JPH0740139Y2 - 冷房装置用膨張弁 - Google Patents

冷房装置用膨張弁

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JPH0740139Y2
JPH0740139Y2 JP1990008917U JP891790U JPH0740139Y2 JP H0740139 Y2 JPH0740139 Y2 JP H0740139Y2 JP 1990008917 U JP1990008917 U JP 1990008917U JP 891790 U JP891790 U JP 891790U JP H0740139 Y2 JPH0740139 Y2 JP H0740139Y2
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JP
Japan
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inlet
valve
outlet
case
expansion valve
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JP1990008917U
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JPH03100679U (ja
Inventor
一郎 野口
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株式会社ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は冷房装置の作動に伴つて受液器から膨張弁を経
て蒸発器へ急激に冷媒ガスが流れる時の騒音を低減す
る、冷房装置用膨張弁に関するものである。
[従来の技術] この種の膨張弁は実開昭62−105465号公報や実開昭62−
80163号公報に開示されている。第4図に示すように、
実開昭62−105465号公報の膨張弁は弁ハウジング22の下
半部に上下方向の入口室17が、中間部に横方向の出口室
23がそれぞれ配設され、入口室17は受液器の出口側から
延びる入口管21を嵌合され、かつナツト20をニツプル19
に螺合して締結される。出口室23は蒸発器の入口側から
延びる出口管25を嵌合され、かつナツト26をニツプル24
に螺合して締結される。
入口室17と出口室23を結ぶ弁孔14を開閉する弁体15が、
入口室17に螺合した中空ねじ18と弁体15との間に介装し
たばね16の力に抗して、弁体15のステム13に結合された
アクチユエータにより開かれる。
弁ハウジング22の上端部に配設したアクチユエータは、
ハウジング4に金属ダイヤフラム8の周縁部を結合して
室7と室3を区画され、金属ダイヤフラム8が当板5を
介してステム13と結合される。当板5に結合した摺動体
9と、出口室23とステム13の間のシール部材12を押える
座板との間に、弱いばね2が介装される。室7に導圧管
6を介して、図示してない蒸発器の出口側の温度を感知
する公知の感熱筒の内部圧力が導入される。室3に均圧
管10を介して、蒸発器の出口側の圧力が導入される。
上述した従来の膨張弁は、蒸発器の出口側の冷媒の温度
により変化する室7の圧力と、蒸発器の出口側の冷媒が
作用する室3の圧力とに対応して、弁体15が弁孔14に離
接し、凝縮器側から蒸発器側へ流れる冷媒ガスの流量を
制御する。冷房装置の作動時、入口室17の冷媒液は弁孔
14を経て出口室23へ流れる際に減圧膨張して冷媒ガスと
なるので、この時の冷媒ガスの流れに伴つて騒音が発生
する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の膨張弁は、弁ハウジング22に入口管や出口管が直
接接続されているので、冷媒ガスの流動騒音は弁ハウジ
ング22から出口管25を経て蒸発器へ伝達され、蒸発器で
増幅されて車室内へ放射されるという問題がある。特
に、高級仕様の乗用車では、膨張弁から蒸発器が配設さ
れる車室内へ伝達される騒音は許容し難いものになる。
本考案の目的は上述の問題に鑑み、膨張弁を流れる冷媒
ガスの流動騒音が蒸発器の方へ伝達されるのを抑え、車
室内を静粛に保つ、冷房装置用膨張弁を提供することに
ある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は円筒状の弁
ハウジングの上端部にフランジを形成し、弁ハウジング
の上部に感温部を、中間部に入口を、下部に出口をそれ
ぞれ備え、入口と出口の間を結ぶ弁孔に前記感温部の応
動部材に連結する弁体を配設して膨張弁を構成し、円筒
状のケースの上部に段部を経て大径円筒部を、中間部に
受液器の出口に連通する入口開口を、下部に蒸発器の入
口に連通する出口開口をそれぞれ備え、弁ハウジングの
