JPH0739677A - 洗濯機の洗濯制御装置 - Google Patents

洗濯機の洗濯制御装置

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JPH0739677A JP5185949A JP18594993A JPH0739677A JP H0739677 A JPH0739677 A JP H0739677A JP 5185949 A JP5185949 A JP 5185949A JP 18594993 A JP18594993 A JP 18594993A JP H0739677 A JPH0739677 A JP H0739677A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗剤を自動投入する洗剤自動投入手段11と
洗濯液の洗剤活性度を検出する洗剤活性度検知手段を備
え、その洗剤自動投入手段11にて初期洗剤量を投入し
た後、洗濯進行中に上記洗剤活性度検知手段からの出力
変化に対応して補給すべき洗剤量を決定し、洗剤を自動
的に補給する洗剤自動補給手段を備えてなるものであ
る。 【効果】 洗剤の使い過ぎによるすすぎ性能の低下防
止、自然環境への放出洗剤の軽減、ムダの排除等を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機における洗濯液の
状態を自動的に検知して最適な洗濯を行うようにする洗
濯機の洗濯制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の洗濯機の洗濯制御装置に
おいて、電極を直接洗濯液に接触させ、電極間に高周波
電圧を印加して、洗濯液の状態を電極間のインピーダン
スの変化として直接とらえられるようにした電導度セン
サに関する技術は特開平4ー187183に開示されて
いるが、これによると洗濯工程において電導度の変化か
ら洗濯時間を決定するようになっている。
【0003】すなわち、洗剤活性度を検知することによ
って洗剤量を調整したり、洗剤活性度を一定以上に維持
するような洗濯機の洗濯制御装置にはなっていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に洗濯において重
要なのは投入した洗剤量ではなく実際に溶け込んで活性
化した洗剤がどれだけあるかである。言い換えると洗剤
活性度がどれだけあるかであるが、上記従来の技術に記
載の洗濯機の洗濯制御装置は布量、水量から決めた洗剤
量を投入し、電導度の変化から洗濯時間を決定するよう
になっているが、活性化した洗剤濃度に変化があっても
洗剤量を補給するようになっていない。
【0005】本発明の目的は、最適な洗剤活性度で洗濯
できるように時々刻々変化する洗剤活性度を検知し、必
要に応じ洗剤を補給する洗濯機の洗濯制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機の洗濯制
御装置は上記目的を達成するために、電極を直接洗濯液
に接触させ、電極間に高周波電圧を印加して、洗剤活性
度の変化を電極間のインピーダンス変化すなわち電導度
の変化としてとらえるようにしたものである。そして、
洗濯を開始した所定時間後に洗剤活性度検知手段により
検出した検出結果とそれから所定時間後の検出結果
を比較し、その比較結果に基づいて補給すべき洗剤量を
決定し、洗剤自動投入手段によって洗剤を補給するよう
にしたものである。
【0007】又、上記洗剤検知手段により供給水の電導
度と洗剤投入後の洗濯液の電導度の比較(上昇)から洗
剤自動投入手段の動作確認をするようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は上記構成にて、洗剤活性度検知手段に
よって洗濯液の活性度が検出でき、その結果に基づいて
洗剤が補給されるので常に最適な洗剤活性度で洗濯でき
る。
【0009】従って、洗剤の使い過ぎによるすすぎ性能
