JPH0739720U - 炭収容器具 - Google Patents
炭収容器具Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飲食物材料の加熱処理効果を高めるために木
炭を使うに際し、木炭の真っ黒という色が妨げとなるこ
とを解消する。 【構成】 液の加熱を伴う飲食物材料の加熱処理に際し
て飲食物材料の加熱処理器具内に入れられる木炭を収容
する器具であって、前記加熱処理時の熱によっては変質
しない耐食性の材料からなり、前記木炭を覆い隠すこと
の出来る形状を備え、前記加熱処理時にその内部に液が
出入りできる開口部を有していることを特徴とする炭収
容器具。
炭を使うに際し、木炭の真っ黒という色が妨げとなるこ
とを解消する。 【構成】 液の加熱を伴う飲食物材料の加熱処理に際し
て飲食物材料の加熱処理器具内に入れられる木炭を収容
する器具であって、前記加熱処理時の熱によっては変質
しない耐食性の材料からなり、前記木炭を覆い隠すこと
の出来る形状を備え、前記加熱処理時にその内部に液が
出入りできる開口部を有していることを特徴とする炭収
容器具。
Description
【0001】
この考案は、液の加熱を伴う飲食物材料の加熱処理を行う際に飲食物材料の加 熱処理器具内に入れられる木炭を収容するための炭収容器具に関する。
【0002】
木炭は、昔からの燃料用途以外に脱臭剤や調湿剤などの様々な用途を有する。 しかし、木炭の秘めている優れた性質を利用した新たな用途、すなわち新たな需 要の開発が強く望まれている。 そこで、考案者は、木炭の優れた性質を様々な角度から検討し、水(液)の加 熱を伴う飲食物材料の加熱処理、すなわち、炊飯、湯沸かし、調理等の際に、飲 食物の風味を増す等の調理効果を高めるのに、木炭を使用することに着目した。 炊飯器の中に研いだ米と一緒に木炭を入れて炊いたり、鍋の中に煮物材料と一緒 に木炭を入れて煮たり、湯沸かし器の中に水と一緒に木炭を入れたりなどするの である。
【0003】 炊飯器や鍋などの調理器具(飲食物材料の加熱処理器具)に木炭を入れておく と、水道水中の不純物やカルキ、あるいは、調理材料から出るアクなどが木炭に 吸着除去されるため、炊飯だと美味く炊きあがるし、煮物だと美味く煮あがるし 、湯の臭みが取れたりする。炊飯器が炊飯ジャーの場合は、木炭を入れたままに しておけば、木炭がジャー特有の嫌な匂いを吸着し消してくれたりもするので、 ご飯の保温加熱時にも効果がある。このように、加熱処理器具内に木炭を入れる ことで、木炭の優れた性質が発揮され、高められるのである。
【0004】
しかしながら、木炭はこのように調理等の際に優れた性質を発揮するものの、 極めて黒いため、加熱処理器具内に木炭を入れることに強い抵抗感がある。真っ 黒な木炭が炊きあがった真っ白のご飯や色目の良い煮物の中に入っていると、見 た目が悪くて、肝心の木炭効果の良さが消し飛んでしまい、木炭を飲食物の加熱 処理に利用することをためらわせるのである。
【0005】 この考案は、上記事情に鑑み、飲食物材料の加熱処理効果を高めるために木炭 を使う際、木炭の真っ黒という色が妨げとなることを解消し、木炭の新たな需要 の開発を実現する炭収容器具を提供することを課題とする。
【0006】
前記課題を解決するため、この考案にかかる炭収容器具は、液の加熱を伴う飲 食物材料の加熱処理に際して飲食物材料の加熱処理器具内に入れられる木炭を収 容する器具であって、前記加熱処理時の熱によっては変質しない耐食性の材料か らなり、前記木炭を覆い隠すことの出来る形状を備え、前記加熱処理時にその内 部に液が出入りできる開口部を有していることを特徴とする。
【0007】 この考案の炭収容器具の材料としては、加熱処理する飲食物材料を害しないよ う、液の加熱を伴う飲食物材料加熱処理時の熱によっては変質しない耐食性の材 料でありさえすればよく、たとえば、耐熱性・耐食性の高いステンレススチール などの金属材料や陶磁器材料が例示される。 この考案の炭収容器具の外形は、筒状や箱状など様々な形があり、特定の形に 限られることはない。炭収容器具の大きさも、1個の木炭だけを入れられる大き さのものから、複数個の木炭を同時に入れられる大きさのものまで様々な大きさ がある。
【0008】 この考案の炭収容器具は、液の加熱を伴う飲食物材料の加熱処理の際に、液が この収容器具の内部に出入りできるような開口部を有していることが必要である 。この開口部としては、容器壁に設けられた貫通孔が典型的な形態として挙げら れるが、これに限らないことはいうまでもない。 この考案にかかる炭収納器具を使用する、加熱を伴う飲食物材料の加熱処理と しては、飲食物材料の水や油を加熱する処理が最も普通であり、具体的な調理の 種類としては、炊飯や煮物あるいは天ぷら揚げなどのほか、湯沸かし等が挙げら れ、炊き上げたご飯を炊飯ジャーでそのままで保温する形態もある。これらの加 熱処理に使用する器具は、炊飯には電気釜や炊飯ジャーが、煮物や天ぷら揚げに は金属製や磁器製等の鍋が、また、湯沸かしにはヒータ付きポットが、それぞれ 使われる。
