JPH0740252A - 高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ド - Google Patents
高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ドInfo
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- JPH0740252A JPH0740252A JP5208921A JP20892193A JPH0740252A JP H0740252 A JPH0740252 A JP H0740252A JP 5208921 A JP5208921 A JP 5208921A JP 20892193 A JP20892193 A JP 20892193A JP H0740252 A JPH0740252 A JP H0740252A
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- cutting
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/22—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by cutting, e.g. incising
- B28D1/24—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by cutting, e.g. incising with cutting discs
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石材切断用ダイヤモンドブレ−ドは、従来、
外周縁に接着されたセグメントチップの厚さよりもかな
り薄いものが使用されていたので、切断作業中に弯曲
し、切断完了部の石材との接触により摩擦抵抗を生ずる
欠点があったので、これを解消する効果的な高速切断石
材用ダイヤモンドブレ−ドを提供する。 【構成】 石材用ダイヤモンドブレ−ドを外周縁に設け
られたセグメントチップの厚さとの差異を切断完了部の
石材と基板間において石材切り粉を流排出可能な限度に
おいてセグメントチップの厚さに極めて近いものとする
か、更に前記切断完了部の石材と基板間の最少限の間隙
を残して基板の両側面に均一に、かつ切粉スライムの流
排出を助長する如く、複数の円弧状に散布電着せしめた
ダイヤモンド等の硬質砥粒を有せしめるように構成し
た。好適には50〜100メッシュの硬質砥粒を電着さ
せ、最少限の間隙は0.05〜0.10mmである。
外周縁に接着されたセグメントチップの厚さよりもかな
り薄いものが使用されていたので、切断作業中に弯曲
し、切断完了部の石材との接触により摩擦抵抗を生ずる
欠点があったので、これを解消する効果的な高速切断石
材用ダイヤモンドブレ−ドを提供する。 【構成】 石材用ダイヤモンドブレ−ドを外周縁に設け
られたセグメントチップの厚さとの差異を切断完了部の
石材と基板間において石材切り粉を流排出可能な限度に
おいてセグメントチップの厚さに極めて近いものとする
か、更に前記切断完了部の石材と基板間の最少限の間隙
を残して基板の両側面に均一に、かつ切粉スライムの流
排出を助長する如く、複数の円弧状に散布電着せしめた
ダイヤモンド等の硬質砥粒を有せしめるように構成し
た。好適には50〜100メッシュの硬質砥粒を電着さ
せ、最少限の間隙は0.05〜0.10mmである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速切断石材用ダイヤモ
ンドブレ−ドに係り、特に従来より著しく切断能率を向
上した高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ドに関する。
ンドブレ−ドに係り、特に従来より著しく切断能率を向
上した高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ドに関する。
【0002】
【従来の技術】図1、図2を参照して従来の石材切断も
しくは加工用のダイヤモンドブレ−ドの構成を説明す
る。ブレ−ドは高速回転される円板状基板2と、該基板
2の外周縁にろう接もしくはレ−ザ−溶接された複数の
セグメントチップ6とより成る。セグメントチップ6は
ダイヤモンドもしくはBN等の硬質砥粒4と、Ni+C
o、Ni+Co+Cu、もしくはNi+Co+Sn等の
金属粉末とを混合成形後焼結したもので、セグメントチ
ップ6は基板2の直径の大きさにより差異があるが、通
常幅3.0〜15.0mm、長さ25〜40mm、高さ8〜
14mmである。またセグメントチップ6の数も用途と基
板2の大きさにより異なるも、20〜150程度であ
る。またセグメントチップ6間には作動時における切断
摩擦熱の発生もしくはセグメントチップのろう接もしく
はレ−ザ−溶接時の発生応力による歪を緩和するために
