JPH0740097Y2 - ラジアル軸受 - Google Patents

ラジアル軸受

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JPH0740097Y2
JPH0740097Y2 JP1992065980U JP6598092U JPH0740097Y2 JP H0740097 Y2 JPH0740097 Y2 JP H0740097Y2 JP 1992065980 U JP1992065980 U JP 1992065980U JP 6598092 U JP6598092 U JP 6598092U JP H0740097 Y2 JPH0740097 Y2 JP H0740097Y2
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JP
Japan
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bearing member
bearing
hard
shaft
soft
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JP1992065980U
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JPH0630526U (ja
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博之 素本
浩 鈴木
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、立軸ポンプや横軸斜流
ポンプ等の主軸の軸支部に使用されるラジアル軸受に関
する。
【0002】
【従来の技術】立軸ポンプや横軸斜流ポンプ等の主軸の
軸支部に使用されるラジアル軸受のように、自揚水によ
って潤滑および冷却される揚水運転時と、自揚水による
潤滑および冷却が遮断された初期運転時等のドライ運転
時に、主軸を安定支持する必要のある軸受として、従来
より、図4に示すようなラジアル軸受が知られている。
この種のラジアル軸受は、セラミックスによってなる硬
質軸受部材1にゴム等の弾性部材2を外嵌し、この弾性
部材2を金属製の軸受ケ−シング3に嵌合固定するとと
もに、硬質軸受部材1の内面、つまり硬質軸受部材1の
軸支面1Aには、軸方向にのびるグル−ブ4を円周方向
に等間隔で複数個(ただし、図4では2つのグル−ブ4
のみを示している)形成した構造になっており、硬質軸
受部材1の軸支面1Aで主軸5に外嵌固定されている金
属製の軸スリ−ブ5Aを軸支する。勿論、軸スリ−ブ5
Aの使用を省略して、主軸5を直接硬質軸受部材1で軸
支してもよい。このように構成された従来のラジアル軸
受において、立軸ポンプや横軸斜流ポンプの揚水運転時
には、自揚水Wの一部が複数個のグル−ブ4から軸スリ
−ブ5Aの外周面と硬質軸受部材1の軸支面1Aの間の
小さい隙間C間に注入されて軸支面1Aの潤滑および冷
却を行うとともに、軸支部を通過する自揚水Wによって
ラジアル軸受全体の冷却を行って安定運転させる。一
方、自揚水Wによる軸支面1Aの潤滑および冷却とラジ
アル軸受全体の冷却を期待できない初期運転時等のドラ
イ運転時には、軸スリ−ブ5Aの外周面と硬質軸受部材
1の軸支面1Aを摺動させて、軸支面1Aの熱劣化によ
る焼付けや焼損を防止して安定運転させる。また、運転
中において硬質軸受部材1に負荷される主としてラジア
ル方向の動荷重は、弾性部材2によって吸収することで
緩和することもできる。
【0003】しかし、従来のラジアル軸受では、ポンプ
への組付時における硬質軸受部材1と金属製の軸スリ−
ブ5Aとの衝突、ポンプ輸送時の振動や衝撃による硬質
軸受部材1と軸スリ−ブ5Aの頻繁な当接、ポンプ設置
時における硬質軸受部材1と軸スリ−ブ5Aの当接によ
る衝撃あるいは主軸5に対する負荷変動のきわめて大き
い初期運転時において硬質軸受部材1が軸スリ−ブ5A
から受ける衝撃などにより、脆性の高いセラミックスに
よってなる硬質軸受部材1にクラックが発生してこれを
損傷させ、ラジアル軸受を使用不能にする虞れがある。
また、軸スリ−ブ5Aをセラミックス等の硬質材料によ
って形成している場合には、硬質軸受部材1と軸スリ−
ブ5Aの両者にクラックが発生して損傷させることにな
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のラジアル軸受では、ポンプへの組付時、ポ
ンプの輸送時、ポンプの設置時あるいは負荷変動の大き
ポンプの初期運転時などにおいて耐摩擦性や耐摩耗性
に優れたセラミック製の硬質軸受部材を用いたとして
も、その硬質軸受部材にクラックを発生して損傷させ
すく、ラジアル軸受の耐用寿命を低下させる虞れを有し
ている点である。
【0005】本考案は上記実情に鑑みてなされたもの
で、軸受としての負荷能力を低下させることなく、軸支
面の潤滑および冷却性能を高めることができるととも
に、ポンプの初期運転時などにおいてクラックを発生す