周壁に前記入口を挟む上下1対の環状の弾性部材を外嵌
し、1対の弾性部材がケースの入口開口を挟むように弁
ハウジングをケースの内部へ嵌装し、弁ハウジングのフ
ランジを環状の弾性部材を介してケースの段部へ載置支
持し、フランジの上面に弾性当て部材を介して固定具を
当て、該固定具をケースの大径円筒部に係止したもので
ある。
[作用] カセツト状弁体すなわち膨張弁全体が弾性部材を介して
ケースの内部に弾性支持されるので、冷媒ガスが膨張弁
を通過する時の流動騒音は弾性部材で減衰され、弁ハウ
ジングからケース、出口管を経て蒸発器へ伝達される流
動騒音が抑えられ、蒸発器が配設される車室内が静粛に
保たれる。
[考案の実施例] 第1図は本考案による冷房装置用膨張弁の側面断面図、
第2図は同平面図である。本考案によれば、受液器から
延びる入口管21と蒸発器から延びる出口管25とを接続す
る円筒形のケース32の内部に、膨張弁1がカセツト状弁
体とされて、弾性当て部材28a、弾性部材30,31により弾
性的に嵌合支持される。ケース32の周壁中間部の入口開
口に入口管21が、下端部の出口開口に出口管25がそれぞ
れ結合される。
膨張弁1は第4図に示す従来のものとほぼ同様であり、
共通の構成部材には同符号を付して示す。弁ハウジング
22の上端部に感温部が構成される。すなわち、端板4に
より周縁部を挟持された金属ダイヤフラム8の中心に、
当板5を介して弁体15が結合される。金属ダイヤフラム
8の上側の室に導圧管6を介して感熱筒が接続される一
方、下側の室に均圧管10が接続される。弁ハウジング22
の下半部に出口室23が形成され、出口室23の上端部に弁
体15により開閉される弁孔14と、弁孔14を横切る入口17
aとが形成される。入口管21と入口17aとを気密に接続
し、かつ弁ハウジング22をケース32に弾性的に支持する
ために、弁ハウジング22の周壁の1対の環状溝に、入口
17aの上側と下側を挟むOリングなどからなる弾性部材3
1が外装されるとともに、ケース32の円筒部32aに弾性的
に当接される。
出口室23の下端部に螺合したねじ18aと弁体15との間に
ばね16が介装される。出口室23は出口33を経てケース32
と弁ハウジング22との間の隙間に連通する。ケース32の
段部34よりも上端側は大径の円筒部32bとされ、大径円
筒部32bの周壁に相対向して開口29と切欠29aが設けられ
る。弁ハウジング22の上端は実質的にフランジを形成
し、該フランジが環状の弾性部材30を介して段部34に当
接するように、固定具としての、端板4を押圧する弾性
当て部材28aを備えたU字形のクリツプ28が、前述の開
口29と切欠29aに係止される。
第2図に示すように、固定具としてのクリツプ28は細長
い厚板をほぼU字形に折り曲げてなり、折曲げ部28cが
開口29の上縁に当接され、両端側が切欠29aに係合され
る。切欠29aの幅は上端側が狭くなつている。クリツプ2
8を装着するには、折曲げ部28cを開口29へ係合し、弾性
当て部材28aを端板4へ押し付けながら、両端部のつま
み28bを互いに接近させて上側から切欠29aの内部へ挿入
する。つまみ28bを放すと、両端部が弾性的に拡開さ
れ、切欠29aの上縁に係合される。
上述の構成において、冷房装置の作動時弁体15が開く
と、受液器からの高圧の冷媒液は、入口管21、入口17
a、弁孔14、出口室23、出口33、円筒部32a、出口管25を
経て蒸発器へ流出する。膨張弁1において高圧の冷媒液
が弁孔14を急速に流れ、減圧膨張して冷媒ガスとなる
時、流動騒音を発生する。この時、弁ハウジング22は冷
媒ガスの流動騒音を受けるが、この騒音は弾性当て部材
28a、弾性部材30,31で減衰されるので、ケース32への伝
達が抑えられる。したがつて、ケース32から出口管25を
経て車室内の蒸発器へ伝達される騒音が抑えられ、車室
内が静粛に保たれる。
第3図は実開昭62−80163号公報に開示されるようなボ
ツクス型の膨張弁の実施例を示す側面断面図である。膨
張弁55の内部構造は公知のものであり、上端部に感温部
44が、中間部にフランジ46と入口59が、下端部に出口53
がそれぞれ備えられる。
膨張弁55を弾性的に支持するケース50は、下半部に円筒
部54を、上半部に段部48から大径となる円筒部58をそれ
ぞれ備えられ、大径円筒部58はシール部材42aを有する
蓋41を嵌合し、かつ固定具としての止め輪42により外れ
ないように固定して閉鎖される。大径円筒部58を横切る
通路43の一端部43bは図示してない蒸発器の出口へ、他
端部43aは圧縮機の吸込口へそれぞれ接続される。
膨張弁55に入口59の上下両側を挟むように外挿した上下
1対の弾性部材49が、円筒部54に弾性的に当接するよう
に、膨張弁55がケース50の内部へ嵌装される。また、フ
ランジ46が環状の弾性部材57を介して段部48に当接さ