外周縁から中心に向ってスリット8が設けられ、スリッ
ト8は半球状の水溝孔12によって終わっている。
しくは加工用のダイヤモンドブレ−ドの構成を説明す
る。ブレ−ドは高速回転される円板状基板2と、該基板
2の外周縁にろう接もしくはレ−ザ−溶接された複数の
セグメントチップ6とより成る。セグメントチップ6は
ダイヤモンドもしくはBN等の硬質砥粒4と、Ni+C
o、Ni+Co+Cu、もしくはNi+Co+Sn等の
金属粉末とを混合成形後焼結したもので、セグメントチ
ップ6は基板2の直径の大きさにより差異があるが、通
常幅3.0〜15.0mm、長さ25〜40mm、高さ8〜
14mmである。またセグメントチップ6の数も用途と基
板2の大きさにより異なるも、20〜150程度であ
る。またセグメントチップ6間には作動時における切断
摩擦熱の発生もしくはセグメントチップのろう接もしく
はレ−ザ−溶接時の発生応力による歪を緩和するために
外周縁から中心に向ってスリット8が設けられ、スリッ
ト8は半球状の水溝孔12によって終わっている。
【0003】上記の如き構成の従来の石材用ダイヤモン
ドブレ−ドにおいては、基板2の厚さは通常セグメント
チップ6の切刃幅よりも小なる板厚のものを使用してい
る。今基板2の厚さをtとし、セグメント6の厚さをT
とすると、(T−t)×1/2がクリアランス(間隙)
14となって、石材切断時の発生切粉を含むスライムの
流排出の通路として作用する。従来上記間隙14を小さ
くすると、被切断石材と基板2との接触摩擦により、切
断面に凹凸を生ずる結果となる。従って従来の石材用ダ
イヤモンドブレ−ドによる切断時の切込量は精々5mm程
度であってきわめて低能率な作業となる欠点があった。
ドブレ−ドにおいては、基板2の厚さは通常セグメント
チップ6の切刃幅よりも小なる板厚のものを使用してい
る。今基板2の厚さをtとし、セグメント6の厚さをT
とすると、(T−t)×1/2がクリアランス(間隙)
14となって、石材切断時の発生切粉を含むスライムの
流排出の通路として作用する。従来上記間隙14を小さ
くすると、被切断石材と基板2との接触摩擦により、切
断面に凹凸を生ずる結果となる。従って従来の石材用ダ
イヤモンドブレ−ドによる切断時の切込量は精々5mm程
度であってきわめて低能率な作業となる欠点があった。
【0004】例えば、従来通常用いられている24イン
チの石材切断用ブレ−ドの断面寸法は図2に示す如く、
セグメント6の厚さは5.5mmに対し、基板2の厚さは
4mmであって、間隙14は0.75mmであるが、このよ
うに基板2の厚さが薄いと基板2の切断抵抗が基板強度
より大となり、基板2が切断抵抗により弯曲を生じ、こ
の弯曲部と切断完了した石材との接触により摩擦抵抗を
生じ、切断推力が低下するほか、切断面が弯曲するとい
う問題があった。
チの石材切断用ブレ−ドの断面寸法は図2に示す如く、
セグメント6の厚さは5.5mmに対し、基板2の厚さは
4mmであって、間隙14は0.75mmであるが、このよ
うに基板2の厚さが薄いと基板2の切断抵抗が基板強度
より大となり、基板2が切断抵抗により弯曲を生じ、こ
の弯曲部と切断完了した石材との接触により摩擦抵抗を
生じ、切断推力が低下するほか、切断面が弯曲するとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、石材
用ダイヤモンドブレ−ドの上記従来技術の欠点を解消
し、基板2の弯曲を防止し、従って基板2と切断された
石材との直接的な接触を避けて切断能力の低下を防止
し、併せて切断面の平面化を図り、ひいては単位切断切
込量の増大を図り得る高速切断の石材用ダイヤモンドブ
レ−ドを提供するにある。
用ダイヤモンドブレ−ドの上記従来技術の欠点を解消
し、基板2の弯曲を防止し、従って基板2と切断された
石材との直接的な接触を避けて切断能力の低下を防止
し、併せて切断面の平面化を図り、ひいては単位切断切
込量の増大を図り得る高速切断の石材用ダイヤモンドブ
レ−ドを提供するにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは次の如くである。 (1)高速回転される円板状基板と、前記円板状基板の
外周縁に固着されたダイヤモンド等の硬質砥粒と金属粉
との焼結体セグメントとを有して成る石材用ダイヤモン
ドブレ−ドにおいて、前記基板の厚さは発生切粉の流排
出可能な限り前記焼結体セグメントの厚さに極めて近い
ことを特徴とする石材用ダイヤモンドブレ−ド。 (2)前記円板状基板の両側面の少くとも該基板直径の
1/4以下の領域に外周縁から中心に向って均一に、か
つ発生切粉の流排出を助長させるような配列に分散電着
せしめたダイヤモンド等の硬質砥粒を有して成ることを
特徴とする上記(1)に記載の高速切断石材用ダイヤモ
ンドブレ−ド。 (3)前記基板の両側面に電着させるダイヤモンド等の
硬質砥粒の粒度は50〜100メッシュ(149〜29
0μm)であり、前記硬質砥粒を含む基板の厚さは(前
記焼結体セグメントチップの厚さ)−(0.05〜0.