【0009】 この考案の炭収容器具に収める木炭は、特定の木炭に限られないが、備長炭な どの硬質の高級木炭は、飲食物材料の加熱処理効果を高める作用が大きくて好ま しい。木炭の外形寸法も特定の寸法に限らないが、普通、長さ1〜10数センチ 程度、径数ミリないし数センチ程度である。なお、備長炭は原料の馬目樫を炭化 してなる黒色木炭であり、炭としては最高級品の一つである。
【0010】 木炭は、一定期間使用したのち、洗浄等により再生して使うことが可能である 。
【0011】
この考案の炭収容器具は、飲食物の風味等を向上させるため、飲食物材料の加 熱処理器具中に入れるべき木炭を、人の目に直接ふれないよう覆い隠すので、木 炭の黒い色が加熱処理前後の飲食物材料中に現れず、そのため、木炭の使用に対 する違和感や躊躇を無くすることができ、木炭を積極的に飲食物材料の加熱処理 に使用するのを促進する。
【0012】 炭収容器具は、木炭は実質的に覆い隠すが、飲食物材料の液が炭収容器具内部 に出入りすることができる開口部を有しているので、木炭と液の接触を妨げず、 液は木炭に十分に接触して、木炭による風味向上作用等が十分に発揮する。 炭収容器具は、飲食物処理器具内で飲食物材料と一緒に加熱されるけれども、 この加熱によっては変質しない耐食性の材料から出来ているため、飲食物材料を 害することがない。
【0013】
以下に、この考案の炭収容器具の実施例を図面を参照しながら説明する。 −実施例1− 図1は、実施例1の炭収容器具1の外観を示し、図2は実施例1の炭収容器具 1の内部を長手方向に切断してあらわす。
【0014】 炭収容器具1は、円筒状の器具本体2と、同本体2の木炭の出入口3を塞ぐリ ング状の蓋体(キャップ)4とからなる。器具本体2と蓋体4はステンレススチ ールまたは陶磁材料で出来ている。蓋体4の内周面と、器具本体2の一端の外周 面にはネジが切られていて、蓋体4は器具本体2にネジ込むことで装着されるよ うになっている。この蓋体4の器具本体2に対する装着はねじ込み構造に限らず 、例えば、ただ差し込むだけで取り付けられる嵌合構造であってもよい。
【0015】 器具本体2の他端に設けられた底部には円孔5が、周面には小円孔6,6がそ れぞれ容器内外を通じさせており、蓋4の中央にも円孔7が容器内外を通じさせ るよう壁を貫通している。 なお、炭収容器具1での液出入り用の開口部(孔)は、図示のように器具本体 と蓋体の両方にある必要は必ずしもなく、いずれか一方だけにある構成であって もよい。また、器具本体の開口部(孔)も、底と側面のいずれか一方だけにある 構成であってもよい。
【0016】 この炭収容器具1に木炭Aを入れる場合は以下のようにする。まず、蓋体4を 器具本体2から外し、木炭Aを出入口3から入れ、再び蓋体4を器具本体2に装 着する。炭収容器具1の中から木炭Aを取り出す時も、蓋体4を器具本体2から 外し、木炭Aを出入口3から出す。図面では、木炭Aを1個だけ炭収容器具1に 収容しているが、木炭Aを2個以上同時に収容するようにしても良い。
【0017】 このようにして、木炭Aを入れた炭収容器具1を、そのまま調理器具等の加熱 処理器具の中に入れて飲食物材料の加熱処理を行えば、円孔5〜7を介して水が 容器内外を出入りして、木炭Aが処理効果を高めてくれる。 −実施例2− 図3は、実施例2の炭収容器具11の外観を示し、図4は実施例2の炭収容器 具11の内部を長手方向に切断してあらわす。
【0018】 炭収容器具11は、直方体状の器具本体12と、同本体12の木炭の出入口1 3を塞ぐ長方形状の蓋体14とからなる箱状の器具である。器具本体12と蓋体 14はステンレススチールまたは陶磁材料で出来ている。蓋体14は、器具本体 12の上端開口部に嵌め込むことで取り付けられる、嵌め込み構造のものである が、蓋体と器具本体の間にさらに係合構造があって蓋体がより外れ難い構造にな っていてもよい。
【0019】 炭収容器具11の器具本体12の側面には円孔15,15が容器内外を通じさ せており、蓋14には円孔16,16が容器内外を通じさせている。なお、炭収 容器具11での液出入り用の開口部(孔)は器具本体と蓋体の両方にある必要は なく、いずれか一方だけにある構成であってもよい。また、器具本体の開口部( 孔)も、側周面だけでなく底面にもある構成であってもよい。
【0020】 この炭収容器具11に木炭Aを入れる場合、蓋体14を器具本体12から外し 、木炭Aを出入口13から入れ、再び蓋体14を器具本体12に装着する。炭収 容器具11の中の木炭Aを取り出す時も、蓋体14を器具本体12から外し、木 炭Aを出入口13から出す。図面では、木炭Aを2個並べて炭収容器具11に収 容しているが、木炭Aを1個だけ収容するようにしてもよい。