るなどの損傷を防止して耐用寿命の著しい延長化を実現
することができるラジアル軸受を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、軸受ケ−シングに保持された硬質軸受部
材の軸方向両側に該硬質軸受部材の内径よりも小さい
内径を有する軟質軸受部材が配置されたラジアル軸受に
おいて、前記硬質軸受部材および軟質軸受部材の内周面
には軸方向に連通するグルーブが形成され、かつ、前記
軟質軸受部材の内径が硬質軸受部材の内径の95%〜9
9.9%の範囲に設定されていることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】本考案によれば、硬質軸受部材の内径よりも硬
質軸受部材の軸方向両側に配置されている軟質軸受部材
の内径を小さくすることによって、ポンプへの組付時、
ポンプの輸送時、ポンプの設置時あるいは負荷変動の大
きいポンプの初期運転時などにおいて、軸スリ−ブもし
くは主軸が当接または衝突する部材を軟質軸受部材のみ
に特定して、硬質軸受部材への軸スリ−ブもしくは主軸
の当接や衝突にともなうクラックの発生などの損傷を防
することができる。また、硬質軸受部材および軟質軸
受部材の内周面に軸方向に連通するグルーブが形成され
ていることから、ポンプの揚水運転時には自揚水の一部
をグルーブを通して軸支面に注入させて潤滑性能および
冷却性能を十分に発揮させることが可能である。それで
いて、グルーブを含めて軟質軸受部材の内径を硬質軸受
部材の内径の95%〜99.9%の範囲に設定している
ので、潤滑および冷却のために自揚水の一部がグルーブ
を伝って流動するにもかかわらず、軸受としての負荷能
力の低下を抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係るラジアル軸受の縦断側面図、
図2は図1のア−ア線断面図であり、前記図4と同一も
しくは相当部分には、同一符号を付して説明する。図1
および図2において、ラジアル軸受は、SiC,WC,
Si,Al,TiCなどのセラミックス系
の材料によって筒状に成型された硬質軸受部材1と、こ
の硬質軸受部材1の軸方向両側に配置されて、硬質軸受
部材1とともに金属製の軸受ケ−シング3に焼嵌めもし
くは圧入嵌合して固定された2つの軟質軸受部材6,6
を具備している。軟質軸受部材6,6は、カ−ボン、P
TFE,カ−ボン配合PTFE,ポリイミド系樹脂,ポ
リアミド系樹脂,超高分子量ポリエチレン樹脂もしくは
銅系合金(たとえば青銅)等の摩擦抵抗が小さく耐熱性
にすぐれ、しかも靭性が高く耐衝撃性にすぐれた軟質材
によってリング状に形成されている。また、図3に示す
ように、硬質軸受部材1の内径D1よりも軟質軸受部材
6,6の内径D2を硬質軸受部材1の内径寸法D1の
0.1〜5.0%程度、好ましくは0.1〜0.5%程
度の範囲で僅かに小さくなるように、つまり、硬質軸受
部材1の内径寸法D1の95〜99.1%の範囲に設定
している。そして、硬質軸受部材1の内面、つまり軸
支面1Aには、図1および図2のように、軸方向にのび
る4つのグル−ブ4が円周方向に等間隔で形成され、軟
質軸受部材6,6の内面、つまり軟質軸受部材6,6
それぞれの軸支面6Aには、軸方向にのびる4つのグル
−ブ7が硬質軸受部材1のグル−ブ4に軸方向に連通し
て形成されている。
【0009】このように構成されたラジアル軸受を立軸
ポンプや横軸斜流ポンプ等の主軸5の軸支部に使用すれ
ば、ポンプの揚水運転時には、自揚水Wの一部が一方
(図1の右側)の軟質軸受部材6のグル−ブ7→硬質軸
受部材1のグル−ブ4→他方(図1の左側)の軟質軸受
部材6のグルーブ7の順路で流動し、かつ図3の軸スリ
−ブ5Aの外周面と硬質軸受部材1の軸支面1Aの間の
隙間C1および軸スリ−ブ5Aの外周面と軟質軸受部材
6,6の軸支面6Aの間の隙間C2に注入されて、軸支
面1A、6Aの潤滑および冷却を行うとともに、軸支部
を通過する自揚水Wによってラジアル軸受全体の冷却を
いつつ、軸受としての負荷能力を十分に確保して安定
運転を行なえる。一方、自揚水Wによる軸支面1A、6
Aの潤滑および冷却とラジアル軸受全体の冷却を期待で
きない初期運転時等のドライ運転時には、軸スリ−ブ5
Aの外周面と摩擦抵抗が小さく耐熱性にすぐれた軟質軸
受部材6,6の軸支面6Aを摺動させて、軸スリ−ブ5
Aの外周面と硬質軸受部材1の軸支面1Aとの摺動を避
け、軸支面1Aの熱劣化による焼付けや焼損を防止して
安定運転を保持させる。
【0010】他方、硬質軸受部材1の内径D1よりも硬
質軸受部材1の軸方向両側に配置されている軟質軸受部
材6,6の内径D2を0.5〜5.0%の範囲で小さく
設定してあるので、ラジアル軸受をポンプに組付ける場
合やラジアル軸受を組付けたポンプの輸送時、ポンプの
設置時あるいはポンプの初期運転時などにおいて、軸ス
リ−ブ5Aが当接または衝突する部材を靭性が高く耐衝
撃性にすぐれた軟質軸受部材6,6に特定することがで
きる。したがって、軸スリ−ブ5Aが軟質軸受部材6,