1mm)である上記(2)に記載の高速切断石材用ダイヤ
モンドブレ−ド。
ろは次の如くである。 (1)高速回転される円板状基板と、前記円板状基板の
外周縁に固着されたダイヤモンド等の硬質砥粒と金属粉
との焼結体セグメントとを有して成る石材用ダイヤモン
ドブレ−ドにおいて、前記基板の厚さは発生切粉の流排
出可能な限り前記焼結体セグメントの厚さに極めて近い
ことを特徴とする石材用ダイヤモンドブレ−ド。 (2)前記円板状基板の両側面の少くとも該基板直径の
1/4以下の領域に外周縁から中心に向って均一に、か
つ発生切粉の流排出を助長させるような配列に分散電着
せしめたダイヤモンド等の硬質砥粒を有して成ることを
特徴とする上記(1)に記載の高速切断石材用ダイヤモ
ンドブレ−ド。 (3)前記基板の両側面に電着させるダイヤモンド等の
硬質砥粒の粒度は50〜100メッシュ(149〜29
0μm)であり、前記硬質砥粒を含む基板の厚さは(前
記焼結体セグメントチップの厚さ)−(0.05〜0.
1mm)である上記(2)に記載の高速切断石材用ダイヤ
モンドブレ−ド。
【0007】本発明の詳細ならびに実施例を添付図面を
参照して説明する。図2にて示した従来例の如く、通常
基板2の厚さはセグメント6の厚さよりも薄いので、石
材の切断抵抗により基板2は弯曲を生じ、切断した石材
と基板2とが接触することにより摩擦抵抗を生じ切断推
力の低減を来たすので、本発明では基板2の厚さは石材
の切粉の流排出が可能な範囲において、可能な限りセグ
メント6の厚さに近付ける構成をとった。基板2の厚さ
が厚くなれば、切断抵抗より基板2の座屈強度の方が大
となることが当然考えられる。
参照して説明する。図2にて示した従来例の如く、通常
基板2の厚さはセグメント6の厚さよりも薄いので、石
材の切断抵抗により基板2は弯曲を生じ、切断した石材
と基板2とが接触することにより摩擦抵抗を生じ切断推
力の低減を来たすので、本発明では基板2の厚さは石材
の切粉の流排出が可能な範囲において、可能な限りセグ
メント6の厚さに近付ける構成をとった。基板2の厚さ
が厚くなれば、切断抵抗より基板2の座屈強度の方が大
となることが当然考えられる。
【0008】今、図2と同一のセグメントチップ6の寸
法に対し、基板2の厚さのみを4.8mmと増加した場合
の寸法を図3のとおりとし、従来の基板2の厚さ4、0
mmの石材用ダイヤモンドブレ−ドと、基板の厚さ4、8
mmの図3にて示される本発明による高速切断石材用ダイ
ヤモンドブレ−ドの応力および変形量をそれぞれ計算し
てみると次の如くである。基板の厚さ4.0mmと、4.