【0021】 このようにして、木炭Aを入れた炭収容器具11を、調理器具などの飲食物材 料の加熱処理器具中に入れて飲食物の処理を行えば、円孔15,16を介して水 が容器内外を出入りし、木炭Aが処理効果を高めてくれる。 この考案の具体的構成は、上記実施例に限らない。例えば、蓋体が全くなく、 両端だけが開口しているステンレススチールないし陶磁材料で出来ている単なる 筒状体(パイプ)であってもよいのである。
【0022】
この考案の炭収容器具を使用すれば、飲食物処理器具内の木炭が人の目に直接 ふれず木炭の黒い色が木炭の使用の妨げとならないため、木炭を飲食物材料の処 理効果を高めるのに積極的に使わせるようになり、そのため、この考案の炭収容 器具の有用性は顕著であるということができる。
【0023】 さらに、飲食物材料に対し、液の加熱を伴う加熱処理を施すことは、広く日常 的に行われるものであるから、この考案の炭収容器具の使用により、木炭使用量 の増大を図ることができるようにもなる。
【図1】実施例1の炭収容器具の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】実施例1の炭収容器具の内部を示す断面図であ
る。
る。
【図3】実施例2の炭収容器具の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】実施例2の炭収容器具の内部を示す断面図であ
る。
る。
1,11 炭収容器具 2,12 器具本体 3,13 出入口 4,14 蓋体 5,6,7 円孔 15,16 円孔 A 木炭
Claims (1)
- 【請求項1】 液の加熱を伴う飲食物材料の加熱処理に
際して飲食物材料の加熱処理器具内に入れられる木炭を
収容する器具であって、前記加熱処理時の熱によっては
変質しない耐食性の材料からなり、前記木炭を覆い隠す
ことの出来る形状を備え、前記加熱処理時にその内部に
液が出入りできる開口部を有していることを特徴とする
炭収容器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058993U JPH0739720U (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 炭収容器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058993U JPH0739720U (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 炭収容器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739720U true JPH0739720U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=13435903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7058993U Pending JPH0739720U (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 炭収容器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739720U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05316973A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-03 | Sangaku Kk | 炊飯方法 |
| JPH067745B2 (ja) * | 1989-07-11 | 1994-01-26 | 横河電機株式会社 | 電流共振型コンバータ |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP7058993U patent/JPH0739720U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067745B2 (ja) * | 1989-07-11 | 1994-01-26 | 横河電機株式会社 | 電流共振型コンバータ |
| JPH05316973A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-03 | Sangaku Kk | 炊飯方法 |
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