の低下、環境への悪影響が防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の洗濯機の洗濯制御装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の洗濯機の概略構成を示した
もので、図1において、1は洗濯機全体の外箱で、その
内部に外槽2が配設され、更に外槽2の内部に洗濯槽と
脱水槽を兼ねる内槽3が配設されている。内槽3は周壁
部に脱水孔4がほぼ全域にわたり多数形成されている。
内槽3の内底部には洗濯撹拌用のパルセータ5が配設さ
れている。外槽2の底外面にはモータ6を主とする駆動
機構7が配設されている。
【0012】このほか外槽2の底面には排水弁8及び排
水ホース9も配設されている。更に外槽2の水位を検知
するため、排水弁8の上方から延長した水位ホースの先
端に水位検知手段14が配設されている。外槽2の側壁
下方には洗濯液の高周波電導度を測定する電導度センサ
10が配設されている。
【0013】電導度センサ10は外部接続用端子部10
bを有する一対の不溶性電極例えば白金ーチタン(チタ
ンを基材に白金を被覆例えばメッキしたもの)電極又は
ステンレス電極からなる電極部10aを非導電性の合成
樹脂10cで一体化し、図2のように外槽2に電極面を
垂直にして固着するようになっている。このようにすれ
ば、汚れの付着がない。
【0014】一方、外箱1の上方には洗剤自動投入手段
11と水道水を外槽2内に供給するための給水弁12と
洗剤を水で流し込む洗剤・水混合部13が設けられてい
る。又、外箱1の上方にはトップカバー(図示せず)が
配設されており、該トップカバー内には制御装置15が
配設されている。
【0015】該制御装置15はマイクロコンピュータに
より、比較手段及び洗濯内容変更手段並びに制御手段の
機能を含んで構成されており、図8に示すように、各種
のスイッチから成る入力手段18、布量検知手段16、
水位検知手段14、電導度センサ10や該電導度センサ
10の制御回路やセンサ読み込み回路等で構成される洗
剤活性度検知手段17、洗剤自動投入手段11の駆動源
モータ23を駆動するための駆動回路19、前記給水弁
12を駆動するための駆動回路20、前記洗濯用モータ
6を駆動するための駆動回路21、排水弁8を駆動する
ための駆動回路22、液温を検知するための液温検知手
段23等から構成されている。
【0016】なお、図4は洗剤の標準使用量を1とした
時の洗剤濃度比と電導度の関係を示したもので、洗剤濃
度比に対して電導度が上昇する関係がある。電導度は温
度によって変動するが、液温を検知し温度補正すること
により正確な制御を行うようになっている。
【0017】次に、上記構成の洗濯機の動作と電導度検
知による洗濯性制御方法について説明する。洗濯物を投
入し、電源スイッチを「入」にして、「スタート」ボタ
ンを押すと、全自動運転を実行する。
【0018】まず、始めに洗濯用モータ6を駆動し、パ
ルセータ5にかかる負荷から洗濯物の量(布量)を検知
し、該布量に応じた給水量を設定し、給水弁12が開
き、給水を開始する。約1分後(一例・・・電導度セン
サ10が水に浸されるまで。この状態を電導度センサ1
0で検知する。すなわち、電導度センサ10が水に没す
ると電導度が上昇することで確認できる。この時の電導
度すなわち洗剤活性度をCwとする。)に洗剤自動投入
手段11により初期洗剤量(例えば布量、水量から決め
た標準使用量の60%)を投入する。
【0019】投入された洗剤は洗剤・水混合部13で給
水により混合・溶解しながら内槽3(外槽2)中に流し
込まれる。所定水位になれば、給水弁12を閉じ、給水
を止める。
【0020】次にモータ6を駆動させて洗い運転を行
う。1〜4分経過後(この間に洗剤の溶解、水溶性成分
の溶出による電導度の上昇があるが、ほぼ安定化する時
点を捕らえ、この時の電導度すなわち洗剤活性度をCo
として読み込む。図5は洗剤の溶解時間の一例を電導度
の変化でみたものであるが、概ねこの時間内に電導度が
安定する。)の電導度すなわち洗剤活性度を読み込みC