8mmの場合における均質負荷重qKg/cm2時の中心の応
力(σ)maxおよびたわみδmaxはそれぞれ次式にて表
わされる。すなわち、 (σt)max=(σr)max
=±3q(3m+1)r2/8mt2 δmax=3(m−1)(5m+1)qr2/16Em2t
3 ここで、σt:周囲を支えた等分布荷重qKg/cm2を受
ける円板の前後方向の応力 σr:同上 横方向
の応力 m:1/ポアソン比 E:ヤング率 t:円板の厚さ 使用材料は鉄の場合mE=const 従ってブレ−ドのサイズを一定とすると (σt)max=(σr)max=K/t2 σmax=K’/t3 従って4.0mmおよび4.8mmの応力の比は また変形量の比は 従って、厚さ4.0mmのブレ−ドに比して、厚さ4.8
mmのブレ−ドの方が応力ならびに変形量が小さいことが
判明した。
法に対し、基板2の厚さのみを4.8mmと増加した場合
の寸法を図3のとおりとし、従来の基板2の厚さ4、0
mmの石材用ダイヤモンドブレ−ドと、基板の厚さ4、8
mmの図3にて示される本発明による高速切断石材用ダイ
ヤモンドブレ−ドの応力および変形量をそれぞれ計算し
てみると次の如くである。基板の厚さ4.0mmと、4.
8mmの場合における均質負荷重qKg/cm2時の中心の応
力(σ)maxおよびたわみδmaxはそれぞれ次式にて表
わされる。すなわち、 (σt)max=(σr)max
=±3q(3m+1)r2/8mt2 δmax=3(m−1)(5m+1)qr2/16Em2t
3 ここで、σt:周囲を支えた等分布荷重qKg/cm2を受
ける円板の前後方向の応力 σr:同上 横方向
の応力 m:1/ポアソン比 E:ヤング率 t:円板の厚さ 使用材料は鉄の場合mE=const 従ってブレ−ドのサイズを一定とすると (σt)max=(σr)max=K/t2 σmax=K’/t3 従って4.0mmおよび4.8mmの応力の比は また変形量の比は 従って、厚さ4.0mmのブレ−ドに比して、厚さ4.8
mmのブレ−ドの方が応力ならびに変形量が小さいことが
判明した。
【0009】また、本発明者の実験によると、基板2の
厚さが従来の4.0mmから4.8mmに増加して、切断完
了の石材と基板2との間隙14が0.35mmとなっても
発生する切粉を含むスライムの流排出に対してはなんら
支障のないことを確認した。従って本発明では切粉の流
排出が可能である限度において、基板2の厚さを極力セ
グメントチップ6の厚さに近付ける構成をとった。
厚さが従来の4.0mmから4.8mmに増加して、切断完
了の石材と基板2との間隙14が0.35mmとなっても
発生する切粉を含むスライムの流排出に対してはなんら
支障のないことを確認した。従って本発明では切粉の流
排出が可能である限度において、基板2の厚さを極力セ
グメントチップ6の厚さに近付ける構成をとった。
【0010】上記の如く、基板2の厚さを切粉の流排出
が可能な限り、セグメント6の厚さに極力近付けること
が、基板強度を強化して切断能力を増加し、併せて切断
面の平面化を図るのに効果があることが判明したが、本
発明は更に両側面に電着させるダイヤモンドもしくはC
BN等の硬質砥粒の電着領域を著しく拡大する構成をと
った。すなわち従来は精々水溝孔12までの領域であっ
たが、本発明によるダイヤモンドブレ−ドは図1、図3
に示す如く、各セグメント6間に外周縁から中心に向っ
て伸びるスリット8の方向に、少くとも基板2の直径d
の1/4以下までの領域の両側面に硬質砥粒群を有する
複数の円弧10を設けることにより、切断完了した石材
と基板2間の摩擦抵抗の減少に極めて効果的であり、更
に発生する切粉を含むスライムの流排出に通路を拓く作
用のあることを見出した。
が可能な限り、セグメント6の厚さに極力近付けること
が、基板強度を強化して切断能力を増加し、併せて切断
面の平面化を図るのに効果があることが判明したが、本
発明は更に両側面に電着させるダイヤモンドもしくはC
BN等の硬質砥粒の電着領域を著しく拡大する構成をと
った。すなわち従来は精々水溝孔12までの領域であっ
たが、本発明によるダイヤモンドブレ−ドは図1、図3
に示す如く、各セグメント6間に外周縁から中心に向っ
て伸びるスリット8の方向に、少くとも基板2の直径d
の1/4以下までの領域の両側面に硬質砥粒群を有する
複数の円弧10を設けることにより、切断完了した石材
と基板2間の摩擦抵抗の減少に極めて効果的であり、更
に発生する切粉を含むスライムの流排出に通路を拓く作
用のあることを見出した。
【0011】本発明において両側面に接着する硬質砥粒
