、後述する如く、例えば車両用シート
のリクライニング機構に適用し得るようになされてい
る。
【0007】前記合成樹脂ピニオン1の金属板11が取
付けられる側には、軸穴2の周辺に該軸穴2と同心円状
に係合部としての複数(本実施例では8個)の係合突部
5が形成されている。この係合突部5は外側に向かって
拡がる扇形状に形成されているが図示の形状に限定され
るものではない。また係合突部5を形成する位置,数も
適宜変更できる。前記補強用の金属板11は合成樹脂ピ
ニオン1の形状に対応して円形状に形成され、中央にシ
ャフト10の挿通用の軸穴12が形成されている。この
軸穴12はセレーション部に形成され、挿通されるシャ
フト10と嵌合し、シャフト10の回転を金属板11に
伝達するようになされている。また金属板11には、前
記合成樹脂ピニオン1の係合突部5に対向する位置に係
合部としての複数の係合穴15が形成され、該係合突部
5と夫々係合することにより金属板11が合成樹脂ピニ
オン1に取付けられ、前記シャフト10の回転を合成樹
脂ピニオン1に伝達するようになされている。
【0008】前記係合穴15は、合成樹脂ピニオン1と
金属板11との取付状態を示す図2から明らかな如く、
係合突部5よりやや大きく形成されていると共に、係合
状態で回転力を受ける係合突部5の一側面のみが係合穴
15の側部に当接するように形成されている。即ち、係
合突部5の上下及び一側面にはクリアランスが設けられ
ている。尚この係合突部5の一側面のクリアランスは隣
り合う他の係合突部5においては反対側の一側面で係合
穴15の側部に当接するようにし、係合状態を強固に保
持し得るようにすることもでき、その他種々変形変更す
ることができる。斯る構成に依り、例えば低温下で金属
板11全体が熱収縮した場合、または高温下で熱膨張し
た場合であっても、夫々の係合穴15は係合突部5の一
側面とのみ当接し他の三辺との間には隙間が存在するの
で、合成樹脂からなる係合突部5に亀裂が入ったり破損
する虞れがないものである。
【0009】尚、上述の実施例においては、係合部とし
て合成樹脂ピニオン1側に係合突部5を形成し、金属板
11側に係合穴15を形成したが、これに限定されるも
のではなく、これ以外の構成、例えばピニオン1側に係
合穴を、金属板11側に係合突部を形成することもでき
る。また係合突部の代わりに金属板11やピニオン1を
貫通しない係合凹部としても良く、更に図3に示すよう
な係合爪35と係合凹部25を用いたもの等、従来周知
の種々の構成を採用できるものである。また、合成樹脂
ピニオン1の両側面に複数の金属板11を取付けること
もできる。
【0010】図4には本考案に係る合成樹脂ピニオンを
車両用シートのパワーリクライニング機構に適用した場
合の一実施例が示されており、このリクライニング機構
40は常時噛み合い式のロック機構を有し、小型モータ
41の出力軸側に連結されたピニオン42に合成樹脂ピ
ニオン1の外周のギアー3が噛合し、この合成樹脂ピニ
オン1に取付けられた金属板11の軸穴12にシャフト
10が挿通されて嵌合状態を保持している。このシャフ
ト10の先端側には太陽歯車45が形成され、この太陽
歯車45と噛合する複数の段付遊星歯車47がベース5
1及びアーム52間に配設され、この段付遊星歯車47
の各歯車がベース51及びアーム52に夫々対向して形
成された凹溝の内周縁に形成された内歯部に夫々噛合し
ている。従って、小型モータ41の出力軸側に連結さた
ピニオン42の回転により、合成樹脂ピニオン1が回転
され、シャフト10が回転することにより太陽歯車4
5、段付遊星歯車47の各歯車が回転し、ベース51に
対するアーム52の傾動角度が調整されるものである。
【0011】
【考案の効果】以上が本考案に係る合成樹脂ピニオンの
補強構造の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れ
ば、合成樹脂ピニオンの側面に複数の係合突部が形成さ
れ、前記補強用の金属板の中央にシャフト挿通用の軸穴
が形成され、且つ金属板の側面に前記合成樹脂ピニオン
の側面の係合突部と係合する複数の係合穴が形成され、
前記係合穴は前記係合突部の一側面のみが係合穴の側部
に当接し、係合突部の上下及び一側面にはクリアランス
が設けられ、前記合成樹脂ピニオンのシャフト挿通用の
軸穴が前記金属板のシャフト挿通用の軸穴より大きく形
成されているので、金属板を内設したピニオンと同様の
強度を有すると共に、金属板の熱収縮等による合成樹脂
ピニオンの破損等の虞れがなく、また簡易迅速に組付作
業をすることができ、作業能率を向上させることのでき
る合成樹脂ピニオンの補強構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】同、正面図。
【図3】係合部の変形例を示す概略断面図。
【図4】本考案をリクライニング機構に適用した一実施
例を示す断面図。
【符号の説明】
1 合成樹脂ピニオン 2 軸穴 5 係合突部 11 金属板 12 軸穴 15 係合穴 25 係合凹部 35 係合爪 40 リクライニング機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にシャフト挿通用の軸穴が形成さ
    れ、外周にギアーが形成されると共に、側面に補強用の
    金属板が取付けられた合成樹脂ピニオンの補強構造にお
    いて、前記合成樹脂ピニオンの側面に複数の係合部が
    形成され、前記補強用の金属板の中央にシャフト挿通用
    の軸穴が形成され、且つ金属板の側面に前記合成樹脂ピ
    ニオンの側面の係合部と係合する複数の係合穴が形成
    され、前記係合穴は前記係合突部の一側面のみが係合穴
    の側部に当接し、係合突部の上下及び一側面にはクリア
    ランスが設けられ、前記合成樹脂ピニオンのシャフト挿
    通用の軸穴が前記金属板のシャフト挿通用の軸穴より大
    きく形成されていることを特徴とする合成樹脂ピニオン
    の補強構造。
JP1991038142U 1991-04-25 1991-04-25 合成樹脂ピニオンの補強構造 Expired - Lifetime JPH0739622Y2 (ja)

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JPH04124628U JPH04124628U (ja) 1992-11-13
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US11268605B2 (en) 2019-06-27 2022-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Composite gear, cartridge, image forming apparatus, mold, and manufacturing method for composite gear

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