oとする。その後1分又は2分後の電導度すなわち洗剤
活性度Cnを読み込む。そして、X=Co−Cnを算出す
る。この値Xに応じて追加する洗剤量を決定する。
【0021】例えば、図7の(2)の場合ならば、標準
使用量の20%を補給する。その結果、電導度は破線の
(2′)のようにはならずに、(2)のようになる。電
導度すなわち洗剤活性度C。のレベルは洗剤の表面張力
やpH等の活性度からみて限界ミセル濃度を越えている
ことはもちろん所定の洗浄度を得るために必要なものに
なっている。洗剤が汚れの乳化、溶解で消耗すると、図
6のように洗剤活性度すなわち電導度が低下する。
【0022】従って、このC。を下限としてこれ以下の
電導度すなわち洗剤活性度にならないように電導度セン
サ10で見張るようになっている。一般に洗剤の補給は
第1次だけで完了するはずであるが、もし、所定の洗濯
時間内に電導度すなわち洗剤活性度がCoより低下する
ことになれば、再び洗剤を前記と同量の標準使用量の2
0%を補給する。この場合、所定の洗濯時間の終了間際
(例えば2分以内)であれば、洗濯時間の2乃至5分の
延長を行うようになっている。
【0023】なお、図7において、例えば(1)の場合
は標準使用量の10%を補給し、同様に、(3)の場合
には標準使用量の40%を補給し、更に、(4)の場合
には標準使用量の80%を補給するようになっている。
また、(0)の場合にはそのままとする。
【0024】別の実施例として洗剤投入までの説明をす
ると、まず上記の一実施例と同様に洗濯物を投入し、電
源スイッチを「入」にして、「スタート」ボタンを押す
と、全自動運転を実行する。まず始めに布量検知水位を
設定し、給水弁12が開き、給水を開始する。規定水位
に達すると、一旦給水を停止し、この時の電導度を電導
度センサ10で検知する。すなわち、電導度センサ10
が水に没したときの電導度を検知し、この時の電導度す
なわち洗剤活性度をCWとする。(この時点では洗剤は
なし。)そして洗濯用モータ6を駆動し、パルセータ5
にかかる負荷から洗濯物の量(布量)を検知し、該布量
に応じた給水量を設定し、再び給水弁12が開き、給水
を開始する。そして洗剤自動投入手段11により初期洗
剤量(例えば布量、水量から決めた標準使用量の60
%)を投入する。以下、上記実施例と同様に動作するよ
うになっている。
【0025】
【発明の効果】本発明の洗濯機の洗濯制御装置は上記の
ような構成であるから、請求項1記載の発明は洗剤の活
性度を測定しているので、この測定値から洗濯液が洗浄
力をもっているかどうか知ることができ、その結果、洗
剤の活性度が低下すれば、洗剤の補給で対応できるの
で、予め多めに洗剤を投入することもなくなり、従っ
て、洗剤の使い過ぎによるすすぎ性能の低下防止、自然
環境への放出洗剤の軽減、ムダの排除等が図られ、有意
義なものとなる。
【0026】また、請求項2記載の発明は電導度センサ
によって洗剤活性度が検知できる。電導度の低下から洗
剤活性度の低下がわかる。そして、請求項3記載の発明
は洗剤の溶解状態が電導度の上昇で分かる。そしてまた
請求項4記載の発明は初期洗剤量は布量、水量から決定
し、標準使用量の100%未満とするため洗剤を使い過
ぎることはない。さらに請求項5記載の発明は電導度の
比較により判定するので、供給水の違いによる電導度の
変動は修正することができる。その上請求項6記載の発
明は洗濯中は常に洗剤下限濃度を維持できるように洗剤
量を決定、補給するため、洗濯期間中に洗剤の力が遺憾
なく発揮できる。
【0027】また、請求項7に記載の発明は万一、洗剤
下限濃度を下回っても洗剤の再補給システム(制御)に
より洗剤下限濃度を維持できる。そして請求項8記載の
発明は、所定の洗濯時間終了間際に洗剤を再補給したと
きには、洗濯時間の延長で対応しているので、ムダなく
十分な洗濯ができる。そしてまた請求項9記載の発明は
電導度センサの電極面が垂直となるように取り付けてあ
るので、汚れの堆積によるセンサ性能の低下が防止でき
る。さらに請求項10記載の発明は洗剤の投入検知が電