群を有する複数の円弧10の領域を、少くとも基板2の
直径dの1/4以下までの領域と限定した理由は次の如
くである。すなわち、この構成により基板2の座屈に対
する最弱部である水溝孔12を結ぶ従来のダイヤモンド
電着領域を強化すると共に、直径dの1/4以下までの
本発明のダイヤモンド接着領域の摩擦抵抗の減少により
急速に切断能力を向上するができるが、それ以上中心ま
での拡大は効果が緩慢であるからである。
群を有する複数の円弧10の領域を、少くとも基板2の
直径dの1/4以下までの領域と限定した理由は次の如
くである。すなわち、この構成により基板2の座屈に対
する最弱部である水溝孔12を結ぶ従来のダイヤモンド
電着領域を強化すると共に、直径dの1/4以下までの
本発明のダイヤモンド接着領域の摩擦抵抗の減少により
急速に切断能力を向上するができるが、それ以上中心ま
での拡大は効果が緩慢であるからである。
【0012】また硬質砥粒の粒度についても、例えば、
外周縁の粒度が40〜50メッシュ(290〜420μ
m)の場合、ダイヤモンド等の硬質砥粒の露出量の最大
は、その1/2であり、従って切粉の粒度は50〜10
0メッシュに限定した。この場合の基板2の厚さはセグ
メントチップの厚さ−(0.05〜0.1mm)が好適で
ある。従来の石材用ダイヤモンドブレ−ドの硬質砥粒4
の接着されている範囲は高々スリット8の水溝孔12ま
での外周縁から10〜15mmの環状領域であるのに対
し、本発明の場合は外周縁から少くとも40〜50mmの
範囲である。今ブレ−ドの外径dが20インチすなわ
ち、508mmφと仮定すると、従来品の 摩擦面積F1=(5082−4782)π/4=2323
2mm2 一方、本発明ブレ−ドの摩擦面積F2は次の如くなる。 F2=(5082−4082)π/4=41943mm2 すなわちF1/F2≒1/2………(1) ところが、石材と鋼および石材とダイヤモンド間のそれ
ぞれの摩擦係数を比較すると、 石材−鋼間
0.19 石材−ダイヤモンド間 0.03 であるので、本発明により石材−鋼間の摩擦係数の大な
る摩擦面積が減少し、摩擦係数が0.03と著しく低い
ダイヤモンド電着面積が約2倍に増加しているので、ブ
レ−ド全体の摩擦抵抗を著しく減少させることができ
た。
外周縁の粒度が40〜50メッシュ(290〜420μ
m)の場合、ダイヤモンド等の硬質砥粒の露出量の最大
は、その1/2であり、従って切粉の粒度は50〜10
0メッシュに限定した。この場合の基板2の厚さはセグ
メントチップの厚さ−(0.05〜0.1mm)が好適で
ある。従来の石材用ダイヤモンドブレ−ドの硬質砥粒4
の接着されている範囲は高々スリット8の水溝孔12ま
での外周縁から10〜15mmの環状領域であるのに対
し、本発明の場合は外周縁から少くとも40〜50mmの
範囲である。今ブレ−ドの外径dが20インチすなわ
ち、508mmφと仮定すると、従来品の 摩擦面積F1=(5082−4782)π/4=2323
2mm2 一方、本発明ブレ−ドの摩擦面積F2は次の如くなる。 F2=(5082−4082)π/4=41943mm2 すなわちF1/F2≒1/2………(1) ところが、石材と鋼および石材とダイヤモンド間のそれ
ぞれの摩擦係数を比較すると、 石材−鋼間
0.19 石材−ダイヤモンド間 0.03 であるので、本発明により石材−鋼間の摩擦係数の大な
る摩擦面積が減少し、摩擦係数が0.03と著しく低い
ダイヤモンド電着面積が約2倍に増加しているので、ブ
レ−ド全体の摩擦抵抗を著しく減少させることができ
た。
【0013】
【実施例】花崗岩切断において、図4に示す如き直径2
4インチ(609.6mm)の従来の石材用ダイヤモンド
ブレ−ドと、本発明による高速切断石材用ダイヤモンド
ブレ−ドについて切削抵抗の比較試験を実施した。 先ず、送り速度(υ):1m/min 回転数 (r):500rpm 切込み深さ :5mm チップ数 :48 なる条件で、従来の石材用ダイヤモンドブレ−ドの切断
試験を行った。この場合の、1チップ当りの切込み量d
は次の如くなる。 一方、切削抵抗は(切りくずし面積)×(一軸圧縮強
度)に比例するので、被切断体花崗岩の一軸圧縮強度を
1ton/cm2とすると、図2で示される従来の石材
用ダイヤモンドブレ−ドの切削抵抗=5.5×0.00
75×10Kg/mm2=0.41Kg
4インチ(609.6mm)の従来の石材用ダイヤモンド
ブレ−ドと、本発明による高速切断石材用ダイヤモンド
ブレ−ドについて切削抵抗の比較試験を実施した。 先ず、送り速度(υ):1m/min 回転数 (r):500rpm 切込み深さ :5mm チップ数 :48 なる条件で、従来の石材用ダイヤモンドブレ−ドの切断