6に当接または衝突したとしても、その衝撃によって硬
質軸受部材1が損傷することはない。しかも、硬質軸受
部材1の内径D1が軟質軸受部材6,6の内径D2より
も僅かに大きく設定されていることで、硬質軸受部材1
と軸スリ−ブ5Aとの当接または衝突を回避することが
できるから、硬質軸受部材1が耐摩擦性および耐摩耗性
に優れている反面、脆性の高いセラミックス系の材料に
よって構成されていても、クラックが発生して損傷する
ようなことはない。
【0011】なお、前記実施例では、硬質軸受部材1の
軸支面1Aと軟質軸受部材6,6の軸支面6Aで主軸5
に外嵌固定されている金属製の軸スリ−ブ5Aを軸支す
る構成で説明しているが、軸スリ−ブ5Aの使用を省略
して、主軸5を直接硬質軸受部材1の軸支面1Aと軟質
軸受部材6,6の軸支面6Aで軸支するように構成して
もよい。
【0012】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、硬質軸
受部材の軸方向両側に配置している軟質軸受部材の内径
を硬質軸受部材の内径よりも小さくしているので、ポン
プへの組付時、ポンプの輸送時、ポンプの設置時あるい
はポンプの初期運転時などにおいて、軸スリ−ブもしく
は主軸が当接または衝突する部材を軟質軸受部材に特定
して、硬質軸受部材への当接や衝突を回避し、硬質軸受
部材が脆性の高いセラミックス系の材料によって構成さ
れていても、クラックの発生などの損傷を防止して耐用
寿命を延長化することができる。しかも、硬質軸受部材
および軟質軸受部材の内周面に軸方向に連通するグルー
ブが形成されていることから、ポンプの揚水運転時には
自揚水の一部をグルーブを通して軸支面に注入させて潤
滑および冷却機能を十分に発揮させることができるもの
でありながら、グルーブを含めて軟質軸受部材の内径を
硬質軸受部材の内径の95%〜99.9%の範囲に設定
しているので、潤滑および冷却のために自揚水の一部が
グルーブを伝って流動するにもかかわらず、軸受として
の負荷能力の低下を抑え、したがって、高い負荷能力を
保ちつつ、潤滑性能および冷却性能を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図1のア−ア線断面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【図4】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 硬質軸受部材 3 軸受ケ−シング 4,7 グルーブ 6 軟質軸受部材 D1 硬質軸受部材の内径 D2 軟質軸受部材の内径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受ケ−シングに保持された硬質軸受部
    材の軸方向両側に該硬質軸受部材の内径よりも小さい
    内径を有する軟質軸受部材が配置されたラジアル軸受に
    おいて、前記硬質軸受部材および軟質軸受部材の内周面
    には軸方向に連通するグルーブが形成され、かつ、前記
    軟質軸受部材の内径が硬質軸受部材の内径の95%〜9
    9.9%の範囲に設定されていることを特徴とするラジ
    アル軸受。
JP1992065980U 1992-09-22 1992-09-22 ラジアル軸受 Expired - Lifetime JPH0740097Y2 (ja)

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JP1992065980U JPH0740097Y2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 ラジアル軸受

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JP1992065980U JPH0740097Y2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 ラジアル軸受

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JPH0630526U JPH0630526U (ja) 1994-04-22
JPH0740097Y2 true JPH0740097Y2 (ja) 1995-09-13

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ID=13302665

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2664146B2 (ja) * 1987-03-20 1997-10-15 株式会社日立製作所 セラミツク軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0630526U (ja) 1994-04-22

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