導度の上昇でわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の概略構成を示す要部断面図で
ある。
【図2】図1の電導度センサを上方からみた取り付け要
部断面図である。
【図3】図1の電導度センサの電極面及び接続用端子部
の要部平面図である。
【図4】洗剤濃度比と電導度の関係の一例の説明図であ
る。
【図5】洗剤の溶解時間と電導度の関係の一例の説明図
である。
【図6】油汚れ比(泥汚れ比)と電導度の一例の説明図
である。
【図7】本発明の洗濯中の電導度の変化及び洗剤補給に
よる電導度変化を説明するために示した模式図である。
【図8】本発明の洗濯機の洗濯制御装置の一実施例を示
す電子制御手段の概略構成図である。
【図9】本発明の洗濯機の洗濯制御装置の洗いの運転動
作についての制御内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 外槽 8 排水弁 10 電導度センサ 11 洗剤自動投入手段 12 給水弁

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤を自動投入する洗剤自動投入手段と
    洗濯液の洗剤活性度を検出する洗剤活性度検知手段を備
    え、その洗剤自動投入手段にて初期洗剤量を投入した
    後、洗濯工程中に上記洗剤活性度検知手段からの出力変
    化に対応して補給すべき洗剤量を決定し、洗剤を自動的
    に補給する洗剤自動補給手段を備えたことを特徴とする
    洗濯機の洗濯制御装置。
  2. 【請求項2】 上記洗剤活性度検知手段として洗濯液の
    電気伝導度を検出する電導度センサを具備し、検出した
    電導度の変化において電導度の低下から洗剤活性度の低
    下状態を検知することを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機の洗濯制御装置。
  3. 【請求項3】 上記初期洗剤量による洗濯開始から例え
    ば1分乃至4分経過後の電導度の最大値と供給水の電導
    度との比較から洗剤の溶解状態及び水溶性の汚れ成分の
    溶解状態を検知することを特徴とする洗濯機の洗濯制御
    装置。
  4. 【請求項4】 上記初期洗剤量は布量、水量から決定
    し、標準使用量の100%未満としたことを特徴とする
    請求項1記載の洗濯機の洗濯制御装置。
  5. 【請求項5】 上記初期洗剤量による洗濯開始から例え
    ば1分乃至4分の所定時間経過後の電導度とその後例え
    ば1又は2分の所定時間経過後の電導度の比較から補給
    すべき洗剤量決定することを特徴とする請求項1記載の
    洗濯機の洗濯制御装置。
  6. 【請求項6】 上記洗濯工程中は常に洗剤下限濃度を維
    持できるように洗剤量を決定し、洗剤を補給することを
    特徴とする請求項1記載の洗濯機の洗濯制御装置。
  7. 【請求項7】 上記洗剤下限濃度が所定洗濯時間内にお
    いて万一下回った時には洗剤を再補給することを特徴と
    する請求項6記載の洗濯機の洗濯制御装置。
  8. 【請求項8】 上記洗剤を再補給した時には例えば2乃
    至5分の所定の洗濯時間を追加することを特徴とする請
    求項7記載の洗濯機の洗濯制御装置。
  9. 【請求項9】 外部接続用端子部を有する不溶性電極か
    らなる一対の電極部を非導電性の合成樹脂で一体化し、
    該電極面が垂直になるように水槽の壁面もしくは排水経
    路に取り付けてなる電導度センサを備えたことを特徴と
    する洗濯機の洗濯制御装置。
  10. 【請求項10】 上記洗剤自動投入手段の動作の確認を
    洗剤活性度検知手段によって電導度の変化(主として上
    昇)として検知することを特徴とする請求項1記載の洗
    濯機の洗濯制御装置。
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