試験を行った。この場合の、1チップ当りの切込み量d
は次の如くなる。 一方、切削抵抗は(切りくずし面積)×(一軸圧縮強
度)に比例するので、被切断体花崗岩の一軸圧縮強度を
1ton/cm2とすると、図2で示される従来の石材
用ダイヤモンドブレ−ドの切削抵抗=5.5×0.00
75×10Kg/mm2=0.41Kg
【0014】同一条件における図3で示される本発明に
よる高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ドの切削試験
を、切断切込み深さを10mmで行ったが、仕上り精度は
従来品と同様以上であったので、作業能率は従来の20
0%と向上したことになる。従って、この時の1回当り
の切込み量dは次の如くなる。 従って切削抵抗=5.5×0.011×10=0.61
Kgであり、従来の0.41Kgの約150%であるが、本
発明によるブレ−ドの基板強度からは十分余裕のある切
断条件であるので、従来の2倍の切込み量1作業当り1
0mmは十分余裕をもって可能である。
よる高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ドの切削試験
を、切断切込み深さを10mmで行ったが、仕上り精度は
従来品と同様以上であったので、作業能率は従来の20
0%と向上したことになる。従って、この時の1回当り
の切込み量dは次の如くなる。 従って切削抵抗=5.5×0.011×10=0.61
Kgであり、従来の0.41Kgの約150%であるが、本
発明によるブレ−ドの基板強度からは十分余裕のある切
断条件であるので、従来の2倍の切込み量1作業当り1
0mmは十分余裕をもって可能である。
【発明の効果】本発明による高速切断石材用ダイヤモン
ドブレ−ドは、請求項(1)に示した如き基板の厚さを
発生切粉の流排出可能な限り、焼結体セグメントチップ
の厚さに極力近付けたので、基板に弯曲等が発生せず、
従って切断完了部の石材と基板との摩擦抵抗がほとんど
発生せず、仕上り精度のすぐれた切断面を有する石材を
効率よく高速切断することができた。また、請求項
(2)、(3)に示す如き基板側面に硬質砥粒を均一に
電着せしめた石材用ダイヤモンドブレ−ドにおいては、
請求項(1)のダイヤモンドブレ−ドの効果の上に、更
に基板上に50〜100メッシュの微粉硬質砥粒を電着
させた円弧を基板直径dの1/4以下までの領域に配し
たので、切断完了部の石材と基板間の摩擦抵抗を格段に
減少させることができ、切断精度の著しい向上と共に、
切断効率を著しく向上させることができる高速切断が可
能となった。
ドブレ−ドは、請求項(1)に示した如き基板の厚さを
発生切粉の流排出可能な限り、焼結体セグメントチップ
の厚さに極力近付けたので、基板に弯曲等が発生せず、
従って切断完了部の石材と基板との摩擦抵抗がほとんど
発生せず、仕上り精度のすぐれた切断面を有する石材を
効率よく高速切断することができた。また、請求項
(2)、(3)に示す如き基板側面に硬質砥粒を均一に
電着せしめた石材用ダイヤモンドブレ−ドにおいては、
請求項(1)のダイヤモンドブレ−ドの効果の上に、更
に基板上に50〜100メッシュの微粉硬質砥粒を電着
させた円弧を基板直径dの1/4以下までの領域に配し
たので、切断完了部の石材と基板間の摩擦抵抗を格段に
減少させることができ、切断精度の著しい向上と共に、
切断効率を著しく向上させることができる高速切断が可
能となった。
【図1】本発明による高速切断石材用ダイヤモンドブレ
−ドの側平面図である。
−ドの側平面図である。
【図2】従来の石材用ダイヤモンドブレ−ドの中心をと
おる部分側断面図である。
おる部分側断面図である。
【図3】本発明による基板側面に微粒硬質砥粒を電着さ
せた石材用ダイヤモンドブレ−ドの中心をとおる部分断
面図である。
せた石材用ダイヤモンドブレ−ドの中心をとおる部分断
面図である。
【図4】本発明における実施例を説明するセグメントタ
イプの石材用ダイヤモンドブレ−ドを示す部分側平面図
である。
イプの石材用ダイヤモンドブレ−ドを示す部分側平面図
である。
2 基板 4 硬質砥粒 6 チップ(セグメント) 8 スリット 10 円弧 12 水溝孔 14 間隙
Claims (3)
- 【請求項1】 高速回転される円板状基板と、前記円板
状基板の外周縁に固着されたダイヤモンド等の硬質砥粒
と金属粉との焼結体セグメントとを有して成る石材用ダ
イヤモンドブレ−ドにおいて、前記基板の厚さは発生切
粉の流排出可能な限り前記焼結体セグメントの厚さに極