れ、フランジ46が環状の弾性部材47を介して、大径円筒
部58に嵌合した止め輪45により押えられる。円筒部54の
上部に膨張弁55の入口59と連通する入口開口56が、下部
に出口53と連通する出口開口52がそれぞれ備えられる。
圧縮機により圧縮された冷媒は凝縮器で液化され、受液
器を通過した高圧の冷媒液は、入口開口56から入口59を
経て膨張弁55の内部へ流入し、ここで減圧膨張して冷媒
ガスとなり、出口53から円筒部54、出口開口52へ流出
し、蒸発器を貫流し、端部43bから通路43、端部43aを経
て圧縮機へ吸い込まれる。
この実施例でも、冷媒液が膨張弁55で減圧膨張し冷媒ガ
スとなる時流動騒音を発生するが、この流動騒音を受け
る膨張弁55は弾性部材47,57,49によりケース50に弾性的
に支持されるから、膨張弁55からケース50への騒音の伝
達が抑えられる。したがつて、膨張弁55からケース50、
冷媒管、蒸発器を経て車室内へ伝達される流動騒音は、
非常に低減されたものとなる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、円筒状の弁ハウジングの上端部
にフランジを形成し、弁ハウジングの上部に感温部を、
中間部に入口を、下部に出口をそれぞれ備え、入口と出
口の間を結ぶ弁孔に前記感温部の応動部材に連結する弁
体を配設して膨張弁を構成し、円筒状のケースの上部に
段部を経て大径円筒部を、中間部に受液器の出口に連通
する入口開口を、下部に蒸発器の入口に連通する出口開
口をそれぞれ備え、弁ハウジングの周壁に前記入口を挟
む上下1対の環状の弾性部材を外嵌し、1対の弾性部材
がケースの入口開口を挟むように弁ハウジングをケース
の内部へ嵌装し、弁ハウジングのフランジを環状の弾性
部材を介してケースの段部へ載置支持し、フランジの上
面に弾性当て部材を介して固定具を当て、該固定具をケ
ースの大径円筒部に係止したものであり、弁ハウジング
が単に上下1対の弾性部材によりケースへ嵌合支持され
るだけでなく、弁ハウジングの端部フランジが上下1対
の弾性部材によりケースの段部とケースに係止した固定
具との間に挟持されるので、換言すればケースに対し弁
ハウジングが3軸方向に弾性支持されるので、膨張弁の
内部で冷媒液が減圧膨張して冷媒ガスになる時の流動騒
音が膨張弁からケースへ伝達するのを弾性部材により効
果的に抑止できる。
つまり、膨張弁で発生した冷媒ガスの流動騒音の1つの
伝達経路である、金属製の冷媒管や蒸発器への伝達が抑
えられ、車室内への放射騒音が低減され、車室内が静粛
に保たれる。
膨張弁を通過した冷媒ガスは弁ハウジングからケースの
内部へ流出することになるので、実質的に冷媒通路が二
重に覆われた構造となり、もう1つの伝達通路である冷
媒ガスを通じて蒸発器へ伝達される流動騒音も低減され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷房装置用膨張弁を示す側面断面
図、第2図は同平面図、第3図はボツクス型冷房装置用
膨張弁を示す側面断面図、第4図は従来の膨張弁の側面
断面図である。 1,55:膨張弁、14:弁孔、15:弁体、17a,59:入口、22:弁
ハウジング、28,45:固定具、38a:弾性当て部材、30,31,
47,49,57:弾性部材、32,50:ケース、32b,58:大径円筒
部、33,53:出口、34,48:段部、44:感温部、46:フラン
ジ、52:出口開口、56:入口開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の弁ハウジングの上端部にフランジ
    を形成し、弁ハウジングの上部に感温部を、中間部に入
    口を、下部に出口をそれぞれ備え、入口と出口の間を結
    ぶ弁孔に前記感温部の応動部材に連結する弁体を配設し
    て膨張弁を構成し、円筒状のケースの上部に段部を経て
    大径円筒部を、中間部に受液器の出口に連通する入口開
    口を、下部に蒸発器の入口に連通する出口開口をそれぞ
    れ備え、弁ハウジングの周壁に前記入口を挟む上下1対
    の環状の弾性部材を外嵌し、1対の弾性部材がケースの
    入口開口を挟むように弁ハウジングをケースの内部へ嵌
    装し、弁ハウジングのフランジを環状の弾性部材を介し
    てケースの段部へ載置支持し、フランジの上面に弾性当
    て部材を介して固定具を当て、該固定具をケースの大径
    円筒部に係止したことを特徴とする冷房装置用膨張弁。
JP1990008917U 1990-01-31 1990-01-31 冷房装置用膨張弁 Expired - Lifetime JPH0740139Y2 (ja)

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