めて近いことを特徴とする高速切断石材用ダイヤモンド
ブレ−ド。 - 【請求項2】 前記円板状基板の両側面の少くとも該基
板直径の1/4以下の領域に外周縁から中心に向って均
一に、かつ発生切粉の流排出を助長させるような配列に
分散電着せしめたダイヤモンド等の硬質砥粒を有して成
ることを特徴とする請求項1に記載の高速切断石材用ダ
イヤモンドブレ−ド。 - 【請求項3】 前記基板の両側面に電着させるダイヤモ
ンド等の硬質砥粒の粒度は50〜100メッシュ(14
9〜290μm)であり、前記硬質砥粒を含む基板の厚
さは(前記焼結体セグメントチップの厚さ)−(0.0
5〜0.1mm)である請求項2に記載の高速切断石材用
ダイヤモンドブレ−ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208921A JPH0740252A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208921A JPH0740252A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740252A true JPH0740252A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16564336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5208921A Pending JPH0740252A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 高速切断石材用ダイヤモンドブレ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740252A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005288633A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Goei Seisakusho:Kk | 切断工具およびその製造方法 |
| US7004157B2 (en) | 2004-03-09 | 2006-02-28 | Noritake Super Abrasive Co., Ltd. | Rotary cutting saw with improved heat dissipation performance |
| WO2017145455A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 株式会社アライドマテリアル | 超砥粒ホイール |
| CN107866573A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-04-03 | 湖北银天钻石科技有限公司 | 一种粉末冶金材料及利用其制造金刚石圆锯片的方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03104608A (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-01 | Efupure Kk | カッターブレード |
| JPH0518054U (ja) * | 1991-08-14 | 1993-03-05 | 中興化成工業株式会社 | 印刷配線板用積層材 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP5208921A patent/JPH0740252A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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| JPWO2017145455A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2018-03-01 | 株式会社アライドマテリアル | 超砥粒ホイール |
| CN107866573A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-04-03 | 湖北银天钻石科技有限公司 | 一种粉末冶金材料及利用其制造金刚石圆锯片的方法 |
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